JP2008199506A - Frequency offset correction device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、周波数オフセット算出補正に関し、特にレプリカ信号を用いて周波数オフセットを推定する周波数オフセット補正装置に関する。 The present invention relates to frequency offset calculation correction, and more particularly to a frequency offset correction apparatus that estimates a frequency offset using a replica signal.
現在、通信速度が100Mbpsを越すワイヤレスブロードバンドを実現する次世代移動通信技術として、直交波周波数分割多重方式(OFDM: Orthogonal Frequency Division Multiplexing)の採用が、3GPPにおいてほぼ合意されている。 Currently, the adoption of orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) is almost agreed in 3GPP as a next-generation mobile communication technology that realizes wireless broadband whose communication speed exceeds 100 Mbps.
OFDMは、直交する複数のサブキャリアにより情報信号を並列伝送する方式である。1サブキャリアあたりの帯域が狭帯域であることから、OFDMは、マルチパス伝搬路に起因する周波数選択性フェージングの影響を軽減できる高速伝送技術である。 OFDM is a method for transmitting information signals in parallel by a plurality of orthogonal subcarriers. Since the bandwidth per subcarrier is narrow, OFDM is a high-speed transmission technique that can reduce the influence of frequency selective fading caused by multipath propagation paths.
一方で、OFDMは、複数の狭帯域信号を送信するため、符号分割多重方式(CDMA: Code Division Multiple Access)のような広帯域信号を伝送する方式に比べ、わずかな周波数オフセットによっても大きな影響を受けるため、基地局と端末間で高い周波数同期精度が求められる。 On the other hand, since OFDM transmits a plurality of narrowband signals, it is greatly affected by a slight frequency offset as compared with a method of transmitting a wideband signal such as code division multiple access (CDMA). Therefore, high frequency synchronization accuracy is required between the base station and the terminal.
基地局・端末間での高い周波数同期精度を実現するには、原振に周波数精度の非常に高いルビジウムを使用することで実現できる。しかしながら、ルビジウムは非常に高価であるため、将来の商用機においては水晶等の安価な原振の利用が想定される。そのため、自動周波数制御(AFC: Auto Frequency Control)の実装は、将来の商用機においても必須となる。 Realizing high frequency synchronization accuracy between the base station and the terminal can be realized by using rubidium with extremely high frequency accuracy for the original oscillation. However, since rubidium is very expensive, it is assumed that inexpensive commercial vibrations such as crystal will be used in future commercial machines. For this reason, implementation of automatic frequency control (AFC) is also essential in future commercial machines.
AFC技術の一つにレプリカ信号を用いて周波数オフセットを推定し、この推定量に基づいて周波数補正することにより、雑音に対する耐性が向上する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。 As one of the AFC techniques, a technique has been proposed in which a frequency offset is estimated using a replica signal and frequency correction is performed based on the estimated amount, thereby improving resistance to noise (for example, Patent Document 1).
次に、従来の一般的なAFC技術について説明する。無線受信装置では、まず、受信信号から既知信号を抽出する。このとき、AFC前段のフレームタイミング検出処理の結果を用いる。受信信号から切り出した既知信号をレプリカ信号と複素乗算する。その後、サンプル平均化処理を行う。サンプル平均化処理では、1シンボル信号を前半/後半で2分割し、半シンボル長で同相加算を行う。周波数オフセットによる位相回転量は、算出されるベクトル間の位相差に等しくなる。 Next, a conventional general AFC technique will be described. In the wireless receiver, first, a known signal is extracted from the received signal. At this time, the result of the frame timing detection process in the previous stage of AFC is used. A known signal cut out from the received signal is complex-multiplied with the replica signal. Thereafter, a sample averaging process is performed. In the sample averaging process, one symbol signal is divided into two parts in the first half / second half, and in-phase addition is performed with a half symbol length. The amount of phase rotation due to the frequency offset is equal to the phase difference between the calculated vectors.
