JP2008236370A - 無線伝送システム - Google Patents

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JP2008236370A
JP2008236370A JP2007073052A JP2007073052A JP2008236370A JP 2008236370 A JP2008236370 A JP 2008236370A JP 2007073052 A JP2007073052 A JP 2007073052A JP 2007073052 A JP2007073052 A JP 2007073052A JP 2008236370 A JP2008236370 A JP 2008236370A
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大和 橘
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Abstract

【課題】本発明の目的は、中継局の保守・管理のための監視制御信号の伝送を経済的に行う無線伝送システムを提供することである。

【解決手段】本発明では、基地局は第1の符号により拡散した前記中継局の保守に用いる制御信号と、第2の符号により拡散した移動局に対する主信号とを符号分割多重化してエントランス回線を用いて中継局に送信し、中継局は基地局から受信したエントランス回線の信号をアクセス回線の無線周波数に周波数変換して移動局に送信し、受信したアクセス回線の信号は前記第1の符号により逆拡散することにより制御信号を取り出すことを特徴とする無線伝送システムを用いる。

【選択図】 図3

Description

本発明は、無線伝送システムに関し、特に中継局の保守・管理のための監視制御信号を経済的に伝送する無線伝送システムに関する。
携帯電話システムの普及に伴い、ルーラル地域(田舎、僻地等)においても携帯電話の必要性が増加しており、このような地域では基地局を設置するには経済的に困難であるため、需要に見合った経済的な回線構築が必要となっている。
この課題に対応するため、基地局からの電波が直接届かない地域においては、基地局からの電波を周波数変換して中継する非再生の中継局が考えられている(特許文献1参照)。
非再生の中継局を使用した携帯電話システムについて、従来技術によるシステム構成例を図1に示す。
図1において、101は無線ネットワーク制御装置(RNC:Radio Network Control equipment)、102は移動局用主信号処理部、103は監視制御部、104は基地局、105は符号化/復号化処理部、106は周波数変換部、107は監視制御信号処理部、108は中継局、109は周波数変換部、110は増幅部、111は監視制御部、112は移動局をそれぞれ示す。
図1のシステムにおいて、移動局112からの加入者信号(以下主信号と称す)はアクセス回線(例えば2GHz帯)により中継局108に伝送され、増幅器110で信号増幅され、周波数変換部でエントランス回線(例えば1.5GHz帯)に周波数変換され基地局104に伝送される。
主信号は、基地局104において周波数変換部106で中間周波数(例えば100MHz帯)に周波数変換され、符号化/復号化処理部105において主信号に復号され、RNC101に伝送され、移動局用主信号処理部102において基幹回線網(CN:Core Network/図示せず)への接続のための処理が行われる。
CNを介して入力した移動局112への信号は、前記とは逆方向の通信経路により、移動局112へ伝送される。
図1のシステムにおける中継局108を保守・管理するための監視制御信号が、基地局104を経由してRNC101と中継局108の間で伝送される。
中継局108と基地局104の間の監視制御信号の伝送は、主信号を伝送するエントランス回線とは別の線路(例えばペア線などの有線)が用いられる。
中継局108の状態を監視したデータ信号は基地局104へ伝送され、監視制御信号処理部107で信号処理され、さらにRNC101に伝送され、監視制御部103において、監視データに対応した処理が行われる。
中継局108の状態監視のデータに対応して制御のための信号が、前記とは逆方向の通信経路によりRNC101から基地局104を経由して中継局108に伝送され適切な制御が行われる。
特開2005−33340号公報
先に説明したように、
中継局108では移動局への主信号に、中継局108の監視制御信号の分岐挿入は困難であり、主信号を伝えるエントランス回線とは別の有線により基地局104と通信していた。
