JP2008282140A - Radio communication device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、無線通信を利用して無線タグのメモリにデータを非接触で書き込むことができる無線通信装置に関する。 The present invention relates to a wireless communication apparatus capable of writing data in a wireless tag memory in a contactless manner using wireless communication.
従来、この種の無線通信装置として、RFIDラベルプリンタがある。このプリンタは、ラベル本体に内包された無線タグに対する情報の書込みと、ラベル表面への情報の印字とを行うことにより、無線タグ付ラベル、いわゆるRFID(Radio Frequency Identification)ラベルを発行するものである。 Conventionally, there is an RFID label printer as this type of wireless communication apparatus. This printer issues a label with a wireless tag, that is, a so-called RFID (Radio Frequency Identification) label, by writing information to a wireless tag contained in the label body and printing information on the surface of the label. .
このものにおいて、無線タグに対する情報の書込みが正常になされたか否かの確認を行う技術は既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで通常、RFIDラベルプリンタは、ラベルの搬送路に沿ってRFIDリーダ・ライタのアンテナと印刷ヘッドとが設けられている。そして、RFIDリーダ・ライタが、搬送路を搬送されるラベルに内包された無線タグとアンテナを介して交信を行ってタグデータを非接触で書き込み、また、同じアンテナを介して無線タグに書き込まれたデータを非接触で読み取り、正常に書き込まれたか否かを判定するととともに、このラベルの表面(印刷面)に印刷ヘッドによって可視情報を印刷するようになっている。 Normally, an RFID label printer is provided with an RFID reader / writer antenna and a print head along a label conveyance path. The RFID reader / writer communicates with the wireless tag contained in the label conveyed on the conveyance path via the antenna to write the tag data in a non-contact manner, and is also written to the wireless tag via the same antenna. The data is read in a non-contact manner to determine whether or not the data has been normally written, and visible information is printed on the surface (printing surface) of the label by a print head.
ここで、RFIDリーダ・ライタのアンテナは、搬送路の搬送面から至近距離に取り付けられている。その理由は、搬送面からアンテナまでの距離を長くしようとすると、装置を大型にせざるを得ず、実用に供さないためである。一方、アンテナは、その直上の搬送面に向けて強い指向性を有している。その理由は、アンテナ上に順次搬送されてくる無線タグに対して順番にデータを非接触で書込む必要があるためである。 Here, the antenna of the RFID reader / writer is attached at a short distance from the conveyance surface of the conveyance path. The reason is that if an attempt is made to increase the distance from the conveyance surface to the antenna, the apparatus must be made large and not practically used. On the other hand, the antenna has strong directivity toward the transport surface immediately above it. The reason is that it is necessary to write data in a non-contact manner sequentially to the wireless tags sequentially carried on the antenna.
このため、従来のRFIDラベルプリンタにおいては、無線出力レベルが正常値よりも低く実運用上では支障を来たすような不良品の無線タグに対しても、アンテナとの距離が近いためにタグデータを書込めてしまい、かつ、正常に書き込まれたものと認識されてしまうことがあった。この場合、この不良品の無線タグを内包したラベルは正常なものとして発行されるので、実際の運用面で支障を来たすことがあった。 For this reason, in the conventional RFID label printer, the tag output data is low because the radio output level is lower than the normal value and the defective RFID tag that causes trouble in actual operation is close to the antenna. In some cases, it was written, and it was recognized that it was written normally. In this case, since the label including the defective wireless tag is issued as a normal one, there may be a problem in actual operation.
例えば、UHF帯を利用する無線タグは、通常、1〜5m程度の交信距離を有するように無線出力レベルが設定されている。そこで、RFIDリーダ・ライタのアンテナから1メートル以内の領域に存在する物品に貼られた無線タグのデータを読取るシステムを構築した場合、物品に貼られた無線タグが正常なタグであれば、その無線タグのデータを非接触で読取ることができる。ところが、例えば20cm程度の交信距離しか通信できない不良品の無線タグであった場合には、物品がアンテナから20cm以上離れていると、1m以内に存在しているにも拘らずデータを読取ることができない。このように、実際の運用面で支障を来たすことがある。 For example, a wireless tag using the UHF band is usually set with a wireless output level so as to have a communication distance of about 1 to 5 m. Therefore, when a system for reading data of a wireless tag attached to an article existing within an area within 1 meter from the antenna of the RFID reader / writer is constructed, if the wireless tag attached to the article is a normal tag, Wireless tag data can be read without contact. However, for example, in the case of a defective wireless tag that can only communicate within a communication distance of about 20 cm, if the article is 20 cm or more away from the antenna, data can be read even though it is within 1 m. Can not. In this way, the actual operation may be hindered.
しかしながら、従来の無線タグ発行機能を有する無線通信装置においては、アンテナとデータ書込み対象の無線タグとの距離は20cm以内である場合が殆どなので、上述したような不良品の無線タグであっても正常のタグとして発行されてしまっていた。 However, in a wireless communication device having a conventional wireless tag issuing function, the distance between the antenna and the wireless tag to which data is written is almost 20 cm or less. It was issued as a normal tag.
