JP2008210129A - コンテンツ情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯キャリアに、ユーザに有用なコンテンツ情報の掲載されたURLを含むメールが携帯情報端末に受信されるようにすることができ、且つその場合に個人情報の漏洩につながることのないコンテンツ情報提供システムを提供する。
【解決手段】 携帯キャリアサーバ20の第2の記憶部21が、発呼者IDとこれに対応する発呼者メールアドレスとを記憶・管理しており、受信部22が携帯情報端末30の呼び出しで発呼者の端末30から、目的の電話番号及び発呼者IDを受信して処理キューとして一時的に記憶し、第1の検出部23でその発呼者IDに対応する発呼者メールアドレスを上記第2の記憶部21から検索し、それを基にメール作成出力部25でメール作成してそれを出力するので、サービスセンタサーバ10側に、発呼者のメールアドレスが出力されることがなく、発呼者IDや発呼者メールアドレスなどの情報が、携帯キャリアサーバ20外部の第3者に、遺漏されることがない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯情報端末にコンテンツ情報を配信するコンテンツ情報提供システムに関する。
近年、携帯電話などの携帯情報端末は広く普及している。携帯情報端末で利用出来るサービスとしては、通話するだけに限らず、例えば電子メールの送受信や、インターネットに接続してネット上のウェブページにアクセスし、閲覧することもできる。
ユーザは、外出先からでも、URL(Uniform Resource Locator)を携帯情報端末に入力することにより、インターネットのウェブページにアクセスすることが出来、携帯情報端末のディスプレイにはウェブコンテンツが表示される。例えば、URLを入力して、映画の上映情報を提供しているウェブページにアクセスすれば、外出先からでも、その上映情報を入手することが出来る。
このように、ユーザは、携帯情報端末を用いることにより、外出先からでもインターネットのウェブページにアクセスして必要な情報を入手することが出来る。
ところが、必要な情報を提供しているウェブページのURLが不明である場合、必要な情報を入手することが出来ない。また、該ウェブページに限らず、必要な情報を入手したいと思っても、その情報をどうやって入手するかが不明である場合、必要な情報を入手することは困難である。すなわち、携帯情報端末から必要な情報を入手しようと思っても入手方法が不明であれば、必要な情報を入手するのは困難であり、手間がかかる。
そのため、下記特許文献1では、任意の電話番号をユーザに知らしめておき、該ユーザが、情報を得たいと思った時に、携帯情報端末から、その電話番号に、ワンコール電話をすれば、その電話番号の発呼信号を受信する側で、その発呼信号と共に送られてくる携帯情報端末の発呼者ID(現在では、090や080、さらには070で始まる携帯情報端末の電話番号)を受信し、その携帯情報端末の発呼者ID+「@携帯キャリアのドメイン名」(現在キャリアは090、080や070の頭番号がつくもので4社)というメールアドレス作成ルールのもと、たとえば4つの携帯情報端末用メールアドレスが作成されて、これら全部のメールアドレスに、ユーザに提供可能なコンテンツ情報が掲載されたURLを含むメールを出力するようにしている。
そのような、メールを受信可能な携帯キャリアのドメイン名分だけ、上記メールアドレスを作成し、その全部にメールを出せば、いずれかには届くというものである。
特許第3577628号
しかし、携帯情報端末用メールアドレスが、上記のようなルールに従ってパソコンなどで自動的に作成され、不特定多数の人に不要なメールを送りつける所謂スパム(未承諾)メールなどが横行したため、現在では、その携帯情報端末が所持する者が、その携帯キャリアに、自己の携帯情報端末用のメールアドレスを別個に登録できるようになった。そのため、上記構成では、そのルールに従ったメールアドレスには、必要なコンテンツ情報が届くことがほぼ不可能になっている。
また、ユーザに有用なコンテンツ情報の掲載されたサイトにアクセスするのに、現状ではURLの入力や空メールを打つ必要があり、携帯情報端末を利用するユーザにとって、利便性が劣ることになる。
さらに利便性に劣るだけでなく、特に空メールをうつ場合は、メール送信先に通常、少なくとも発呼者メールアドレスが通知されてしまい、不必要な個人情報の漏洩につながって、せっかくユニークなメールアドレスを登録できる構成としたとしても、さらなるスパム(未承諾)メールの温床にもなる。
本発明は、以上のような問題に鑑み創案されたもので、携帯キャリアに、自己の携帯情報端末用のメールアドレスを別個に登録できる現状においても、ユーザに有用なコンテンツ情報の掲載されたURLを含むメールが携帯情報端末に受信されるようにすることができ、且つその場合に個人情報の漏洩につながることのないコンテンツ情報提供システムを提供せんとするものである。
そのため本発明に係る構成は、
サービスセンタサーバと携帯キャリアサーバとを含むコンテンツ情報提供システムであって、
上記サービスセンタサーバは、
コンテンツ提供者からの任意のコンテンツ情報を受けて、各コンテンツ提供者毎に、特定の頭番号を含む任意の電話番号及びURLを生成するコンテンツ提供者情報生成手段と、
上記コンテンツ提供者情報生成手段で生成された電話番号及びURLを、そのコンテンツ提供者から受けた上記コンテンツ情報と共に、各コンテンツ提供者毎に記憶する第1の記憶手段と、
URLの特定により外部からアクセスを受けた時に、該当するURLに対応するコンテンツ情報を第1の記憶手段から読み出して、そのアクセス元に出力するコンテンツ情報提供手段とを備えており、
また上記携帯キャリアサーバは、
発呼者IDとそれに対応する発呼者メールアドレスとを少なくとも記憶する第2の記憶手段と、
特定の頭番号を含む電話番号の呼び出しを受けて、該電話番号と発呼者IDの情報を受信し、その電話番号と発呼者IDを処理キューとして一時的に記憶すると共に、その呼び出しを切断する受信手段と、
上記受信手段で処理キューとして一時的に記憶された発呼者IDを元に、上記第2の記憶手段から、発呼者メールアドレスを検索する第1の検出手段と、
同じく上記受信手段で処理キューとして一時的に記憶された電話番号を元に、上記サービスセンタサーバ側の第1の記憶手段にアクセスし、対応するURLを検索する第2の検出手段と、
上記処理キューに従って、第2の検出手段で検索されたURLを含むメール文を作成し、第1の検出手段で検索された発呼者メールアドレスに対し、そのメールを出力するメール作成出力手段と
を備えることを基本的特徴としている。
上記構成によれば、上記携帯キャリアサーバの第2の記憶手段が、発呼者ID(携帯情報端末の番号)とこれに対応する発呼者メールアドレス(発呼者IDを有する者が登録してきた携帯情報端末のメールアドレス)とを記憶・管理しており、且つ携帯キャリアサーバの受信手段が携帯情報端末の呼び出しで発呼者の携帯情報端末から、目的の電話番号及び発呼者IDを受信して処理キューとして一時的に記憶し、第1の検出手段でその発呼者IDに対応する発呼者メールアドレスを上記第2の記憶手段から検索し、それ(さらに電話番号を受けた第2の検出手段がサービスセンタサーバ側の第1の記憶手段から後にメール中に含まれることになるコンテンツ提供者が提供するコンテンツ情報の提供者サイトURLを検索してくるので該URLも含む)を基に携帯キャリアサーバのメール作成出力手段でメール作成してそれを出力するので、サービスセンタサーバ側に、発呼者のメールアドレスが出力されることがない。従って発呼者IDや発呼者メールアドレスなどの情報が、第3者であるサービスセンタサーバ側にアクセスしてくる者(コンテンツ提供者などを含む)など携帯キャリアサーバ外部には、提示されることがなく、携帯情報端末所有者の個人情報は保護されている。尚、上記受信手段で電話番号及び発呼者IDを受信して処理キューとして記憶する処理が終了した場合、受信手段と携帯情報端末の間の呼び出しが、その時に切断される(たとえばワンコールで自動的に切断される)。それによって、発呼者側では、余計な通話料が発生しないで済むことになる。
