JP2008177858A - 転送データ処理装置、プログラム、及び転送データ受信装置 - Google Patents

転送データ処理装置、プログラム、及び転送データ受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】パケットの同期検出の確実性を高める。
【解決手段】区切りデータによって区切られたパケットが所定の形式であるかどうかを判定し、パケットが所定の形式でないと判定された場合、復号規則を送信側の符号化規則に対応する規則とは異なる規則に変更し、所定時間経過後に復号規則を送信側の符号化規則に対応する規則に戻す。
【選択図】図17

Description

本発明は、転送データ処理装置、プログラム、及び転送データ受信装置に関する。
デジタル放送等において送受信されるデータの形式として、MPEG−2(Moving Picture Experts Group phase 2)が一般的に用いられている。MPEG−2では、符号化された映像や音声等の情報を含むトランスポートパケットが複数集まって構成されるトランスポートストリームの送受信が行われる。各トランスポートパケットの先頭には、同期バイトという1バイトの固定データ(0x47)が格納されており、受信側ではこの同期バイトを区切りとしてトランスポートストリームを複数のトランスポートパケットに分割して処理を行っている。
また、トランスポートストリームの送受信が行われる際には、通信路において発生するエラー等に対する信頼性を高めるための様々な手法が用いられる。例えば、北米のデジタルCATV(Community Antenna Television)では、受信側で同期バイトの検出位置を正しく検出できるようにするため、多項式を用いた方法が採用されている(非特許文献1参照)。
図19は、多項式を用いた同期バイトの検出方法の概略を示す図である。まず、送信側では、トランスポートパケット(188バイト)の先頭にある1バイトの同期バイト(S)を除く187バイトのペイロード(P)を多項式に入力し、1バイトのチェックサム(C)を算出する。そして、ペイロード(P)にチェックバイト(C)が付与され、様々な符号化処理や変調処理等が施されて送信される。受信側では、復調処理や復号処理が行われ、ペイロード(P)にチェックバイト(C)が付与されたデータが連続するストリームが生成される。その後、受信側でトランスポートパケットの同期判定処理が行われてトランスポートストリームが生成される。
図20は、受信側でトランスポートパケットの同期を判定する処理の一例を示す図である。受信側では、チェックサムが付与されたストリームが先頭から順次多項式に入力されていく。順次入力された188バイトに対する多項式の出力が同期バイト(0x47)になると、現在の位置(例えば白丸で示すN1)、すなわち順次入力された188バイトの最後の1バイトの位置が同期バイトの位置であると仮定し、この位置の188バイト後(N2)においても、多項式の出力が同期バイト(0x47)となっているかどうかを判定する。そして、さらに何度か188バイト後の多項式の出力が同期バイト(0x47)となっているかどうかを判定し、例えば5回連続で同期バイト(0x47)となっていると、判定した位置がトランスポートパケットの区切りであると判定し、生成されたストリームにおけるこれらの位置のデータ(ストリームに含まれるチェックサム)が同期バイト(0x47)に置換されることにより、同期の確立が行われる。このように、送信側で多項式を用いてチェックサムを算出するとともに同期バイト(0x47)をチェックサムに置換し、受信側で多項式を用いて同期バイト(0x47)を復元することにより、トランスポートパケットの同期と通信路において発生するエラーの検出とを同時に行うことができる。
"Digital Transmission Standard For Cable Television",ANSI/SCTE 07 2006,(米国),Engineering Committee Digital Video Subcommittee,2006年7月
ところで、このように同期を確定する場合、実際にはトランスポートパケットの区切りではない位置が、同期バイトの位置であると仮定される場合がある。ただし、デジタル放送において刻一刻と変化する映像が送信されている場合、受信側で生成されるストリームに含まれるデータ列にはランダム性があることが通常であり、誤った位置が同期バイトの位置であると仮定されたとしても、その位置の188バイト後の多項式の出力も同期バイト(0x47)となる可能性は低く、誤った位置で同期が確立されることもあまりない。