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、無線出力レベルが低く実際の運用で支障を来たすような不良品の無線タグを識別できる無線通信装置を提供しようとするものである。 The present invention has been made based on such circumstances, and an object of the present invention is to provide a wireless communication device capable of identifying a defective wireless tag that has a low wireless output level and interferes with actual operation. It is what.
本発明は、無線タグに対するデータ書込み及び読取りを無線通信により非接触で行う無線通信装置において、無線タグに対してデータの書込みを行うための第1のアンテナと、無線タグに書き込まれたデータを読み取るための第2のアンテナとを設ける。そして、第2のアンテナとこの第2のアンテナでデータを読取る無線タグとの相対距離を、距離変動手段により変動自在としたものである。 The present invention provides a wireless communication device that performs data writing and reading with respect to a wireless tag in a contactless manner by wireless communication, a first antenna for writing data to the wireless tag, and data written to the wireless tag. A second antenna for reading is provided. The relative distance between the second antenna and the wireless tag that reads data with the second antenna is made variable by the distance changing means.
かかる手段を講じた本発明によれば、無線出力レベルが低く実際の運用で支障を来たすような不良品の無線タグを容易に識別できる無線通信装置を提供できる。 According to the present invention in which such measures are taken, it is possible to provide a wireless communication apparatus that can easily identify a defective wireless tag that has a low wireless output level and interferes with actual operation.
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、本発明の無線通信装置を、RFIDラベルプリンタのRFIDリーダ・ライタに適用した場合である。なお、本発明の無線通信装置は、無線タグへの印刷機能を持たないRFIDリーダ・ライタ単体にも適用可能である。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
In this embodiment, the wireless communication apparatus of the present invention is applied to an RFID reader / writer of an RFID label printer. Note that the wireless communication apparatus of the present invention can also be applied to a single RFID reader / writer that does not have a function for printing on a wireless tag.
(第1の実施の形態)
はじめに、本実施の形態で使用されるラベル用紙1について、図1及び図2を用いて説明する。
(First embodiment)
First, the
図1に示すように、ラベル用紙1は、帯状の台紙2と、この台紙2の表面に、台紙2の長手方向に一列に整列させて剥離自在に貼り付けられた多数枚の無線タグラベル3とから構成されている。各無線タグラベル3は、図1のA−A矢視断面を拡大する図2に示すように、それぞれラベルシート4の裏面側(台紙2との接着面側)に、ICチップ5とアンテナ6とを薄いフィルムに内蔵してなる無線タグ(RFIDインレットと称される場合もある)7を封入した構造となっている。そして、ラベルシート4の表面を情報の印刷面としている。なお、図2において、符号8は接着剤を示している。
As shown in FIG. 1, a
上記無線タグ7の構成を、図3のブロック図を用いて説明する。無線タグ7は、ICチップ5とアンテナ6とから構成されている。ICチップ5には、電源生成部51,復調部52,変調部53,メモリ部54及びこれらを制御する制御部55等が設けられている。電源生成部51は、アンテナ6で受信した変調波の整流と安定化を行なうことによりICチップ5の各部に電源を供給する。復調部52は、アンテナ6で受信した変調波を復調して制御部55へ送出する。変調部53は、制御部55から送出されたデータに所定の変調処理を施し、その変調波をアンテナ6に供給する。制御部55は、復調部52で復調されたデータをメモリ部54に書込む処理や、メモリ部54からデータを読み出して変調部53へ送出する処理などを行う。
The configuration of the wireless tag 7 will be described with reference to the block diagram of FIG. The wireless tag 7 includes an
メモリ部54は、各無線タグ7を個々に識別するためのIDが記憶されるIDエリア541と、この無線タグ7を内包した無線タグラベル3の種類を特定する種別コードが記憶される種別コードエリア542と、任意のデータを書き込み可能なユーザエリア543とからなる。IDエリア541及び種別コードエリア542には、ラベル用紙1の製造段階でその製造業者により規定のID及び種別コードが書き込まれている。
The
