JP2008186508A - Optical disk device and optical disk recording and reproducing method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、チルト補正を行うことにより記録および再生性能が高められた光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法に関する。 The present invention relates to an optical disc apparatus and an optical disc recording / reproducing method in which recording and reproducing performance is improved by performing tilt correction.
光ディスクは、全体的には円板状に形成されているが、完全に平板ではなくばらつきによって大なり小なり若干反りが生じている。光ディスク装置において光ディスクの再生処理や記録処理を行う際に、この光ディスクの反りや面振れのために、ノイズやジッタ(データ再生信号を2値化した際の再生クロックとのずれの割合)が増大する恐れがあった。 An optical disk is generally formed in a disc shape, but is not completely flat but slightly warped slightly due to variations. When performing playback processing or recording processing of an optical disc in an optical disc apparatus, noise and jitter (ratio of deviation from the playback clock when the data playback signal is binarized) increase due to warpage and surface wobbling of the optical disc. There was a fear.
このため、光ディスク装置において、このようなノイズの増大やジッタの増大等を回避するために、対物レンズ等の傾きを調整するチルト調整が行われる。 For this reason, in the optical disc apparatus, tilt adjustment for adjusting the tilt of the objective lens and the like is performed in order to avoid such increase in noise and increase in jitter.
例えば、特許文献1には、光ディスクのチルト補正値を求める際に、この光ディスクが記録済みの場合は再生信号(RF)、未記録の場合はプッシュプル信号(PP)を用いて、予め決められた半径位置においてチルト補正量を求める方法が記載されている。
記録済みの光ディスクには、途中までが記録済領域であり途中からが未記録領域であるものや、記録済み領域の間に未記録領域があるものが存在する。もしこれらのような光ディスクを記録済みと判断した場合は、未記録領域でRF信号を用いてチルト調整しようとしてしまう可能性もあり、その場合正確なチルト補正量を求めることができないという問題があった。 Some recorded optical discs have a recorded area partway through and an unrecorded part from the middle, and those with an unrecorded area between recorded areas. If it is determined that such an optical disc has been recorded, there is a possibility that tilt adjustment will be performed using an RF signal in an unrecorded area. In this case, an accurate tilt correction amount cannot be obtained. It was.
また、記録済み領域の間に未記録領域がある光ディスクが誤って未記録と判断された場合には、チルト調整点が記録・未記録の境界にあったら、プッシュプル信号の振幅は記録・未記録の反射率の差により、チルト量の要因以外で振幅が変動してしまい正確な測定ができないという問題もあった。 In addition, when an optical disc having an unrecorded area between recorded areas is erroneously determined to be unrecorded, the amplitude of the push-pull signal is recorded / unrecorded if the tilt adjustment point is at the recorded / unrecorded boundary. There was also a problem that due to the difference in the reflectance of the recording, the amplitude fluctuated due to factors other than the tilt amount, and accurate measurement was impossible.
さらに、予め決められた半径位置でチルト補正量を求める場合、光ディスクによってはある半径位置以降に記録膜すら存在しないものもあり、このような光ディスクの場合、振幅測定を行うことができないため、チルト補正量が求められないという問題もあった。 Further, when the tilt correction amount is obtained at a predetermined radial position, some optical discs do not even have a recording film after a certain radial position. In such an optical disc, the amplitude cannot be measured. There was also a problem that a correction amount could not be obtained.
その上、外周のみ局所的に反っている光ディスクに対して、正確なチルト補正量を求めることができないという問題があった。 In addition, there is a problem that an accurate tilt correction amount cannot be obtained for an optical disc that is locally warped only at the outer periphery.
本発明は、上記課題を鑑みなされたものであり、精度の良いチルト調整を行ってエラーレートを低下させ、読込機能に優れた光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide an optical disc apparatus and an optical disc recording / reproducing method excellent in reading function by performing an accurate tilt adjustment to reduce an error rate.
上記課題を解決するために、本発明に係る光ディスク装置は、光ディスクの半径方向にビームスポットの位置を移動させる移動手段と、前記光ディスク上のビームスポットの位置が、記録済の領域にあるか、未記録の領域にあるか、あるいは記録済及び未記録の境界領域にあるかを判断する判断手段と、前記判断手段により記録済領域にあると判断された場合には、RF振幅及びPP振幅を用いてチルト調整を行い、前記判断手段により未記録領域にあると判断された場合には、PP振幅を用いてチルト調整を行うチルト調整手段と、を備え、前記判断手段により境界領域にあると判断された場合には、前記移動手段はビームスポットの位置を記録済の領域に移動させ、前記チルト調整手段はRF振幅を用いてチルト調整を行うことを特徴とする。 In order to solve the above problems, an optical disc apparatus according to the present invention includes a moving means for moving the position of a beam spot in the radial direction of the optical disc, and whether the position of the beam spot on the optical disc is in a recorded area, When it is determined by the determination means that it is in the unrecorded area or in the recorded and unrecorded boundary area, and the determination means determines that it is in the recorded area, the RF amplitude and PP amplitude are And a tilt adjustment unit that performs a tilt adjustment using a PP amplitude when the determination unit determines that it is in an unrecorded area. If it is determined, the moving means moves the position of the beam spot to a recorded area, and the tilt adjusting means performs tilt adjustment using RF amplitude. That.
