JP2008186098A - フォント利用装置、フォントシステム、フォント利用プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】繁雑な作業を行うことなくフォント番号によるフォントの指定を可能にしたフォント利用装置を提供する。
【解決手段】それまで登録したことがあるフォントの履歴情報を履歴記憶部13に記憶している。新たにフォントデータの登録を行う際に、当該フォントデータが過去に登録されたことがあるか否かを、判断部14が履歴情報を参照して判断し、登録されたことがある場合には登録された際のフォント番号を付与部15が付与する。また、登録されたことがない場合には、新たに重複しないフォント番号を付与部15が付与し、履歴情報を履歴記憶部13に記憶させる。また付与部15から管理装置2へ付与したフォント番号を含むフォントの情報を通知する。
【選択図】図1
【解決手段】それまで登録したことがあるフォントの履歴情報を履歴記憶部13に記憶している。新たにフォントデータの登録を行う際に、当該フォントデータが過去に登録されたことがあるか否かを、判断部14が履歴情報を参照して判断し、登録されたことがある場合には登録された際のフォント番号を付与部15が付与する。また、登録されたことがない場合には、新たに重複しないフォント番号を付与部15が付与し、履歴情報を履歴記憶部13に記憶させる。また付与部15から管理装置2へ付与したフォント番号を含むフォントの情報を通知する。
【選択図】図1
Description
本発明は、フォント利用装置、フォントシステム、フォント利用プログラムに関するものである。
プリンタや表示装置等の各種の出力装置においては、文字コードを受け取って内部のフォントデータにより描画処理を行い、文字を出力する機能を有している。フォントデータは予め装置内に記憶されているもののほか、外部から追加して利用できるようになっている。例えばネットワークを通じてフォントデータをダウンロードしたり、あるいはフォントデータが格納されたメモリやハードディスクなどの記憶媒体を装置に装着すればよい。例えば特許文献1においても、フォントカートリッジを装着することによりプリンタ装置にフォントを追加する構成が記載されている。
出力装置に備えられているフォントデータを利用する場合には、クライアント側でフォントを指定すればよい。フォントを指定する方法としては、使用するフォントのフォント番号、アトリビュート、ファイル名などを選択することにより行う。しかし、アトリビュートやファイル名では類似したものがあり、区別することができない場合がある。そのため、一意に決めているフォント番号を用いれば、確実にフォントデータが特定される。
一般にフォント番号は、例えばクライアント側から出力装置にフォントデータをダウンロードした場合などでは、クライアント側で付与すればよい。しかし、フォントデータが格納された記憶媒体を出力装置に装着した場合や出力装置が直接フォントデータのダウンロードを行った場合などのように、クライアント側の装置を介さずに出力装置にフォントデータが追加された場合には、クライアント側でフォント番号を付与することができない。従って、ユーザがフォント番号を付与する必要があった。この場合、他のフォントデータのフォント番号と重複しないように付与しなければならず、繁雑な作業を強いられていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、繁雑な作業を行うことなくフォント番号によるフォントの指定を可能にしたフォント利用装置、フォントシステム、フォント利用プログラムを提供することを目的とするものである。
本願請求項1に記載の発明は、過去に登録されたフォントのフォント番号を履歴として記憶する履歴記憶手段と、登録するフォントについて前記履歴記憶手段に記憶されている過去に登録されたフォントであるか否かを判断する判断手段と、前記登録するフォントにフォント番号を付与する付与手段を有し、前記付与手段は、前記判断手段で過去に登録されたフォントであると判断された場合は該過去に登録されたフォントのフォント番号を前記登録するフォントのフォント番号として付与し、前記登録するフォントが新規のフォントである場合には過去に登録されたフォントと重複しないフォント番号を付与して履歴を前記履歴記憶手段に記憶させることを特徴とするフォント利用装置である。
本願請求項2に記載の発明は、本願請求項1に記載のフォント利用装置の付与手段が、フォント番号の付与を外部の管理装置へ通知するとともに、前記管理装置からの変更通知に従い前記登録するフォントに付与したフォント番号を変更することを特徴とするフォント利用装置である。
