JP2008267094A - Door stopper fixable/releasable only by door - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ドアストッパーに関する。詳しくは、ドアストッパーを床面に置いたままで、ドアだけで固定・解除できるドアストッパーに関する。 The present invention relates to a door stopper. Specifically, the present invention relates to a door stopper that can be fixed and released only by a door while the door stopper is placed on the floor.
従来、硬い楔形のドアストッパーが一般に用いられている。ゴム製のものが多いが、硬いゴムで基本的には変形しないものである。仮に変形したとしても変形量は、極僅かである。用い方は、ドアの下面と床面との隙間に楔形の尖った方を挿入し、ドアが楔形の山(背の高い方)の方に行くのを防ぐものである。楔形の形状を物理的に利用して、狭い隙間に楔形が一定以上食い込めない性質を利用したものである。 Conventionally, a hard wedge-shaped door stopper is generally used. Although many are made of rubber, it is basically hard and does not deform. Even if it is deformed, the amount of deformation is very small. The usage is to insert a wedge-shaped point into the gap between the lower surface of the door and the floor surface to prevent the door from going toward the wedge-shaped mountain (the taller one). By utilizing the wedge shape physically, the wedge shape cannot be used more than a certain amount in a narrow gap.
ドアストッパーが必要なくなり、これを外すときには、その都度しゃがんで、手で取り除かねばならなかった。 The door stopper is no longer needed, and every time you remove it, you had to squat down and remove it by hand.
ドア下面と床面との隙間に食い込んで、ドア下面・床面とドアストッパーとの摩擦抵抗により、ドアが楔形の尖った方に動くのを防いで、ドアを任意の開き角度で固定するドアストッパーはなかった。又、変形を前提にしたもの、摩擦抵抗によるものはなかった。 A door that cuts into the gap between the lower surface of the door and the floor and prevents the door from moving in a wedge-shaped point by frictional resistance between the lower surface of the door and the floor and the door stopper, and fixes the door at an arbitrary opening angle. There was no stopper. Moreover, there was nothing based on deformation or frictional resistance.
ドアストッパーをドア下面に挿入するときも、床面に置いてドアを押付けるだけでよいものはなかった。断面が台形状の略円錐台形又は略多角錐台形のものには、それに近いものはあったが、足の爪先で押えねばならないし、楔形のものにはなかった。又、固定したドアを解除するときに、ドアを閉める方向に強く引けば、ドアが外れるドアストッパーもなかった。前記略円錐台形又は略多角錐台形のものも、外すときは、爪先で押えねばならない。置く位置も、この略円錐台形又は略多角錐台形のものは、楔形のものと同じ側に置くものである。 Even when the door stopper was inserted into the lower surface of the door, there was nothing that simply placed it on the floor and pressed the door. Some of the trapezoidal trapezoidal trapezoidal or substantially polygonal frustum trapezoidal shapes were close to it, but had to be pressed by the toes of the foot, and not the wedge-shaped ones. Also, when releasing the fixed door, there was no door stopper that would allow the door to come off if it was pulled strongly in the closing direction. In order to remove the substantially truncated cone shape or the substantially polygonal truncated cone shape, it must be held by a toe. The substantially frustum shape or the substantially polygonal frustum shape is placed on the same side as the wedge shape.
特許文献1のものは、楔形に似た、高低をつけた支持台の上に板バネを取付けたドア押え器具で、ドア下面と床面との隙間に食い込ませて、使用するものである。ドアを保持する機構は、ドア下面と板バネとの摩擦抵抗によるものではなく、楔形と同様にドア下面が板バネの高い方向に進めない性質を利用したものである。板バネの表面には、防滑処理は施されていない。
The thing of
特許文献2のものは、楔形の斜面を硬質ゴムで、底面を軟質ゴムで構成したドア固定具である。ドア下面に接する斜面を表面平滑で強度大の硬質ゴムで、床面に接する底面を摩擦抵抗大の軟質ゴムで一体形成したものである。使い方は、ドア下面と床面との隙間に食い込ませて、ドアが楔形の高い方向へ進めない性質を利用して、ドアを任意の開き角度で固定する。底面の軟質ゴムは、摩擦抵抗が大で、床面に対して動かない。斜面の硬質ゴムは、ドア下面との衝撃に対しても安全に吸収し、双方に傷をつけたりしない。斜面の硬質ゴムには、摩擦抵抗大の働きはないし、変形もしない。
The thing of
特許文献3のものは、材質をゴム又はゴムに似た材質のプラスチックにした楔形のドア止め具である。使い方は、特許文献2のものと同じである。材質をゴム又はゴムに似た材質のプラスチックで作ると、ドア止め具は、床に密着して滑らず、所望の場所で止まる。本文では、ゴムの特徴として、床に密着し、滑らないことが書かれ、変形に関しては記載されていない。図面ではドア下端の角に押されて、斜面のゴムがコブのように丸く膨れている。ドア下面には、ゴムは面接触していない。ドア下端の角が線接触しているだけである。軟らかいゴムが変形して、ドア下面との接触面積が増加することやゴムとドア下面との摩擦抵抗に関しての認識はないと考えられる。
The thing of
特許文献4のものは、柔軟性を有する部材で楔状の本体を形成し、平行に相対する三角形の平面部に複数の貫通孔を設けた楔形ドアストッパーである。貫通孔は、楔形の三角形の鋭角部分から対辺に向うにつれて順次大きくなるように設ける。使い方は、特許文献2のもの同じである。貫通孔があるので、貫通孔の近くでは、柔軟性を増大させ、且つ材料特性の復元力により、ドアを任意の位置に維持させるようにしたものである。ドアを維持する機構は、ドア下面と斜面との摩擦抵抗によるものではなく、ドア下面が楔形の高い方向に進めない性質を利用したものである。斜面の表面には、防滑処理は施されていない。 柔軟性の目的は、従来技術の剛性の材質での塑性変形や耐久性に対するものであり、変形して、ドア下面との接触面積増大については、記載されていない。