次に、前記ラベル用紙1を使用し、順次搬送される無線タグラベル3の無線タグ7に無線通信を利用して非接触でタグデータを書き込むとともに、その無線タグラベル3におけるラベルシート4の表面(印刷面)にラベル印刷データを印刷するようにしたRFIDラベルプリンタについて図4を用いて説明する。
Next, the
図4はRFIDラベルプリンタ10の全体構成を示すブロック図である。このRFIDラベルプリンタに対して前記ラベル用紙1は、ロール状に巻回された状態でラベルホルダにセットされる。そして、図示しない搬送手段により、その先端がラベルホルダから繰り出され、所定の搬送路に沿って剥離部に導かれる。剥離部では、台紙2から無線タグラベル3が剥離される。剥離部で剥離された無線タグラベル3は、ラベル発行口から排出される。無線タグラベル3が剥離された台紙2は、巻取ローラによって巻き取られる。なお、図4において、ラベルホルダ,剥離部,ラベル発行口及び巻取ローラは、その図示を省略している。
FIG. 4 is a block diagram showing the overall configuration of the RFID label printer 10. With respect to the RFID label printer, the
さて、ラベルホルダから剥離部までの搬送路上には、ラベル用紙1の搬送方向(図中矢印B方向)上流側であるラベルホルダ側から下流側である剥離部側に向けて順に、RFIDリーダ・ライタ11の第1のアンテナ12と印刷ヘッド13と第2のアンテナ14とが設けられている。印刷ヘッド13と第2のアンテナ14とは、搬送路の上部に設けられている。これに対して第1のアンテナ12は、搬送路の下部に設けられている。また、搬送路を挟んで印刷ヘッド13と対向する位置にプラテンローラ15が設けられている。なお、搬送路の上部に第1のアンテナ12を設け、搬送路の下部に第2のアンテナ14を設けてもよい。また、第1のアンテナ12と第2のアンテナ14とをそれぞれ搬送路の同じ側に設けてもよい。
Now, on the conveyance path from the label holder to the peeling portion, the RFID reader /
第1のアンテナ12及び第2のアンテナ14は、いずれもRFIDリーダ・ライタ11の制御により電波を発信し、この電波を受信した無線タグ7から発信される応答波を受信するのに適したものである。
The
第1のアンテナ12は、搬送路の搬送面から数cm〜数十cm程度の至近距離に設けられている。そして、直上(アンテナ12が搬送路の上側に設けられている場合は直下)の搬送面に向けて強い指向性を有している。第2のアンテナ14は、昇降機構16に取り付けられており、この昇降機構16によって搬送路の搬送面に対して鉛直方向に昇降自在となっている。そして、直下(アンテナ14が搬送路の下側に設けられている場合は直上)の搬送面に向けて強い指向性を有している。
The
昇降機構16は、昇降機構駆動部17により駆動され、第2のアンテナ14のアンテナ面を搬送路の搬送面と略平行に保った状態で、そのアンテナ面を搬送面から離反させたり、接近させたりするものである。そして、第2のアンテナ14が最下端(アンテナ14が搬送路の下側に設けられている場合は最上端)に位置した際には、そのアンテナ面とその直下(アンテナ14が搬送路の下側に設けられている場合は直上)の搬送面との間隔が第1のアンテナ12のアンテナ面と搬送面との間隔にほぼ等しくなり、最上端(搬送路の下側に設けられている場合は最下端)に位置した際には、そのアンテナ面とその直上(アンテナ14が搬送路の上側に設けられている場合は直下)の搬送面との間隔が使用される無線タグ7の最長交信距離と略等しくなるように設計されている。ここに、昇降機構16及び昇降機構駆動部17は、第2のアンテナ14とこの第2のアンテナ14でデータを読取る無線タグ7との相対距離を変動させる距離変動手段を構成する。
The elevating
RFIDリーダ・ライタ11は、第1のアンテナ12から発信される電波の交信領域内に存在する無線タグ7に対してタグデータの書込み及び読込みを行う。また、第2のアンテナ14から発信される電波の交信領域内に存在する無線タグ7からタグデータを読取り、第1のアンテナ12を介して無線タグ7に書き込まれたデータを正常に読み取れたか否かの判定、すなわちベリファイを行う。以下、第1のアンテナ12は読書き用アンテナと称し、第2のアンテナ14はベリファイ用アンテナと称する。RFIDリーダ・ライタ11の詳細については後述する。
The RFID reader /
印刷ヘッド13は、ヘッド駆動部18により駆動され、プラテンローラ15上に位置する無線タグラベル3の表面(ラベルシート4の印刷面)に種々の可視情報を印刷するもので、例えばサーマルヘッドが使用される。なお、印刷ヘッド13と無線タグラベル3との間にインクリボンが介在してもよい。
The
この他、RFIDラベルプリンタは、操作パネル19、通信インターフェイス20、メモリ21及びプリンタ制御部22等を備えている。
In addition, the RFID label printer includes an
操作パネル19には、各種キーや表示部等が設けられている。通信インターフェイス20には、例えばパソコン等のホスト機器が通信回線を介して接続されている。そして、無線タグラベル3の無線タグ7に書込むタグデータと、その無線タグラベル3の印刷面に印刷する文字等のラベル印刷データとを含む無線タグラベル発行ジョブがホスト機器から送られてくる。ホスト機器から受信した無線タグラベル発行ジョブは、そのジョブが完了するまでメモリ21に記憶保持される。また、メモリ21には、ホスト機器から受信した無線タグラベル発行ジョブに基づき編集されたタグデータを一時的に記憶するエリアや、ラベル印刷データのイメージが展開されるエリア等が形成されている。
The
図5は前記RFIDリーダ・ライタ11の要部構成を示すブロック図である。RFIDリーダ・ライタ11は、前記プリンタ制御部22とのインターフェイス31、リーダ・ライタ制御部32、変調部33、送信アンプ34、受信アンプ35、復調部36、アンテナスイッチ37及びメモリ38等で構成されている。
FIG. 5 is a block diagram showing a main configuration of the RFID reader /
アンテナスイッチ37は、リーダ・ライタ制御部32の制御により、第1のアンテナである読書き用アンテナ12と第2のアンテナであるベリファイ用アンテナ14とのいずれか一方を選択し、その選択したアンテナと送信アンプ34及び受信アンプ35とを接続する。
The antenna switch 37 selects one of the read /