本願請求項3に記載の発明は、登録されたフォントを用いるフォント利用装置とフォントの登録管理を行う管理装置とが通信可能に接続されたフォントシステムであって、前記フォント利用装置は、過去に登録されたフォントのフォント番号を履歴として記憶する履歴記憶手段と、登録するフォントについて前記履歴記憶手段に記憶されている過去に登録されたフォントであるか否かを判断する判断手段と、前記登録するフォントにフォント番号を付与する付与手段を有し、前記付与手段は、前記判断手段で過去に登録されたフォントであると判断された場合は該過去に登録されたフォントのフォント番号を前記登録するフォントのフォント番号として付与し、前記登録が指示されたフォントが新規のフォントである場合には過去に登録されたフォントと重複しないフォント番号を付与して履歴を前記履歴記憶手段に記憶させ、付与したフォント番号を含むフォントの情報を前記管理装置へ通知し、前記管理装置は、前記フォント利用装置に登録されているフォント番号を含むフォントの情報を管理情報として記憶する管理情報記憶手段と、前記フォント利用装置から通知されたフォント番号をもとに前記管理情報記憶手段に記憶されている前記管理情報中のフォント番号を検索する検索手段と、前記検索手段でフォント番号が見つからなかった場合には通知されたフォントの情報を管理情報として前記管理情報記憶手段に記憶させるフォント登録手段と、前記検索手段によりフォント番号が見つかった場合には前記フォント利用装置に対してフォント番号の変更を通知する通知手段を有し、前記通知手段からフォント番号の変更の通知を受けたフォント利用装置の前記付与手段は、前記登録するフォントに付与したフォント番号を変更して、履歴を前記履歴記憶手段に記憶させるとともに、変更したフォント番号を含むフォントの情報を前記管理装置へ通知することを特徴とするフォントシステムである。
本願請求項4に記載の発明は、本願請求項1または請求項2に記載のフォント利用装置の機能をコンピュータに実行させることを特徴とするフォント利用プログラムである。
本願請求項1に記載の発明によれば、繁雑な作業を行うことなく、フォント番号を自動的に付与することができるという効果がある。
本願請求項2に記載の発明によれば、本願請求項1に記載の発明の効果に加え、外部の管理装置とも管理情報を統一させる同期をとることができるという効果がある。
本願請求項3に記載の発明によれば、繁雑な作業を行うことなく、フォント利用装置と管理装置とが協働してフォント番号を自動的に付与することができるという効果がある。
本願請求項4に記載の発明によれば、本願請求項1または請求項2に記載の発明の効果を得ることができる。
図1は、本発明の実施の一形態を示すブロック図である。図中、1はフォント利用装置、2は管理装置、11はフォント記憶部、12は管理情報、13は履歴記憶部、14は判断部、15は付与部、21は管理情報記憶部、22は検索部、23はフォント登録部、24は通知部である。フォント利用装置1と管理装置2とは、互いに通信路により接続されている。
フォント利用装置1は、文字コードを受け取って内部に格納されているフォントデータを利用して文字を出力する機能を有している。この例では、フォント利用装置1はフォント記憶部11、履歴記憶部13、判断部14、付与部15などを含んで構成されている。このほか、指定されたフォントを用いて文字コードを描画する手段や出力のための手段などを含んでいてよい。
フォント記憶部11は、フォント利用装置1で利用可能なフォントデータを格納している。予め格納されているフォントデータのほか、ダウンロードしたフォントデータを格納する。また、フォント利用装置1に装着されたフォントデータを記憶するメモリやハードディスクなどの記憶媒体も含む。
またフォント記憶部11は、格納しているフォントデータを管理するための管理情報12を記憶している。図2は、管理情報12の一例の説明図である。図2に示す例では、格納されているフォントデータのフォント番号、フォント名、アトリビュートの情報を管理情報12として記憶している例を示している。フォント番号は後述するように各フォントデータに対して一意に付与された番号である。フォント名はフォントデータに付与された名前であり、元々付与されている場合や、あるいはユーザが付与する場合などがある。アトリビュートは、そのフォントの種類や形態などの情報を含んでいる。もちろん、他の種々の情報を管理情報12として記憶していてよい。またこの例では、フォント番号1,2,4のフォントデータが格納されて利用可能である例を示しており、フォント番号3のフォントデータは、一度は登録されたが、削除されたり、あるいは記憶媒体が取り外されるなどにより、利用できない状態となっている例を示している。
