JP2008199429A - 通信網における帯域管理方法、帯域管理装置、およびそのためのプログラム - Google Patents

通信網における帯域管理方法、帯域管理装置、およびそのためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】各ノードでフロー毎に状態管理することなく、長大フロー群を適切に制御することにより、各フローの通信品質を維持できるような帯域管理方法、帯域管理装置およびそのためのプログラムを提供すること。
【解決手段】予め定められた測定周期T内においてサンプリングレートfでパケットをサンプリングする手段(パケットサイズ読み出し部21、サンプリング部24)と、該手段でサンプリングされたパケット情報を用いて、リンク使用帯域に関する上位フロー群を特定する手段(リンク使用帯域算出部22、パケットヘッダ解析部25、フロー管理部26、フローパケット数推定部27、使用帯域管理部23)を有し、各ノードでフロー毎に状態管理することなく、占有トラヒックを発生するフローを検出し、小さいサイズのフローのレスポンス時間を向上させ、与えられた帯域を有効利用することを可能としている。
【選択図】図3

Description

本発明は、IP(Internet Protocol)ネットワークにおける帯域管理技術に係り、特に予め定められた測定周期内にサンプリングされたパケット情報を用いて、リンク使用帯域を占有するトラヒックを発生する上位フロー群を特定することが可能な帯域管理方法、帯域管理装置およびそのためのプログラムに関するものである。
IPネットワークが広く利用されてくるに伴って、IPネットワーク上での通信品質保証に対する要求が高まっている。その一方で、P2P(Peer to peer)アプリケーションの出現に伴うトラヒックパターンの急激な変動に代表されるように、各フローのトラヒック特性はますます多種多様となり、それに伴い各種フローの品質要求も多様化している。
例えば、P2Pトラヒックのような長時間に渡って大きな帯域を占有するフローを適切にコントロールして、レスポンス時間に敏感なwebのようなファイルサイズの小さいフローの品質を確保することが要求される場合が想定される。その一方で、通信設備に対するコストを抑える必要がある。従って、与えられた通信帯域を有効利用して各フローの所望の通信品質を維持できるように各フローの使用帯域を適切に制御することが重要となっている。そのためには、上記長大フローを特定する手法が必要となる。
従来技術として、全てのフローの状態を監視し制御する方法がある(例えば非特許文献1のWFQ(Weighted Fair Queueing)や非特許文献2のCSFQ(Core-Stateless-Fair-Queueing)等)。しかしながら、このような方法では、フロー毎の状態を全てのノードあるいは網の境界ノードで管理する必要があり、今後回線速度の高速化に伴いフロー数も増大していく状況を考えると、そういった場合に対処できない、という問題点があった。
一方、そのような問題を回避する一手段として、パケットのポート番号をみて、ポート番号からP2P型のファイル共有アプリケーションに関するフローであることを特定できる場合には、そのようなフローは大きなファイルを転送して長時間帯域を占有する可能性が高いと判断できるので、そのようなフローのみを制御対象とする方法も考えられる。
しかし、近年のP2Pアプリケーションはポート番号では識別できないトラヒックが大半を占めるため、この手法では対応できなくなってきている。またP2P以外にもDDoS(Distributed Denial of Service;複数のネットワークに分散する大量のコンピュータが一斉に特定のサーバへパケットを送出し、通信路をあふれさせて機能を停止させてしまう攻撃のこと)のように高レートでトラヒックを出しつづける異常トラヒックも増加しているため、アプリケーションに依存しない方法が必要となってきている。
一方、回線の高速化に伴いスケーラブルな測定方法としてパケットサンプリングが着目されている。サンプリングを用いた長大フロー特定法として例えば非特許文献3がある。この手法では予め定められた閾値以上のパケット数を送出しているフローを、サンプリング情報のみで特定することを可能にするが、その特定されたフロー群が回線上でどの程度の帯域を実際に占有しているのか、といった情報までを把握することは困難であった。
しかしながら、このような帯域使用率に関する情報は、実際に帯域を制御する上で非常に重要となってくる。なぜなら、何本のフローを制御すればどの程度の使用帯域を制御することになるのか、が分からないと上位何本のフローを制御すべきか判断できないからである。
A. K. Parekh and R. G. Gallager, "A Generalized Processor Sharing Approach to Flow Control in Integrated Services Networks: The Single-Node Case," IEEE/ACM Trans. on Networking, vol. 1, no. 3, (June 1993) pp.344-357. I. Stoica, S. Shenker, and H. Zhang, "Core-stateless fair queueing: achieving approximately fair bandwidth allocations in high-speed networks," proceedings of ACM SIGCOMM98, pp. 118-130, 1998. T. Mori, M. Uchida, R. Kawahara, J. Pan, and S. Goto, "Identifying elephant flows through periodically sampled packets," ACM SIGCOMM Internet Measurement Conference, 2004.
