JP2008225987A - Process abnormal condition automatic extracting system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、プログラマブルコントローラ(PLC)によって機械を制御する各制御工程ごとの異常を自動抽出する工程異常条件自動抽出方式に関するものである。 The present invention relates to a process abnormality condition automatic extraction system that automatically extracts an abnormality for each control process in which a machine is controlled by a programmable controller (PLC).
従来から、プログラマブルコントローラは溶接機などの各種加工ないし工作機械の制御に広く採用されている。そして、従来のプログラマブルコントローラでは各種機械の動作を制御する工程に異常が発生した場合、その原因を究明する必要がある。 Conventionally, a programmable controller has been widely used for various processes such as welding machines or control of machine tools. And in the conventional programmable controller, when abnormality occurs in the process of controlling the operation of various machines, it is necessary to investigate the cause.
一方では、従来のプログラマブルコントローラでは制御工程の異常等の検査ないし検出項目が多いことから、その原因究明を容易にすべく、工程異常発生時にはその異常発生メッセージとその異常発生を検出した例えばリレーの番号等を表示し、作業者の異常発生の原因究明を支援するもの等が提案されている。(特許文献1参照)。 On the other hand, since there are many inspection or detection items such as abnormalities in the control process in the conventional programmable controller, when the process abnormality occurs, the abnormality occurrence message and the abnormality occurrence detected, for example, in the relay Proposals have been made to display numbers and the like to assist workers in investigating the causes of abnormalities. (See Patent Document 1).
しかしながら、プログラマブルコントローラによる制御工程は一般には複雑多岐にわたるため、各制御工程ごとに異常発生か否かを検査することは時間もかかりまた熟練した技術を要するなど難しく、また、その異常発生したか否かの判定目安のための判定条件を作業者側で設定することも容易ではなく煩わしい作業である。
本発明では制御工程ごとの工程異常条件を自動抽出可能とし制御工程が複雑多岐にわたっても各制御工程ごとの異常発生を容易に時間がかからずまた熟練した技術を要することなく検出可能とすることである。 In the present invention, process abnormal conditions for each control process can be automatically extracted, and even when the control process is complicated and diverse, the occurrence of abnormality for each control process can be easily detected without requiring time and skill. It is.
本発明による工程異常条件自動抽出方式は、プログラマブルコントローラによって機械を制御する各制御工程ごとにその工程の実施に要する工程実施時間を定義する第1ステップと、上記定義に係る工程実施時間に対して一定の許容時間範囲を設定する第2ステップと、その工程での異常条件を設定する第3ステップと、各制御工程ごとに上記異常条件に対応した異常内容を設定する第4ステップを含むことを特徴とするものである。 The process abnormal condition automatic extraction method according to the present invention is based on the first step for defining the process execution time required to execute the process for each control process for controlling the machine by the programmable controller and the process execution time according to the above definition. Including a second step of setting a certain allowable time range, a third step of setting an abnormal condition in the process, and a fourth step of setting an abnormality content corresponding to the abnormal condition for each control process. It is a feature.
本発明によると、プログラマブルコントローラによる制御工程が複雑多岐にわたっても、各制御工程ごとに工程実施時間が自動定義される一方、その工程実施時間が許容時間範囲外か否かを管理したりあるいはこの工程での異常条件を設定することのみで作業者は、異常内容を知ることができるようになる結果、作業者は工程異常の発生箇所等を効率的にモニタやメンテナンスを実施することが可能となる。
According to the present invention, even if the control process by the programmable controller is complicated and diverse, the process execution time is automatically defined for each control process, and it is managed whether the process execution time is outside the allowable time range or this process. As a result, the operator can know the details of the abnormality only by setting the abnormal condition in
少なくとも制御工程に対応した異常内容を表示する第5ステップを含むことが好ましい。この表示はパーソナルコンピュータの表示画面上に表示してもよいし、プログラマブル表示器の表示画面上に表示してもよい。また、プログラマブルコントローラに表示画面を配置し、この表示画面に表示することもできる。あるいは、無線でモバイル機器の表示画面に表示することもできる。あるいはインターネットを介してパーソナルコンピュータ、プログラマブル表示器、モバイル機器等の表示画面に表示させてもよい。 It is preferable to include at least a fifth step of displaying an abnormality content corresponding to the control process. This display may be displayed on the display screen of a personal computer, or may be displayed on the display screen of a programmable display. Further, a display screen can be arranged on the programmable controller and displayed on the display screen. Alternatively, it can be displayed wirelessly on the display screen of the mobile device. Or you may display on display screens, such as a personal computer, a programmable display, a mobile device, via the internet.