変調部33は、リーダ・ライタ制御部32から出力される送信データ信号で所定の搬送波を変調する。送信アンプ34は、変調部33で変調された信号を増幅する。送信アンプ34で増幅された信号は、アンテナスイッチ37により選択されたアンテナに供給され、アンテナから電波として放射される。
The
受信アンプ35は、アンテナスイッチ37により選択されたアンテナで受信した電波に相当する信号を増幅する。復調部36は、増幅器43で増幅された信号から所定の搬送波成分を除去して受信データ信号を復調する。
The
リーダ・ライタ制御部32は、インターフェイス31を介して接続されたプリンタ制御部22からのコマンドに応じて送信データ信号を生成し、変調部33に与える機能と、復調部36から与えられた受信データ信号をプリンタ制御部22で認識可能なデータに変換し、インターフェイス31を介してプリンタ制御部22に与える機能とを有する。また、所定のタイミングでアンテナスイッチ37に対してアンテナ切替信号を送信するものとなっている。
The reader /
かかる構成のRFIDリーダ・ライタ11は、図6に示すように、無線タグ7の種類を識別する種別コード(TAG1,TAG2,TAG3,…)に対応して、ベリファイ用アンテナ14と無線タグラベル3における搬送路の搬送面との設定間隔データ(d1,d2,d3,…)と、有効状態と無効状態とを識別するステータス(0:無効状態、1:有効状態)とを記憶するタグ種別テーブル40を、メモリ38に記憶している。このタグ種別テーブル40は、必要に応じてホスト機器からプリンタ制御部22にダウンロードされ、プリンタ制御部22からRFIDリーダ・ライタ11のメモリ38に格納される。
As shown in FIG. 6, the RFID reader /
しかして、リーダ・ライタ制御部32(以下、制御部32と略称する)は、プリンタ制御部22から書込コマンドを受信すると、図7の流れ図に示す手順で各部を制御する。
Thus, when the reader / writer control unit 32 (hereinafter abbreviated as the control unit 32) receives a write command from the
先ず、制御部32は、ST(ステップ)1としてアンテナスイッチ37に対して読書き用アンテナ12の選択信号を出力する。この信号により、アンテナスイッチ37は、送信アンプ34と受信アンプ35とを読書き用アンテナ12に接続するように切り替る。
First, the
次に、制御部32は、ST2としてタグデータの読取り処理を実行する。すなわち、読取りコマンドの送信データ信号を変調部33に出力する。そうすると、この送信データ信号が変調部33で変調され、送信アンプ34で増幅された後、読書き用アンテナ12から電波として放射される。このとき、この電波の到達領域内に無線タグ7が存在していた場合には、この無線タグ7が受信電波によって活性化され、この無線タグ7から応答波が発信される。この応答波は、読書き用アンテナ12で受信され、制御部32が無線タグ7を認識する。無線タグ7を認識した制御部32は、この無線タグ7と所定のプロトコルで無線通信を行い、そのメモリ部54のIDエリア541及び種別コードエリア542に予め格納されているID及び種別コードのタグデータを非接触で読み取る。
Next, the
制御部32は、ST3として無線タグ7からタグデータを正常に読み取れたか否かを判定する。タグデータを正常に読み取れた場合には、制御部32は、ST4としてそのタグデータから種別コードを取得する(識別データ読取手段)。そして、ST5としてタグ種別テーブル40を検索して、当該種別コードに対応して格納されているステータスが有効状態“1”であるか否かを判断する。
The
タグ種別テーブル40において、各種別コードに対応するステータスは、現時点のベリファイ用アンテナ14と搬送路搬送面との距離に一致した設定間隔データがセットされている種別コードのステータスが有効状態“1”であり、他の種別コードのステータスが全て無効状態“0”となっている。ステータスが有効状態“1”であった場合には、制御部32は、後述するST6〜ST8の処理を省略して、ST9の処理に進む。
In the tag type table 40, the status corresponding to each type of code is the status “1” in which the status of the type code in which the set interval data matching the distance between the
これに対し、ステータスが無効状態“0”であった場合には、制御部32は、ST6としてその認識した種別コードに対応するステータスを有効状態“1”とし、他の種別コードに対応するステータスを全て無効状態“1”とする。次いで、ST7としてその認識した種別コードに対応して格納されている間隔データをタグ種別テーブル40から読み取る(距離決定手段)。そして、ST8としてベリファイ用アンテナ14と搬送路搬送面との間隔がタグ種別テーブル40から読み取った間隔データの値と一致するように、昇降機構駆動部17に対し、プリンタ制御部22を介して昇降機構16の高さ調整を指令する(距離調整手段)。しかる後、制御部32は、ST9の処理に進む。
On the other hand, if the status is the invalid state “0”, the
上記指令を受けた昇降機構駆動部17は、ベリファイ用アンテナ14と搬送路搬送面との間隔がその指令値と一致するように、昇降機構16を昇動作または降動作させて、ベリファイ用アンテナ14と搬送路搬送面との距離調整を行う。
Upon receiving the command, the lifting
ST9では、制御部32は、タグデータの書込処理を実行する。すなわち、無線タグ7に書き込むべきタグデータを含む書込コマンドの送信データ信号を変調部33に出力する。そうすると、この送信データ信号が変調部33で変調され、送信アンプ34で増幅された後、読書き用アンテナ12から電波として放射される。この電波は、ST2の処理でデータ通信状態にある無線タグ7において受信され、この無線タグ7におけるメモリ部54のユーザエリア543にタグデータが書き込まれる。
In ST9, the
こうして、読書き用アンテナ12によって任意のタグデータが書き込まれた無線タグ7を有する無線タグラベル3は、搬送路に沿って印刷ヘッド13とプラテンローラ15との間に搬送される。そして、プリンタ制御部22の制御により、ラベル表面に所定のラベルデータが印刷される。その後、無線タグラベル3は、搬送路に沿ってベリファイ用アンテナ14の交信領域内に搬送される。