ここでコンテンツ提供者とは、本システムでサービス提供がされる者であり、携帯情報端末を所持する者が所定の提供者サイトURLを指定することによりアクセスしてくることで、アクセスした者に、提供者の登録したコンテンツ情報を提示するサービスが実施されることにより、最終的にコンテンツ提供により利益を得る者を指すことになる。
このコンテンツ提供者によって、サービスセンタサーバのコンテンツ提供者情報生成手段に対し、携帯情報端末を所持する者が得たい情報を予めコンテンツ情報として登録しておく。その際、コンテンツ提供者情報生成手段は、少なくともサービスセンタサーバ側に設定可能な、上記コンテンツ情報のインターネット上の掲載場所を示す提供者サイトURLと、特定の頭番号を含む任意の電話番号とを生成し、そのコンテンツ情報と一緒に、コンテンツ提供者情報として、第1の記憶手段に格納する。
ここで、特定の頭番号を含む任意の電話番号とは、実際に電話がかかってきた時にサービスセンタサーバがその電話を受けることが可能か否かは別として、固定電話の頭番号(050を含む)を含む番号、携帯電話の頭番号(090、080、070)を含む番号、特定のサービスを呼び出す番号(0120や116、110、119など)、以外の未だ未使用な頭番号を含む番号(記号等を含む)とし、特定のところ乃至特定のサービスに着信されない番号のことを言う。
他方、生成された任意の上記電話番号はコンテンツ提供者に提示され、コンテンツ提供者は、広く自己のコンテンツ情報へアクセスするための当該電話番号を一般に広める。この電話番号を知っている携帯情報端末所持者、すなわちユーザが、自分の携帯情報端末に該電話番号を入力することで、携帯情報端末は、対応する携帯キャリアサーバの任意の基地局に接続され、呼び出しがなされる。
この呼び出しの際、呼び出しを行った携帯情報端末から、呼び出しの電話番号と発呼者ID(携帯情報端末の電話番号)が、携帯キャリアサーバ側の受信手段に受信される。それによって、上記のように、発呼者の携帯情報端末の発呼者IDと、目的の電話番号が、処理キューとして受信手段に一時的に記憶される。
この処理キューから第1の検出手段に発呼者IDが渡され、該第1の検出手段により、その発呼者IDに対応する発呼者メールアドレスが、上記第2の記憶手段から検索される。
他方上記処理キューから第2の検出手段に電話番号が渡され、該第2の検出手段により、サービスセンタサーバ側の第1の記憶手段から、その電話番号に対応する、コンテンツ提供者が提示したいとして登録したコンテンツ情報の掲載場所である提供者サイトURLが、該第1の記憶手段から検索される。その際、コンテンツ情報の中から携帯情報端末に掲載のできる内容の一部のコンテンツ情報も、上記提供者サイトURLと一緒に第2の検出手段に検出結果として渡される。
そして、上記メール作成出力手段は、上記第1の検出手段から、検索された発呼者メールアドレスが、また第2の検出手段から、上記提供者サイトURL及び携帯情報端末に掲載のできる内容の一部のコンテンツ情報が、入力され、それらに基づき、メールを作成する。すなわち、メール内容として、上記電話番号をかけた、ユーザである発呼者の携帯情報端末からアクセスできるサービスセンタサーバ側のコンテンツ情報提供手段に設定された提供者サイトURLを含み、且つ該携帯情報端末に掲載のできる内容のコンテンツ情報が掲載されたものが作成される。そして、該メール作成出力手段は、そのメールを、上記発呼者メールアドレス宛に、送る。
このメールを受けた携帯情報端末には、上記コンテンツ情報の一部と所望の提供者サイトURLを含むメールが提示され、該端末を所持している発呼者が、そのメール内容を確認して、掲載された提供者サイトURL(通常、反転表示、下線付加表示乃至網掛け表示されて何らかのボタンを押せば提供者サイトURLで指示されるホームページが表示される)を基に、提供者サイトURLで指示されるホームページにアクセスする。
サービスセンタサーバ側のコンテンツ情報提供手段は、上記のように(提供者サイトURLの特定により)外部の携帯情報端末からアクセスを受けた時に、該当する提供者サイトURLに対応するコンテンツ情報(URL毎にコンテンツ提供者の提供するコンテンツ情報が異なる)を第1の記憶手段から読み出して、そのアクセス元に出力する。そうすることで、該携帯情報端末は、必要とするコンテンツ情報を得ることが可能となる。
請求項2記載のコンテンツ情報提供システムの構成は、携帯キャリアサーバ側に、第3の記憶手段を別途設け、サービスセンタサーバ側の第1の記憶手段に格納されている、少なくとも各コンテンツ提供者毎の電話番号及びそれに対応する提供者サイトURLを、携帯キャリアサーバ側に新たに設けた上記第3の記憶手段に対して、同期せしめているという点で、異なる以外は、ほぼ同じ構成となる。すなわち、本実施例構成の場合、携帯キャリアサーバ側に新たに第3の記憶手段を設置すると共に、サービスセンタサーバ側の第1の記憶手段に格納されている、少なくとも各コンテンツ提供者毎の電話番号及びそれに対応する提供者サイトURLを、上記第3の記憶手段に同期させて記憶する構成が設けられ、第2の検出手段によって、上記電話番号をこの第3の記憶手段から検索して、対応する提供者サイトURLを求めて、メール作成出力手段に送るようにしていることが、上記請求項1の構成と異なっているだけで、その他の構成は同じである。第1と第3の記憶手段の上記情報が同期して格納されることで、第2の検出手段が、対応提供者サイトURLを検索する際に、その検索スピードを速くすることができ、携帯キャリアサーバ側の処理負荷を軽減することが可能となる。
請求項3の構成は、受信手段に、上記処理キューの利用ログ記憶しておく第4の記憶手段を設けることで、所定のコンテンツ情報にアクセスするために設定された電話番号にかけてきた発呼者(自分が所持する携帯情報端末で、一旦所望の電話番号に呼び出しをかけてきた者)に対して、そのコンテンツ提供者が、以後継続的にコンテンツ情報を提供できる構成を提案する。
すなわち、上記携帯キャリアサーバ側の受信手段に、処理キューの利用ログを別途記憶しておく第4の記憶手段とメール配信指令を受付ける手段を設け、サービスセンタサーバ側に各コンテンツ提供者の要求を受けてメール配信指令を出力する手段をさらに設けて、メール配信指令を出力する該手段が、コンテンツ提供者側からのメールを配信する要求及びその際メールに含むべき情報を受けた時に、該コンテンツ提供者に割り当てられた電話番号を第1の記憶手段から検索して、該電話番号を、携帯キャリアサーバ側のメール配信指令を受付ける上記手段に送信すると共に、メール配信指令を受付ける該手段により、第4の記憶手段に記憶された利用ログを元に、上記電話番号に対応付けられた1乃至複数の発呼者メールアドレスを検索し、該発呼者メールアドレス、メールに含むべき情報及びコンテンツ提供者に割り当てられた上記電話番号を携帯キャリアサーバ側の上記メール作成出力手段に出力して、該メール作成出力手段により、1乃至複数の発呼者メールアドレス宛に、上記情報及び電話番号を含むメールを出力させることを特徴としている。
