JP2008259738A - 超音波診断装置および超音波診断装置システム - Google Patents

超音波診断装置および超音波診断装置システム Download PDF

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Abstract

【課題】操作者に負担を掛けずにコントラストタイマーを的確なタイミングでスタートさせる。
【解決手段】第1の超音波探触子1で被検体Hの腹部を走査し、超音波画像を生成し、表示する。第2の超音波探触子11でドプラ成分を検知する。造影剤が上腕の静脈に流入したことを第2の超音波探触子11と第2の送受信部12と判定部13で検知し、造影剤が流入した時から操作者が調整した遅延時間の後、コントラストタイマー7aへスタート信号を送る。
【効果】コントラストタイマー7aのスタート操作を行う必要がないから、操作者の負担を軽減できる。スタート操作に不可避の人為的ばらつきがなくなるから、常に的確なタイミングでコントラストタイマー7aをスタートすることが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波診断装置および超音波診断装置システムに関し、さらに詳しくは、操作者に負担を掛けずにコントラストタイマーを的確なタイミングでスタートさせることが出来る超音波診断装置および超音波診断装置システムに関する。
超音波診断装置には、操作者のスタート操作で計時を開始し、操作者のフリーズ(freeze)指示で計時を止め、スタートからの経過時間を画面に表示するストップウォッチ機能を持ったものがある。この機能は、コントラストタイマー(contrast timer)と呼ばれている。
上記ストップウォッチ機能を利用して、被検体に造影剤を投与した時点でスタート操作を行い、適当な時点でフリーズ指示の操作を行うと、フリーズした超音波画像を撮影した時点までの造影剤投与後の経過時間を画面上で確認することが出来る(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−148015号公報
従来の超音波診断装置では、例えば腎臓の造影撮影を行う場合、操作者が、超音波探触子を被検体の腹部に当てて保持し、前腕静脈への造影剤の注入を開始した後、適当なタイミングを見計らってコントラストタイマーのスタート操作を行っている。
しかし、被検体に対して超音波探触子を当てる操作と、超音波診断装置に対してコントラストタイマーのスタート操作を行うことの両方の操作を行うことは、操作者の負担になる問題点があった。また、コントラストタイマーのスタートのタイミングが一定しない問題点があった。
そこで、本発明の目的は、操作者に負担を掛けずにコントラストタイマーを的確なタイミングでスタートさせることが出来る超音波診断装置および超音波診断装置システムを提供することにある。
第1の観点では、本発明は、第1の超音波探触子と、前記第1の超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う第1の送受信手段と、前記第1の送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、第2の超音波探触子と、前記第2の超音波探触子を駆動する第2の送受信手段と、前記第2の送受信手段により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第1の観点による超音波診断装置では、例えば腎臓の造影撮影を行う場合、操作者が被検体の腹部に第1の超音波探触子を当てて保持すると共に、被検体の上腕に第2の超音波探触子を固定しておく。そして、前腕静脈への造影剤の注入を開始すると、造影剤が上腕の静脈に流入した時点でコントラストタイマーが自動的にスタートする。従って、超音波診断装置に対してコントラストタイマーのスタート操作を行う必要がなくなるため、操作者の負担を軽減することが出来る。また、的確なタイミングでコントラストタイマーをスタートすることが出来る。
なお、造影剤が流入したと判定してからコントラストタイマーへスタート信号を送るまでの間の遅延時間を操作者が調整可能とするのが好ましい。
第2の観点では、本発明は、前記第1の観点による超音波診断装置において、前記判定手段は、前記第2の送受信手段により得られた信号のドプラ成分を基に造影剤が流入したか否かを判定することを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第2の観点による超音波診断装置では、造影剤によりドプラ成分が変化するのを捉えて造影剤の流入を検知することが出来る。
第3の観点では、本発明は、超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、血流計測手段と、前記血流計測手段により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第3の観点による超音波診断装置では、例えば腎臓の造影撮影を行う場合、操作者が被検体の腹部に超音波探触子を当てて保持すると共に、被検体の上腕に血流計測手段のセンサを固定しておく。そして、前腕静脈への造影剤の注入を開始すると、造影剤が上腕の静脈に流入した時点でコントラストタイマーが自動的にスタートする。従って、超音波診断装置に対してコントラストタイマーのスタート操作を行う必要がなくなるため、操作者の負担を軽減することが出来る。また、的確なタイミングでコントラストタイマーをスタートすることが出来る。
