JP2008279175A - Washing/drying machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ヒートポンプによる衣類乾燥機能を有するとともに筐体外方への送風機能を具備した洗濯乾燥機に関する。 The present invention relates to a washing and drying machine having a clothes drying function by a heat pump and a function of blowing air to the outside of the housing.
近年、洗濯乾燥機は、図8に概略構成を示すように、回転槽を横軸型のドラム109とし、開口を筐体102の前面側に設けて洗濯物の投入口104とした、いわゆるドラム式洗濯乾燥機101が商品化され普及しつつある。この種のドラム式洗濯乾燥機における洗濯用の水槽106は横向き円筒状をなし、外郭を形成する筐体102の内部に、水平に対して前方が高くなるように支持装置111を介して弾性的に支持されており、この水槽106の内部には、水槽106との間に間隙を形成してドラム109を回転可能に設け、ドラム109は水槽106の後面に取り付けられたDCブラシレスモータ110により直接回転駆動される。
In recent years, as shown in the schematic configuration of FIG. 8, the washing and drying machine is a so-called drum in which a rotating tub is a horizontal
筐体102の前面側に設けた洗濯物を出し入れするための投入口104には、投入口104を開閉するドア105が配設されており、洗濯、脱水時にはドア105をロックして水槽106内の洗濯水が隙間などから外部にあふれ出ないよう密閉された構造とし、洗濯物の乾燥に際しては、別途、水槽106の上方に配置した乾燥ヒータ113およびファン117からなる乾燥ユニット112で生成される加熱空気をドラム109内に導入して衣類などを乾燥させたり、また、最近では、ヒートポンプによる凝縮熱を利用した衣類乾燥装置を設けた技術が発明されている。
A
さらに、図9に示すように、横軸型の回転槽129による衣類乾燥装置121に関し、衣類乾燥に加えてヒートポンプ(冷凍サイクル)132により空調をおこなうものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
Furthermore, as shown in FIG. 9, a
これは、ヒートポンプ132において、圧縮機134で圧縮された冷媒を凝縮する加熱用フィン133から排出された加熱空気を回転ドラム状の乾燥室129に導入し衣類を乾燥させる動作と、この衣類乾燥のための空気循環路138、139を遮断した状態でファン137により装置外部から導入した外気を加熱用フィン133及び冷却除湿フィン136で加熱及び冷却して吹出口141より装置外へ排出する空調動作と、を切り替えて行うものがある。
しかしながら、上記特許文献1に示されている構成は、衣類乾燥装置であって洗濯乾燥機としての構成とは相違することから、洗いやすすぎ、あるいは脱水から乾燥に至る制御構成を具備しておらず、したがって、これら洗濯乾燥運転と装置外への空気排出運転との関連についても考慮されているものではなかった。
However, since the configuration shown in
本発明は上記の点を考慮してなされたものであり、ヒートポンプにより衣類の乾燥をおこなう洗濯乾燥機において、筐体外方に冷風あるいは温風を送風する送風機能を備えた洗濯乾燥機を提供することを目的とする。 The present invention has been made in consideration of the above points, and provides a washing / drying machine having a blowing function for blowing cold air or hot air to the outside of the housing in a washing / drying machine for drying clothes by a heat pump. For the purpose.
上記課題を解決するために、本発明の洗濯乾燥機は、筐体内の水槽の内部に回転可能に支承したドラム内において洗濯及び乾燥を行い、乾燥動作時には、前記筐体内に配設したヒートポンプおよび送風機の運転によって熱交換器からの加熱空気を前記ドラム内に導入して洗濯物を乾燥させる洗濯乾燥機において、前記乾燥動作時を除く任意時に前記ヒートポンプを駆動させて冷風を筐体外方に送風する送風機能を具備することを特徴とする。 In order to solve the above problems, a washing and drying machine according to the present invention performs washing and drying in a drum rotatably supported in a water tank in a housing, and a heat pump disposed in the housing during a drying operation. In a washing and drying machine in which heated air from a heat exchanger is introduced into the drum by operating the blower to dry the laundry, the heat pump is driven at any time except during the drying operation to blow cool air to the outside of the housing. It is characterized by having an air blowing function.