雑音耐性を向上させるため、算出されたベクトル間の位相差に、ブランチ合成、シンボル/フレーム平均化処理を行う。その後、平均化処理を施したベクトルの位相を算出するし、周波数オフセット算出部において周波数ずれが算出される。
しかしながら、従来のレプリカ相関による周波数オフセット推定では、相関の時間タイミングがずれると大きく特性が劣化する。すなわち、受信信号から既知信号(パイロット信号)を抽出する際、抽出する時間位置の理想位置に対するずれが数サンプル程度でも、周波数オフセットの推定精度が大きく劣化してしまう問題がある。 However, in the frequency offset estimation based on the conventional replica correlation, the characteristics are greatly deteriorated when the correlation timing is shifted. That is, when a known signal (pilot signal) is extracted from the received signal, there is a problem that the accuracy of estimation of the frequency offset is greatly deteriorated even if the time position to be extracted is shifted by about several samples.
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、パイロット信号の特定タイミングが実際にパイロット信号の配置されているタイミングからずれた場合にも、このずれに応じた推定誤差を低減して周波数オフセット精度を向上する周波数オフセット補正装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such points, and even when the specific timing of the pilot signal deviates from the timing at which the pilot signal is actually arranged, the estimation error corresponding to this deviation is reduced to reduce the frequency. An object of the present invention is to provide a frequency offset correction device that improves the offset accuracy.
本発明の周波数オフセット補正装置は、検出フレームタイミングを基準として相対的にずらされた乗算タイミングで、受信OFDM信号に含まれる既知信号と既知信号レプリカ信号とを乗算する乗算処理手段と、前記乗算の結果に基づいて周波数オフセット量を算出する周波数オフセット算出手段と、を具備する構成を採る。 The frequency offset correction apparatus according to the present invention includes a multiplication processing unit that multiplies the known signal included in the received OFDM signal by the known signal replica signal at a multiplication timing relatively shifted with respect to the detected frame timing, And a frequency offset calculating means for calculating a frequency offset amount based on the result.
本発明によれば、パイロット信号の特定タイミングが実際にパイロット信号の配置されているタイミングからずれた場合にも、このずれに応じた推定誤差を低減して周波数オフセット精度を向上する周波数オフセット算出補正を提供することができる。 According to the present invention, even when the specific timing of the pilot signal deviates from the timing at which the pilot signal is actually arranged, the frequency offset calculation correction that improves the frequency offset accuracy by reducing the estimation error corresponding to this deviation. Can be provided.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は重複するので省略する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the embodiment, the same components are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted because it is duplicated.
(実施の形態1)
図1に示すように本実施の形態のOFDM送信装置100は、送信データに誤り訂正符号化を施す符号化部110と、符号化後の送信信号を変調する変調部120と、変調後の信号をスクランブリングするスクランブリング部130と、スクランブル後の送信号を高速逆フーリエ変換(IFFT)することによりOFDM信号を形成するIFFT部140と、OFDM信号に所定の無線処理(ガードインターバル挿入、アップコンバートなど)を施す無線送信部150とを有する。変調部120は、所定のOFDMシンボルに既知信号(パイロット信号)が配置されるように既知信号をマッピングする。この既知信号は、受信側にて周波数オフセット補正が行われる際に利用される。
(Embodiment 1)
As shown in FIG. 1, an