また、本発明に係る光ディスク記録再生方法は、前記光ディスク上のビームスポットの位置が、記録済の領域にあるか、未記録の領域にあるか、あるいは記録済及び未記録の境界領域にあるかを判断する領域判断ステップと、前記領域判断ステップにて記録済領域にあると判断された場合には、RF振幅及びPP振幅を用いてチルト調整を行い、前記領域判断ステップにて未記録領域にあると判断された場合には、PP振幅を用いてチルト調整を行い、前記領域判断ステップにて境界領域にあると判断された場合には、ビームスポットの位置を記録済の領域に移動させてからRF振幅を用いてチルト調整を行うチルト調整ステップと、を行うことを特徴とする。 Also, in the optical disc recording / reproducing method according to the present invention, whether the position of the beam spot on the optical disc is in a recorded region, an unrecorded region, or a recorded and unrecorded boundary region. If it is determined in the area determining step and the recorded area in the area determining step, tilt adjustment is performed using the RF amplitude and the PP amplitude, and the unrecorded area is determined in the area determining step. If it is determined that there is a tilt adjustment using the PP amplitude, and if it is determined in the boundary determination step in the region determination step, the position of the beam spot is moved to the recorded region. And a tilt adjustment step of performing a tilt adjustment using the RF amplitude.
本発明によると、チルト補正を行ってエラーレートを低下させることにより、記録および再生性能を向上させた光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法を提供することが可能となる。 According to the present invention, it is possible to provide an optical disc apparatus and an optical disc recording / reproducing method with improved recording and reproducing performance by performing tilt correction to reduce the error rate.
本発明に係る光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。 Embodiments of an optical disc apparatus and an optical disc recording / reproducing method according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
なお、本発明に係る光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法の記録処理または再生処理の対象となる光ディスク2は、例えばDVD−ROM等の再生専用の光ディスクや、DVD−R等のユーザデータを記録可能な光ディスクである。
Note that the
図1に、本発明に係る光ディスク装置1の構成図を示す。 FIG. 1 shows a configuration diagram of an optical disc apparatus 1 according to the present invention.
光ディスク装置1において、光ディスク2は、ディスクモータ3によって回転駆動される。このディスクモータ3は、ディスクモータ制御回路4によって制御される。
In the optical disc apparatus 1, the
光ディスク装置1における光ディスク2に対する情報の記録処理や再生処理は、光ピックアップ5によって行われる。光ピックアップ5には、ワイヤあるいは板バネ(図示せず)によって移動可能に支持された対物レンズ6が設けられており、対物レンズ6はフォーカス方向駆動コイル7の駆動によりフォーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動が可能であり、また、トラック方向駆動コイル8の駆動によりトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向)への移動が可能である。
Information recording processing and reproduction processing with respect to the
変調回路9は、情報記録時に、ホスト装置28からインタフェース回路27を介して供給されるユーザデータを変調し、変調された記録データをレーザ制御回路10へ供給する。変調方式は例えばDVD系の場合には8−16変調であり、CD系の場合にはEFM変調である。
The
レーザ制御回路10は、光ディスク2への情報記録時(マーク形成時)に、変調回路9から供給される変調された記録データに基づいて、書き込み用信号を光ピックアップ5内の半導体レーザダイオード11に供給する。
The
半導体レーザダイオード11は、レーザ制御回路10から供給される信号に応じてレーザ光を発生する。半導体レーザダイオード11から発せられるレーザ光は、光学系部品12及び対物レンズ6を介して光ディスク2の記録または再生面上に照射される。光ディスク2からの反射光は、対物レンズ6及び光学系部品12を通過して光ピックアップ5内の光検出器13に導かれる。光検出器13からの出力信号は、信号処理回路14へ供給される。
The
信号処理回路14は、フォーカスエラー信号(FE信号)を生成し、生成されたフォーカスエラー信号をフォーカシング制御回路15に出力する。フォーカシング制御回路15は、信号処理回路14から入力されたフォーカスエラー信号に基づいてフォーカシング制御信号を生成し、生成されたフォーカシング制御信号を光ピックアップ5のフォーカス方向駆動コイル7に供給する。これにより、レーザ光が光ディスク2の情報記録面上に常時ジャストフォーカスとなるように対物レンズ6の制御がなされる。
The
また、信号処理回路14は、トラッキングエラー信号(TE信号)を生成し、生成されたトラッキングエラー信号をトラッキング制御回路16に出力する。トラッキング制御回路16は、信号処理回路14から入力されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御信号を生成し、生成されたトラッキング制御信号を光ピックアップ5のトラック方向駆動コイル8に供給する。これにより、レーザ光が光ディスク2の情報記録面上のトラックに追従するように対物レンズ6の制御がなされる。
In addition, the