ところが、デジタル放送において固定の映像や文字等が所定の時間送信されてくる場合等において、受信側で生成されるストリームに含まれるデータ列のランダム性がなくなることがある。そして、受信側においてランダム性のないストリームが多項式に入力されると、多項式の出力も周期的になってしまう。そのため、図21に示すように、黒丸で示す誤った位置(E1)が同期バイトの位置であると仮定されると、その位置から188バイトごとの位置(E2,E3,…)における多項式の出力も周期的に同期バイト(0x47)となる可能性がある。このような場合、トランスポートストリーム中の誤った位置に同期バイト(0x47)が挿入されることとなり、後続処理を正しく行えないこととなってしまう。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、パケットの同期検出の確実性を高めることが可能な転送データ処理装置、プログラム、及び転送データ受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の転送データ処理装置は、所定の長さを有するパケットを複数含んで構成される転送データが所定の符号化規則に基づいて符号化された符号化データを受信し、前記符号化データを前記所定の符号化規則に応じた復号規則である第1規則に基づいて復号して前記転送データを生成する復号部と、前記復号部によって生成される前記転送データが順次入力され、入力された前記転送データに基づいて判定データを順次生成する判定データ生成部と、前記転送データにおける、前記データ生成部により生成される前記判定データが前記所定の長さの間隔で所定データとなる位置に応じた位置に、前記パケットの区切り位置を示す区切りデータを付与して前記転送データを出力する転送データ出力部と、を備える転送データ復号装置から出力される前記転送データを前記区切りデータごとに区切って処理する転送データ処理装置であって、前記区切りデータによって区切られた前記パケットが所定の形式であるかどうかを判定する形式判定部と、前記形式判定部によって前記パケットが所定の形式でないと判定された場合、前記転送データ復号装置の前記復号部における前記復号規則を前記第1規則とは異なる第2規則に変更し、所定時間経過後に前記復号規則を前記第1規則に戻す復号規則変更部と、を備えることとする。
そして、前記パケットは、MPEG−2(Moving Picture Experts Group phase 2)のトランスポートパケットであり、前記区切りデータは前記トランスポートパケットの同期バイトであることとすることができる。
また、前記所定の符号化規則に基づく符号化には、入力される第1データの順序を第3規則に基づいて並び替えて第2データを出力する処理が含まれ、前記第1規則に基づく復号には、入力される前記第2データの順序を前記第3規則に応じた並び替え規則である第4規則に基づいて並び替えて前記第1データを出力する処理が含まれ、前記復号規則変更部は、前記復号規則を前記第1規則とは異なる前記第2規則に変更する際には、前記並び替え規則を前記第4規則とは異なる第5規則に変更し、前期復号規則を前記第1規則に戻す際には、前記並び替え規則を前記第4規則に戻すこととすることができる。
また、本発明のプログラムは、所定の長さを有するパケットを複数含んで構成される転送データが所定の符号化規則に基づいて符号化された符号化データを受信し、前記符号化データを前記所定の符号化規則に応じた復号規則である第1規則に基づいて復号して前記転送データを生成する復号部と、前記復号部によって生成される前記転送データが順次入力され、入力された前記転送データに基づいて判定データを順次生成する判定データ生成部と、前記転送データにおける、前記データ生成部により生成される前記判定データが前記所定の長さの間隔で所定データとなる位置に応じた位置に、前記パケットの区切り位置を示す区切りデータを付与して前記転送データを出力する転送データ出力部と、を備える転送データ復号装置から出力される前記転送データを前記区切りデータごとに区切って処理する転送データ処理装置に、前記区切りデータによって区切られた前記パケットが所定の形式であるかどうかを判定する機能と、前記パケットが所定の形式でないと判定された場合、前記転送データ復号装置の前記復号部における前記復号規則を前記第1規則とは異なる第2規則に変更し、所定時間経過後に前記復号規則を前記第1規則に戻す機能と、を実現させるためのものとする。
