JP2008191908A - ディスクアレイ保守システム,ディスクアレイ装置,保守コンピュータ,部品保守交換方法および部品保守交換用プログラム - Google Patents

ディスクアレイ保守システム,ディスクアレイ装置,保守コンピュータ,部品保守交換方法および部品保守交換用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ディスクアレイ装置の保守技術に関し,多重故障が発生した場合に,専門的な知識がない保守者でも正しい順番でディスクアレイ装置に搭載された複数部品の活性保守を行うことが可能となる技術を提供する。
【解決手段】保守者が,保守作業メニューで多重故障活性保守を選択すると(S40),保守PCは多重故障活性保守選択コマンドをディスクアレイ装置に送信する(S41)。ディスクアレイ装置では,CMが多重故障活性保守順序判別プログラムを起動する(S42)。多重故障活性保守順序判別プログラムは,保守対象となる部品を保守交換すべき順序で並べた部品保守順序テーブルを作成する。作成された部品保守順序テーブルの内容は,保守PCに送信される(S43)。保守PCは,多重故障活性保守メニュー画面に,部品保守順序テーブルで指定された順番で保守対象部品を表示する(S44)。
【選択図】図10

Description

本発明は,ディスクアレイ装置を構成するユニット(部品)の保守技術に関するものであり,特に,同時に複数ユニットの保守交換が必要となった場合に,正しい順番で複数ユニットの保守交換を行うことが可能となるディスクアレイ保守システム,ディスクアレイ装置,保守コンピュータ,部品保守交換方法および部品保守交換用プログラムに関するものである。
図13は,ディスクアレイ装置の構成例を示す図である。ディスクアレイ装置1は,CM(Centrallized Module )11(a,b,... ),CA(Channel Adapter )12(a,b,... ),SVC(Service Controller)13(a,b,... ),BRT(Backend Router)14(a,b,... )を搭載するCE(Controller Enclosure)10と,Disk21(a,b,... ),PBC(Port Bypass Circuit )22(a,b,... )を搭載するDE(Drive Enclosure )20とを備える。また,BRT14(a,b,... )は,BRT−SFP(Small Form-Factor Pluggable )15(a,b,... )を備え,PBC22(a,b,... )は,PBC−SFP23(a,b,... )を備える。ディスクアレイ装置1は,保守可能な複数ユニットを備えている。なお,以下では,ユニットのことを部品とも呼ぶ。
CM11は,ホストI/O制御や装置保守制御など,ストレージシステム全体の管理を行うユニットである。CA12は,ディスクアレイ装置1と外部装置とをFC(Fibre Channel )で接続するユニットである。SVC13は,PBC22を含むディスクアレイ装置1全体の電源等監視制御を行うユニットである。BRT14は,CM11とPBC22とをFCで接続するユニットである。PBC22は,DE監視・制御を行うユニットである。BRT−SFP15は,BRT14とPBC22をFCで接続するユニットである。PBC−SFP23は,PBC22とPBC22,PBC22とBRT14をFCで接続するユニットである。
例えば,CE10に搭載されたCM11,BRT13,SVC14は,C−BP(Controller Back Plane )で接続され,SVC13とPBC22とは,SVC13に備えられたDEI LANコネクタとPBC22に備えられたDEIポートとを介してLAN接続されており,監視アラームや制御情報通信をやり取り可能な構成となっている。
ディスクアレイ装置1の各ユニットはそれぞれ故障する可能性があり,故障したユニットは交換される。ユニットの故障により保守ユニット交換を行う場合には,運用中のストレージシステムの性能に与える影響を最小限にする必要がある。特に,すべてのユニットが冗長化されたディスクアレイ装置1において,片系ユニット故障である場合には,運用中のストレージシステムを停止させないで,ユニット交換を行うことが必要とされる。ストレージシステムの運用を妨げずに,ユニットを保守交換することを活性保守という。
ディスクアレイ装置1でユニット故障が発生した場合,その保守者は,ディスクアレイ装置1に保守PC2を接続し,ディスクアレイ装置1から保守PC2に吸い出された保守操作用のCGI(Common Gateway Interface)利用プログラムを介して保守作業を行う。保守者は,CGIを介して活性保守メニューから対象となる故障部品を選択し,保守PC2の画面に表示された保守対象部品の交換手順に従って,対象となる故障部品を保守部品と交換する。
各ユニットが複雑に関連しあい,保守の対象となるユニットが多数搭載されるようなディスクアレイ装置1,例えばPBCが200個ぐらい,Diskが3000個ぐらい搭載されるような大規模システムのディスクアレイ装置1では,複数ユニットが多重故障する場合がある。