The thing of
特許文献5のものは、楔形をした本体の斜面の摩擦係数が、底面の摩擦係数よりも小さいドアストッパーである。使い方は、特許文献2のものと同じである。底面の摩擦係数が斜面の摩擦係数よりも大きいので、ドアの下端がドアストッパーの斜面に当った場合、ドア下端は斜面上を若干滑り、ドアストッパーは床面に押付けられ、底面は床面に対して動かない。底面の摩擦係数は大きいので、床面に対して滑ることなく、ドアストッパーは、その場所で保持されることになる。ドアを保持する機構は、ドア下面と斜面との摩擦抵抗によるものではなく、ドア下面が楔形の高い方向に進めない性質を利用したものである。
The thing of patent document 5 is a door stopper in which the friction coefficient of the slope of a wedge-shaped main body is smaller than the friction coefficient of a bottom face. The usage is the same as that of
特許文献6のものは、弾性材料でできた中空の球体に、重心を下げるための重りを封入して、転がりにくくしたドアストッパーである。重りは、水等の液体又は金属や石の小片、砂等を用いる。使い方は、ドアを開けておきたい箇所の床面にドアストッパーを置き、ドアの下端が当ると、球体のドアストッパーは変形と回転とをしながら、ドアと床面との間に入り込んで、弾性によりドアを押し返して、ドアを保持する。ドアを閉める方に強く引くと、ドアの下で球体は回転して、ドアの下からすり抜け、解除する。ドアの保持は、弾性体の反撥弾性によるもので、摩擦抵抗によるものではない。 The thing of patent document 6 is the door stopper which enclosed the weight for lowering a gravity center in the hollow sphere made from the elastic material, and made it hard to roll. As the weight, a liquid such as water, a metal or stone piece, sand or the like is used. To use, place the door stopper on the floor surface where you want to open the door, and when the lower end of the door hits, the spherical door stopper deforms and rotates and enters between the door and the floor surface, Push the door back by elasticity to hold the door. When pulling strongly toward the door closing, the sphere rotates under the door, slips under the door and releases. The door is held by the rebound resilience of the elastic body and not by the frictional resistance.
特許文献7のものは、断面形状が台形の略円錐台形又は略多角錐台形で底面はなく、内部は空洞の皿を伏せたような形状のドアストッパーである。薄い板状の上面と周辺傾斜部からなり、周辺傾斜部の下端が床面に接する。材質は、ゴム又は軟質プラスチックである。足の爪先だけでドアストッパーを出し入れでき、着脱時にしゃがむ必要がないものである。使い方は、基本的には特許文献2のものと同じであって、ドアの下面と床面との隙間に、断面形状台形の鋭角部を挿入する。その際、床面の目標の位置にドアストッパーを置き、爪先でドアストッパーを押え、ドアの下端を押付ければよい。ドアストッパーを外すときは、ドアストッパーを爪先で押えておき、ドアを断面形状台形の鋭角部の方向に引けばよい。ドアを保持する機構は、楔形のものと同じで傾斜部に当ったドアの下端が傾斜部の高い方へ進めないことによる。傾斜部には防滑手段はなく、摩擦抵抗によるものではない。
The thing of patent document 7 is a substantially frustoconical shape with a trapezoidal cross section, or a substantially polygonal frustum shape, and has a bottom face, and the inside is a door stopper shaped like a hollow dish. It consists of a thin plate-like upper surface and a peripheral inclined portion, and the lower end of the peripheral inclined portion is in contact with the floor surface. The material is rubber or soft plastic. The door stopper can be inserted and removed with just the toe of the foot, and there is no need to squat when attaching and detaching. Usage is basically the same as that of
夏季、エアコンを点けたり消したりする毎に、ドアを閉めたり開けたりする必要がある。ドアを開けていると風でドアが閉まるので、その都度ドアストッパーを付けたり外したりしなければならない。この他にもドアストッパーを嵌めたり外したりしたいことは数多くある。嵌めたり外したりするときには、毎回しゃがんで手で行わねばならないのは、実に面倒である。又、ドアを閉める方向の側にドアストッパーを置くため、ドアを閉めるにはドアストッパーを取り除かねばならない。 In summer, the door must be closed and opened each time the air conditioner is turned on and off. When the door is open, the door closes with the wind, so you must attach or remove the door stopper each time. There are many other things that you want to insert and remove door stoppers. It ’s really cumbersome to have to do it by hand every time you put it in and out. Also, since the door stopper is placed on the side in the direction of closing the door, the door stopper must be removed to close the door.
ドアストッパーを床面に置いたままでも、即ち、足の爪先で押えなくても、ドアを固定したり解除したりできるドアストッパーがあると便利である。ドアだけでドアを固定したり解除したりするには、従来技術の楔形ドアストッパーとは逆の方向の側にドアストッパーを置かねばならない。即ち、鋭角部の方からドア下面を押付けたり外したりする。 It is convenient to have a door stopper that can fix and release the door while the door stopper is placed on the floor surface, that is, without being pressed by the toes of the foot. In order to fix and release the door with only the door, the door stopper must be placed on the side opposite to the wedge-shaped door stopper of the prior art. That is, the lower surface of the door is pressed or removed from the acute angle portion.
