JP2008267879A - 放射線測定装置 - Google Patents

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数弘 斉藤
Toshiyuki Inose
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Abstract

【課題】放射線の放射強度の分布が把握し易く、アイソトープ粒子が集積する放射線源集積部位の特定をより高感度に行なうことができる。
【解決手段】検出部12により、アイソトープが体内に注入された被検者から放射される放射線の放射強度の分布を測定し、アイソトープ粒子が集積する部位を探索し、同定する。該探索時に操作者が手で握るプローブ部16に、放射線の線量を検出するための検出器12と、該放射線量の大きさを示す表示器27を設ける。
【選択図】図8

Description

本発明は、アイソトープが体内に注入された被検者から放射される放射線を測定しつつ、アイソトープ粒子が集積する部位を探索し、同定するための放射線測定装置に係り、特に、放射線の放射強度の分布が把握し易く、アイソトープ粒子が集積する放射線源集積部位の特定をより高感度に行なうことができる放射線測定装置に関する。
癌細胞は、リンパ液の流れに従ってリンパ管を経てリンパ節に到達し、ここで定着・増殖し転移を形成することが知られる。又、センチネルリンパ節は、腫瘍の原発巣からリンパ液が最初に到達するリンパ節と定義され、最も転移の可能性が高いリンパ節である。
このセンチネルリンパ節を同定するため、被検者の皮下組織や乳腺組織にアイソトープを注入し、ガンマプローブやガンマカメラを用いて、注入されたアイソトープから放射される放射線の放射強度を測定しつつ、その分布により、アイソトープ粒子が集積する部位(以下放射線源集積部位と呼ぶ)を同定することが行なわれている。
図9は、従来例のガンマプローブを示す装置正面図である。
ガンマプローブの装置本体50には、ケーブル64により、被検者に注入されたアイソトープから放射される放射線を測定する検知部を内蔵したプローブ部63が接続されている。又、この装置本体50には、電源スイッチ52を含め、操作者が取り扱う諸スイッチ54〜56、放射線の強度を呈示するメータ部61、該強度やその他情報を呈示する表示部62が備えられる。医師などの操作者は、メータ部61や表示部62を目視して放射線の強度を確認しつつ、プローブ部63を手に握り、この先端を被検者の皮膚に沿って移動させ、放射線源集積部位を同定し、センチネルリンパ節の同定などを行なうことになる。
特開平6−154173号公報
しかしながら、従来例のガンマプローブでは、装置本体50のメータ部61や表示部62を注視して放射線の強度の変化を確認しつつ、同時に、手に握って移動操作するプローブ部63の先端を注視し、該先端の体表位置を厳密に把握する必要がある。通常、メータ部61や表示部62がある装置本体50は机上に置かれ、プローブ部63の先端を移動させる被検者は、上記の机上とは別方向であることを考えると、このように共に注視することは不便なものであり、精度よく放射線源集積部位を同定することは熟練を要する。
なお、特許文献1には、単体で手持ち操作される構造の測定器として、耳の鼓膜により放射される赤外線を測定し、体芯温度を測定する体温計が開示されているが、放射線を測定するものではなかった。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、放射線の放射強度の分布が把握し易く、アイソトープ粒子が集積する放射線源集積部位の特定をより高感度に行なうことができる放射線測定装置を提供することを課題とする。
本発明は、アイソトープが体内に注入された被検者から放射される放射線を測定しつつ、アイソトープ粒子が集積する部位を探索し、同定するための放射線測定装置において、該探索時に操作者が手で握るプローブ部に、放射線の線量を検出するための検出器と、該放射線量の大きさを示す表示器を設けたことにより、前記課題を解決したものである。
又、前記放射線測定装置において、前記表示器が、前記プローブ部において前記検出器と反対側の端面に設けられたものとすることができる。
又、前記放射線測定装置において、操作者が押下操作するバックグラウンド・キャンセルスイッチと、該バックグラウンド・キャンセルスイッチが操作されると、前記放射線量の大きさをゼロに強制設定する回路と、を備えたものとすることができる。
更に、前記放射線測定装置において、前記強制設定回路が、前記バックグラウンド・キャンセルスイッチが操作されると、前記検出器から入力される信号を計数する過程で、該信号の計数値をゼロに強制設定する回路とすることができる。
又、前記放射線測定装置において、前記検出器、該検出器からの信号に基づいて前記表示器の表示を行なうための内部回路、及び電源が全て内蔵され、据え置き装置に接続することなく独立利用可能なペン型とすることができる。
更には、前記放射線測定装置において、前記検出部及び前記プローブ装置本体の間にシャフト部を介在させ、前記検出器に半導体検出器を用いることができる。
本発明によれば、医師などの操作者は、放射線源集積部位を同定するため、被検者体表における放射線の放射強度の分布を、放射線の線量を検出するための検出器を備えたプローブ部先端で探る際、該プローブ部や該プローブ部先端と共に、該プローブ部に設けた、放射線の線量の大きさを示す表示器を容易に目視することができる。従って、放射線の放射強度の分布が把握し易く、アイソトープ粒子が集積する放射線源集積部位の特定をより高感度に行なうことができる。
以下、図を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された放射線測定装置の実施形態であるガンマプローブ装置10の表面図である。図2〜図4は、該ガンマプローブ装置10の、それぞれ、図1において上方から見た側面図、図1において裏面から見た裏面図、図1において右方から見た側面図である。
本実施形態は、ペン型の高感度放射線測定器となっており、前述の従来例の装置本体50のような据え置き装置に接続することなく独立利用可能なものとなっている。
まず、検出部12は、アイソトープが体内に注入された被検者から放射される放射線の線量を検出するための、半導体検出器である検出器5を備える。該検出部12は、アイソトープ粒子が集積する部位を探索する際、医師などの操作者が手で握るグリップ部となるプローブ装置本体16に、シャフト部13を介在させて取り付けられ、これら検出部12、シャフト部13、プローブ装置本体16は一体となっている。