請求項4の構成は、請求項3の構成により、コンテンツ提供者が、そのような発呼者(ユーザ)に対して、以後継続的にコンテンツ情報が提供できるようになった場合でも、該ユーザが欲しないときはいつでもそのような提供を停止させることができる構成を提案している。
すなわち、削除要求のある携帯情報端末の発呼者IDを、削除対象となるコンテンツ提供者に割り当てられた電話番号と共に上記携帯キャリアサーバ側の受信手段に受信した場合、該受信手段は、第4の記憶手段に記憶された利用ログから、該当する発呼者IDと削除対象となるコンテンツ提供者に割り当てられた電話番号との両方がある処理キューのログを削除することを特徴としている。もともと個人情報としてのメールアドレスは、携帯キャリアサーバにしか登録されていないので、個人情報が携帯キャリアサーバ以外に漏れることがなく、しかも該当する発呼者IDと削除対象となるコンテンツ提供者に割り当てられた電話番号との両方がある処理キューのログが削除されてしまえば、そのような個人情報は、削除前後を問わず、漏洩されることはない。
その他、上記サービスセンタサーバがコンテンツ提供者から受けるコンテンツ情報として、クーポン情報が含まれるようにしても良い(請求項7)。
本発明の請求項1〜請求項7記載のコンテンツ情報提供システムによれば、携帯キャリアサーバ側に、自己の携帯情報端末用のメールアドレスを別個に登録できる現状においても、自分が希望する情報が得られる提供者サイトに対応する所定の電話番号に電話をかけるだけで、すなわちその相手先に電話がつながらなくても、ただその電話番号に電話をかけるだけで、(ユーザに有用なコンテンツ情報の掲載された)提供者サイトURLを含むメールが受信されて、そこに含まれる該提供者サイトURLを指示するだけで、自分が希望する情報が確実に得られるようになるという優れた効果を奏し得る。
しかも発呼者IDや発呼者メールアドレスなどの情報が、携帯キャリアサーバ外部には、遺漏することがなく、携帯情報端末所有者の個人情報は保護されている。普通空メールをうつと、メール送信先に、少なくとも発呼者メールアドレスが通知されてしまうが、本構成によれば、そのような事態も生ぜず、スパムメールの温床になるような心配もない。
さらに上記受信手段と携帯情報端末の間の呼び出しは、該受信手段で電話番号及び発呼者IDを受信して処理キューとして記憶する処理が終了した時に切断されるので、発呼者側では、余計な通話料が発生しないで済むことになる。
加えて、ユーザに有用なコンテンツ情報の掲載されたサイトにアクセスするのに、URLの入力や空メールを打つ必要もなく、ユーザにとって、利便性が高くなる。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1〜図14は、本発明の一実施形態構成を示す構成説明図及びフローチャートである。
同図に示すように、本発明のコンテンツ情報提供システムは、インターネット40を介して結ばれる、サービスセンタサーバ10と、携帯情報端末30の携帯キャリア側に設けられた携帯キャリアサーバ20とにより構成されている。
該携帯キャリアサーバ20は、各基地局にアンテナを備え、任意のアンテナで、携帯情報端末30からの発呼(呼び出し)により、その発呼が後述する受信部22に繋がって、通常の電話サービスや、特定のモードによるデータ送受信サービスが行われることになる。
上記のサービスセンタサーバ10は、後述するように、コンテンツ提供者情報生成部12と、第1の記憶部14と、コンテンツ情報提供部16とを備えている。
そのうち、コンテンツ提供者情報生成部12は、本発明の構成によって特定のサービスを任意の携帯情報端末30に提供できるコンテンツ提供者(以後加盟店等という)からの任意のコンテンツ情報を受けて、図2に示すように、各コンテンツ提供者毎(各コンテンツ提供者には、夫々のNo.が付けられる)に、特定の頭番号を含む任意の電話番号及び提供者サイトURLを生成する構成である。
さらに同構成は、図2に示すように、コンテンツ提供者からの情報を受け取ると、コンテンツ提供者No.(コンテンツ提供者毎、或いはコンテンツ情報毎に異なる)、任意の上記URL、後述する任意の電話番号を生成すると共に、受信されたコンテンツ情報を格納(図2では第1の記憶部14とは別のストレージでも良いし、或いは一緒でも良いとしている)して、指示があればいつでも読み書きが出来るように、コンテンツ情報の記憶アドレスを、一緒にして付加して、コンテンツ提供者情報を作成する。
上記提供者サイトURLは、インターネット40上で、コンテンツ情報提供部16により、サービスセンタサーバ10にアクセスできるものであれば、特に限定はない。通常、www.(任意の数・文字列).(abc).jp等の形式をとり、(abc)の部分が、サービスセンタサーバ10においてコンテンツ提供者毎に得意な数・文字列で構成され、もちろん、該サービスセンタサーバ10のコンテンツ情報提供部16でそのアクセスを受け付け可能なものでなければならない。
また、上記電話番号は、特定の頭番号を含む任意の番号であり、実際に電話がかかってきた時にサービスセンタサーバ10がその電話を受けることが可能か否かは別として、固定電話の頭番号(050を含む)を含む番号、携帯情報端末30(携帯電話)の頭番号(090、080、070)を含む番号、特定のサービスを呼び出す番号(0120や116、110、119など)、以外の未だ未使用な頭番号を含む番号とし、特定のところ乃至特定のサービスに着信されない番号が良い。ここでの電話番号は、あくまで架空の電話番号であって(例えば060など)、最終的に携帯情報端末30を所持する者が、情報を得るために、最初にアクセスために必要なだけであって、携帯情報端末30は、後に説明するように、1乃至数コールでその接続が切れるようになっている。
尚、サービスセンタサーバ10側に受け取られるコンテンツ情報については、外部からネットでアクセスされて受信されるようにしても良いし、サービスセンタサーバ10側のオペレータが上記コンテンツ提供者である加盟店から情報を受けて、その者が入力するようにしても良い。
上記第1の記憶部14は、図2に示すように、上記コンテンツ提供者情報生成部12で生成された電話番号及びURLを、そのコンテンツ提供者から受けた上記コンテンツ情報の記憶アドレスと共に、各コンテンツ提供者毎に記憶するストレージで構成される。
上記コンテンツ情報提供部16は、ウェブサーバ機能を有しており、URLの特定により外部の情報端末などからアクセス要求を受けた時に、該当するURLに対応するコンテンツ情報を第1の記憶部14から読み出して、そのアクセス元である情報端末に出力する構成である。
以上の構成は、サービスセンタサーバ10側のコンピュータの諸資源(CPU、ROMやRAMを含む内部・外部メモリ、HDDなどのストレージデバイス、バス、その他コンピュータを構成する各種のデバイス)で構成される(複数のサーバで構成しても良い)。
他方、上記の携帯キャリアサーバ20は、第2の記憶部21と、受信部22と、第1の検出部23と、第2の検出部24と、メール作成出力部25とを備えている。
