JP2008264300A - ボードバランス練習用器具 - Google Patents

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JP2008264300A JP2007113043A JP2007113043A JP2008264300A JP 2008264300 A JP2008264300 A JP 2008264300A JP 2007113043 A JP2007113043 A JP 2007113043A JP 2007113043 A JP2007113043 A JP 2007113043A JP 2008264300 A JP2008264300 A JP 2008264300A
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啓美 井坂
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Abstract

【課題】室内などの狭いスペースでも体重移動やバランス感覚の習得に利用することができ、汎用性が高く安価に製造することができるボードバランス練習用器具を提供する。
【解決手段】ボードバランス練習用器具1は、緩やかな凸型の曲面12を上面部に有する上部箱体10と、この上部箱体10を内側に嵌合する凹状空間22が形成された下部箱体20とからなる。曲面12は、矩形棒状の部品11を一対の側壁部10a,10bの上辺に沿って並設して形成されている。上部箱体10を下部箱体20に嵌合した上で、サーフボード30の緩やかなカーブを描く底面31を曲面12上に載せることにより、ボードのバランス中心を容易に見つけ出すことができる。また、曲面12上に載せられたサーフボード30上に人間2が乗ることにより、ボードのバランスと身体のバランスとを意識した練習を行うことができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、サーフボード、スノーボード、スケートボードなどのバランス感覚を習得するために用いるボードバランス練習用器具に関する。
従来より、サーフィンにおいては、サーフボード上での身体の体重移動やバランス感覚が重要な要素であり、初心者がこのような体重移動やバランス感覚を習得するためには、通常は海に頻繁に通い、身体で覚えることが一番効果的である。しかし、諸般の事情によりそのような習得方法を実践できないサーファーも多いのが現実である。このため、室内などにおいて気軽に体重移動やバランス感覚の練習を行う練習用器具や練習方法の提案が望まれている。
そして、サーフィンにおいては、サーフボード上での身体の体重移動やバランス感覚を習得する第一段階として、パドリング(サーフボードの上に進行方向を見て腹這い状態になり両手で漕ぐ動作)の状態からテイクオフ(立ち上がること)する動作を習得することが必要である。このため、このようなパドリングやテイクオフの練習を室内などにおいて気軽にかつ確実に実践することができる練習用器具や練習方法が望まれている。
こうした要望に応えるものとして、下記特許文献1に開示されている練習具は、室内で体重移動やバランス感覚の練習を行うことを可能としたものである。この特許文献1に開示されている練習具は、ボード本体の底面に隆起球状部を形成し、練習者が体重を移動してボードのエッジが床につくように練習することによって、体重移動やバランス感覚を習得しようとするものである。
特開2000−334066号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている練習具では、練習具の構成が複雑で安価に提供することが難しいという問題がある。また、サーフィンのパドリングなどの練習を対象としては想定していない構造のため、練習範囲が限られてしまい汎用性が低いという問題がある。
この発明は、上述した問題点に鑑みてなされたもので、室内などの狭いスペースでも体重移動やバランス感覚の習得に利用することができるとともに、汎用性が高く安価に製造することができるボードバランス練習用器具を提供することを目的とする。
本発明に係るボードバランス練習用器具は、上記目的を達成するため、ボードを載置する凸型の曲面を上面部に有する箱体からなることを特徴とする。
また、前記箱体は、例えば前記曲面を上面部に有する上部箱体と、前記曲面が側面から見て上方に突出した状態で前記上部箱体を内側に嵌合する凹状空間を有する下部箱体とからなる。
また、例えば前記箱体は木材からなり、前記曲面は複数の矩形棒状の木材加工品を前記曲面に沿って並設することにより形成されている。
また、例えば前記曲面上に貼り付けられた弾性を有する保護パッドをさらに備える構成とされていてもよい。