トラッキング制御回路16の信号は、スレッドモータ制御回路17に供給される。トラッキング制御回路16によって対物レンズ6が制御されているとき、スレッドモータ制御回路17により対物レンズ6が光ピックアップ5内の中心位置近傍に位置するようにスレッドモータ18が制御され、これにより、光ピックアップ5の光ディスク2の半径方向の移動が制御される。
The signal of the
信号処理回路14は、光検出器13の出力信号からデータ再生信号(RF信号)を生成し、生成されたデータ再生信号をデータ再生回路19に出力する。データ再生回路19は、PLL回路20からの再生クロック信号に基づき、信号処理回路14から入力されたデータ再生信号を用いて記録データを復調する。データ再生回路19で復調された再生データは、付与されているエラー訂正コードを用いて図示しないエラー訂正回路でエラー訂正が行われた後、インタフェース回路27を介してホスト装置28に出力される。信号処理回路14は、信号処理手段としての機能を有する。
The
ここで、光ディスク2は全体的に円板状に形成されているが、完全に平板ではなく、図2に示すように、外周部において若干反りが生じている。この光ディスク2の反りや面振れのために、光ディスク2の情報記録面が光ピックアップ5の対物レンズ6を通るレーザ光の光軸に対して傾斜する場合には、レーザ光の波面収差が増大してしまう。このため、光検出器13の出力信号に基づき信号処理回路14で生成されるデータ再生信号(RF信号)やフォーカスエラー信号(FE信号)の大きさが小さくなり、相対的にノイズが増大して、ジッタ(データ再生信号を2値化した際の再生クロックとのずれの割合)も増大してしまう。
Here, the
そこで、このようなノイズの増大やジッタの増大等を回避するために、光ディスク装置1には、対物レンズ6の傾きを調整する、すなわちチルト調整するためのチルト機構21が設けられる。チルト機構21は、光ピックアップ5の所定の位置に搭載される。
Therefore, in order to avoid such an increase in noise and an increase in jitter, the optical disc apparatus 1 is provided with a
図2に、光ディスク2におけるチルト調整位置(チルト調整位置0、1、2、・・・、N−1、N)の例を示す。図2に示すように、光ディスク2における反りは外周側に近付くほど大きくなっていく場合があるため、光ディスク2の内周側から外周側に近付くにつれて、隣接するチルト調整位置間の距離(間隔)が狭くなるように設定されている。
FIG. 2 shows an example of tilt adjustment positions (
チルト制御回路22は、チルト調整を行う際に、これらのチルト調整位置において、信号処理回路14から得られるRF信号の大きさによってチルト機構21を制御し、光ディスク2の情報記録面の傾斜に対物レンズ6の光軸を適切な値に傾斜させる。
When tilt adjustment is performed, the
ディスクモータ制御回路4、スレッドモータ制御回路17、変調回路9,レーザ制御回路10、フォーカシング制御回路15、トラッキング制御回路16、データ再生回路19、PLL回路20、チルト制御回路22等は、サーボ制御回路としての1つのLSIチップ内に構成することができる。またこれらの回路は、バス23を介してCPU(Central Processing Unit)24によって制御される。
The disk
CPU24は、インタフェース回路27を介してホスト装置28から供給される動作コマンドに従うとともに、ROM(Read Only Memory)26に記憶されているプログラム及びROM26からRAM(Random Access Memory)25にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行し、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより光ディスク装置1を統括的に制御する。
The
なお、光ディスク装置1においてチルト調整を行う際に、RF信号のトップエンベロープ信号(以下、RF振幅と呼ぶ。)及びプッシュプル信号の振幅(以下、PP振幅と呼ぶ。)を用いて光ディスク2のチルト補正量を算出し、このチルト補正量を各々の半径位置に応じて反映させる。すなわち、光ディスク装置1において、このチルト補正量に基づいてチルト機構21を動作させることにより、チルト調整が行われる。
When the tilt adjustment is performed in the optical disc apparatus 1, the tilt of the
一般的な光ディスク装置1では、光ディスク2から読み出した情報の中のエラーの割合、すなわちエラーレートが小さければ小さい程良いとされる。そこで、光ディスク装置1では、エラーレートと相関があるRF振幅及びPP振幅を用いてチルトの補正量を算出する。
In a general optical disc apparatus 1, the smaller the error rate in the information read from the
図3に、RF振幅及びPP振幅のエラーレートに対する相関について示す。また、図4にチルト機構21によりチルトを変えたときのRF振幅の測定ばらつきを示し、図5にチルト機構21によりチルトを変えたときのPP振幅の測定ばらつきを示す。図4及び図5によると、RF振幅はPP振幅よりばらつきが小さく、測定結果が安定していることがわかる。
FIG. 3 shows the correlation of the RF amplitude and PP amplitude with respect to the error rate. FIG. 4 shows the measurement variation of the RF amplitude when the tilt is changed by the
そのため、光ディスク装置1では、チルト調整位置がRF信号を取得できる記録済の領域にある場合は、RF振幅及びPP振幅を用いてチルト調整を行い、チルト調整位置がRF信号を取得できない未記録の領域にある場合には、PP振幅のみを用いてチルト調整を行う。 Therefore, in the optical disc apparatus 1, when the tilt adjustment position is in a recorded area where the RF signal can be acquired, the tilt adjustment is performed using the RF amplitude and the PP amplitude, and the tilt adjustment position cannot acquire the RF signal. If it is in the region, tilt adjustment is performed using only the PP amplitude.
本発明に係る光ディスク装置1及び光ディスク記録再生方法の実施例1について、図6〜図12に基づいて説明する。 A first embodiment of an optical disc apparatus 1 and an optical disc recording / reproducing method according to the present invention will be described with reference to FIGS.