そのうち、上記第2の記憶部21は、発呼者IDとそれに対応する発呼者メールアドレスとを少なくとも記憶しているストレージである。ここで、発呼者IDとは、携帯情報端末30の各電話番号(又は内蔵された個々の携帯情報端末30にユニークな特定なデータでも良い)であり、また発呼者メールアドレスは、上記発呼者IDの携帯情報端末30を有する者が登録してきた携帯情報端末30用のメールアドレスであり、これらが対応付けられて、この第2の記憶部21に、記憶・管理されている。従って、たとえば発呼者IDが、090-1234-5678だとした場合、最初の発呼者メールアドレスは、09012345678@(携帯キャリア毎に決まる名称).ne.jpであるが、そのままにしていると、迷惑メールがどんどん送られてくるので、通常その所持者は、その携帯キャリアで、重複しない数・文字列を09012345678の部分の代わりに登録する。従って、携帯キャリアサーバ20側には、上記発呼者IDとそれに対応するその者が登録してくる数・文字列のつく発呼者メールアドレスとが、携帯情報端末30を有する者によって、登録され、それらを関連付けて、上記第2の記憶部21に記憶・管理している。
上記受信部22は、アンテナや基地局などを含む携帯キャリアサーバ20の無線接続設備の一つであって、携帯情報端末30の発呼呼び出しに応じてルーティングされて送られてくる接続要求を受信して、その接続要求先にさらに接続する構成であって、本構成では、さらに、特定の頭番号を含む電話番号の上記接続要求を受信して、該電話番号とその要求元の発呼者IDの情報を受信し、その電話番号と発呼者IDを処理キューとして一時的に記憶すると共に、その電話番号は通常では受信できない、例えば060などが頭番号としてつく番号である場合に、その呼び出しを切断する機能を有している。
上記第1の検出部23は、本実施形態構成によって、携帯キャリアサーバ20側に備えられた構成であり、上記受信部22で処理キューとして一時的に記憶された発呼者IDを元に、上記第2の記憶部21から、発呼者メールアドレスを検索する機能を有している。
上記第2の検出部24は、同じく本実施形態構成によって、携帯キャリアサーバ20側に備えられた構成であり、上記受信部22で処理キューとして一時的に記憶された電話番号を元に、上記サービスセンタサーバ10側の第1の記憶部14にアクセスし、電話番号の一致するデータから対応するURLを検索する機能を有している。
上記メール作成出力部25は、同じく本実施形態構成によって、携帯キャリアサーバ20側に備えられた構成であり、上記処理キューに従って、第2の検出部24で検索されたURLを例えばその文中に含むメール文を作成し、第1の検出部23で検索された発呼者メールアドレスに対し、そのメールを出力する機能を有している。
以上の構成も、携帯キャリアサーバ20側のコンピュータの諸資源(CPU、ROMやRAMを含む内部・外部メモリ、HDDなどのストレージデバイス、バス、その他コンピュータを構成する各種のデバイス)で構成される(複数のサーバで構成しても良い)。
以上の実施形態構成において、一応図2に示したコンテンツ情報の提供により、コンテンツ提供者情報生成部12によるコンテンツ提供者情報の生成がなされ、第1の記憶部14に該情報が記憶されているものとして、以下本実施形態構成の作用につき説明する。
まず、コンテンツ提供者が、自分のコンテンツ情報をサービスセンタサーバ10側に登録された際、自分に割り当てられた仮の電話番号について、その際に同時に割り当てられた提供者サイトURLによりアクセスできるコンテンツ情報がどのような内容のものであるかといったことを示しながら、一般に周知せしめる。
そしてそのような情報を見聞きした携帯情報端末30を所持する者が、自分が得たいと思ったコンテンツ情報にたどり着ける電話番号に、発呼する(電話をかける)。
すると、図1に示すように、携帯キャリアサーバ20側の受信部22は、その呼び出し要求を受信し、該呼び出し要求に含まれる上記電話番号とその携帯情報端末30の発呼者ID(携帯情報端末30の電話番号)の情報を抽出して、その電話番号と発呼者IDを処理キューとして一時的に記憶する。
その後、該処理キューに含まれる発呼者IDを第1の検出部23に送り、また同じく処理キューに含まれる電話番号を第2の検出部24に送る。
また上記処理キューが記憶された段階で、図3に示すように、受信部22は、携帯情報端末30の呼び出し要求を切断する。
同じく図3に示すように、第1の検出部23により、その発呼者IDに対応する発呼者メールアドレスを、第2の記憶部21から検索し、読み出す。
他方図4に示すように、第2の検出部24により、上記処理キューとして一時的に記憶された電話番号を元に、上記サービスセンタサーバ10側の第1の記憶部14にアクセスし、電話番号の一致するデータから対応するURLを検索する。
そして、上記発呼者メールアドレスとURLとは、図5に示すように、第1の検出部23及び第2の検出部24から、メール作成部25に送られる。さらに図6に示すように、該メール作成部25により、第2の検出部24で検索されたURLを、その文中に含むメール文を作成し、第1の検出部23で検索された発呼者メールアドレスを指定して、作成されたメールを出力する。
このメールを受け取った携帯情報端末30では、図7に示すように、メール内容に上記提供者サイトURL(図面ではhttp://www.ocm.jp/00000)を含むものが画面表示される。
次にこのメールを受け取った携帯情報端末30の所持者は、そこに表示されたURLを該携帯情報端末30上で指定して、図8に示すように、インターネット40を介して、サービスセンタサーバ10側に接続要求を携帯キャリアサーバ20に出力する。ここでは、携帯キャリアサーバ20のインターネット40接続機能を使用して、サービスセンタサーバ10側のコンテンツ情報提供部16に設定された該当する提供者サイトURLに、接続される。
ここで、コンテンツ情報提供部16は、図9に示すように、第1の記憶部14に対して、該当するURLを検索し、そこから対応するコンテンツ情報の記憶されたアドレスを引き出し、さらにそのアドレスから、格納されたコンテンツ情報を読み出す。
そして、該コンテンツ情報提供部16は、図10に示すように、接続要求元の携帯情報端末30に向けて、インターネット40及び携帯キャリアサーバ20を介して、そのコンテンツ情報を配信する。
図11は、サービスセンタサーバ10に、コンテンツ提供者が自分のクライアントコンピュータ(図示無し)を用いて直接アクセスし、又はコンテンツ提供者からそのコンテンツ情報を受け取ったオペレータがアクセスすることで、サービスセンタサーバ10側に、そのコンテンツ情報を登録する際に該サーバ10側で実施されるコンテンツ提供者情報生成の処理フローを示すフローチャートである。
同図に示すように、サービスセンタサーバ10のコンテンツ提供者情報生成部12が、任意のコンテンツ情報を受信する(ステップS100)。すると、図2に示すように、そのコンテンツ情報は、所定のストレージに格納される(ステップS102)。そして、コンテンツ提供者No.を採番しながら、任意のURL及び任意の電話番号を生成するコンテンツ提供者情報生成処理を行う(ステップS104)。そして、URLが生成されたか否か(ステップS106)、電話番号が生成されたか否か(ステップS108)及び上記コンテンツ情報の格納されたアドレスがコンテンツ提供者情報に一緒に取り込まれたか否か(ステップS110)がチェックされ、否の場合(ステップS106、ステップS108及びステップS110;N)、上記ステップS104に戻る。反対に生成乃至取込が完了した場合(ステップS106、ステップS108及びステップS110;Y)、次のステップに進む。最後に、コンテンツ提供者情報を第1の記憶部14に記憶する(ステップS112)。
図12は、携帯情報端末30から電話がかけられた場合の携帯キャリアサーバ20の受信部22における処理フローを示すフローチャートである。該受信部22では、常に呼び出しがあるか否かがチェックされ(ステップS200)、呼び出しがある場合には(ステップS200;Y)、かかってきた携帯情報端末30から、接続先である電話番号(例えば060-9876-5432)と接続元である携帯情報端末30の固有な発呼者ID(例えば090-1234-5678)とを取得する(ステップS202)。呼び出しがない場合には(ステップS200;N)、その処理から抜け、一定時間毎に上記チェックを繰り返す。