履歴記憶部13は、過去に登録された(現在でも登録されているものを含む)フォントデータの少なくともフォント番号を含む情報を履歴情報として記憶している。図3は、履歴情報の一例の説明図である。図3に示す例では、フォント番号、フォント名、アトリビュート、格納先の情報を履歴情報として記憶している例を示している。フォント番号、フォント名、アトリビュートは管理情報12で述べたものであり、格納先はフォント記憶部11内のファイル名に相当するものであるが、例えば元々備えられているフォントデータや、ダウンロードされたフォントデータ、記憶媒体の装着により提供されたフォントデータなどが識別される。もちろんこの履歴情報についても、他の種々の情報を含んでいてよい。
判断部14は、フォント記憶部11に新たに追加され、登録すべきフォントデータについて、そのフォントデータが過去に登録されたことがあるものであるか否かを、履歴記憶部13に記憶されている履歴情報を参照して判断する。この判断は、例えば登録するフォントデータのアトリビュートと、それぞれの履歴情報中のアトリビュートとを比較すればよい。
付与部15は、登録すべきフォントデータに対してフォント番号を付与する。このとき、判断部14で過去に登録されたことがあるフォントデータであると判断した場合には、過去に登録された際のフォント番号を付与する。また、過去に登録されたことがない新たなフォントデータであると判断された場合には、これまでに使用していないフォント番号を付与する。付与されたフォント番号は、フォント記憶部11が記憶している管理情報12に、登録されたフォントデータのフォント名やアトリビュートなどとともに記憶される。また、履歴記憶部13にも履歴情報として、付与されたフォント番号と、登録されたフォントデータのフォント名やアトリビュートなどとともに記憶される。さらに、管理装置2に対して、付与したフォント番号及びフォント名、アトリビュートなどのフォントの情報を通知する。さらにまた、管理装置2からフォント番号の変更通知を受けた場合には、変更が指示されたフォントデータに対して新たなフォント番号を付与し、管理情報12を更新するとともに、履歴情報を履歴記憶部13に記憶させ、管理装置2に対して通知する。
管理装置2は、フォント利用装置1に格納されているフォントデータを管理している。例えばユーザがフォントデータを利用する際に、利用可能なフォントを提示や、指示されたフォントが利用できるか否かをチェックする機能などが提供される。この例では、管理装置2は管理情報記憶部21、検索部22、フォント登録部23、通知部24等を含んで構成されている。
管理情報記憶部21は、フォント利用装置1に登録されているフォント番号を含むフォントの情報を管理情報として記憶する。図4は、管理装置2の管理情報記憶部21に記憶される管理情報の一例の説明図である。図4に示す例では、フォント番号、フォント名、アトリビュート、格納先の情報を管理情報として記憶している例を示している。それぞれの情報は履歴情報で述べたものである。なお、複数のフォント利用装置のフォントを管理している場合には、格納先としてどの装置に登録されているかを示す情報も含む。もちろん、管理情報として他の種々の情報を含んでいてよい。
検索部22は、フォント利用装置1からフォントの登録が通知された際に、その通知に含まれるフォント番号をもとに管理情報記憶部21に記憶されている管理情報中のフォント番号を検索する。検索の結果、通知されたフォント番号が見つかった場合には通知部24へ、見つからなかった場合はフォント登録部23へ、それぞれ制御を移す。新規のフォントの登録時には、管理情報中に通知されたフォント番号は見つからないが、例えば管理情報とフォント利用装置1中の管理情報12とが不一致を起こしている場合や、複数の機器のフォントを管理している場合には、フォント番号の一致が検出されることがある。
フォント登録部23は、検索部22でフォント番号が見つからなかった場合に、フォント利用装置1から通知されたフォントの情報を管理情報として管理情報記憶部21に記憶させる。
通知部24は、検索部22によりフォント番号が見つかった場合に、フォント利用装置1に対してフォント番号の変更を通知する。
次に、本発明の実施の一形態における動作の一例について説明する。図5は、本発明の実施の一形態におけるフォント利用装置1の動作の一例を示すフローチャートである。フォントデータが格納された記憶媒体がフォント利用装置1に装着されたり、あるいは外部からフォントデータがダウンロードされるなど、フォントデータが追加されると、図5に示す処理が開始される。
まずS31において、追加されたフォントデータが既に存在しているか否かを判断する。この判断は、追加されたフォントデータのアトリビュートと、フォント記憶部11に記憶されている管理情報12中の各フォントデータのアトリビュートとを比較すればよい。追加されたフォントデータが既に存在している場合には、新たな追加の処理は行わず、図5に示す処理を終了する。