本発明の洗濯乾燥機では、ヒートポンプによる温風および除湿機能で洗濯物の乾燥を行うことができるとともに、ヒートポンプを利用した冷風を筐体の外方向に吹き出して周辺空間をより快適な雰囲気にすることができる。 In the washing / drying machine of the present invention, the laundry can be dried by the hot air and the dehumidifying function by the heat pump, and cool air using the heat pump is blown out to the outside of the housing to make the surrounding space a more comfortable atmosphere. be able to.
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(First embodiment)
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1は、本発明の第1実施形態に係る洗濯乾燥機1の断面図であり、図2は同洗濯乾燥機1に設けられた操作パネル5の正面図、図3は同洗濯乾燥機1の制御構成を示すブロック図、図4は空調運転の制御手順を示すフロー図、図5は同洗濯乾燥機1の各種運転の行程を示す図である。
FIG. 1 is a cross-sectional view of the washing /
本実施形態の洗濯乾燥機1は、図1に示すように傾斜形のドラムを備えたドラム式洗濯機であって、外郭を形成する筐体3の上部前面側に洗濯コースなどを選択設定するための操作パネル5を配置するとともに、前面中央部分に洗濯物を出し入れする円形の投入口7が開口している。この投入口7は透明窓を備えたドア9により開閉自在に閉塞されており、閉扉時にドア9の前面が筐体3の前面とほぼ同一面になるようになっている。
The washing /
筐体3の内部には、前方に向かって上方へ傾斜する円筒状の水槽11が、サスペンション12により弾性的に支持された状態で配設され、前面に設けられた開口部11aと投入口7とが全体として筒状をなすゴムなどの弾性材からなるベローズ13により水密に連通するように接続されている。
Inside the housing 3, a
この水槽11は、上部に給水弁14及び洗剤ケース18を介して給水接続管15と接続され、水道などの給水源から水と洗剤ケースに収納された洗剤とが内部に供給されるとともに、背面側の下方に排水弁16を介して排出ホース17と接続され、内部の洗濯水を機外へ排出するようになっている。
The
水槽11の内部には、洗濯物を収容する有底円筒状のドラム19が水槽11と同軸状に配設されている。このドラム19は、水槽11に沿う傾斜状態に支承されており、胴部周壁に多数の脱水孔19aと、その内周面には洗濯物掻き上げ用のバッフル19bを複数有している。またドラム19は前面開口側に環状のドラムカバー19cを取り付けてベローズ13とともに投入口7に対向して配置されており、洗い行程および脱水行程における共用槽として機能するものである。
Inside the
ドラム19は、背面の中心部分から後方へ突出するドラム軸21により水槽11の閉塞された背面部に軸支されており、ドラム軸21に接続されたモータ23によって回転駆動されるようになっている。
The
モータ23は、例えば、アウタロータ形のブラシレスモータであって、水槽11の背面に配設されたハウジング25に固定された固定子27と、この固定子27の外方に配設された回転子29とを備え、回転子29がドラム軸21の後端部と一体回転可能に連結されており、ドラム軸21を介してドラム19をダイレクトに回転駆動するようになっている。モータ23には、複数のホール素子を有して構成される回転センサ24が設けられており、回転するモータ23の回転子29の位置とドラム19の回転速度に相当するモータ23の回転速度を検出するようになっている。
The
このような構成の洗濯乾燥機1は、洗い、すすぎ、脱水の各機能行程を選択設定して自動的に実行するものであり、投入口7より洗濯物をドラム19内に投入しドア9を閉じた後、例えば、図5(a)において洗濯運転時に行われる各行程を示すように、洗い行程では、給水弁14を開いて洗剤及び洗濯水を水槽11内に供給した状態でドラム19を低速回転させ、洗濯物をバッフル19bで掻き上げては落下させる撹拌運動を実行した後、排水弁16を開いて水槽11内の洗濯水を排水ホース17から機外に排出する。すすぎ行程では、ドラム19を高速回転させる洗濯物の脱水と、給水弁14を開いて洗濯水を水槽11内に供給した状態でドラム19を低速回転させる攪拌と、排水弁16を開き水槽11内の洗濯水の排水と、をそれぞれ2回ずつ繰り返し実行する。脱水行程では、ドラム19を一方向に高速回転させて胴部周壁に設けた多数の脱水孔19aから遠心脱水する。
The washing /
