JP2008257397A - 設備業務統合管理方法及びシステム並びにそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】生産設備のデータ利用先システム構造が複雑、動的に変化しても、データの利用状況と利用先を容易把握する方法及びシステムを提供する。
【解決手段】設備101を制御する生産管理システム104と、設備101が出力するデータを利用する情報システム108と、設備出力データ、情報システムを構成するサーバ、データベース間のメッセージの送受信を監視する監視システムとを備える設備業務管理システムにおける設備業務を管理する方法であって、設備101を構成する要素間の関連性の強弱を、要素間のメッセージ送受信数から判断し、設備101と設備出力データの関係を管理し、情報システム108内のアプリケーションとデータベースの関係を管理し、業務フローを管理し、情報フローを管理し、設備101と関係が深い設備を、業務フロー、情報フロー及び関連性の強弱を基に判断して提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、設備業務統合管理方法及びシステム並びにそのプログラムに関し、特にプラント・製造業分野における設備保全方法とそれを支援するシステムに関する。
プラント・製造業において、設備保全を実施する際、対象となる設備が生産計画にスケジューリングされていた場合、設備停止により前後工程へ影響が出ることが考えられる。従って、製造ラインの各工程を独立して構成し、特定設備を停止する場合、代替設備を利用する方式を実現できると、この影響を抑えることができると考えられる。
しかし実際には、各設備を制御し出力データを利用するシステムと業務の関係が複雑で、さらに、前後の設備とも情報制御システム及び担当者業務を介して連携するため、独立で扱うことが難しい。また、近年、現場情報の可視化による変種変量生産への迅速な対応など、各設備のデータを細部にいたるまで収集し、各部門が必要に応じて加工する機会がますます増えている。
一方、情報システムの分野では、業務フローを情報システムで管理し、その業務内容を他部門と共有することにより、迅速な業務改善やシステムの保守を実施する方式が提案されている。例えば、業務内容をユーザによって使い易い形で入力させると共に、他のユーザからも業務の全貌を容易に把握することが可能な方式が提案されている(特許文献1)。また、業務フローから実際のデータの流れを示すデータフローを作成する方式も提案されている(特許文献2)。
また、一方で、設備の保守に関しては、設備保全に関する情報を一括管理して効率的に保全を実施するためのシステムが提案されている(特許文献3)。
特開2002−352064号公報 特開平6−14955号公報 特開2004−287785号公報
上記従来技術では、情報システムのみを対象としているため、製造設備から出力されるデータの利用先を業務フローで表現することができず、設備利用先業務を把握することが困難である。
また、上記従来技術では、情報フロー作成時、業務の流れに直接関係するアプリケーション及びDBのみから情報フローを作成するため、アプリケーションが2次的に参照しているDB、またそのDBが格納する製造設備の出力情報との関係までを把握し管理することができない。
さらに、上記従来技術では、業務フロー自体が変化しなくても、それで利用しているアプリケーションの参照先DBなどが変化する場合があり、そのような情報の流れの動的な変化を反映した保守支援処理を実施するためのデータを把握することができない。
さらに、設備保全システムでは、保全対象設備の保全計画立案時、もし対象設備の利用者の利用状況を把握する必要が出た場合、担当者が個別に情報を収集する必要が発生すると共に、この設備の保全により影響を受ける他の設備の状況を把握することが困難である。
本発明は、生産設備のデータ利用先システム構造が複雑且つ動的に変化しても、データの利用状況と利用先を容易把握することが可能とし、また、特定の設備の保守を実施する場合、利用者から見てその設備と関連が深い設備を抽出し、保守員へ提示することが可能とし、さらに、設備とそのデータ利用先システムの状況に応じた保守に適した日時の算出がシステムの複雑度によらず容易になる設備業務統合管理方法及びシステム並びにそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、複数の設備を制御する生産管理システムと、前記設備が出力するデータを利用する情報システムと、前記設備の出力データ、前記情報システムを構成するサーバ、データベース間のメッセージの送受信を監視する監視システムとを備える設備業務管理システムにおける設備業務を管理する方法であって、前記設備業務管理システムにより、前記設備を構成する要素間の関連性の強弱を、前記要素間のメッセージ送受信数から判断するステップと、前記設備と該設備の出力データの関係を管理するステップと、前記情報システム内のアプリケーションとデータベースの関係を管理するステップと、前記情報システムを利用するデータ利用者の業務内容を記録した業務フローを管理するステップと、業務に関する情報の流れを、作業者の処理と、該処理で利用するアプリケーション、データベース、前記設備の出力データとの関係として記録した情報フローを管理するステップと、前記複数の設備のうちの一の設備と関係が深い設備を、前記業務フロー、前記情報フロー及び前記監視システムが判断した関連性の強弱を基に判断して提示するステップとを含む設備業務管理方法である。
