JP2008269119A - Information processor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ユーザが誤操作をした場合に正しい操作を推測して提示するユーザ支援手段を備える情報処理装置に関する。 The present invention relates to an information processing apparatus including user support means that estimates and presents a correct operation when a user performs an incorrect operation.
入出力装置からのユーザの操作履歴を用いたユーザ支援方法として、以下の従来技術がある。特許文献1では、ユーザの戸惑い状態と操作パターンを対応付けたデータを用いて、ユーザの操作履歴からユーザの戸惑い状態を検出し能動的にヘルプ機能を起動する。そして、ヘルプ起動直前のシステム状態及びユーザ操作挙動から推測されるユーザに有益なヘルプ情報を提示する。特許文献2では、ユーザが特定の操作ステップにおいて所定の操作ミス回数を超えて操作ミスを行ったことを検知し、前記操作ステップの操作マニュアルをユーザに提示する。特許文献3では、ユーザの操作履歴と共にシステム状態と各状態での所要時間を記録しておき、ユーザのヘルプ要求時に前記所要時間と既定の標準所要時間を比較することで、ユーザの操作履歴において戸惑っていた箇所を検出する。そして、現在の操作と前記戸惑い検出箇所の操作を強調した操作履歴をユーザに提示し、前記強調提示した箇所のヘルプ情報へと誘導する。
As a user support method using a user operation history from an input / output device, there are the following conventional techniques. In
特許文献1の技術は、戸惑い状態を検出するまでのユーザ操作履歴に誤りが無い場合に有効である。しかし実際のユーザ操作では、戸惑うことなく確信をもって誤った操作を行い、後々に操作方法が分からずに戸惑うことがありうる。このような場合、特許文献1の技術でユーザ支援を行うことはできない。特許文献2の技術は、ユーザが操作した直後にシステムが操作ミスを断定できる場合に有効である。しかしエラーメッセージが表示されるようなエラー操作を除いて、ユーザ操作の直後にシステムが操作ミスを断定することは困難である。特許文献3の技術は、ユーザの操作過程にミスがあった箇所において、ユーザが操作に戸惑ってしまい所要時間が標準所要時間を越えるような場合に有効である。しかし、実際のユーザ操作では戸惑いながら正しい操作を行うことがある。このような場合、特許文献3の技術ではユーザ支援を行うことはできない。つまり、ユーザの主観的要素である戸惑い状態の検出のみで正確にユーザの操作訂正箇所を推測することは困難である。
The technique of
このように従来の技術によっては、ユーザの操作履歴に誤りがある場合に、その誤操作箇所を推測することが困難である。 Thus, depending on the conventional technology, when there is an error in the user operation history, it is difficult to estimate the erroneous operation location.
本発明は、ユーザの操作履歴における誤操作箇所を正確に推測するため、ユーザの主観的要素である戸惑いの度合(戸惑い度)に加えて客観的要素である操作に誤りがある度合(誤操作度)を用いる。また、本発明は、操作フロー確率モデルの正操作度を用い、誤操作箇所における正しい操作を推測する。そして、この推測した正しい操作をユーザに提示する。 The present invention accurately estimates an erroneous operation location in a user's operation history, so that the degree of error in an operation that is an objective element in addition to the degree of confusion (degree of confusion) that is a subjective element of the user (degree of erroneous operation). Is used. Further, the present invention uses the correct operation degree of the operation flow probability model to estimate a correct operation at an erroneous operation location. Then, the estimated correct operation is presented to the user.
本発明の情報処理装置は、ユーザ操作履歴における誤操作箇所を正確に推測できるため、その誤操作した状況へユーザを誘導することができる。また、誤操作箇所における正しい操作を推測することができるため、タスク達成への正しい操作をユーザに提示することができる。 Since the information processing apparatus according to the present invention can accurately estimate the erroneous operation location in the user operation history, the user can be guided to the erroneous operation situation. In addition, since a correct operation at an erroneous operation location can be estimated, a correct operation for accomplishing the task can be presented to the user.
