JP2008200238A - Hyperthermic belt - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、腹巻やサポーター等のように、身体に装着して用いる温熱用帯に関するものである。 The present invention relates to a thermal band used by being worn on the body, such as a stomach wrap or a supporter.
従来、温熱用帯の一例として、腹巻を構成する布や毛糸等の素材による温熱効果に加えて、腹巻に設けられたポケット部に使い捨てカイロを収容することで温熱効果をより向上させた技術(特許文献1参照)が提案されている。
ここで、使い捨てカイロは、通常、鉄等の金属粉、食塩、活性炭、保水材等が通気性を有する袋に封入され、使用時に袋を空気に晒して金属粉を酸化させることで、この金属粉の酸化熱を利用して温熱効果を得るように構成されている。
Here, the disposable body warmer is usually filled with metal powder such as iron, salt, activated carbon, water retention material, etc. in a breathable bag, and the metal powder is oxidized by exposing the bag to air during use. It is comprised so that the thermal effect may be acquired using the oxidation heat of powder.
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、腹巻に設けられたポケット部に金属粉の酸化熱による温熱効果が得られる使い捨てカイロを収容しているため、使い捨てカイロの寿命に応じた時間(すなわち、金属粉の酸化が終了するまでの時間)だけしか温熱効果が得られないという不具合や、金属粉の酸化熱は比較的高温であり、過剰な温度上昇が起こるという不具合や、使い終わったカイロの廃棄処分が必要であるという不具合があった。
However, in the technique described in
そこで、本発明は、上記不具合を解消するためになされたものであり、過剰な温度上昇が起こらず、長期間温熱効果を維持することができる温熱用帯を提供することを課題としている。 Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a heating belt that can maintain a heating effect for a long period of time without causing an excessive temperature rise.
このような課題を解決するために、本発明に係る温熱用帯は、帯状又は筒状の布部材に、温熱部材を収容可能なポケット部が設けられた温熱用帯において、前記温熱部材として、食塩が封入された布袋を用いた構成としている。 In order to solve such a problem, the heating band according to the present invention is a heating band in which a pocket portion capable of accommodating a heating member is provided in a belt-like or tubular cloth member, as the heating member, A cloth bag filled with salt is used.
この構成によれば、温熱部材として、食塩が封入された布袋を用いたことにより、温熱用帯を装着した使用者の体温が布袋を介して食塩に蓄熱されることで温熱効果が得られる。よって、上述した特許文献1に記載のように、金属粉の酸化熱を利用した温熱部材(使い捨てカイロ)を用いた場合と比べて、温熱部材が過剰に温度上昇することなく、比較的低温(体温と略同一又は体温よりも若干高めの温度)で温熱することができるため、火傷を防止することが可能となる。
According to this configuration, by using a cloth bag in which salt is enclosed as the heat member, the body temperature of the user wearing the heat belt is stored in the salt via the cloth bag, thereby obtaining a heat effect. Therefore, as described in
また、この構成によれば、食塩の蓄熱を利用した温熱部材を用いているため、温熱用帯を装着し続ける限り、温熱効果を維持することが可能となる。ここで、温熱部材として用いた食塩は、汗や空気中の水分を吸湿すると、十分な温熱効果が得られなくなるが、布袋を乾燥させて食塩に吸湿された水分を蒸発させることで、再度温熱効果を得ることができる。 Moreover, according to this structure, since the thermal member using the heat storage of salt is used, it is possible to maintain the thermal effect as long as the thermal belt is continuously worn. Here, the salt used as the thermal member cannot obtain a sufficient thermal effect when moisture in sweat or air is absorbed. However, by drying the cloth bag and evaporating the moisture absorbed in the salt, An effect can be obtained.
すなわち、温熱用帯の不使用時には、食塩が含有された布袋を通気性のないビニール袋に保管して、食塩の吸湿を防止したり、水分が吸湿されてしまった食塩から水分を蒸発させるために布袋を乾燥させたりすることで、温熱部材を廃棄処分することなく、長期間繰り返し用いることができる。 That is, when the thermal belt is not in use, the cloth bag containing salt is stored in a non-breathable plastic bag to prevent moisture absorption of the salt or to evaporate the moisture from the salt that has absorbed moisture. By drying the cloth bag, the thermal member can be used repeatedly for a long time without being disposed of.