本発明が解決しようとする課題は、これらの問題点を解決し、ドアストッパーを床面に置いたままでも、ドアだけでドアを固定したり解除したりできるドアストッパーを提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to solve these problems and provide a door stopper capable of fixing and releasing the door only by the door even when the door stopper is placed on the floor surface.
請求項1に係るドアだけで固定・解除できるドアストッパーは、斜面12と底面11とを有する、柔軟体からなる本体10の該斜面12と該底面11とにそれぞれ防滑手段121、防滑手段111を設けたものである。
The door stopper which can be fixed / released only by the door according to
斜面12と底面11とを有する本体10とは、本体10が楔形に限らず、斜面12と底面11とがあれば、他の形状でもよいことをいう。
The
斜面12は、必ずしも平面でなくてもよく、曲面でもよい。凹面でも凸面でもよいし、凹凸面の反復曲面でもよい。細かい凹凸を繰り返して摩擦抵抗を増大させたものでもよい。細かい凹凸の断面形状も、W字形の角角尖ったものでも、丸みを帯びた緩やかなカーブを持った波形のものでも、コの字形を反転反復した四角張ったもの等でもよい。長手方向に直角だけでなく、平行のものでもよい。平面投影形状も長方形に限らず、他の多角形でも、曲線を含んだ他の形状でもよい。
The
底面11は、床面4に接するので、平面がよい。平滑面に限らず、細かい凹凸や小さな突起等を設けて摩擦抵抗を増大させたものでもよい。形状は長方形に限らず、他の形状でもよい。面積は、斜面11の面積と異なるものでもよい。本体10の形状による。
Since the
柔軟体は、押されて変形可能であればよく、ソリッド(充実)でも発泡体でもよい。通常は、軽量化、コストの点で発泡体がよい。反撥弾性がいくらかでもあった方がよい。材質は、ゴムでもプラスチックでもよいし、フェルト、スプリング等他のものでもよい。ドア2の下面と床面4との隙間に食い込み易いものがよい。多少食い込んだ結果、接触面積を増やし、柔軟体の反撥弾性でドア下面を押し上げ、ドア下面、床面4との摩擦抵抗を増大させて、ドア2を固定する。
The flexible body only needs to be deformable by being pushed, and may be solid (solid) or foam. Usually, a foam is good in terms of weight reduction and cost. It is better to have some resilience. The material may be rubber or plastic, or other materials such as felts and springs. What is easy to bite into the clearance gap between the lower surface of the
柔軟さの程度も幅広く、かなり硬いものから例えば台所の食器洗い用ウレタンフォームや実際には使えないが、食品のコンニャクのような非常に軟らかいものでもよい。コンニャクのようなソリッドで非常に軟らかいものとしては、例えばゾルタイプの塩化ビニール樹脂に多量の可塑剤を配合したもの、低硬度用の特殊合成ゴム等がある。かなり硬い方としては、ジョギングシューズ底用のスポンジや浴室用マットとして、2種類売られている内の、硬い方のEVA発泡体でもよいし、もっと硬いものでもよい。浴室用マットの軟らかい方のポリエチレン発泡体も使える。ソリッドでは、低硬度の軟質ゴム、前記ゾルタイプの塩化ビニール樹脂に可塑剤を配合したものの可塑剤量を調整して柔軟度を硬めに調整したもの等がある。本体10がドアストッパー市販品のように、硬くてほとんど変形しないようなものでも、取付けた防滑材が発泡体で変形するものであれば、ドア2を固定することからも、柔軟体は相当硬いものでも使用できる。
The degree of flexibility is wide, and it can be very hard, such as urethane foam for dishwashing in the kitchen or something that can not be used in practice, but it can be very soft, such as food konjac. Examples of solid and extremely soft materials such as konjac include a sol type vinyl chloride resin blended with a large amount of plasticizer, and a special synthetic rubber for low hardness. As for the harder one, the harder EVA foam or the harder one of two types sold as sponges for bathing shoes and mats for bathrooms may be used. You can also use the softer polyethylene foam of the bathroom mat. Solids include soft rubbers with low hardness, and those obtained by adjusting the plasticizer amount of the sol-type vinyl chloride resin blended with a plasticizer to adjust the softness to a higher level. Even if the
ゴム、塩化ビニール樹脂のような軟質プラスチック等の弾性体で枠構造のようなものを作って、柔軟体としてもよい。材質、厚さ、構造等で柔軟さ、弾性を調整する。 An elastic body such as rubber or a soft plastic such as vinyl chloride resin may be used to make a frame structure to make a flexible body. Adjust flexibility and elasticity with material, thickness, structure, etc.