以下、本発明を適用した情報処理装置の一実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した情報処理装置の概念構成図である。図1において入力部101はユーザの要求をUI処理部103に送る装置であって、マウスやキーボードなど計算機に用いられる入力機器であればなんでもよい。出力部102はUI処理部103から受け取った情報をユーザに提示する装置であって、CRTモニタやLCD表示装置など計算機に用いられる表示装置であればなんでもよい。UI処理部103は入力部101、出力部102といった入出力装置との情報のやり取りを行う装置であり、入力部101から受け取ったコマンドやデータといったユーザ入力情報を情報処理部104へ送る処理、及び情報処理部104あるいは訂正情報提示部109から受け取ったアプリケーションの応答結果を示した画面情報やユーザに提示するヘルプ内容の画面情報といったユーザ提示画面情報を出力部102へ送る処理を行う。情報処理部104は、UI処理部103から受け取ったユーザ入力情報に対応した処理を実行し、その応答結果をUI処理部103に送る装置である。また情報処理部104は、ユーザ入力情報とアプリケーションの現在の状態を示す情報及びユーザ入力情報に対するアプリケーションの応答内容をユーザ操作挙動取得部105へ送る。
Hereinafter, an embodiment of an information processing apparatus to which the present invention is applied will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a conceptual configuration diagram of an information processing apparatus to which the present invention is applied. In FIG. 1, an
ユーザ操作挙動取得部105は、情報処理部104から受け取った情報を操作履歴データ111に格納する装置である。ユーザ戸惑い度検出部106は、本システムに対するユーザの操作の挙動からユーザがどのくらい戸惑っているかを推測する装置であり、ユーザの操作の挙動とユーザの戸惑いの度合である戸惑い度を対応付けた戸惑い操作ルール110を用いる。誤操作度検出部107は、本システムに対するユーザの操作の挙動からユーザの操作にどのくらいの度合で操作誤りがありそうかを示す誤操作度を推測する装置であり、本システムにおける操作手順の頻度を表した操作フロー確率モデル112を用いる。スコア統合部108は、ユーザが操作に戸惑っていることを検知した時あるいはユーザから入力部101を介してヘルプ情報の提示要求があった時に、現在までにユーザが操作してきた履歴の中で操作の訂正が必要な箇所が存在しないかを推測し、存在する場合は訂正箇所における正しい操作を推測する装置である。訂正情報提示部109は、ユーザの過去の操作における訂正箇所と訂正箇所における正しい操作の推測結果を画面情報としてまとめ、ユーザに提示するためにUI処理部103へ送る装置である。
The user operation
図2は、本発明を適用した情報処理装置のハードウェア構成図である。外部記憶装置205のデータ部206には、戸惑い操作ルール110、操作履歴データ111、操作フロー確率モデル112が格納される。また、UI処理部103、情報処理部104、ユーザ操作挙動取得部105、ユーザ戸惑い度検出部106、誤操作度検出部107、スコア統合部108、訂正情報提示部109は処理プログラム207として記憶装置205に格納される。本システムがユーザに提供する機能は、処理装置203が記憶装置205のデータ部206及び処理プログラム207をメモリ204に読み出して処理を行うことで実現される。
FIG. 2 is a hardware configuration diagram of an information processing apparatus to which the present invention is applied. The
以下、本発明を適用した情報処理装置の一例としてパソコン向けメディア視聴録画システムを取り上げ、システムの具体的な処理の流れを説明する。 Hereinafter, taking a media viewing / recording system for a personal computer as an example of an information processing apparatus to which the present invention is applied, a specific processing flow of the system will be described.