本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、各ノードでフロー毎に状態管理することなく、長大フロー群を適切に制御することにより、各フローの通信品質を維持できるような帯域管理方法、帯域管理装置およびそのためのプログラムを提供することにある。
本発明では、管理フロー数を削減するため、パケットサンプリング技術を用いる。当該技術について図1を用いて説明する。
図1に示すように、複数のフローからのパケットが到着する場合を考える。なお、フローの定義は、例として、ここでは、同一の(送信元IPアドレス,着信先IPアドレス,送信元ポート番号,着信先ポート番号,プロトコル番号)を持つパケット群をフローと定義する。
図1において、各パケットはフロー別に模様(柄)分けして示してある。ここで、N個に1個のパケットをサンプリングし(サンプリングレートf=1/N)、サンプリングされたパケットの属するフローのみを管理対象とすると、図1の場合、管理フロー数を2本に削減できる(サンプリングしない場合は5本)。
このようにサンプリングにより管理フロー数を削減できる。また、図1をみると分かるように、パケット数の多いフローの方がサンプリングされやすい。したがって、今、制御対象としたいのは、長時間に渡って帯域を占有するフロー、つまりパケット数の多いフローなので、パケットがサンプリングされたフローのみを対象とすれば十分であるということになる。
a)本発明の第1の帯域管理方法は、通信網のノードにおいてパケットをサンプリングし、該サンプリングされたパケットの属するフローの情報を管理し、該ノードからの出力リンクにおける各フローの使用帯域を管理するコンピュータを用いた帯域管理方法において、予め定められた測定周期T内においてサンプリングレートfでパケットをサンプリングするステップと、該ステップでサンプリングされたパケット情報を用いて、リンク使用帯域に関する上位フロー群を特定するステップを有することを特徴とする。
b)本発明の第2の帯域管理方法は、第1の帯域管理方法において、前記上位フロー群を特定するステップが、フローjからサンプリングされたパケット数Yjを測定し、フローjをYjに関して降順にソートするステップと、サンプリングされた総パケット数をnとし(つまりn=ΣYj)、サンプリングされたパケットを母集団として無作為復元抽出(Random Sampling With Replacement;乱数を用いて1個ずつ抽出するたびに元に戻す)をn回実施するステップと、前記無作為復元抽出によりフローjからサンプリングされたパケット数をZjとし、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定するステップと、フローjの平均パケットサイズLjをLj={フローjからサンプリングされたパケットの総バイト数}/Yjにより推定するステップと、該リンク使用帯域A[bps]を測定するステップと、Σj=1〜m(Wj×Lj)>x/100×AT(xは予め定められた目標値)を満たす最小のmを求め、フロー1からmまでをリンク使用帯域のx%を占める上位フロー群として特定するステップからなることを特徴とする。
ここで、フローjの元のパケット数の推定方法について説明する。後述する第3の方法のように、Wj=1/f×Yjとする方法も考えられるが、ここでは、上記に記載の方法を用いている。上述のように、サンプリングされたパケットから無作為復元抽出を行って新たなパケット数Zjを作成し、その情報も用いてWjを推定することにより推定精度の向上が可能となる(推定精度については、後述する図7において実データを用いて示す)。
c)本発明の第3の帯域管理方法は、第2の帯域管理方法において、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定するステップに代えて、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×Yjにより推定するステップを有することを特徴とする。
