JP2008256302A - Open showcase - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えばコンビニエンスストア等の店舗内に配置され、食料品や飲料等の商品を冷却または加熱しながら陳列するオープンショーケースに関するものである。 The present invention relates to an open showcase that is arranged in a store such as a convenience store and displays products such as food and beverages while cooling or heating.
従来、この種のオープンショーケースとしては、前面に開口部を有する商品陳列室と、商品陳列室の開口部の上端に設けられ、下方に向かって空気を吐出可能な吐出口と、商品陳列室の開口部の下端に設けられ、吐出口から吐出された空気を吸入する吸入口と、吸入口から吸入された空気を冷却して吐出口から吐出する空気循環機構とを備え、吐出口から吐出される冷却された吐出空気によって商品陳列室の開口部にエアカーテンを形成するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、前記オープンショーケースでは、吐出口から吐出された吐出空気は商品陳列室外の外気と接触しながら下方に向かって移動するので、吐出空気と外気との接触面(エアカーテンの前面)において渦が発生し、その渦は下方に向かって徐々に大きく成長していく(図17参照)。また、渦によって吐出空気と外気とが混ざり合い、渦が大きくなると外気と混ざり合う吐出空気の量が多くなるので、エアカーテンの下端側において吐出空気の温度が上昇し、エアカーテン用の空気の冷却に要するエネルギー量が増大するという問題点があった。 By the way, in the open showcase, the discharge air discharged from the discharge port moves downward while being in contact with the outside air outside the product display room, so that a vortex is generated on the contact surface between the discharge air and the outside air (the front surface of the air curtain). And the vortex grows gradually and gradually downward (see FIG. 17). Also, the discharge air and the outside air are mixed by the vortex, and when the vortex becomes large, the amount of the discharge air mixed with the outside air increases, so the temperature of the discharge air rises at the lower end side of the air curtain, and the air curtain air There was a problem that the amount of energy required for cooling increased.
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エアカーテン用の空気の冷却に要するエネルギー量を低減することのできるオープンショーケースを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide an open showcase capable of reducing the amount of energy required for cooling air for an air curtain.
本発明は前記目的を達成するために、前面に開口部を有する商品陳列室と、商品陳列室の開口部の上端に商品陳列室の幅方向に延びるように設けられ、下方に向かって空気を吐出可能な吐出口と、商品陳列室の開口部の下端に商品陳列室の幅方向に延びるように設けられ、吐出口から吐出された吐出空気を吸入する吸入口とを備え、吸入口から吸入された空気を吐出口から吐出することにより、商品陳列室の開口部にエアカーテンを形成するオープンショーケースにおいて、前記吐出口の下方に商品陳列室の幅方向に延びるように設けられた延設部材を備え、延設部材の後端がエアカーテンの前面に対して前後20mm以内の範囲に配置されるように構成している。 In order to achieve the above object, the present invention provides a product display room having an opening on the front surface, and is provided at the upper end of the opening of the product display room so as to extend in the width direction of the product display room. A discharge port that can be discharged and a suction port that is provided at the lower end of the opening of the product display chamber so as to extend in the width direction of the product display chamber and sucks the discharge air discharged from the discharge port. In an open showcase in which an air curtain is formed at the opening of the product display chamber by discharging the discharged air from the discharge port, an extension provided to extend in the width direction of the product display chamber below the discharge port A member is provided, and the rear end of the extending member is arranged within a range of 20 mm or less with respect to the front surface of the air curtain.
これにより、吐出口の下方に商品陳列室の幅方向に延びるように設けられた延設部材を備え、延設部材の後端がエアカーテンの前面に対して前後20mm以内の範囲に配置されることから、吐出口から吐出された吐出空気が商品陳列室外の外気と接触し、その接触面において渦が発生しても、その渦の下方への移動が延設部材によって妨げられるとともに、延設部材によって渦が細かく砕かれ、吐出空気と外気との接触面において渦が大きく成長することがない。 Accordingly, the extending member is provided below the discharge port so as to extend in the width direction of the commodity display chamber, and the rear end of the extending member is disposed within a range of 20 mm in the front and rear direction with respect to the front surface of the air curtain. Therefore, even if the discharge air discharged from the discharge port comes into contact with the outside air outside the product display chamber and a vortex is generated on the contact surface, the downward movement of the vortex is hindered by the extension member, and the extension The vortex is finely broken by the member, and the vortex does not grow greatly at the contact surface between the discharge air and the outside air.