図2に示すように本実施の形態のOFDM受信装置200は、受信OFDM信号に所定の無線処理(ダウンコンバート、ガードインターバル除去など)を施す無線受信部210と、無線処理後の信号を用いてフレームタイミングを検出するフレーム検出部220と、検出フレームタイミングを基準として受信OFDM信号に含まれる既知信号とその既知信号のレプリカ信号との相関結果に基づいて周波数オフセットを算出するAFC(自動周波数制御)部230と、受信OFDM信号に高速フーリエ変換(FFT)を施すことにより周波数領域の信号を形成するFFT部240と、セルサーチにより特定されたスクランブリングコードを用いて上記周波数方向の信号をデスクランブリングするデスクランブリング部250と、デスクランブル後の信号を並直列変換するP/S変換部260と、直列に変換された信号を復調する復調部270と、復調後の信号を復号する復号部280とを有する。
As shown in FIG. 2,
AFC(自動周波数制御)部230は、検出フレームタイミングを基準として受信OFDM信号に含まれる既知信号とその既知信号のレプリカ信号との乗算結果に基づいて周波数オフセットを算出し、この周波数オフセットを無線受信部にフィードバックする。
An AFC (automatic frequency control)
具体的には、図3に示すようにAFC部230は、既知信号とその既知信号のレプリカ信号とを乗算する乗算処理部231と、レプリカ信号生成部232と、乗算結果に基づいて周波数オフセットを算出する周波数オフセット算出処理部233とを有する。この周波数オフセット算出処理部233は、位相回転ベクトル算出処理部234と、時間方向合成部235と、平均化処理部236と、オフセット算出実行部237とを有する。
Specifically, as shown in FIG. 3, the AFC
乗算処理部231は、受信OFDM信号に含まれるパイロット信号と、レプリカ信号生成部232にて形成されるパイロット信号レプリカとを乗算する。乗算処理部231は、パイロット信号と、パイロット信号レプリカとを、検出フレームタイミングを基準として相対的にずらすことにより、複数の乗算タイミングで乗算する。すなわち、乗算処理部231は、検出フレームタイミングを基準として相対的にずらされた乗算タイミングで、受信OFDM信号に含まれる既知信号と既知信号レプリカ信号とを乗算する。
具体的には、乗算処理部231は、遅延部2311と乗算器2312とからなる経路を複数有する。そして、各経路の遅延部2311−1〜Nには、それぞれ異なる遅延量が設定されている。そのため、各乗算器2312−1〜Nでは、それぞれ異なる乗算タイミングでパイロット信号とパイロット信号レプリカとが乗算され、乗算タイミングがそれぞれ異なる複数の乗算結果が、位相回転ベクトル算出処理部234に出力される。なお、フレームタイミングを基準とする複数の乗算タイミングは、フレームタイミング検出部220で算出する遅延プロファイルのパス位置に応じた時間位置に設定することもできる。
Specifically, the
位相回転ベクトル算出処理部234は、複数の乗算結果のそれぞれに基づいて位相回転ベクトルを算出する。具体的には、位相回転ベクトル算出処理部234は、サンプル平均化処理部2341と位相回転ベクトル算出部2342とからなるN個の経路を有する。サンプル平均化処理部2341−1〜Nは、それぞれ異なる乗算タイミングの乗算結果を入力し、所定期間内に予め決められたタイミングでサンプリングしたサンプルを平均化する。位相回転ベクトル算出部2342−1〜Nは、それぞれ対応するサンプル平均化処理部2341−1〜Nにて得られた平均値を入力し、この平均値に基づいて位相回転ベクトルを算出する。
The phase rotation vector
時間方向合成部235は、位相回転ベクトル算出処理部234にて算出された複数の位相回転ベクトルを時間方向で合成することにより、時間合成位相回転ベクトルを取得する。すなわち、時間方向合成部235は、位相回転ベクトル算出処理部234にて複数の時間位置で得た位相回転ベクトルを順次保持し、これら複数の位相回転ベクトルを合成処理することにより、時間合成位相回転ベクトルを取得する。
The time
平均化処理部236は、時間合成位相回転ベクトルを、複数アンテナで受信する場合にはアンテナ間での合成し、さらにシンボル間隔、フレーム間隔に対して平均化することにより、最終的に求められる周波数オフセットの雑音耐性を向上させる。平均化処理部236は、ブランチ合成部2361と、シンボル平均化処理部2362と、フレーム平均化処理部2363とを有する。
The
オフセット算出実行部237は、平均化された後の時間合成位相回転ベクトルに基づいて、周波数オフセットを算出する。具体的には、オフセット算出実行部237は、位相回転量算出部2371と、周波数オフセット算出部2372とを有する。
The offset
位相回転量算出部2371は、時間合成位相回転ベクトルに基づいて位相回転量を算出する。周波数オフセット算出部2372は、算出された位相回転量に基づいて周波数オフセット量を算出する。この周波数オフセット量がフィードバックされることにより、周波数オフセット補正処理が行われる。
The phase rotation
次に上記AFC部230における処理について図4を参照して説明する。
Next, processing in the AFC
AFC部230の乗算処理部231では、受信OFDM信号に含まれるパイロット信号と、レプリカ信号生成部232にて形成されるパイロット信号レプリカとが、検出フレームタイミングを基準として相対的にずらされることにより、複数の乗算タイミングで乗算される。
In the
具体的には、各経路においてパイロット信号に与えられる遅延量の違いにより、複数の異なる乗算タイミングでの乗算処理が行われる。これは、フレーム中の所定位置に配置されているパイロット信号に対して、図4に示すようにフレームタイミングを基準としてそれぞれ時間的にずらした複数のレプリカ信号を乗算することにより、複数の異なる乗算タイミングで乗算処理を行うことと等価である。 Specifically, multiplication processing is performed at a plurality of different multiplication timings depending on the delay amount given to the pilot signal in each path. This is achieved by multiplying a pilot signal arranged at a predetermined position in a frame by a plurality of replica signals shifted in time with reference to the frame timing as shown in FIG. This is equivalent to performing multiplication processing at timing.
