JP2008290761A - Storing structure for container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、容器の収納構造に関するものである。 The present invention relates to a container storage structure.
従来一般に、上方に開口せる複数の容器1を効率よく収納するためにはネスティング状に積み重ねることが行われている(たとえば特許文献1参照)。ここで、上記容器1自体が新品商品として取り扱われる場合には、表面を保護するために容器1の内外面に沿わせて袋状の養生シート9が被せられるのであり、養生シート9を被せた容器1を上記のように収納したときには、図6のように、ネスティング状に積み重ねた一対の容器1の間に養生シート9が介在することとなる。
Conventionally, in order to efficiently store a plurality of
ところで、上記養生シート9を介して積み重ねられた容器1群から一の容器1を取り出すには、最上位置にある容器1を上方に引き抜くことで行われる。このときには、上位置の容器1bを上方に引き抜いたはずみで、図6(a)〜(c)のように、下位置の容器1aに被せていた養生シート9が引き抜いた上位置の容器1bと共に上昇してしまう現象がしばしば生じてしまうものであった。
By the way, in order to take out one
このように下位置の容器1aに被せていた養生シート9が上位置の容器1bと共に上昇したときには、養生シート9が下位置の容器1aからめくれ上がって上方に膨らんだようになって収納外観が悪くなるばかりか養生シート9が下側の容器1から外れてしまう恐れもあり、養生シート9を容器1に被せ直すという煩雑な作業を行う必要が生じることとなっていた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上位置の容器を引き抜いた際に、下位置の容器に被せていた養生シートの該容器からの外れ等の不具合発生を防止できる容器の収納構造を提供することを課題とするものである。 The present invention has been made in view of the above points. The purpose of the present invention is to remove the curing sheet from the container placed on the lower container when the upper container is pulled out. It is an object of the present invention to provide a container storage structure that can prevent the occurrence of defects.
上記課題を解決するために請求項1に係る容器の収納構造にあっては、上方に開口せる複数の容器1をその内外面に沿わせて養生シート9を被せた上でネスティング状に積み重ねて成る容器1の収納構造において、容器1の上方開口縁6に対して容器1の内外に跨るようにして収納補助材10を上記養生シート9を間に挟んで被せ、収納補助材10の外側部13に設けた係止部22を上記養生シート9を間に挟んで容器1に下方から係止し、収納補助材10の内側部14で、容器1の内面を覆う養生シート9と上側に位置する容器1の外面との間に隙間Sを形成するスペーサ部23を構成したことを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problem, in the container storage structure according to
これによると、ネスティング状に積み重なる上位置の容器1bと下位置の容器1aの間では、上位置の容器1bは、その外面が下位置の容器1aの上方開口縁6に養生シート9を介して被せた収納補助材10の内側部14に接するようにして、下位置の容器1aの内部にネスティング状に挿入された状態となるのであり、つまり、上位置の容器1bと下位置の容器1aの間には、収納補助材10の内側部14がスペーサ部23として機能して隙間Sを備えるようにできたものであり、この隙間Sによって下位置の容器1aに被せた養生シート9が上位置の容器1bの外面に接触する恐れを低減できて、下位置の容器1aから上位置の容器1bを上方に引き抜いた際には養生シート9が上位置の容器1bとの摩擦などによって上位置の容器1bと共に上昇する恐れを低減することができる。