本発明によれば、吐出空気と外気との接触面において渦が大きく成長することがないので、エアカーテンの下端側において外気と混ざり合う吐出空気の量を少なくすることができ、エアカーテン用の空気の冷却に要するエネルギー量を低減することができる。 According to the present invention, since the vortex does not grow greatly on the contact surface between the discharge air and the outside air, the amount of the discharge air mixed with the outside air on the lower end side of the air curtain can be reduced, and the air curtain The amount of energy required for cooling the air can be reduced.
図1乃至図4は本発明の第1実施形態を示すもので、図1はオープンショーケースの斜視図、図2はオープンショーケースの側面断面図、図3はオープンショーケースの動作説明図、図4は延設部材の位置と吐出空気の含有割合との関係を示すグラフである。尚、以下の文章中の方向の説明は図1に示した方向に準ずる。また、左右方向と幅方向は一致するものとする。 1 to 4 show a first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a perspective view of an open showcase, FIG. 2 is a side sectional view of the open showcase, and FIG. FIG. 4 is a graph showing the relationship between the position of the extending member and the content ratio of the discharged air. In addition, description of the direction in the following texts applies to the direction shown in FIG. Also, the left-right direction and the width direction are the same.
このオープンショーケースは、矩形箱状のショーケース本体10と、ショーケース本体10内に設けられ、前面に開口部20aを有する商品陳列室20と、商品陳列室20内に取付けられた上下複数段の商品棚30と、商品陳列室20の開口部20aの上端に商品陳列室20の幅方向に延びるように設けられた吐出口40と、商品陳列室20の開口部20aの下端に商品陳列室20の幅方向に延びるように設けられた吸入口50と、ショーケース本体10内に設けられた通風路60と、通風路60内に設けられた周知の冷却器70及び送風機80と、吐出口40の下方に互いに上下方向に間隔をおいて設けられた複数の延設部材90とを備えている。
The open showcase includes a rectangular box-
ショーケース本体10は断熱性部材によって形成された上面壁11、背面壁12、底面壁13、一対の側面壁14及び前面壁15を有する。
The
商品陳列室20は、金属製の上面壁21、背面壁22、底面壁23及びガラス等の透明な部材から成る左右一対の側面壁24を有する。
The
各商品棚30は、商品を載置するための棚板31と、棚板31の左右両端を支持する一対の支持部材32とから成る。商品陳列室20の背面壁22には互いに上下方向に間隔をおいて複数の取付孔22aが設けられ、各支持部材32の後端が各取付孔22aのうち任意の取付孔22aに係止することにより、商品棚30が商品陳列室20内の上下方向任意の位置に取付けられるようになっている。
Each
吐出口40はショーケース本体10の上面壁11の前端側と商品陳列室20の上面壁21の前端との隙間によって形成され、下方に向かって空気を吐出可能である。吐出口40には空気を下方に向かって整流するための整流部材41が設けられ、整流部材41には上下方向に挿通する複数の孔が設けられている。
The
吸入口50はショーケース本体10の前面壁15の上端側と商品陳列室20の底面壁23の前端との隙間によって形成され、吐出口40から吐出された吐出空気を吸入するようになっている。吸入口50内に商品等が落下しないように吸入口50にはカバー51が設けられている。
The
通風路60はショーケース本体10の上面壁11、背面壁12、底面壁13及び前面壁15と商品陳列室20の上面壁21、背面壁22及び底面壁23との隙間によって形成され、通風路60の一端は吐出口40に連通し、通風路60の他端は吸入口50に連通している。通風路60内には冷却器70及び送風機80が設けられているので、冷却器70によって温度調整(冷却)された空気が吐出口40から吐出され、吐出口40から吐出された吐出空気が吸入口50から吸入される。即ち、吐出口40から吐出された吐出空気によって商品陳列室20の開口部20aにエアカーテンが形成される。
The
各延設部材90は断面円形で直径が略20mmの棒状に形成され、商品陳列室20の幅方向に延びるように設けられている。各延設部材90は両端を一対のフレーム91によって支持され、各フレーム91はそれぞれ商品陳列室20の各側面壁24の前端に沿って上下方向に延びるように設けられている。各延設部材90は後端が吐出口40の前端40aと吸入口50の前端50aとを結ぶ仮想面IFに対して後方に配置され、各延設部材90の後端と仮想面IFとの距離L1は10mmとなっている(図2参照)。仮想面IFは吐出口40の前端40aと吸入口50の前端50aとを最短距離で結ぶ面であり、本実施形態の場合は吐出口40の前端40a及び吸入口50の前端50aが直線状であることから、仮想面IFも平面状になっている。ここで、本実施形態では、吐出口40から吐出された吐出空気は吸入口50に向かってほぼ直線的に流れるので、各延設部材90を仮想面IFに対して後方10mmの位置に配置することにより、各延設部材90の後端がエアカーテンの前面に対して後方10mmの位置に配置される。また、各延設部材90はそれぞれ各商品棚30の前方に配置されている。