例えば,図13において,PBC22aとPBC22bとが冗長化されて対となるPBC22である場合に,PBC22aと,PBC22bにLAN接続されたSVC13bとが多重故障したものとする。このとき,保守者が活性保守メニューから保守対象部品として先にPBC22aを選択すると,活性保守制御をコントロールするCM11は,PBC22aのユニット組込み制御のために,PBC22bと通信を行おうとする。しかし,この時点ではPBC22bにLAN接続されたSVC13bが故障したままであるので,CM11は,SVC13bからLANを経由してPBC22bと通信を行うことができない。そのため,PBC22aのユニット組込み制御が失敗し,結果的に保守に失敗してしまうこととなる。
この場合,保守者がまず活性保守メニューからSVC13bを活性保守対象として選択し,SVC13bを活性保守交換した後に,活性保守メニューからPBC22aを活性保守対象として選択し,PBC22aの活性保守交換を行うという手順が,活性保守を行うための最適な順序となる。
なお,活性保守に関する技術が記載された文献としては,例えば特許文献1などがある。特許文献1には,並行保守(活性保守)作業において,障害復旧のガイダンス機能を備え,あらかじめ定められた順序に従ってディスプレイ部(端末)に表示する並行保守作業ガイダンスシステムに関する技術が記載されている。
特開平9−101909号公報
各ユニットが複雑に関連しあい,保守の対象となるユニットが多数搭載されたディスクアレイ装置で多重故障が発生した場合に,保守者が活性保守を行う部品をCGIの活性保守メニューから最適な順序で選択するためには,ある程度の知識が必要となる。知識がない保守者が多重故障の活性保守を行う場合には,専門技術的な知識を有する技術部門に問い合わせて復旧手順を確認するなどの余計な工数がかかってしまう。
また,例えば,上述のPBC22aとSVC13bとが多重故障したケースにおいて,CGIの活性保守メニューからPBC22aを先に保守対象部品として選択すると,活性保守制御をコントロールするCM11は,SVC13bが故障しているため,SVC13bにLAN接続されたPBC22bと,PBC22aのユニット組込み制御のための通信を行うことができない。そのため,CM11のユニット組込み制御は,PBC22aのユニット組込み制御が不可能であるため,保守PCのCGI利用プログラムにより,保守ができない旨を表示して保守ガードを行う。保守ガードとは,多重故障時において先に保守交換できない部品が保守対象部品として選択されたときに,画面にエラー表示してそれ以上保守交換の作業を進めないようにする機能である。この場合,あらためて活性保守メニューからSVC13bを保守対象部品として選択するという手戻りが発生するため,保守作業として効率がよくない。
また,活性保守メニューで選択された保守対象部品に対して保守ガードが行われる場合には,仮に複雑に関連しあった各ユニットにおいて予期せぬ事態が発生し,保守ガードが行われた部品を先に保守する必要性が出てきてしまったときに,対応ができなくなってしまう。そのため,不測の事態に備えて活性保守メニューに保守ガード機能を設けず,保守対象部品を自由に選択できるような仕組みを設けておきたい。
なお,上記の特許文献1に記載された技術は,ある1つの部品についてあらかじめ定められた順序に従って保守するための作業手順を保守者にガイダンスする技術であり,多重故障の活性保守を的確に行うための技術ではないので,特許文献1に記載された技術では,上記の問題を解決することはできない。
本発明は,上記の問題点の解決を図り,専門的な知識がない保守者でも,ディスクアレイ装置における複数部品の活性保守を,的確に行うことが可能となる技術を提供することを目的とする。
本発明は,上記の課題を解決するために,ディスクアレイ装置における複数の保守対象部品の活性保守を行う場合において,複数の保守対象部品を保守交換すべき順番に並べ,その並べられた順番で保守対象部品の保守交換を行うように,ディスクアレイ装置の保守者を誘導することを特徴とする。
具体的には,本発明は,冗長化された複数の部品が搭載されたディスクアレイ装置と,ディスクアレイ装置の保守者が保守操作を行うための保守コンピュータとから構成されるディスクアレイ保守システムであって,ディスクアレイ装置に搭載された部品の登録情報である部品構成情報を記憶する手段と,保守の対象となる部品である保守対象部品の保守交換を行う順番を判断するための指標となる情報である保守対象部品優先順位情報を記憶する手段と,ディスクアレイ装置に搭載された部品の状態を監視する手段と,ディスクアレイ装置に搭載された部品の状態をもとに部品構成情報から保守対象部品を抽出し,保守対象部品優先順位情報に示された指標にしたがって保守対象部品の保守交換を行う順番を示す情報である部品保守順序情報を作成する手段と,部品保守順序情報にしたがって保守対象部品の保守交換を行う順番を提示する手段と,保守対象部品の保守交換を行うための手順を提示する手段とを備えることを特徴とする。
このように,保守対象部品の保守交換を行う順番を提示することにより,特に専門技術的な知識がない保守者でも,順番を間違えずに,複数の保守対象部品の保守交換を行うことができる。また,提示された順番通りでなくても保守交換を行う保守対象部品を選択できるようにしておけば,例えば,専門技術的な知識がある保守者が,提示された保守対象部品の保守交換を行う順番を参照しつつ,特に例外的に提示された順番を変えて,複数の保守対象部品の保守交換を行うこともできる。