また、上位置の容器1bにその内側部14が接する下位置の容器1aに被せた収納補助材10にあっては、収納補助材10の外側部13に設けた係止部22を上記養生シート9を間に挟んで容器1に下方から係止しているので、下位置の容器1aから上位置の容器1bを上方に引き抜いた際のはずみで収納補助材10が下位置の容器1aから上方に外れてしまうことが防止されており、つまり、下位置の容器1aから上位置の容器1bを上方に引き抜いた際にも収納補助材10は養生シート9を介して下位置の容器1aに被せた状態に維持されるのであって、この収納補助材10によって下位置の容器1aから養生シート9が外れることを防止できるのである。すなわち、容器1の上方開口縁6に養生シート9を介して被せた上記構成の収納補助材10によると、下位置の容器1aから上位置の容器1bを上方に引き抜いた際に、下位置の容器1aから養生シート9が外れることを防止できるのは勿論のこと、養生シート9が下位置の容器1aからめくれ上がることも防止でき、養生シート9を被せ直すという煩雑な作業を回避できるのである。
According to this, between the
また、請求項2に係る容器の収納構造にあっては、請求項1において、収納補助材10を一枚の板紙10aを2つ折り状に折り曲げて形成し、この板紙10aで成る収納補助材10の外側部13に上記係止部22を構成する切起し片20を設け、この切起し片20を梱包材から切り起こした際にできる抜き孔21で取っ手用孔24を構成したことを特徴とする。
The container storage structure according to claim 2 is the storage
これによると、収納補助材10を一枚の板紙10aで構成したことで収納補助材10の製造コストを低廉化できる。また、容器1に被設した収納補助材10に取っ手用孔24を設けたので、容器1を引き抜くなどの際に該取っ手用孔24に手を引っ掛けたりして収納状態の容器1の取扱いを容易にできる。また、板紙10aに設けた切起し片20で係止部22を構成したことによると、この切起し片20は切り起した際には必ず抜き孔21ができるものであって、この抜き孔21を取っ手用孔24として利用することで、収納補助材10の別部位に新たに取っ手を設ける必要を無くして構成の簡単化が図られている。
According to this, the production cost of the storage
また、請求項3に係る容器の収納構造にあっては、請求項1又は2において、容器1の上方開口縁6を4つの辺縁部6aから成る平面視矩形状に形成し、収納補助材10を一枚の板紙10aを2つ折り状に折り曲げて形成すると共に、この収納補助材10に容器1の一の辺縁部6aに被せる主体部11と上記一の辺縁部6aに隣接する両辺縁部6aにそれぞれ被着する副体部12とを備え、上記板紙10aの展開状態で、主体部11の外側部13aの両端部と各副体部12の外側部13bの一端部とを山折り線cを介して連設させると共に、主体部11の内側部14aの両端部と各副体部12の内側部14bの一端部との間に切欠き16を設けて両者を離間させておき、この一枚の板紙10aから成る収納補助材10を容器1に被せたとき、主体部11の内側部14aの両端部で各副体部12の内側部14bを容器1の内面側に押し付けたことを特徴とする。
Further, in the container storage structure according to
これによると、矩形状の容器1の上方開口縁6に収納補助材10を被設するに際しては、収納補助材10を主体部11の外側部13aと一対の副体部12の外側部13bとの間の各山折り線cで折り曲げることで、主体部11の内側部14aと各副体部12の内側部14bとを切欠き16によって干渉させないようにしつつ、容器1の上方開口縁6の連続する3つの辺縁部6aに沿わせて主体部11と一対の副体部12とを連続して被設できるのであり、このとき、主体部11の内側部14aの両端部で各副体部12の内側部14bを容器1の内面側に押し付けたので、主体部11の内側部14aが各副体部12の内側部14bの間に突っ張った状態となって収納補助材10を容器1に強固に被せて取り付けることができる。したがって、上位置の容器1bを上方に引き抜いた際に収納補助材10を下位置の容器1aに被せた状態に確実に維持させることができ、養生シート9が下位置の容器1aから外れたりめくれ上がる不具合を有効に防止でき、養生シート9を被せ直すという煩雑な作業を有効に回避できるのである。
According to this, when the storage
本発明にあっては、上位置の容器を引き抜いた際に、下位置の容器に被せていた養生シートの該容器からの外れ等の不具合発生を防止して、養生シートを被せ直すという煩雑な作業を回避できる、という利点を有する。 In the present invention, when the upper container is pulled out, troubles such as detachment of the curing sheet from the lower container to the container are prevented, and the curing sheet is re-applied. It has the advantage that work can be avoided.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