斜面12と底面11とがなす角度は、柔軟体の硬度(軟らかさ)や防滑力等とも関連するので、簡単には限定できない。軟らかい素材のときは、角度大でもドア下面と床面との隙間に食い込めるが、硬い素材のときは、角度を小にしないと、入り込めない。柔軟体の反撥弾性にも関連する。反撥弾性が弱いと、ドア下面や床面を押す力が弱く、摩擦抵抗も弱いので、ドアを固定する力が不足する。防滑材の防滑力も関連する。防滑力が強いと、接触面積小でも、固定する。ドアストッパーの長手方向の長さも含めて試行錯誤法により、角度を決めるのがよい。
The angle formed by the
角度は、重要である。台所食器洗い用のウレタンフォームは、軟らかいので、角度20度のものを試作したところ、床面4上を滑り、ドア下面と床面4との隙間に食い込まない。軽量も要因の1つかと考え、2ミリ厚の亜鉛引鉄板を底面11と防滑材との間に貼り付けたが、滑りは止まらなかった。亜鉛引鉄板の幅を2倍にして重量を増してみたが、同様であった。ところが、角度を市販品の14度(1例)と略同じの12度にしてみたところ、滑りはなくなり、ドア下面の下に食い込んで、ドア2を固定した。重さは、関係ないことが分った。食器洗い用のウレタンフォームは、反撥弾性は弱いが、ドア2を固定できる。防滑材の性能にもよる。防滑力の小さいものでは滑る。
The angle is important. Urethane foam for kitchen dishwashing is soft, so when a prototype with an angle of 20 degrees was made as a prototype, it slips on the
防滑手段は、ドア下面や床面4との摩擦抵抗を増大させて、滑りにくくするものである。防滑手段としては、摩擦抵抗大の素材でできた防滑材、摩擦抵抗を増す表面の細かい凹凸、突起、小さな吸盤、ドア下面を機械的に保持するドア下面保持片123等がある。本発明は摩擦抵抗により,ドア下面とドアストッパー1、ドアストッパー1と床面4とを動かなくして、その結果、ドア下面と床面4とを固定するものである。本体10の摩擦抵抗が大のときは、防滑材取付けを省略してもよい。
The anti-slip means increases the frictional resistance with the lower surface of the door or the
防滑材は、硬度の低い(軟らかい)ゴム、ゴムの発泡体、塩化ビニールや塩化ビニールをブレンドしたプラスチック等の軟質プラスチック、これらプラスチックの発泡体等々がある。摩擦抵抗が大きく、ドア2の下面や床面4に対して滑りにくいものであれば、他のものでもよい。表面状態は、平滑でもよいし、細かい凹凸を溝状又は点状に繰り返したもの(卓球ラケットに貼り付けるような小さな突起付のゴムシートを含む)、孔をあけたもの、メッシュ状のもの、小さい吸盤を並べたもの等でもよい。市販品のメッシュ状塩化ビニール系発泡体やシート状防滑材でもよい。
Examples of the anti-slip material include low hardness (soft) rubber, rubber foam, soft plastic such as vinyl chloride and plastic blended with vinyl chloride, and foam of these plastics. Others may be used as long as they have a high frictional resistance and are difficult to slip with respect to the lower surface of the
ゴムやゴムの発泡体は、その組成(配合)により、防滑性が変わる。市販されているシート状ゴム発泡体を種々テストしてみたが、防滑性の差は大きい。ウェットスーツ用の独立気泡のゴム発泡体が、テストした中では、最も防滑性大であった。底面11と斜面12とに同じ防滑材を使用するときは、防滑性のよいものを採用した方がよい。斜面12が滑りにくいため、底面11が床面4に対して滑り易くなるためである。
The anti-slip property of rubber and rubber foam varies depending on the composition (formulation). Various tests were conducted on commercially available sheet-like rubber foams, but the difference in slip resistance was large. The closed-cell rubber foam for wetsuits was the most slip-resistant among the tests. When the same anti-slip material is used for the
又、防滑手段としては、ゴム、軟質プラスチック等の弾性体で薄い板状、又は断面細長い三角状に構成されたドア下面保持片123等機械的にドア下面を保持するものでもよい。ドア下面保持片123は、根元が弾性体で折れ曲ったり、復元したりするものであれば、先の方は他のものでもよい。
Further, as the anti-slip means, a door lower surface may be mechanically held such as a door lower
ドアだけで固定・解除できるドアストッパー1とは、ドアストッパー1を着脱する際に、その都度しゃがんで、置いたり外したりしなくてもよく、床面4に置いたドアストッパー1にドア2を押付ければ、ドア2が固定され、固定されたドア2を外す方向即ち固定を解除する方向に強く引けば、ドア2が外れるものである。固定とは、摩擦抵抗によって、風が吹いた位の力ではドア2が動かず、手で強く引けば外れる程度にドア2を保持することを言い、釘打ちのように動かなくするものではない。解除とは、固定状態からドア2を外すことである。固定・解除できるとは、固定と解除との両方ができることを言う。
The
請求項2に係るドアだけで固定・解除できるドアストッパーは、底面11に設けた防滑手段111の防滑力が斜面12に設けた防滑手段121の防滑力よりも大である、請求項1記載のドアだけで固定・解除できるドアストッパーである。
The door stopper which can be fixed / released only by the door according to
底面11に設けた防滑手段111の防滑力が斜面12に設けた防滑手段121の防滑力よりも大きいということは、底面11の方が滑りにくいということである。防滑力は、滑りにくさを表す能力といった意味で、大きい程滑りにくい。ドアストッパー1にドア下面を押付けたときに、底面11の方が滑りにくいので、ドアストッパー1は動かずに、ドア下面は斜面12上を若干滑り、本体10が柔軟体で変形する為、ドア下面は斜面12の上に多少乗り上げたような形になる。結果としてドアストッパー1は、ドア下面と床面4との隙間に若干食い込んだ形になり、ドア2を固定する。ドア下面がドアストッパー1の斜面12に乗り上げ易く、ドア下面と斜面12との接触面積が大きくなり、この両面の密着が強化されることが請求項2の発明の特徴である。