このようにパイロット信号とパイロット信号レプリカとを、検出されたフレームタイミングを基準する複数の乗算タイミングで乗算することにより、検出フレームタイミングの検出精度が多少悪くても、その複数の乗算結果の中に正確なフレームタイミングに一致している乗算タイミングで得られたものが含まれることになる。そして、このような乗算結果に基づいて周波数オフセットを算出することにより、フレームタイミングの検出誤差に起因する周波数オフセットの推定誤差を低減することができる。そして、小さな誤差で推定された周波数オフセット量に基づいて周波数補正処理を行うことにより、受信装置における受信特性を向上することができる。 By multiplying the pilot signal and the pilot signal replica by a plurality of multiplication timings based on the detected frame timing in this way, even if the detection accuracy of the detected frame timing is somewhat worse, What is obtained at the multiplication timing that matches the exact frame timing is included. By calculating the frequency offset based on such a multiplication result, it is possible to reduce the frequency offset estimation error caused by the frame timing detection error. Then, by performing the frequency correction process based on the frequency offset amount estimated with a small error, it is possible to improve the reception characteristics in the reception device.
このように本実施の形態によれば、OFDM受信装置200のAFC部230に、検出フレームタイミングを基準として相対的にずらされた乗算タイミングで、受信OFDM信号に含まれるパイロット信号とパイロット信号レプリカとを乗算する乗算処理部231と、前記乗算の結果に基づいて周波数オフセット量を算出する周波数オフセット算出処理部233と、を設けた。
As described above, according to the present embodiment, the
こうすることにより、パイロット信号とパイロット信号レプリカとを、検出されたフレームタイミングを基準する複数の乗算タイミングで乗算することができるので、検出フレームタイミングの検出精度が多少悪くても、乗算結果の中に正確なフレームタイミングに一致している乗算タイミングで得られたものが含まれることになる。そして、このような乗算結果に基づいて周波数オフセットを算出することにより、フレームタイミングの検出誤差に起因する周波数オフセットの推定誤差を低減することができる。そして、小さな誤差で推定された周波数オフセット量に基づいて周波数補正処理を行うことにより、受信装置における受信特性を向上することができる。 In this way, since the pilot signal and the pilot signal replica can be multiplied by a plurality of multiplication timings based on the detected frame timing, even if the detection accuracy of the detection frame timing is somewhat poor, Are included at the multiplication timing that matches the exact frame timing. By calculating the frequency offset based on such a multiplication result, it is possible to reduce the frequency offset estimation error caused by the frame timing detection error. Then, by performing the frequency correction process based on the frequency offset amount estimated with a small error, it is possible to improve the reception characteristics in the reception device.
乗算処理部231は、パイロット信号に異なる複数の遅延量を与えることにより、互いにタイミングのずれた複数のパイロット信号を形成する遅延部2311−1〜Nと、前記複数のパイロット信号と、パイロット信号レプリカとを乗算する乗算器2312−1〜Nと、を具備する。
The
周波数オフセット算出処理部233は、乗算処理部231にて得られる複数の乗算結果から、時間方向合成信号を形成する時間方向合成部235を具備し、前記時間方向合成信号に基づいて周波数オフセット量を算出する。
The frequency offset
(実施の形態2)
実施の形態1では、乗算タイミングの異なる複数の乗算結果から、時間方向合成信号を形成し、この時間方向合成信号に基づいて周波数オフセット量を算出した。これに対して、実施の形態2では、AFC部において、乗算器にて得られる複数の乗算結果のうち最大の乗算結果を検出し、検出された最大の乗算結果に基づいて周波数オフセット量を算出する。
(Embodiment 2)
In the first embodiment, a time direction synthesized signal is formed from a plurality of multiplication results having different multiplication timings, and a frequency offset amount is calculated based on the time direction synthesized signal. On the other hand, in the second embodiment, the AFC unit detects the maximum multiplication result among a plurality of multiplication results obtained by the multiplier, and calculates the frequency offset amount based on the detected maximum multiplication result. To do.