本発明によれば、生産設備のデータ利用先システム構造が複雑且つ動的に変化しても、データの利用状況と利用先を容易把握することが可能となる。また、特定の設備の保守を実施する場合、利用者から見てその設備と関連が深い設備を抽出し、保守員へ提示することが可能となる。さらに、設備とそのデータ利用先システムの状況に応じた保守に適した日時の算出がシステムの複雑度によらず容易になる。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明は、生産設備、業務アプリ、DB及びそれらのデータ利用者間の送受信メッセージを監視し、各要素間のメッセージ量と頻度及び送受信時期から、各要素間の関連性と、その利用頻度を抽出する手段を設ける。そして、利用頻度が一定期間以下の日時を割り出し、その日時を自動的に対象要素間の保守に適した日時として提示する方式を設ける。一方、上記、メッセージ監視のみで抽出できない、現場設備内の各接点と出力設備データの関係を管理すると共に、データ利用者の業務フローとその利用者が利用する業務アプリ、DB、設備データなどの関係を情報フローで管理し、メッセージ監視方式と組み合わせることで、現場設備と利用者を対応付ける方式を提供する。そして、この方式で対応付けられた設備と業務フローの作業項目を保守管理サーバを設けて管理し、保守員が、保守を実施する設備を指定すると、このサーバが、その設備のデータを利用しているワークフローと作業一覧を調べ、そのワークフローと作業一覧が利用している他の設備の利用状況を調査する。そして、頻繁に利用されている設備とその保全計画を抽出して、それらを合成して、上記保全対象設備の推奨保全日時を保守員に提示する。
以下、本発明の設備業務統合管理方法及びシステム並びにそのプログラムの実施例について、図面を用いて説明する。
実施例1を説明する。図1は本実施例における設備保全方式の概要を示す図である。通常、生産設備は、生産管理システム104により、製品生産の視点から、工程管理109で制御される。このとき、生産管理システム104は、生産工程の流れを通して生産設備の関係を把握している。しかし、近年、生産設備の見える化などで、生産設備が出力した情報を、品質管理・設備保全・可動率の取得等、種々の視点で利用することが増えてきている。このような場合、例えば、生産設備c103と生産設備b(保守対象)102が同じ生産スケジュールで動作していない場合、生産管理システム104のデータのみでは両設備の間に関係が無いと判断することになる。
しかし、利用者/利用先システム108からみて、生産設備b(保守対象)102と生産設備c103のデータを常に比較する業務などが、業務フロー112で定義されていると、生産設備b(保守対象)102の保守時、生産設備c103との関係も考慮する必要が出てくる。
図2はこのような問題を解決する本実施例のシステム構成を示す図である。生産設備は、ネットワーク204により生産計画実行システム219と接続されて制御されている。生産設備からの設備データ225、226は、データ蓄積サーバ205のデータ蓄積DB206へ一時的に蓄積され、基幹系システム207及び監視システム223で利用される一方、監視システム223の監視系アプリ224で直接収集され利用される場合もある。
また、基幹系システム207の業務マスタデータDB208へは、データ蓄積DB206から基幹系業務、例えば財務処理、資産管理などに必要なデータが書き込まれる。業務マスタデータDB208に書き込まれたデータは、基幹系アプリ215とフロントシステム209の業務アプリ216、業務データDB210及び生産計画実行システム219の生産計画DB220に参照及び利用される。
本システムの特徴として、上記設備、アプリケーション、DB間のメッセージの流れを監視しログを記録するメッセージ監視機能228が存在する。また、収集したメッセージログは、送受信監視DB229へ記録される。
利用者214は、生産計画実行システム219、基幹系システム207、フロントシステム209、監視システム223の各データを利用して各種業務を実施する。この利用者214の業務内容は、業務プロセス管理サーバ211の業務フローDB212に記録される。そして後述する方式により、業務フローDB212から情報フローDB213の内容を生成する。この内容は、生産設備の保守実施計画を管理する保守管理サーバ217で保守計画立案時に利用される。保守管理サーバ217は、保守判断を実施するために利用する保守判断用DB227と各設備の保守計画を管理する保守計画218から構成される。保守員221は、保守管理サーバ217を利用して保守計画を立案する。
図3はメッセージ監視機能の実装方法の一例を示す図である。これは、図2で示した本実施例を実現するシステム構成において、メッセージ監視機能228の実現方式について説明している。この実装方法では、メッセージ監視機能228は、例えば専用サーバを使用し、生産設備とサーバ301のネットワーク204を介して他通信を監視し、後述するメッセージログを作成する。サーバ301は本システムで利用する、アプリケーション、DB等を搭載している。