なお、造影剤が流入したと判定してからコントラストタイマーへスタート信号を送るまでの間の遅延時間を操作者が調整可能とするのが好ましい。
第4の観点では、本発明は、前記第3の観点による超音波診断装置において、前記血流計測手段は、光学的に血流を計測する手段であることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第4の観点による超音波診断装置では、例えば造影剤により血流からの反射光や透過光が変化するのを捉えて、造影剤の流入を検知することが出来る。
第5の観点では、本発明は、前記第4の観点による超音波診断装置において、前記血流計測手段は、レーザにより血流を計測する手段であることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第5の観点による超音波診断装置では、例えば造影剤によりレーザードプラ成分が変化するのを捉えて、造影剤の流入を検知することが出来る。
第6の観点では、本発明は、超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、血圧計測手段と、前記血圧計測手段により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第6の観点による超音波診断装置では、例えば腎臓の造影撮影を行う場合、操作者が被検体の腹部に超音波探触子を当てて保持すると共に、被検体の上腕に血圧計測手段のセンサを固定しておく。そして、前腕静脈への造影剤の注入を開始すると、造影剤が上腕の静脈に流入した時点でコントラストタイマーが自動的にスタートする。従って、超音波診断装置に対してコントラストタイマーのスタート操作を行う必要がなくなるため、操作者の負担を軽減することが出来る。また、的確なタイミングでコントラストタイマーをスタートすることが出来る。
なお、造影剤が流入したと判定してからコントラストタイマーへスタート信号を送るまでの間の遅延時間を操作者が調整可能とするのが好ましい。
第7の観点では、本発明は、前記第6の観点による超音波診断装置において、前記血圧計測手段は、機械的圧力により血圧を計測する手段であることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第7の観点による超音波診断装置では、例えば造影剤により血圧が変化するのを捉えて、造影剤の流入を検知することが出来る。
第8の観点では、本発明は、超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、脈波計測手段と、前記脈波計測手段により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第8の観点による超音波診断装置では、例えば腎臓の造影撮影を行う場合、操作者が被検体の腹部に超音波探触子を当てて保持すると共に、被検体の上腕に脈波計測手段のセンサを固定しておく。そして、前腕静脈への造影剤の注入を開始すると、造影剤が上腕の静脈に流入した時点でコントラストタイマーが自動的にスタートする。従って、超音波診断装置に対してコントラストタイマーのスタート操作を行う必要がなくなるため、操作者の負担を軽減することが出来る。また、的確なタイミングでコントラストタイマーをスタートすることが出来る。
なお、造影剤が流入したと判定してからコントラストタイマーへスタート信号を送るまでの間の遅延時間を操作者が調整可能とするのが好ましい。
第9の観点では、本発明は、前記第8の観点による超音波診断装置において、前記脈波計測手段は、光学的に脈波を計測する手段であることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第9の観点による超音波診断装置では、例えば造影剤による血流からの反射光や透過光の変化を捉えて、造影剤の流入を検知することが出来る。
第10の観点では、本発明は、超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、血流計測装置と、前記血流計測装置により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置システムを提供する。
上記構成において、血流計測装置とは、超音波診断装置とは独立した装置であり、種々市販されている。
上記第10の観点による超音波診断装置システムでは、例えば腎臓の造影撮影を行う場合、操作者が被検体の腹部に超音波探触子を当てて保持すると共に、被検体の上腕に血流計測装置のセンサを固定しておく。そして、前腕静脈への造影剤の注入を開始すると、造影剤が上腕の静脈に流入した時点でコントラストタイマーが自動的にスタートする。従って、超音波診断装置に対してコントラストタイマーのスタート操作を行う必要がなくなるため、操作者の負担を軽減することが出来る。また、的確なタイミングでコントラストタイマーをスタートすることが出来る。