追加されたフォントデータが、存在していないフォントデータであった場合には、S32において、判断部14は履歴記憶部13に記憶されている履歴情報を参照し、これまでに登録されたことがあるフォントデータであるか否かをS33で判断する。この判断は、追加されたフォントデータのアトリビュートと、履歴記憶部13に記憶されている履歴情報中のアトリビュートとを比較すればよい。
これまでに登録されたことがないフォントデータであった場合には、S34において、付与部15は追加されたフォントデータに対して、これまでに付与したフォント番号と重複しないフォント番号を付与し、そのフォント番号を含むフォントの情報をフォント記憶部11に管理情報12として記憶させる。それとともに、S35において、付与したフォント番号を含む履歴情報を履歴記憶部13に記憶させる。さらに、S36において、付与したフォント番号を含むフォントの情報を管理装置2へ通知する。
S33で既に登録されたことがあるフォントデータであると判断された場合には、S37において、過去に登録されたときのフォント番号を追加されたフォントデータに対して付与し、そのフォント番号を含むフォントの情報をフォント記憶部11に管理情報12として記憶させる。さらに、S36において、付与したフォント番号を含むフォントの情報を管理装置2へ通知する。
図6は、本発明の実施の一形態における管理装置2の動作の一例を示すフローチャートである。フォント利用装置1からフォントの情報が通知され、この通知を受け取ると図6に示す処理が行われる。S41において、検索部22は通知されたフォントの情報中のフォント番号を、管理情報記憶部21に記憶されている管理情報から検索する。
S42において、通知されたフォントの情報中のフォント番号が管理情報中に見つかったか否かを判断し、見つからなかった場合には、S43において、フォント登録部23が通知されたフォントの情報に従って管理情報を生成し、管理情報記憶部21に記憶させ、フォント利用装置1からの通知に対する処理を終了する。
S42で通知されたフォントの情報中のフォント番号が管理情報中に見つかったと判断された場合には、S44において、通知部24はフォント番号の変更をフォントの情報とともにフォント利用装置1に通知して、フォント利用装置1からの通知に対する処理を終了する。
S44におけるフォント番号の変更の通知に対して、フォント利用装置1では、重複しない新たなフォント番号を、通知されたフォントデータに対して付与し、管理情報12の書き換え及び履歴情報の履歴記憶部13への格納と、管理装置2への通知を行えばよい。この通知に対して管理装置2では、上述のフォントの情報の通知に対する処理を行えばよい。
図7は、本発明の実施の一形態における動作の具体例の説明図である。ここでは、フォント利用装置1のフォント記憶部11に管理情報12として図2に示した管理情報が、履歴記憶部13には図3に示した履歴情報が、さらに管理装置2の管理情報記憶部21には図4に示した管理情報が、それぞれ記憶されているものとする。
フォント記憶部11に、図7(A)に示すフォントデータが追加されたものとする。追加されたフォントデータのフォント名は「EEE」、アトリビュートは「50,0,1,3」である。まずフォント記憶部11に記憶されている管理情報12を参照して、アトリビュートが「50,0,1,3」であるフォントデータが既に登録されているか否かを判断する。図2を参照するとアトリビュートが「50,0,1,3」であるフォントデータは存在しない。この場合には、さらに判断部14が、履歴記憶部13にアトリビュートが「50,0,1,3」である履歴情報が存在するか否かを判断する。図3を参照すると、アトリビュートが「50,0,1,3」であるフォントデータは存在しない。従って、図7(A)に示した追加されたフォントデータは、新規のフォントデータである。
追加されたフォントデータが新規である場合には、付与部5が履歴情報として残されている他のフォントデータのフォント番号と重複しないフォント番号を、追加されたフォントデータに対して付与する。ここではフォント番号「5」を付与したものとしている。
そして、図7(B)に示すようにフォント記憶部11に記憶されている管理情報12に、追加されたフォントデータ(フォント番号「5」)の管理情報を登録する。また、図7(C)に示すように履歴記憶部13に履歴情報を記憶させる。さらに、フォント番号「5」を含むフォントの情報を管理装置2へ通知する。