d)本発明の第4の帯域管理方法は、第2の帯域管理方法において、サンプリングされたパケットを母集団として無作為復元抽出をn回実施するステップ、および、無作為復元抽出によりフローjからサンプリングされたパケット数をZjとし、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定するステップに代えて、サンプリングされたパケットを母集団として無作為復元抽出をn回実施する処理をdセット繰り返して実施するステップ、および、フローjからサンプリングされたパケット数をZjとして、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj/d}により推定する、あるいは、Vj^{(i)} = min(Yj,Zj^{(i)} ),(ここでi=1,2、・・d、ただしZj^{(i)} はi番目のゼットでサンプルされたフローjのパケット数)を用意し、これらを降順に並べ、予め定めたk番目を抜き出し(1≦k≦d)、Wj=1/f×Vj^{(k)}により推定するステップを有することを特徴とする。
e)本発明の第5の帯域管理方法は、現在のリンク使用帯域A[bps]を測定し、予め定められた目標リンク使用帯域をCとし、A>Cならば請求項1から4のいずれかに記載の帯域管理方法で使用帯域に関する上位フロー群を特定し、Σj=1〜m(Wj×Lj)>(A-C)Tとなる最小のmを求めるステップと、フロー1からmまでを制御対象とし、該ノードで該リンクへの出力待ちキューを2種類用意しておき、フロー1からmまでを低優先キューへ、残りを高優先キューへ収容するステップを有することを特徴とする。
f)本発明の第6の帯域管理方法は、第5の帯域管理方法において、フロー1からmまでを低優先キューに収容するのに代えて、該上位フロー群を別の経路へ迂回させることを特徴とする帯域管理方法。
g)本発明の第7の帯域管理方法は、第5または第6の帯域管理方法で上位フロー群を制御するとともに、制御対象となった該フロー群の実際の到着バイト数と第2および第3の帯域管理方法で推定された到着バイト数Σj=1〜m(Wj×Lj)を比較し、推定値が実測値に近い推定方法を用いて次の周期における制御対象フローを第5または第6の帯域管理方法を用いて決定し、制御することを特徴とする。
これは、第2の推定方法と第3の推定方法の両者を同時に実施し、また、前の周期で実際に制御対象となった上位フロー群からの真の到着バイト数を測定することにより(制御する際にこれらのフロー群についてはサンプリング情報だけでなく全パケット情報を収集する)、どちらの推定法が現時点では適切かを判断し、次の周期での制御対象フロー群特定には適切な推定法を用いている。
h)本発明の第8の帯域管理装置は、通信網のノードにおいてパケットをサンプリングし、該サンプリングされたパケットの属するフローの情報を管理し、該ノードからの出力リンクにおける各フローの使用帯域を管理するコンピュータを用いた帯域管理装置において、予め定められた測定周期T内においてサンプリングレートfでパケットをサンプリングする手段と、該手段でサンプリングされたパケット情報を用いて、リンク使用帯域に関する上位フロー群を特定する手段を有することを特徴とする。
i)本発明の第9の帯域管理装置は、第8の帯域管理装置において、前記上位フロー群を特定する手段は、フローjからサンプリングされたパケット数Yjを測定し、フローjをYjに関して降順にソートする手段と、サンプリングされた総パケット数をnとし、サンプリングされたパケットを母集団として無作為復元抽出をn回実施する手段と、前記無作為復元抽出によりフローjからサンプリングされたパケット数をZjとし、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定する手段と、フローjの平均パケットサイズLjをLj={フローjからサンプリングされたパケットの総バイト数}/Yjにより推定する手段と、該リンク使用帯域A[bps]を測定する手段と、Σj=1〜m(Wj×Lj)>x/100×AT(xは予め定められた目標値)を満たす最小のmを求め、フロー1からmまでをリンク使用帯域のx%を占める上位フロー群として特定する手段からなることを特徴とする。
j)本発明の第10の帯域管理装置は、第9の帯域管理装置において、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定する手段に代えて、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×Yjにより推定する手段を有することを特徴とする。