始めに、光ディスク装置1において、ディスクの認識処理時にチルト調整処理を行う手順を、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。以下、例えば「ステップS101」を「S101」のように、「ステップ」を省略して説明する。 First, a procedure for performing tilt adjustment processing during disc recognition processing in the optical disc apparatus 1 will be described with reference to the flowchart shown in FIG. Hereinafter, for example, “step S101” is described as “S101”, and “step” is omitted.
なお、各信号の振幅が不安定である場合には、CPU24は、光ディスク装置1においてチルト調整を行う前に、信号の振幅が一定値になるように振幅調整を行っておく。また、チルト調整は、チルト調整位置0、1、・・・、Nの(N+1)個の位置で行われるものとする。
If the amplitude of each signal is unstable, the
始めに、CPU24は、ビームスポットが、図2に示すチルト調整位置0に当たるように、光ピックアップを移動させる(S101)。CPU24は、チルト調整の対象となる光ディスク2がDVD−ROM等の再生専用のディスクであるか否かを判断する(S103)。光ディスク2が再生専用のディスクであった場合(S103のYes)は、チルト調整位置が記録済みの領域であることがわかっているので、RF振幅を用いてチルト調整を行う(S105)。
First, the
CPU24がチルト補正量を求める際には、トラッキングサーボをOFFにした状態でディスク一回転分についてRF信号を計測した値を平均値とし、この計測をチルト量を一定量変えながら複数回行う。これらの計測の結果を最小二乗法により近似して振幅最大(極大点)となるチルト補正量を求める。
When the
また、光ディスク2が再生専用のディスクでなかった場合(S103のNo)は、CPU24は、このチルト調整位置が記録済の領域にあるか否かを、記録未記録境界判断(領域判断)により判断する(S107)。
If the
記録未記録境界判断では、図7に示すように、RF信号の有無を示す信号を用い、トラッキングサーボをOFFにした状態でディスク一周分について、その信号のデューティを計測する。CPU24は、調整位置を中心として、そこから光ディスク2の2倍の偏心量(光ディスク2の重心と回転中心との差分)の距離だけ光ピックアップを内周側へ移動させ、同様の計測を行う。またCPU24は、調整位置を中心として、そこから光ディスク2の2倍の偏心量分の距離だけ光ピックアップを外周側へ移動させ、同様の計測を行う。図8に示すように、光ディスク2において、記録済の領域、未記録の領域、及びその境界の領域は、このデューティの値により、判断することができる。よって、CPU24は、例えば、この3点のデューティが全て所定値A以上であれば記録済み、所定値B以下であれば未記録、そして、所定値Aと所定値Bの間であった場合は境界であると判断する。
In the recording / unrecorded boundary determination, as shown in FIG. 7, a signal indicating the presence or absence of an RF signal is used, and the duty of the signal is measured for one rotation of the disk with the tracking servo turned off. The
チルト調整位置が記録済の領域にあった場合(S107のYes)は、CPU24は、RF振幅とPP振幅を用いてチルト調整を行う(S108)。
When the tilt adjustment position is in the recorded area (Yes in S107), the
CPU24は、チルト調整位置が記録済みの領域と未記録の領域との境界にあるか否かを判断する(S109)。チルト調整位置が記録済みの領域と未記録の領域との境界にあると判断された場合(S109のYes)は、CPU24は、図9に示すように、光ピックアップを所定距離だけ内周側に移動させる(S111)。CPU24は、再度S107の記録未記録境界判断によりその位置が記録済の領域にあるか否かを判断する(S113)。その位置が記録済の領域でなかった場合(S113のNo)は、CPU24は、再びS109に戻り、記録未記録の境界か判断する。ここでも境界であった場合(S109のYes)は、S111、S113の処理を行う。
The
その位置が記録済みの領域であった場合(S113のYes)は、CPU24は、この位置でRF振幅及びPP振幅を用いてチルト調整を行う。
If the position is a recorded area (Yes in S113), the
チルト調整位置が記録済みの領域と未記録の領域との境界にないと判断された場合(S109のNo)は、チルト調整位置が未記録の領域にあるので、CPU24は、PP振幅を用いてチルト調整を行う(S115)。
If it is determined that the tilt adjustment position is not at the boundary between the recorded area and the unrecorded area (No in S109), the
CPU24は、(N+1)回のチルト調整が行われたか否か、すなわちチルト調整位置Nにおけるチルト調整が行われたか否かを判断する(S117)。(N+1)回のチルト調整が行われていない場合(S117のNo)は、CPU24は、ビームスポットが光ディスク2において外周側に近隣するチルト調整位置に当たるように、光ピックアップを移動させる(S119)。そしてCPU24は、再びS103からS117までの処理を行う。
The
(N+1)回のチルト調整が行われた場合(S117のYes)は、CPU24は、光ピックアップを初期位置へ移動させる(S121)。
When (N + 1) times of tilt adjustment has been performed (Yes in S117), the
このようにして、光ディスク装置1において、ディスクの認識処理時にチルト調整処理が行われる。 In this way, in the optical disc apparatus 1, tilt adjustment processing is performed during disc recognition processing.