第2ないし第4ステップの実施結果をパーソナルコンピュータ、プログラマブル表示器、その他の機器等の表示画面に診断表形式で表示することが好ましい。 It is preferable to display the results of the second to fourth steps in the form of a diagnostic table on a display screen of a personal computer, a programmable display, or other equipment.
本発明によれば、プログラマブルコントローラによる機械の制御において工程ごとの工程異常を自動抽出することができるので、工程異常が発生した回路等を効率的に発見して所要の対策を講じることができる。 According to the present invention, the process abnormality for each process can be automatically extracted in the control of the machine by the programmable controller. Therefore, it is possible to efficiently find the circuit or the like in which the process abnormality has occurred and take necessary measures.
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係る工程異常条件自動抽出方式を説明する。図1は、プログラマブルコントローラを用いた搬送機械の制御システムの概略構成を示す。制御システム10は、制御対象の一例としての搬送機械12と、搬送機械12をシーケンス制御するプログラマブルコントローラ14と、プログラマブルコントローラ14に制御指令等を与えたりするパーソナルコンピュータ16などから構成されている。
Hereinafter, a process abnormal condition automatic extraction method according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 shows a schematic configuration of a transport machine control system using a programmable controller. The control system 10 includes a
搬送機械12は、アームやチャック等の当該搬送機械12の搬送要素を駆動するための複数のアクチュエータ18と、搬送機械12の動作状態を検知するための複数のセンサ20とを備えている。搬送機械12のアクチュエータ18およびセンサ20には、電源(図示略)が供給されている。プログラマブルコントローラ14は、I/O制御回路22、CPU24、通信I/F26、ROM28、RAM30、タイマ32、などから構成されている。
The
I/O制御回路22は、CPU24と搬送機械12との間の信号のやりとりを仲介し、CPU24の出力信号を搬送機械12のアクチュエータ18へ出力すると共に、搬送機械12のセンサ20の検出信号を入力してCPU24へ転送する。
The I /
CPU24は搬送機械12およびプログラマブルコントローラ14の各種制御を実行し、I/O制御回路22,通信I/F26,ROM28,RAM30、タイマ32などの動作を制御する。
The
通信I/F26は、CPU24とパーソナルコンピュータ16との間のデータのやりとりを仲介し、CPU24の出力信号をパーソナルコンピュータ16へ出力すると共に、パーソナルコンピュータ16からの指示命令をCPU24へ転送する。通信I/F26とパーソナルコンピュータ16とは専用の通信ケーブルを介して接続されている。
The communication I /
ROM28には、CPU24が各種制御を実行するための各種の動作プログラムが記憶されている。
The
RAM30には、CPU24が各種制御を実行する際にROM28から読み出されたデータ、CPU24が各種制御を実行する際に生成したデータ、搬送機械12の制御中に発生する各種データなどが一時的に格納される。
The
タイマ32は工程実施時間を計測するために用いるものでありCPU24により駆動制御されるようになっている。
The
そして、プログラマブルコントローラ14は、パーソナルコンピュータ16から転送されてくる指示命令に従い、搬送機械12の各アクチュエータ18への電源の供給を制御することで搬送機械12の動作を制御すると共に、搬送機械12の各センサ20の検出信号に基づいて搬送機械12の設備状態を検出し、その設備状態をパーソナルコンピュータ16に通知する。
The programmable controller 14 controls the operation of the
パーソナルコンピュータ16は、プログラマブルコントローラ14とは例えばRS232Cによって接続されている。パーソナルコンピュータ16は、CRTや液晶表示器等によるグラフィック表示が可能であり、キーボード16aと、カーソル操作を行なうためのマウス16bとを備えている。パーソナルコンピュータ16とプログラマブルコントローラ14との間の通信はRS232Cに限定されず、RS422、イーサネット(登録商標)等によって通信してもよい。
The personal computer 16 is connected to the programmable controller 14 by, for example, RS232C. The personal computer 16 can perform graphic display using a CRT, a liquid crystal display, or the like, and includes a
上記通信によって、アクチュエータ18、センサ20等の作動状態を表すデータが、プログラマブルコントローラ14からパーソナルコンピュータ16に送信される。
Through the communication, data representing the operating state of the