そして、筐体3下部の幅方向のほぼ中央部には、前後方向にわたってヒートポンプ30のユニットを設置し、洗濯行程が終了した後の乾燥動作の際にドラム19を様々に回転させつつ、ヒートポンプ30を駆動することで凝縮器33によって生成される熱を洗濯物の乾燥に使用している。
A
詳細には、ヒートポンプ30は、筐体3の底面一側部に冷媒を圧縮し吐出する圧縮機34を配置するとともに、圧縮機34から吐出された高温高圧の冷媒ガスを放熱して凝縮する前記凝縮器33、高圧冷媒を減圧する膨張弁や毛細管などの減圧装置35、および減圧された冷媒を蒸発させて吸熱する蒸発器36を環状に配管接続して構成されており、洗濯乾燥運転の乾燥行程においてヒートポンプ30を駆動したときには、同時に凝縮器33の背面側に配置した乾燥用送風機37を回転させるように制御する。
Specifically, the
また、ヒートポンプ30及び乾燥用送風機37は、筐体3に対してドラム19や水槽11が前方上部に向かって傾斜状態に配置されていることから、水槽11と本体底面との間に形成される空間を利用して設置しており、ヒートポンプ専用の大きなスペースを必要とすることなくコンパクトに配設することができる。
In addition, the
乾燥用送風機37は、高温となる凝縮器33により約70℃まで加熱された乾燥空気を、乾燥用送風機37の下流側とドラム19の背面側部分とを連通しているドラム入口ダクト38を介してモータ23の周辺部分からドラム19内に吹き込ませて洗濯物と接触させることでこれを乾燥させる。洗濯物との接触で加湿状態になっている空気をドラム19内から投入口7および周側の脱水孔19aを介して外方に流出させ、ドラム出口ダクト39から低温の蒸発器36部を通過させることで空気中の水分を除去し、次いで高温の凝縮器33に戻すことで再び加熱された乾燥空気として循環させるものである。
The
そして、蒸発器36に連通するドラム出口ダクト39の途中から前方に分岐させた吹出流路40の内部に蒸発器36と対向する送風ファン42を設け、後方に位置する蒸発器36からの冷気を送風ファン42が洗濯乾燥機1の前面下部に配設された吹出口41より外方へ送風するようになっている。
Then, a
ドラム出口ダクト39の分岐部分には切換ダンパ44が配設されており、乾燥行程時には、図1に示すように切換ダンパ44によって吹出流路40側を閉塞することでドラム出口ダクト39から蒸発器36側の送風路を開放し、図1において矢印で示すドラム19内を循環する温風の流れを阻害しないようにしている。
A switching
一方、乾燥行程時を除く任意時において冷風を吹き出し機能させるには、図1において2点鎖線で示すように、切換ダンパ44によってドラム出口ダクト39側を閉塞した状態で、送風ファン42を駆動すると共に吹出口41を閉塞するルーバ45を開くことで、ヒートポンプ30により冷却されている蒸発器36からの低温空気を吹出流路40を介して吹出口41より外方へ吹き出すようにする。
On the other hand, in order to make cold air blow out at any time except during the drying process, the
また、このとき、給水弁14から注水チューブ46を経て凝縮器33に設けられた水冷管(不図示)に注水され凝縮器33を冷却させ、凝縮器33と熱交換した水を接続チューブ47より水槽11内に排水することで、凝縮器33が異常高温になるのを防止して適切にヒートポンプ30を機能させることができる。
At this time, the water supplied from the
なお、切換ダンパ44がドラム出口ダクト39を閉塞して送風ファン42を駆動すると蒸発器36から吹出口41への風路は負圧になるが、筐体3の裏面に外気吸気口49を穿設するとともに、蒸発器36と凝縮器33との間の風路壁に吸気口50を穿設し、外気吸気口49より取り込んだ機外の空気が吸気口50を介して蒸発器36に供給されるようになっている。
When the switching
また、温風を吹き出し機能させるには、吸気口50に配設されたPTCヒータ48を発熱させると共に、切換ダンパ44によってドラム出口ダクト39側を閉塞した状態で、送風ファン42を駆動させ吹出口41を閉塞するルーバ45を開くことにより、外気吸気口49より取り込んだ機外の空気をPTCヒータ48と熱交換させて風路内に導入し、吹出流路40を介して吹出口41より温風として外方へ吹き出すようにする。
In order to make the hot air blow out, the
吹出口41を閉塞するルーバ45は、両端部に設けられた枢軸が吹出口41の側壁に係合して上下方向に回動可能に支承されており、切換ダンパ44の動きに連動して枢軸を駆動させルーバ45を所定角度回動させることで、吹出口41を開閉するようになっている。
The