図3は、情報処理部104における処理の流れ図である。ステップ301では、UI処理部103から受け取ったユーザ入力情報と出力部102にてユーザに提示しているアプリケーションの画面情報をユーザ操作挙動取得部105に送る。図4(A)はユーザ入力情報の一例、図4(B)はアプリケーションの画面情報の一例である。この例では入力部101に該当する入力機器はマウスであり、出力部102に該当する出力機器はLCD表示装置である。また図4(A)(B)は、最下部が最新のデータであり、上にいくほど古いデータが時系列に格納される。ユーザ入力情報として、マウスへの物理的操作を示す操作内容401、システム起動時からの相対的な時間経過をミリ秒単位で示す開始時間402、LCD表示装置の画面上におけるマウスの座標位置403が入力され、ユーザ操作挙動取得部105に送られる。また、アプリケーションの画面情報として、現在の表示画面の種類404、表示画面上にてマウスポインタの下にあるオブジェクトの種類405、そしてシステム起動時からの相対的な時間経過をミリ秒単位で示す開始時間406が取得され、ユーザ操作挙動取得部105に送られる。
FIG. 3 is a flowchart of processing in the
次にステップ302では、UI処理部103から受け取ったユーザ入力情報の識別を行う。ユーザ入力情報がヘルプ情報の要求を表す入力である場合はステップ305へ進み、その他の入力である場合はステップ303へ進む。図4(A)の場合はヘルプ情報の要求を表す入力がないのでステップ303へ進む。ステップ303ではユーザ入力情報に対応した処理を実行し、応答結果を示す画面情報をUI処理部103を介してユーザに提示する。図4(C)は、図4(A)をユーザ入力情報、図4(B)をアプリケーションの画面情報とする場合の応答結果の一例であり、入力情報と同期してアプリケーションの応答結果408を示している。この例では、番組検索ボタンをマウスでクリックしたことで表示画面を番組検索画面に切り替えるという応答結果となるため、番組検索画面の情報をUI処理部103へ送る。そしてステップ304では、ユーザ入力情報に対するアプリケーション応答結果をユーザ操作挙動取得部105に送り、再びユーザ入力待ちの状態に戻る。一方、ステップ305では、ユーザに提示するヘルプ情報を取得するためにスコア統合部108を呼び出し、再びユーザ入力待ちの状態に戻る。
In
図5は、ユーザ操作挙動取得部105における処理の流れ図である。ステップ501では、情報処理部104から受け取ったユーザ入力情報の操作内容に関して1つの操作として解釈可能な操作を統合し、さらに各操作の特徴を表す属性を抽出する。そして、アプリケーションの画面情報とアプリケーションの応答結果を時系列として同期がとれるように統合し操作履歴データ111に格納する。図6は、ユーザ入力情報とアプリケーションの画面情報、アプリケーションの応答結果を統合した結果の一例である。ユーザ入力情報の操作内容において、「マウスの左ボタンを押した」と「マウスの左ボタンを離した」という操作を統合し「左クリック」としている。また、操作内容「停止」の属性として秒単位の停止時間を次の操作内容の開始時間との差分から求め、属性605として取得している。さらに、操作内容「移動」の属性として画素単位の移動距離と1秒当たりの移動画素数をマウス座標位置から求め属性605及び属性606として取得している。ここで図6の「−」は、特定のデータがないことを意味する。ステップ502では、操作履歴データ111からユーザの戸惑い度を算出するため、ユーザ戸惑い度検出部106を呼び出す。ユーザ戸惑い度検出部106の実行結果を待たずに続けてステップ503へ進み、操作履歴データ111からユーザの誤操作度を算出するため、誤操作度検出部107を呼び出す。本実施例では、ユーザ戸惑い度検出部106と誤操作度検出部107を並行して実行するようになっているが、必ずしも並行して実行する必要はない。また、ユーザ戸惑い度検出部106と誤操作度検出部107の実行順が逆になっても構わない。
FIG. 5 is a flowchart of processing in the user operation
図7は、ユーザ戸惑い度検出部106における処理の流れ図である。操作履歴データ111におけるアプリケーションの応答結果は、ユーザの操作意図を客観的に示しており、アプリケーションの応答結果を時系列に追うことでユーザがどのような操作フローで作業しているかが把握できる。したがって、アプリケーションの応答結果毎に戸惑い度を算出し、操作履歴データ111へ格納する。ステップ701では、操作履歴データ111からアプリケーションの応答結果が存在する最新のデータを読み込む。操作履歴データ111に最初に格納されるデータには、「初期画面を表示」のように必ずアプリケーションの応答結果が存在する。したがって、ユーザ戸惑い度検出部106では、常に最近のアプリケーションの応答結果にのみ注目して戸惑い度を求めればよい。