Thus, the RFID label 3 having the RFID tag 7 in which arbitrary tag data is written by the read /
そこで制御部32は、ST10として上記無線タグラベル3が読書き用アンテナ12の交信領域内からベリファイ用アンテナ14の交信領域内まで搬送されるのに要する一定時間を待機する。そして、この一定時間を待機したならば、制御部32は、ST11としてアンテナスイッチ37に対してベリファイ用アンテナ14の選択信号を出力する。この信号により、アンテナスイッチ37は、送信アンプ34と受信アンプ35とをベリファイ用アンテナ14に接続するように切り替るので、制御部32は、ST12としてタグデータの読取り処理を実行する。こうすることにより、ベリファイ用アンテナ14の交信領域内に位置する無線タグ7からそのメモリ部54のユーザエリア543に記憶されているデータが読み取られる。
Therefore, the
そこで制御部32は、ST13として無線タグ7から読み取ったタグデータと、ST9の処理で同無線タグ7に書き込んだデータとを比較照合して、一致するか否か、すなわち、読書き用アンテナ12を介して無線タグ7に書き込まれたデータをベリファイ用アンテナ14で正常に読み取れたか否かを判定する(判定手段)。
Therefore, the
その結果、一致した場合には、読書き用アンテナ12を介して無線タグ7に書き込まれたデータをベリファイ用アンテナ14で正常に読み取れたので、プリンタ制御部22に対して正常応答ステータスを返信する。
As a result, if they match, the data written in the wireless tag 7 via the read /
一方、一致しなかった場合若しくは無線タグ7からデータを読み取れなかった場合には、プリンタ制御部22に対して異常応答ステータスを返信する。なお、ST3の判定処理で、読書き用アンテナ12により無線タグ7のデータを正常に読み取れなかった場合においても、制御部32は、プリンタ制御部22に対して異常応答ステータスを返信する。以上で、1枚の無線タグラベル3に設けられた無線タグ7に対するRFIDリーダ・ライタ11の書込コマンド受信処理を終了する。
On the other hand, if they do not match or if data cannot be read from the wireless tag 7, an abnormal response status is returned to the
なお、プリンタ制御部22は、制御部32から正常応答ステータスを受信すると、それに応じて、操作パネル19の表示部に正常ラベルの発行を知らせる表示を行わせる。また、異常応答ステータスを受信した場合には、それに応じて、同表示部に異常ラベルの発行を知らせる表示を行わせるものとなっている。
When the
なお、図7の説明において、ST4のタグ種別認識よりも先にST9のタグデータ書込処理を実行し、書込処理後にタグ種別を認識して、そのタグ種別に応じた間隔となるように、ベリファイ用アンテナ14の高さを調整するようにしてもよい。
In the description of FIG. 7, the tag data writing process of ST9 is executed before the tag type recognition of ST4, the tag type is recognized after the writing process, and the interval according to the tag type is set. The height of the
また、ST10にて一定時間が経過した後、ST11にてベリファイ用アンテナ14を選択したが、先にベリファイ用アンテナ14を選択し、その後、一定時間が経過したならば、ST12のタグデータ読取り処理を実行してもよい。
Further, after a predetermined time has elapsed in ST10, the
このように、本実施の形態のRFIDラベルプリンタにおいては、無線タグ7に対してデータの書込みを行う読書き用アンテナ12とは別に、無線タグ7からデータの読取りを行うベリファイ用アンテナ14が設けられている。両アンテナ12,14は、RFIDリーダ・ライタ11に接続されている。一方の読書き用アンテナ12は、無線タグ7が設けられた無線タグラベル3の搬送路の中途部に対向して設けられている印刷ヘッド13とプラテンローラ15よりも搬送方向上流側に設けられている。他方のベリファイ用アンテナ14は、上記印刷ヘッド13とプラテンローラ15よりも搬送方向下流側に設けられている。
As described above, in the RFID label printer according to the present embodiment, the
しかして、上記搬送路を搬送される無線タグラベル3の無線タグ7に読書き用アンテナ12を介してタグデータを書き込む際には、先ず、その無線タグ7に予め記憶されている種別コードが読書き用アンテナ12を介して非接触で読取られる。そして、タグ種別テーブル40が検索されて、その種別コードに対応して設定されている間隔データが取得される。すると、昇降機構駆動部17が動作して、ベリファイ用アンテナ14が昇動作または降動作することにより、ベリファイ用アンテナ14と搬送路搬送面との間隔が間隔データの間隔と一致するように自動的に調整される。
Therefore, when writing the tag data to the wireless tag 7 of the wireless tag label 3 transported through the transporting path via the read /
しかる後、RFIDリーダ・ライタ11の作用により、読書き用アンテナ12を介して無線タグ7のメモリ部54に所望のタグデータが非接触で書き込まれる。また、ヘッド駆動部18及び印刷ヘッド13の作用により、この無線タグ7を有する無線タグラベル3の表面に所望のラベルデータが印刷される。
Thereafter, desired tag data is written in a non-contact manner to the
その後、この無線タグラベル3は搬送路を搬送されて、ベリファイ用アンテナ14の交信領域内に入る。そして、RFIDリーダ・ライタ11の作用により、ベリファイ用アンテナ14を介してこの無線タグラベル3の無線タグ7からタグデータが非接触で読み取られ、読書き用アンテナ12を介して当該無線タグ7に書き込まれたタグデータと比較照合されて、タグデータを正常に読み取ることができたか否かが判定される。
