JP2008206633A - 指骨の骨密度を評価するための手段及び超音波測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置を小型、軽量、安価にし、使用者に簡易な測定が行え、経済的負担をかけない装置を提供する。
【解決手段】超音波を利用した測定で、手の指の骨密度を評価する装置とし、プローブ間隔を短くしたことで、小型、軽量化され、さらに部品数を減らすことで安価な装置となる。測定は、一対のプローブの間に手の指(第二指中節骨中央部)を挟み込むようにして設置し、超音波を送波し透過時間を測定し、この透過時間と固定されたプローブ間の距離から骨内部の透過伝播速度から骨密度を評価する。
【選択図】 図1
【解決手段】超音波を利用した測定で、手の指の骨密度を評価する装置とし、プローブ間隔を短くしたことで、小型、軽量化され、さらに部品数を減らすことで安価な装置となる。測定は、一対のプローブの間に手の指(第二指中節骨中央部)を挟み込むようにして設置し、超音波を送波し透過時間を測定し、この透過時間と固定されたプローブ間の距離から骨内部の透過伝播速度から骨密度を評価する。
【選択図】 図1
Description
本発明は指骨の骨密度を評価する手段及び超音波測定装置に関するものである。
従来のX線を利用した診断では、人体に有害な放射線を浴びるため、リスクを負いながらの評価であった。また、従来の超音波を利用した骨を測定する装置には、踵や腕で測定するものが主体であり、大型で高価な装置が多かった。
特開平07−270385公報
特許第3182558号
特開2001−95797公報
骨粗しょう症患者およびその治療費は年々増加すると推測されている。一方、骨粗しょう症に対する効果的な治療法も近年開発されている。早い時期に診断して発見することで、骨量および骨強度の減少を評価し、骨折の発生を予防することが重要となる。このため、健康診断等での測定だけでなく、日常的な測定をすることが有効である。従来の超音波測定装置では高価なため、病院等の施設での使用に限られ、個人で購入するには経済的負担が大きいという課題があった。
従来の超音波測定装置は、大型で持ち運びをするには重すぎる。
従来主流であった超音波を使用した踵の骨密度を測定する装置では、測定部位である踵にゼリー等の接触媒質を塗布するために裸足になる必要があり、特に女性でストッキングを履いている場合に容易に測定することが出来ない場合が多い。
従来の指骨を測定部位とした超音波測定装置では、指骨の骨格形状が複雑であるため、プローブ間隔が可動式のものでは、測定精度が不安定になるという課題があった。
指骨を測定部位とすることで、他の測定部位よりプローブ間隔を短くすることができるため小型化でき、さらに、装置の部品数が減ることで安価に製造できる。
指骨を測定部位とする装置にすることで、測定部が手の平程の大きさに小型・軽量化が可能となる。
従来の超音波骨密度測定装置は踵骨を測定部位とすることが主体であったために、裸足になる、ストッキングを脱ぐといったことが必要であったが、指骨を測定部位とする装置にすることにより、手間や時間がかかることがなくなる。
プローブ間隔を固定することで、測定毎のプローブ間隔の違いによる透過時間の誤差がなくなる。
安価に製造できる装置にすることで個人消費者にとっても購入しやすくなる。さらに、日常的な測定が可能となり、個人で骨粗しょう症の予防ができるようになる。
小型・軽量化されたことにより、携帯性に優れた装置となる。
指骨を測定部位とした装置にすることで、手間や時間がかからなくなったため、検診等で使用した場合に短時間で大人数を測定することが可能となる。
プローブの間隔を固定の装置にしたことで、測定精度が向上した。
本発明の超音波測定装置の測定手段について図1のアルゴリズム及びソフトの仕組みを説明する。超音波測定装置はコンソールBOXと測定部で構成される。コンソールBOXは、性別、年齢、計測開始、計測中止、印刷の入力をするシートキーボード入力部、操作説明及び結果を表示するLCD表示部、サーマルプリンタによる印刷部、キーボードからのデータを送信、表示、印刷を受信するデータ送受信部から構成される。測定部は性別、年齢等の患者データ、指骨幅測定と透過の切り替え、測定データの処理から成る測定、基板、プローブ、ケーブル、LCD、キーボードの機能チェック、透過時間と固定されたプローブ間の距離から骨内部の透過伝播速度が得られ、透過伝播速度から指の骨密度を評価する測定用ソフトウェアシステム、超音波基板コントロール、A/D変換を行う基板コントロール部、画面・印刷データの送信、キーボードデータを受信するデータ送受信部から構成される。
本発明の超音波測定装置について図2を用いて説明する。装置はコンソールBOX1と測定部2で構成され、測定部2にはプローブ3の間隔が15mmから17mmで固定されて設置してあり、このプローブの間に、図3に示す測定部位4である手の指(第二指中節骨中央部)およびプローブにゼリー等の接触媒質を塗って(水中での測定の場合には塗らなくてよい)指を挟みこむようにして設置し、プローブ間に超音波を送波する。測定は80dBで行い、送信プローブ3から超音波が送波され受信プローブ4で得られる第1波までの透過時間を図4に示す。
例えば、図5に示すような測定部に、両側に間隔が固定して設置された一対のプローブ3の間にゼリー等の接触媒質を充填し指を測定部位がプローブの間にくるように設置する。実施例1と同様に、プローブ間に超音波を送波して、透過時間と固定されたプローブ間の距離から骨内部の透過伝播速度が得られ、透過伝播速度から骨密度を評価する。
1 コンソールBOX
2 測定部
3 送信プローブ
4 受信プローブ
5 測定部位(第二指中節骨中央部)
2 測定部
3 送信プローブ
4 受信プローブ
5 測定部位(第二指中節骨中央部)
Claims (2)
- コンピュータによって骨密度を評価する手段及び超音波測定装置であって、指の骨内部の超音波の透過伝播速度から骨密度を評価する手段及び超音波測定装置。
- コンピュータによって骨密度を評価する手段及び超音波測定装置であって、第二指中節骨中央部の骨内部の超音波の透過伝播速度から骨密度を評価する手段及び超音波測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007045183A JP2008206633A (ja) | 2007-02-26 | 2007-02-26 | 指骨の骨密度を評価するための手段及び超音波測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007045183A JP2008206633A (ja) | 2007-02-26 | 2007-02-26 | 指骨の骨密度を評価するための手段及び超音波測定装置 |
Publications (1)
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Family
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Family Applications (1)
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JP2007045183A Pending JP2008206633A (ja) | 2007-02-26 | 2007-02-26 | 指骨の骨密度を評価するための手段及び超音波測定装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011045480A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 健康測定装置 |
JP2013506485A (ja) * | 2009-10-02 | 2013-02-28 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 媒体を通した信号の送信 |
-
2007
- 2007-02-26 JP JP2007045183A patent/JP2008206633A/ja active Pending
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JP2013506485A (ja) * | 2009-10-02 | 2013-02-28 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 媒体を通した信号の送信 |
US9538938B2 (en) | 2009-10-02 | 2017-01-10 | Koninklijke Philips N.V. | Signal transmission through a medium |
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