図2に上記プログラマブルコントローラ14によって制御される搬送機械12を説明する。この搬送機械12は、ワークピース44を搬送する機械であり、テーブル33上にステージ34が立設され、そのステージ34に水平方向に伸縮自在の水平アーム36を装着すると共に、水平アーム36先端に固定部材38を装着している。そして固定部材38下端に垂直方向に伸縮自在の垂直アーム40を装着し、垂直アーム40にチャック42を固定して構成されている。なお、搬送機械12を動作させるための各種アクチュエータ18や、搬送機械12の動作状態を検知するための各種センサ20や、プログラマブルコントローラ14等の図示は説明の簡略のために略している。
FIG. 2 illustrates the
図3を参照してチャック42を(a)(b)(c)(d)(e)の順に降下、上昇、移動制御することによりテーブル33上のワークピース44を位置Xから位置Yに搬送する搬送機械12の動作を説明する。
With reference to FIG. 3, the
工程S1でチャック42の原点位置(a)を確認する。
In step S1, the origin position (a) of the
工程S2でチャック42を原点位置(a)から位置(b)に降下させ、その降下した位置(b)でチャック42を閉じてワークピース44をつかむ。
In step S2, the
工程S3でチャック42を閉じた状態で原点位置(a)にまで上昇させる。
In step S3, the
工程S4でチャック42を閉じた状態で原点位置(a)から位置(d)にまで水平移動させる。
In step S4, the
工程S5でチャック42を閉じた状態で位置(d)から位置(e)に降下させ、その降下した位置(e)でチャック42を開いてワークピース44をテーブル33上に置く。
In step S5, the
工程S6でチャック42を位置(e)から位置(a)に復帰させる。
In step S6, the
プログラマブルコントローラ14は以上の工程S1−S6を実施する工程歩進型プログラムがRAM30に記憶されている。
The programmable controller 14 stores a process step type program for executing the above-described processes S1 to S6 in the
図4(a)(b)を参照してパーソナルコンピュータ16の表示画面50を説明する。図4(a)に示す表示画面50には上記図2で示す搬送機械12が表示されており、図4(b)には上記表示画面50上に搬送機械の異常状態を診断するための診断表ウインドウ52が呼び出されて表示されている。図5はその診断表ウインドウ52を拡大して示す。図5を参照して上記診断表ウインドウ52における表示を説明すると、「工程No」.には上記工程S1−S6の番号が記入され、「診断条件」は「時間超」、「時間短」、「異常条件」が記入され、「異常内容」にはコメントが記入される。
The
この診断表を作成表示するうえで、パーソナルコンピュータ16は、プログラマブルコントローラ14によって搬送機械12を制御し、その制御における各制御工程S1−S6ごとにその工程S1−S6の実施に要する工程実施時間(定義工程実施時間)を定義する。定義工程実施時間は、搬送機械12のハードウェア性能に応じて定義することができる。この定義工程実施時間は自動的に定義されるようになっている。例えば、実際の工程を実施する前にティーチング工程を実施する。この場合、搬送機械12を制御するモータや、アーム16,40の伸縮距離、チャック42の降下、上昇、移動距離等により様々な態様があるが、このティーチング工程の1回ないし複数回の実施により各工程S2−S6の例えば平均の工程実施時間がタイマ32により計測され、その計測結果がRAM30に記憶される。工程S2は0.8秒、工程S3は1.0秒、工程S4は1.8秒、工程S5は0.8秒、工程S6は2.8秒である。
In creating and displaying this diagnostic table, the personal computer 16 controls the
このRAM30に記憶されている定義工程実施時間に対して設定した許容時間範囲に対して各工程S2−S6における実際の工程の実施に要した時間である実工程実施時間が上記許容時間範囲外である「時間超」となる時間、「時間短」となる時間が設定される。この設定は各工程毎に工程実施許容誤差時間をRAM30内に設定しておき、実工程実施時間と演算時その結果を「時間超」「時間短」へ自動設定される。また、この設定は作業者により行うこともできる。
The actual process execution time, which is the time required to execute the actual process in each of the steps S2-S6, is outside the allowable time range with respect to the allowable time range set for the definition process execution time stored in the
各工程S2−S6において実際の工程を実施した場合に要した実工程実施時間の「時間超」は例えば1.0秒、1.2秒、2.0秒、1.0秒、3.2秒であり、工程S2−S6での「時間短」は例えば0.6秒、0.8秒、1.6秒、0.6秒、2.4秒である。 “Over time” of the actual process execution time required when the actual process is performed in each of the processes S2 to S6 is, for example, 1.0 seconds, 1.2 seconds, 2.0 seconds, 1.0 seconds, and 3.2. The “short time” in steps S2-S6 is, for example, 0.6 seconds, 0.8 seconds, 1.6 seconds, 0.6 seconds, and 2.4 seconds.