k)本発明の第11の帯域管理装置は、第9の帯域管理装置において、サンプリングされたパケットを母集団として無作為復元抽出をn回実施する手段、および、無作為復元抽出によりフローjからサンプリングされたパケット数をZjとし、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定する手段に代えて、サンプリングされたパケットを母集団として無作為復元抽出をn回実施する処理をdセット繰り返して実施する手段、および、フローjからサンプリングされたパケット数をZjとして、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj/d}により推定する、あるいは、Vj^{(i)}=min(Yj,Zj^{(i)} ),(ここでi=1,2、・・d、ただしZj^{(i)} はi番目のゼットでサンプルされたフローjのパケット数)を用意し、これらを降順に並べ、予め定めたk番目を抜き出し(1≦k≦d)、Wj=1/f×Vj^{(k)}により推定する手段を有することを特徴とする。
l)本発明の第12の帯域管理装置は、第11の帯域管理装置において、フロー1からmまでを制御対象とし、該ノードで該リンクへの出力待ちキューを2種類用意しておき、フロー1からmまでの上位フロー群を低優先キューへ収容するか別の経路へ迂回させ、残りを高優先キューへ収容する手段を有することを特徴とする。
m)本発明の帯域管理用プログラムは、コンピュータを、第8から12のいずれかに記載の帯域管理装置における各手段として機能させるための帯域管理用プログラムである。
本発明によれば、各ノードでフロー毎に状態管理することなく、帯域占有トラヒックを発生するフローを適切に検出し、webのような小さいサイズのフローのレスポンス時間を向上させて、与えられた帯域を有効利用することを可能とする、帯域管理方法およびその装置ならびに帯域管理プログラムを提供することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図2は、本発明が適用される基本構成の一例を示す構成図である。
図2に示すように、本発明の帯域管理装置20は、IPネットワーク内の各ノード間(図2ではノード10と30間)に挿入される形で構築される。あるいは、ノードに外付けし、そのノードへパケットをミラーリング(mirroring)する形にしてもよい。
図3は、本発明の第2の方法を用いた帯域管理装置の構成例を表すブロック図である。
同図に示すように、本発明に係る帯域管理装置20は、パケットサイズ読み出し部21、リンク使用帯域算出部22、使用帯域管理部23、サンプリング部24、パケットヘッダ解析部25、フロー管理部26、フローパケット数推定部27を有している。また、サンプリング部24はカウンター241を備え、フロー管理部26は、フロー管理テーブル261を備えている。
帯域管理装置20は、通常のコンピュータ構成を備えており、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置、ハードディスクなどの外部記憶装置、キーボードやマウスなどの入出力部などのハードウェアと、これらを制御するとともにCPUに、上記パケットサイズ読み出し部21、リンク使用帯域算出部22、使用帯域管理部23、サンプリング部24、パケットヘッダ解析部25、フロー管理部26、フローパケット数推定部27の各機能を実現させるためのプログラムとから構成される。
図4は、本発明における帯域管理装置が行う処理のフローチャートである。
以下、図3のブロック図および図4のフローチャートを参照しながら、本発明における帯域管理装置の処理を説明する。
図3のブロック図に示されている通り、前段ノードからパケットが到着すると、パケットサイズ読み出し部21にてそのパケットのパケットサイズが読み取られ、その値はリンク使用帯域算出部22へ通知され(ステップS101)、リンク使用帯域算出部22は一定時間Tの間に通過したパケットのサイズの和をTで割ることによって現在のリンク使用帯域Aを算出し、これを使用帯域管理部23に通知する(ステップS102)。
