JP2008206601A - Layout structure for bathtub - Google Patents
Layout structure for bathtub Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008206601A JP2008206601A JP2007044618A JP2007044618A JP2008206601A JP 2008206601 A JP2008206601 A JP 2008206601A JP 2007044618 A JP2007044618 A JP 2007044618A JP 2007044618 A JP2007044618 A JP 2007044618A JP 2008206601 A JP2008206601 A JP 2008206601A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- cover body
- gap
- bathroom wall
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Abstract
Description
本発明は、浴室壁に沿わせて浴槽を配設する構造に関し、詳しくは浴室壁と浴槽との隙間を目隠しする技術に関するものである。 The present invention relates to a structure in which a bathtub is disposed along a bathroom wall, and more particularly to a technique for blinding a gap between the bathroom wall and the bathtub.
図4のように浴室2と浴槽1とのサイズの違いなどによって浴室壁20と浴槽1との間に隙間Sが生じることがあるが、この隙間Sを塞いで目隠しするためには、たとえば図5のように目隠し部材Mとしてのカウンター部材7を配設することが知られている(たとえば特許文献1参照)。
As shown in FIG. 4, a gap S may be generated between the
詳しくは、このカウンター部材7は、浴槽1と隙間Sを介して位置する浴室壁20に片持ち状に固着した支持具3にその一端が固定され、他端で浴槽1のフランジ部11の外縁の垂下縁12を載せて支持するようにされている。
Specifically, the
しかしながら、上記カウンター部材7によって浴槽1を載せるように支持させた構造によって浴室壁20と浴槽1との隙間Sの目隠しを行わせたことでは、カウンター部材7は浴槽1のフランジ部11の上面よりも下方位置(詳しくは垂下縁12の下端位置)に配置されねばならなくて施工の自由度が無く、しかも、浴槽1の垂下縁12と浴室壁20とカウンター部材7とで隙間Sの一部を残すような凹所7aを形成してしまうこととなって、すっきりとした外観を現出できないばかりか、凹所7aの底となるカウンター部材7上に浴水が溜まって浴室壁20と浴槽1との隙間S内に浴水が浸入する恐れも高いという問題を有している。更に言うと、溜まった浴水によりカウンター部材7は汚れる等して劣化し易く、これを取り替えようとした場合、カウンター部材7は上記のように一端で浴槽1を支持しているので、カウンター部材7の取替えに伴って支持を解除させるために浴槽1をずらしたりする必要も生じ、煩雑な取替作業が強いられるという問題もある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、浴槽と浴室壁との隙間の目隠し部材の設置施工を自由度を高めて行わせるようにできて、すっきりとした外観を現出させたり、隙間での良好な止水性を確保でき、目隠し部材の取替容易性も向上できる浴槽の配設構造を提供することを課題とするものである。 The present invention has been made in view of the above points, and the purpose of the present invention is to make it possible to increase the degree of freedom of installation work of the blindfold member in the gap between the bathtub and the bathroom wall, and it is neat. It is an object of the present invention to provide an arrangement structure of a bathtub that can make the outer appearance appear, can ensure a good water stoppage in the gap, and can also improve the ease of replacement of the blindfold member.