なお、造影剤が流入したと判定してからコントラストタイマーへスタート信号を送るまでの間の遅延時間を操作者が調整可能とするのが好ましい。
第11の観点では、本発明は、前記第10の観点による超音波診断装置システムにおいて、前記血流計測装置は、超音波により血流を計測する装置であることを特徴とする超音波診断装置システムを提供する。
上記第11の観点による超音波診断装置システムでは、造影剤によりドプラ成分が変化するのを捉えて造影剤の流入を検知することが出来る。
第12の観点では、本発明は、前記第10の観点による超音波診断装置システムにおいて、前記血流計測装置は、光学的に血流を計測する装置であることを特徴とする超音波診断装置システムを提供する。
上記第12の観点による超音波診断装置システムでは、例えば造影剤により血流からの反射光や透過光が変化するのを捉えて造影剤の流入を検知することが出来る。
第13の観点では、本発明は、前記第12の観点による超音波診断装置システムにおいて、前記血流計測装置は、レーザにより血流を計測する装置であることを特徴とする超音波診断装置システムを提供する。
上記第13の観点による超音波診断装置システムでは、例えば造影剤によりレーザードプラ成分が変化するのを捉えて、造影剤の流入を検知することが出来る。
第14の観点では、本発明は、超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、血圧計測装置と、前記血圧計測装置により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置システムを提供する。
上記構成において、血圧計測装置とは、超音波診断装置とは独立した装置であり、種々市販されている。
上記第14の観点による超音波診断装置システムでは、例えば腎臓の造影撮影を行う場合、操作者が被検体の腹部に超音波探触子を当てて保持すると共に、被検体の上腕に血圧計測装置のセンサを固定しておく。そして、前腕静脈への造影剤の注入を開始すると、造影剤が上腕の静脈に流入した時点でコントラストタイマーが自動的にスタートする。従って、超音波診断装置に対してコントラストタイマーのスタート操作を行う必要がなくなるため、操作者の負担を軽減することが出来る。また、的確なタイミングでコントラストタイマーをスタートすることが出来る。
なお、造影剤が流入したと判定してからコントラストタイマーへスタート信号を送るまでの間の遅延時間を操作者が調整可能とするのが好ましい。
第15の観点では、本発明は、前記第14の観点による超音波診断装置システムにおいて、前記血圧計測装置は、機械的圧力により血圧を計測する装置であることを特徴とする超音波診断装置システムを提供する。
上記第15の観点による超音波診断装置システムでは、例えば造影剤により血圧が変化するのを捉えて、造影剤の流入を検知することが出来る。
第16の観点では、本発明は、超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、脈波計測装置と、前記脈波計測装置により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置システムを提供する。
上記構成において、脈波計測装置とは、超音波診断装置とは独立した装置であり、種々市販されている。
上記第16の観点による超音波診断装置システムでは、例えば腎臓の造影撮影を行う場合、操作者が被検体の腹部に超音波探触子を当てて保持すると共に、被検体の上腕に脈波計測装置のセンサを固定しておく。そして、前腕静脈への造影剤の注入を開始すると、造影剤が上腕の静脈に流入した時点でコントラストタイマーが自動的にスタートする。従って、超音波診断装置に対してコントラストタイマーのスタート操作を行う必要がなくなるため、操作者の負担を軽減することが出来る。また、的確なタイミングでコントラストタイマーをスタートすることが出来る。
なお、造影剤が流入したと判定してからコントラストタイマーへスタート信号を送るまでの間の遅延時間を操作者が調整可能とするのが好ましい。
第17の観点では、本発明は、前記第16の観点による超音波診断装置システムにおいて、前記脈波計測装置は、光学的に脈波を計測する装置であることを特徴とする超音波診断装置システムを提供する。
上記第17の観点による超音波診断装置システムでは、例えば造影剤による血流からの反射光や透過光の変化を捉えて、造影剤の流入を検知することが出来る。
第18の観点では、本発明は、超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、液流計測装置と、前記液流計測装置により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置システムを提供する。
上記構成において、液流計測装置とは、超音波診断装置とは独立した装置であり、種々市販されている。