図2は、操作パネル5の詳細配置構成を示す平面図であって、表面に使用者が洗濯乾燥機1の運転のために操作する各種の操作キーや表示部を設けている。具体的には、操作キーとして、図5(a)〜(c)に示すような洗濯運転、洗濯運転と乾燥動作を連続しておこなう洗濯乾燥運転、あるいは乾燥動作のみをおこなう乾燥運転などを、押圧により選択し設定するための洗濯運転モードキー52、洗い〜乾燥の個々の行程を押圧により選択してそれぞれの時間や回数を指示設定するための行程選択キー53、また、タイマー予約時刻を選択するための予約キー54や洗濯乾燥機1の電源をオンオフする電源キー55、さらには、洗濯運転をスタートしたり一時停止するための円形に大きく設けたスタート・一時停止キー56などが配置され、これらのキーは押釦スイッチにより、押圧した回数だけ操作信号が出力されるように構成されている。
FIG. 2 is a plan view showing a detailed arrangement configuration of the
さらに、スタート・一時停止キー56の外周には、環状の操作ダイヤル57を所定角度ずつ回転して節動感が得られるように回転可能に配設している。この操作ダイヤル57は、回転式可変抵抗器やロータリーエンコーダなどからなる回転スイッチの回転軸に取り付けられており、操作ダイヤル57を回転操作することで回転方向や角度に応じた操作信号が出力されるように構成されている。
Further, on the outer periphery of the start /
洗濯運転モードキー52は、選択されているキー表面の表示部52aをその裏面に設けた赤色の発光ダイオード(LED)により点灯して運転モードを明示するようにしている。また、液晶表示パネル58には、前記洗濯運転モードで選択されている洗濯や乾燥のコース内容を表示するコース表示部59を設けており、操作ダイヤル57を回転させることによって、このコース表示部59の表示事項に対応して設けた液晶表示部59aを点灯表示することで選択するようにしているほか、隣接する表示部60に、現在時刻や予約時間、残り運転時間、あるいは洗い行程や脱水行程の設定時間やすすぎの回数を数値で選定表示するように構成している。
In the washing
操作パネル5の裏面には、操作回路を備える制御ユニット6が配設されており、操作パネル5の各種操作キーに基づく押圧操作信号と、操作ダイヤル57の操作に基づく回転操作信号とを、筐体3の前面下部に配設した駆動制御ユニット内の制御手段8に出力する。
A
図3において洗濯乾燥機1の制御ブロックを示すように、制御手段8はマイコンを含む検知回路で構成され、マイコンはあらかじめ記憶されている情報を基に検知をおこない、それに応じた運転制御を実行している。
As shown in the control block of the washing /
そして、AC電源63からの電力を、DC電源回路64により整流し平滑したDC電源を電力として制御手段8に供給するとともに、電源スイッチ55のオンにより電源リレーを付勢して運転をスタートさせ、それと同時に出力が必要となる給水源からの給水弁14や排水弁16、モータ23、ヒートポンプ30、乾燥用送風機37、切換ダンパ44、及びルーバ45などに電力を供給し、制御手段8の指示にしたがって駆動をおこなう。
Then, the power from the
また、回転センサ24によってモータ23の回転数を制御手段8に入力し、水槽11内の貯留水位を検知するための水位センサ67からの水位検知信号や、蒸発器36と凝縮器33との間の風路壁に穿設した吸気口50近傍の外部に設けた温度センサ68で洗濯乾燥機1の周辺雰囲気の温度を検知し、制御手段8に入力することで、各運転行程に合わせた制御を行い、さらに、ドアスイッチ69により洗濯乾燥機1のドア状態を検出してドアロックの開閉制御を行う。
Further, the rotation speed of the
さらに、操作パネル5における各操作キー52〜56および操作ダイヤル57のスイッチと表示部58により、使用者の操作および運転状態に応じて表示をおこない、ブザー70で、使用者の操作時や運転動作終了時、異常時などの制御手段8の指示に応じて表示をおこなう。
Further, the
なお、各操作キー52〜56で設定された仕様は不揮発性メモリ71で記憶され、次の電源オン時に記憶された風量や運転時間、設定温度を液晶表示パネル58に表示することからスタートする。
The specifications set by the
しかして、操作パネル5における洗濯運転モードキー52の近傍に空調運転モードキー61を同様に設ける。この空調運転モードキー61は、冷風を送風する冷風運転モード、温風を送風する温風運転モード、及び室温に応じて冷風及び温風を切り替えて送風する自動運転モードを押圧により選択し設定するものであって、電源のオン中に空調運転モードを設定したときには、図5(a)〜(c)に示すように、ヒートポンプ30を使用する乾燥行程中以外であれば任意のタイミングで空調運転の実行を可能にしており、選択された運転モードに対応する送風表示部61aを青色のLEDで点灯表示するようになっている。