また,上記のディスクアレイ保守システムにおいて,部品保守順序情報にしたがって保守対象部品の保守交換を行う順番を提示する手段と,保守対象部品の保守交換を行うための手順を提示する手段の替わりに,部品保守順序情報に示された順番で保守対象部品の保守交換を行うための手順を提示する手段を備えることを特徴とする。
このように,保守対象部品の保守交換を行う順番に,保守対象部品の保守交換を行うための手順を提示することにより,保守者が特に保守交換の順番を意識しなくても,正しい順番で複数の保守対象部品の保守交換を行うことができる。
上述のディスクアレイ装置が,保守コンピュータで保守操作を行うためのCGI利用プログラムを記憶する手段と,保守コンピュータからの要求により,保守操作を行うためのCGI利用プログラムを保守コンピュータに送信する手段とを備えるようにしてもよい。このように,保守操作を行うためのCGI利用プログラムをディスクアレイ装置に用意することにより,特に保守用ではない一般的なパソコンなどでも,ディスクアレイ装置に接続してCGIを呼び出すだけで,複数の保守対象部品の保守交換を行う保守コンピュータとして使用することができる。
また,上記の保守対象部品優先順位情報は,ディスクアレイ装置に搭載された部品の種類単位の優先順位を示す情報であり,上記の部品保守順序情報を作成する手段では,保守対象部品優先順位情報で示された部品の種類の順番に保守対象部品が並べられた部品保守順序情報を作成することを特徴とする。
これにより,まず故障CMを保守交換し,次に故障SVC,その次に故障PBCといった正しい部品種類の順番で,多重故障した部品の保守交換を行うことができる。
以上説明したディスクアレイ装置や保守コンピュータによる処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによって実現することができ,そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することも,ネットワークを通して提供することも可能である。
本発明により,専門技術的な知識がない保守者でも,特に技術部門に問い合わせすることなく,保守PCに表示された活性保守誘導順に従って的確に保守対象部品を選択し,多重故障した部品の活性保守交換を行うことが可能となる。
以下,本発明の実施の形態について,図を用いて説明する。
図1は,本発明の実施の形態によるディスクアレイ装置の構成例を示す図である。ディスクアレイ装置1には,活性保守制御を行うCM11が搭載されている。また,ディスクアレイ装置1には,保守者が活性保守操作を行うための保守PC2が接続される。保守PC2は,マウス,キーボードなどの入力手段や,ディスプレイなどの表示手段を備えたパソコンなどのコンピュータである。
CM11は,CPU100,メモリ101,記憶部102を備える。記憶部102には,部品構成テーブル103,保守対象部品優先順位テーブル104,保守管理プログラム105,多重故障活性保守順序判別プログラム106,組込み制御プログラム107,保守PC用保守操作プログラム108が記憶されている。記憶部102に記憶されたプログラムは,メモリ101上に展開されCPU100によって実行される。
部品構成テーブル103は,ディスクアレイ装置1に搭載された部品の情報である。保守対象部品優先順位テーブル104は,多重故障活性保守において,活性保守を行う部品の順番を決定するための参照情報である。保守管理プログラム105は,ディスクアレイ装置1の保守管理等を行うためのプログラムである。多重故障活性保守順序判別プログラム106は,多重故障活性保守において,活性保守を行う部品の順番を決定するプログラムである。組込み制御プログラム107は,活性保守を行う部品の組込みを制御するプログラムである。保守PC用保守操作プログラム108は,保守PC2で展開され,保守PC2で保守操作を行うためのCGI利用プログラムである。
図2は,部品構成テーブルの例を示す図である。図2の部品構成テーブル103は,部品の種類ごとにテーブルが用意されている。部品構成テーブル103aは,ディスクアレイ装置1に格納されたCM11の情報である。部品構成テーブル103bは,ディスクアレイ装置1に格納されたSVC13の情報である。部品構成テーブル103cは,ディスクアレイ装置1に格納されたPBC22の情報である。その他の部品についても,同様に部品構成テーブル103が用意される。
各部品には,その種類ごとに一意の部品コードが割り当てられている。ここでは,図2に示すように部品コードが16進数で表現されており,CM11には部品コード“01”が,SVCには部品コード“60”が,PBCには部品コード“90”が割り当てられている。
部品構成テーブル103は,テーブル番号,部品識別番号,部品ステータス等の情報を備える。テーブル番号は,各部品構成テーブル103の各レコードに,0から昇順に割り振られた番号である。部品識別番号は,ディスクアレイ装置1に搭載された各部品を一意に識別するための識別情報である。図2に示す部品構成テーブル103の部品識別番号は,16進数で表現されており,部品識別コード中の上位1バイトが部品コードを示す部分である。