しかしながら、有線を用いた線路の敷設は経済的に不利であり、特にルーラル地域では、電力線もない場合が多く新規の有線敷設には多大な費用が必要となる。
従って本発明の目的は、中継局の保守・管理のための監視制御信号の伝送を経済的に行うことである。
尚、上記目的に限らず後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる結果であって、従来の技術によっては得られない効果も本発明の他の目的の1つとして位置付けることが出来る。
(1)本発明では、基地局は第1の符号により拡散した前記中継局の保守に用いる制御信号と、第2の符号により拡散した移動局に対する主信号とを符号分割多重化してエントランス回線を用いて中継局に送信し、中継局は基地局から受信したエントランス回線の信号をアクセス回線の無線周波数に周波数変換して移動局に送信し、受信したアクセス回線の信号は前記第1の符号により逆拡散することにより制御信号を取り出すことを特徴とする中継局監視制御信号の無線伝送システムを用いる。
(2)また、エントランス回線の無線周波数とアクセス回線の無線周波数は異なる周波数帯である中継局監視制御信号の無線伝送システムを用いる。
(3)また、前記第1の符号と前記第2の符号は互いに異なったスクランブルコードである中継局監視制御信号の無線伝送システムを用いる。
(4)本発明では、中継局は第1の符号により拡散した中継局の監視に用いる監視信号と、移動局から送信された第2の符号により拡散されたアクセス回線の主信号とを物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を用いて多重化し、エントランス回線の無線周波数に周波数変換して基地局に送信し、基地局は中継局から受信したアクセス回線の信号から、物理ランダムアクセスチャネルを用いて拡散された監視信号を抽出し、第1の符号により逆拡散することにより制御信号を取り出し、前記受信した信号を第2の符号により逆拡散することにより移動局からの主信号を取り出すことを特徴とする中継局監視制御信号の無線伝送システムを用いる。
本発明により、中継局の保守・管理のための監視制御信号の伝送を経済的に行う無線伝送システムを提供することができる。
以下、図面を参照することにより本発明の実施の形態について説明する。
(実施例)
実施例における全体システムの構成を図2に示す。
図2において、201はRNC、202はセルC、203はセルA、204はセルB、205は基地局、206、207は中継局、208、209、210は移動局をそれぞれ示す。
図2において、セルA203とセルB204内の移動端末には基地局205の電波が届かないので、移動局209、210はアクセス回線(例えば2GHz帯)を経由してそれぞれ中継局206、207と通信する。中継局206、207はエントランス回線(例えば1.5GHz帯)を用いて基地局205と通信し、各移動局の電話信号はRNC201に伝送される。
セルC202内の移動端末には基地局の電波が届くので、移動局208はアクセス回線を通して直接基地局205と通信し、移動局208の信号はRNC201に伝送される。
移動局208、209、210はアクセス回線を用いて通信し、エントランス回線を直接用いることは出来ないが、セル間を移動してもアクセス回線を介したハンドオーバにより継続した通信ができる。
図3、図4に本実施例のシステムにおける信号の流れを示す。
図3には、RNCから基地局、中継局を経由して移動局の方向に伝送される移動局向けの加入者信号(以下、主信号)および中継局を保守・管理するための監視制御信号(以下、監視制御信号)の通信経路(以下、下り回線)を示す。
図3において、301はRNC、302は移動局用主信号処理部、303は中継局用監視制御部、304は基地局、305は主信号用符号化処理部、306は拡散処理部、307はスクランブルコード多重化部、308は監視制御信号用符号化処理部、309は拡散処理部、310は送信周波数変換部、311は中継局、312は受信周波数変換部、313は増幅部、314は監視制御信号用復号化処理部、315は監視制御部、316は監視制御信号抽出部、317は移動局をそれぞれ示す。
図3において、移動局317向けの主信号は、基幹回線網からRNC301に入力し、移動局用主信号処理部302で信号処理される。主信号は有線(光回線、同軸など)により基地局304に伝送され、主信号用符号化処理部305で無線用に符号化処理される。次に、主信号は拡散処理部306において移動局317に対応したスクランブルコードにより拡散処理される。