上記課題を解決するために請求項1に係る浴槽の配設構造にあっては、浴室壁20にピース状の複数の支持具3を固着し、この支持具3に設けた浴槽支持部31によって浴槽1のフランジ部11の外縁の垂下縁12を支持し、対向する浴室壁20と浴槽1の垂下縁12との間の隙間Sを塞ぐように位置させたカバー体4を、支持具3に設けたカバー体固定部30に載せるようにして固定したことを特徴とする。これによると、浴槽1を支持する支持具3に対して目隠し部材Mとしてのカバー体4を固定させる構造によって浴室壁20と浴槽1との隙間Sの目隠しを行わせたので、浴室壁20と浴槽1との隙間Sの目隠し部材Mを、従来のように浴槽1のフランジ部11の上面よりも下方位置に配置したり、浴槽1のフランジ部11と略同高さ位置に配置したりでき、つまり、目隠し部材Mの配置高さを自由に設定できるのであって、目隠し部材Mの設置施工の自由度を高めることができたものである。
In order to solve the above-mentioned problem, in the bathtub arrangement structure according to
また、請求項2に係る浴槽の配設構造にあっては、請求項1において、カバー体4を、支持具3のカバー体固定部30に固着するベース部材40と、ベース部材40に対して着脱自在に係合して浴室壁20と浴槽1との隙間Sを塞ぐカバー部材41とで構成したことを特徴とする。これによると、浴水に触れるカバー体4が劣化して取替の必要が生じたとしても、ベース部材40はそのままにして浴水に触れるカバー部材41のみを取替ればよく、目隠し部材M(カバー体4)の取替にかかる作業を簡単化できると共に取替にかかるコストを低減できる。
In the bathtub arrangement structure according to
また、請求項3に係る浴槽の配設構造にあっては、請求項1又は2において、カバー体4の上面を浴槽1のフランジ部11の上面と略面一に位置させたことを特徴とする。これによると、カバー体4が浴槽1のフランジ部11から連なるようにできて、すっきりした外観を現出できると共に、カバー体4の上に浴水が溜まって浴室壁20と浴槽1との隙間S内に浴水が浸入する恐れも無くすることができる。
Further, in the bathtub arrangement structure according to
本発明にあっては、浴槽と浴室壁との隙間の目隠しを施工の自由度を高めて行わせるようにできて、すっきりとした外観を現出させたり、隙間での良好な止水性を確保でき、目隠し部材の取替容易性も向上できる、という利点を有する。 In the present invention, the gap between the bathtub and the bathroom wall can be hidden by increasing the degree of freedom of construction, and a clean appearance is revealed, and good water stoppage is ensured in the gap. It has the advantage that the ease of replacement of the blindfold member can be improved.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
浴室2は床パン21の周縁に浴室壁20を立設させて形成されており、浴槽1は洗い場22を残すように床パン21の一側に偏らせて載置して浴室2に配設される。浴槽1は、上方に開口せる入浴用凹部10の上縁部から略水平外方にフランジ部11が延出されると共に、浴槽1の外縁となるフランジ部11の外縁には垂下縁12が下方に延出され、平面視で略矩形状に形成されている。浴槽1を浴室2に配設する際には、浴槽1は浴室2の浴室壁20に浴槽1の3辺の垂下縁12を沿わせるように配設するのであり、浴槽1の外縁のうち浴室2の浴室壁20に沿わない残りの一辺の部分は洗い場22に臨むのであり、この部分には床パン21から立設したエプロン13が取外し自在に接続され、浴槽1内部の空間が浴室2に露出しないようにされている。
The
通常、浴室2及び浴槽1は、浴室2の浴室壁20と浴槽1の外縁とを隙間無く沿わせ得るように同サイズに形成したものがセットとして用いられるのであるが、本例の浴槽1には浴室2のサイズよりも一回り小さい浴槽1を用いており、浴室壁20と浴槽1の外縁との間には隙間Sが生じてしまうようになっている(図4参照)。なお、本例では浴槽1の端縁における一対の短辺側部位と浴室壁20との間にそれぞれ隙間Sが生じており、この隙間Sは浴室壁20と浴槽1のフランジ部11との間から上方に開口せる上開口部S1と、浴室壁20とエプロン13との間から側方(洗い場22側)に開口せる側開口部S2とを有している。しかしながら、この隙間Sは、図2のように、各開口部S1,S2が各目隠し部材M(上カバー体4、側カバー体5、側端キャップ部材6)によって閉塞されて隙間Sの目隠しが行われることとなる。