FIG. 7 is a flowchart of processing in the user confusion
図8は操作履歴データ111の一例である。図8の最上部のデータに格納された戸惑い度0.6は、次のアプリケーションの応答結果が存在するデータまでの戸惑い度を示している。つまり、図8の開始時間801が1050ミリ秒の操作から開始時間801が10000ミリ秒までの操作の挙動から求めた値である。図8において、最近のユーザ操作履歴は開始時間801が16050ミリ秒の操作であり、ステップ701で読み込むべきアプリケーションの応答結果が存在する最新のデータは、開始時間801が16000ミリ秒のデータとなる。
FIG. 8 is an example of the
ステップ702では、ステップ701で読み込んだデータよりも最新のデータを全て読み込む。図8の例では、開始時間801が16050ミリ秒のデータのみが該当する。ステップ703では、ステップ702において読み込むデータが存在したかを確認する。図8の例のようにデータが存在する場合はステップ704へ進み、データが存在しない場合はステップ706へ進み、ステップ701で読み込んだデータの戸惑い度を0とし、ユーザ戸惑い度検出部106の処理を終了する。図8の例において、開始時間801が16000ミリ秒のデータの戸惑い度が0になっているのは、前回のユーザ戸惑い度検出部106での処理においてステップ701で読み込んだデータは開始時間801が16000ミリ秒のデータであり、ステップ702で読み込むデータは無いため、ステップ706の処理にてステップ701で読み込んだデータの戸惑い度を0としたからである。
In
ステップ704では、ステップ702で読み込んだデータと戸惑い操作ルール110を照合する。図9は戸惑い操作ルールの一例である。図9において、操作パターン901は、操作履歴データにおける操作内容の時系列パターンを示している。また条件902は、各操作パターン901における戸惑い度に影響を与える操作条件を示している。そして戸惑い度903は、操作パターン901と条件902の組合せ毎の戸惑い度を示している。
In
ここで、各操作パターン901、条件902、戸惑い度903の求め方について説明する。別途事前に大量の操作履歴データと操作の様子を写した映像データを収集し、各映像データを1人の被験者に見せながら、操作内容単位に図10のような戸惑い度の5段階主観評価を行ってもらう。つまり、映像の中で操作しているユーザが戸惑っていると感じた場合は、その戸惑い度合を5段階で記入してもらう。図10は、0から1までの数字を5つに分けており、値が大きいほど戸惑い度が大きいことを意味する。この主観評価実験をできるだけ多くの被験者に行ってもらうことで、統計的にユーザの戸惑いに起因する操作パターンと条件及びその戸惑い度を求めることができる。
Here, how to obtain each
さて、ステップ704の処理を図8の操作履歴データの例で説明すると、ステップ702で読み込んだデータは操作内容が「停止」であり、停止時間は「12」秒である。このデータは、図9の戸惑い操作ルールの操作パターン「停止」、条件「8[s]以上」を満たす。ステップ705ではステップ704での照合の結果、ステップ702で読み込んだデータが戸惑い操作ルール110を満たさない場合はステップ706へ進み、満たす場合にはステップ707へ進む。ステップ707では、戸惑い操作ルール110に基づいて戸惑い度を求め、ステップ701で読み込んだデータに格納し、ユーザ戸惑い度検出部106の処理を終了する。ステップ704においてステップ702で読み込んだデータが戸惑い操作ルール110の複数のルールを満たした場合は、各戸惑い度の合計値をステップ701で読み込んだデータに格納する。
Now, the processing of
図11は、誤操作度検出部107における処理の流れ図である。ステップ1101では、操作履歴データ111からアプリケーションの応答結果が存在する最新のデータを読み込む。ステップ1102では、ステップ1101で読み込んだアプリケーションの応答結果が前回の誤操作度検出部107の処理で読み込んだアプリケーションの応答結果と一致しているか確認し、一致していなければステップ1103に進み、一致していれば前回から客観的な操作が行われていないと解釈できるので誤操作度検出部107の処理を終了する。ステップ1103では、操作履歴データ111のアプリケーションの応答結果を時系列に並べた操作フローからアプリケーションの一般的な操作フローを確率で表現した操作フロー確率モデル112における現在の操作を把握することで、ステップ1101で読み込んだアプリケーションの応答結果に該当するユーザの操作の誤操作度を求める。
FIG. 11 is a flowchart of processing in the erroneous operation