上記電話番号と発呼者IDとを取得した後、一時的に、これらの情報を、処理キューとして受信部22に記憶する(ステップS204)。
図13は、上記受信部22で処理キューが一旦作製された後の携帯キャリアサーバ20における処理フローを示している。
同図、図1、図3〜図6に示すように、上記処理キューの発呼者IDは、第1の検出部23に送られる(ステップS300)。この第1の検出部23は、第2の記憶部21にアクセスして該発呼者IDに対応する発呼者メールアドレスを検索し、メール作成出力部25に送る(ステップS302)。
ここでメール作成出力部25において、発呼者メールアドレスが該メール作成出力部25に取得されたか否かがチェックされる(ステップS306)。取得されていなければ(ステップS306;N)、上記ステップS300に復帰する。
反対に、発呼者メールアドレスが該メール作成出力部25に取得された場合(ステップS306;Y)、後述するステップS316以降のメール作成出力部25におけるメール作成出力処理に移行する。
他方、上記処理キューの電話番号は、第2の検出部24に送られる(ステップS308)。この第2の検出部24は、サービスセンタサーバ10側の第1の記憶部14にアクセスして該電話番号に対応するURLを検索し(ステップS310)、検索されたURLをメール作成出力部25に送る(ステップS312)。
ここでメール作成出力部25において、URLが該メール作成出力部25に取得されたか否かがチェックされる(ステップS314)。取得されていなければ(ステップS314;N)、上記ステップS308に復帰する。
反対に、URLが該メール作成出力部25に取得された場合(ステップS314;Y)、後述するステップS316以降のメール作成出力部25におけるメール作成出力処理に移行する。
上記ステップS306及びS314でチェック後、上記メール作成出力部25で上記URLをメール内容に含む(図7参照)メール文が作成される(ステップS316)。
そして、第1の検出部23で得られた発呼者メールアドレス宛に、作成されたメールが出力される(ステップS318)。
その後、受信部22における対応する処理キューは削除される(ステップS320)。
その後他の処理キューが受信部22に残っているか否かがチェックされる(ステップS322)。残っていれば(ステップS322;Y)、上記ステップS300及びS308に復帰する。
反対に処理キューが受信部22に残っていなければ(ステップS322;N)、上記処理フローは、終了する。
図14は、コンテンツセンタサーバ10側のコンテンツ情報提供部16に対して、携帯キャリアサーバ20及びインターネット40を介し、携帯情報端末30で提供者サイトURLが指定されて、情報提供者の所定のサイトがアクセスされた場合の、コンテンツ情報提供部16の処理フローを示すフローチャートである。ここでは、同図の他、図8〜図10についても参照することで、処理フローが良くわかる。
これらの図面に示すように、コンテンツセンタサーバ10側のコンテンツ情報提供部16では、常に、インターネット40を介して外部から、提供者サイトURLが指定されて、アクセス要求があるか否かがチェックされる(ステップS400)。
アクセス要求がない場合には(ステップS400;N)、その処理から抜け、一定時間毎に上記チェックを繰り返す。
反対にアクセス要求がある場合には(ステップS400;Y)、その要求と共に提供者サイトURLをコンテンツ情報提供部16で受けて(ステップS402)、携帯キャリアサーバ20側のグローバルIPアドレスはコンテンツ情報提供部16にホールドされ、セッションはつながっている状態になる(図示無し)。
次にコンテンツ情報提供部16は、第1の記憶部14にアクセスし、上記提供者サイトURLに対応するコンテンツ情報が記憶されたアドレスを検索する(ステップS404)。
そして、その記憶アドレスを元に、ストレージに記憶されたコンテンツ情報を、コンテンツ情報提供部16側に読み出す(ステップS406)。
さらに、コンテンツ情報提供部16は、セッションのつながっている上記グローバルIPアドレスを基に、コンテンツ情報を、インターネット40へ出力する(ステップS408)。携帯情報端末30は、上記コンテンツ情報を、携帯キャリアサーバ20を介して、受信する(図示無し)。
以後上記ステップS400に復帰し、以上の処理を繰り返す。
以上の本実施形態構成によれば、上記携帯キャリアサーバ20の第2の記憶部21が、発呼者IDとこれに対応する発呼者メールアドレスとを記憶・管理しており、且つ携帯キャリアサーバ20の受信部22が携帯情報端末30の呼び出しで発呼者の携帯情報端末30から、目的の電話番号及び発呼者IDを受信して処理キューとして一時的に記憶し、第1の検出部23でその発呼者IDに対応する発呼者メールアドレスを上記第2の記憶部21から検索し、さらに電話番号を受けた第2の検出部24がサービスセンタサーバ10側の第1の記憶部14から後にメール中に含まれることになるコンテンツ提供者が提供するコンテンツ情報の提供者サイトURLを検索してきており、さらに上記発呼者メールアドレスと提供者サイトURLを基に、携帯キャリアサーバ20のメール作成出力部25でメールを作成して、それを出力するので、サービスセンタサーバ10側に、発呼者のメールアドレスが出力されることがない。従って発呼者IDや発呼者メールアドレスなどの情報が、第3者であるサービスセンタサーバ10側にアクセスしてくる者(コンテンツ提供者などを含む)など携帯キャリアサーバ20外部には、漏洩されることがなく、携帯情報端末30所有者の個人情報は保護されている。
また上記受信部22で電話番号及び発呼者IDを受信して処理キューとして記憶する処理が終了した場合、受信部22と携帯情報端末30の間の呼び出しが、その時に切断される(たとえばワンコールで自動的に切断される)。それによって、発呼者側では、余計な通話料が発生しないで済むことになる。
上記のようにしてコンテンツ提供者情報生成部12により生成された任意の上記電話番号はコンテンツ提供者に提示され、コンテンツ提供者は、広く自己のコンテンツ情報へアクセスするための当該電話番号を一般に広められる。この電話番号を知っている携帯情報端末30所持者、すなわちユーザが、自分の携帯情報端末30に、知りたい情報が得られるサイト先の電話番号として該番号を入力することで、該携帯情報端末30は、対応する携帯キャリアサーバ20の任意の基地局に接続され、呼び出しがなされる。
この呼び出しの際、呼び出しを行った携帯情報端末30から、呼び出しの電話番号と発呼者IDが、携帯キャリアサーバ20側の受信部22に受信される。それによって、上記のように、発呼者の携帯情報端末30の発呼者IDと、目的の電話番号が、処理キューとして受信部22に一時的に記憶される。
この処理キューから第1の検出部23に発呼者IDが渡され、該第1の検出部23により、その発呼者IDに対応する発呼者メールアドレスが、上記第2の記憶部21から検索される。
他方上記処理キューから第2の検出部24に電話番号が渡され、該第2の検出部24により、サービスセンタサーバ10側の第1の記憶部14から、その電話番号に対応する、コンテンツ提供者が提示したいとして登録したコンテンツ情報の掲載場所である提供者サイトURLが、該第1の記憶部14から検索される。その際、コンテンツ情報の中から携帯情報端末30に掲載のできる内容の一部のコンテンツ情報も、上記提供者サイトURLと一緒に第2の検出部24に検出結果として渡される。