また、本発明の転送データ受信装置は、所定の長さを有するパケットを複数含んで構成される転送データが所定の符号化規則に基づいて符号化された符号化データを受信し、前記符号化データを前記所定の符号化規則に応じた復号規則である第1規則に基づいて復号して前記転送データを生成する復号部と、前記復号部によって生成される前記転送データが順次入力され、入力された前記転送データに基づいて判定データを順次生成する判定データ生成部と、前記転送データにおける、前記データ生成部により生成される前記判定データが前記所定の長さの間隔で所定データとなる位置に応じた位置に、前記パケットの区切り位置を示す区切りデータを付与して前記転送データを出力する転送データ出力部と、前記転送データ出力部から出力される前記転送データを前記区切りデータごとに区切って得られる前記パケットが所定の形式であるかどうかを判定する形式判定部と、前記形式判定部によって前記パケットが所定の形式でないと判定された場合、前記転送データ復号装置の前記復号部における前記復号規則を前記第1規則とは異なる第2規則に変更し、所定時間経過後に前記復号規則を前記第1規則に戻す復号規則変更部と、を備えることとする。
パケットの同期検出の確実性を高めることが可能な転送データ処理装置、プログラム、及び転送データ受信装置を提供することができる。
==システム構成==
図1は、本発明の一実施形態であるデジタルCATVシステムの構成例を示す図である。システムは、送信装置10及び受信装置20を含んで構成されており、送信装置10と受信装置20とは、CATV伝送路25を介して接続されている。
送信装置10は、フレーミング部31、符号化部32、変調部33、及び混合部34を含んで構成されている。また、受信装置20(転送データ受信装置)は、チューナ41、復調LSI42、MPEGデコーダ43、及びマイコン44を含んで構成されており、復調LSI42は、復調部51、復号部52、フレーミング部53、及びステータス記憶部54を含んで構成されている。
送信装置10のフレーミング部31には、デジタル放送の映像データ及び音声データが多重化されたMPEG−2(Moving Picture Experts Group phase 2)のトランスポートストリーム(TS:Transport Stream)が入力される。なお、トランスポートストリームが本発明の転送データに相当する。
図2は、トランスポートストリームの構造を示す図である。トランスポートストリームは、連続する複数のトランスポートパケット(TSP:Transport Packet)により構成されている。トランスポートパケットは188バイトのデータで構成されており、パケットの先頭には、トランスポートストリームにおけるトランスポートパケットの区切り位置を示す同期バイト(S)が設定されている。図3は、トランスポートパケットの構造を示す図である。トランスポートパケットは、先頭の1バイトが同期バイト(S)、続く3バイトがヘッダ部(H)、残りの184バイトがデータ部(D)となっている。そして、同期バイトには、所定のデータ(本実施形態では0x47)が設定されている。なお、「0x」は16進表記であることを示すものである。また、本実施形態では、トランスポートパケットにおける同期バイト以外の部分、すなわち、ヘッダ部とデータ部とを合わせた187バイトのデータをペイロード(P)と称することとする。なお、ペイロードが本発明の転送対象データに相当し、同期バイト(S)が本発明の区切りデータに相当する。
ここで、トランスポートパケットに設定された同期バイトは、受信装置20側においてトランスポートストリームの中からトランスポートパケットを切り出す際に用いられるものであり重要である。そこで、送信装置10のフレーミング部31は、受信装置20側でトランスポートパケットの区切り位置、すなわち、同期バイトの位置を検出可能にするとともに、CATV伝送路25において発生するエラーの検出を可能とするためにトランスポートストリームを変換している。
図4は、送信装置10のフレーミング部31においてチェックサムを生成する処理のイメージを示す図である。フレーミング部31は、トランスポートストリームに含まれるトランスポートパケットのペイロードを多項式に代入し、1バイトのチェックサム(C)を生成する。そして、フレーミング部31は、187バイトのペイロードの後に、生成した1バイトのチェックサムを付与して順次出力していく。図5は、送信装置10のフレーミング部31から出力されるデータの構成を示す図である。図5に示すように、送信装置10のフレーミング部31から出力されるデータは、ペイロードとチェックサムとにより構成される188バイトのデータが連続するものとなっている。本実施形態では、送信装置10のフレーミング部31から出力されるデータのことをチェックサム付与ストリーム(CS)と称することとする。