図4はメッセージ監視機能の実装方法のもう一つの例を示す図である。これは、図2で示した本実施例を実現するシステム構成において、メッセージ監視機能228の別の実現方式について説明している。この実装方式では、メッセージ監視機能228を各サーバ301の中にミドルウェアとして配置し、サーバ301と生産設備、及びサーバ301間の通信を監視し、ピアツーピア方式で相互にログ情報を送受信して共有する。
図5は業務フローと情報フローの関係、及び情報フローの一例を示す図である。この図では、業務フローの特定の作業項目502に対応する情報フロー510の構成を例に示している。業務フロー501は、業務フローID(WID)で管理され、各利用者214と1対1で対応している。そして、業務フロー501は、複数の作業から構成され、個々に作業ID(PID)が割り振られている。また、各作業には、その作業での情報の入出力を示す情報フロー510が対応している。
情報フロー510は、情報フローID(IID)で管理されており、入力511、人の実施する作業である作業者の処理520、そして出力530から構成されている。入力511は、図示の通り、アプリ(要素ID:1)512、DB(要素ID:2)513、設備データ(TCD:3)514からの入力が挙げられる。また、作業者の処理520の結果は、アプリ(要素ID:4)531、DB(要素ID:5)532として出力される。
図6はアプリケーションとDBの対応管理および生産設備とそれが出力する設備データの対応管理の一例を示す図である。これは、メッセージ監視機能及び情報フロー510でも定義することができないアプリケーションとDBの関係、および各設備とその中の接点データと設備が出力するデータの関係を示している。この図において、アプリ−データ対応管理608は、DB、DB内テーブル、アプリの関係を示している。また、アプリとテーブルの関係を示す上で、アプリがテーブルにリードライトを実施しているか、或いはテーブルの参照(リード)のみかで、アプリケーションがテーブルに与える影響度が異なると考えられるため、この対応管理では、それらも明示的に管理する。
生産設備−データ対応管理607は、生産設備(設備ID:1)604と、その中の各接点(接点1(接点ID:1)605、接点2(接点ID:2)606とそれに対応する出力設備データ(設備データ1(TCD:1)601、設備データ2(TCD:2)602)の関係を管理する。
図7は業務フロー内の作業項目の設定を示す図である。これは、業務フロー内の各作業項目で保守計画作成を支援するために、各利用者が設定する項目を示している。この項目は、各作業項目に設定し、保守計画作成時に、保守管理サーバ217が参照する。
通知希望ポリシー701は、その作業で参照しているアプリケーション、DB、設備などの保守を実施する際、この業務フロー501に対応する利用者214への通知の可否を設定する。通知必要を選択した場合、後述する保守員221向けチェックリストに、通知先として記載する。
図8は保守対象設備に関係のある他の設備を抽出するために利用される表の説明を示す図である。これらの表は、保守管理サーバ217の保守判断用DB227に格納され、設備、業務フロー、情報フローが更新されるたびに、更新される。
保守判断表801は、設備業務フロー対応表(1〜n)802を検索する目的で利用する。この検索の目的は、保守員221が保守する設備の設備IDを保守管理サーバ217へ通知した際、それに対応する業務フローとその中の特定作業項目の一覧を取得することである。
設備業務フロー対応表(1〜n)802は、各業務フロー及び作業の通知希望ポリシー809と、この業務フロー及び作業が利用している利用設備一覧を記録している利用設備一覧表(1〜n)803を検索するための、利用設備一覧表ID811を取得する。
利用設備一覧表(1〜n)803は、利用設備ID812とデータ加工回数813から構成される。データ加工回数813は、生産設備から利用者に至るまで設備データが何度更新されているかを示す。例えば、データ蓄積DB206に一度記録された後、監視系アプリ224で収集加工し、利用者へ提供された場合は、2回変換されるため、2と表記する。尚、例えばこの回数が大きいほど、システム内の様々な場所をデータが通過したことになるため、その設備のデータを間接的に利用していると言え、基幹系などに格納されたデータを生成する時に参照している可能性があると考えられる。また、回数が少ない場合は、監視系など直接的に利用している可能性が考えられる。
図9は保守計画管理表を示す図である。これは、設備・アプリ・DB毎の保守スケジュールを示している。この図において、符号901は保守計画表、符号902は設備データ利用要素保守計画表、符号903は設備ID、符号904は保守計画、符号905は要素ID、符号906は種別、符号907は稼働時間/保守計画である。
保守計画表901は、設備ごとの保守計画一覧を管理する表である。
設備データ利用要素保守計画表902は、アプリ、DBなど保守計画を管理するための表である。この表において、要素ID905はアプリ、DBの識別子を示す。種別906は、アプリ、DBの種別を示す。稼働時間/保守計画907は、保守員221が登録した保守計画、又はメッセージ監視機能228で検出した、稼動実績、及びその時間が記録される。