The fact that the anti-slip force of the anti-slip means 111 provided on the
底面11に設けた防滑手段111の防滑力が斜面12に設けた防滑手段121の防滑力よりも大である技術的思想は、特許文献5に記載されている。特許文献5のものは、硬い本体であり、変形はしない。本発明は、本体10が柔軟体であって、ドア下面を押付けると変形する。底面11の防滑力が大であることは、底面11が床面4に対して動かないだけでなく、斜面12の上にドア下面が乗り上げ易く、接触面積がより大きくなる助けになる。底面の防滑力を斜面の防滑力よりも大きくする目的が、特許文献5の発明ではドアストッパーが床面に対して動かないことであるのに対して、請求項2の発明ではドアストッパー1が床面4に対して動かなくすることだけでなく、ドア下面が斜面12に乗り上げ易く接触面積を増大させることであり、目的が異なる。
The technical idea that the anti-slip force of the anti-slip means 111 provided on the
防滑力は、接した面に対しての滑り難さを表す。摩擦抵抗と同意義である。摩擦係数大のものは、摩擦抵抗大になる。防滑力の測定は、難しいが比較は容易である。ドアストッパー1の斜面12と底面11とにそれぞれ異なる防滑材を貼付け、ドアストッパーとして使用してみて、底面11の防滑材が動かず、ドア下面が斜面12に乗り上げれば、底面11に貼り付けた方の防滑材の防滑力が大である。逆に底面11が動けば、斜面12に貼り付けた防滑材の方が防滑力大である。
The anti-slip force represents the difficulty of slipping on the contacting surface. It is equivalent to frictional resistance. A thing with a large friction coefficient has a large frictional resistance. Measurement of anti-slip force is difficult but easy to compare. Apply different anti-slip materials to the
請求項3に係るドアだけで固定・解除できるドアストッパーは、斜面12に設けた防滑手段が一定間隔で配置した、弾性体よりなるドア下面保持片123である、請求項1又は2記載のドアだけで固定・解除できるドアストッパーである。
The door stopper according to
一定間隔とは、ドア2の厚さよりも少し厚い位の定まった間隔をいう。
The constant interval means a fixed interval that is slightly thicker than the thickness of the
ドア下面保持片123は、請求項1に係るドアだけで固定・解除できるドアストッパーのところ[0029]で説明したように、等間隔に、弾性体で薄い板状等に形成したものにより、機械的にドア下面を保持するものである。ドア下面保持片123は、根元のところだけ弾性体で、折れ曲り、復元できれば、先の方は剛体でもよい。
As described in [0029], the door lower
請求項4に係るドアだけで固定・解除できるドアストッパーは、斜面12よりも底面11の方が面積大の本体1を防滑性柔軟体単体で構成した、ドアだけで固定・解除できるドアストッパーである。防滑性柔軟体は、防滑力のある柔軟体である。単体で構成とは、他の材料を用いずに、そのものだけで構成することである。斜面よりも底面の方が面積大であれば、どのような形状でもよい。本体10を、例えば楔形の斜面部と板状の底面部とを同一材料で別々に用意して、接着で構成したものも単体で構成したものとする。
The door stopper which can be fixed / released only by the door according to
請求項1に係るドアだけで固定・解除できるドアストッパーは、ドア2を開けておきたい任意の位置の床面4の上に、ドアストッパー1を置いておけば、ドア2を押付けるとドア2を固定でき、固定されたドア2を強く引くだけで解除できるという効果がある。
The door stopper which can be fixed / released only by the door according to
請求項2に係るドアだけで固定・解除できるドアストッパーは、ドア2を開けておきたい任意の位置の床面4上にドアストッパー1を置いておけば、ドア2を押付けるだけで、確実にドア2を固定でき、この固定されてドア2を強く引くだけで、解除できるという効果がある。
The door stopper that can be fixed / released only by the door according to
請求項3に係るドアだけで固定・解除できるドアストッパーは、ドア2を開けておきたい任意の位置に床面4上に、ドアストッパーを置いておけば、ドア2を押付けるだけで固定でき、固定されたドア2を強く引くだけで解除できるという効果がある。
The door stopper that can be fixed / released only by the door according to
請求項4に係るドアだけで固定・解除できるドアストッパーは、ドア2を開けておきたい任意の位置に床面4上に、ドアストッパーを置いておけば、ドア2を押付けるだけで固定でき、固定されたドア2を強く引くだけで解除できるという効果の外に、斜面12と底面11とがよく分り、安定性がよく、本体1を1つの材料で構成できるという効果がある。
The door stopper which can be fixed / released only by the door according to
ドアを開けておきたい任意の位置の床面に置き、ドアを押付けたり、強く引くだけでドアを固定したり解除したりできるドアストッパーを得るという目的を斜面と底面とを有する柔軟体でできた本体の斜面と底面とにそれぞれ防滑手段を設けることで実現した。 The door can be placed on the floor where you want it to open, and the purpose of obtaining a door stopper that can be fixed or released by simply pressing the door or pulling it firmly is a flexible body with a slope and bottom. This was realized by providing anti-slip means on the slope and bottom of the main body.