次に、光ディスク装置1において、記録処理時にチルト調整処理を行う手順について、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。 Next, the procedure for performing the tilt adjustment process during the recording process in the optical disc apparatus 1 will be described based on the flowchart shown in FIG.
まず、CPU24は、光ディスク2の記録処理を行うために、OPC(Optimum Power Control)処理を開始する(S201)。OPCとは、記録処理中に光ディスク2の表面状態に合わせて最適なレーザーパワーに調整する機能であり、光ディスク2には、OPC処理を行うための領域であるOPC領域が予め設けられている。
First, the
CPU24は、光ディスク2のOPC領域において、チルト調整用に記録領域を作成する(S203)。この記録領域は、図11に示すように、最低でも光ディスク2の一周分の領域とする。またCPU24は、S203で作成された記録領域に、RF振幅を用いてチルト補正量を求めてチルト調整を行う(S205)。
The
そしてCPU24は、光ディスク2に対して記録処理を開始する(S207)。CPU24は、記録処理を行っている位置が、チルト調整位置に到達したか否かを判断する(S213)。チルト調整位置に到達していない場合(S213のNo)は、CPU24は、記録処理を継続し(S214)、S213に戻る。チルト調整位置に到達した場合(S213のYes)は、CPU24は、図12に示すように、光ピックアップを記録方向に対して逆の方向に所定距離だけ移動させる(S215)。この際の移動量は、偏心によって未記録領域を光ピックアップのレーザが照射しない程度の距離とする。
Then, the
CPU24は、このS215にて移動された位置が、記録済の領域であるか否かを判断する(S217)。記録済の領域でなかった場合(S217のNo)は、CPU24は、元の記録処理を行っていた位置に戻って記録処理を継続(再開)し(S214)、S213に戻る。記録済の領域であった場合(S217のYes)は、CPU24は、この位置においてRF振幅を用いてチルト調整を行う(S219)。
The
そしてCPU24は、光ディスク2に対する記録処理が終了したか否かを判断する(S221)。記録処理が終了していない場合(S221のNo)は、CPU24は、記録処理を継続して(S214)、S213に戻る。記録処理が終了した場合(S221のYes)は、CPU24は、チルト調整処理を終了する。
Then, the
このように、光ディスク装置1では、記録処理がチルト調整位置まで達した時点で記録動作を一時中断し、直前まで記録処理を行っていた領域に光ピックアップを移動させ、さらにRF振幅を用いたチルト調整を行っている。 As described above, in the optical disc apparatus 1, when the recording process reaches the tilt adjustment position, the recording operation is temporarily stopped, the optical pickup is moved to the area where the recording process has been performed immediately before, and the tilt using the RF amplitude is further performed. Adjustments are being made.
本発明に係る光ディスク装置1及び光ディスク記録再生方法の実施例1によると、記録処理を行っている最中にもRF振幅を用いてチルト調整を行うことにより、チルト補正の精度を向上させることが可能となった。 According to the first embodiment of the optical disc apparatus 1 and the optical disc recording / reproducing method according to the present invention, the tilt correction accuracy can be improved by performing the tilt adjustment using the RF amplitude during the recording process. It has become possible.
また、本発明に係る光ディスク装置1及び光ディスク記録再生方法の実施例1によると、精度の良いチルト調整を行ってエラーレートを低下させることにより、読込機能を向上させることが可能となった。 Further, according to Embodiment 1 of the optical disc apparatus 1 and the optical disc recording / reproducing method according to the present invention, it is possible to improve the reading function by reducing the error rate by performing an accurate tilt adjustment.
なお、ステップS101、S119、S215の処理が移動手段であり、ステップS103、S107、S109、の処理が領域判断手段であり、ステップS105、S115、S219の処理がチルト調整手段であり、S213の処理が位置判断手段である。 The processes in steps S101, S119, and S215 are moving means, the processes in steps S103, S107, and S109 are area determining means, the processes in steps S105, S115, and S219 are tilt adjusting means, and the process in S213. Is position determination means.
本発明に係る光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法の実施例2について、図13及び図14に基づいて説明する。 A second embodiment of the optical disc apparatus and the optical disc recording / reproducing method according to the present invention will be described with reference to FIGS.