Each extending
以上のように構成されたオープンショーケースにおいて、通風路60内で冷却された空気が吐出口40から吐出されると、吐出口40から吐出された吐出空気と商品陳列室20外の外気とが接触し、吐出空気と外気との接触面において渦が発生する(図3参照)。ここで、吐出口40の下方に商品陳列室20の幅方向に延びるように設けられた延設部材90を備え、延設部材90の後端が吐出口40の前端40aと吸入口50の前端50aとを結ぶ仮想面IFに対して後方10mmの位置に配置されている。これにより、延設部材90の後端がエアカーテンの前面に対して後方10mmの位置に配置されるので、吐出空気と外気との接触面において渦が発生しても、その渦の下方への移動が延設部材90によって妨げられるとともに、延設部材90によって渦が細かく砕かれ、吐出空気と外気との接触面において渦が大きく成長することがない。
In the open showcase configured as described above, when the air cooled in the
このように、本実施形態によれば、吐出空気と外気との接触面において渦が大きく成長することがないので、エアカーテンの下端側において外気と混ざり合う吐出空気の量を少なくすることができ、エアカーテン用の空気の冷却に要するエネルギー量を低減することができる。 As described above, according to the present embodiment, since the vortex does not grow greatly on the contact surface between the discharge air and the outside air, the amount of the discharge air mixed with the outside air on the lower end side of the air curtain can be reduced. The amount of energy required for cooling the air curtain air can be reduced.
また、複数の延設部材90が互いに上下方向に間隔をおいて複数設けられているので、各延設部材90によって渦の下方への移動が妨げられるとともに、各延設部材90によって渦が細かく砕かれ、吐出空気と外気との接触面において渦の成長を抑制する上で極めて有利である。
In addition, since the plurality of extending
ここで、各延設部材90の位置と吸入空気における吐出空気の含有割合との関係は図4のグラフのようになる。図4のグラフは、各延設部材90の後端と仮想面IFとの距離L1を変更しながら、吸入口50に吸入される空気における吐出口40から吐出された吐出空気の割合(吐出空気の含有割合)を測定したものである。尚、各延設部材90を設けない場合は吐出空気の含有割合が0.75となる。
Here, the relationship between the position of each extending
各延設部材90の後端が仮想面IFの前方に配置される場合は、各延設部材90の後端と仮想面IFとの距離L1が20mm以下であれば、吐出空気の含有割合が0.9近くになり、距離L1が10mm以下であれば、吐出空気の含有割合が0.9を超える。一方、距離L1が20mmを超えると、吐出空気の含有割合の低下が顕著になる。また、各延設部材90の後端が仮想面IFの後方に配置される場合も、各延設部材90の後端と仮想面IFとの距離L1が20mm以下であれば、吐出空気の含有割合が0.9近くになり、距離L1が10mm以下であれば、吐出空気の含有割合が0.9を超え、距離L1が20mmを超えると、吐出空気の含有割合の低下が顕著になる。
When the rear end of each extending
従って、前記実施形態では、延設部材90が仮想面IFに対して後方10mmの位置に配置されているものを示したが、延設部材90の後端が仮想面IFに対して前後20mm以内の範囲に配置されることにより、延設部材90の後端がエアカーテンの前面に対して前後20mm以内の範囲に配置されていれば、吐出空気と外気との接触面において発生する渦の下方への移動が延設部材90によって効率的に妨げられるとともに、延設部材90によって効率的に渦が砕かれ、吐出空気と外気との接触面において渦が大きく成長することがない。また、延設部材90の後端が仮想面IFに対して前後10mm以内の範囲に配置されることにより、延設部材90の後端がエアカーテンの前面に対して前後10mm以内の範囲に配置されていることがより好ましい。ここで、本実施形態では直径が略20mmの延設部材90を用いたものを示したが、延設部材90の直径は10mm以上30mm以下であることが好ましく、その他の直径の延設部材90を用いることも可能である。また、延設部材90の後端をエアカーテンの前面に対して後方に配置する場合には、延設部材90の前端がエアカーテンの前面よりも前方に配置されるようにすることが好ましい。
Therefore, in the above-described embodiment, the extending
また、図5に示すように、各延設部材90の前方にそれぞれ並設部材95を設け、各並設部材95を各延設部材90と並んで延びるように設けることも可能である。即ち、各並設部材95は各延設部材90と同様に商品陳列室20の幅方向に延びるように設けられ、各並設部材95と各延設部材90との間にはそれぞれ所定の隙間が設けられている。各並設部材95を設けることにより、渦の下方への移動がより効率良く妨げられるとともに、渦がより細かく砕かれ、吐出空気と外気との接触面において渦の成長を抑制する上で極めて有利である。
In addition, as shown in FIG. 5, it is also possible to provide a juxtaposed