図6は、送信装置10のフレーミング部31における多項式を実現する回路の一例を示す図である。ここで、Z-nはnクロックの遅延を有する記憶素子を表している。図6に示す回路では、最初に全ての記憶素子に記憶されたデータがゼロに初期化される。その後、スイッチ61,62がA側に切り替えられ、1496ビット(187バイト)のペイロードが順次入力される。さらに、スイッチ61,62がB側に切り替えられ、ペイロードに続いて8ビットのゼロ(0x00)が入力される。さらに、オフセットとして0x67(01100111)が加算されることにより、8ビットのチェックサム(C:b7〜b0)が生成される。
送信装置10の符号化部32は、CATV伝送路25において発生するエラーの検出や訂正を可能とするために、フレーミング部31から出力されるチェックサム付与ストリーム(CS)に対してリードソロモン符号化、インタリーブ処理、ランダマイズ処理、トレリス符号化等の所定の符号化規則に基づく符号化を施して出力する。
変調部33は、符号化部32から出力される符号化されたデータをCATV伝送路25経由で受信装置20に送信可能とするために、例えばQAM(Quadrature Amplitude Modulation)方式により変調した信号を出力する。
混合部34には、複数のチャンネルについての変調された信号が入力され、これらの信号が混合されてCATV伝送路25に送出される。
受信装置20のチューナ41には、CATV伝送路25を介して送信装置10から送信されてくる信号が入力される。チューナ41は、入力される信号の中から利用者によって選択された所望のチャンネルの信号を抽出して出力する。
復調LSI42は、チューナ42から出力される信号を送信装置10での変調方式及び符号化方式に従って復調及び復号し、トランスポートストリームを生成して出力する。
MPEGデコーダ43は、復調LSI42から出力されるトランスポートストリームから、同期バイト(S)を区切りとしてトランスポートパケットを抽出し、各トランスポートパケットに含まれるヘッダ部(H)やデータ部(D)の情報に基づいて映像信号及び音声信号を生成して出力する。
マイコン44(転送データ処理装置)は、受信装置20を統括制御する。例えば、マイコン44には、復調LSI42から出力されるトランスポートストリームが入力され、トランスポートストリームに含まれるトランスポートパケットの構成が正常であるかどうかの検出が行われる。そして、トランスポートパケットの構成が正常でなく、同期バイト(S)の位置が正常でない可能性がある場合には、同期バイト(S)の位置が正しくなるように復調LSI42の制御を行う。
復調LSI42の構成について説明する。復調LSI42は、復調部51、復号部52、フレーミング部53、及びステータス記憶部54を含んで構成されている。復調部51は、チューナ42から出力されるQAM方式等により変調された信号を復調してデジタル信号を出力する。復号部52は、復調部51から出力される信号に対して、送信装置32での符号化に応じた復号(第1規則に基づく復号)を施し、チェックサム付与ストリーム(CS)を生成して出力する。フレーミング部53は、復号部52から出力されるチェックサム付与ストリームからトランスポートストリームを生成して出力する。ステータス記憶部54は、復調LSIにおいて各種処理が正常に行われているかどうかを示すステータスを記憶する記憶領域である。
図7は、復調LSI42における復号部52の構成例を示す図である。復号部52は、トレリスデコーダ71、デ・ランダマイザ72、デ・インタリーバ73、モード記憶部74、及びリードソロモンデコーダ75を含んで構成されている。なお、送信装置10の符号化部32では、チェックサム付与ストリーム(CS)に対して、リードソロモン符号化、インタリーブ処理、ランダマイズ処理、トレリス符号化の順に符号化処理が施されていることとする。トレリスデコーダ71は、復調部51から出力されるデータに対してトレリス符号に基づく復号処理を施して出力する。デ・ランダマイザ72は、トレリスデコーダ71から出力されるデータに対してデ・ランダマイズ処理を施して出力する。デ・インタリーバ73は、デ・ランダマイザ72から出力されるデータ(第2データ)を送信装置10の符号化部32におけるインタリーブ処理に応じて並び替えたデータ(第1データ)を出力する。つまり、送信装置10の符号化部32において並び替えられたデータは、受信装置20のデ・インタリーバ73で再度並び替えられて元の並びとなる。デ・インタリーバ73は、数種類の並び替え規則に対応しており、並び替え規則を示す「モード」がモード記憶部74に設定される。なお、モード記憶部74に記憶されるモードはマイコン44から設定可能であり、デ・インタリーバ73は、マイコン44によって設定されたモードに従ってデータの並び替えを行う。リードソロモンデコーダ75は、デ・インタリーバ73から出力されるデータに対してリードソロモン符号に基づく復号処理を施して出力する。そして、リードソロモンデコーダ75から出力されるデータが、送信装置10の符号化部32での符号化前のチェック付与ストリーム(CS)となっている。