図5に示すように実施の形態2のOFDM受信装置におけるAFC部230Aの周波数オフセット算出処理部233Aは、平均化処理部236Aと、最大値検出部238とを有する。
As shown in FIG. 5, the frequency offset
平均化処理部236Aは、位相回転ベクトル算出処理部234にて得られた、各乗算タイミングに係る位相回転ベクトルのそれぞれについて、複数アンテナで受信する場合にはアンテナ間での合成し、さらにシンボル間隔、フレーム間隔に関して平均化することにより、最終的に求められる周波数オフセットの雑音耐性を向上させる。平均化処理部236Aは、ブランチ合成部2361と、シンボル平均化処理部2362と、フレーム平均化処理部2363とからなるN個の経路を有する。
The averaging processing unit 236A combines each of the phase rotation vectors related to each multiplication timing obtained by the phase rotation vector
最大値検出部238は、各経路に対応する位相回転ベクトルのうち最大の位相回転ベクトルを検出する。ここで、N経路中で誤った検出位置、すなわち正確なフレームタイミング以外のタイミングで、パイロット信号レプリカが乗算されることにより得られる位相回転ベクトルは、前段の平均化処理部における処理で同相成分加算とはならないので、ベクトルの大きさが小さくなる。そのため、最大の位相回転ベクトルは、正確なフレームタイミングに対応するものとなっている。
そして、最大値検出部238は、検出された最大回転位相ベクトルをオフセット算出実行部237に出力する。オフセット算出実行部237は、この最大回転位相ベクトルに基づいて周波数オフセットを算出する。
Then, the maximum
このように本実施の形態においては、AFC部の周波数オフセット算出処理部233Aに、乗算処理部231にて得られる複数の乗算結果のうち最大の乗算結果を検出する最大値検出部238を設け、周波数オフセット算出処理部233Aは、検出された最大の乗算結果に基づいて周波数オフセット量を算出することにより、正確なフレームタイミングに対応する乗算結果から周波数オフセット量を算出することができる。その結果、フレームタイミングの検出誤差に起因する周波数オフセットの推定誤差を低減することができる。そして、小さな誤差で推定された周波数オフセット量に基づいて周波数補正処理を行うことにより、受信装置における受信特性を向上することができる。
As described above, in the present embodiment, the frequency offset
(実施の形態3)
実施の形態1および実施の形態2では、受信OFDM信号に含まれるパイロット信号に複数の遅延量を与えることにより得られる、タイミングのずれた複数のパイロット信号のそれぞれに対してパイロット信号レプリカを乗算することにより、乗算タイミングの異なる、パイロット信号とパイロット信号レプリカとの複数の乗算結果を得た。これに対して、実施の形態3では、タイミングのずれた複数のパイロット信号レプリカ(互いに同一のもの)を重畳することにより重畳パイロット信号レプリカを形成し、この重畳パイロット信号レプリカと、受信OFDM信号に含まれるパイロット信号との検出フレームタイミングを基準とする乗算結果に基づいて、周波数オフセットを算出する。
(Embodiment 3)
In
図6に示すように本実施の形態のOFDM受信装置300は、AFC部330を有する。このAFC部330は、図7に示すようにレプリカ信号生成部331と、乗算器332と、周波数オフセット算出処理部333とを有する。
As shown in FIG. 6,
レプリカ信号生成部331は、重畳タイミングを相対的にずらしてパイロット信号レプリカを重畳することにより、重畳レプリカ信号を形成する。具体的には、レプリカ信号生成部331は、図8に示すように並列に配設される複数の遅延部3311−1〜2tと、遅延部3311−1〜2tの出力を加算する加算器3312とを具備する。各遅延部3311−1〜2tには、それぞれ異なる遅延量が設定されている。そのため、各遅延部3311−1〜2tの出力を加算することにより、重畳レプリカ信号を形成することができる。
The replica
乗算器332は、受信OFDM信号に含まれるパイロット信号と、レプリカ信号生成部331からの重畳レプリカ信号とを乗算し、乗算結果を周波数オフセット算出処理部333に入力する。
周波数オフセット算出処理部333は、乗算器332からの乗算結果に基づいて周波数オフセットを算出する。
The frequency offset
具体的には、図7に示すように周波数オフセット算出処理部333は、位相回転ベクトル算出処理部334と、平均化処理部336と、オフセット算出実行部337とを有する。
Specifically, as illustrated in FIG. 7, the frequency offset
位相回転ベクトル算出処理部334は、入力される乗算結果に基づいて位相回転ベクトルを算出する。具体的には、サンプル平均化処理部2341は、所定期間内に予め決められたタイミングで、乗算結果をサンプリングしたサンプルを平均化する。位相回転ベクトル算出部2342は、サンプル平均化処理部2341で得られた平均値を入力し、この平均値に基づいて位相回転ベクトルを算出する。
The phase rotation vector
平均化処理部336は、位相回転ベクトルを、複数アンテナで受信する場合にはアンテナ間での合成し、さらにシンボル間隔、フレーム間隔に対して平均化することにより、最終的に求められる周波数オフセットの雑音耐性を向上させる。平均化処理部336は、ブランチ合成部2361と、シンボル平均化処理部2362と、フレーム平均化処理部2363とを有する。
Averaging
オフセット算出実行部337は、平均化された後の位相回転ベクトルに基づいて、周波数オフセットを算出する。具体的には、オフセット算出実行部337は、位相回転量算出部2371と、周波数オフセット算出部2372とを有する。
The offset
次に上記AFC部330における処理について図9を参照して説明する。
Next, processing in the
AFC部330のレプリカ信号生成部331では、図9に示すように、重畳タイミングを相対的にずらしてパイロット信号レプリカを重畳することにより、重畳レプリカ信号が形成される。