上記第18の観点による超音波診断装置システムでは、例えば腎臓の造影撮影を行う場合、操作者が被検体の腹部に超音波探触子を当てて保持すると共に、被検体への造影剤注入口の近傍の造影剤注入チューブに液流計測装置のセンサを固定しておく。そして、前腕静脈への造影剤の注入を開始すると、造影剤が造影剤注入口の近傍の造影剤注入チューブに流入した時点でコントラストタイマーが自動的にスタートする。従って、超音波診断装置に対してコントラストタイマーのスタート操作を行う必要がなくなるため、操作者の負担を軽減することが出来る。また、的確なタイミングでコントラストタイマーをスタートすることが出来る。
なお、造影剤が流入したと判定してからコントラストタイマーへスタート信号を送るまでの間の遅延時間を操作者が調整可能とするのが好ましい。
第19の観点では、本発明は、前記第18の観点による超音波診断装置システムにおいて、前記液流計測装置は、光学的に液流を計測する装置であることを特徴とする超音波診断装置システムを提供する。
上記第19の観点による超音波診断装置システムでは、例えば造影剤注入チューブからの反射光や透過光の変化を捉えて、造影剤の流入を検知することが出来る。
本発明の超音波診断装置および超音波診断装置システムによれば、操作者に負担を掛けずに、超音波診断装置のコントラストタイマーを的確なタイミングでスタートさせることが出来る。
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、実施例1に係る超音波診断装置101を示す構成説明図である。
この超音波診断装置101は、第1の超音波探触子1と、第1の超音波探触子1を駆動して被検体内を超音波ビームで走査する第1の送受信部2と、第1の送受信部2により得られた信号を基に超音波画像を生成する画像生成部3と、超音波画像などを表示する画像表示部4と、操作者がコントラストタイマー7aのスタート操作などの指示やデータを与えるための操作部5と、超音波画像などを記録する記録部6と、全体を制御する制御部7と、制御部7に含まれているコントラストタイマー7aと、第2の超音波探触子11と、第2の超音波探触子11を駆動する第2の送受信部12と、第2の送受信部12により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときにコントラストタイマー7aへスタート信号を送る判定部13とを具備している。
例えば腎臓の造影撮影を行う場合、被検体Hの上腕に第2の超音波探触子11を固定しておく。操作者は、被検体Hの腹部に第1の超音波探触子1を当てて保持し、造影剤注入器Iより被検体Hの前腕静脈への造影剤の注入を開始する。
超音波診断装置101は、第1の超音波探触子1で被検体Hの腹部を走査し、超音波画像を生成し、表示する。同時に、第2の超音波探触子11でドプラ成分を検知している。
造影剤が上腕の静脈に流入すると、第2の超音波探触子11で検出し第2の送受信部12から出力されるドプラ成分が変化する。これを判定部13で検知し、造影剤が流入したと判定する。そして、操作者が調整した遅延時間の後、コントラストタイマー7aへスタート信号を送る。かくして、コントラストタイマー7aが的確なタイミングで自動的にスタートする。
実施例1の超音波診断装置101によれば、操作者は超音波診断装置101に対してコントラストタイマー7aのスタート操作を行う必要がないから、操作者の負担を軽減することが出来る。また、操作者によるスタート操作に不可避の人為的ばらつきがなくなるから、常に的確なタイミングでコントラストタイマー7aをスタートすることが出来る。
図2は、実施例2に係る超音波診断装置102を示す構成説明図である。
この超音波診断装置102は、超音波探触子1と、超音波探触子1を駆動して被検体内を超音波ビームで走査する送受信部2と、送受信部2により得られた信号を基に超音波画像を生成する画像生成部3と、超音波画像などを表示する画像表示部4と、操作者がコントラストタイマー7aのスタート操作などの指示やデータを与えるための操作部5と、超音波画像などを記録する記録部6と、全体を制御する制御部7と、制御部7に含まれているコントラストタイマー7aと、血流センサ21と、血流センサ21により血流を計測する血流計測部22と、血流計測部22により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときにコントラストタイマー7aへスタート信号を送る判定部23とを具備している。
血流センサ21は、例えば赤外光センサやレーザードプラセンサである。
例えば腎臓の造影撮影を行う場合、被検体Hの上腕に血流センサ21を固定しておく。操作者は、被検体Hの腹部に超音波探触子1を当てて保持し、造影剤注入器Iより被検体Hの前腕静脈への造影剤の注入を開始する。
超音波診断装置102は、超音波探触子1で被検体Hの腹部を走査し、超音波画像を生成し、表示する。同時に、血流センサ21で血流を検知している。