部品ステータスは,その部品の現在の状態を示す情報である。図2に示す部品構成テーブル103の部品ステータスは,16進数(先頭の“0x”が16進数を表す)で表現されており,“e001”は正常状態すなわちその部品の保守交換が不要な状態であることを示し,“c100”は異常状態すなわちその部品の保守交換が必要な状態であることを示す。ここでは,2種類の部品ステータスの例を挙げているが,3種類以上の部品ステータスを定義してもよい。例えば,同じ保守交換が必要な部品でも,故障によるものと,あらかじめ定められた使用期間の経過によるものとを分けて定義してもよい。
図3は,保守対象部品優先順位テーブルの例を示す図である。保守対象部品優先順位テーブル104は,多重故障活性保守を行う場合に,保守対象部品の保守交換を行う順番を判断するための指標となる情報である。ここでは,活性保守を優先的に行う部品の種類の順番が設定されている。保守対象部品優先順位テーブル104は,テーブル番号,部品コード等の情報を備える。テーブル番号は,保守対象部品優先順位テーブル104の各レコードに,0から昇順に割り振られた番号である。部品コードは,部品の種類を一意に識別するための情報である。図2に示す部品構成テーブル103において部品の種類を示す部品コードに対応する。図3に示す保守対象部品優先順位テーブル104の各レコードは,優先順位の高い部品の種類から順に並んでいる。
図4は,ディスクアレイ装置側のプログラムの機能構成例を示す図である。保守管理プログラム105は,保守管理処理部150,通信処理部151,多重故障活性保守順序判別プログラム起動処理部152,組込み制御プログラム起動処理部153を備える。
保守管理処理部150は,ディスクアレイ装置1の保守管理全体の制御処理を行う。例えば,ディスクアレイ装置1に搭載された部品に異常がないかの監視などを行う。部品に異常がある場合には,部品構成テーブル103の該当部品の部品ステータスを,異常ステータスに変更する。通信処理部151は,保守PC2とのコマンド,プログラム,データ等の送受信などの処理を行う。例えば,保守PC2からCGI利用プログラム吸出しコマンドを受けた場合に,保守PC用保守操作プログラム108の送信処理などを行う。多重故障活性保守順序判別プログラム起動処理部152は,多重故障活性保守順序判別プログラム106の起動処理を行う。組込み制御プログラム起動処理部153は,組込み制御プログラム107の起動処理を行う。
多重故障活性保守順序判別プログラム106は,部品構成テーブル参照処理部160,保守対象部品優先順位テーブル参照処理部161,部品保守順序テーブル作成処理部162を備える。部品構成テーブル参照処理部160は,部品構成テーブル103へのアクセス処理を行う。保守対象部品優先順位テーブル参照処理部161は,保守対象部品優先順位テーブル104へのアクセス処理を行う。部品保守順序テーブル作成処理部162は,保守対象部品優先順位テーブル104と部品構成テーブル103とをもとに,保守対象部品の保守を行う順序を示す情報である部品保守順序テーブルの作成処理を行う。
組込み制御プログラム107は,部品切り離し処理部170,部品接続処理部171,部品ステータス変更処理部172を備える。部品切り離し処理部170は,保守対象部品を内部的に切り離す処理を行う。部品接続処理部171は,保守交換によりディスクアレイ装置1に組み込まれた部品を内部的に接続する処理を行う。部品ステータス変更処理部172は,部品構成テーブル103の保守交換が完了した部品の部品ステータスを正常ステータスに変更する処理を行う。
図5は,部品保守順序テーブルの例を示す図である。部品保守順序テーブル163は,保守対象部品の活性保守を行う順序を示す情報であり,多重故障活性保守順序判別プログラム106によって作成される。部品保守順序テーブル163は,テーブル番号,部品識別番号等の情報を備える。テーブル番号は,部品保守順序テーブル163の各レコードに,0から昇順に割り振られた番号である。部品識別番号は,ディスクアレイ装置1に搭載された各部品を一意に識別するための識別情報である。図2に示す部品構成テーブル103の部品識別番号に対応する。図5に示す部品保守順序テーブル163では,保守対象部品が優先度の高い順に並んでいる。
図6は,多重故障活性保守順序判別プログラムによる多重故障活性保守順序判別処理フローチャートである。まず,保守対象部品優先順位テーブル参照変数,部品保守順序テーブル参照変数,部品保守順序テーブル163を初期化する(ステップS10)。保守対象部品優先順位テーブル参照変数,部品保守順序テーブル参照変数については“0”で初期化し,部品保守順序テーブル163については各レコードの部品識別番号を“0”で初期化する。
部品構成テーブル参照変数を初期化する(ステップS11)。部品構成テーブル参照変数については“0”で初期化する。
保守対象部品優先順位テーブル参照変数で保守対象部品優先順位テーブル104を参照し,保守対象部品優先順位テーブル参照変数に対応するテーブル番号の部品コードを取得する(ステップS12)。取得された部品コードに該当する部品種類の部品構成テーブル103を特定する(ステップS13)。部品構成テーブル参照変数で特定された部品構成テーブル103を参照し,部品構成テーブル参照変数に対応するテーブル番号の部品ステータスを確認する(ステップS14)。