管理装置2では、通知されたフォント番号「5」が管理情報記憶部21に記憶されているか否かを検索部22で検索する。図4を参照すると、フォント番号「5」は登録されていない。従って、フォント登録部23が新たなフォントデータの登録であるとして、通知されたフォントの情報を元に追加されたフォントデータの管理情報を生成して、図7(D)に示すように管理情報記憶部21に記憶させる。
このようにして、新たに追加されたフォントデータに対して自動的にフォント番号が付与される。ユーザは、自動的に付与されたフォント番号を使用して、新たに追加されたフォントデータを利用すればよい。
図8は、本発明の実施の一形態における動作の別の具体例の説明図である。ここでは、フォント利用装置1のフォント記憶部11に管理情報12として図2に示した管理情報が、履歴記憶部13には図3に示した履歴情報が、さらに管理装置2の管理情報記憶部21には図4に示した管理情報が、それぞれ記憶されているものとする。
フォント記憶部11に、図8(A)に示すフォントデータが追加されたものとする。追加されたフォントデータのフォント名は「AAA」、アトリビュートは「20,0,1,2」である。まずフォント記憶部11に記憶されている管理情報12を参照して、アトリビュートが「20,0,1,2」であるフォントデータが既に登録されているか否かを判断する。図2を参照するとアトリビュートが「20,0,1,2」であるフォントデータは存在しない。この場合には、さらに判断部14が、履歴記憶部13にアトリビュートが「20,0,1,2」である履歴情報が存在するか否かを判断する。図3を参照すると、アトリビュートが「20,0,1,2」であるフォントデータの履歴情報が存在している。この場合には、付与部5は履歴情報として存在するフォントデータのフォント番号を、追加されたフォントデータに対して付与する。ここではフォント番号「3」が付与されることになる。
そして、図8(B)に示すようにフォント記憶部11に記憶されている管理情報12に、追加されたフォントデータ(フォント番号「3」)の管理情報を登録する。また、フォント番号「3」を含むフォントの情報を管理装置2へ通知する。
管理装置2では、通知されたフォント番号「3」が管理情報記憶部21に記憶されているか否かを検索部22で検索する。図4を参照すると、フォント番号「3」は登録されていない。従って、フォント登録部23が新たなフォントデータの登録であるとして、通知されたフォントの情報を元に追加されたフォントデータの管理情報を生成して、図8(C)に示すように管理情報記憶部21に記憶させる。
このようにして、既に登録されたことのあるフォントデータに対しては、以前登録した際のフォント番号が自動的に付与される。ユーザは、以前登録されていたときのフォント番号を使用してフォントデータを利用することになる。
図9は、本発明の実施の形態におけるフォント利用装置1または管理装置2の機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体とコンピュータの一例の説明図である。図中、51はプログラム、52はコンピュータ、61は光磁気ディスク、62は光ディスク、63は磁気ディスク、64はメモリ、71はCPU、72は内部メモリ、73は読取部、74はハードディスク、75はインタフェース、76は通信部である。
上述の実施の形態で説明したフォント利用装置1または管理装置2の各部の機能の一部または全部を、コンピュータにより実行可能なプログラム51によって実現してもよい。その場合、そのプログラム51およびそのプログラムが用いるデータなどは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶することも可能である。記憶媒体とは、コンピュータのハードウェア資源に備えられている読取部73に対して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、光、電気等のエネルギーの変化状態を引き起こして、それに対応する信号の形式で、読取部73にプログラムの記述内容を伝達できるものである。例えば、光磁気ディスク61,光ディスク62(CDやDVDなどを含む)、磁気ディスク63,メモリ64(ICカード、メモリカードなどを含む)等である。もちろんこれらの記憶媒体は、可搬型に限られるものではない。
これらの記憶媒体にプログラム51を格納しておき、例えばコンピュータ52の読取部73あるいはインタフェース75にこれらの記憶媒体を装着することによって、コンピュータからプログラム51を読み出し、内部メモリ72またはハードディスク74に記憶し、CPU71によってプログラム51を実行することによって、本発明の実施の一形態におけるフォント利用装置1または管理装置2の機能の一部または全部を実現すればよい。あるいは、ネットワークなどを介してプログラム51をコンピュータ52に転送し、コンピュータ52では通信部76でプログラム51を受信して内部メモリ72またはハードディスク74に記憶し、CPU71によってプログラム51を実行することによって、本発明の実施の一形態におけるフォント利用装置1または管理装置2の機能の一部または全部を実現してもよい。なお、コンピュータ52には、種々のインタフェース75を介して様々な装置と接続してもよく、例えば情報を表示する表示装置やユーザが情報を入力する入力装置等を接続してもよい。例えばフォント利用装置1を含むプリンタをコンピュータ72により実現する場合、画像形成手段をインタフェース75に接続して構成すればよい。