Usually, the
隙間Sの上開口部S1は図1のように目隠し部材Mとしての上カバー体4で閉塞されて隙間Sの目隠しが行われる。この上カバー体4は浴槽1を浴室2に固定させる支持具3に対して取り付けられる。ここで、支持具3は金属製のピース材であり、浴槽1の側縁における間隔を有した数箇所を浴室壁20に固定させるため複数個用いられている。たとえば本例では浴槽1の短辺側側縁の2箇所を浴室壁20に固定させるべく、浴槽1の短辺側側縁に対して2個の支持具3が用いられている。また、本例の浴槽1の短辺部分の垂下縁12は下方にいく程外側に位置するように形成されており、隙間Sの上開口部S1は下方ほど幅狭くなるように形成されている。
The upper opening S1 of the gap S is closed by the
支持具3は、一枚の金属板で形成されたもので、その一端部に浴室壁20に固定する浴室壁固着部32を有すると共に、他端部に浴槽1の垂下縁12を下方から覆うように挟持するクランプ状の浴槽支持部31を有し、更に浴室壁固着部32と浴槽支持部31との間にカバー体固定部30とを有して構成されている。詳しくは、浴室壁固着部32は浴室壁20に沿わせる縦片部3aで構成され、この縦片部3aには浴室壁20に打入するネジ等の壁固着具24を挿通するための壁固着具用貫通孔33が上下に長い長孔状に形成されている。カバー体固定部30は浴室壁固着部32の縦片部3aの上端から略水平に延出して隙間Sの上開口部S1に臨んで露出する横片部3bで構成され、この横片部3bには後述のベース部材40を固着させるためのネジ等のベース固着具25を螺合させるベース固着具用ネジ孔34が穿設されている。浴槽支持部31は浴槽1の垂下縁12を内外から挟持するための一対の挟持片部3cを有し、この一対の挟持片部3cは下端で連結され、外側の挟持片部3cの上端がカバー体固定部30の横片部3bに接続されている。一対の挟持片部3cの間には上方から浴槽1の垂下縁12が挿入(圧入)されるのであるが、その挿入をスムーズに行わせるため一対の挟持片部3cの上部にはそれぞれ互いに離間するような傾斜片状にされた挿入ガイド部31aが形成されている。
The
上カバー体4は、別体で着脱自在の、支持具3のカバー体固定部30に固着するベース部材40と、ベース部材40に対して着脱自在に係合して浴室壁20と浴槽1との隙間Sを塞ぐカバー部材41とで構成されている。本例の上カバー体4は浴室壁20と浴槽1の短辺側側縁との間にできる隙間Sの上開口部S1を閉塞するものであり、ベース部材40やカバー部材41は浴槽1の短辺寸法と同寸法の長さを有する長尺材で構成されている。なお、ベース部材40やカバー部材41を構成する長尺材はそれぞれ同じ縦断面が長さ方向に連続する横長形状に形成されている。
The
ベース部材40は、各支持具3のカバー体固定部30に載せて固定される水平板状のベース基部42を有し、ベース基部42の幅方向の中央部には隙間Sを隔てて一対の取着用凸条43が並んで立設され、またベース基部42の幅方向の端部には凸条42aが立設されている。これら取着用凸条43の上端部には外方(対向方向と逆方向)へ突出するベース爪部43aが突設されている。一対の取着用凸条43の間のベース基部42にはベース固着具25を挿通させるベース固着具用貫通孔44が穿設されている。なお、ベース部材40の幅寸法は少なくとも隙間Sの上開口部S1の幅寸法よりも短く形成されている。
The
カバー部材41は上面が浴室2に露出される水平板状のカバー基部46を有し、このカバー基部46の下面部における幅方向の中央部にはベース部材40の一対の取着用凸条43が挿入されて嵌合される取着用凹条部47が設けられている。この取着用凹条部47はカバー基部46の下面から下方に突設した一対の垂下片46a,46aによって形成された下方に開口せる凹条部であり、各垂下片46a,46aの下端には内方(対向方向)へ突出するカバー爪部47aが突設されている。カバー基部46の下面部における幅方向の端部には凸条46bが垂設されており、ベース部材40とカバー体41とを取り付けたときこの凸条46bは凸条42aに嵌合状態となる。カバー基部46の幅方向端部のうち一方には浴室壁20に弾接させる浴室壁弾接部48が設けられ、他方には浴槽1の垂下縁12に弾接させる浴槽弾接部49が設けられている。なお、カバー部材41の幅寸法は少なくとも隙間Sの上開口部S1の幅寸法よりも長く形成されている。また、各弾接部48,49には、浴室壁20や浴槽1に追従させて隙間無く弾接させるため、先端程厚みを薄く形成した軟質材料で成るひれ片を好適に用いることができる。