実施例1のドアだけで固定・解除できるドアストッパーを図1に基づいて説明する。図1の(A)は実施例1のドアだけで固定・解除できるドアストッパー1(以下単にドアストッパー1と略記)の使用状態を示す斜視図、円内は使用状態を示す拡大図、(B)は本体10を示す斜視図、(C)はドアストッパー1を示す斜視図である。
A door stopper that can be fixed and released only by the door of the first embodiment will be described with reference to FIG. 1A is a perspective view showing a use state of a door stopper 1 (hereinafter simply abbreviated as “
(A)に示すように、従来技術のドアストッパーとは逆向きに、楔形の山(高い方)を壁面3に向けて床面4の上に置き、ドア2を押付ける。ドア下面は、ドアストッパー1の斜面12上の防滑材121に乗り上げ、摩擦抵抗により固定される。本体10は柔軟体の為変形し、ドア下面と床面4との隙間に食い込んだ形になる。ドアストッパー1を置く位置は、ドアを開けた状態にしておきたい任意の所でよい。固定されたドア2を解除するときは、ドア2を閉める方向に強く引けばよい。
As shown in (A), in a direction opposite to the door stopper of the prior art, a wedge-shaped mountain (the higher one) is placed on the
(B)に示すのは、実施例1の本体10で、楔形をしたソリッドの柔軟体である。
(B) shows the
(C)に示す実施例1のドアストッパー1は、(B)に示した本体10の斜面12と底面11との上にそれぞれ防滑材121,111を取付けたものである。(A)に示したドアストッパー1と同じものである。
The
使い方は、ドア2を開けておきたい所望の位置の床面4の上に、ドアストッパー1を楔形の山を壁面3に向けて置き、ドアストッパー1の斜面12にドア2の下面を押付ける。本体10は変形して、ドア2の下面と床面4との隙間に食い込んだ状態になり、ドア下面と斜面12との接触面積も増え、防滑材の摩擦抵抗により、ドア2と床面4とは固定される。解除するときは、ドア2を閉める方向にドア2を強く引くと、ドア2は外れ、ドアストッパー1は残る。再びドア2を固定したいときは、前述の通り、ドア2をドアストッパー1の斜面12に押付ければよい。ドアストッパー1を床面4上の所望の位置に置くだけで、ドア2を固定したり解除したりできる効果がある。
For usage, the
実施例2のドアストッパー1を図2に基づいて説明する。図2の(A)は楔形ドアストッパー1の本体10を発泡体で構成したものの斜視図、(B)は(A)の斜面の防滑材121を滑り止めの細かい凹凸122付にしたものの斜視図、(C)は(A)の本体10を防滑性の機能を持った発泡体にして斜面の防滑材121を除いたものの斜視図、(D)は(C)の斜面12を滑り止めの細かい凹凸122付にし、幅を広くしたものの斜視図である。
The
(A)に示すドアストッパー1は、楔形本体10を発泡体で構成し、斜面に防滑材121を設け、底面に防滑材111を設けたものである。使い方は、実施例1のものと同様である。
In the
(B)に示すドアストッパー1は、(A)に示すドアストッパー1の防滑材121を滑り止めの細かい凹凸122付にしたものである。凹凸122の形状は、波型である。防滑性が向上するので、防滑性の劣る防滑材を使用できる。使い方は、実施例1のものと同様である。
The
(C)に示すドアストッパー1は、本体10を防滑性のある発泡体で構成したもので、斜面12に設ける防滑材が省略できる。使い方は、実施例1のものと同様である。
The
(D)に示すドアストッパー1は、(C)に示すドアストッパー1の斜面12を滑り止めの細かい凹凸122付にし、幅を広くしたものである。細かい凹凸122の断面形状は、ドア下面を押付けたときは滑り易く、逆にドアを外す方向には滑りにくくするため、楔形の高い方に向って斜めに、低い方に向っては垂直に立った鋸歯状にする。防滑性が拡幅と鋸歯状の細かい凹凸とにより更に向上するので、防滑性の劣る柔軟体を使用できる。使い方は、実施例1のものと同様である。
The
何れも本体10を発泡体の柔軟体にしているので、一般的に軽量化ができ、例外はあるがコスト低減が図れるという効果がある。滑り止めの細かい凹凸122を設けたものは、防滑性が向上する。
In any case, since the
実施例3のドアストッパー1を図3に基づいて説明する。図3の(A)は楔形ドアストッパー1の本体10を発泡体で構成し、斜面に防滑手段としてドア下面保持片123を等間隔で有するゴム板を設け、底面に防滑材111を設けたものの使用中の状態を示す側面図、(B)は空洞部を有する楔形のゴム製本体10の斜面にドア下面保持片123を等間隔に設け、底面に防滑材111を設けたものの斜視図、(C)は(A)の本体10をソリッドの柔軟体10にし、底面に防滑手段として、小さな吸盤112を多数設けたものの側面図、(D)は従来技術を示す断面斜視図である。
The
実施例3のドアストッパー1は、斜面にドア下面保持片123をドア2の厚さより少し広い位の等間隔で設けたのが特徴である。ドア下面保持片123は、三角柱状で傾斜が付いているので、斜面の下の方から押されると、倒れ易く、乗り上げ易い。逆に上の方から押されると、垂直の為倒れにくく、引っ掛かるようになっている。従って、ドア下面がドアストッパー1に当ると、ドア下面は滑ってドア下面保持片123を倒して、ドア下面保持片123の間に嵌り、固定される。本体10が柔軟体なので、ドア下面により押付けられると、斜面は少しくぼんで、水平近くなる。解除するときは、ドア2を強く引くと、ドア下面保持片123が下方に倒れて外れる。
The
(A)は、本体10が発泡体の柔軟体のものである。(B)のように本体10を中空のもの即ち、ゴム板を枠状に形成したものもある。ゴム板の弾性で柔軟性を出している。(C)は、(A)の本体10をソリッドの柔軟体にしたものである。
(A) is a flexible body in which the
従来技術には(D)に示すように、断面形状がコの字形をした本体のものがあるが、軽量化、材料節約、成型時間短縮のコスト低減を目的にするもので、縦の壁部があるので、上から押しても変形せず、楔形の形状を保ち、実施例3のものとは目的が異なる。 In the prior art, as shown in (D), there is a main body with a U-shaped cross-section, but the purpose is to reduce weight, save material, and reduce the molding time. Therefore, even if pushed from above, it does not deform, maintains a wedge shape, and has a different purpose from that of the third embodiment.