部品ステータスが異常ステータス,すなわち“c100”であれば(ステップS15),部品構成テーブル103から該当部品の部品識別番号を取得し(ステップS16),部品保守順序テーブル163において,部品保守順序テーブル参照変数に対応するテーブル番号のレコードに,取得された部品識別番号を記録する(ステップS17)。部品保守順序テーブル参照変数を1つインクリメントする(ステップS18)。
部品構成テーブル参照変数を1つインクリメントする(ステップS19)。現在の部品種類の部品構成テーブル103の参照がまだすべて終了していなければ(ステップS20),ステップS14の処理に戻る。
現在の部品種類の部品構成テーブル103の参照がすべて終了すれば(ステップS20),保守対象部品優先順位テーブル参照変数を1つインクリメントする(ステップS21)。保守対象部品優先順位テーブル104の参照がまだすべて終了していなければ(ステップS22),ステップS11の処理に戻る。保守対象部品優先順位テーブル104の参照がすべて終了していれば(ステップS22),処理を終了する。
図7は,保守PC用保守操作プログラムの機能構成例を示す図である。保守PC用保守操作プログラム108は,ディスクアレイ装置1から保守PC2に吸い出され,保守PC2で展開されたCGI利用プログラムである。CGI利用プログラムは,HTMLなどのスクリプトによって作成される。
保守PC用保守操作プログラム108は,操作入力処理部180,画面表示処理部181,多重故障活性保守処理部182,部品保守手順指示処理部183を備える。操作入力処理部180は,保守者による多重故障活性保守の選択などの入力処理を行う。画面表示処理部181は,保守作業メニュー画面や,多重故障活性保守メニュー画面などの表示処理を行う。多重故障活性保守処理部182は,ディスクアレイ装置1から受け取った部品保守順序テーブル163の順序にしたがって多重故障保守活性メニューに保守対象部品を並べて表示するなど,多重故障活性保守に関する処理を行う。部品保守手順指示処理部183は,部品の保守交換の手順を保守者に提示する処理や,活性保守に関するディスクアレイ装置1との対応処理などを行う。
図8は,多重故障活性保守を説明するためのシーケンス図(1)である。保守者が,ディスクアレイ装置1に保守PC2を接続し,保守操作ログイン用アドレスをブラウザで入力すると(ステップS30),保守PC2は,CGI利用プログラム吸出しコマンドをディスクアレイ装置1に送信する(ステップS31)。
ディスクアレイ装置1では,保守PC2からのCGI利用プログラム吸出しコマンドを受けると,CM11は,CGI利用プログラムである保守PC用保守操作プログラム108を送信する(ステップS32)。
保守PC2は,ディスクアレイ装置1からの保守PC用保守操作プログラム108を受けると,そのCGI利用プログラムを展開し(ステップS33),保守作業メニュー画面をディスプレイに表示する(ステップS34)。
図9は,保守作業メニュー画面の例を示す図である。保守作業メニュー画面200には,活性保守,多重故障活性保守,ファーム登録,ファーム適用などの保守作業の選択肢が保守作業メニューに表示されている。活性保守では,保守者が活性保守を行う部品を自ら選択し,活性保守を行う。多重故障活性保守では,複数の保守対象部品がある場合に,保守者が指示された順番で複数の保守対象部品の活性保守を行う。すなわち,保守作業メニューで活性保守を選択すると従来の活性保守となり,保守作業メニューで多重故障活性保守を選択すると,本発明の多重故障活性保守となる。
図10は,多重故障活性保守を説明するためのシーケンス図(2)である。保守者が,保守作業メニューにおいて,多重故障活性保守を選択すると(ステップS40),保守PC2は,多重故障活性保守選択コマンドをディスクアレイ装置1に送信する(ステップS41)。
ディスクアレイ装置1では,保守PC2からの多重故障活性保守選択コマンドを受けると,CM11は,多重故障活性保守順序判別プログラム106を起動する(ステップS42)。多重故障活性保守順序判別プログラム106によって生成された部品保守順序テーブル163の内容を,保守PC2に送信する(ステップS43)。
保守PC2は,ディスクアレイ装置1からの部品保守順序テーブル163の内容を受けると,それに示された順序で,保守対象部品を多重故障活性保守メニューに表示する(ステップS44)。部品保守順序テーブル163に保守対象部品がない場合には,その旨を表示する。例えば,部品保守順序テーブル163のテーブル番号“0”のレコードの部品識別番号が“0”であれば,保守対象部品がないと判断する。
図11は,多重故障活性保守メニュー画面の例を示す図である。多重故障活性保守メニュー画面201では,多重故障活性保守メニューに,活性保守を行う最適な順番で保守対象部品が並べられている。多重故障活性保守メニューに並べられた保守対象部品は,その保守対象部品の部品保守手順にリンクされている。保守者は,マウス等で保守対象部品のリンクを指示された順番で選択し,部品保守手順で指示された手順にしたがって,保守対象部品の保守交換を行う。