光ディスク装置1が、光ディスク2に対して記録処理を行う際に、チルト調整処理を行う手順を図13及び図14に示すフローチャートに基づいて説明する。
A procedure for performing tilt adjustment processing when the optical disc apparatus 1 performs recording processing on the
まず、CPU24は、光ディスク2の記録処理を行うために、OPC処理を開始する(S301)。CPU24は、光ディスク2においてチルト調整用に記録領域を作成する(S303)。またCPU24は、S303で作成された記録領域に、RF振幅を用いてチルト補正量を求めてチルト調整を行う(S305)。
First, the
CPU24は、S305でRF振幅を用いて得られたチルト補正量と、図6のS115でチルト調整位置0においてPP振幅を用いて得られたチルト補正量との差分を、OPCオフセットとして算出する(S307)。またCPU24は、このOPCオフセットをROM26に記憶する(S309)。
The
光ディスク装置1において、光ディスク2に対する記録処理を行っている最中にチルト調整を行う際には、現在記録処理を行っている位置が未記録な領域であるため、PP振幅のみを用いてチルト補正を行うことになる。PP振幅のみを用いてチルト補正を行った場合には、図5に示すように測定ばらつきが大きくなり、高精度なチルト補正が行えない恐れがある。そこで、記録処理時に測定誤差を修正するために、CPU24は、S309にてOPCオフセットを記憶しておく。
In the optical disc apparatus 1, when the tilt adjustment is performed during the recording process on the
そしてCPU24は、光ディスク2に対して記録処理を開始する(S311)。ここでCPU24は、チルト補正量を算出して、このチルト補正量に基づいてチルト機構21を動作させる反映処理を行う(S313)。この反映処理では、RF振幅を用いてチルト調整を行った調整結果がPP振幅を用いてチルト調整を行った調整結果より精度が良いため、できる限り、RF振幅を用いてチルト調整を行った調整結果を考慮に入れるようにして、チルト調整を行う。この反映処理について、図14に示すフローチャートに基づいて説明する。
Then, the
CPU24は、光ディスク2において、光ピックアップにより光が当たっている半径位置を算出する(S401)。CPU24は、S401にて算出された半径位置を挟むように、2つのチルト調整位置が存在するか否かを判断する(S403)。すなわち、半径位置が、図2のチルト調整位置0より内周側にある場合と、図2のチルト調整位置Nより外周側にある場合のみ、2つのチルト調整位置が存在しないと判断される。
The
2つのチルト調整位置が存在すると判断された場合(S403のYes)は、CPU24は、この半径位置において、両側に隣接する2つのチルト調整位置の双方に、RF振幅を用いたチルト調整結果があるか否かを判断する(S405)。
If it is determined that there are two tilt adjustment positions (Yes in S403), the
双方のチルト調整位置にRF振幅を用いたチルト調整結果があるわけではないと判断された場合(S405のNo)は、CPU24は、S401で算出された半径位置において、両側に隣接する2つのチルト調整位置のいずれかに、RF振幅を用いたチルト調整結果があるか否かを判断する(S407)。
When it is determined that there is no tilt adjustment result using the RF amplitude at both tilt adjustment positions (No in S405), the
いずれかのチルト調整位置に、RF振幅を用いたチルト調整結果がある場合(S407のYes)は、CPU24は、PP振幅を用いてチルト調整を行い、このPP振幅調整結果を用いて線形補間を行った値に、隣接する一方のチルト調整位置におけるRF振幅を用いたチルト調整結果と、このPP振幅を用いた調査結果との差分を加えた値を、チルト補正量とする(S409)。そしてCPU24は、チルト機構21を、S409で求めたチルト補正量だけ動作させる(S411)。
If there is a tilt adjustment result using the RF amplitude at any of the tilt adjustment positions (Yes in S407), the
また、双方のチルト調整位置にRF振幅を用いたチルト調整結果があると判断された場合(S405のYes)は、CPU24は、これらの双方のチルト調整位置におけるRF振幅を用いたチルト調整結果を用いて線形補間した値を、チルト補正量とする(S413)。そしてCPU24は、チルト機構21を、S413で求めたチルト補正量だけ動作させる(S411)。
When it is determined that there is a tilt adjustment result using the RF amplitude at both tilt adjustment positions (Yes in S405), the
いずれのチルト調整位置にも、RF振幅を用いたチルト調整結果がない場合(S407のNo)は、CPU24は、PP振幅を用いてチルト調整を行い、このPP振幅調整結果を用いて線形補間を行った値に、S309でROM26に記憶されたOPCオフセットを加えた値を、チルト補正量とする(S415)。そしてCPU24は、チルト機構21を、S415で求めたチルト補正量だけ動作させる(S411)。
If there is no tilt adjustment result using the RF amplitude at any tilt adjustment position (No in S407), the
また、S401で算出された半径位置において、2つのチルト調整位置が存在しないと判断された場合(S403のNo)は、CPU24は、隣接しなくとも、近くにあるチルト調整位置でRF振幅を用いてチルト調整を行った調整結果があるか否かを判断する(S417)。
If it is determined that there are no two tilt adjustment positions at the radius position calculated in S401 (No in S403), the
近くにあるチルト調整位置でRF振幅を用いてチルト調整を行った調整結果がある場合(S417のYes)は、CPU24は、このチルト調整位置におけるRF振幅を用いたチルト調整結果をチルト補正量とする(S418)。そしてCPU24は、チルト機構21を、S418で求めたチルト補正量だけ動作させる(S411)。
When there is an adjustment result obtained by performing the tilt adjustment using the RF amplitude at a nearby tilt adjustment position (Yes in S417), the
近くにあるチルト調整位置でRF振幅を用いてチルト調整を行った調整結果がない場合(S417のNo)は、CPU24は、ディスク認識時に行ったPP振幅調整結果に、S309でROM26に記憶されたOPCオフセットを加えた値を、チルト補正量とする(S415)。そしてCPU24は、チルト機構21を、S415で求めたチルト補正量だけ動作させる(S411)。
If there is no adjustment result obtained by performing the tilt adjustment using the RF amplitude at a nearby tilt adjustment position (No in S417), the
CPU24は、S401〜S415の反映処理を終えると、記録処理を行っている位置が、チルト調整位置に到達したか否かを判断する(S315)。チルト調整位置に到達していない場合(S315のNo)は、CPU24は、記録処理を継続し(S316)、S313に戻る。チルト調整位置に到達した場合(S315のYes)は、CPU24は、図12に示すように、光ピックアップを記録方向に対して逆の方向に所定距離だけ移動させる(S317)。この際の移動量は、偏心によって未記録領域を光ピックアップのレーザが照射しない程度の距離とする。