一方、到着したパケットは、サンプリング部24に転送され、該サンプリング部24ではカウンター241の値Cをカウントアップし、該カウンター241の値Cが予め定められたサンプリング周期Nと等しくなったかチェックする(ステップS103)。
カウンター241の値Cが予め定められたサンプリング周期Nと等しくなったら(C=N)、該パケットはパケットヘッダ解析部25に転送され、カウンター241をリセットし(C=0)、同時に該パケットは後段ノードへ転送される(ステップS104)。もしカウンター241の値が予め定められたサンプリング周期N未満であれば(C<N)、単に後段ノードへのみ該パケットを転送する(ステップS105)。
なお、別方法として、カウンター241の値Cとサンプリング周期Nを比較する代わりに、パケット到着毎に0から1の範囲で乱数を発生させ、その乱数が1/N以下であれば、該パケットをパケットヘッダ解析部に転送してから後段ノードにも該パケットを転送し、そうでなければ単に後段ノードへのみ該パケットを転送するようにしてもよい。
パケットヘッダ解析部25では、(送信元IPアドレス,着信先IPアドレス,送信元ポート番号,着信先ポート番号,プロトコル番号,パケットサイズ)を読み出し、その情報をフロー管理部26に通知する(ステップS106)。
フロー管理部26は、フロー毎に状態を管理するフロー管理テーブル261を予め用意しておく。フロー管理テーブル261は、図5に示すように、フロー毎に、フローjからの到着パケット数Yjおよび到着バイト数Bjを記憶している(ステップS107)。
該パケットが新規フローからのパケットであった場合、フロー管理テーブル261にそのフローをエントリし、Yj←1とし、Bj←Pktとする。ここで、Pktは該パケットサイズである。該パケットが既にエントリされているフローjからのパケットであった場合、Yj←Yj+1、Bj←Bj+ Pktに更新する。
以上の手順を、測定を開始してから予め定められた時間周期Tが経過するまで行い、T経過時点において、フローの順番をYjに関して降順に並び替えてから、YjおよびBjの値をフローパケット数推定部27へ通知する。通知後、これらの値をリセットする(ステップS108)。
フローパケット数推定部27では、サンプリングされた総パケット数nをn=ΣYjにより計算し、0から1の一様乱数を発生させ、その値Xが、Σk=1〜j-1(Yk /n)≦X<Σk=1〜j(Yk /n)であれば、Zj←Zj+1とする。これをn回繰り返し、Zjを更新していく(ステップS109)。
その後、フローjの元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定する。ここで、fはサンプリングレートでありf=1/Nである。また、フローjのパケットサイズLjをLj=Bj/Yjにより推定する。この結果を使用帯域管理部23へ通知する(ステップS110)。
使用帯域管理部23は、リンク使用帯域算出部22から通知された現在のリンク全体の使用帯域Aと、フローパケット数推定部27から通知されたフローjのパケット数WjおよびパケットサイズLjを用いて、Σj=1〜m(Wj×Lj)>x/100×ATを満たす最小のmを求め(xは予め定められた目標値とする)、フロー1からmまでが使用帯域x%を占める上位フロー群として特定する(ステップS111)。
実施例1によれば、サンプリング情報のみから、上位フロー群を特定することが可能となる。
実施例1では、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定していた代わりに、Wj=1/f×Yjとする。
実施例2によれば、実施例1のように再度非復元抽出する必要がなく、処理負荷を軽くすることができる。
実施例1のフローパケット数推定部において、Zjをn回の試行(これを1セットとする)により算出していたのに対し、それをdセット繰り返し実施し、フローjの元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj/d}により推定する。あるいは、Vj^{(i)} =min(Yj,Zj^{(i)} ),(ここで i=1,2,・・・d、ただし、Zj^{(j)} はi番目のゼットでサンプルされたフローjのパケット数)を用意し、これらを降順に並べ、予め定めたk番目を抜き出し(1≦k≦d)、Wj=1/f×Vj^{(k)}により推定する。