なお,多重故障活性保守メニュー画面201で保守対象部品を一度にすべて表示せずに,保守対象部品を保守を行う順番に1つずつ表示し,そのリンクを保守者にマウス等で指定させるようにしてもよい。この場合,例えば,最初の多重故障活性保守メニュー画面201には保守順序が1番目の“CM#01”のリンクのみが表示され,“CM#01”の保守交換が終了すると,多重故障活性保守メニュー画面201に2番目の“SVC#01”のリンクが表示される。
また,図11に示すような多重故障活性保守メニュー画面201を表示せずに,保守対象部品の部品保守手順が,部品保守順序テーブル163で指示された順番で自動的に提示されるようにしてもよい。この場合,例えば,図11に示すような多重故障活性保守メニュー画面201が特に表示されず,保守順序が1番目の“CM#01”の部品保守手順が自動的に表示され,“CM#01”の保守交換が終了すると,自動的に保守順序が2番目の“SVC#01”の部品保守手順が表示される。
多重故障活性保守メニュー画面201に保守を行う保守対象部品が一覧で表示されるパターンでは,必ずしも部品保守順序テーブルで指示された順番通りに部品の保守交換を行わなくてもよいという自由度がある。専門技術的知識がない保守者は,多重故障活性保守メニューに並べられた部品を順番に選択すればよい。また,専門技術的知識がある保守者が,予期せぬ事態が発生し,多重故障活性保守メニューに並べられた順番で保守交換を行うことが最適ではないと判断した場合に,多重故障活性保守メニューに並べられた順番を参考とし,最適と思われる順番で保守交換を行うことができる。
多重故障活性保守メニュー画面201で保守対象部品を一度にすべて表示せずに,保守対象部品を保守を行う順番に1つずつ表示するパターンや,多重故障活性保守メニュー画面201を表示せずに,保守対象部品の部品保守手順を部品保守順序テーブル163で指示された順番で自動的に提示するパターンは,専門技術的知識がない保守者のオペレーションミスを誘発しにくいというメリットがある。
図12は,多重故障活性保守を説明するためのシーケンス図(3)である。保守者が,多重故障活性保守メニューから保守対象部品を選択すると(ステップS50),保守PC2は,保守対象部品切り離しコマンドをディスクアレイ装置1に送信する(ステップS51)。
ディスクアレイ装置1では,保守PC2からの保守対象部品切り離しコマンドを受けると,CM11は,組込み制御プログラム107を起動する(ステップS52)。組込み制御プログラム107によって,保守PC2で指定された保守対象部品を内部的に切り離し(ステップS53),保守対象部品切り離し完了通知を保守PC2に送信する(ステップS54)。
保守PC2は,ディスクアレイ装置1からの保守対象部品切り離し完了通知を受けると,該当する保守対象部品の部品保守手順を画面に表示する(ステップS55)。保守者は,画面に表示された部品保守手順にしたがって保守対象部品の組込みを行い(ステップS56),組込みが終了すると,画面の終了ボタンをマウスで選択する(ステップS57)。以後,保守PC2は,一定時間のポーリングによって保守対象部品の部品ステータスを監視する(ステップS58)。
ディスクアレイ装置1では,Plug&Play機能により,保守対象部品の組込みを確認すると(ステップS59),組み込まれた保守対象部品を内部的に接続し(ステップS60),部品構成テーブル103の該当部品の部品ステータスを正常ステータス(図2の例でいえば,“e001”)に変更する(ステップS61)。Plug&Play機能による部品の組込み確認ではなく,保守PC2からの部品の組込み通知によって部品の組込みを確認するようにしてもよい。
保守PC2は,保守対象部品の部品ステータスが正常ステータスに変更されたことを確認すると,保守交換が完了した旨を画面に表示する(ステップS62)。保守者は,保守交換の完了を確認すると,画面のOKボタンをマウスで選択する(ステップS63)。まだ保守交換を行っていない部品が残っていれば(ステップS64),多重故障活性保守メニュー画面に戻って,次の保守対象部品を選択し(ステップS50),保守交換を繰り返す。すべての保守対象部品について,保守交換が終了していれば(ステップS64),処理を終了する。
以上,本発明の実施の形態について説明したが,本発明はこれに限るものではない。例えば,本実施の形態では,保守PC用保守操作プログラム108がディスクアレイ装置1から保守PC2にCGI利用プログラムとして取り込まれるが,あらかじめ保守PC2にインストールされていてもよい。
本発明の実施の形態によるディスクアレイ装置の構成例を示す図である。 部品構成テーブルの例を示す図である。 保守対象部品優先順位テーブルの例を示す図である。 ディスクアレイ装置側のプログラムの機能構成例を示す図である。 部品保守順序テーブルの例を示す図である。 多重故障活性保守順序判別プログラムによる多重故障活性保守順序判別処理フローチャートである。 保守PC用保守操作プログラムの機能構成例を示す図である。 多重故障活性保守を説明するためのシーケンス図(1)である。 保守作業メニュー画面の例を示す図である。 多重故障活性保守を説明するためのシーケンス図(2)である。 多重故障活性保守メニュー画面の例を示す図である。 多重故障活性保守を説明するためのシーケンス図(3)である。 ディスクアレイ装置の構成例を示す図である。
符号の説明
1 ディスクアレイ装置
2 保守PC
11 CM
100 CPU
101 メモリ