本例の容器1の収納構造は、上方に開口せる容器1の内外面に沿わせて養生シート9を被せてその表面保護を図り、この状態の複数の容器1をネスティング状に積み重ねるといったものであり、収納補助材10を容器1の上方開口縁6に養生シート9を間に挟むようにして被せたことで、養生シート9がめくれ上がるなどの不具合発生の低減を図ったものである。
The storage structure of the
ここで、上記容器1としては図5のような床下収納庫の合成樹脂製の収納容器が挙げられる。この容器1は、矩形状の底壁2の周縁から側壁3を立ち上げてこの側壁3の上端に外方に突出するフランジ4を設けて構成された、上方開口5を有した平面視矩形状の容器である。つまり、フランジ4が構成する容器1の上方開口縁6は4つの辺縁部6aから成る平面視矩形状に形成されている。無論、この容器1は上述のようにネスティング状に収納可能であるため、容器1の底壁2は上方開口5よりも小さく形成され、側壁3は下方ほど容器1の内側に傾斜するように形成されている。そして、この容器1は、図5(b)のように床面32の埋設用開口33の縁部に配設した受枠30に対して、そのフランジ4を載置させて吊り下げるように取り付けることで、床下34に配設されて床下収納庫を形成するものである。詳しくは、受枠30の各辺部30aの長さ方向の中央部には該長さ方向に長い長孔状の係合孔31が穿設されており、また容器1の各辺縁部6aの長さ方向の中央部にはフランジ4の下面から該長さ方向に長い板状の係合突起7が垂設されており、容器1の受枠30への取り付けに際しては、図5(c)のように係合突起7を係合孔31に係合させることで位置決めを伴って行い得るようにされている。
Here, examples of the
収納補助材10は段ボール製の一枚の板紙10aから構成され、その展開図を図3に示す。上記のように一枚の板紙10aを段ボールで構成したので、厚みを出せたり、腰を強くしたり、後述のように折り曲げて収納補助材10を組み立てた際に各部位が当接したり重合したりしたときに緩衝できるメリットを有する。この収納補助材10は、その中央域に容器1の一の辺縁部6aに亙って被せられる主体部11が設けられ、この中央域の両側域に上記一の辺縁部6aに隣接する一対の辺縁部6aに被せられる副体部12がそれぞれ設けられている。以下、展開状態において主体部11と副体部12との連設方向を左右方向と称して説明する。また、収納補助材10には、容器1の外面に被さる外側部13と容器1の内面に被さる内側部14とが上記左右方向と垂直な方向に並設されている。以下、展開状態において内側部14と外側部13との並設方向を上下方向と称して説明する。
The storage
詳しくは、展開状態の板紙10aは、左右方向に長く上下方向に短い横長状に形成されており、左右対称形状を有している。また、展開状態の板紙10aには内側部14となる上部域と外側部13となる下部域とを二分するような山折り線a(以下第1山折り線aという)が上下方向の中央部に左右方向に亙るように形成されている。なお、本例の内側部14における第1山折り線a側の端縁部には左右方向に亙って上面部15が設けられ、上面部15の第1山折り線aと反対側の端縁には山折り線b(以下第2山折り線bという)が左右方向に亙って設けられている。上面部15は容器1に収納補助材10を被せた際に容器1のフランジ4の上面を平行に覆う部位であり、その幅寸法(第1山折り線aと第2山折り線bとの寸法)は容器1のフランジ4の外方突出寸法と略同様かそれ以上の寸法になるように形成されている。
Specifically, the unfolded paperboard 10a is formed in a horizontally long shape that is long in the left-right direction and short in the up-down direction, and has a symmetrical shape. Further, the unfolded paperboard 10a has a mountain fold line a (hereinafter referred to as a first mountain fold line a) that bisects an upper region that becomes the
また、主体部11の外側部13aにおける左右方向の両端部と各副体部12の外側部13bにおける主体部側の端部とは山折り線c(以下第3山折り線cという)を介して連設されており、また、主体部11の内側部14aにおける左右方向の両端部と各副体部12の内側部14bにおける主体部側の端部との間には切欠き16が設けられて両者が離間されている。切欠き16は上方側ほど切欠き幅が広くなるような平面視略三角形状に形成されており、第3山折り線cは三角形の頂点となる切欠き16の下端から始まるように設けられている。