実施例3によれば、非復元抽出をdセット繰り返し実施することにより、推定精度の向上が可能となる。
実施例1では、上位フロー群をオペレータに通知していたのに対し、ここでは、該ノードで該リンクへの出力待ちキューを2種類用意しておき、予め定められたリンク使用帯域目標値Cを用いて、現在の使用帯域AがCより大きければ、Σj=1〜m(Wj×Lj)>(A-C)Tを満たす最小のmを求め、フロー1からmまでを低優先キューへ収容し、残りを高優先キューへ収容する、あるいは、フロー1からmまでを別の経路を経由させる。
実施例4によれば、オペレータを介さず、自動的に上位フロー群を制御(低優先キューへの収容、あるいは、別経路を経由)することが可能となる。
実施例4の方法で上位フロー群を制御すると同時に、制御対象となった該フロー群の真の到着バイト数を測定し、同時に実施例1および2の方法で該フロー群の到着バイト数をΣj=1〜m(Wj×Lj)により推定し、真値と推定値1,2を比較して推定値が実測値に近い推定方法を用いて次の周期における制御対象フローを実施例4の方法を用いて決定し、制御する。
実施例5によれば、実施例1と実施例2の推定法のうち、どちらの推定法が現時点では適切かを判断し、次の周期での制御対象フロー群特定には適切な推定法を用いることが可能となる。
実施例1では、ノード間に挿入する形で帯域管理装置20を実現しているが、そうする代わりに、図6に示すように、ネットワークを構成している各ノードからサンプリングパケット情報を収集し、ネットワーク全体に対して同様の管理を実施してもよい。
実施例6によれば、本発明に係る帯域管理技術をネットワーク全体の監視へ拡張することが可能になる。
実施例1では、予め定めた測定周期T毎に各フローのサンプルパケット数をカウントしていたのに対し、該ノードへM個のパケットが到着する毎に(Mは予め定めたパケット数)各フローのサンプルパケット数をカウントしてもよい。
また、実施例1ではパケットサイズ読み出し部において全パケットのサイズを読み出して使用帯域Aを算出していたのに対し、フロー管理部におけるYi,Bi(フローiのバイト数)を用いて、ΣBi×M/ΣYiによりAT(使用帯域Aに測定周期Tをかけた値)を推定してもよい。あるいは、ΣBi×1/fによりATを推定してもよい。
また、実施例1では、元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定していたのに対し、Wj=M/ΣYi×min{Yj,Zj}により推定してもよい。
こうすることにより、パケットサイズ読み出し部での全パケット処理を不要とすることができる。
次に、本発明における効果を、実データを用いて確認した結果を用いて説明する。本例では、あるインターネットバックボーン回線上でパケットキャプチャしたデータを用いた。
元のパケット数が10個であり、そこからサンプリングレートf=1/1000でパケットサンプリングを行い、実施例1の方法で使用帯域x%の上位フロー群を特定した結果を、図7に示す。なお、実験回数は100回であり、そのときの推定値の平均と信頼区間を示す(いずれも単位は[×10bytes])。
図7において、一列目はリンク使用帯域の何%かを示し、二列目はx%を占める上位フロー数(本発明で特定されたフロー数)、3列目はx%を占めるフロー群の帯域使用量の真の値、4列目はx%を占めるフロー群の帯域使用量の推定値の平均(本発明による推定)、5列目はx%を占めるフロー群の帯域使用量の推定値の下側2.5%値、6列目はx%を占めるフロー群の帯域使用量の推定値の上側2.5%値である。
図7からわかるように、上記推定結果は、884,480〜904,444の間に95%の信頼度で入るということになり、その区間内に、真の値894,462が含まれているので、推定OKということになる。これより、本例における推定法が適切であることが確認できる。
なお、本発明を実現するためのプログラム(すなわち、パケットサイズ読み出し部21、リンク使用帯域算出部22、使用帯域管理部23、サンプリング部24、パケットヘッダ解析部25、フロー管理部26、フローパケット数推定部27の各種機能を実現するためのプログラム)は、CD−ROM、DVD、FDやインターネットを介して広く市場に流通させることができる。