102 記憶部
103 部品構成テーブル
104 保守対象部品優先順位テーブル
105 保守管理プログラム
106 多重故障活性保守順序判別プログラム
107 組込み制御プログラム
108 保守PC用保守操作プログラム
150 保守管理処理部
151 通信処理部
152 多重故障活性保守順序判別プログラム起動処理部
153 組込み制御プログラム起動処理部
160 部品構成テーブル参照処理部
161 保守対象部品優先順位テーブル参照処理部
162 部品保守順序テーブル作成処理部
163 部品保守順序テーブル
170 部品切り離し処理部
171 部品接続処理部
172 部品ステータス変更処理部
180 操作入力処理部
181 画面表示処理部
182 多重故障活性保守処理部
183 部品保守手順指示処理部

Claims (12)

  1. 冗長化された複数の部品が搭載されたディスクアレイ装置と,ディスクアレイ装置の保守者が保守操作を行うための保守コンピュータとから構成されるディスクアレイ保守システムであって,
    前記ディスクアレイ装置に搭載された部品の登録情報である部品構成情報を記憶する手段と,
    保守の対象となる部品である保守対象部品の保守交換を行う順番を判断するための指標となる情報である保守対象部品優先順位情報を記憶する手段と,
    前記ディスクアレイ装置に搭載された部品の状態を監視する手段と,
    前記ディスクアレイ装置に搭載された部品の状態をもとに前記部品構成情報から保守対象部品を抽出し,前記保守対象部品優先順位情報に示された指標にしたがって,保守対象部品の保守交換を行う順番を示す情報である部品保守順序情報を作成する手段と,
    前記部品保守順序情報にしたがって,前記保守対象部品の保守交換を行う順番を提示する手段と,
    前記保守対象部品の保守交換を行うための手順を提示する手段とを備える
    ことを特徴とするディスクアレイ保守システム。
  2. 冗長化された複数の部品が搭載されたディスクアレイ装置と,ディスクアレイ装置の保守者が保守操作を行うための保守コンピュータとから構成されるディスクアレイ保守システムであって,
    前記ディスクアレイ装置に搭載された部品の登録情報である部品構成情報を記憶する手段と,
    保守の対象となる部品である保守対象部品の保守交換を行う順番を判断するための指標となる情報である保守対象部品優先順位情報を記憶する手段と,
    前記ディスクアレイ装置に搭載された部品の状態を監視する手段と,
    前記ディスクアレイ装置に搭載された部品の状態をもとに前記部品構成情報から保守対象部品を抽出し,前記保守対象部品優先順位情報に示された指標にしたがって,保守対象部品の保守交換を行う順番を示す情報である部品保守順序情報を作成する手段と,
    前記部品保守順序情報に示された順番で,前記保守対象部品の保守交換を行うための手順を提示する手段とを備える
    ことを特徴とするディスクアレイ保守システム。
  3. 冗長化された複数の部品が搭載されたディスクアレイ装置であって,
    前記搭載された部品の登録情報である部品構成情報を記憶する手段と,
    保守の対象となる部品である保守対象部品の保守交換を行う順番を判断するための指標となる情報である保守対象部品優先順位情報を記憶する手段と,
    前記搭載された部品の状態を監視する手段と,
    前記搭載された部品の状態をもとに前記部品構成情報から保守対象部品を抽出し,前記保守対象部品優先順位情報に示された指標にしたがって,保守対象部品の保守交換を行う順番を示す情報である部品保守順序情報を作成する手段と,
    前記部品保守順序情報を,保守操作を行うために前記ディスクアレイ装置に接続された保守コンピュータに送信する手段とを備える
    ことを特徴とするディスクアレイ装置。
  4. 請求項3に記載されたディスクアレイ装置であって,
    前記保守対象部品優先順位情報は,前記搭載された部品の種類単位の優先順位を示す情報であり,
    前記部品保守順序情報を作成する手段では,前記保守対象部品優先順位情報で示された部品の種類の順番に,前記保守対象部品が並べられた部品保守順序情報を作成する
    ことを特徴とするディスクアレイ装置。
  5. ディスクアレイ装置の保守者が保守操作を行うために,冗長化された複数の部品が搭載されたディスクアレイ装置に接続された保守コンピュータであって,
    前記ディスクアレイ装置から,保守の対象となる部品である保守対象部品の保守交換を行う順番が示された情報である部品保守順序情報を受け取る手段と,
    前記部品保守順序情報にしたがって,前記保守対象部品の保守交換を行う順番を提示する手段と,
    前記保守対象部品の保守交換を行うための手順を提示する手段とを備える
    ことを特徴とする保守コンピュータ。
  6. ディスクアレイ装置の保守者が保守操作を行うために,冗長化された複数の部品が搭載されたディスクアレイ装置に接続された保守コンピュータであって,
    前記ディスクアレイ装置から,保守の対象となる部品である保守対象部品の保守交換を行う順番が示された情報である部品保守順序情報を受け取る手段と,
    前記部品保守順序情報に示された順番で,前記保守対象部品の保守交換を行うための手順を提示する手段とを備える