さらに、図6に示すように、各延設部材90の前方にそれぞれ並設部材95を複数ずつ設けることも可能である。この場合、各並設部材95の間には互いに所定の隙間が設けられている。また、図6に示すように、各並設部材95を互いに前後方向に並ぶように配置することも可能であり、図7に示すように、各並設部材95を前方に向かって徐々に位置が低くなるように配置することも可能であり、図8に示すように、各並設部材95を前方に向かって徐々に位置が高くなるように配置することも可能である。また、図9に示すように、各並設部材95を前方に向かって徐々に位置が低くなった後に高くなるように配置することも可能であり、図10に示すように、各並設部材95を前方に向かって徐々に位置が高くなった後に低くなるように配置することも可能である。
Furthermore, as shown in FIG. 6, a plurality of juxtaposed
また、各延設部材90を各商品棚30の前方に配置したので、各延設部材90が各商品棚30上の商品を取出す上で妨げになることがなく、利用者の利便性を低下させることがない。
Further, since each extending
尚、本実施形態では、各延設部材90の後端と仮想面IFとの距離L1が互いに等しいものを示したが、図11に示すように、各延設部材90の後端と仮想面IFとの距離L1を互いに異ならせることも可能である。この場合でも、各延設部材90の後端が仮想面IFに対して前後20mm以内の範囲に配置されることにより、各延設部材90の後端がエアカーテンの前面に対して前後20mm以内の範囲に配置されていれば、前述と同様の効果を達成することができる。
In the present embodiment, the distance L1 between the rear end of each extending
図12及び図13は本発明の第2実施形態を示すもので、図12はオープンショーケースの側面断面図、図13は延設部材の位置と吐出空気の含有割合との関係を示すグラフである。尚、第1実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。 12 and 13 show a second embodiment of the present invention, FIG. 12 is a side sectional view of an open showcase, and FIG. 13 is a graph showing the relationship between the position of the extended member and the content ratio of discharged air. is there. In addition, the same code | symbol is attached | subjected and shown to the component equivalent to 1st Embodiment.
このオープンショーケースは、第1実施形態と同等のショーケース本体10、商品陳列室20、各商品棚30、吐出口40、吸入口50、通風路60、冷却器70及び送風機80と、吐出口40の下方に設けられた単一の延設部材90とを備えている。また、第1実施形態と同様に、延設部材90の後端が吐出口40の前端40aと吸入口50の前端50aとを結ぶ仮想面IFに対して前後20mm以内の範囲に配置されることにより、延設部材90の後端がエアカーテンの前面に対して前後20mm以内の範囲に配置されている。ここでは、延設部材90の後端は仮想面IF上に配置されている。また、延設部材90はその後端と吐出口40の前端40aとの上下方向の距離L2が200mm以上700mm以下になるように配置されている。また、延設部材90は各商品棚30のうち何れか一つの商品棚30の前方に配置されている。
This open showcase includes a
以上のように構成されたオープンショーケースにおいて、通風路60内で冷却された空気が吐出口40から吐出されると、吐出口40から吐出された吐出空気と商品陳列室20外の外気とが接触し、吐出空気と外気との接触面において渦が発生する。ここで、吐出口40の下方に商品陳列室20の幅方向に延びるように設けられた延設部材90を備え、延設部材90の後端が仮想面IFに対して前後20mm以内の範囲に配置されることにより、延設部材90の後端がエアカーテンの前面に対して前後20mm以内の範囲に配置されているので、第1実施形態と同様に、吐出空気と外気との接触面において発生する渦の下方への移動が延設部材90によって妨げられるとともに、延設部材90によって渦が細かく砕かれ、吐出空気と外気との接触面において渦が大きく成長することがない。
In the open showcase configured as described above, when the air cooled in the
また、延設部材90の上下方向の位置と吸入空気における吐出空気の含有割合との関係は図13のグラフのようになる。図13のグラフは延設部材90の後端と吐出口40の前端40aとの上下方向の距離L2を変更しながら、吸入口50に吸入される空気における吐出口40から吐出された吐出空気の割合(吐出空気の含有割合)を測定したものである。このように、延設部材90の後端と吐出口40の前端40aとの上下方向の距離L2が200mm以上700mm以下であれば、吐出空気の含有割合が0.82を超えるが、距離L2が200mmを下回る場合は、吐出空気の含有割合の低下が顕著になり、距離L2が700mmを超える場合も、吐出空気の含有割合の低下が顕著になる。
Further, the relationship between the vertical position of the extending
このように、本実施形態によれば、吐出口40の下方に商品陳列室20の幅方向に延びるように設けられた延設部材90を備え、延設部材90の後端が仮想面IFに対して前後20mm以内の範囲に配置されている。これにより、延設部材90の後端がエアカーテンの前面に対して前後20mm以内の範囲に配置されるので、吐出空気と外気との接触面において発生する渦の下方への移動が延設部材90によって効率的に妨げられるとともに、延設部材90によって効率的に渦が砕かれ、吐出空気と外気との接触面において渦が大きく成長することがない。
Thus, according to the present embodiment, the extending
また、第1実施形態と同様に、延設部材90の前方に単一または複数の並設部材95を設けることも可能であり、その場合の効果は第1実施形態に示す通りである。