造影剤が上腕の静脈に流入すると、血流センサ21で検出し血流計測部22から出力される血流信号が変化する。これを判定部23で検知し、造影剤が流入したと判定する。そして、操作者が調整した遅延時間の後、コントラストタイマー7aへスタート信号を送る。かくして、コントラストタイマー7aが的確なタイミングで自動的にスタートする。
実施例2の超音波診断装置102によれば、操作者は超音波診断装置102に対してコントラストタイマー7aのスタート操作を行う必要がないから、操作者の負担を軽減することが出来る。また、操作者によるスタート操作に不可避の人為的ばらつきがなくなるから、常に的確なタイミングでコントラストタイマー7aをスタートすることが出来る。
図3は、実施例3に係る超音波診断装置103を示す構成説明図である。
この超音波診断装置103は、超音波探触子1と、超音波探触子1を駆動して被検体内を超音波ビームで走査する送受信部2と、送受信部2により得られた信号を基に超音波画像を生成する画像生成部3と、超音波画像などを表示する画像表示部4と、操作者がコントラストタイマー7aのスタート操作などの指示やデータを与えるための操作部5と、超音波画像などを記録する記録部6と、全体を制御する制御部7と、制御部7に含まれているコントラストタイマー7aと、血圧センサ31と、血圧センサ31により血圧を計測する血圧計測部32と、血圧計測部32により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときにコントラストタイマー7aへスタート信号を送る判定部33とを具備している。
血圧センサ31は、例えば空気圧センサである。
例えば腎臓の造影撮影を行う場合、被検体Hの上腕に血圧センサ31を固定しておく。操作者は、被検体Hの腹部に超音波探触子1を当てて保持し、造影剤注入器Iより被検体Hの前腕静脈への造影剤の注入を開始する。
超音波診断装置103は、超音波探触子1で被検体Hの腹部を走査し、超音波画像を生成し、表示する。同時に、血圧センサ31で血圧を検知している。
造影剤が上腕の静脈に流入すると、血圧センサ31で検出し血圧計測部32から出力される血圧信号が変化する。これを判定部33で検知し、造影剤が流入したと判定する。そして、操作者が調整した遅延時間の後、コントラストタイマー7aへスタート信号を送る。かくして、コントラストタイマー7aが的確なタイミングで自動的にスタートする。
実施例3の超音波診断装置103によれば、操作者は超音波診断装置103に対してコントラストタイマー7aのスタート操作を行う必要がないから、操作者の負担を軽減することが出来る。また、操作者によるスタート操作に不可避の人為的ばらつきがなくなるから、常に的確なタイミングでコントラストタイマー7aをスタートすることが出来る。
図4は、実施例4に係る超音波診断装置104を示す構成説明図である。
この超音波診断装置102は、超音波探触子1と、超音波探触子1を駆動して被検体内を超音波ビームで走査する送受信部2と、送受信部2により得られた信号を基に超音波画像を生成する画像生成部3と、超音波画像などを表示する画像表示部4と、操作者がコントラストタイマー7aのスタート操作などの指示やデータを与えるための操作部5と、超音波画像などを記録する記録部6と、全体を制御する制御部7と、制御部7に含まれているコントラストタイマー7aと、脈波センサ41と、脈波センサ41により脈波を計測する脈波計測部42と、脈波計測部42により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときにコントラストタイマー7aへスタート信号を送る判定部43とを具備している。
脈波センサ41は、例えば赤外光センサやレーザードプラセンサである。
例えば腎臓の造影撮影を行う場合、被検体Hの上腕に脈波センサ41を固定しておく。操作者は、被検体Hの腹部に超音波探触子1を当てて保持し、造影剤注入器Iより被検体Hの前腕静脈への造影剤の注入を開始する。
超音波診断装置104は、超音波探触子1で被検体Hの腹部を走査し、超音波画像を生成し、表示する。同時に、脈波センサ41で脈波を検知している。
造影剤が上腕の静脈に流入すると、脈波センサ41で検出し脈波計測部42から出力される脈波信号が変化する。これを判定部43で検知し、造影剤が流入したと判定する。そして、操作者が調整した遅延時間の後、コントラストタイマー7aへスタート信号を送る。かくして、コントラストタイマー7aが的確なタイミングで自動的にスタートする。
実施例4の超音波診断装置104によれば、操作者は超音波診断装置104に対してコントラストタイマー7aのスタート操作を行う必要がないから、操作者の負担を軽減することが出来る。また、操作者によるスタート操作に不可避の人為的ばらつきがなくなるから、常に的確なタイミングでコントラストタイマー7aをスタートすることが出来る。
図5は、実施例5に係る超音波診断装置システム201の構成説明図である。