In the replica
乗算器332では、重畳レプリカ信号と、受信パイロット信号とが乗算される。これは、実施の形態1および実施の形態2における、パイロット信号とパイロット信号レプリカとが検出フレームタイミングを基準として相対的にずらされることにより、複数の乗算タイミングで乗算する処理と同等の処理である。
このように重畳タイミングを相対的にずらしてパイロット信号レプリカを重畳することにより得られる重畳レプリカ信号と、検出されたフレームタイミングを基準として受信パイロット信号とを乗算することにより、検出フレームタイミングの検出精度が多少悪くても、この乗算結果には正確なフレームタイミングにおけるパイロット信号レプリカと受信パイロット信号との乗算に基づく要素が含まれることになる。そして、このような乗算結果に基づいて周波数オフセットを算出することにより、フレームタイミングの検出誤差に起因する周波数オフセットの推定誤差を低減することができる。そして、小さな誤差で推定された周波数オフセット量に基づいて周波数補正処理を行うことにより、受信装置における受信特性を向上することができる。 The detection accuracy of the detected frame timing is obtained by multiplying the superimposed replica signal obtained by superimposing the pilot signal replica with the superimposed timing shifted in this way and the received pilot signal based on the detected frame timing. The result of multiplication includes an element based on the multiplication of the pilot signal replica and the received pilot signal at the correct frame timing even if the signal is slightly worse. By calculating the frequency offset based on such a multiplication result, it is possible to reduce the frequency offset estimation error caused by the frame timing detection error. Then, by performing the frequency correction process based on the frequency offset amount estimated with a small error, it is possible to improve the reception characteristics in the reception device.
このように本実施の形態によれば、OFDM受信装置300のAFC部330に、乗算処理手段として、重畳タイミングを相対的にずらしてパイロット信号レプリカを重畳することにより重畳レプリカ信号を形成するレプリカ信号生成部331と、前記重畳レプリカ信号と、パイロット信号とを乗算する乗算器332と、を設けた。
As described above, according to the present embodiment, the replica signal that forms the superimposed replica signal by superimposing the pilot signal replica on the
こうすることにより、重畳タイミングを相対的にずらしてパイロット信号レプリカを重畳することにより得られる重畳レプリカ信号と、検出されたフレームタイミングを基準として受信パイロット信号とを乗算することができるので、検出フレームタイミングの検出精度が多少悪くても、この乗算結果には正確なフレームタイミングにおけるパイロット信号レプリカと受信パイロット信号との乗算に基づく要素が含まれることになる。そして、このような乗算結果に基づいて周波数オフセットを算出することにより、フレームタイミングの検出誤差に起因する周波数オフセットの推定誤差を低減することができる。そして、小さな誤差で推定された周波数オフセット量に基づいて周波数補正処理を行うことにより、受信装置における受信特性を向上することができる。 By so doing, it is possible to multiply the superposed replica signal obtained by superimposing the pilot signal replica with the superposition timing relatively shifted, and the received pilot signal on the basis of the detected frame timing. Even if the timing detection accuracy is somewhat poor, the multiplication result includes an element based on the multiplication of the pilot signal replica and the received pilot signal at the correct frame timing. By calculating the frequency offset based on such a multiplication result, it is possible to reduce the frequency offset estimation error caused by the frame timing detection error. Then, by performing the frequency correction process based on the frequency offset amount estimated with a small error, it is possible to improve the reception characteristics in the reception device.