図8は、復調LSI42におけるフレーミング部53の構成例を示す図である。フレーミング部53は、多項式処理部81(データ生成部)及びストリーム出力部82(転送データ出力部)を含んで構成されている。復号部52から出力されるチェックサム付与ストリーム(CS)は、多項式処理部81及びストリーム出力部82に入力される。多項式処理部81は、チェックサム付与ストリームを、送信装置10のフレーミング部31においてチェックサムを生成した際に用いられた多項式に応じた多項式に順次入力し、多項式の出力結果(判定データ)をストリーム出力部82に出力する。図9は、多項式処理部81における多項式を実現する回路の一例を示す図である。図9に示すように、多項式の出力は、順次入力されるチェックサム付与ストリームの連続する188バイト(トランスポートパケットのデータ長)に基づいて生成される。ここで、送信装置10で図6に示した多項式を用い、受信装置20で図9に示した多項式を用いる場合について説明する。この場合、チェックサム付与ストリーム中の、187バイトのペイロード(P)及び当該ペイロードに基づいて生成された1バイトのチェックサム(C)を合わせた188バイトが図9に示す多項式に入力された際の出力が0x47となる。これにより、ストリーム出力部82は、チェックサム(C)の位置、すなわち、トランスポートストリームにおける同期バイト(S)の位置を検出することができる。そして、ストリーム出力部82は、チェックサム付与ストリーム中の、検出した位置のデータを同期バイト(0x47)に置換して出力する。
図10は、マイコン44が有する機能の一部を示すブロック図である。マイコン44は、形式判定部91及び復号規則変更部92を備えている。形式判定部91は、復調LSI42から出力されるトランスポートストリームに含まれるトランスポートパケットの構成が正常であるかどうかを判定する。例えば、形式判定部91は、同期バイト(S)により区切られるトランスポートパケットのヘッダ部(H)の内容が正しいかどうかを確認することにより、同期バイト(S)が正しい位置に設定されているかどうかを判定する。復号規則変更部92は、形式判定部91によってトランスポートパケットの構成が正常ではないと判定された場合に、デ・インタリーバ73のモードを、送信装置10におけるインタリーブ処理のモード(第3規則)に対応するモード(第4規則)とは異なるモード(第5規則)に変更する。このように、デ・インタリーバ73のモードが変更されることにより、復号部52における復号規則が、送信装置10の符号化部32における符号化規則に応じた規則(第1規則)とは異なる規則(第2規則)に変更されることとなる。そして、復号規則変更部92は、モードを変更してから所定時間経過後に、デ・インタリーバ73のモードを、送信装置10におけるインタリーブ処理に対応するモードに戻す。なお、形式判定部91及び復号規則変更部92は、マイコン44がマイコン44の内部又は外部のメモリ(不図示)に格納されたプログラムを実行することにより実現される。
==処理説明==
次に、受信装置20におけるトランスポートストリームの同期処理について説明する。図11は、復調LSI42のフレーミング部53における同期確定処理の一例を示すフローチャートである。まず、ストリーム出力部82は、同期バイト確認回数に0(ゼロ)を設定する(S1101)。多項式処理部81は、入力されるチェックサム付与ストリーム(CS)を多項式に順次入力し、多項式の出力結果をストリーム出力部82に出力していく(S1102)。ストリーム出力部82は、多項式の出力結果が0x47となる位置をトランスポートストリームにおける同期バイトの位置と仮定する(S1103)。例えば、図12に例示するように、白丸で示すN1の位置で多項式の出力が0x47となった場合、このN1の位置(チェックサムが設定されている位置)が同期バイトの位置と仮定される。また、例えば、図13に例示するように、黒丸で示すE1の位置で多項式の出力が0x47となった場合、このE1の位置(チェックサムが設定されていない位置)が同期バイトの位置と仮定される。