この超音波診断装置システム201は、超音波探触子1と、超音波探触子1を駆動して被検体内を超音波ビームで走査する送受信部2と、送受信部2により得られた信号を基に超音波画像を生成する画像生成部3と、超音波画像などを表示する画像表示部4と、操作者がコントラストタイマー7aのスタート操作などの指示やデータを与えるための操作部5と、超音波画像などを記録する記録部6と、全体を制御する制御部7と、制御部7に含まれているコントラストタイマー7aとを備えた超音波診断装置100、血流センサFsにより血流を計測する血流計測装置Fd、および、血流計測装置Fdにより得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに超音波診断装置100へコントラストタイマー7aのスタート信号を送る判定装置40を具備している。
血流計測装置Fdは、超音波診断装置100とは独立した装置であり、市販されている装置を用いてもよい。
血流センサFsは、例えば赤外光センサやレーザードプラセンサである。
例えば腎臓の造影撮影を行う場合、被検体Hの上腕に血流センサFsを固定しておく。操作者は、被検体Hの腹部に超音波探触子1を当てて保持し、造影剤注入器Iより被検体Hの前腕静脈への造影剤の注入を開始する。
超音波診断装置100は、超音波探触子1で被検体Hの腹部を走査し、超音波画像を生成し、表示する。
血流計測装置Fdは、血流センサFsで血流を検知している。
造影剤が上腕の静脈に流入すると、血流センサFsで検出し血流計測装置Fdから出力される血流信号が変化する。これを判定装置40で検知し、造影剤が流入したと判定する。そして、操作者が調整した遅延時間の後、超音波診断装置100へコントラストタイマー7aのスタート信号を送る。かくして、超音波診断装置100のコントラストタイマー7aが的確なタイミングで自動的にスタートする。
実施例5の超音波診断装置システム201によれば、操作者は超音波診断装置100に対してコントラストタイマー7aのスタート操作を行う必要がないから、操作者の負担を軽減することが出来る。また、操作者によるスタート操作に不可避の人為的ばらつきがなくなるから、常に的確なタイミングでコントラストタイマー7aをスタートすることが出来る。
図6は、実施例6に係る超音波診断装置システム202の構成説明図である。
この超音波診断装置システム202は、超音波探触子1と、超音波探触子1を駆動して被検体内を超音波ビームで走査する送受信部2と、送受信部2により得られた信号を基に超音波画像を生成する画像生成部3と、超音波画像などを表示する画像表示部4と、操作者がコントラストタイマー7aのスタート操作などの指示やデータを与えるための操作部5と、超音波画像などを記録する記録部6と、全体を制御する制御部7と、制御部7に含まれているコントラストタイマー7aとを備えた超音波診断装置100、血圧センサPsにより血圧を計測する血圧計測装置Pd、および、血圧計測装置Pdにより得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに超音波診断装置100へコントラストタイマー7aのスタート信号を送る判定装置60を具備している。
血圧計測装置Pdは、超音波診断装置100とは独立した装置であり、市販されている装置を用いてもよい。
血圧センサPsは、例えば空気圧センサである。
例えば腎臓の造影撮影を行う場合、被検体Hの上腕に血圧センサPsを固定しておく。操作者は、被検体Hの腹部に超音波探触子1を当てて保持し、造影剤注入器Iより被検体Hの前腕静脈への造影剤の注入を開始する。
超音波診断装置100は、超音波探触子1で被検体Hの腹部を走査し、超音波画像を生成し、表示する。
血圧計測装置Pdは、血圧センサPsで血圧を検知している。
造影剤が上腕の静脈に流入すると、血圧センサPsで検出し血圧計測装置Pdから出力される血圧信号が変化する。これを判定装置60で検知し、造影剤が流入したと判定する。そして、操作者が調整した遅延時間の後、超音波診断装置100へコントラストタイマー7aのスタート信号を送る。かくして、超音波診断装置100のコントラストタイマー7aが的確なタイミングで自動的にスタートする。
実施例6の超音波診断装置システム202によれば、操作者は超音波診断装置100に対してコントラストタイマー7aのスタート操作を行う必要がないから、操作者の負担を軽減することが出来る。また、操作者によるスタート操作に不可避の人為的ばらつきがなくなるから、常に的確なタイミングでコントラストタイマー7aをスタートすることが出来る。
図7は、実施例7に係る超音波診断装置システム203の構成説明図である。
この超音波診断装置システム203は、超音波探触子1と、超音波探触子1を駆動して被検体内を超音波ビームで走査する送受信部2と、送受信部2により得られた信号を基に超音波画像を生成する画像生成部3と、超音波画像などを表示する画像表示部4と、操作者がコントラストタイマー7aのスタート操作などの指示やデータを与えるための操作部5と、超音波画像などを記録する記録部6と、全体を制御する制御部7と、制御部7に含まれているコントラストタイマー7aとを備えた超音波診断装置100、脈波センサLsにより脈波を計測する脈波計測装置Ld、および、脈波計測装置Ldにより得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに超音波診断装置100へコントラストタイマー7aのスタート信号を送る判定装置70を具備している。