そして、上記メール作成出力部25は、上記第1の検出部23から、検索された発呼者メールアドレスが、また第2の検出部24から、上記提供者サイトURL及び携帯情報端末30に掲載のできる内容の一部のコンテンツ情報が、入力され、それらに基づき、メールを作成する。すなわち、メール内容として、上記電話番号をかけた、ユーザである発呼者の携帯情報端末30からアクセスできるサービスセンタサーバ10側のコンテンツ情報提供部16に設定された提供者サイトURLを含み、且つ該携帯情報端末30に掲載のできる内容のコンテンツ情報が掲載されたものが作成される。そして、該メール作成出力部25は、そのメールを、上記発呼者メールアドレス宛に、送る。
このメールを受けた携帯情報端末30には、上記コンテンツ情報の一部と所望の提供者サイトURLを含むメールが提示され、該端末30を所持している発呼者が、そのメール内容を確認して、掲載された提供者サイトURLを基に、提供者サイトURLで指示されるホームページにアクセスする。
サービスセンタサーバ10側のコンテンツ情報提供部16は、上記のように(提供者サイトURLの特定により)外部の携帯情報端末30からアクセスを受けた時に、該当する提供者サイトURLに対応するコンテンツ情報を第1の記憶部14から読み出して、そのアクセス元に出力する。そうすることで、該携帯情報端末30は、必要とするコンテンツ情報を得ることが可能となる。
以上のように、携帯キャリアサーバ20側に、自己の携帯情報端末30用のメールアドレスを別個に登録できる現状においても、自分が希望する情報が得られる提供者サイトに対応する所定の電話番号に電話をかけるだけで、すなわちその相手先に電話がつながらなくても、ただその電話番号に電話をかけるだけで、ユーザに有用なコンテンツ情報の掲載された提供者サイトURLを含むメールが受信されて、そこに含まれる該提供者サイトURLを指示するだけで、確実に自分が希望する情報が得られるようになるという優れた効果を奏し得る。
しかも発呼者IDや発呼者メールアドレスなどの情報が、携帯キャリアサーバ20外部には遺漏することがなく、携帯情報端末30所有者の個人情報は保護される。普通空メールをうつと、メール送信先に、少なくとも発呼者メールアドレスが通知されてしまうが、本実施形態構成によれば、そのような事態も生ぜず、スパムメールの温床になるような心配もない。
さらに上記受信部22と携帯情報端末30の間の呼び出しは、該受信部22で電話番号及び発呼者IDを受信して処理キューとして記憶する処理が終了した時に切断されるので、ユーザである発呼者側には、余計な通話料が発生しないで済む。
加えて、ユーザに有用なコンテンツ情報の掲載されたサイトにアクセスするのに、URLの入力や空メールを打つ必要もなく、ユーザにとって、利便性が高くなる。
図15及び図16は、本願構成の他の実施形態構成を示す説明図である。これらの図面に示される実施例2の構成と上記実施例1の構成とは、サービスセンタサーバ10側の第1の記憶部14に格納されている、少なくとも各コンテンツ提供者毎の電話番号及びそれに対応する提供者サイトURLを、携帯キャリアサーバ20側に新たに設けた第3の記憶部26に対して、同期せしめているという点で、異なる以外は、ほぼ同じ構成となる。
すなわち、本実施例構成の場合、携帯キャリアサーバ20側に新たに第3の記憶部26を設置すると共に、サービスセンタサーバ10側の第1の記憶部14に格納されている、少なくとも各コンテンツ提供者毎の電話番号及びそれに対応する提供者サイトURLを、上記第3の記憶部26に同期させて記憶する構成が設けられ、第2の検出部24によって、上記電話番号をこの第3の記憶部26から検索して、対応する提供者サイトURLを求めて、メール作成出力部25に送るようにしていることが、上記実施例1の構成と異なっているだけで、その他の構成は同じである。第1と第3の記憶部14及び26の上記情報が同期して格納されることで、第2の検出部24が、対応提供者サイトURLを検索する際に、その検索スピードを速くすることができ、携帯キャリアサーバ20側の処理負荷を軽減することが可能となる。
上記図15では、第2の検出部24が、処理キューから得られた電話番号を元に、上記第3の記憶部26に対して該電話番号に対応している提供者サイトURLを検索している状態が示されている。
また図16では、実施例1とほぼ同じように、第1の検出部23で検索された発呼者メールアドレスが、また第2の検出部24で検索された提供者サイトURLが、夫々、メール作成出力部25に送られる状態が示されている。
これらの図面では、上記第1の記憶部14と第3の記憶部26の同期と、第2の検出部24による検索処理が異なる点以外、実施例1の構成の処理と同じになるので、他の処理については、その詳細は省略した。
次に本願発明の3つ目の実施形態構成につき説明する。図17〜図21は、請求項3に係る実施例構成を、また図22〜図24は、請求項4に係る実施例構成を、説明している。
まず、請求項3に係る実施例構成であるが、上記図面に示されているように、携帯キャリアサーバ20側の受信部22に、上記処理キューの利用ログ記憶しておく第4の記憶部27を設けることで、所定のコンテンツ情報にアクセスするために設定された電話番号にかけてきた発呼者(自分が所持する携帯情報端末30で、一旦所望の電話番号に呼び出しをかけてきた者)に対して、そのコンテンツ提供者が、以後継続的にコンテンツ情報を提供できる構成である。
すなわち、上記携帯キャリアサーバ20側の受信部22に、処理キューの利用ログを別途記憶しておく第4の記憶部27とメール配信指令を受付ける指令受信部28を設け、サービスセンタサーバ10側に各コンテンツ提供者の要求を受けてメール配信指令を出力する指令出力部18をさらに設けて、メール配信指令を出力する該指令出力部18が、コンテンツ提供者側からのメールを配信する要求及びその際メールに含むべき情報を受けた時に、該コンテンツ提供者に割り当てられた電話番号を第1の記憶部14から検索して、該電話番号を、携帯キャリアサーバ20側のメール配信指令を受付ける上記指令受信部28に送信すると共に、メール配信指令を受付ける該指令受信部28により、第4の記憶部27に記憶された利用ログを元に、上記電話番号に対応付けられた1乃至複数の発呼者メールアドレスを検索し、該発呼者メールアドレス、メールに含むべき情報及びコンテンツ提供者に割り当てられた上記電話番号を携帯キャリアサーバ20側の上記メール作成出力部25に出力して、該メール作成出力部25により、1乃至複数の発呼者メールアドレス宛に、上記情報及び電話番号を含むメールを出力させるようにしている。
図17では、コンテンツ提供者から、サービスセンタサーバ10の指令出力部18に対し、自分の提供者サイトURLにアクセスしたことのある携帯情報端末ユーザに対し、メールを配信する要求とそのメールに含まれる情報を送信した場合の、上記サービスセンタサーバ10側における指令出力部18と第1の記憶部14との間の処理を示している。
同図に示すように、上記メール配信要求とメールに含むべき情報を指令出力部18が受信した際、同時に該指令出力部18は、コンテンツ提供者からコンテンツ提供者のID_No.を一緒に受信する。このID_No.を元に、指令出力部18は、第1の記憶部14から、上記コンテンツ提供者情報中の同じNo.に対応して記憶された電話番号を検索する。
続いて、図18に示すように、指令出力部18は、以上のようにして得られた提供者サイトURLに対応している電話番号と、メールに含まれるべき内容として受信した情報とを、携帯キャリアサーバ20側の指令受信部28に送信する。