Further, both end portions in the left-right direction of the outer portion 13a of the
また、切欠き16に臨む各副体部12の内側部14bの端縁には、主体部側に突出した重合片17が形成されると共に、この重合片17の上方側に隣接して板紙10aの左右方向の端部方向に凹むような係合凹部18が形成されている。なお、重合片17はその根元部で谷折り線fを介して副体部12に連設されている。また、切欠き16に臨む主体部11の端縁における上端部には副体部側に突出する係合突片19が形成されていて、係合突片19と係合凹部18とが切欠き16を介して対向するようにされている。
Further, at the edge of the inner portion 14b of each
また、主体部11の外側部13aにおける左右方向の中央部には切起し片20(以下第1切起し片20aという)が形成されている。この第1切起し片20aはその下側端が外側部13への接続端とされており、この接続端には第1切起し片20aを主体部11の外側部13aから立たせるための山折り線d(以下第4山折り線dという)が左右方向に亙って設けられている。本例の第1切起し片20aは左右方向に長い長円形状の片であり、主体部11の外側部13aから切り起したときには主体部11の外側部13aに左右方向に長い長円状の抜き孔21が形成されるようになっている。
Further, a cut-and-raised piece 20 (hereinafter referred to as a first cut-and-raised piece 20a) is formed at the central portion in the left-right direction of the outer portion 13a of the
また、連設される主体部11と副体部12の各外側部13に跨るように切起し片20(以下第2切起し片20bという)が形成されている。この第2切起し片20bはその上側端が外側部13への接続端とされており、この接続端には第2切起し片20bを主体部11や副体部12の外側部13bから立たせるための山折り線e(以下第5山折り線eという)が左右方向に亙って設けられている。本例の第2切起し片20bは左右方向に長い略矩形状の片であり、主体部11の外側部13aから切り起したときには主体部11の外側部13aに左右方向に長い略矩形状の抜き孔21が形成されるようになっている。なお、第2切起し片20bの左右方向の中央部には第3山折り線cが上下方向に貫くように通っている。
In addition, a cut-and-raised piece 20 (hereinafter referred to as a second cut-and-raised piece 20b) is formed so as to straddle the
展開状態で上述のように形成された収納補助材10は、各折り線a〜fで山折りに折り曲げるなどして立体形状にすることで、養生シート9を被せた容器1の上方開口縁6に沿わせて被着されるようになっている。なお、立体形状の収納補助材10は、第1山折り線aや第2山折り線bの折曲げによって外側部13と内側部14が対面するような2つ折り状(断面逆U字状)になると共に、第3山折り線cの折曲げによって主体部11と一対の副体部12が平面視コ字状に位置されるようになる。詳しくは、図2のように1つの容器1には2つの収納補助材10が被せられる。一対の収納補助材10は、各主体部11を容器1の対向する一対の辺縁部6aにそれぞれ被せ、主体部11を被せた辺縁部6aと隣接する辺縁部6aとの角部を跨いで各副体部12を該隣接する辺縁部6aの一部(角部近傍)にそれぞれ被せるようにして、容器1への被着が行われる。
The
容器1に被せた収納補助材10にあっては、容器1の外面を覆う外側部13では、主体部11の外側部13aから第2山折り線bでの山折りによって斜め上内方に起した第1切起し片20aが容器1のフランジ4の下面に下側から突っ張るようにして係止される係止部22となっている。なおこのとき、係止部22となる第1切起し片20aは、図1のようにフランジ4の係合突起7と容器1の外面との間に挿入されるのであり、係合突起7が第1切起し片20aのフランジ4の下面への係止状態を維持させる抜け止めとして機能している。
In the
また、主体部11と副体部12との角部における外側部13では、第2切起し片20bが第5山折り線eでの山折りにて外側部13の内面に積層するように折り返されるのであり、この折返された第2切起し片20bをフランジ4の下面に下方から係止させる係止部22として機能させることも可能にされている。
Further, in the