本発明の周波数オフセット補正装置は、パイロット信号の特定タイミングが実際にパイロット信号の配置されているタイミングからずれた場合にも、このずれに応じた推定誤差を低減して周波数オフセット精度を向上するものとして有用である。 The frequency offset correction apparatus according to the present invention improves the frequency offset accuracy by reducing the estimation error corresponding to the deviation even when the specific timing of the pilot signal deviates from the timing at which the pilot signal is actually arranged. Useful as.
100 OFDM送信装置
110 符号化部
120 変調部
130 スクランブリング部
140 IFFT部
150 無線送信部
200,300 OFDM受信装置
210 無線受信部
220 フレーム検出部
230,330 AFC部
231 乗算処理部
232 レプリカ信号生成部
233,333 周波数オフセット算出処理部
234,334 位相回転ベクトル算出処理部
235 時間方向合成部
236,336 平均化処理部
237,337 オフセット算出実行部
238 最大値検出部
240 FFT部
250 デスクランブリング部
260 P/S変換部
270 復調部
280 復号部
331 レプリカ信号生成部
332,2312 乗算器
2361 ブランチ合成部
2311 遅延部
2341 サンプル平均化処理部
2342 位相回転ベクトル算出部
2362 シンボル平均化処理部
2363 フレーム平均化処理部
2371 位相回転量算出部
2372 周波数オフセット算出部
3312 加算器
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記乗算の結果に基づいて周波数オフセット量を算出する周波数オフセット算出手段と、
を具備する周波数オフセット補正装置。 Multiplication processing means for multiplying the known signal and the known signal replica signal included in the received OFDM signal at a multiplication timing relatively shifted with respect to the detection frame timing,
Frequency offset calculating means for calculating a frequency offset amount based on the result of the multiplication;
A frequency offset correction apparatus comprising:
前記既知信号に異なる複数の遅延量を与えることにより、互いにタイミングのずれた複数の既知信号を形成する既知信号形成手段と、
前記複数の既知信号と、前記既知信号レプリカ信号とを乗算する乗算器と、
を具備する請求項1に記載の周波数オフセット補正装置。 The multiplication processing means includes:
Known signal forming means for forming a plurality of known signals with different timings by giving different delay amounts to the known signal;
A multiplier for multiplying the plurality of known signals by the known signal replica signal;
The frequency offset correction apparatus according to claim 1, comprising:
重畳タイミングを相対的にずらして前記既知信号レプリカ信号を重畳することにより、重畳レプリカ信号を形成する重畳レプリカ信号形成手段と、
前記重畳レプリカ信号と、前記既知信号とを乗算する乗算器と、
を具備する請求項1に記載の周波数オフセット補正装置。
The multiplication processing means includes:
Superimposing replica signal forming means for forming a superimposed replica signal by superimposing the known signal replica signal by relatively shifting the superimposition timing;
A multiplier for multiplying the superimposed replica signal by the known signal;
The frequency offset correction apparatus according to claim 1, comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007035155A JP2008199506A (en) | 2007-02-15 | 2007-02-15 | Frequency offset correction device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007035155A JP2008199506A (en) | 2007-02-15 | 2007-02-15 | Frequency offset correction device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008199506A true JP2008199506A (en) | 2008-08-28 |
Family
ID=39758036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007035155A Pending JP2008199506A (en) | 2007-02-15 | 2007-02-15 | Frequency offset correction device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008199506A (en) |
-
2007
- 2007-02-15 JP JP2007035155A patent/JP2008199506A/en active Pending
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