同期バイトの位置が仮定されると、ストリーム出力部82は、その位置の188バイト後の位置における多項式の出力が0x47であるかどうか確認する(S1104)。例えば図12に例示するように、仮定した位置(N1)の188バイト後の位置(N2)における多項式の出力が0x47である場合(S1104:Y)、ストリーム出力部82は、同期バイト確認回数に1加算する(S1105)。また、例えば、図13に例示するように、仮定した位置(E1)の188バイト後の位置における多項式の出力が0x47でない場合(S1104:N)、仮定した位置は同期バイトの位置でないと判定し、処理の先頭に戻って同期バイト確認回数に0が設定される(S1101)。
188バイト後の多項式の出力が0x47である場合(S1104:Y)、ストリーム出力部82は、同期バイト確認回数が5以上であるかどうか確認し(S1106)、5未満である場合は(S1106:N)、さらに次の188バイト後についても多項式の出力が0x47であるかどうかを確認する(S1104)。つまり、仮定された位置から188バイト間隔で5回連続して多項式の出力が0x47となるまで処理が繰り返される。
同期バイト確認回数が5以上になると(S1106)、ストリーム出力部82は、仮定した位置を同期バイトの位置と判定し(S1107)、チェックサム付与ストリームにおける判定した位置のデータを同期バイトである0x47に置換し、トランスポートストリームとして出力する(S1108)。例えば、図12に例示したチェックサム付与ストリームの場合、N1の位置が同期バイトの位置と仮定され、その位置から188バイトごとの位置(N2,N3,…)における多項式の出力が0x47になると、N1の位置が同期バイトの位置であると判定される。この場合、図14に例示するように、チェックサム付与ストリームにおける、同期バイトの位置であると判定されたN1の位置から188バイトごとの位置のデータ(チェックサム)が同期バイトに置換されることにより、トランスポートストリームが生成される。
ところで、トランスポートストリームに含まれるデータ列にランダム性がない場合等において、多項式出力部81から出力される多項式の出力結果が周期的になってしまうことがある。このような場合、チェックサムが設定された位置とは異なる位置、つまり、本来同期バイトが設定されるべき位置とは異なる位置が同期バイトの位置であると判定されてしまう可能性がある。図15に例示するように、チェックサムが設定された位置とは異なる位置(E1)が同期バイトの位置であると仮定された後、その位置(E1)から188バイトごとの位置(E2,E3,…)においても多項式の出力が0x47となった場合、本来同期バイトが設定されるべきではない位置(E1)が同期バイトの位置であると判定されてしまう。そして、図16に例示するように、ストリーム出力部82は、誤判定されたE1の位置から188バイトごとの位置のデータを同期バイトに置換し、トランスポートストリームとして出力する。このように誤った位置に同期バイトが付与された場合、トランスポートストリームを処理するMPEGデコーダ43では、映像及び音声を正しく生成できないこととなってしまう。
そこで、マイコン44は同期バイトの位置が正しいかどうかを判定し、正しい位置でない場合には復調LSI42を制御することにより正しい位置に同期バイトが設定されるように処理を行っている。図17は、マイコン44におけるトランスポートストリームのチェック処理の一例を示す図である。まず、マイコン44の形式判定部91は、入力されるトランスポートストリームを同期バイト(0x47)で区切って得られるトランスポートパケット(TSP)のヘッダをチェックする(S1701)。
形式判定部91によってヘッダの構成が正しいと判定された場合(S1702:N)、同期バイトの位置が正しいと判断され、処理が終了する。形式判定部91によってヘッダの構成が不正であると判定された場合、つまり、トランスポートストリームにおける同期バイトの位置が誤っていると判定された場合(S1702:Y)、復号規則変更部92は、ステータス記憶部54を参照し、復調LSI42のステータスを確認する(S1703)。
復調LSI42のステータスが異常である場合(S1704:N)、復号規則変更部92は、トランスポートストリームにおける同期バイトの位置が誤っているのは、フレーミング部53における誤判定が原因ではなく、復調LSI42が異常であることが原因であると判断し、処理を終了する。