図12は操作フロー確率モデル112の一例であり、丸はノード、矢印はアークと呼ばれ、矢印に添えた数値は矢印の始点にあるノードから終点にあるノードへの遷移確率を表している。操作フロー確率モデル112は、アプリケーションの応答を伴うユーザ操作をノードとするグラフ構造モデルであり、操作履歴データ111のアプリケーションの応答結果は操作フロー確率モデル112のノードと対応付けることができる。また、図12に示すように、操作フロー確率モデル112にはノード間の遷移確率が0から1の値で登録されている。このノード間遷移確率は、別途事前に収集した大量の操作履歴データから求まる操作フローの統計的確率によって決定できる。このノード間遷移確率は対象遷移に該当するユーザ操作の客観的正確さを表しているので、「1−遷移確率」により誤操作度を知ることができる。
FIG. 12 shows an example of the operation
図12の操作フロー確率モデル112を用い、図8に示す操作履歴データ111の誤操作度を求めると、図8においてアプリケーションの応答結果が「番組検索画面を表示」となっている操作は、図12におけるノード1201「初期画面を表示」からノード1203「番組検索画面を表示」に遷移した操作に該当する。このときのノード遷移確率が0.35であるので誤操作度は1−0.35=0.65となる。また、図8においてアプリケーションの応答結果が「地上デジタル放送の番組を選択」となっている操作は、図12におけるノード1203「番組検索画面を表示」からノード1205「地上デジタル放送の番組を選択」に遷移した操作に該当する。このときのノード遷移確率が0.2であるので誤操作度は1−0.2=0.8となる。こうして求めた誤操作度を操作履歴データ111へ格納する。そして誤操作度検出部107の処理を終了する。
When the operation
ここで、操作フロー確率モデル112において、ユーザの操作履歴毎のノード間遷移確率を保持することで、操作履歴データ111に応じて動的にノード間遷移確率を変更し、より高精度な誤操作度検出を行うこともできる。図17に、ユーザの操作履歴毎のノード間遷移確率に関する一例を示す。図17(A)におけるノード1703「番組を選択」から伸びる4本のアークに登録された遷移確率は、ノード1701「外部入力番組の視聴画面を表示」からノード1703「番組を選択」に遷移する操作の一般的な操作履歴から算出した値である。また、図17(B)におけるノード1703「番組を選択」から伸びる4本のアークにある遷移確率は、ノード1702「録画番組視聴画面を表示」からノード1703「番組を選択」に遷移する操作の一般的な操作履歴から算出した値である。このように、ユーザの操作履歴毎に、異なる遷移確率となるような操作フロー確率モデル112を保持することで、ユーザの操作履歴111に対応した遷移確率へと動的に変更することができる。
Here, in the operation
図13は、スコア統合部108における処理の流れ図である。ステップ1301では、スコア統合部108の処理の実行開始判断を行う。スコア統合部108の処理は、情報処理部104からユーザの処理実行要求を受け取った時、あるいはユーザ戸惑い度検出部106で求めた戸惑い度が既定の閾値を越えた時に処理が実行開始し、ステップ1302へ進む。それ以外の場合はスコア統合部108の処理を終了する。ステップ1302では、操作履歴データ111の各データにおける戸惑い度と、誤操作度と操作フロー確率モデル112の各ノードにおける均等な確率との差分値により正規化した値の加算値により確度の高い誤操作度である統合誤操作度を求める。
FIG. 13 is a flowchart of processing in the
図14は、戸惑い度及び誤操作度を含めた操作履歴データ111の一例である。ここで、図14では操作履歴データ111の各要素のうち「画面の種類」「マウス下のオブジェクト名」を省略している。また図14に示す開始時間1401が16000ミリ秒のデータの誤操作度が格納されていないのは、アプリケーションの応答結果1405「地上デジタル放送の番組を選択」の次の応答結果が未だ不明であるため誤操作度が確定できないからである。
FIG. 14 is an example of the
図14の開始時間1401が1050ミリ秒のデータを用いて統合誤操作度の算出方法を説明する。統合誤操作度は、戸惑い度0.6と、誤操作度0.8と操作フロー確率モデル112のノード「番組検索画面を表示」における均等な確率0.5との差分値0.3の加算値0.9である。ここで、本実施例では統合誤操作度として戸惑い度と正規化した誤操作度の加算値を用いているが、戸惑い度と誤操作度を用いた計算方法であれば特に限定はしない。
A method for calculating the integrated erroneous operation degree will be described using data with a