本発明で用いるパケットサンプリングの動作を説明する図である。 本発明が適用される基本構成の一例を示す構成図である。 本発明における帯域管理装置のブロック図である。 本発明における帯域管理装置が行う処理のフローチャートである。 本発明におけるフロー管理部のフロー管理テーブルの構成例である。 本発明における帯域管理装置の別の実施形態を示す図である。 本発明の効果を説明するための図である。
符号の説明
10:ノード
20:帯域管理装置
21:パケットサイズ読み出し部
22:リンク使用帯域算出部
23:使用帯域管理部
24:サンプリング部
241:カウンター
25:パケットヘッダ解析部
26:フロー管理部
261:フロー管理テーブル
27:フローパケット数推定部
30:ノード

Claims (13)

  1. 通信網のノードにおいてパケットをサンプリングし、該サンプリングされたパケットの属するフローの情報を管理し、該ノードからの出力リンクにおける各フローの使用帯域を管理するコンピュータを用いた帯域管理方法において、
    予め定められた測定周期T内においてサンプリングレートfでパケットをサンプリングするステップと、該ステップでサンプリングされたパケット情報を用いて、リンク使用帯域に関する上位フロー群を特定するステップを有することを特徴とする帯域管理方法。
  2. 請求項1に記載の帯域管理方法において、
    前記上位フロー群を特定するステップは、
    フローjからサンプリングされたパケット数Yjを測定し、フローjをYjに関して降順にソートするステップと、サンプリングされた総パケット数をnとし、サンプリングされたパケットを母集団として無作為復元抽出をn回実施するステップと、前記無作為復元抽出によりフローjからサンプリングされたパケット数をZjとし、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定するステップと、フローjの平均パケットサイズLjをLj={フローjからサンプリングされたパケットの総バイト数}/Yjにより推定するステップと、該リンク使用帯域A[bps]を測定するステップと、Σj=1〜m(Wj×Lj)>x/100×AT(xは予め定められた目標値)を満たす最小のmを求め、フロー1からmまでをリンク使用帯域のx%を占める上位フロー群として特定するステップからなることを特徴とする帯域管理方法。
  3. 請求項2に記載の帯域管理方法において、前記フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定するステップに代えて、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×Yjにより推定するステップを有することを特徴とする帯域管理方法。
  4. 請求項2に記載の帯域管理方法において、サンプリングされたパケットを母集団として無作為復元抽出をn回実施するステップ、および、無作為復元抽出によりフローjからサンプリングされたパケット数をZjとし、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定するステップに代えて、サンプリングされたパケットを母集団として無作為復元抽出をn回実施する処理をdセット繰り返して実施するステップ、および、フローjからサンプリングされたパケット数をZjとして、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj/d}により推定する、あるいは、Vj^{(i)} = min(Yj,Zj^{(i)} ),(ここでi=1,2、・・d、ただしZj^{(i)} はi番目のゼットでサンプルされたフローjのパケット数)を用意し、これらを降順に並べ、予め定めたk番目を抜き出し(1≦k≦d)、Wj=1/f×Vj^{(k)}により推定するステップを有することを特徴とする帯域管理方法。
  5. 現在のリンク使用帯域A[bps]を測定し、予め定められた目標リンク使用帯域をCとし、A>Cならば請求項1から4のいずれかに記載の帯域管理方法で使用帯域に関する上位フロー群を特定し、Σj=1〜m(Wj×Lj)>(A-C)Tとなる最小のmを求めるステップと、フロー1からmまでを制御対象とし、該ノードで該リンクへの出力待ちキューを2種類用意しておき、フロー1からmまでの上位フロー群を低優先キューへ収容し、残りを高優先キューへ収容するステップを有することを特徴とする帯域管理方法。