この発明によれば、室内などの狭いスペースでも体重移動やバランス感覚の習得に利用することができるとともに、汎用性が高く安価に製造することができるボードバランス練習用器具を提供することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明に係るボードバランス練習用器具の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るボードバランス練習用器具を示す分解斜視図、図2は同ボードバランス練習用器具の図1におけるA矢視図、図3は同ボードバランス練習用器具を用いてバランスが取れた場合の状態を示す説明図、図4は同ボードバランス練習用器具におけるボードのバランス取りを説明するための説明図、図5は同ボードバランス練習用器具を用いた練習動作を説明するための説明図である。
図1および図2に示すように、ボードバランス練習用器具1は、例えば図1(a)に示すような形状の上部箱体10と、図1(b)に示すような形状の下部箱体20とを備えて構成されている。上部箱体10は、下辺近傍の水平方向断面が矩形状に形成された木製部材からなり、上辺が曲線を描く板状の一対の側壁部10a,10b(10bは不図示)と、矩形板状の他の一対の側壁部10c,10dとを貼り合わせて形成されている。
また、上部箱体10は、一対の側壁部10a,10bの上辺に沿って、矩形棒状の複数の木材を加工した部品11を並設することにより形成された、緩やかな凸型の曲面12を備えて構成されている。なお、図示は省略するが、この曲面12上に、弾性を有する保護パッドが貼り付けられていてもよい。
一方、下部箱体20は、矩形板状の一対の側壁部20a,20bと、他の一対の側壁部20c,20dとを、底板部21を囲むように貼り合わせて形成されている。したがって、下部箱体20の各側壁部20a〜20dおよび底板部21で囲まれた部分には、上部箱体10が、曲面12が図中矢印Aで示す方向から見た場合に上方に突出した状態で内側に嵌合される凹状空間22が形成される。
なお、本例のボードバランス練習用器具1は、上述したように、上部箱体10が各側壁部10a〜10dを貼り合わせて部品11を並設した構造からなり、下部箱体20に凹状空間22が形成されている。このため、上部箱体10と下部箱体20とを嵌合した場合に、内部に形成される内部空間を小物入れとして利用することもできる。
また、ボードバランス練習用器具1は、上部箱体10と下部箱体20とを組み合わせた構造からなるため、両箱体10,20によってお互いの寸法ガタなどを打ち消し合うことができる構造となっている。
このように構成されたボードバランス練習用器具1では、上部箱体10の曲面12上にサーフボード、スノーボード、スケートボードなどの各種ボードを載せて、さらにその上に人間が乗ることによって、ボードのバランス中心を意識して人間のバランス感覚を養う練習を行うことが可能となる。
ここで、本例のボードバランス練習用器具1は、上述したように、上部箱体10および下部箱体20からなる構造を例に説明したが、例えば上面部に部品11を並設して曲面12を有する構造であれば、一つの箱体により構成されていてもよい。
このボードバランス練習用器具1を用いた練習動作としては、まず、図3に示すように、例えばサーフボード30の底面31と曲面12とが当接するように、ボードバランス練習用器具1上にサーフボード30を載せてバランス取りを行い、このサーフボード30上に人間2が腹這い状態となるように乗って、さらにバランス取りを行う。これにより、バランス取りが重要な、例えばボードのバランス中心を常に意識して肩の力を抜いた状態でのパドリング時のバランス感覚を養う練習などを、室内などの狭小スペースにて容易に行うことが可能となる。
すなわち、どのようなボードも、いかなる状況下(例えば水面上に浮かべられている状況など)においても、バランスの中心は決まっている。このような前提に立ち返れば、下方に向けて緩やかな凸型のカーブを構成するサーフボード30の底面31を、この底面31と逆の緩やかな凸型の曲面12を有するボードバランス練習用器具1上に載置すれば、ボードのバランス中心がどこにあるのかを容易に探し出すことが可能となる。
具体的には、図4に示すように、サーフボード30をボードバランス練習用器具1の曲面12上に載せたときに、ボードのバランスが取れている場合は、サーフボード30は水平に安定した状態となる。一方、図中矢印Bで示すボードの前方にバランスが崩れている場合は、サーフボード30は二点鎖線30aで示すように前方側に傾いた状態となる。同様に、図中矢印Cで示すボードの後方にバランスが崩れている場合は、サーフボード30は二点鎖線30bで示すように後方側に傾いた状態となる。