復調LSI42のステータスが正常である場合(S1704:Y)、復号規則変更部92は、モード記憶部74を参照し、現在のモード、すなわち、送信装置10でのインタリーブ処理に応じた正しいモードを確認する(S1705)。そして、復号規則変更部92は、確認したモードとは別のモードをモード記憶部74に設定する(S1706)。すなわち、デ・インタリーバ73におけるデ・インタリーブ処理のモードが、送信装置10でのインタリーブ処理に応じたモードとは別のモード(不正モード)に変更される。その後、復号規則変更部92は、復調LSI42の復号部52における復号処理のリブートを指示する(S1707)。そして、デ・インタリーブ処理のモードが変更されてから所定時間経過後に、復号規則変更部92は、デ・インタリーバのモードを元のモードに戻す(S1708)。すなわち、送信装置10でのインタリーブ処理に応じた正しいモード(正常モード)がモード記憶部74に設定される。
図17の処理による同期判定の流れの一例を説明する。図18に例示するチェックサム付与ストリームでは、ストリームに含まれるデータ列にランダム性がなく、チェックサム(C)が付与された位置とは異なる位置(E1,E2,E3,E4,…)において、188バイトごとに多項式の出力が0x47になることとする。そして、図11に例示した同期判定処理において、誤った位置が同期バイトの位置であると判定されたものとする。この場合、トランスポートパケットの構成が不正となるため、図17に例示した処理において、同期バイトの位置が誤っていることが検出される。なお、復調LSI42のステータスは正常であることとする。
ここで、時刻T0に復号規則変更部92によって、デ・インタリーバ73におけるデ・インタリーブ処理のモードが不正モードに変更されたとする。これにより、デ・インタリーバ73では送信装置10でのインタリーブ処理に応じたデ・インタリーブ処理が行われないこととなる。つまり、復号部52から出力されるチェックサム付与ストリーム(CS)におけるデータ列の並びは本来とは異なるものとなり、ランダム性を有する状態となる。例えば、図18に示すように、本来とは異なる位置(E'1)における多項式の出力が0x47となり、この位置(E'1)が同期バイトの位置であると仮定されたとする。そして、チェックサム付与ストリーム(CS)が本来の並びとは異なる状態となっておりランダム性を有しているため、仮定された位置(E'1)の188バイト後における多項式の出力は0x47となっておらず、仮定された位置(E'1)は同期バイトの位置ではないと判定される。なお、チェックサム付与ストリーム(CS)が本来の並びとは異なる状態となっているため、多項式の出力が本来0x47となるべき位置(E1,N1,E2)における多項式の出力は0x47とはなっていない。
また、時刻T1に復号規則変更部92によって、デ・インタリーバ73におけるデ・インタリーブ処理のモードが正常モードに変更されたとする。なお、多項式処理部81で用いられる多項式の結果は、先行する188バイトに基づいて生成されるため、正常モードに変更されてから188バイトの期間、すなわち時刻T2までの期間については、多項式処理部81からの出力は本来のチェックサム付与ストリームに対するものとは異なるものとなる。そして、時刻T2以降は、本来のチェックサム付与ストリームと同じ位置(N2,E3,N3,E4,N4,…)において多項式の出力が0x47となる。
例えば、図18に示すE'2の位置における多項式の出力が0x47となり、この位置(E'2)が同期バイトの位置であると仮定されたとする。そして、時刻T2からは多項式の出力が正常な期間となるが、仮定された位置(E'2)の188バイト後の位置における多項式の出力は0x47とはなっていない。そのため、仮定された位置(E'2)は同期バイトの位置ではないと判定される。その後、チェックサム(C)が設定された位置であるN3の位置において多項式の出力が0x47となり、この位置(N3)が同期バイトの位置であると仮定される。その後、188バイトごとの位置(N4,…)における多項式の出力も0x47となり、仮定された位置(N3)が同期バイトの位置であると判定される。これにより、正しい位置が同期バイトの位置として判定され、トランスポートストリームにおける正しい位置に同期バイトが設定されることとなる。