When finishing the reflection process of S401 to S415, the
CPU24は、このS215にて移動された位置が、記録済の領域であるか否かを判断する(S319)。記録済の領域でなかった場合(S319のNo)は、CPU24は、元の記録処理を行っていた位置に戻って記録処理を継続(再開)し(S316)、S313に戻る。記録済の領域であった場合(S319のYes)は、CPU24は、この位置においてRF振幅を用いてチルト調整を行う(S321)。
The
そしてCPU24は、光ディスク2に対する記録処理が終了したか否かを判断する(S323)。記録処理が終了していない場合(S323のNo)は、CPU24は、記録処理を継続して(S316)、S313に戻る。記録処理が終了した場合(S323のYes)は、CPU24は、チルト調整処理を終了する。
Then, the
なお、実施例2では、光ディスク装置1において記録処理を行っている際にチルト調整処理を行う例について説明したが、これに限らず、光ディスク装置1において再生処理を行っている際にも同様にチルト調整処理を行うことができる。この際には、S415においてS309でROM26に記憶されたOPCオフセットを加えずに、PP振幅調整結果を用いて線形補間を行った値をチルト補正量とする。
In the second embodiment, the example in which the tilt adjustment process is performed while the recording process is performed in the optical disc apparatus 1 has been described. However, the present invention is not limited to this, and the same applies when the reproduction process is performed in the optical disc apparatus 1. Tilt adjustment processing can be performed. At this time, in step S415, the value obtained by performing linear interpolation using the PP amplitude adjustment result without adding the OPC offset stored in the
なお、ステップS309の処理が記憶手段であり、ステップS317の処理が移動手段であり、ステップS321、S409、S411、S413、S415の処理がチルト調整手段であり、S315の処理が位置判断手段であり、ステップS403、S405、S407、S417の処理が補正量有無判断手段である。 Note that the processing in step S309 is storage means, the processing in step S317 is movement means, the processing in steps S321, S409, S411, S413, and S415 is tilt adjustment means, and the processing in S315 is position determination means. , Steps S403, S405, S407, and S417 are correction amount presence / absence judging means.
本発明に係る光ディスク装置1及び光ディスク記録再生方法の実施例2によると、現在記録処理等を行っている半径位置を挟む2つのチルト調整位置において、どちらもRF振幅を用いたチルト補正量がある場合には、RF振幅調整結果を線形補間し、どちらもPP振幅を用いた結果しかない場合はPP振幅調整結果を線形補間し、どちらか片方にRF振幅を用いた結果がある場合はPP振幅調整結果を線形補間したものにRF振幅調整結果とPP振幅調整結果の差分をオフセットとして加算した値を、半径位置に応じて求め、チルト補正量とすることにより、再生処理や記録処理に対応した精度のよいチルト調整を行うことが可能となった。 According to the second embodiment of the optical disc apparatus 1 and the optical disc recording / reproducing method according to the present invention, there is a tilt correction amount using the RF amplitude in both of the two tilt adjustment positions sandwiching the radial position where the current recording process is performed. In this case, the RF amplitude adjustment result is linearly interpolated. If both have only the result using the PP amplitude, the PP amplitude adjustment result is linearly interpolated. If there is a result using the RF amplitude in one of the results, the PP amplitude A value obtained by adding the difference between the RF amplitude adjustment result and the PP amplitude adjustment result as an offset to the linearly interpolated adjustment result is obtained according to the radial position, and is used as a tilt correction amount, thereby supporting the reproduction process and the recording process. It became possible to perform tilt adjustment with high accuracy.
また、本発明に係る光ディスク装置1及び光ディスク記録再生方法の実施例2によると、精度の良いチルト調整を行ってエラーレートを低下させることにより、読込機能を向上させることが可能となった。
Further, according to
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。 The series of processes described in the embodiments of the present invention can be executed by software, but can also be executed by hardware.
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。 Furthermore, in the embodiment of the present invention, the steps of the flowchart show an example of processing performed in time series in the order described, but parallel or individual execution is not necessarily performed in time series. The processing to be performed is also included.