使い方は、実施例1のものと同様である。 The usage is the same as that in the first embodiment.
実施例3のドアストッパー1は、防滑手段としてドア下面保持片123を有するので、ドア下面保持に確実性が増す効果がある。
Since the
実施例4のドアストッパー1を図4に基づいて説明する。図4の(A)は本体10を2枚の板とスプリングとで構成したものの斜視図、(B)は本体10を防滑性の柔軟体で構成し斜面に細かいW字形の凹凸122を長手方向に平行に付けたものの斜視図、(C)は(B)のX−X線断面図、(D)は(C)の細かい凹凸122をW字形からコの字形を交互に反転繰り返す角角した形に変えたものの断面図、(E)は(C)の細かい凹凸122をW字形から滑らかな曲線状の波形に変えたものの断面図である。
The
実施例4に示すドアストッパー1は、本体10を展開したもので、(A)は2枚の板とスプリング101とで構成した本体10の斜面と底面とにそれぞれ防滑材121と111とを取付けたものである。(B)は防滑性のある発泡体の柔軟体で楔形の本体10を構成し、斜面にW字形の細かい凹凸122を長手方向に平行に付けたものである。(C)は、(B)のX−X線断面図である。(D)は、(C)の細かい凹凸122をW字形からコの字形を交互に反転繰り返す角角した形に変えたものである。(E)は、(C)の細かい凹凸122をW字形から滑らかな曲線を交互に繰り返す波形に変えたものである。
The
(A)は、スプリング101で柔軟体の軟らかさを代用したものである。スプリング101の強さで柔軟性を調整する。斜面の板も薄い場合は、その弾性により多少変形する。斜面上に設けた防滑材121も多少変形するので、ドア下面はこの上に乗り上げて固定される。(B)から(E)のものは、斜面に細かい凹凸122を長手方向に設けているので、接触面積が底面よりも小さく、摩擦抵抗も小さくなる。従って、斜面の方が底面よりも摩擦抵抗が小さいので、ドア下面が当ったときに、ドアストッパー1は床面4に対して動かず、ドア下面は斜面に乗り上げ、摩擦抵抗により固定される。摩擦抵抗の調整は、スプリング、柔軟体の材質、凹凸の大小、数、形状により行う。
(A) is obtained by substituting the softness of the flexible body with the
使い方は、実施例1のものと同様である。 The usage is the same as that in the first embodiment.
実施例4のドアストッパー1は、(A)のものはスプリング101の強さ、板の厚さ、材質の調整により、ドア下面への食い込み易さが調整でき、(B)から(E)のものは柔軟体の材質、長手方向の凹凸の大小、数、形状で食い込み易さや摩擦抵抗が調整できるという効果がある。
In the
実施例5のドアストッパー1を図5に基づいて説明する。図5の(A)は実施例1の(C)に示す楔形のドアストッパー1の斜面及び防滑材121を凹面状の曲面121にしたものの斜視図、(B)は(A)の斜面及び防滑材121を凸面状の曲面121にしたものの斜視図、(C)は(B)の斜面及び防滑材121を反復凹凸の曲面121にしたものの斜視図、(D)は実施例1の(C)に示す楔形ドアストッパー1の底面、斜面及び防滑材111、121を逆鼓形(中膨れ形)にしたものの斜視図、(E)は(D)の平面図、(F)は(D)の底面、斜面及び防滑材111、121を鼓形(中窪み形)にしたものの斜視図、(G)は(F)の平面図である。
The
実施例5に示すドアストッパー1は、形状が楔形に限らず、他の形でもよいことを示すものである。斜面の防滑材121の表面には、滑り止めの細かい凹凸を設けてもよい。防滑性が向上する効果がある。(D)、(F)のものの側面形状は、楔形と同様三角形である。実施例5のドアストッパー1の本体10は、ソリッドであるが、発泡体にしたものでもよい。(D)、(F)の側面形状を(A)、(B)、(C)のような曲線を含む形状にしてもよい。
The
使い方は、実施例1のものと同様である。(A)のドアストッパー1は、ドア2の下面と床面4との隙間にドアストッパー1が食い込み易い効果がある。(B)のドアストッパー1は、本体10の柔軟体が軟らかいとドア下面の下に食い込んだとき、接触面積が広く、保持機能が高いという効果がある。(C)のドアストッパー1は、凹面部分までドア下面が乗り上がると、接触面積が大きくドア2の保持力が強い効果がある。(D)、(F)のドアストッパー1の効果は、楔形のものと大差ない。
The usage is the same as that in the first embodiment. The
実施例6のドアストッパー1を図6に基づいて説明する。図6の(A)は実施例6のドアストッパー1を示す平面図、(B)は(A)に示すもののY―Y線断面図、(C)は(B)に示すものの斜面の防滑材121を除いて滑り止めの細かい凹凸122を設けたものを示す横断面図、(D)は(C)に示すものの本体10を防滑性のある発泡体に変え、斜面の滑り止めの細かい凹凸122を除き、底面の防滑材111を除いたものの横断面図、(E)は(C)に示すものの本体10を空洞付にしたものの横断面図、(F)は楔形の本体10の下に平板状の本体10の底面に防滑材111を付けたものの斜視図、(G)は(F)の楔形本体10と防滑材111付き平板状本体10とを嵌合部102による組立て式にしたものの背面図である。
The
実施例6の(A)から(E)までのドアストッパー1は、横断面形状が台形の底面が広い形状をしたものである。縦断面形状(斜面の長手方向に平行)は、楔形と同じで三角形である。(F)と(G)とのドアストッパー1は、平板状の底面を有する。実施例6のものは、底面積が大なので、床面4に対する摩擦抵抗が大となる特徴がある。床面4上に置いたとき、楔形に比べ安定性がよい。上下がはっきり分り、斜面12、底面11の区別がつき易い。