Thereafter, the RFID label 3 is conveyed along the conveyance path and enters the communication area of the
その結果、ベリファイ用アンテナ14を介して正常にタグデータを読み取ることができた場合には、操作パネル19の表示部に正常ラベルの発行が報知される。これに対し、タグデータを正常に読み取ることができなかった場合には、操作パネル19の表示部に異常ラベルの発行が報知される。ユーザは、正常ラベルの発行が報知された際には、発行された無線タグラベル3を有効なラベルとして使用すればよい。一方、異常ラベルの発行が報知された際には、発行された無線タグラベル3を無効なラベルとして破棄すればよい。
As a result, when the tag data can be normally read via the verify
このように本実施の形態によれば、無線タグ7の種類に応じてベリファイ用アンテナ14と搬送路搬送面との間隔が自動的に調整され、その調整された間隔で無線タグ7のベリファイが実行される。
As described above, according to the present embodiment, the interval between the
したがって、実運用時にはタグ読取りアンテナとの離間距離が例えば20cm以内で使用される無線タグ7を内包した無線タグラベル3を発行する際には、予めその無線タグ7の種別コードに対応して20cmの間隔データをタグ種別テーブル40に設定しておくことにより、この無線タグ7を内包した無線タグラベル3が発行される前に、ベリファイ用アンテナ14と搬送路搬送面との離間距離が20cmに調整される。そして、無線タグ7から略20cm離れたベリファイ用アンテナ14によって、この無線タグ7のタグデータが読み取られ、ベリファイが実行される。その結果、異常と判定されると、異常ラベルの発行が報知される。このとき発行される無線タグ7は、交信距離が20cmに満たないために実用に供さないものである。したがって、実運用上で用途に適さない無線タグラベル3を容易に選別することができる。
Therefore, when issuing the RFID label 3 including the RFID tag 7 that is used when the distance from the tag reading antenna is within 20 cm, for example, in actual operation, it is 20 cm corresponding to the type code of the RFID tag 7 in advance. By setting the interval data in the tag type table 40, the separation distance between the
同様に、実運用時にはタグ読取りアンテナとの離間距離が例えば1m以内で使用される無線タグ7を内包した無線タグラベル3を発行する際には、予めその無線タグ7の種別コードに対応して1mの間隔データをタグ種別テーブル40に設定しておくことにより、この無線タグ7を内包した無線タグラベル3が発行される前に、ベリファイ用アンテナ14と搬送路搬送面との離間距離が1mに調整される。そして、無線タグ7から略1m離れたベリファイ用アンテナ14によって、この無線タグ7のタグデータが読み取られ、ベリファイが実行される。その結果、異常と判定されると、異常ラベルの発行が報知される。このとき発行される無線タグ7は、交信距離が1mに満たないために実用に供さないものである。したがって、実運用上で用途に適さない無線タグラベル3を容易に選別することができる。
Similarly, when the RFID label 3 including the RFID tag 7 used within a distance of 1 m, for example, is separated from the tag reading antenna during actual operation, 1 m corresponding to the type code of the RFID tag 7 is issued in advance. Is set in the tag type table 40 so that the separation distance between the
(第2の実施の形態)
前記第1の実施の形態では、無線タグ7のメモリ部54に種別コードエリア542を設けて当該無線タグの種類を識別する識別データとしての種別コードを予め記憶するようにし、RFIDリーダ・ライタ11においては、読書き用アンテナ12を介して無線タグ7から種別コードを読み取ることにより、この無線タグ7の種別を認識し、その種別に応じた間隔データをタグ種別テーブル40から取得して、ベリファイ用アンテナ14の高さを調整するようにした。しかし、無線タグ7の種別を認識する方法は、これに限定されるものではない。例えば、無線タグ7に書き込むデータにその無線タグの種類を識別する種別コードを含む場合は、この書込みデータ中の種別コードから無線タグ7の種別を認識することができる。そこで、この技術を利用した本発明の第2の実施の形態について、図8を用いて説明する。
(Second Embodiment)
In the first embodiment, a
図8は、リーダ・ライタ制御部32の書込コマンド受信処理の要部を示す流れ図である。同図において、第1の実施の形態の同一処理手順を示す図7と共通する処理ステップには同一符号を付してその説明を省略する。
FIG. 8 is a flowchart showing the main part of the write command reception process of the reader /
すなわち、この第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、ST3の処理でタグデータを正常に読み取れたと判断した後のST21の処理である。ST3にてタグデータを正常に読み取れたと判断した場合、制御部32は、ST21としてプリンタ制御部22から与えられた書込コマンドに付与されている書込データから、書込先の無線タグ7の種類を認識する。例えば、書込データには無線タグ7の種別コードが含まれており、制御部32は、書込データから種別コードを取得することによって認識する。