Similarly to the first embodiment, a single or a plurality of juxtaposed
また、延設部材90は各商品棚30のうち何れか一つの商品棚30の前方に配置されているので、延設部材90が各商品棚30上の商品を取出す上で妨げになることがなく、利用者の利便性を低下させることがない。
Further, since the extending
尚、第2実施形態では、吐出口40の下方に単一の延設部材90を設け、その延設部材90をその後端と吐出口40の前端40aとの上下方向の距離L2が200mm以上700mm以下になるように配置したものを示したが、前記延設部材90の下方に単一または複数の延設部材90をさらに設けることも可能である。この場合でも、各延設部材90の後端が仮想面IFに対して前後20mm以内の範囲に配置されることにより、各延設部材90の後端がエアカーテンの前面に対して前後20mm以内の範囲に配置されている場合は、吐出空気と外気との接触面において発生する渦の下方への移動が各延設部材90によって効率的に妨げられるとともに、各延設部材90によって効率的に渦が砕かれ、吐出空気と外気との接触面において渦が大きく成長することがない。また、各延設部材90のうち最も上側の延設部材90がその後端と吐出口40の前端40aとの上下方向の距離が200mm以上700mm以下になるように配置されているので、最も上側の延設部材90によって渦の下方への移動が効率的に妨げられるとともに、最も上側の延設部材90によって効率的に渦が砕かれ、渦の成長を抑制する上で極めて有利である。
In the second embodiment, a single
尚、第1及び第2実施形態では、延設部材90の両端を各フレーム91によって支持したものを示したが、延設部材90の両端を一対の可動フレーム92によって支持するとともに、各可動フレーム92を商品棚30によって前後方向に移動可能に支持することも可能である(図14参照)。これにより、延設部材90が前後方向に移動可能となり、延設部材90の前後方向の位置を容易に設定することが可能になる。
In the first and second embodiments, the both ends of the extending
また、延設部材90を上下方向に移動可能に設けることも可能であり、この場合、延設部材90の上下方向の位置を容易に設定することが可能になる。
In addition, the extending
尚、第1及び第2実施形態では、延設部材90が断面円形の棒状に形成されたものを示したが、延設部材90を断面三角形や断面四角形等の断面多角形の棒状に形成することも可能である。
In the first and second embodiments, the extending
また、第1及び第2実施形態では、棒状に形成された延設部材90を設けたものを示したが、各延設部材90の一部または全部をLEDや蛍光灯から成る照明装置によって形成することも可能である(図15参照)。この場合、延設部材90は渦の成長を抑制する効果を有するとともに、商品棚30上の商品を照明する機能も有する。さらに、各延設部材90の一部または全部を広告や商品価格などを表示する表示部材によって形成することも可能である。この場合、延設部材90は渦の成長を抑制する効果を有するとともに、表示機能も有する。
In the first and second embodiments, the
尚、第1及び第2実施形態では、通風路60内に冷却器70を設け、吐出口40から吐出する吐出空気を冷却するようにしたものを示したが、通風路60内にヒータを設け、吐出口40から吐出する空気を加熱することも可能である。
In the first and second embodiments, the cooler 70 is provided in the
また、第1及び第2実施形態では、吐出口40から吐出された吐出空気が吸入口50に向かってほぼ直線的に流れ、吐出口40の前端40aと吸入口50の前端50aとを結ぶ仮想面IFに対して延設部材90の後端を前後20mm以内の範囲に配置することにより、延設部材90の後端がエアカーテンの前面に対して前後20mm以内の範囲に配置されるようにしたものを示した。これに対し、例えば吐出口40から吐出された空気が徐々に前方に向きを変えながら流れる場合(図16参照)は、吐出空気の流れに基づき想定されるエアカーテンの想定前面に対して前後20mm以内の範囲に延設部材90の後端を配置したり、実際のエアカーテンの前面の位置を確認しながら延設部材90の前後方向の位置を調整することにより、延設部材90の後端をエアカーテンの前面に対して前後20mm以内の範囲に配置することが可能である。尚、第1及び第2実施形態の場合でも、実際のエアカーテンの前面の位置を確認しながら延設部材90の前後方向の位置を調整することにより、延設部材90の後端をエアカーテンの前面に対して前後20mm以内の範囲に配置することが可能である。
Further, in the first and second embodiments, the discharge air discharged from the
10…ショーケース本体、20…商品陳列室、30…商品棚、40…吐出口、40a…前端、41…整流部材、50…吸入口、50a…前端、51…カバー、60…通風路、70…冷却器、80…送風機、90…延設部材、91…フレーム、92…可動フレーム、IF…仮想面。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記吐出口の下方に商品陳列室の幅方向に延びるように設けられた延設部材を備え、
延設部材の後端がエアカーテンの前面に対して前後20mm以内の範囲に配置されるように構成した