Accordingly, an air conditioning
より具体的には、図4のフロー図に示すように、電源キー55が押圧され電源がオンされた状態において、空調運転モードキー61の押圧によって空調運転モードの設定(ステップS101)がなされ、さらにスタートキー56が押圧(ステップS103)されると、ステップS105において洗濯機乾燥機1が乾燥運転中であるか否か判断し、乾燥運転中であれば空調運転を実行せずに終了し、乾燥運転中でなければステップS107に進む。
More specifically, as shown in the flowchart of FIG. 4, in a state where the
なお、ステップS105において乾燥運転中であり空調運転を実行せずに終了する場合、空調運転モードキー61部分の青色LED61aを点灯せず液晶表示パネルの表示部60に「空調運転できません」との文字を所定時間にわたって点滅表示するなどにより、乾燥運転中に空調運転の受付ができないことを使用者に報知してもよい。
In step S105, when the drying operation is being performed and the air conditioning operation is not performed, the
ステップS107では、ステップS101において設定された空調運転モードを判別し、冷風運転モードが設定されていれば冷風運転を実行し(ステップS109)、冷風運転を予め設定された時間継続する(ステップS111)。ステップS101において温風運転モードが設定されていれば温風運転を実行し(ステップS113)、温風運転を予め設定された時間継続する(ステップS115)。また、ステップS101において自動運転モードが設定されていれば自動運転モードを実行するためステップS117に進む。 In step S107, the air conditioning operation mode set in step S101 is determined. If the cold air operation mode is set, the cold air operation is executed (step S109), and the cold air operation is continued for a preset time (step S111). . If the hot air operation mode is set in step S101, the hot air operation is executed (step S113), and the hot air operation is continued for a preset time (step S115). If the automatic operation mode is set in step S101, the process proceeds to step S117 to execute the automatic operation mode.
ステップS117において温度センサ68により洗濯乾燥機1が配置された室内の温度Tcを測定し、室温Tcが、冷風運転温度(例えば、28℃)以上であれば冷風運転を実行し(ステップS119)、温風運転温度(例えば、18℃)未満であれば温風運転を実行し(ステップS121)、温風運転温度以上であって冷風運転温度未満であれば空調運転を実行せずヒートポンプ30を停止させ(ステップS123)、予め設定された時間継続して室温Tcの測定及び測定した室温Tcに応じた運転・停止を行うステップS117〜S123を繰り返す(ステップS125)。
In step S117, the
以上のように、本実施形態に係る洗濯乾燥機1では、筐体外部への送風機能を具備した洗濯乾燥機1において、洗濯乾燥機1の起動中であっても乾燥運転が実行されているときにはヒートポンプ30を優先して乾燥運転に使用するため空調運転機能を解除し停止させ、乾燥運転以外の任意時には空調運転を可能とするよう制御することで、使用者が可否を判断せずとも衣類の乾燥効率を阻害することなく洗濯乾燥機1が設置された雰囲気温度を調温することができ、使い勝手のよい洗濯乾燥機を提供することができる。
As described above, in the washer /
しかも、冷風運転、温風運転、及び室温に応じた自動運転を使用者が切替え設定することができ、使用者の欲求に応じた空調運転が可能となる。 In addition, the user can switch and set the cold air operation, the hot air operation, and the automatic operation according to the room temperature, and the air conditioning operation according to the user's desire is possible.