That is, the second embodiment is different from the first embodiment in the process of ST21 after determining that the tag data can be normally read in the process of ST3. If it is determined in ST3 that the tag data has been normally read, the
以後、制御部32は、第1の実施の形態のST5〜ST15の処理を実行する。
かかる構成の第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様な作用効果を奏することができる。また、この第2の実施の形態によれば、無線タグ7が種別コードを持たない場合でも、その無線タグ7の用途に応じてベリファイ用アンテナ14と搬送路搬送面との距離を自動的に調整して、ベリファイを実行することができる。
Thereafter, the
Also in the second embodiment having such a configuration, the same operational effects as those of the first embodiment can be obtained. Further, according to the second embodiment, even when the wireless tag 7 does not have a type code, the distance between the
(第3の実施の形態)
前記第1及び第2の実施の形態では、RFIDリーダ・ライタ11の制御部32は、ST9のタグデータ書込処理を実行した後、ST10にて無線タグラベル3が読書き用アンテナ12の交信領域内からベリファイ用アンテナ14の交信領域内まで搬送されるのに要する一定時間を待機した後、ベリファイ用アンテナ14を選択した。この一定時間の経過をプリンタ制御部22またはホスト機器が管理し、一定時間経過後にベリファイコマンドをRFIDリーダ・ライタ11に送信して、一定時間の経過を制御部32に知らせるようにしてもよい。
(Third embodiment)
In the first and second embodiments, the
この場合の第3の実施の形態における制御部32の書込コマンド受信処理の要部処理手順を図9の流れ図で示す。なお、第1の実施の形態と共通する部分には同一符号を付し、その詳しい説明を省略する。
The main part processing procedure of the write command reception process of the
すなわち、この第3の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、ST3の処理でタグデータを正常に読み取れたと判断した後のST31〜ST37の処理である。ST3にてタグデータを正常に読み取れたと判断した場合、制御部32は、ST31としてタグデータの書込処理を実行する。そして、書込処理終了後、制御部32は、ST32としてベリファイコマンドの受信を待機する。
That is, the third embodiment is different from the first embodiment in the processing of ST31 to ST37 after determining that the tag data can be normally read in the processing of ST3. When it is determined in ST3 that the tag data can be read normally, the
ベリファイコマンドを受信したならば、制御部32は、ST33として無線タグ7に書き込んだ書込データから書込先の無線タグ7の種類(種別コード)を認識する。しかる後、制御部32は、ST34〜ST37として第1の実施の形態のST5〜ST8と同一の処理を実行する。
If the verify command is received, the
すなわち、制御部32は、ST34としてタグ種別テーブル40を検索して、書込データから認識した種別コードに対応して格納されているステータスが有効状態“1”であるか否かを判断する。ステータスが有効状態“1”であった場合には、制御部32は、ST5〜ST7の処理を省略して、ST11の処理に進む。
That is, the
これに対し、ステータスが無効状態“0”であった場合には、制御部32は、ST35としてその認識した種別コードに対応するステータスを有効状態“1”とし、他の種別コードに対応するステータスを全て無効状態“1”とする。次いで、ST36としてその認識した種別コードに対応して格納されている間隔データをタグ種別テーブル40から読み取る(距離決定手段)。そして、ST37としてベリファイ用アンテナ14と搬送路搬送面との間隔がタグ種別テーブル40から読み取った間隔データの値と一致するように、昇降機構駆動部17に対し、プリンタ制御部22を介して昇降機構16の高さ調整を指令する(距離調整手段)。しかる後、制御部32は、ST11の処理に進む。
On the other hand, when the status is the invalid state “0”, the
かかる構成の第3の実施の形態においても、第1及び第2の実施の形態と同様な作用効果を奏することができる。また、この第3の実施の形態によれば、RFIDリーダ・ライタ11が一定時間の経過を管理する必要がなくなるので、RFIDリーダ・ライタ11の処理負荷を軽減できる。
Also in the third embodiment having such a configuration, the same operational effects as those of the first and second embodiments can be obtained. Further, according to the third embodiment, since it is not necessary for the RFID reader /
なお、この発明は前記第1〜第3の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。 Note that the present invention is not limited to the first to third embodiments as they are, and can be embodied by modifying the components without departing from the scope of the invention in the implementation stage.