シャフト部13を設けることで、被検者から放射される放射線による操作者の被曝を軽減でき、検出部先端の探索部位に対する位置関係が認識し易くしている。シャフト部13の長さは、これら以外にも、手持ち操作のバランスなどを勘案して決定される。
又、該プローブ装置本体16には、ホールドスイッチ21、バックグラウンド・キャンセルスイッチ23、電源スイッチ25、表示部27が設けられている。該表示部27には、検出器5によって測定される放射線の線量(強度)に応じた数値が、7セグメント表示器3桁で表示される。
図3において符号28の箇所は、電池ケース28の蓋であり、この内部に、当該ガンマプローブ装置10を動作させる電源となる電池を格納する該電池ケース28が設けられている。
図5は、本実施形態の回路構成を示すブロック図である。図6は、本実施形態の回路が構成されたプリント基板を示す平面図である。
図5に示されるように、本実施形態は、放射線の放射強度を検出し該強度に応じた信号を出力する検出器5と、該信号(アナログ信号)を増幅するアナログ回路部363に加え、ある種のコンピュータ装置とも言えるデジタル回路部を備える。アナログ回路部363から出力される、上述の増幅されたアナログ信号は、デジタル回路部において、波高弁別回路365によりロジックパルスに変換しつつ、カウンタ回路367により入力される。なお、図5において、ハードウェア構成は、説明の関係上一部抽象化されている。
そして、図6に示すように、上述のアナログ回路部363はプリント基板31に、デジタル回路部はプリント基板33に構成される。又、プリント基板31はシャフト部13側、プリント基板33は表示部27側となるように並べられ、プローブ装置本体16に収められる。
図5において、前述のデジタル回路部は、CPU(Central Processing Unit)310と、RAM(Random Access Memory)311と、ROM(Read Only Memory)312と、種々のI/F(Inter Face)313、320とを有している。これらは、バス301によって相互接続されている。
又、バス301に対して、I/F320を介して、ホールドスイッチ21、表示部27、小型スピーカ24、バックグラウンド・キャンセルスイッチ23が接続されている。小型スピーカ24は、諸スイッチの操作時のクリック音、放射線検出音、アラーム音を提供するためのものである。
以上のようなハードウェア構成において、記憶手段、又記憶装置は、RAM311、ROM312である。このような記憶手段や記憶装置において、CPU310で実行される様々なプログラムや、本実施形態においてアクセスされる諸ファイルやデータが保存され、電子的にアクセスができるようになっている。なお、外部接続I/F313は、USB(Universal Serial Bus)やLAN(Local Area Network)などにより、他のコンピュータ装置などに接続するためのものであり、本実施形態によって測定されたデータを外部のコンピュータ装置などで利用できるようになっている。
図7は、操作者によって本実施形態のガンマプローブ装置10を握った様子を示す斜視図である。又、図8は、該ガンマプローブ装置10の表示部27側から見た斜視図である。
前述のように、ガンマプローブ装置10は、検出部12、シャフト部13、プローブ装置本体16が一体となり、全体の形状はペン型であり、図7や図8に示されるように、利用時に操作者はバランスよく保持することができる。
又、操作者がプローブ装置本体16を握って放射線源集積部位を探索する際、握りかえることなく押下操作できる位置に、ホールドスイッチ21及びバックグラウンド・キャンセルスイッチ23は設けられている。なお、電源スイッチ25は、放射線源集積部位の探索の際に不用意に操作されない位置に設けられている。
更に、表示部27は、投光ユニット26において、検出部12やシャフト部13とは反対側に設けられ、又、該探索の際に操作者側となる地位に設けられ、放射線源集積部位の探索の際、操作者が容易に目視し易い位置に設けられている。従って、該探索中、検出部12の先端を体表に沿って注視しながら移動させつつ、握った手で隠されることなく表示部27を容易に目視することができる。
該探索中、バックグラウンド・キャンセルスイッチ23を押下すると、放射線源集積部位に関係なく存在する放射線源の放射線量(強度)をバックグラウンドと見なし、差し引いて表示部27に表示することができる。従って、バックグラウンドの放射線に埋もれることなく、放射線源集積部位を探索することができる。
なお、本実施形態のアナログ回路部363は、バックグラウンド・キャンセルスイッチ23の押下時、検出器5の信号を計数する過程で、放射線強度に応じた計数信号の大きさをゼロに強制設定する回路となっている。従って、バックグラウンドの放射線量(強度)を差し引く分、SN比(Signal to Noise ratio)が有利になり、放射線の放射強度の把握精度を向上することができる。
又、放射線源集積部位の探索中、ホールドスイッチ21を押下すると、該押下時の放射線量(強度)の測定値を保持し、表示部27において表示することができ、測定値の筆記などに便利になっている。なお、再びホールドスイッチ21を押下すると、該保持が解除され、放射線量(強度)の測定が再開される。
なお、本実施形態の放射線測定装置は、独立利用可能なペン型となっているが、このようなものに限定されるものではない。例えば、前述従来例のように、装置本体50に接続されているプローブ部63に、放射線の線量を検出するための検出部12と、該放射線量の大きさを示す表示部27を設けるようにするだけでも、探索箇所確認及び放射線量確認の視認性を向上することができる。
本発明が適用された放射線測定装置の実施形態であるガンマプローブ装置の表面図 該ガンマプローブ装置の、図1において上方から見た側面図 該ガンマプローブ装置の、図1において裏面から見た裏面図 該ガンマプローブ装置の、図1において右方から見た側面図 前記実施形態の回路構成を示すブロック図 前記実施形態の回路が構成されたプリント基板を示す平面図 前記実施形態のガンマプローブ装置を握った様子を示す斜視図 該ガンマプローブ装置の表示部側から見た斜視図 従来例のガンマプローブを示す装置正面図
符号の説明
5…検出器
10…ガンマプローブ装置
12…検出部
13…シャフト部
16…プローブ装置本体
21…ホールドスイッチ
23…バックグラウンド・キャンセルスイッチ
24…小型スピーカ
25…電源スイッチ
27…表示部
28…電池ケース
31…プリント基板(アナログ回路部)
33…プリント基板(デジタル回路部)
301…バス
310…CPU
311…RAM
312…ROM
313…外部接続I/F
320、361…I/F
363…アナログ回路部
365…波高弁別回路
367…カウンタ回路