中継局311を保守・管理するための監視制御信号は、RNC301の中継局用監視制御部303で生成され、主信号にディジタル多重され有線を用いて基地局304に伝送され、監視制御信号用符号化処理部308で無線用に符号化処理される。次に、監視制御信号は拡散処理部309において移動局317とは異なったスクランブルコードにより拡散処理される。
それぞれスクランブルコード化された主信号と監視制御信号は、スクランブルコード多重化部307において加算により多重化される。
多重化された信号は、送信周波数変換部310においてエントランス回線の周波数(例えば1.5GHz帯)に周波数変換される。
エントランス回線により多重化信号は中継局311に伝送され、主信号は受信周波数変換部312においてアクセス回線の周波数(例えば2GHz帯)に変換され、監視制御信号は中間周波数(例えば100MHz帯)に変換される。
アクセス回線の周波数に変換された主信号は、増幅部313で送信増幅され移動局317に送信される。
主信号は移動局317において逆拡散、復号され主信号が取り出される。
中間周波数に変換された監視制御信号は、監視制御信号用復号化処理部314において逆拡散、検波、復号処理され、監視制御信号抽出部316において監視制御信号が取り出される。
図4には移動局から中継局、基地局を経由してRNCの方向に伝送される移動局からの加入者信号(以下、主信号)、および中継局を保守・管理するための監視制御信号(以下、監視制御信号)の通信経路(以下、上り回線)を示す。
図4において、図3と同じものは同一の番号が付してあり、401は復号化処理部、402は監視報告信号抽出部、403は受信周波数変換部、404は多重化・送信周波数変換部、405はPRACH(Physical Random Access Channel:物理ランダムアクセスチャネル)信号多重化部、406は監視報告信号用符号化処理部、407は監視報告信号生成部、408は増幅部をそれぞれ示す。
図4において、移動局317からの主信号は、アクセス回線(例えば2GHz帯)により中継局311へ送信される。
主信号は中継局311において、増幅部408により低雑音増幅される。
中継局311を保守・管理するための監視報告信号は、監視報告信号生成部407で生成され、監視報告信号用符号化処理部406で符号化処理、フレーム処理され、監視報告信号固有のスクランブルコードで拡散処理される。
監視報告信号は、PRACH信号多重化部405において、移動局317からの主信号が備えた制御信号用チャネルであるPRACHに挿入されることにより、主信号と多重化される。
なお主信号は、多重化・送信周波数変換部404において、アクセス回線の周波数から中間周波数(例えば100MHz)に周波数変換されPRACH信号多重化部405に入力し、同じ中間周波数の拡散された監視報告信号とPRACHを利用した多重化が行われる。
多重化された中間周波数の信号は、多重化・送信周波数変換部405においてエントランス回線の周波数(例えば1.5GHz帯)に周波数変換される。
エントランス回線周波数の多重化信号は基地局304に伝送され、受信周波数変換部403において、中間周波数(例えば100MHz)に変換される。
多重化された中間周波数の信号は、復号化処理部401において移動局317に対応したスクランブルコードにより逆拡散され、移動局317からの主信号が検出されRNC301に伝送される。
復号化処理部401において、中継局の監視報告信号に対応したスクランブルコードによる逆拡散により、PRACHに挿入された中継局311からの監視報告信号が検出され、信号抽出部402に転送され中継局311からの監視報告信号が抽出され、RNC301に伝送される。
RNC301に伝送された主信号は、移動局用主信号処理部302において信号処理され、移動局317の対向の相手先に伝送するためCNに出力される。
図5、図6に本システムにおける基地局と中継局の詳細構成を示す。
図5を用いて基地局304の詳細な動作を説明する。
図3および図4と同じものは同一の番号を付してあり、501はエントランス回線用アンテナ、502はDUP(Duplexer:送受共用器)、3051は符号化処理部、3052はフレーム処理部、3081は符号化処理部、3082はフレーム処理部、3071は加算器、3101はBPF(Band Pass Filter:帯域通過濾波器)、3102はAGC(Automatic Gain Control:自動利得制御回路)、3103は発信器、3104は乗算器、3105はBPF、3106はPA(Power Amplifier:電力増幅器)、4031はLNA(Low Noise Amplifier:低雑音増幅器)、4032はAGC、4033は発信器、4034は乗算器、4035はBPF、4036はAGC、4011はサーチャパス検出器、4012は逆拡散処理部、4013は検波処理部、4014は復号処理部、4015は検波処理部、4016は復号処理部をそれぞれ示す。