本発明に係る温熱用帯においては、前記温熱部材として、前記食塩に加えて活性炭が封入された布袋を用いた構成としてもよい。この構成によれば、食塩の蓄熱による温熱効果に加えて、活性炭から放出される遠赤外線による温熱効果が得られるため、より優れた温熱効果を得ることが可能となる。 In the heating belt according to the present invention, as the heating member, a cloth bag in which activated carbon is enclosed in addition to the salt may be used. According to this configuration, in addition to the thermal effect due to the heat storage of the salt, the thermal effect due to the far infrared rays emitted from the activated carbon can be obtained, so that it is possible to obtain a more excellent thermal effect.
また、この構成によれば、活性炭の吸湿作用により、食塩ではなく活性炭で水分が吸湿されるため、上述したように、布袋を通気性のないビニール袋で保管しなくても、温熱効果を長期間維持することが可能となる。
さらに、この構成によれば、活性炭の脱臭作用により、温熱用帯を装着した使用者の体臭を除去することも可能となる。
In addition, according to this configuration, moisture is absorbed by activated carbon instead of salt due to the hygroscopic action of the activated carbon. Therefore, as described above, even if the cloth bag is not stored in a non-breathable plastic bag, the thermal effect is prolonged. It becomes possible to maintain the period.
Furthermore, according to this structure, it becomes possible to remove the body odor of the user wearing the warm belt by the deodorizing action of the activated carbon.
なお、本発明において用いる布部材や布袋は、素材自体に温熱効果があり、且つ、体温の伝達が効率よく行われる素材であれば特に限定されない。素材の具体例としては、絹や綿、ナイロンなどが挙げられる。 In addition, the cloth member and cloth bag used in the present invention are not particularly limited as long as the material itself has a thermal effect and the body temperature is efficiently transmitted. Specific examples of the material include silk, cotton, and nylon.
本発明に係る温熱用帯によれば、帯状又は筒状の布部材に設けたポケット部に収納させる温熱部材として、食塩が封入された布袋を用いたことにより、過剰な温度上昇が起こらず、長期間温熱効果を維持することができる。 According to the heating belt according to the present invention, as a heating member to be stored in the pocket portion provided in the belt-like or cylindrical cloth member, by using a cloth bag filled with salt, an excessive temperature rise does not occur, The thermal effect can be maintained for a long time.
また、本発明に係る温熱用帯によれば、過剰な温度上昇を生じないことから、該温熱用帯を温かいとは感じても熱いと感じることはないため、夏のエアコンによる身体の冷えに対しても使用可能であるなど、季節を問わず一年中使用することができる。 In addition, according to the heating belt according to the present invention, since an excessive temperature rise does not occur, even if the heating belt is felt warm, it does not feel hot. It can also be used all year round, regardless of the season.
そしてまた、本発明に係る温熱用帯によれば、食塩の効果により血行が良くなることから、該温熱用帯を当てた箇所だけでなく身体全体が温まり、手先・足先等の末端にまで温熱効果を与え、冷え性などにも非常に有効である。 In addition, according to the thermal band according to the present invention, blood circulation is improved by the effect of the salt, so that not only the part to which the thermal band is applied, but the whole body is warmed up to the end of the hands, feet, etc. It gives a warming effect and is very effective for cooling.
以下、本発明における実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明に係る温熱用帯の一例として、腹巻を示す斜視図である。
本実施形態における腹巻(温熱用帯)10は、図1に示すように、帯状の布部材1の長手方向両端に、ゴム部材2を介して取り付け部材3が設けられた構成となっており、帯状の布部材1の一面には、その短手方向に開口した複数(本実施形態では3つ)のポケット部1Aが設けられ、このポケット部1Aは、温熱部材として、食塩11aが封入された布袋11を収容できるように構成されている。
FIG. 1 is a perspective view showing a belly band as an example of a heating band according to the present invention.