図10はメッセージ監視機能の管理する内容および保守推奨日時検出の一例を示す図である。送受信ログテーブル1002は、メッセージ監視機能228がネットワーク上を流れるメッセージを検出して管理するために利用する。送信側1012および受信側1013は、それぞれデータを送受信する、設備、要素とその種別を示す。また、アクセス1014は、そのメッセージ送受信が発生した日時を記録している。
送受信監視統計テーブル1001は、送受信ログテーブル1002の内容を統計したものである。最旧アクセス1017は、最も古いメッセージ送受信の時刻を示す。総回数1018は、今までに発生したメッセージ送受信の総数である。頻度1019は、一日、一週間、月単位での合計の平均値である。これらの閾値を定め、閾値以上の値になった場合に、送信側、受信側の要素に関係があると定める。また、一定期間以上、例えば6ヶ月以上前のデータを切り捨てることで、ある程度最新のシステム状況に応じた関係を把握できる様にする。
また、保守に対する要素特性1010の保守時対応方針1021は、各要素と関係がある要素の保守を実施する場合に、当該要素に対してどのように対応すればよいかを示している。「無停止」は、当該要素を無停止のまま関連する要素を保守しても良いことを示す。「停止必要」は、関連する要素を保守時停止が必要であることを示す。「データ遮断」は、関連要素の保守時、当該要素へデータを送信しなければよいことを示す。
送受信監視統計テーブル1001と保守に対する要素特性1010を組み合わせることで、例えば、アクセス頻度が高くても、無停止保守可能なら、制限無しで保守可能などの判断が可能となる。
保守推奨日時の検出1023は、各要素の保守可能日時を自動算出する方法を示している。上記、送受信ログテーブル1002、送受信監視統計テーブル1001を用いて、数分毎のメッセージ送受信量を計算する。その値が予め定めておいた、保守判断閾値1008以下になる箇所を、その設備の保守推奨時間帯1009と提示する。
図11は、以上述べた表を用いて特定設備の保守計画の提示を保守員221へ提示するまでのシステムの動作を示すフローチャートである。
ステップ1101は、保守員が対象設備の設備IDを保守管理サーバへ入力する処理である。
ステップ1102は、保守管理サーバが、保守判断データから、本設備に対応する設備業務フロー対応表を選択する処理である。
ステップ1103は、業務フローID(WID)と作業ID(PID)を抽出する処理である。
ステップ1104は、対応する利用設備一覧表を選択する処理である。
ステップ1105は、利用設備IDとデータ加工回数を抽出する処理である。
ステップ1106は、すでに抽出済みの利用設備IDの加工回数に加算する処理である。
ステップ1107は、未抽出の利用設備IDがあるか調べる処理である。もし未抽出の利用設備IDが残っていれば、ステップ1105へ戻る。未抽出の利用設備IDがなければ、ステップ1108へ進む。
ステップ1108は、未抽出のWID(業務フローID),PID(作業ID)が残っているか判断する処理である。もし未抽出のWID,PIDが残っていれば、ステップ1103へ戻る。未抽出のWID,PIDがなければ、ステップ1109へ進む。
ステップ1109は、加工回数の合計値が閾値以上の利用設備IDの保守計画を保守計画テーブルから取り出す処理である。
ステップ1110は、すべての設備の保守が可能な時間帯が存在するか調べる処理である。もしすべての設備の保守が可能な時間帯が存在すれば、ステップ1111へ進む。もしすべての設備の保守が可能な時間帯が存在しなければ、ステップ1112へ進む。
ステップ1111は、保守計画として保守員へ提示する処理である。
ステップ1112は、関連設備の保守計画(参考値)として提示する処理である。
図12は、設備保守時のチェックリスト生成の流れを示すフローチャートである。これは、保守員が設備の保守を実施するときに関連する設備、要素を確認するためのチェックリストを生成する処理である。
ステップ1201は、保守員が対象設備の設備IDを保守管理サーバへ入力する処理である。
ステップ1202は、保守管理サーバは、保守判断データから、本設備に対応する設備業務フロー対応表を選択する処理である。
ステップ1203は、業務フローID(WID)と作業ID(PID)を抽出する処理である。
ステップ1204は、対応する利用設備一覧表を選択する処理である。
ステップ1205は、利用設備IDとデータ加工回数を抽出する処理である。
ステップ1206は、すでに抽出済みの利用設備IDの加工回数に加算する処理である。
ステップ1207は、未抽出の利用設備IDが存在するか判断する処理である。もし未抽出の利用設備IDが存在すれば、ステップ1205へ戻る。未抽出の利用設備IDが存在しなければ、ステップ1208へ進む。
ステップ1208は、未抽出のWID(業務フローID),PID(作業ID)が存在するか調べる処理である。もし未抽出のWID,PIDがあれば、ステップ1203へ戻る。未抽出のWID,PIDが無ければ、ステップ1209へ進む。
ステップ1209は、加工回数の合計値が閾値以上の利用設備ID一覧を作成する処理である。
ステップ1210は、利用設備IDとWID,PIDを結ぶ経路を、PIDに対応する情報フローの入力、アプリ−データ対応管理、生産設備−データ対応管理、送受信監視統計テーブルから探索して割り出す処理である。
ステップ1211は、経路に当たる全要素の保守計画を設備データ利用要素保守計画テーブルから抽出し、また、WID,PIDより、通知希望ポリシーを抽出し、保守検討のためのチェックリストとして出力する処理である。