Claims (6)

  1. アイソトープが体内に注入された被検者から放射される放射線を測定しつつ、アイソトープ粒子が集積する部位を探索し、同定するための放射線測定装置において、
    該探索時に操作者が手で握るプローブ部に、放射線の線量を検出するための検出器と、該放射線量の大きさを示す表示器を設けたことを特徴とする放射線測定装置。
  2. 前記表示器が、前記プローブ部において前記検出器と反対側の端面に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の放射線測定装置。
  3. 操作者が押下操作するバックグラウンド・キャンセルスイッチと、
    該バックグラウンド・キャンセルスイッチが操作されると、前記放射線量の大きさをゼロに強制設定する回路と、を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線測定装置。
  4. 前記強制設定回路が、前記バックグラウンド・キャンセルスイッチが操作されると、前記検出器から入力される信号を計数する過程で、該信号の計数値をゼロに強制設定する回路であることを特徴とする請求項3に記載の放射線測定装置。
  5. 前記検出器、該検出器からの信号に基づいて前記表示器の表示を行なうための内部回路、及び電源が全て内蔵され、据え置き装置に接続することなく独立利用可能なペン型とされたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の放射線測定装置。
  6. 前記検出部及び前記プローブ装置本体の間にシャフト部を介在させ、
    前記検出器に半導体検出器を用いたことを特徴とする請求項4に記載の放射線測定装置。
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