脈波計測装置Ldは、超音波診断装置100とは独立した装置であり、市販されている装置を用いてもよい。
脈波センサLsは、例えば赤外光センサやレーザードプラセンサである。
例えば腎臓の造影撮影を行う場合、被検体Hの上腕に脈波センサLsを固定しておく。操作者は、被検体Hの腹部に超音波探触子1を当てて保持し、造影剤注入器Iより被検体Hの前腕静脈への造影剤の注入を開始する。
超音波診断装置100は、超音波探触子1で被検体Hの腹部を走査し、超音波画像を生成し、表示する。
脈波計測装置Ldは、脈波センサLsで脈波を検知している。
造影剤が上腕の静脈に流入すると、脈波センサLsで検出し脈波計測装置Ldから出力される脈波信号が変化する。これを判定装置70で検知し、造影剤が流入したと判定する。そして、操作者が調整した遅延時間の後、超音波診断装置100へコントラストタイマー7aのスタート信号を送る。かくして、超音波診断装置100のコントラストタイマー7aが的確なタイミングで自動的にスタートする。
実施例7の超音波診断装置システム203によれば、操作者は超音波診断装置100に対してコントラストタイマー7aのスタート操作を行う必要がないから、操作者の負担を軽減することが出来る。また、操作者によるスタート操作に不可避の人為的ばらつきがなくなるから、常に的確なタイミングでコントラストタイマー7aをスタートすることが出来る。
図8は、実施例8に係る超音波診断装置システム204の構成説明図である。
この超音波診断装置システム204は、超音波探触子1と、超音波探触子1を駆動して被検体内を超音波ビームで走査する送受信部2と、送受信部2により得られた信号を基に超音波画像を生成する画像生成部3と、超音波画像などを表示する画像表示部4と、操作者がコントラストタイマー7aのスタート操作などの指示やデータを与えるための操作部5と、超音波画像などを記録する記録部6と、全体を制御する制御部7と、制御部7に含まれているコントラストタイマー7aとを備えた超音波診断装置100、液流センサQsにより液流を計測する液流計測装置Qd、および、液流計測装置Qdにより得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに超音波診断装置100へコントラストタイマー7aのスタート信号を送る判定装置80を具備している。
液流計測装置Qdは、超音波診断装置100とは独立した装置であり、市販されている装置を用いてもよい。
液流センサQsは、例えば赤外光センサである。
例えば腎臓の造影撮影を行う場合、造影剤の被検体Hへの注入口Vの近傍の造影剤チューブTに液流センサQsを固定しておく。操作者は、被検体Hの腹部に超音波探触子1を当てて保持し、造影剤注入器Iより被検体Hの前腕静脈への造影剤の注入を開始する。
超音波診断装置100は、超音波探触子1で被検体Hの腹部を走査し、超音波画像を生成し、表示する。
液流計測装置Qdは、液流センサQsで液流を検知している。
造影剤が造影剤チューブTを流れると、液流センサQsで検出し液流計測装置Qdから出力される液流信号が変化する。これを判定装置80で検知し、造影剤が流入したと判定する。そして、操作者が調整した遅延時間の後、超音波診断装置100へコントラストタイマー7aのスタート信号を送る。かくして、超音波診断装置100のコントラストタイマー7aが的確なタイミングで自動的にスタートする。
実施例8の超音波診断装置システム204によれば、操作者は超音波診断装置100に対してコントラストタイマー7aのスタート操作を行う必要がないから、操作者の負担を軽減することが出来る。また、操作者によるスタート操作に不可避の人為的ばらつきがなくなるから、常に的確なタイミングでコントラストタイマー7aをスタートすることが出来る。
本発明の超音波診断装置および超音波診断装置システムは、例えば造影撮影によりTIC(Time Intensity Curve)を取得するのに利用できる。
実施例1に係る超音波診断装置を示す構成説明図である。 実施例2に係る超音波診断装置を示す構成説明図である。 実施例3に係る超音波診断装置を示す構成説明図である。 実施例4に係る超音波診断装置を示す構成説明図である。 実施例5に係る超音波診断装置システムを示す構成説明図である。 実施例6に係る超音波診断装置システムを示す構成説明図である。 実施例7に係る超音波診断装置システムを示す構成説明図である。 実施例8に係る超音波診断装置システムを示す構成説明図である。
符号の説明
1 (第1の)超音波探触子
2 (第1の)送受信部
3 画像生成部
4 画像表示部
5 操作部
6 記録部
7 制御部
7a コントラストタイマー
11 第2の超音波探触子
21,Fs 血流センサ
31,Ps 血圧センサ
41,Ls 脈波センサ
12 第2の送受信部
13,23,33,43 判定部
50,60,70,80 判定装置
100〜104 超音波診断装置
201〜204 超音波診断装置システム
Qs 液流センサ
Qd 液流計測装置

Claims (19)