まず、基地局304における下り回線(RNC301から移動局(図示せず)の方向への信号経路)に対する動作について図5を用いて説明する。
RNC301から送られた主信号(移動局向けの主信号)は、符号化処理部3051で符号化され、フレーム処理部3052でフレーム処理が行われ、拡散処理部306において中間周波数(以下IF:Intermediate Frequency、例えば100MHz帯)に一次変調し、さらに接続先の移動局固有のスクランブルコードで拡散される。
また、RNC301から送られた監視制御信号は、符号化処理部3081で符号化され、フレーム処理部3082でフレーム処理が行われ、拡散処理部309においてIF(例えば前記主信号と同じ100MHz帯)に一次変調し、さらに監視制御先の中継局固有のスクランブルコードで拡散される。
拡散された主信号と監視制御信号は、スクランブルコード多重化部307の加算器3071において加算により多重化される。
多重化されたIF信号は、BPF3101において不要なスペクトラムが除去され、AGC3102においてIF信号レベルの変動(主信号の加入者通話数によるレベル変動など)に対し一定レベルに制御される。
多重化されたIF信号は、乗算器3104において発信器3103からの信号と混合され、エントランス回線の周波数(例えば1.5GHz帯)に周波数変換される。
乗算器3104の出力は、BPF3105において発信器3103からの信号周波数、イメージ周波数など不要スペクトラムが除去され、必要なエントランス回線周波数のみが通過し、PA3106において所定の送信電力まで増幅され、DUP502を介してアンテナ501に接続され、中継局311に向けて送信される。
次に、基地局304における上り回線(移動局(図示せず)からRNC301の方向への信号経路)に対する動作について図5を用いて説明する。
中継局311から送信されたエントランス回線(例えば1.5GHz帯)の信号は、アンテナ501により受信され、DUP502を介して受信周波数変換部403に入力する。
受信されたエントランス回線の信号は、LNA4031にて低雑音増幅され、AGC4032により所定のレベルに制御された後、乗算器4034において発信器4033からの信号と混合され、IF周波数(例えば100MHz帯)の信号に周波数変換される。
IF信号はBPF4035において必要帯域外の雑音や不要なスペクトラムが除去され、AGC4036により所定のレベルになるように利得制御される。
なお、エントランス回線の周波数帯のAGC4032の出力レベルは、乗算器4034が飽和による非線形歪を起こさないレベルに制御され、IF帯の周波数で動作するAGC4036との組み合わせによる制御により、中継局311から受信したエントランス回線の受信レベルが変動しても復号化処理部401への出力レベルが所定の値になるように保持される。
次に、IF信号は復号化処理部401に入力し、IF信号に挿入されたCPICH(Common Pilot Channel:共通パイロットチャネル)のパイロット信号を用いて、サーチャパス検出器4011において逆拡散のためのフレーム同期の頭出しが行われ、逆拡散処理部4012において、移動局317固有のスクランブルコードと、中継局311の監視報告信号固有のスクランブルコードにより逆拡散される。
移動局317固有のスクランブルコードにより逆拡散されたIF信号は、検波処理部4015において復調され、復号処理部4016において主信号が復号される。
中継局311の監視報告信号固有のスクランブルコードにより逆拡散されたIF信号は、検波処理部4015において復調され、復号処理部4016において監視報告信号が復号され、監視報告信号抽出部402において中継局311の監視報告信号が抽出される。
復号された移動局317からの主信号と、抽出された中継局311の監視報告信号は、RNC301へ伝送される。
図6を用いて中継局311の詳細な動作を説明する。
図6において、図3および図4と同じものは同一の番号を付してあり、601はアクセス回線用アンテナ、602はDUP、603はDUP、604はエントランス回線用アンテナ、3121はLNA、3122は発信器、3123は乗算器、3124はBPF、3125はAGC、3126は発信器、3127は乗算器、3131はPA、3141はサーチャパス検出器、3142は逆拡散部、3143は検波処理部、3144は復号処理部、4041は発信器、4042は乗算器、4043はBPF、4044はAGC、4045は発信器、4046は乗算器、4047はPA、4051は加算器、4061は符号化処理部、4062はフレーム処理部、4063は拡散処理部、4081はLNAをそれぞれ示す。