これを受信した指令受信部28は、第4の記憶部27にアクセスし、上記受信した電話番号を元に、利用ログの中から、この電話番号にかけてきた携帯情報端末30の発呼者IDを検索し、検索された1乃至複数の発呼者IDを第1の検出部23に渡す。
すると、第1の検出部23は、図19に示すように、これらの発呼者IDを元に、第2の記憶部21を検索し、夫々の発呼者IDに対応する1乃至複数の発呼者メールアドレスを検出する。
そして、図20に示すように、第1の検出部23は、上記のようにして検索された上記発呼者IDに対応する1乃至複数の発呼者メールアドレスを、メール作成出力部25に送る。同様に、指令受信部28は、上記のようにして受信した電話番号とメールに含むべき情報を、同じくメール作成出力部25に送る。
これらの情報、電話番号、及び1乃至複数の発呼者メールアドレスを受け取ったメール作成出力部25は、メール文に、上記情報を含み、且つ提供者サイトに最終的につなげることが可能な電話番号を、その文中に含むメールを作成する。さらに該メールは、あて先(出力先)に、1乃至複数の発呼者メールアドレスを指定する1乃至複数のメールとする。
最後に図21に示すように、該メール作成出力部25は、上記のようにして作成したメールを、1乃至複数の発呼者メールアドレスで指定された携帯情報端末30に出力する。
以上のようにして、利用ログに上記電話番号に電話のかけたことのある履歴の残された各携帯情報端末30には、上記電話番号を含むメールが配信される。
従って、以上のメールを受信した携帯情報端末30では、そのメール内容に、興味があれば(以前に興味を持って少なくとも1度はかけているので多くの場合興味があると推測される)、その電話番号に電話をかけるので、上記実施例1又は2に示されたような手順で、この電話番号に電話をかけ(多くの場合ワンコールで足りる)、自動的に切断された後、しばらくして再び送られてくるメールに含まれる提供者サイトURLにアクセスすることで、希望するコンテンツ情報を得ることができる。
以上の構成では、最低一度は、提供者サイトURLを介して、興味を抱いたコンテンツ情報の掲載されたサイトにアクセスしているので、再び同種の興味を抱いて、受信されたメールの中に記載されている電話番号に、その携帯情報端末30からかける可能性が高く、例えば本構成を任意のサービスなどの情報提供用に使用すれば、そのサイト誘導率は非常に高いものとなる。
他方、ユーザによっては、そのようなメールの受信が迷惑だと考える者もいるので、図22〜図24に示すように、メール配信削除を要請してきた携帯情報端末30がある場合は、第4の記憶部27に記憶された利用ログから、該当する該携帯情報端末30の発呼者IDと電話番号の両方があるログデータを、受信部22によって、削除することができる構成としている。
すなわち、上記のようにしてコンテンツ提供者側から、一乃至数度アクセスしたことのある携帯情報端末30の保持者に、上記のような趣旨で情報提供用のメールが夫々に送られた場合、そのようなメールが欲しくないユーザがいるかもしれない。
送られたメールが気に入らず、自分の携帯情報端末30で、そのようなメール配信をやめてもらうよう、削除要求を出す場合、以下のように処理される。すなわち、メールに含まれる電話番号に電話をかけてメール配信の削除要求を出す時は、図22に示すように、その発信を携帯キャリアサーバ20の受信部22で受ける。その際、そのような削除要求を出した携帯情報端末30から、その電話番号と発呼者IDを一緒に受信する。
次に、図23に示すように、受信部22は、第4の記憶部27に記憶された利用ログの中から、受信した電話番号と発呼者IDの両方の合致するログデータを検索し、該利用ログから削除する。
図24は、第4の記憶部27に記憶された利用ログの中から、受信した電話番号と発呼者IDの両方の合致するログデータを検索し、該利用ログから削除する様子の一つの形態を示している。ここに示された状態は、発呼者IDとして090-1234-5678を有する携帯情報端末30から、配信内容に、060-222-3333を含むメール配信を、止めるよう配信削除の要求がなされた場合(例えば携帯情報端末30の表示画面上にメール配信を止めるためのアイコンなどが表示され、それをクリックするなど)、その要求を受けた受信部22は、第4の記憶部27の利用ログの中から該当するログデータ(電話番号:060-222-3333で且つ発呼者ID:090-1234-5678のログデータ)を検索して、それらのログデータを該利用ログから削除する。
そうすることによって、以後、利用ログに上記電話番号に電話のかけたことのある履歴の残された各携帯情報端末30に上記電話番号を含むメールを配信することが停止させることが可能となり、このようなメールが欲しくない携帯情報端末ユーザに迷惑をかけることもなくなる。
尚、本発明のコンテンツ情報提供システムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。たとえば、本実施形態構成の最初の利用に当たって、携帯情報端末30が受信部22にアクセスしてきた場合、以後実施例3のような同種情報の配信を自動的に行っても良いかなどの確認を、その最初の時点で、該携帯情報端末30保持者に承諾を取っておく構成を付加しておくと良い。
本発明のコンテンツ情報提供システムは、色々な利用場面があり、携帯情報端末を保持する者が、携帯キャリア以外のものに、自己の個人情報が漏洩しないようにして、いつでもどこでも得たい情報を得ることができる特徴があり、その利用可能性としては、例えば広告用や、メールマーケティング用などの、色々な利用の仕方が想定される。
本発明の一実施形態構成を示す構成説明図である。 コンテンツ提供者情報生成部12によるコンテンツ提供者情報生成処理及び第1の記憶部14への記憶処理の説明図である。 同じく本発明の上記実施形態構成による処理の流れを示す説明図である。 同じく本発明の上記実施形態構成による処理の流れを示す説明図である。 同じく本発明の上記実施形態構成による処理の流れを示す説明図である。 同じく本発明の上記実施形態構成による処理の流れを示す説明図である。 携帯情報端末30でメールの受信をした際の端末30の表示画面構成を示す説明図である。 同じく本発明の上記実施形態構成による処理の流れを示す説明図である。 同じく本発明の上記実施形態構成による処理の流れを示す説明図である。 同じく本発明の上記実施形態構成による処理の流れを示す説明図である。 コンテンツ提供者情報生成部12によるコンテンツ提供者情報生成処理及び第1の記憶部14への記憶処理に係る処理の流れを示すフローチャートである。 受信部22による受信処理の処理の流れを示すフローチャートである。 携帯キャリアサーバ20における処理キューの処理の流れを示すフローチャートである。 サービスセンタサーバ10におけるコンテンツ情報提供処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2に係る実施形態構成を示す構成説明図である。 上記実施例2の処理の流れの続きを示す説明図である。 実施例3に係る実施形態構成を示す構成説明図である。 同じく本発明の上記実施形態構成による処理の流れを示す説明図である。 同じく本発明の上記実施形態構成による処理の流れを示す説明図である。 同じく本発明の上記実施形態構成による処理の流れを示す説明図である。 同じく本発明の上記実施形態構成による処理の流れを示す説明図である。 上記実施例構成で、携帯情報端末30からのメール配信削除要請がある場合の処理の流れを示す説明図である。 同じく上記実施例構成で、携帯情報端末30からのメール配信削除要請がある場合の続きの処理の流れを示す説明図である。 第4の記憶部27における利用ログで該当するログデータが検索された場合の処理の詳細を示す説明図である。