そして、工程S1はチャック42の原点位置(a)を確認する工程であるので、診断条件における「時間超」、「時間短」は記入されず、「異常条件」はチャック42が原点位置センサオンであることが正常状態であり、異常条件としてチャック原点位置センサオフの信号を記入表示する。「センサオン」とは例えばチャック42が原点位置に存在することをセンサの一例である近接センサが検出して一定レベル以上のセンサ信号を出力する状態であり、「センサオフ」とは、その近接センサが、チャック42が原点位置に存在しないため当該チャック42を検出できず一定レベル以下のセンサ信号を出力する状態と定義することができる。
Since step S1 is a step of confirming the origin position (a) of the
また「異常内容」についてはチャック42が原点位置に存在しない場合は「センサオフ」の信号を受けて「チャックが原点位置(a)に存在しない」とコメント記入表示する。これらコメントは予めプログラマブルコントローラ14のRAM30等に保存記憶させておき、CPU24は「センサオン」、「センサオフ」によりこれらコメントをパーソナルコンピュータ16に送信することができるようになっている。以下の工程でもこれらコメントの送信は同様である。
As for “abnormal content”, when the
工程S2ではチャック42を原点位置(a)から位置(b)に降下させ、その降下した位置(b)でチャック42を閉じてワークピース44をつかむ工程であり、その工程S2での定義工程実施時間は0.8秒が通常動作に要する時間であり、「時間超」は1.0秒以上の場合、「時間短」は0.6秒以下の場合である。チャック42が原点位置(a)から位置(b)に降下するまでの実工程実施時間が1.0秒以上かかった場合ではチャック42の降下速度が遅すぎ、また、チャック42が原点位置(a)から位置(b)に降下するまでに実工程実施時間が0.6秒以下であれば、降下速度が速すぎるので、チャック42を降下させるモータやその回路等に異常があったりする。
In step S2, the
この工程では、特に「異常条件」がないので記入表示しない。また、「異常内容」は許容時間範囲外であれば、例えばその原因が昇降モータ異常であれば「昇降モータ異常」とのコメントを記入表示する。この場合、複数種類のセンサをそれぞれ対応する箇所に設定することにより、センサの種類ごとに異常内容に応じて例えば「昇降モータ過熱異常」、「昇降モータ断線異常」、「昇降モータ過電圧異常」、「垂直アーム異常」等のコメントを記入表示してもよい。 In this process, since there is no “abnormal condition”, it is not displayed. If the “abnormal content” is out of the allowable time range, for example, if the cause is a lift motor abnormality, a comment “lift motor abnormality” is entered and displayed. In this case, by setting a plurality of types of sensors in corresponding locations, for example, “elevating motor overheating abnormality”, “elevating motor disconnection abnormality”, “elevating motor overvoltage abnormality”, for each type of sensor, A comment such as “vertical arm abnormality” may be entered and displayed.