The
この上カバー体4によって隙間Sの上開口部S1を閉塞させるには、図1のように、浴室壁固着部32にて浴室壁20に片持ち状に固定されて浴槽支持部31にて浴槽1の垂下縁12を挟持させた各支持具3のカバー体固定部30に対してベース部材40を架け渡すように載せ、ベース固着具25をベース部材40のベース固着具用貫通孔44を通して支持具3のベース固着具用ネジ孔34に螺着させることで各支持具3に対してベース部材40を固定し、ベース爪部43aとカバー爪部47aとを係合させつつベース部材40の取着用凸条43にカバー部材41の取着用凹条部47を嵌合させることでベース部材40に対してカバー部材41を着脱自在に取り付ける、といったように行われている。なお、本例では上カバー体4の上面(詳しくはカバー部材41のカバー基部46の上面)は、浴槽1のフランジ部11の上面と略面一状(詳しくはやや上方位置に位置するように)に位置されている。
In order to close the upper opening S <b> 1 of the gap S by the
このように上カバー体4による隙間Sの上開口部S1の目隠しが、浴槽1を支持する支持具3に対して目隠し部材Mとしての上カバー体4を固定させる構造を用いて行われているので、浴室壁20と浴槽1との隙間Sの目隠し部材Mを、従来のように浴槽1のフランジ部11の上面よりも下方位置に配置したり、浴槽1のフランジ部11と略同高さ位置に配置したりでき、つまり、目隠し部材Mの配置高さを自由に設定できるのであって、目隠し部材Mの設置施工の自由度を高めることができたものである。そして、本例では上述のように上カバー体4の上面を浴槽1のフランジ部11の上面と略面一に位置させている。これにより、上カバー体4が浴槽1のフランジ部11から連なるようにできて、すっきりした外観を現出できると共に、上カバー体4の上に浴水が溜まって浴室壁20と浴槽1との隙間S内に浴水が浸入する恐れも無くし得るようにされている。更に言うと、ベース部材40のベース固着具用貫通孔44は取着用凸条43に囲まれたベース基部42に穿設しているので、取着用凸条43が止水壁として機能してベース固着具用貫通孔44に浴水を至らせないようにでき、隙間Sにおける止水性の向上やベース固着具25等の劣化を防止することもできる。また、本例の上カバー体4は、支持具3のカバー体固定部30に固着するベース部材40と、ベース部材40に対して着脱自在に係合して浴室壁20と浴槽1との隙間Sを塞ぐカバー部材41とで構成されており、これにより、浴水に触れるカバー体が劣化して取替の必要が生じたとしても、ベース部材40はそのままにして浴水に触れるカバー部材41のみを取替ればよく、上カバー体4の取替にかかる作業の簡単化や取替にかかるコストの低減化が図られている。
Thus, the blind cover of the upper opening S <b> 1 of the gap S by the
また、隙間Sの側開口部S2は図3のように目隠し部材Mとしての側カバー体5で閉塞されて隙間Sの目隠しが行われる。この側カバー体5は浴室壁20に対して取り付けられる。ここで、エプロン13は、洗い場22に臨む正面板部14を有しており、この正面板部14の周縁には裏方に突出するフランジ縁15が形成され、上縁部のフランジ縁15には洗い場22に臨む浴槽1の垂下縁12の裏側に沿わせて係止させるための係止片16が形成されている。また、本例のエプロン13の側端部分のフランジ縁15は裏方にいく程外側に位置するように形成されており、浴室壁20とエプロン13のフランジ縁15との隙間部分である上記隙間Sの側開口部S2は裏方ほど幅狭くなるように形成されている。
Further, the side opening S2 of the gap S is closed by the
側カバー体5は、上カバー体4と同様に、別体で着脱自在な長尺のベース部材50とカバー部材51とで構成されている。ベース部材50やカバー部材51を構成する長尺材はそれぞれ同じ横断面が長さ方向に連続する縦長形状に形成されている。
Similar to the
ベース部材50は、鉛直板状のベース基部52を有し、ベース基部52の幅方向の端部のうち一方には浴室壁固着部53が設けられ、他方にはエプロン係止部54が設けられている。また、ベース基部52の幅方向の中央部には後述のカバー部材51の一対の取着用凸条57が挿入されて嵌合される取着用凹条部55が設けられている。詳しくは、浴室壁固着部53は、ベース基部52の一端部に亙って裏側に延出して浴室壁20に沿わせてその外側面全面を当接させる固着用突片部52aを有すると共に、この固着用突片部52aの複数箇所に穿設した壁固着具用貫通孔33を有している。壁固着具用貫通孔33は上下に長い長孔状に形成されている。エプロン係止部54は、ベース基部52の他端部に亙って表側に突出する引掛け凸条52cにて形成されている。また、取着用凹条部55はベース基部52の表面から表側に突設した一対の突出片52bによって形成された表側に開口せる凹条部であり、各突出片52bの突出先端部には内方(対向方向)へ突出するベース爪部55aが突設されている。