本発明によれば、生産設備のデータ利用先システム構造が複雑且つ動的に変化しても、データの利用状況と利用先を容易把握することが可能となる。また、特定の設備の保守を実施する場合、利用者から見てその設備と関連が深い設備を抽出し、保守員へ提示することが可能となる。さらに、設備とそのデータ利用先システムの状況に応じた保守に適した日時の算出がシステムの複雑度によらず容易になる。したがって、生産現場系−基幹系連携システムにおいて、日々業務改善が非同期に行われている状況においても、設備保全実施時、その影響範囲を定量的に把握し実施することが可能となるシステムを構築できる。なお、本発明は、コンピュータに機能を実行させるプログラムを使用することにより、実施することができる。
以上実施例で説明したが、本発明の他の実施形態1は、本発明の設備業務管理方法において、前記設備業務管理システムにより、データ利用者の業務フローと該データ利用者が利用する業務アプリケーション、データベース、設備の出力データの関係を定義して前記情報フローとするステップを含む設備業務管理方法である。
また、本発明の他の実施形態2は、本発明の設備業務管理方法において、前記設備業務管理システムにより、保守対象の設備の保守作業を管理する保守管理サーバから、指定した設備における保守作業に適した又は不適である日時と、指定した設備と関係が深い設備を提示するよう指示を受けるステップと、指定した設備における保守作業に適した又は不適である日時と、指定した設備と関係が深い設備を、前記業務フロー、前記情報フロー及び前記監視システムが判断した関連性の強弱を基に判断して提示するステップとを含む設備業務管理方法である。
そして、本発明の他の実施形態3は、本発明の他の実施形態2の設備業務管理方法において、前記提示するステップは、前記設備業務管理システムにより、前記要素の保守作業に対する要素特性も基にして判断する設備業務管理方法である。
更に、本発明の他の実施形態4は、本発明の設備業務管理方法において、前記設備業務管理システムにより、前記メッセージの送受信を監視する際に、前記情報システムを構成する各サーバにそれぞれ配置されたモジュールにより、前記サーバ内のアプリケーション、データベースへの通信を監視し、送受信履歴を共有し、情報システム内のメッセージの流れを監視する設備業務管理方法である。
また、本発明の他の実施形態5は、本発明の設備業務管理方法において、前記設備業務管理システムにより、作業項目ごとに、該作業項目にかかわる設備、アプリケーション、データベースの保守を実行する際に、利用者へ通知するか否かを定義して前記業務フローとする設備業務管理方法である。
そして、本発明の他の実施形態6は、本発明の他の実施形態2の設備業務管理方法において、前記設備業務管理システムにより、保守作業を実施する設備を保守計画立案システムに入力するステップと、前記設備のデータを利用している業務フロー一覧とその中の作業項目を前記監視システムのログから抽出し、各作業項目が参照している他の設備も前記監視システムのログから抽出し、前記設備のデータが前記業務フローの作業項目で利用されるまでに何度加工されるかの回数を前記監視システムのログから抽出し、前記業務フロー一覧全てについて、他の設備のデータ加工回数を抽出して加算し、前記設備が、他のどの設備と関連性が強い又は弱いかを加工回数の数で表すステップとを含む設備業務管理方法である。
更に、本発明の他の実施形態7は、本発明の他の実施形態6の設備業務管理方法において、前記設備業務管理システムにより、前記設備ごとの保守計画を表で管理するステップと、特定設備の保守を実施する時に、関連する他の設備を前記抽出方式で行い、抽出した設備の保守計画の重なっている部分を対象設備の保守計画案として提示するステップとを含む設備業務管理方法である。
また、本発明の他の実施形態8は、本発明の他の実施形態2の設備業務管理方法において、前記設備業務管理システムにより、前記設備、アプリケーション、データベースの各要素と関連性が強い要素の保守を実施する場合に、該要素をどのように操作すればよいか保守対応方針を事前に定めておき、関連のある要素の保守を実施する場合に、保守対応方針に従って保守対象要素と関連のある要素の設定を実施するステップを含む設備業務管理方法である。
そして、本発明の他の実施形態9は、本発明の他の実施形態2の設備業務管理方法において、前記設備業務管理システムにより、前記監視システムでアプリケーション、データベース、設備間のデータ送受信を一定時間ごとにカウントし、予め定めた保守判断閾値以下になった時間帯を、保守推奨時間帯として提示するステップを含む設備業務管理方法である。
更に、本発明の他の実施形態10は、複数の設備を制御する生産管理システムと、前記設備が出力するデータを利用する情報システムと、前記設備の出力データ、前記情報システムを構成するサーバ、データベース間のメッセージの送受信を監視する監視システムとを備える設備業務管理システムにおいて、前記設備を構成する要素間の関連性の強弱を、前記要素間のメッセージ送受信数から判断し、前記設備と前記設備の出力データの関係を管理し、前記情報システム内のアプリケーションとデータベースの関係を管理し、前記情報システムを利用するデータ利用者の業務内容を記録した業務フローを管理し、業務に関する情報の流れを、作業者の処理と、該処理で利用するアプリケーション、データベース、前記設備の出力データとの関係として記録した情報フローを管理し、前記複数の設備のうちの一の設備と関係が深い設備を、前記業務フロー、前記情報フロー及び前記監視システムが判断した関連性の強弱を基に判断して提示する設備業務管理システムである。