もちろん、一部の機能についてハードウェアによって構成してもよいし、すべてをハードウェアで構成してもよい。あるいは、他の構成とともに本発明も含めたプログラムとして構成してもよい。
なお、上述の実施の形態のフォント利用装置1の構成におけるフォント記憶部11はハードディスク74や内部メモリ72、あるいは、インタフェース75または読取部73に装着されたメモリ64などの記憶媒体等により構成してもよい。また履歴記憶部13はハードディスク74や内部メモリ72等により構成してもよい。さらに、管理装置2の管理情報記憶部21は、ハードディスク74や内部メモリ72等により構成すればよい。
1…フォント利用装置、2…管理装置、11…フォント記憶部、12…管理情報、13…履歴記憶部、14…判断部、15…付与部、21…管理情報記憶部、22…検索部、23…フォント登録部、24…通知部、51…プログラム、52…コンピュータ、61…光磁気ディスク、62…光ディスク、63…磁気ディスク、64…メモリ、71…CPU、72…内部メモリ、73…読取部、74…ハードディスク、75…インタフェース、76…通信部。
Claims (4)
- 過去に登録されたフォントのフォント番号を履歴として記憶する履歴記憶手段と、登録するフォントについて前記履歴記憶手段に記憶されている過去に登録されたフォントであるか否かを判断する判断手段と、前記登録するフォントにフォント番号を付与する付与手段を有し、前記付与手段は、前記判断手段で過去に登録されたフォントであると判断された場合は該過去に登録されたフォントのフォント番号を前記登録するフォントのフォント番号として付与し、前記登録するフォントが新規のフォントである場合には過去に登録されたフォントと重複しないフォント番号を付与して履歴を前記履歴記憶手段に記憶させることを特徴とするフォント利用装置。
- 前記付与手段は、フォント番号の付与を外部の管理装置へ通知するとともに、前記管理装置からの変更通知に従い前記登録するフォントに付与したフォント番号を変更することを特徴とする請求項1に記載のフォント利用装置。
- 登録されたフォントを用いるフォント利用装置とフォントの登録管理を行う管理装置とが通信可能に接続されたフォントシステムであって、前記フォント利用装置は、過去に登録されたフォントのフォント番号を履歴として記憶する履歴記憶手段と、登録するフォントについて前記履歴記憶手段に記憶されている過去に登録されたフォントであるか否かを判断する判断手段と、前記登録するフォントにフォント番号を付与する付与手段を有し、前記付与手段は、前記判断手段で過去に登録されたフォントであると判断された場合は該過去に登録されたフォントのフォント番号を前記登録するフォントのフォント番号として付与し、前記登録が指示されたフォントが新規のフォントである場合には過去に登録されたフォントと重複しないフォント番号を付与して履歴を前記履歴記憶手段に記憶させ、付与したフォント番号を含むフォントの情報を前記管理装置へ通知し、前記管理装置は、前記フォント利用装置に登録されているフォント番号を含むフォントの情報を管理情報として記憶する管理情報記憶手段と、前記フォント利用装置から通知されたフォント番号をもとに前記管理情報記憶手段に記憶されている前記管理情報中のフォント番号を検索する検索手段と、前記検索手段でフォント番号が見つからなかった場合には通知されたフォントの情報を管理情報として前記管理情報記憶手段に記憶させるフォント登録手段と、前記検索手段によりフォント番号が見つかった場合には前記フォント利用装置に対してフォント番号の変更を通知する通知手段を有し、前記通知手段からフォント番号の変更の通知を受けたフォント利用装置の前記付与手段は、前記登録するフォントに付与したフォント番号を変更して、履歴を前記履歴記憶手段に記憶させるとともに、変更したフォント番号を含むフォントの情報を前記管理装置へ通知することを特徴とするフォントシステム。
- 請求項1または請求項2に記載のフォント利用装置の機能をコンピュータに実行させることを特徴とするフォント利用プログラム。
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