例えば、前記各実施の形態では、タグリーダ書込対象の無線タグ7の種別を認識し、その種別に応じて、ベリファイ用アンテナ14と搬送路搬送面との相対距離を自動的に調整するようにしたが、使用する無線タグ7の種類に応じてベリファイ用アンテナ14を手動で昇降させて、搬送路搬送面との相対距離を調整できるようにしても、本発明の効果を奏するものである。
For example, in each of the above embodiments, the type of the RFID tag 7 to be written to the tag reader is recognized, and the relative distance between the
また、前記各実施の形態において、RFIDリーダ・ライタ11は、アンテナスイッチ37を設け、読書き用アンテナ12とベリファイ用アンテナ14とが変調部33,送信アンプ34,受信アンプ35,復調部36を共有するようにしたが、アンテナスイッチ37と同様な機能を制御部32がソフトウェアによって実現することによって、読書き用アンテナ12の系列とベリファイ用アンテナ14の系列でそれぞれ変調部33,送信アンプ34,受信アンプ35,復調部36をそれぞれ設けた構成としてもよい。
In each of the above embodiments, the RFID reader /
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。 In addition, various inventions can be formed by appropriately combining a plurality of constituent elements disclosed in the embodiment. For example, some components may be deleted from all the components shown in the embodiment. Furthermore, the constituent elements over different embodiments may be combined.
1…ラベル用紙、3…無線タグラベル、7…無線タグ、11…RFIDリーダ・ライタ、12…読書き用アンテナ(第1のアンテナ)、13…印刷ヘッド、14…ベリファイ用アンテナ(第2のアンテナ)、16…昇降機構、17…昇降機構駆動部、18…ヘッド駆動部、19…操作パネル、20…通信インターフェイス、21…メモリ、22…プリンタ制御部、32…リーダ・ライタ制御部、37…アンテナスイッチ。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記無線タグに対してデータの書込みを行うための第1のアンテナと、
前記無線タグに書き込まれたデータを読み取るための第2のアンテナと、
前記第2のアンテナとこの第2のアンテナでデータを読取る前記無線タグとの相対距離を変動させる距離変動手段と、
を具備したことを特徴とする無線通信装置。 In a wireless communication apparatus that performs non-contact data writing and reading with respect to a wireless tag by wireless communication,
A first antenna for writing data to the wireless tag;
A second antenna for reading data written in the wireless tag;
Distance changing means for changing a relative distance between the second antenna and the wireless tag that reads data with the second antenna;
A wireless communication apparatus comprising:
をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。 Determining means for determining whether or not the data written to the wireless tag via the first antenna has been normally read by the second antenna;
The wireless communication apparatus according to claim 1, further comprising:
前記第1のアンテナを介して前記無線タグに記録されたデータから当該無線タグの種類を識別する識別データを読み取る識別データ読取手段と、
この識別データ読取手段により前記無線タグから読み取った識別データに基づいて前記第2のアンテナと前記無線タグとの相対距離を決定する距離決定手段と、
この距離決定手段により決定された距離となるように前記距離変動手段を動作させて前記第2のアンテナと前記無線タグとの相対距離を調整する距離調整手段と、
をさらに具備したことを特徴とする請求項1または2記載の無線通信装置。 The first antenna is an antenna for writing data to the wireless tag and reading data written to the wireless tag,
Identification data reading means for reading identification data for identifying the type of the wireless tag from the data recorded on the wireless tag via the first antenna;
Distance determining means for determining a relative distance between the second antenna and the wireless tag based on identification data read from the wireless tag by the identification data reading means;
Distance adjusting means for operating the distance varying means to adjust the relative distance between the second antenna and the wireless tag to be the distance determined by the distance determining means;
The wireless communication apparatus according to claim 1, further comprising:
前記無線タグに書き込まれるデータから前記識別データを取得する識別データ取得手段と、
この識別データ取得手段により取得した識別データにより前記第2のアンテナと前記無線タグとの相対距離を決定する距離決定手段と、
この距離決定手段により決定された距離となるように前記距離変動手段を動作させて前記第2のアンテナと前記無線タグとの相対距離を調整する距離調整手段と、
をさらに具備したことを特徴とする請求項1または2記載の無線通信装置。 The data written to the wireless tag via the first antenna includes identification data for identifying the type of the wireless tag,
Identification data acquisition means for acquiring the identification data from data written to the wireless tag;
Distance determining means for determining a relative distance between the second antenna and the wireless tag based on the identification data acquired by the identification data acquiring means;
Distance adjusting means for operating the distance varying means to adjust the relative distance between the second antenna and the wireless tag to be the distance determined by the distance determining means;
The wireless communication apparatus according to claim 1, further comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007124562A JP2008282140A (en) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | Radio communication device |
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