また、本発明の他の実施形態11は、本発明の他の実施形態10の設備業務管理システムにおいて、保守対象の設備の保守作業を管理する保守管理サーバを有しており、前記保守サーバから、保守対象として指定した設備における保守に適した又は不適である日時と、指定した設備と関係が深い設備を提示するよう指示を受けて、指定した設備における保守に適した又は不適である日時と、指定した設備と関係が深い設備を、前記業務フロー、前記情報フロー及び前記監視システムが判断した関連性の強弱を基に判断して提示する設備業務管理システムである。
そして、本発明の他の実施形態12は、本発明の他の実施形態10の設備業務管理システムにおいて、前記設備からの出力データを蓄積するデータ蓄積サーバと、業務マスタデータを蓄積する基幹系システムと、監視システムと、業務データを蓄積するフロントシステムと、生産計画実行システムと、メッセージ監視機能と、業務プロセス管理サーバとを有する設備業務管理システムである。
更に、本発明の他の実施形態13は、本発明の他の実施形態12の設備業務管理システムにおいて、前記メッセージ監視機能は、前記サーバにそれぞれ配置され、ピアツーピア方式で相互にログ情報を送受信して共有する設備業務管理システムである。
また、本発明の他の実施形態14は、本発明の他の実施形態10の設備業務管理システムにおいて、前記メッセージの送受信を監視する際に、前記情報システムを構成する各サーバはそれぞれモジュールを配置し、前記サーバ内のアプリケーション、データベースへの通信を監視し、送受信履歴を共有し、情報システム内のメッセージの流れを監視する設備業務管理システムである。
そして、本発明の他の実施形態15は、本発明の他の実施形態11の設備業務管理システムにおいて、前記業務フローを定義する時、作業項目ごとに、該作業項目にかかわる設備、アプリケーション、データベースの保守を実行する際に、利用者へ通知するか否かを業務フロー定義に記載する設備業務管理システムである。
更に、本発明の他の実施形態16は、本発明の他の実施形態11の設備業務管理システムにおいて、保守を実施する設備を保守計画立案システムに入力し、前記設備のデータを利用している業務フロー一覧とその中の作業項目を前記監視システムのログから抽出し、各作業項目が参照している他の設備も前記監視システムのログから抽出し、前記設備のデータが前記業務フローの作業項目で利用されるまでに何度加工されるかの回数を前記監視システムのログから抽出し、前記業務フロー一覧全てについて、他の設備のデータ加工回数を抽出して加算し、前記設備が、他のどの設備と関連性が強い又は弱いかを加工回数の数で表す設備業務管理システムである。
また、本発明の他の実施形態17は、複数の設備を制御する生産管理システムと、前記設備が出力するデータを利用する情報システムと、前記設備の出力データ、前記情報システムを構成するサーバ、データベース間のメッセージの送受信を監視する監視システムとを備える設備業務管理システムにおける設備業務管理プログラムであって、設備業務管理するために1以上のコンピュータを、前記設備を構成する要素間の関連性の強弱を、前記要素間のメッセージ送受信数から判断するステップと、前記設備と該設備の出力データの関係を管理するステップと、前記情報システム内のアプリケーションとデータベースの関係を管理するステップと、前記情報システムを利用するデータ利用者の業務内容を記録した業務フローを管理するステップと、業務に関する情報の流れを、作業者の処理と、該処理で利用するアプリケーション、データベース、前記設備の出力データとの関係として記録した情報フローを管理するステップと、前記複数の設備のうちの一の設備と関係が深い設備を、前記業務フロー、前記情報フロー及び前記監視システムが判断した関連性の強弱を基に判断して提示するステップを、実行させるための設備業務管理プログラムである。
実施例1の設備業務統合管理方法及びシステムの概要の説明図。 実施例1の設備業務統合管理方法及びシステムのシステム構成の一例の説明図。 実施例1におけるシステム構成において、メッセージ監視機能の実現方式の一例の説明図。 実施例1におけるシステム構成において、メッセージ監視機能の別の実現方式の説明図。 実施例1における業務フローの作業項目と情報フローの対応、そして情報フロー内の要素の関係の説明図。 実施例1におけるメッセージ監視機能で検出することができない、アプリケーションとDBの関係、および各設備とその中の接点データと設備が出力するデータの関係の説明図。 実施例1における業務フロー内の各作業項目で保守計画作成を支援するために、各利用者が設定する項目の説明図。 実施例1における保守対象設備から関連するワークフローと作業と抽出し、さらにそれらで利用している設備の抽出方法の説明図。 実施例1における設備毎、およびアプリ・DB毎の設備保スケジュールの説明図。 実施例1にけるメッセージ監視機能がネットワーク上を流れるメッセージの監視方法の説明図。 実施例1における特定設備の保守計画を保守員へ提示する流れを示すフローチャートの説明図。 実施例1における保守員が設備の保守を実施するときに関連する設備、要素を確認するためのチェックリストの生成方法の説明図。