工程S3ではチャック42を原点位置(a)にまで上昇させる工程であるので、定義工程実施時間は1.0秒であり、「時間超」は1.2秒以上の場合、「時間短」は0.8秒以下の場合である。チャック42が位置(b)から位置(a)に上昇するまでに実工程実施時間が1.0秒以上かかった場合ではチャック42の上昇速度が遅すぎ、また、0.8秒以下であれば、上昇速度が速すぎるので、チャック42を上昇させる昇降モータやその回路等に異常があったりする。この工程での「異常条件」は、例えばチャックしたワークピースが何らかの原因で落下した場合であり、ワークピースセンサオフの信号を記入表示する。また、「異常内容」は許容時間範囲外であれば、例えば「昇降モータ異常」と記入表示し、「異常条件」が発生したら例えば「ワークピース落下」と記入表示する。この場合も、複数種類のセンサをそれぞれ対応する箇所に設定することにより、センサの種類ごとに工程S2と同様に異常内容に対応して例えば「昇降モータ過熱異常」、「昇降モータ断線異常」、「昇降モータ過電圧異常」、「垂直アーム異常」、「チャック失敗、ワークピース落下」等のコメントを記入表示してもよい。
In step S3, since the
工程S4ではチャック42を原点位置(a)から位置(d)にまで水平移動させる工程であるので、定義工程実施時間は1.8秒であり、「時間超」は2.0秒以上の場合、「時間短」は1.6秒以下の場合である。チャック42が位置(a)から位置(d)に移動するまでに時間が2.0秒以上かかった場合ではチャック42の移動速度が遅すぎ、また、1.6秒以下であれば、移動速度が速すぎるので、チャック42を移動させるモータやその回路等に異常があったりする。この工程での「異常条件」は、S3と同様にチャックしたワークピースの落下であり、ワークピースセンサオフの信号を記入表示する。また、「異常内容」は許容時間範囲外であれば、例えば「移動モータ異常」と記入表示し、「異常条件」が発生したら「ワークピース落下」と記入表示する。この場合も、複数種類のセンサをそれぞれ対応する箇所に設定することにより、センサの種類ごとに「移動モータ過熱異常」、「移動モータ断線異常」、「移動モータ過電圧異常」、「垂直アーム異常」、「チャック失敗、ワークピース落下」等のコメントを記入表示してもよい。
In step S4, the
工程S5ではチャック42を位置(d)から位置(e)に降下させ、その降下した位置(e)でチャック42を開いてワークピース44をテーブル33上に置く工程であるので、定義工程実施時間は0.8秒であり、「時間超」は1.0秒以上の場合、「時間短」は0.6秒以下の場合である。チャック42が位置(b)から位置(a)に降下するまでに時間が1.0秒以上かかった場合ではチャック42の降下速度が遅すぎ、0.6秒以下であれば、降下速度が速すぎるので、昇降モータやその回路等に異常があったりする。この工程で、特に「異常条件」を設定しないので空欄とする。また、「異常内容」は許容時間範囲外であれば、例えば「昇降モータ異常」と記入表示する。
In step S5, the
工程S6ではチャック42を位置(e)から位置(a)に復帰させる工程であるので、定義工程実施時間は2.8秒であり、「時間超」は3.2秒以上の場合、「時間短」は2.4秒以下の場合である。チャック42が位置(e)から位置(a)に復帰するまでに実工程実施時間が3.2秒以上かかった場合ではチャック42速度が遅すぎ、2.4秒以下であれば、チャック42速度が速すぎるので、昇降モータ、移動モータやその回路等に異常があったりする。この工程でも「異常条件」を設定しないので空欄とする。また、「異常内容」は許容時間範囲外であれば、例えば「昇降モータ異常」「移動モータ異常」等と記入表示する。
In step S6, since the
以上説明したように本実施の形態では、プログラマブルコントローラによる機械の制御において工程ごとの工程異常を自動抽出すると共に診断表の表示から工程異常が配設した回路やその異常原因、等を効率的に発見して所要の対策を講じることができる。 As described above, in the present embodiment, in the control of the machine by the programmable controller, the process abnormality for each process is automatically extracted, and the circuit in which the process abnormality is arranged and the cause of the abnormality are efficiently displayed from the display of the diagnosis table. You can discover and take necessary measures.
12 搬送機械
14 プログラマブルコントローラ
16 パーソナルコンピュータ
12 Transport Machine 14 Programmable Controller 16 Personal Computer
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