  1. 第1の超音波探触子と、前記第1の超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う第1の送受信手段と、前記第1の送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、第2の超音波探触子と、前記第2の超音波探触子を駆動する第2の送受信手段と、前記第2の送受信手段により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 請求項1に記載の超音波診断装置において、前記判定手段は、前記第2の送受信手段により得られた信号のドプラ成分を基に造影剤が流入したか否かを判定することを特徴とする超音波診断装置。
  3. 超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、血流計測手段と、前記血流計測手段により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置。
  4. 請求項3に記載の超音波診断装置において、前記血流計測手段は、光学的に血流を計測する手段であることを特徴とする超音波診断装置。
  5. 請求項4に記載の超音波診断装置において、前記血流計測手段は、レーザにより血流を計測する手段であることを特徴とする超音波診断装置。
  6. 超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、血圧計測手段と、前記血圧計測手段により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置。
  7. 請求項6に記載の超音波診断装置において、前記血圧計測手段は、機械的圧力により血圧を計測する手段であることを特徴とする超音波診断装置。
  8. 超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、脈波計測手段と、前記脈波計測手段により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置。
  9. 請求項8に記載の超音波診断装置において、前記脈波計測手段は、光学的に脈波を計測する手段であることを特徴とする超音波診断装置。
  10. 超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、血流計測装置と、前記血流計測装置により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置システム。
  11. 請求項10に記載の超音波診断装置システムにおいて、前記血流計測装置は、超音波により血流を計測する装置であることを特徴とする超音波診断装置システム。
  12. 請求項10に記載の超音波診断装置システムにおいて、前記血流計測装置は、光学的に血流を計測する装置であることを特徴とする超音波診断装置システム。
  13. 請求項12に記載の超音波診断装置システムにおいて、前記血流計測装置は、レーザにより血流を計測する装置であることを特徴とする超音波診断装置システム。
  14. 超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、血圧計測装置と、前記血圧計測装置により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置システム。
  15. 請求項14に記載の超音波診断装置システムにおいて、前記血圧計測装置は、機械的圧力により血圧を計測する装置であることを特徴とする超音波診断装置システム。
  16. 超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、脈波計測装置と、前記脈波計測装置により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置システム。
  17. 請求項第16に記載の超音波診断装置システムにおいて、前記脈波計測装置は、光学的に脈波を計測する装置であることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
  18. 超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動して超音波ビームによる走査を行う送受信手段と、前記送受信手段により得られた信号を基に超音波画像を生成する超音波画像生成手段と、前記超音波画像を表示する画像表示手段と、スタート信号により計時を開始するコントラストタイマーと、液流計測装置と、前記液流計測装置により得られた信号を基に造影剤が流入したか否かを判定し造影剤が流入したときに前記コントラストタイマーへスタート信号を送る判定手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置システム。
  19. 請求項18に記載の超音波診断装置システムにおいて、前記液流計測装置は、光学的に液流を計測する装置であることを特徴とする超音波診断装置システム。
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