符号の説明
101…生産設備a(前工程)、102…生産設備b(保守対象)、103…生産設備c(後工程)、104…生産管理システム、105…作業1、106…作業2、107…作業3、108…利用者/利用先システム、109…製品生産の視点から工程管理、111…設備保守、112…業務フロー、113…生産システム、204…ネットワーク、205…データ蓄積サーバ、206…データ蓄積DB、207…基幹系システム、208…業務マスタデータDB、209…フロントシステム、210…業務データDB、211…業務プロセス管理サーバ、212…業務フローDB、213…情報フローDB、214…利用者、215…基幹系アプリ、216…業務アプリ、217…保守管理サーバ、218…保守計画、219…生産計画実行システム、220…生産計画DB、221…保守員、222…生産系アプリ、223…監視システム、224…監視系アプリ、225…設備データ、226…設備データ、227…保守判断用DB、228…メッセージ監視機能、229…送受信監視DB。

Claims (18)

  1. 複数の設備を制御する生産管理システムと、前記設備が出力するデータを利用する情報システムと、前記設備の出力データ、前記情報システムを構成するサーバ、データベース間のメッセージの送受信を監視する監視システムとを備える設備業務管理システムにおける設備業務を管理する方法であって、
    前記設備を構成する要素間の関連性の強弱を、前記要素間のメッセージ送受信数から判断するステップと、前記設備と該設備の出力データの関係を管理するステップと、前記情報システム内のアプリケーションとデータベースの関係を管理するステップと、前記情報システムを利用するデータ利用者の業務内容を記録した業務フローを管理するステップと、業務に関する情報の流れを、作業者の処理と、該処理で利用するアプリケーション、データベース、前記設備の出力データとの関係として記録した情報フローを管理するステップと、前記複数の設備のうちの一の設備と関係が深い設備を、前記業務フロー、前記情報フロー及び前記監視システムが判断した関連性の強弱を基に判断して提示するステップとを含むことを特徴とする設備業務管理方法。
  2. 請求項1に記載の設備業務管理方法において、
    データ利用者の業務フローと該データ利用者が利用する業務アプリケーション、データベース、設備の出力データの関係を定義して前記情報フローとするステップを含むことを特徴とする設備業務管理方法。
  3. 請求項1に記載の設備業務管理方法において、
    保守対象の設備の保守作業を管理する保守管理サーバから、指定した設備における保守作業に適した又は不適である日時と、指定した設備と関係が深い設備を提示するよう指示を受けるステップと、指定した設備における保守作業に適した又は不適である日時と、指定した設備と関係が深い設備を、前記業務フロー、前記情報フロー及び前記監視システムが判断した関連性の強弱を基に判断して提示するステップとを含むことを特徴とする設備業務管理方法。
  4. 請求項3に記載の設備業務管理方法において、
    前記提示するステップは、前記要素の保守作業に対する要素特性も基にして判断することを特徴とする設備業務管理方法。
  5. 請求項1に記載の設備業務管理方法において、
    前記メッセージの送受信を監視する際に、前記情報システムを構成する各サーバにそれぞれ配置されたモジュールにより、前記サーバ内のアプリケーション、データベースへの通信を監視し、送受信履歴を共有し、情報システム内のメッセージの流れを監視することを特徴とする設備業務管理方法。
  6. 請求項1に記載の設備業務管理方法において、
    作業項目ごとに、該作業項目にかかわる設備、アプリケーション、データベースの保守を実行する際に、利用者へ通知するか否かを定義して前記業務フローとすることを特徴とする設備業務管理方法。
  7. 請求項3に記載の設備業務管理方法において、
    保守作業を実施する設備を保守計画立案システムに入力するステップと、前記設備のデータを利用している業務フロー一覧とその中の作業項目を前記監視システムのログから抽出し、各作業項目が参照している他の設備も前記監視システムのログから抽出し、前記設備のデータが前記業務フローの作業項目で利用されるまでに何度加工されるかの回数を前記監視システムのログから抽出し、前記業務フロー一覧全てについて、他の設備のデータ加工回数を抽出して加算し、前記設備が、他のどの設備と関連性が強い又は弱いかを加工回数の数で表すステップとを含むことを特徴とする設備業務管理方法。
  8. 請求項7に記載の設備業務管理方法において、
    前記設備ごとの保守計画を表で管理するステップと、特定設備の保守を実施する時に、関連する他の設備を前記抽出方式で行い、抽出した設備の保守計画の重なっている部分を対象設備の保守計画案として提示するステップとを含むことを特徴とする設備業務管理方法。
  9. 請求項3に記載の設備業務管理方法において、
    前記設備、アプリケーション、データベースの各要素と関連性が強い要素の保守を実施する場合に、該要素をどのように操作すればよいか保守対応方針を事前に定めておき、関連のある要素の保守を実施する場合に、保守対応方針に従って保守対象要素と関連のある要素の設定を実施するステップを含むことを特徴とする設備業務管理方法。