まず、中継局311における下り回線(RNC301から移動局317の方向への通信経路)に対する動作について図6を用いて説明する。
基地局304から送信されたエントランス回線(例えば1.5GHz帯)の信号は、エントランス回線用アンテナ604により受信され、DUP603を介して受信周波数変換部312に入力する。
エントランス回線の信号は、LNA3121で低雑音増幅され、乗算器3123において発信器3122からの信号と混合され、IF(例えば100MHz帯)の信号に周波数変換される。
IF信号は、BPF3124において必要帯域外の雑音と不要なスペクトラムが除去されたのち、AGC3125により利得制御され、エントランス回線の伝播損失による受信レベル変動に対し所定のレベルに保持される。
主信号に対して所定のレベルに制御されたIF信号は、乗算器3127において発信器3126からの信号と混合され、アクセス回線(例えば2GHz帯)の信号に周波数変換される。
アクセス回線の信号は増幅部313のPA3131により、所定の送信電力まで増幅されDUP602を介してアクセス回線用アンテナ601に送られ、移動局317に向けて送信される。
一方、監視制御信号に対してAGC3125により所定のレベルに制御されたIF信号は、分岐され監視制御信号用符号化処理部314に入力する。
監視制御信号用復号化処理部314に入力したIF信号は、サーチャパス検出器3141によりCPICHのパイロット信号を用いて逆拡散のためのフレーム同期の頭出しが行われ、逆拡散処理部3142において、中継局311の監視報告信号固有のスクランブルコードにより逆拡散される。
中継局311の監視制御信号固有のスクランブルコードにより逆拡散されたIF信号は、検波処理部3143において復調され、復号処理部3144において監視制御信号が復号され、監視制御信号抽出部316においてRNC局301から送られた監視制御信号が抽出される。
次に、中継局311における上り回線(移動局317からRNC301の方向への信号経路)に対する動作について図6を用いて説明する。
移動局317からアクセス回線(例えば2GHz帯)を用いて送信された主信号は、アクセス回線用アンテナ601で受信され、DUP602を介して増幅部408に入力する。アクセス回線の受信信号はLNA4081において低雑音増幅され、多重化・送信周波数変換部に入力する。
アクセス回線の受信信号は乗算器4042において、発信器4041からの信号と混合され、IF周波数(例えば100MHz)に周波数変換される。
中継局311を保守・管理するための監視報告信号は、監視制御部315の監視報告信号生成部407で生成され、監視報告信号符号化処理部406に送られる。
監視報告信号は符号化処理部4061で無線用に符号化処理され、フレーム処理部4062でフレーム処理され、拡散処理部4063においてIF(例えば前記主信号と同じ100MHz帯)に一次変調し、監視報告信号固有のスクランブルコードにより拡散処理される。
拡散されたIF周波数の監視報告信号は、PRACH信号多重化部405の加算器405において、移動局317からのIF信号の主信号が備えた制御信号用チャネルであるPRACHに挿入されることにより、主信号と多重化される。
多重化されたIF信号は、BPF4043により必要帯域外の雑音や不要スペクトラムが除去された後に、AGC4043において利得制御され、アクセス回線の伝播損失による受信レベル変動に対しIF信号が所定のレベルに保持される。
次にIF信号は、乗算器4046において発信器4045からの信号を混合され、エントランス回線の周波数(例えば1.5GHz帯)に周波数変換される。
エントランス回線の信号は、PA4047において所定のレベルまで電力増幅され、DUP603を介してエントランス回線用アンテナ604に伝送され、基地局304に向けて送信される。
システム構成例(従来技術)を示す図である。 中継局を用いたシステム構成例を示す図である。 下り回線の構成例を示す図である。 上り回線の構成例を示す図である。 基地局の詳細構成例を示す図である。 中継局の詳細構成例を示す図である。
符号の説明
101 RNC(Radio Network Control equipment)
102 移動局用主信号処理部
103 監視制御部
104 基地局
105 無線用符号化/復号化処理部
106 周波数変換部
107 監視制御信号処理部
108 中継局
109 周波数変換部
110 増幅部
111 監視制御部
112 移動局