As shown in FIG. 1, the belly band (thermal band) 10 in this embodiment has a configuration in which
ここで、帯状の布部材1とポケット部1Aに収容する布袋11とは、同じ素材で構成することが好ましい。
取り付け部材3には、帯状の布部材1の両端を留めて、使用者の腹部に腹巻10を筒状に装着するための留め具(例えば、フックや貼付テープ等)31が設けられている。
布袋11に封入される食塩11aは、特に限定されないが、ミネラル分が多く含有された自然塩を用いることが好ましい。
Here, it is preferable that the belt-
The
Although the
本実施形態の腹巻10は、使用者が腹部に装着すると、使用者の体温が布部材1及び布袋11を介して食塩11aに蓄熱されることで温熱効果が得られる構成となっている。
このため、本実施形態の腹巻10によれば、食塩11aの蓄熱による温熱効果を利用したものであることから、上述した特許文献1に記載のように、金属粉の酸化熱を利用した温熱部材(使い捨てカイロ)を用いた場合と比べて、温熱部材が過剰に温度上昇することなく、比較的低温(体温と略同一又は体温よりも若干高めの温度)で温熱することができるため、火傷を防止することができる。
When the user wears the
For this reason, according to the
また、本実施形態の腹巻10によれば、使用者が腹巻10を装着し続ける限り、温熱効果を維持することができる。ここで、温熱部材として用いた食塩11aは、汗や空気中の水分を吸湿すると、十分な温熱効果が得られなくなるが、布袋11を乾燥させて食塩11aに吸湿された水分を蒸発させることで、再度温熱効果を得ることができる。
すなわち、腹巻10の不使用時には、食塩11aを封入させた布袋11を通気性のないビニール袋に保管して、食塩11aの吸湿を防止したり、水分が吸湿されてしまった食塩11aから水分を蒸発させるために布袋11を乾燥させたりすることで、温熱部材として用いる食塩が含有された布袋11を廃棄処分することなく、長期間繰り返し用いることができる。
Moreover, according to the
That is, when the
さらに、本実施形態の腹巻10によれば、帯状の布部材1の長手方向両端にゴム部材2を介して取り付け部材3を設けたことにより、使用者が装着する際に着脱し易く、また、使用者の体型に応じて適宜腹巻10の筒径を調整することができる。
Furthermore, according to the
なお、本実施形態においては、温熱部材として食塩11aのみを封入させた布袋を用いた場合について説明したが、図2に示すように、布袋11に、食塩11aに加えて活性炭11bを封入させてもよい。この時、図2(a)に示すように、一つの布袋11に食塩11aと活性炭11bとを混合したものを封入してもよいし、図2(b)に示すように、一つの布袋11の内部を複数に小分けし、食塩11aと活性炭11bとが混合しないように封入してもよい。
In the present embodiment, the case where the cloth bag in which only the
これによれば、食塩11aの蓄熱による温熱効果に加えて、活性炭11bから放出される遠赤外線による温熱効果が得られるため、より優れた温熱効果を得ることができる。
また、活性炭11bの吸湿作用により、食塩11aではなく活性炭11bに水分が吸湿されるため、上述したように、布袋11を通気性のないビニール袋で保管しなくても、温熱効果を長期間維持することが可能となる。
さらに、この構成によれば、活性炭の脱臭作用により、温熱用帯を装着した使用者の体臭を除去することも可能となる。
According to this, since the thermal effect by the far infrared rays emitted from the activated
Further, since the moisture absorption of the activated
Furthermore, according to this structure, it becomes possible to remove the body odor of the user wearing the warm belt by the deodorizing action of the activated carbon.
ここで、一つの布袋11に含有させる食塩11aと活性炭11bとの含有率は、食塩:活性炭=5:5〜9:1とすることが好ましく、9:1とすることがより好ましい。
Here, the content ratio of the
また、本実施形態においては、腹巻10を帯状に構成し、取り付け部材3により使用者の腹部に筒状に装着する構成としたが、腹巻10の構成はこれに限らず、筒状に構成しても構わない。
Further, in the present embodiment, the
さらに、本実施形態においては、温熱用帯として腹巻10に本発明の技術を適用した場合について説明したが、温熱用帯としてサポーターに本発明の技術を適用しても構わない。
Furthermore, in this embodiment, although the case where the technique of this invention was applied to the
1 布部材
2 ゴム部材
3 取り付け部材
10 腹巻(温熱用帯)
11 布袋
11a 食塩
11b 活性炭
1A ポケット部
DESCRIPTION OF
11
Claims (2)
前記温熱部材として、食塩が封入された布袋を用いたことを特徴とする温熱用帯。 In the belt for heating, in which a pocket portion capable of accommodating the heating member is provided on the belt-like or cylindrical cloth member,
A heating belt characterized in that a cloth bag filled with salt is used as the heating member.
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WO2010013810A1 (en) | 2008-08-01 | 2010-02-04 | 旭硝子株式会社 | Rfid tag and manufacturing method therefor, impedance-adjusting method and resin sheet and manufacturing method therefor |
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