  6. 請求項5に記載の帯域管理方法において、フロー1からmまでを低優先キューに収容するのに代えて、該上位フロー群を別の経路へ迂回させることを特徴とする帯域管理方法。
  7. 請求項5または6に記載の帯域管理方法で上位フロー群を制御するとともに、制御対象となった該フロー群の実際の到着バイト数と請求項2および3に記載の帯域管理方法で推定された到着バイト数Σj=1〜m(Wj×Lj)を比較し、推定値が実測値に近い推定方法を用いて次の周期における制御対象フローを請求項5または6に記載の帯域管理方法を用いて決定し、制御することを特徴とする帯域管理方法。
  8. 通信網のノードにおいてパケットをサンプリングし、該サンプリングされたパケットの属するフローの情報を管理し、該ノードからの出力リンクにおける各フローの使用帯域を管理するコンピュータを用いた帯域管理装置において、
    予め定められた測定周期T内においてサンプリングレートfでパケットをサンプリングする手段と、該手段でサンプリングされたパケット情報を用いて、リンク使用帯域に関する上位フロー群を特定する手段を有することを特徴とする帯域管理装置。
  9. 請求項8に記載の帯域管理装置において、
    前記上位フロー群を特定する手段は、
    フローjからサンプリングされたパケット数Yjを測定し、フローjをYjに関して降順にソートする手段と、サンプリングされた総パケット数をnとし、サンプリングされたパケットを母集団として無作為復元抽出をn回実施する手段と、前記無作為復元抽出によりフローjからサンプリングされたパケット数をZjとし、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定する手段と、フローjの平均パケットサイズLjをLj={フローjからサンプリングされたパケットの総バイト数}/Yjにより推定する手段と、該リンク使用帯域A[bps]を測定する手段と、Σj=1〜m(Wj×Lj)>x/100×AT(xは予め定められた目標値)を満たす最小のmを求め、フロー1からmまでをリンク使用帯域のx%を占める上位フロー群として特定する手段からなることを特徴とする帯域管理装置。
  10. 請求項9に記載の帯域管理装置において、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定する手段に代えて、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×Yjにより推定する手段を有することを特徴とする帯域管理装置。
  11. 請求項9に記載の帯域管理装置において、サンプリングされたパケットを母集団として無作為復元抽出をn回実施する手段、および、無作為復元抽出によりフローjからサンプリングされたパケット数をZjとし、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj}により推定する手段に代えて、サンプリングされたパケットを母集団として無作為復元抽出をn回実施する処理をdセット繰り返して実施する手段、および、フローjからサンプリングされたパケット数をZjとして、フローjに含まれる元のパケット数をWj=1/f×min{Yj,Zj/d}により推定する、あるいは、Vj^{(i)} =min(Yj,Zj^{(i)} ),(ここでi=1,2、・・d、ただしZj^{(i)} はi番目のゼットでサンプルされたフローjのパケット数)を用意し、これらを降順に並べ、予め定めたk番目を抜き出し(1≦k≦d)、Wj=1/f×Vj^{(k)}により推定する手段を有することを特徴とする帯域管理装置。
  12. 請求項11に記載の帯域管理装置において、フロー1からmまでを制御対象とし、該ノードで該リンクへの出力待ちキューを2種類用意しておき、フロー1からmまでの上位フロー群を低優先キューへ収容するか別の経路へ迂回させ、残りを高優先キューへ収容する手段を有することを特徴とする帯域管理装置。
  13. コンピュータを、請求項8から12のいずれかに記載の帯域管理装置における各手段として機能させるための帯域管理用プログラム。
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