The
カバー部材51は、表面が浴室2に露出される鉛直板状のカバー基部56を有し、このカバー基部56の裏面部における幅方向の中央部にはベース部材50の取着用凹条部55に挿入させて嵌合される一対の取着用凸条57が設けられている。これら取着用凸条57はこれら取着用凸条57の突出先端部には外方(対向方向と逆方向)へ突出するカバー爪部57aが突設されている。また、カバー基部56の幅方向の端部のうち一方には浴室壁20に当接させる浴室壁当接部58が設けられ、他方にはエプロン13の側端のフランジ縁15に当接させるエプロン当接部59が設けられている。浴室壁当接部58はカバー基部56の幅方向の一端部を裏方に屈曲させた形状に形成されており、エプロン当接部59はカバー基部56の幅方向の他端部の端面を裏方ほど内方に位置する丸みを持たせた傾斜端面状にすることで形成されている。なお、隙間Sの上開口部S1と側開口部S2との開口幅(隙間S幅)は略同寸法であるから、上カバー体4及び側カバー体5の幅寸法は略同寸法に形成されている。
The
この側カバー体5によって隙間Sの側開口部S2を閉塞させるには、図3のように、ベース部材50を浴室壁固着部53にて浴室壁20に片持ち状に固定すると共に、ベース部材50のエプロン係止部54にエプロン13の側端のフランジ縁15をその内側から係止させた状態にすることで、ベース部材50を隙間Sの側開口部S2を塞ぐように配置し、そして、カバー爪部57aとベース爪部55aとを係合しつつ取着用凸条57と取着用凹条部55とを嵌合させることで、このベース部材50にカバー部材51を取り付けるといったように行われる。このとき、カバー部材51は幅方向の両端の各当接部58,59が浴室壁20やエプロン13の側端のフランジ縁15に当接されるのであり、つまりカバー部材51も隙間Sの側開口部S2を塞ぐように配置される。このように隙間Sの側開口部S2は、側カバー体5を構成する2部材(ベース部材50、カバー部材51)で閉塞されるから、良好な止水性能が確保されている。また、本例の側カバー体5はエプロン13の正面板部14の表面と略面一状態にして隙間Sの側開口部S2を閉塞している。
In order to close the side opening S2 of the gap S by the
なお詳しくは、本例の側カバー体5はエプロン13の正面板部14の上端位置にまで至るように形成されており、つまり、側カバー体5は隙間Sの側開口部S2のエプロン13の正面板部14の側方隣接部位S2aを閉塞している。隙間Sの側開口部S2にはエプロン13の正面板部14の側方隣接部位S2aの残余部分として浴槽1の洗い場22側の垂下縁12の側方隣接部位S2bが存在するが、この隙間Sの側開口部S2における浴槽1の洗い場22側の垂下縁12の側方隣接部位S2bは上カバー体4の側端キャップ部材6で閉塞させている。ここで、側端キャップ部材6は鉛直板状のキャップ基部60とキャップ基部60の裏方に突出する係合脚61とを有しており、係合脚61を上カバー体4のカバー部材41とベース部材40との間に挿入係止することで側端キャップ部材6が上カバー体4に対して固定されるのであり、このとき側端キャップ部材6のキャップ基部60の上縁が上カバー体4のカバー部材41の上面に連続すると共に下縁が側カバー体5のカバー部材51の表面と略面一状に連続可能にされている。つまり、隙間Sの側開口部S2は全体として側カバー体5と側端キャップ部材6とで完全に閉塞されて目隠しが行われるようになっている。そして、本例の浴槽1と浴室壁20との隙間Sに配置した目隠し部材M(上カバー体4、側カバー体5、側端キャップ部材6)はいずれも、隣接する浴槽1やエプロン13と略面一状に連続するようにして該隙間Sの目隠しを行っており、浴室壁20と浴槽1との隙間Sの略全体で良好な外観の確保が図られているのである。
More specifically, the
1 浴槽
2 浴室
3 支持具
4 カバー体(上カバー体)
11 フランジ部
12 垂下縁
20 浴室壁
30 カバー体固定部
M 目隠し部材
S 隙間
1
11