このように、本例のボードバランス練習用器具1では、各種ボードを曲面12上に載せるだけで、各種ボードのバランス取りを容易に行うことができる。このため、ボードのバランス取りを短時間で行った上で人間のバランス感覚を養う練習に移行することができ、練習効率の向上や練習時間の短縮などを図ることが可能となる。
また、図5に示すように、本例のボードバランス練習用器具1は、パドリング動作時の練習のみならず、テイクオフ動作時の練習にも用いることができる。テイクオフ動作は、例えば次のように行われる。まず、同図(a)に示すように、ボードバランス練習用器具1上に載置されたサーフボード30上の腹這い状態の人間3は、ボードのバランスをとりながら両手4を後方に伸ばし、上体をやや後方に反らした状態となる。
次に、同図(b)に示すように、バランスをとりつつ両手4を折り曲げてサーフボード30の天面上に掌を付け、上体を支える。そして、同図(c)に示すように、両手4を直線状に伸ばして上体を大きく反らせ、同図(d)に示すように、バランスをとりながら一方の足5を上体側に引き寄せてその膝を天面上に付き、立ち上がる体勢の準備を行う。
このまま、同図(e)に示すように、もう一方の足5を、バランスをとりながら上体の胸近傍に膝が位置するように引き寄せて、同図(f)に示すように、腰を下方に下げて一方の足5の膝および両手4の掌で身体を支える状態に持っていく。最後に、同図(g)に示すように、両手4の掌を天面上から離し、両足5のみで身体を支えてサーフボード30上に立ち上がる。
このように、本例のボードバランス練習用器具1を用いれば、上述したテイクオフ動作時においても、常にボードのバランスと身体のバランスとを意識した練習を室内などの狭小スペースにて行うことが可能となる。また、本例のボードバランス練習用器具1は、木材により形成され小型に構成されているため、安価に製造することができ、複数種類のバランス感覚を養う練習を行うことができるので、汎用性が高い。
このボードバランス練習用器具1の寸法は、特に限定されるものではないが、例えば底面が200×200mm〜400×400mm程度、高さが100〜200mm程度の大きさとすることができる。曲面12の曲率半径および円弧部の高さは、一般向けとしては、3000mm、15mm程度が好ましいが、練習者の体力や技術レベルに合わせて、例えば曲率半径を2100mm〜5500mm、円弧部の高さを12〜25mmの範囲で適宜選択して設定することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。例えば、上記実施の形態では、ボードバランス練習用器具1が木材からなる構成としたが、金属や樹脂などにより構成されていてもよい。また、サーフボード30を例に挙げて説明したが、スノーボードやスケートボードなどの各種ボードの練習に用いることも可能である。
本発明の一実施形態に係るボードバランス練習用器具を示す分解斜視図である。 同ボードバランス練習用器具の図1におけるA矢視図である。 同ボードバランス練習用器具を用いてバランスが取れた場合の状態を示す説明図である。 同ボードバランス練習用器具におけるボードのバランス取りを説明するための説明図である。 同ボードバランス練習用器具を用いた練習動作を説明するための説明図である。
符号の説明
1…ボードバランス練習用器具、10…上部箱体、11…部品、12…曲面、20…下部箱体、21…底板部、22…凹状空間。

Claims (4)

  1. ボードを載置する凸型の曲面を上面部に有する箱体からなることを特徴とするボードバランス練習用器具。
  2. 前記箱体は、前記曲面を上面部に有する上部箱体と、前記曲面が側面から見て上方に突出した状態で前記上部箱体を内側に嵌合する凹状空間を有する下部箱体とからなることを特徴とする請求項1記載のボードバランス練習用器具。
  3. 前記箱体は木材からなり、前記曲面は複数の矩形棒状の木材加工部品を前記曲面に沿って並設することにより形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のボードバランス練習用器具。
  4. 前記曲面上に貼り付けられた弾性を有する保護パットをさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のボードバランス練習用器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016021991A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 利幸 原 バランス練習器具

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