符号の説明
10 サービスセンタサーバ
12 コンテンツ提供者情報生成部
14 第1の記憶部
16 コンテンツ情報提供部
18 指令出力部
20 携帯キャリアサーバ
21 第2の記憶部
22 受信部
23 第1の検出部
24 第2の検出部
25 メール作成出力部
26 第3の記憶部
27 第4の記憶部
28 指令受信部
30 携帯情報端末
40 インターネット

Claims (7)

  1. サービスセンタサーバと携帯キャリアサーバとを含むコンテンツ情報提供システムであって、
    上記サービスセンタサーバは、
    コンテンツ提供者からの任意のコンテンツ情報を受けて、各コンテンツ提供者毎に、特定の頭番号を含む任意の電話番号及びURLを生成するコンテンツ提供者情報生成手段と、
    上記コンテンツ提供者情報生成手段で生成された電話番号及びURLを、そのコンテンツ提供者から受けた上記コンテンツ情報と共に、各コンテンツ提供者毎に記憶する第1の記憶手段と、
    URLの特定により外部からアクセスを受けた時に、該当するURLに対応するコンテンツ情報を第1の記憶手段から読み出して、そのアクセス元に出力するコンテンツ情報提供手段とを備えており、
    また上記携帯キャリアサーバは、
    発呼者IDとそれに対応する発呼者メールアドレスとを少なくとも記憶する第2の記憶手段と、
    特定の頭番号を含む電話番号の呼び出しを受けて、該電話番号と発呼者IDの情報を受信し、その電話番号と発呼者IDを処理キューとして一時的に記憶すると共に、その呼び出しを切断する受信手段と、
    上記受信手段で処理キューとして一時的に記憶された発呼者IDを元に、上記第2の記憶手段から、発呼者メールアドレスを検索する第1の検出手段と、
    同じく上記受信手段で処理キューとして一時的に記憶された電話番号を元に、上記サービスセンタサーバ側の第1の記憶手段にアクセスし、対応するURLを検索する第2の検出手段と、
    上記処理キューに従って、第2の検出手段で検索されたURLを含むメール文を作成し、第1の検出手段で検索された発呼者メールアドレスに対し、そのメールを出力するメール作成出力手段と
    を備えることを特徴とするコンテンツ情報提供システム。
  2. サービスセンタサーバと携帯キャリアサーバとを含むコンテンツ情報提供システムであって、
    上記サービスセンタサーバは、
    コンテンツ提供者からの任意のコンテンツ情報を受けて、各コンテンツ提供者毎に、特定の頭番号を含む任意の電話番号及びURLを生成するコンテンツ提供者情報生成手段と、
    上記コンテンツ提供者情報生成手段で生成された電話番号及びURLを、そのコンテンツ提供者から受けた上記コンテンツ情報と共に、各コンテンツ提供者毎に記憶する第1の記憶手段と、
    URLの特定により外部からアクセスを受けた時に、該当するURLに対応するコンテンツ情報を第1の記憶手段から読み出して、そのアクセス元に出力するコンテンツ情報提供手段とを備えており、
    また上記携帯キャリアサーバは、
    発呼者IDとそれに対応する発呼者メールアドレスとを少なくとも記憶する第2の記憶手段と、
    上記サービスセンタサーバ側の第1の記憶手段に記憶されている、少なくとも各コンテンツ提供者毎の電話番号及びそれに対応するURLを、この第1の記憶手段と同期させて、記憶する第3の記憶手段と、
    特定の頭番号を含む電話番号の呼び出しを受けて、該電話番号と発呼者IDの情報を受信し、その電話番号と発呼者IDを処理キューとして一時的に記憶すると共に、その呼び出しを切断する受信手段と、
    上記受信手段で処理キューとして一時的に記憶された発呼者IDを元に、上記第2の記憶手段から、発呼者メールアドレスを検索する第1の検出手段と、
    同じく上記受信手段で処理キューとして一時的に記憶された電話番号を元に、上記第3の記憶手段にアクセスし、対応するURLを検索する第2の検出手段と、
    上記処理キューに従って、第2の検出手段で検索されたURLを含むメール文を作成し、第1の検出手段で検索された発呼者メールアドレスに対し、そのメールを出力するメール作成出力手段と
    を備えることを特徴とするコンテンツ情報提供システム。
  3. 上記携帯キャリアサーバ側の受信手段に、処理キューの利用ログを別途記憶しておく第4の記憶手段とメール配信指令を受付ける手段を設け、サービスセンタサーバ側に各コンテンツ提供者の要求を受けてメール配信指令を出力する手段をさらに設けて、メール配信指令を出力する該手段が、コンテンツ提供者側からのメールを配信する要求及びその際メールに含むべき情報を受けた時に、該コンテンツ提供者に割り当てられた電話番号を第1の記憶手段から検索して、該電話番号を、携帯キャリアサーバ側のメール配信指令を受付ける上記手段に送信すると共に、メール配信指令を受付ける該手段により、第4の記憶手段に記憶された利用ログを元に、上記電話番号に対応付けられた1乃至複数の発呼者メールアドレスを検索し、該発呼者メールアドレス、メールに含むべき情報及びコンテンツ提供者に割り当てられた上記電話番号を携帯キャリアサーバ側の上記メール作成出力手段に出力して、該メール作成出力手段により、1乃至複数の発呼者メールアドレス宛に、上記情報及び電話番号を含むメールを出力させることを特徴とする請求項1又は2記載のコンテンツ情報提供システム。
  4. 削除要求のある携帯情報端末の発呼者IDを、削除対象となるコンテンツ提供者に割り当てられた電話番号と共に上記携帯キャリアサーバ側の受信手段に受信した場合、該受信手段は、第4の記憶手段に記憶された利用ログから、該当する発呼者IDと削除対象となるコンテンツ提供者に割り当てられた電話番号との両方がある処理キューのログを削除することを特徴とする請求項3記載のコンテンツ情報提供システム。
  5. 上記サービスセンタサーバがコンテンツ提供者から受けたコンテンツ情報として、その一部に、メール作成出力手段で作成されるメール文に含まれる内容を含み、第2の検出手段が検索して引き出してくるURLの他に、上記内容のコンテンツ情報を一緒に検索結果として出力することを特徴とする請求項1〜4いずれか1つに記載のコンテンツ情報提供システム。
  6. 上記コンテンツ提供者情報生成手段で生成される、特定の頭番号を含む任意の電話番号は、実際に電話がかかってきた時にサービスセンタサーバがその電話を受けることが可能か否かは別として、固定電話の頭番号を含む番号、携帯電話の頭番号を含む番号、特定のサービスを呼び出す番号、以外の未だ未使用な頭番号を含む番号とし、特定のところ乃至特定のサービスに着信されない番号であることを特徴とする請求項1〜5いずれか1つに記載のコンテンツ情報提供システム。
  7. 上記サービスセンタサーバがコンテンツ提供者から受けるコンテンツ情報として、クーポン情報を含むことを特徴とする請求項1〜6いずれか1つに記載のコンテンツ情報提供システム。
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JP2015005081A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 Necフィールディング株式会社 メール通知システム、メール通知装置及びコンピュータ・プログラム

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