1…光ディスク装置、2…光ディスク、3…ディスクモータ、4…ディスクモータ制御回路、5…光ピックアップ、6…対物レンズ、7…フォーカス方向駆動コイル、8…トラッキング方向駆動コイル、9…変調回路、10…レーザ制御回路、11…半導体レーザダイオード、12…光学系部品、13…光検出器、14…信号処理回路、15…フォーカシング制御回路、16…トラッキング制御回路、17…スレッドモータ制御回路、18…スレッドモータ、19…データ再生回路、20…PLL回路、21…チルト機構、22…チルト制御回路、23…バス、24…CPU24、25…RAM、26…ROM、27…インタフェース回路、28…ホスト装置。
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Optical disk apparatus, 2 ... Optical disk, 3 ... Disk motor, 4 ... Disk motor control circuit, 5 ... Optical pick-up, 6 ... Objective lens, 7 ... Focus direction drive coil, 8 ... Tracking direction drive coil, 9 ... Modulation circuit, DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記光ディスク上のビームスポットの位置が、記録済の領域にあるか、未記録の領域にあるか、あるいは記録済及び未記録の境界領域にあるかを判断する領域判断手段と、
前記領域判断手段により記録済領域にあると判断された場合には、RF振幅及びPP振幅を用いてチルト調整を行い、前記領域判断手段により未記録領域にあると判断された場合には、PP振幅を用いてチルト調整を行うチルト調整手段と、を備え、
前記領域判断手段により境界領域にあると判断された場合には、前記移動手段はビームスポットの位置を記録済の領域に移動させ、前記チルト調整手段はRF振幅を用いてチルト調整を行うことを特徴とする光ディスク装置。 Moving means for moving the position of the beam spot in the radial direction of the optical disc;
An area determination means for determining whether the position of the beam spot on the optical disc is in a recorded area, an unrecorded area, or a recorded and unrecorded boundary area;
When it is determined that the recorded area is in the recorded area by the area determining means, the tilt adjustment is performed using the RF amplitude and the PP amplitude. When the area determining means determines that the recorded area is in the unrecorded area, the PP is adjusted. A tilt adjusting means for performing tilt adjustment using the amplitude, and
When it is determined by the region determining unit that the region is in the boundary region, the moving unit moves the position of the beam spot to the recorded region, and the tilt adjusting unit performs tilt adjustment using the RF amplitude. An optical disc device characterized.
記録処理中に、前記位置判断手段により所定の位置に到達したと判断された場合に、前記移動手段は、ビームスポットの位置を記録済の領域に移動させるとともに、前記チルト調整手段は、RF振幅を用いてチルト調整を行う請求項1記載の光ディスク装置。 The optical disc apparatus includes position determining means for determining whether or not a predetermined position has been reached,
During the recording process, when the position determining unit determines that the predetermined position has been reached, the moving unit moves the position of the beam spot to the recorded region, and the tilt adjusting unit The optical disk apparatus according to claim 1, wherein tilt adjustment is performed using the optical disk.
前記補正量有無判断手段により複数のチルト補正量が存在すると判断された場合に、前記チルト調整手段は、これらのチルト補正量に基づいて、チルト補正の反映を行う請求項2記載の光ディスク装置。 The optical disc apparatus includes a correction amount presence / absence determination unit that determines whether there is a tilt correction amount obtained by performing tilt adjustment using the RF amplitude by the tilt adjustment unit in the vicinity during the recording process or the reproduction process. Prepared,
3. The optical disc apparatus according to claim 2, wherein when the correction amount presence / absence determining unit determines that there are a plurality of tilt correction amounts, the tilt adjusting unit reflects the tilt correction based on the tilt correction amounts.
記録処理中に前記補正量有無判断手段によりRF振幅を用いてチルト調整を行って得たチルト補正量が存在しないと判断された場合に、前記チルト調整手段は、前記記憶手段により記憶されたオフセットと、PP振幅を用いてチルト補正を行って得られたチルト補正量から求めた現在位置におけるチルト補正量とに基づいて、チルト調整を行う請求項4記載の光ディスク装置。 The optical disc apparatus uses the tilt correction amount obtained by the tilt adjustment using the RF amplitude during the OPC processing by the tilt adjustment unit, and similarly uses the PP amplitude at the innermost tilt adjustment position when the tilt adjustment unit recognizes the disc. Storage means for storing the difference from the tilt correction amount obtained by performing the tilt adjustment as an offset,
When it is determined that the tilt correction amount obtained by performing the tilt adjustment using the RF amplitude is not present by the correction amount presence / absence determination unit during the recording process, the tilt adjustment unit stores the offset stored in the storage unit. 5. The optical disc apparatus according to claim 4, wherein the tilt adjustment is performed based on the tilt correction amount at the current position obtained from the tilt correction amount obtained by performing the tilt correction using the PP amplitude.
前記領域判断ステップにて記録済領域にあると判断された場合には、RF振幅及びPP振幅を用いてチルト調整を行い、前記領域判断ステップにて未記録領域にあると判断された場合には、PP振幅を用いてチルト調整を行い、前記領域判断ステップにて境界領域にあると判断された場合には、ビームスポットの位置を記録済の領域に移動させてからRF振幅を用いてチルト調整を行うチルト調整ステップと、
を行うことを特徴とする光ディスク記録再生方法。 An area determination step for determining whether the position of the beam spot on the optical disc is in a recorded area, an unrecorded area, or a recorded and unrecorded boundary area;
If it is determined in the area determination step that the recorded area is present, tilt adjustment is performed using the RF amplitude and the PP amplitude, and if it is determined in the area determination step that the recording area is not yet recorded. , The tilt adjustment is performed using the PP amplitude, and if it is determined that the region is in the boundary region in the region determination step, the position of the beam spot is moved to the recorded region and then the tilt adjustment is performed using the RF amplitude. A tilt adjustment step for performing
An optical disc recording / reproducing method comprising:
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