ステップ1303では、操作履歴データ111の各統合誤操作度のうち最大となるものを探索する。ステップ1304では、統合誤操作度の値が最大となるデータが複数存在するかを確認する。複数存在する場合はステップ1305に進み、複数存在しない場合は、ステップ1303にて最大の統合誤操作度となったデータに該当する操作が誤操作であると推測し、ステップ1306へ進む。ステップ1305では、統合誤操作度が同値となるデータの戸惑い度が大きい方を優先することで1つに絞り込み、誤操作を起こした操作を推測する。ここで、同値の統合誤操作度からの絞込み方法については、現在の操作から時間的に最も近い操作履歴データの優先度を高くするなど、様々あり限定はしない。ステップ1306では、ユーザに誤操作箇所と推薦操作を提示するため訂正情報提示部109を呼び出す。
In
図15は、訂正情報提示部109における処理の流れ図である。ステップ1501では、操作フロー確率モデル112からスコア統合部108にて求めた誤操作に対応するノードを見つけ、そのノードから遷移可能な次ノードのうち誤操作のノードを除いて最も遷移確率が高い次ノードに該当する操作を、このノードにおける正しい操作とする。図12を例に説明すると、スコア統合部108にて求めた誤操作に対応するノードがノード1201「初期画面を表示」であり、誤操作のノードはノード1202「録画番組視聴画面を表示」であった時、残り2つの遷移可能ノードのうち正しい操作に該当するノードは遷移確率の高いノード1203「番組検索画面を表示」となる。ここで、ユーザ戸惑い度検出部106で求めた戸惑い度と操作フロー確率モデル112のノード間遷移確率への重み付け量を定義したデータを用いることで、操作フロー確率モデル112におけるノード間遷移確率を変化させ、より正確な操作を求めることもできる。ステップ1502では、操作フロー確率モデル112から現在の操作画面に対応するノードを見つけ、そのノードから遷移可能な次ノードのうち最も遷移確率が高い次ノードに該当する操作を正しい操作とする。ステップ1503では、操作履歴データ111と現在の操作画面における正しい操作、誤操作のあった操作画面における正しい操作をヘルプ情報としてユーザに提示する。ここで、操作履歴データ111において最新の操作及び誤操作を示す部分を強調した表示にすることもできる。また、操作履歴データ111の履歴操作数が多い場合は戸惑い度の大きな操作のみを表示するなどの絞込み方法により表示数を減らすこともできる。さらに、ユーザの選択により、現在提示している正しい操作の次に遷移確率が高い操作を提示することもできる。同様にユーザの選択により、現在提示している誤操作の次に統合誤操作度が大きい操作を提示することもできる。この場合、ステップ1501にて正しい操作を再度求める必要がある。提示した正しい操作をユーザが選択すると、システムの状態を該当する操作画面に遷移させ、その画面上にて正しい操作を強調表示する。正しい操作の強調手段は、ボタンを大きくしたり、該当ボタンを矢印で指し示したりと様々に考えられるが、目立つ表示方法であれば限定するものではない。
FIG. 15 is a flowchart of processing in the correction
図16にヘルプ情報提示の一例を示す。図16のユーザの操作履歴1601は、ユーザ操作履歴111のうちアプリケーションの応答結果があるものを上から時系列に並べており、誤操作のあった操作と最新の操作を太字で強調している。また、図16の正しい操作1602には、ユーザの操作履歴1601で強調表示した操作に対する正しい操作を提示している。また、ボタン1603をユーザが実行することでユーザの操作履歴1601における誤操作のあった操作の強調表示を止め、次候補の誤操作のあった操作を強調表示する。また、ボタン1604をユーザが実行することで正しい操作1602における正しい操作を次候補の正しい操作に変える。
FIG. 16 shows an example of help information presentation. The
101 入力部
102 出力部
103 UI処理部
104 情報処理部
105 ユーザ操作挙動取得部
106 ユーザ戸惑い度検出部
107 誤操作度検出部
108 スコア統合部
109 訂正情報提示部
110 戸惑い操作ルール
111 操作履歴データ
112 操作フロー確率モデル
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記入力装置による操作に対するアプリケーションの応答結果を表示する出力装置と、
前記入力装置による操作履歴を蓄積するユーザ操作挙動取得部と、
ユーザが操作にどのくらいの度合で戸惑っているかを表す戸惑い度を求める戸惑い度検出部と、
ユーザの操作にどのくらいの度合で操作誤りがあるかを表す誤操作度を求める誤操作度検出部と、
前記戸惑い度と前記誤操作度を統合し、前記入力装置による操作履歴から誤操作の箇所を推測するスコア統合部と、
前記入力装置による操作履歴及び前記推測した誤操作の箇所を前記出力装置に表示する訂正情報提示部とを有し、
前記ユーザ操作挙動取得部は、前記入力装置からの入力情報とアプリケーションの画面情報及び前記入力情報に対する応答結果を取得し、それら取得した情報を操作履歴として保持し、