201 RNC
202 セルC
203 セルA
204 セルB
205 基地局
206 基地局
207 中継局
208 移動局
209 移動局
210 移動局
301 RNC
302 移動局用主信号処理部
303 中継局用監視制御部
304 基地局
305 主信号用符号化処理部
306 拡散処理部
307 スクランブルコード多重化部
308 監視制御信号用符号化処理部
309 拡散処理部
310 送信周波数変換部
311 中継局
312 受信周波数変換部
313 増幅部
314 監視制御信号用復号化処理部
315 監視制御部
316 監視制御信号抽出部
317 移動局
401 復号化処理部
402 監視報告信号抽出部
403 受信周波数変換部
404 多重化・送信周波数変換部
405 PRACH(Physical Random Access Channel:物理ランダムアクセスチャネル)信号多重化部
406 監視報告信号用符号化処理部
407 監視報告信号生成部
408 増幅部
501 エントランス回線用アンテナ
502 DUP(Duplexer:送受共用器)
3051 符号化処理部
3052 フレーム処理部
3081 符号化処理部
3082 フレーム処理部
3071 加算器
3101 BPF(Band Pass Filter:帯域通過濾波器)
3102 AGC(Automatic Gain Control:自動利得制御回路)3103 発信器
3104 乗算器
3105 BPF
3106 PA(Power Amplifier:電力増幅器)
4031 LNA(Low Noise Amplifier:低雑音増幅器)
4032 AGC
4033 発信器
4034 乗算器
4035 BPF
4036 AGC
4011 サーチャパス検出器
4012 逆拡散処理部
4013 検波処理部
4014 復号処理部
4015 検波処理部
4016 復号処理部
601 アクセス回線用アンテナ
602 DUP
603 DUP
604 エントランス回線用アンテナ
3121 LNA
3122 発信器
3123 乗算器
3124 BPF
3125 AGC
3126 発信器
3127 乗算器
3131 PA
3141 サーチャパス検出器
3142 逆拡散部
3143 検波処理部
3144 復号処理部
4041 発信器
4042 乗算器
4043 AGC
4044 BPF
4045 発信器
4046 乗算器
4047 PA
4051 加算器
4061 符号化処理部
4062 フレーム処理部
4063 拡散処理部
4081 LNA

Claims (5)

  1. 基地局から中継局を経由して移動局に信号伝送する無線伝送システムにおいて、
    前記中継局の保守に用いる制御信号を第1の符号により拡散し、前記移動局に対する信号を第2の符号により拡散して前記拡散された制御信号に加算することにより符号分割多重し、第1の無線周波数を用いて前記中継局に送信する前記基地局と、
    前記基地局から受信した第1の無線周波数の信号を第2の無線周波数に周波数変換して前記移動局に送信し、前記受信した第1の無線周波数の信号を前記第1の符号により逆拡散することにより前記制御信号を取り出す前記中継局と、
    を備えたことを特徴とする無線伝送システム。
  2. 前記第1の無線周波数と前記第2の無線周波数は異なる周波数帯であることを特徴とする請求項1記載の無線伝送システム。
  3. 前記第1の符号と前記第2の符号は互いに異なったスクランブルコードであることを特徴とする請求項1記載の無線伝送システム。
  4. 移動局から中継局を経由して基地局に信号伝送する無線伝送システムにおいて、
    前記中継局の保守に用いる監視信号を第1の符号により拡散し、前記移動局から送信された第2の符号により拡散された第2の無線周波数の信号と前記拡散された監視信号とを物理ランダムアクセスチャンネル(PRACH)を用いて多重化し、第1の無線周波数に周波数変換して前記基地局に送信する前記中継局と、
    前記中継局から受信した第1の無線周波数の信号から、前記物理ランダムアクセスチャンネルを用いて前記監視信号を抽出し、第1の符号により逆拡散することにより前記監視信号を取り出し、前記受信した第1の無線周波数の信号を第2の符号により逆拡散することにより前記移動局からの信号を取り出す前記基地局と、
    を備えたことを特徴とする無線伝送システム。
  5. 前記第1の符号と前記第2の符号は互いに異なったスクランブルコードであることを特徴とする請求項4記載の無線伝送システム。
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