また、主体部11と副体部12との角部における内側部14では、主体部11の内側部14aと各副体部12の内側部14bとが切欠き16によって干渉しないようにされつつ、主体部11の内側部14aの両端部で各副体部12の内側部14bを容器1の内面側に押し付けるようにされている。詳しくは、各副体部12の重合片17はその根元部に設けた谷折り線fで谷折りして主体部11の内側面と容器1の内面との間に挿入されるのであり、主体部11の内側部14aの端縁が重合片17の根元部に突き当てられることで、主体部11の内側部14aの両端部で各副体部12の内側部14bを容器1の内面側に押し付けるようにしており、各副体部12のめくれ上がりが主体部11によって規制されている。また、このとき主体部11と副体部12との角部における内側部14では、主体部11の各係合突片19が各副体部12の係合凹部18に挿入されて、主体部11のめくれ上がりが副体部12により規制されている。
Further, in the
上述のように養生シート9、収納補助材10が順に被せられた容器1は、図1のようにネスティング状に積み重ねることで収納されるのであるが、このときには、上位置の容器1bの外面が下位置の容器1aに被設された収納補助材10の内側部14に接触してつっかえるようになる。すなわち、収納補助材10の内側部14は、上位置の容器1bの外面と下位置の容器1aの内面との間に隙間Sを形成させるスペーサ部23として機能するようになる。上記隙間Sによると、下位置の容器1aに内面に被さる養生シート9が、上位置の容器1bの外面(詳しくは該外面に被さる養生シート9)と接触しないようにできる。殊に、本例の板紙10aが段ボールで構成されて成る収納補助材10においては、スペーサ部23として機能する内側部14の厚み寸法を厚くすることができたため、比較的幅のある隙間Sを形成できて、下位置の容器1aに内面に被さる養生シート9と上位置の容器1bの外面(詳しくは該外面に被さる養生シート9)とを接触しにくくできたものである。
The
したがって、上位置の容器1bを下位置の容器1aから上方に引き抜いたときには、下位置の容器1aに被せた養生シート9が上位置の容器1bとの摩擦などによって上位置の容器1bと共に上昇してしまう恐れが低減されているのである。また、上位置の容器1bにその内側部14が接する下位置の容器1aに被せた収納補助材10にあっては、収納補助材10の外側部13に設けた係止部22を上記養生シート9を間に挟んで容器1に下方から係止させたり、主体部11の内側部14aの両端部で各副体部12の内側部14bを容器1の内面側に押し付けると共に係合突片19を係合凹部18に挿入させて主体部11及び各副体部12のめくれ上がりをそれぞれ規制させているので、下位置の容器1aから上位置の容器1bを上方に引き抜いた際のはずみで収納補助材10が下位置の容器1aから上方に外れてしまうことも有効に防止されている。つまり、下位置の容器1aから上位置の容器1bを上方に引き抜いた際にも収納補助材10は養生シート9を介して下位置の容器1aに被せた状態に維持されるのであって、この収納補助材10によって下位置の容器1aから養生シート9が外れることを防止できるのである。すなわち、容器1の上方開口縁6に養生シート9を介して被せた上記構成の収納補助材10によると、下位置の容器1aから上位置の容器1bを上方に引き抜いた際に、下位置の容器1aから養生シート9が外れることを防止できるのは勿論のこと、養生シート9が下位置の容器1aからめくれ上がることも防止でき、養生シート9を被せ直すという煩雑な作業が回避されているのである。
Therefore, when the
また、収納補助材10を容器1に被設したときには、係止部22を構成する切起し片20を切り起した際にできる抜き孔21が取っ手用孔24として利用できるようにされている。つまり、上記抜き孔21に挿入した指によると、容器1のフランジ4の下面に引っ掛けて容器1を上方に引き抜くなど、容器1の取り扱いを容易にできる。特に、第1切起し片20aを切り起した際にできる抜き孔21を取っ手用孔24として利用した場合には、フランジ4の下面に突設した係合突起7に対して取っ手用孔24に通した指をすべりにくく引っ掛けることができて、容器1の取り扱いを極めて容易にできる。このように収納補助材10の切起し片20は切り起した際には必ず抜き孔21ができるものであるが、この抜き孔21を取っ手用孔24としたことで、収納補助材10の別部位に新たに取っ手を設ける必要を無くすることができたものであり、収納補助材10の構成の簡単化が図られている。
Further, when the
1 容器
1a 下位置の容器
1b 上位置の容器
6 上方開口縁
9 養生シート
10 収納補助材
11 主体部
12 副体部
13 外側部
14 内側部
16 切欠き
20 切起し片
21 抜き孔
22 係止部
23 スペーサ部
24 取っ手用孔
DESCRIPTION OF
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