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007044618A JP2008206601A (en) | 2007-02-23 | 2007-02-23 | Layout structure for bathtub |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007044618A JP2008206601A (en) | 2007-02-23 | 2007-02-23 | Layout structure for bathtub |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008206601A true JP2008206601A (en) | 2008-09-11 |
Family
ID=39783442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007044618A Withdrawn JP2008206601A (en) | 2007-02-23 | 2007-02-23 | Layout structure for bathtub |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008206601A (en) |
-
2007
- 2007-02-23 JP JP2007044618A patent/JP2008206601A/en not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018089263A (en) | Basin | |
JP5132953B2 (en) | Joinery and waterproofing member | |
JP2008206601A (en) | Layout structure for bathtub | |
JP5769400B2 (en) | Fixing structure of slope member of bathroom doorway fitting, and bathroom provided with the same | |
JP4882647B2 (en) | Drainage structure at the apron attachment to the bathtub | |
JP4670296B2 (en) | Mirror frame and mirror mounting structure | |
JP6473620B2 (en) | Fixture and mounting structure for mounting an object to be attached to a unit room component | |
EP3346066B1 (en) | Flush toilet | |
JP7186552B2 (en) | bathroom counter | |
JP7267153B2 (en) | bathroom counter | |
JP2008167836A (en) | Bathtub apron | |
JP5357504B2 (en) | Bathroom counter mounting structure | |
JP7292156B2 (en) | bathroom counter | |
JP7321967B2 (en) | flush toilet | |
JP7422505B2 (en) | bathroom counter | |
JP6698298B2 (en) | Flush toilet | |
JP4668050B2 (en) | Bathroom counter mounting structure | |
JP2008099756A (en) | Counter gap filling member | |
JP4283239B2 (en) | Joinery and bathroom units | |
JP3841881B2 (en) | Mirror support | |
JP2005139815A (en) | Bathroom ceiling structure | |
JP6504518B2 (en) | Washing floor structure | |
JP2006070654A (en) | Installation structure of wall panel onto floor | |
JPH10184198A (en) | Sill for bathroom door and watertight structure between sill and bathroom door | |
JP4149896B2 (en) | Mirror support structure |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100511 |