The
(A)及び(B)に示すドアストッパー1は、実施例1の楔形ドアストッパー1の横断面形状を長方形から台形に変えて、底面積を大にしたもので、本体10はソリッドである。
The
(C)に示すドアストッパー1は、(B)のドアストッパー1の斜面の防滑材121を除き、斜面に滑り止めの細かい凹凸122を設けたものである。本体10は、ソリッドの柔軟体で、摩擦抵抗の大きいものである。底面には防滑材111を取付ける。
The
(D)に示すドアストッパー1は、(C)のドアストッパー1の本体10を発泡体の防滑性柔軟体に変え、底面11の防滑材111を除いたものである。本体10は、摩擦抵抗大の柔軟体を使用し、底面11の面積が大きいので、床面4に対する摩擦抵抗が斜面12よりも大となり、ドア2を固定できる。即ち、防滑性柔軟体単体で、ドアストッパー1を作ることができる。
The
(E)に示すドアストッパー1は、(C)のドアストッパー1の本体10を空洞付にしたもので、壁(板)状の本体10の弾性により変形可能となり、ドア2の下面と床面4との隙間に食込むものである。
The
(F)に示すドアストッパー1は、楔形の本体10の下に平板状の本体10を付けたもので、底面の下に防滑材111を設ける。
A
(G)に示すものは、(F)の楔状本体10と平板状本体10とを嵌合部102により組立て式にしたもので、底面の下に防滑材111を取付ける。組立て式のため、在庫、運搬、保管中にかさばらない。
In (G), the wedge-shaped
使い方は、いずれも実施例1のものと同様である。底面積が大なので、床面4との摩擦抵抗も大きく滑りにくく、床面4上に置いたときに安定性がよいという効果がある。上下の区別が明確に分り、斜面と底面との区別が容易につく。斜面12よりも底面11の方が面積大で、摩擦抵抗が大きいので、防滑性柔軟体単体でドアだけで固定・解除できるドアストッパーが作れるという効果がある。
The usage is the same as that in the first embodiment. Since the bottom area is large, the frictional resistance with the
実施例7のドアストッパー1を図7に基づいて説明する。図7の(A)は実施例7のドアストッパー1を示す斜視図、(B)は(A)のものにバネ材12のバネ受調節部113を設けたものの斜視図、(C)は(A)のもののバネ材12を凹面状にしたものの斜視図である。
The
実施例7のドアストッパー1は本体10の柔軟部として、薄い板バネ材12を用いたものである。バネ材12の表面に防滑材121を貼り付ける。本体10は、先端部の厚さの関係もあって、金属板をL字形に折り曲げて構成する。本体10は、中空状になる。1枚のバネ材12を折り曲げて、本体10を構成してもよい。
The
(A)は、薄い板バネ材を凸状の湾曲状に設けて斜面12とし、その表面に防滑材121を貼り付け、底面に防滑材111を貼り付けたものである。
(A) is a structure in which a thin leaf spring material is provided in a convex curved shape to form a
(B)は、本体10の底面の先端部に複数個の溝状バネ受調節部113を設けたものである。バネ材12の先端をバネ調節部113のいずれかの溝に嵌めて固定する。バネ材12の先端を嵌める溝状バネ受調節部の溝を選ぶことにより、斜面12の高さやバネの強さを調節する。
(B) is a structure in which a plurality of groove-like spring receiving
(C)は、(A)のバネ材12の湾曲状態を逆にして、凹状(下向きに凸状)にしたものである。その他は(A)と同じである。
(C) reverses the curved state of the
使い方は、何れも実施例1のものと同様である。 The usage is the same as that in the first embodiment.
(A)のドアストッパー1は、バネ材12の弾性強度を調整することにより、ドア下面と床面4との隙間への入り易さやドア下面の保持力を調整できる。(B)のものは、バネ受調節部113があるため、バネ材12の高さや弾性の強さを調節できる。(C)のものは、先端部が薄い為、ドア2の下面と床面4との隙間に入り易い効果がある。
The
ドアストッパー1は、ドア2を任意の位置で固定したい場合に適用できる。
The
1 ドアストッパー
10 本体
101 スプリング
102 嵌合部
11 底面
111 防滑材
112 吸盤
113 バネ受調節部
12 斜面、バネ材
121 防滑材
122 細かい凹凸
123 ドア下面保持片
2 ドア
3 壁面
4 床面
DESCRIPTION OF
Claims (4)
A door comprising a flexible body having a slope (12) and a bottom surface (11), the bottom surface (11) having a larger area than the slope (12), and comprising a single non-slip flexible body. A door stopper that can be fixed and released by just
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- 2007-04-25 JP JP2007115251A patent/JP2008267094A/en active Pending
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