    ことを特徴とする保守コンピュータ。
  7. 冗長化された複数の部品が搭載され,搭載された部品の登録情報である部品構成情報を記憶する手段と,保守の対象となる部品である保守対象部品の保守交換を行う順番を判断するための指標となる情報である保守対象部品優先順位情報を記憶する手段とを備えたディスクアレイ装置と,ディスクアレイ装置の保守者が保守操作を行うための保守コンピュータとから構成されるディスクアレイ保守システムによる部品保守交換方法であって,
    前記ディスクアレイ装置が,前記ディスクアレイ装置に搭載された部品の状態を監視する過程と,
    前記ディスクアレイ装置が,前記ディスクアレイ装置に搭載された部品の状態をもとに前記部品構成情報から保守対象部品を抽出し,前記保守対象部品優先順位情報に示された指標にしたがって,保守対象部品の保守交換を行う順番を示す情報である部品保守順序情報を作成し,前記保守コンピュータに送信する過程と,
    前記保守コンピュータが,前記ディスクアレイ装置から受け取った前記部品保守順序情報にしたがって,前記保守対象部品の保守交換を行う順番を提示する過程と,
    前記保守コンピュータが,前記保守対象部品の保守交換を行うための手順を提示する過程とを有する
    ことを特徴とする部品保守交換方法。
  8. 冗長化された複数の部品が搭載され,搭載された部品の登録情報である部品構成情報を記憶する手段と,保守の対象となる部品である保守対象部品の保守交換を行う順番を判断するための指標となる情報である保守対象部品優先順位情報を記憶する手段とを備えたディスクアレイ装置と,ディスクアレイ装置の保守者が保守操作を行うための保守コンピュータとから構成されるディスクアレイ保守システムによる部品保守交換方法であって,
    前記ディスクアレイ装置が,前記ディスクアレイ装置に搭載された部品の状態を監視する過程と,
    前記ディスクアレイ装置が,前記ディスクアレイ装置に搭載された部品の状態をもとに前記部品構成情報から保守対象部品を抽出し,前記保守対象部品優先順位情報に示された指標にしたがって,保守対象部品の保守交換を行う順番を示す情報である部品保守順序情報を作成し,前記保守コンピュータに送信する過程と,
    前記保守コンピュータが,前記ディスクアレイ装置から受け取った前記部品保守順序情報に示された順番で,前記保守対象部品の保守交換を行うための手順を提示する過程とを有する
    ことを特徴とする部品保守交換方法。
  9. 冗長化された複数の部品が搭載され,搭載された部品の登録情報である部品構成情報を記憶する手段と,保守の対象となる部品である保守対象部品の保守交換を行う順番を判断するための指標となる情報である保守対象部品優先順位情報を記憶する手段とを備えたディスクアレイ装置のコンピュータが実行する部品保守交換用プログラムであって,
    前記ディスクアレイ装置のコンピュータを,
    前記搭載された部品の状態を監視する手段と,
    前記搭載された部品の状態をもとに前記部品構成情報から保守対象部品を抽出し,前記保守対象部品優先順位情報に示された指標にしたがって,保守対象部品の保守交換を行う順番を示す情報である部品保守順序情報を作成する手段と,
    前記部品保守順序情報を,保守操作を行うために前記ディスクアレイ装置に接続された保守コンピュータに送信する手段として,
    機能させるための部品保守交換用プログラム。
  10. 請求項9に記載された部品保守交換用プログラムであって,
    前記保守対象部品優先順位情報は,前記搭載された部品の種類単位の優先順位を示す情報であり,
    前記部品保守順序情報を作成する手段では,前記保守対象部品優先順位情報で示された部品の種類の順番に,前記保守対象部品が並べられた部品保守順序情報を作成する
    ことを特徴とする部品保守交換用プログラム。
  11. ディスクアレイ装置の保守者が保守操作を行うために,冗長化された複数の部品が搭載されたディスクアレイ装置に接続された保守コンピュータが実行する部品保守交換用プログラムであって,
    前記保守コンピュータを,
    前記ディスクアレイ装置から,保守の対象となる部品である保守対象部品の保守交換を行う順番が示された情報である部品保守順序情報を受け取る手段と,
    前記部品保守順序情報にしたがって,前記保守対象部品の保守交換を行う順番を提示する手段と,
    前記保守対象部品の保守交換を行うための手順を提示する手段として,
    機能させるための部品保守交換用プログラム。
  12. ディスクアレイ装置の保守者が保守操作を行うために,冗長化された複数の部品が搭載されたディスクアレイ装置に接続された保守コンピュータが実行する部品保守交換用プログラムであって,
    前記保守コンピュータを,
    前記ディスクアレイ装置から,保守の対象となる部品である保守対象部品の保守交換を行う順番が示された情報である部品保守順序情報を受け取る手段と,
    前記部品保守順序情報に示された順番で,前記保守対象部品の保守交換を行うための手順を提示する手段として,
    機能させるための部品保守交換用プログラム。
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