ことを特徴とするオープンショーケース。 A product display room having an opening on the front surface, a discharge port provided at the upper end of the opening of the product display room so as to extend in the width direction of the product display room, and capable of discharging air downward; A suction port is provided at the lower end of the opening so as to extend in the width direction of the product display chamber, and sucks in the discharge air discharged from the discharge port. By discharging the air sucked from the suction port from the discharge port, In an open showcase that forms an air curtain at the opening of the product display room,
An extending member provided so as to extend in the width direction of the commodity display chamber below the discharge port;
An open showcase characterized in that the rear end of the extending member is arranged within a range of 20 mm or less with respect to the front surface of the air curtain.
ことを特徴とする請求項1記載のオープンショーケース。 2. The open showcase according to claim 1, wherein one extending member is arranged so that a vertical distance between the rear end and the front end of the discharge port is 200 mm or more and 700 mm or less.
ことを特徴とする請求項1記載のオープンショーケース。 The open showcase according to claim 1, wherein a plurality of the extending members are provided at intervals in the vertical direction.
延設部材を商品棚の前方に配置した
ことを特徴とする請求項1、2または3記載のオープンショーケース。 A plurality of product shelves provided in the product display room at intervals in the vertical direction,
The open showcase according to claim 1, 2, or 3, wherein the extending member is arranged in front of the product shelf.
ことを特徴とする請求項3記載のオープンショーケース。 4. The open show according to claim 3, wherein the uppermost extension member among the extension members is arranged such that a vertical distance between the rear end and the front end of the discharge port is 200 mm or more and 700 mm or less. Case.
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載のオープンショーケース。 The open showcase according to claim 1, 2, 3, 4 or 5, wherein the extending member is provided so as to be movable in the front-rear direction.
延設部材と並設部材との間に所定の隙間を設けた
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載のオープンショーケース。 Comprising at least one juxtaposed member provided to extend in front of the extending member alongside the extending member;
The open showcase according to claim 1, 2, 3, 4, 5 or 6, wherein a predetermined gap is provided between the extending member and the juxtaposed member.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
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-
2007
- 2007-04-06 JP JP2007100243A patent/JP2008256302A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016016106A (en) * | 2014-07-08 | 2016-02-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Open showcase |
JP2021126155A (en) * | 2020-02-10 | 2021-09-02 | サンデン・リテールシステム株式会社 | Product provision device |
JP7463029B2 (en) | 2020-02-10 | 2024-04-08 | サンデン・リテールシステム株式会社 | Product offering device |
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