前記戸惑い度検出部は、操作パターンと戸惑い度との関係を示したルールと、現在の操作履歴とを照合することにより戸惑い度を求め、
前記誤操作度検出部は、アプリケーションの一般的な操作フローを確率で表現したモデルと、現在の操作履歴とを照合することにより誤操作度を求め、
前記スコア統合部は、前記操作履歴における操作毎に前記戸惑い度と前記誤操作度を統合した値を算出し、それが最大値をとる操作箇所を誤操作箇所とすることを特徴とする情報処理装置。 An input device;
An output device for displaying a response result of an application to the operation by the input device;
A user operation behavior acquisition unit that accumulates an operation history by the input device;
A confusion level detection unit that calculates a degree of confusion that indicates how much the user is confused with the operation,
An erroneous operation degree detection unit for obtaining an erroneous operation degree indicating the degree of operation error in the user's operation;
A score integration unit that integrates the degree of confusion and the degree of erroneous operation, and estimates an erroneous operation location from an operation history by the input device;
A correction information presenting unit for displaying the operation history by the input device and the location of the estimated erroneous operation on the output device;
The user operation behavior acquisition unit acquires the input information from the input device, the screen information of the application, and a response result to the input information, holds the acquired information as an operation history,
The confusion level detection unit obtains the degree of confusion by checking the rule indicating the relationship between the operation pattern and the degree of confusion and the current operation history,
The erroneous operation degree detection unit obtains an erroneous operation degree by comparing a model expressing a general operation flow of an application with a probability and a current operation history,
The said score integration part calculates the value which integrated the said confusion degree and the said erroneous operation degree for every operation in the said operation history, and makes the operation location where it takes the maximum value be an erroneous operation location, The information processing apparatus characterized by the above-mentioned.
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