  10. 請求項3に記載の設備業務管理方法において、
    前記監視システムでアプリケーション、データベース、設備間のデータ送受信を一定時間ごとにカウントし、予め定めた保守判断閾値以下になった時間帯を、保守推奨時間帯として提示するステップを含むことを特徴とする設備業務管理方法。
  11. 複数の設備を制御する生産管理システムと、前記設備が出力するデータを利用する情報システムと、前記設備の出力データ、前記情報システムを構成するサーバ、データベース間のメッセージの送受信を監視する監視システムとを備える設備業務管理システムにおいて、
    前記設備を構成する要素間の関連性の強弱を、前記要素間のメッセージ送受信数から判断し、前記設備と前記設備の出力データの関係を管理し、前記情報システム内のアプリケーションとデータベースの関係を管理し、前記情報システムを利用するデータ利用者の業務内容を記録した業務フローを管理し、業務に関する情報の流れを、作業者の処理と、該処理で利用するアプリケーション、データベース、前記設備の出力データとの関係として記録した情報フローを管理し、前記複数の設備のうちの一の設備と関係が深い設備を、前記業務フロー、前記情報フロー及び前記監視システムが判断した関連性の強弱を基に判断して提示することを特徴とする設備業務管理システム。
  12. 請求項11に記載の設備業務管理システムにおいて、
    保守対象の設備の保守作業を管理する保守管理サーバを有しており、
    前記保守サーバから、保守対象として指定した設備における保守に適した又は不適である日時と、指定した設備と関係が深い設備を提示するよう指示を受けて、指定した設備における保守に適した又は不適である日時と、指定した設備と関係が深い設備を、前記業務フロー、前記情報フロー及び前記監視システムが判断した関連性の強弱を基に判断して提示することを特徴とする設備業務管理システム。
  13. 請求項11に記載の設備業務管理システムにおいて、
    前記設備からの出力データを蓄積するデータ蓄積サーバと、業務マスタデータを蓄積する基幹系システムと、監視システムと、業務データを蓄積するフロントシステムと、生産計画実行システムと、メッセージ監視機能と、業務プロセス管理サーバとを有することを特徴とする設備業務管理システム。
  14. 請求項13に記載の設備業務管理システムにおいて、
    前記メッセージ監視機能は、前記サーバにそれぞれ配置され、ピアツーピア方式で相互にログ情報を送受信して共有することを特徴とする設備業務管理システム。
  15. 請求項11に記載の設備業務管理システムにおいて、
    前記メッセージの送受信を監視する際に、前記情報システムを構成する各サーバはそれぞれモジュールを配置し、前記サーバ内のアプリケーション、データベースへの通信を監視し、送受信履歴を共有し、情報システム内のメッセージの流れを監視することを特徴とする設備業務管理システム。
  16. 請求項12に記載の設備業務管理システムにおいて、
    前記業務フローを定義する時、作業項目ごとに、該作業項目にかかわる設備、アプリケーション、データベースの保守を実行する際に、利用者へ通知するか否かを業務フロー定義に記載することを特徴とする設備業務管理システム。
  17. 請求項12に記載の設備業務管理システムにおいて、
    保守を実施する設備を保守計画立案システムに入力し、前記設備のデータを利用している業務フロー一覧とその中の作業項目を前記監視システムのログから抽出し、各作業項目が参照している他の設備も前記監視システムのログから抽出し、前記設備のデータが前記業務フローの作業項目で利用されるまでに何度加工されるかの回数を前記監視システムのログから抽出し、前記業務フロー一覧全てについて、他の設備のデータ加工回数を抽出して加算し、前記設備が、他のどの設備と関連性が強い又は弱いかを加工回数の数で表すことを特徴とする設備業務管理システム。
  18. 複数の設備を制御する生産管理システムと、前記設備が出力するデータを利用する情報システムと、前記設備の出力データ、前記情報システムを構成するサーバ、データベース間のメッセージの送受信を監視する監視システムとを備える設備業務管理システムにおける設備業務管理プログラムであって、
    設備業務管理するために1以上のコンピュータを、前記設備を構成する要素間の関連性の強弱を、前記要素間のメッセージ送受信数から判断するステップと、前記設備と該設備の出力データの関係を管理するステップと、前記情報システム内のアプリケーションとデータベースの関係を管理するステップと、前記情報システムを利用するデータ利用者の業務内容を記録した業務フローを管理するステップと、業務に関する情報の流れを、作業者の処理と、該処理で利用するアプリケーション、データベース、前記設備の出力データとの関係として記録した情報フローを管理するステップと、前記複数の設備のうちの一の設備と関係が深い設備を、前記業務フロー、前記情報フロー及び前記監視システムが判断した関連性の強弱を基に判断して提示するステップを、実行させるための設備業務管理プログラム。
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