また、洗濯乾燥機1が乾燥運転中につき空調運転を受け付けない場合は、その旨が表示パネル58に表示され使用者に報知することができるため、故障と勘違いすることなくわかりやすく使い勝手のよい洗濯乾燥機を提供することができる。
Further, when the washing and drying
(第2実施形態)
次に第2実施形態について、図6を参照して説明する。上記した第1実施形態と同一又は対応する要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment will be described with reference to FIG. Elements that are the same as or correspond to those in the first embodiment described above are given the same reference numerals, and redundant descriptions are omitted.
本実施形態と上記した第1実施形態との相違点は、ヒートポンプ30によって加熱された温風を吹出口41より吹き出すようにする点にある。
The difference between the present embodiment and the first embodiment described above is that the warm air heated by the
すなわち、ヒートポンプ30において、冷媒が凝縮器33から蒸発器36に向かって流れる流路と蒸発器36から凝縮器33に向かって流れる流路とを切り替える四方弁(不図示)を設け、この四方弁により冷媒流路を切り換えて圧縮機34からの高温冷媒を蒸発器36に導入して凝縮作用を行わせることで蒸発器36を高温側熱交換器として機能させ、切換ダンパ44によってドラム出口ダクト39側を閉塞した状態で、送風ファン42を駆動すると共に吹出口41を閉塞するルーバ45を開くことにより高温空気を吹出口41より外方へ吹き出すようにする。
That is, the
なお、本実施形態においても、上記した第1実施形態と同様に吸気口50にPTCヒータを配設し、高温側熱交換器としての蒸発器33と該PTCヒータとを併用して外気吸気口49から取り込んだ外気を加熱しても良い。
Also in this embodiment, a PTC heater is provided in the
なお、図7に本実施形態の変更例に係る洗濯乾燥機1の部分断面図を示すように、上記した蒸発器36と凝縮器33との間に設けた吸気口50に加え、凝縮器33と乾燥用送風機37との間の風路壁にも吸気口51を穿設し、両吸気口50,51にそれぞれ開閉シャッタを配設している。
7 shows a partial cross-sectional view of the washing /
そして、四方弁により冷媒流路を切り換えて圧縮機34からの高温冷媒を蒸発器36に導入して蒸発器36を高温側熱交換器として機能させ、減圧装置35を介して減圧された冷媒を凝縮器33に導入して凝縮器33を低温側熱交換機として機能させた状態において、吸気口50を閉塞し凝縮器33と乾燥用送風機37との間の設けられた吸気口51を開口させるとともに、切換ダンパ44によってドラム出口ダクト39側を閉塞して送風ファン42を駆動し、吹出口41を閉塞するルーバ45を開くことにより、外気吸気口49及び吸気口51から取り込まれた外気が低温側熱交換機としての凝縮器33を通過して除湿冷却され、高温側熱交換機としての蒸発器36を通過して加熱され、水蒸気量の少ない除湿空気を吹出口41から吹き出すことができる。
Then, the refrigerant flow path is switched by a four-way valve to introduce the high-temperature refrigerant from the
1…洗濯乾燥機、3…筐体、11…水槽、19…ドラム、30…ヒートポンプ、33…凝縮器、34…圧縮機、35…減圧装置、36…蒸発器、37…乾燥用送風機、38…ドラム入口ダクト、39…ドラム出口ダクト、40…吹出流路、41…吹出口、42…送風ファン、44…切換ダンパ
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記乾燥動作時を除く任意時に前記ヒートポンプを駆動させて冷風を筐体外方に送風する送風機能を具備することを特徴とする洗濯乾燥機。 Washing and drying are performed in a drum that is rotatably supported inside a water tank in the housing, and during the drying operation, heated air from the heat exchanger is moved into the drum by the operation of a heat pump and a blower disposed in the housing. In a laundry dryer that introduces and dries laundry,
A washing / drying machine comprising a blowing function of driving the heat pump at any time except during the drying operation to blow cool air to the outside of the housing.
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011239817A (en) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Toshiba Corp | Washing and drying machine |
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2007
- 2007-05-14 JP JP2007127899A patent/JP2008279175A/en active Pending
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