つまり、トランスポートストリームにおける誤った位置に同期バイトが設定された場合、デ・インタリーブ処理のモードが一旦不正モードに変更される。このようにデ・インタリーブ処理のモードが不正モードに変更されると、復号部52から出力されるチェックサム付与ストリーム(CS)の並びが不正な状態となり、多項式処理部81からの出力において0x47が188バイト間隔で発生しないこととなる。そして、デ・インタリーブ処理のモードが正常モードに戻された後、チェックサムが付与された位置、すなわち、本来同期バイトが設定される位置(例えばN3)が同期バイトの位置であると仮定された場合、同期バイトの位置が正しく判定されることとなる。
なお、デ・インタリーブ処理のモードが正常モードに戻された後においても、本来の位置とは異なる位置が同期バイトの位置であると判定される可能性もあるが、図17に例示した処理が何度か繰り返されることにより、同期バイトの位置を正しく判定することができる。
以上、本実施形態について説明した。前述したように、マイコン44は、トランスポートパケットにおける同期バイトの位置が不正であると判定した場合に、復号部52における復号規則を送信装置10の符号化部32における符号化規則に応じた復号規則とは異なる規則に変更し、所定時間経過後に元の復号規則に戻している。このように復号規則を本来の規則とは別の規則とすることにより、例えばトランスポートストリーム中のデータ列にランダム性がなく、誤った位置が同期バイトの位置であると判定された場合に、復号部52での復号が正しく行われなくなり、多項式処理部81の出力結果において0x47が188バイトごとに発生しない可能性が高くなる。そして、復号部52における復号規則が元の規則に戻された後、チェックサム付与ストリームのチェックサムが付与された位置が同期バイトの位置であると仮定されると、正しい位置が同期バイトの位置であると判定され、トランスポートストリームにおける同期バイトの位置が正しい状態となり、パケットの同期検出の確実性を高めることができる。
また、本実施形態では、MPEG−2のトランスポートストリームを転送データとしたが、転送データの形式はこれに限られず、区切り位置を示すデータを含む所定長さのパケットにより構成されるストリームデータであれば同様の処理を行うことが可能である。
また、本実施形態では、復号部52における復号規則を変更する一例として、デ・インタリーバ73のデ・インタリーブ処理におけるモードを変更することとした。本実施形態に示したデ・インタリーバ73のように、デ・インタリーブ処理を行う装置は複数のモードを備えていることが多い。そのため、本実施形態に示したようにデ・インタリーブ処理におけるモードを変更することにより復号規則の変更を実現することとすれば、復調LSI52の構成を変更する必要がない。なお、復号規則の変更はデ・インタリーブ処理のモード変更に限られず、例えば、トレリスデコーダ71やデ・ランダマイザ72、リードソロモンデコーダ75における復号規則を変更することとしてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、本実施形態はCATVシステムであることとしたが、本発明の適用範囲はCATVシステムに限られず、地上波デジタル放送等、MPEG−2等のストリームデータを転送する他のシステムにおいても適用可能である。また、本実施形態では、ストリーム出力部82が、多項式処理部81の出力結果が0x47となる位置のデータ(チェックサム)を同期データに置換することとしたが、同期データの付与形式は置換に限られず、多項式処理部81の出力結果が0x47となる位置に応じた位置に同期データが付与されることとしてもよい。例えば、多項式処理部81の出力結果が0x47となる位置のデータ(チェックサム)を削除せずに、その位置に続く位置に同期データを挿入することとしてもよい。
本発明の一実施形態であるデジタルCATVシステムの構成例を示す図である。 トランスポートストリームの構造を示す図である。 トランスポートパケットの構造を示す図である。 送信装置のフレーミング部においてチェックサムを生成する処理のイメージを示す図である。 送信装置のフレーミング部から出力されるデータの構成を示す図である。 送信装置のフレーミング部における多項式を実現する回路の一例を示す図である。 復調LSIにおける復号部の構成例を示す図である。 復調LSIにおけるフレーミング部の構成例を示す図である。 多項式処理部における多項式を実現する回路の一例を示す図である。 マイコンが有する機能の一部を示すブロック図である。 復調LSIのフレーミング部における同期確定処理の一例を示すフローチャートである。 チェックサム付与ストリームと多項式出力との関係の一例を示す図である。 チェックサム付与ストリームと多項式出力との関係の一例を示す図である。 チェックサム付与ストリームから生成されるトランスポートストリームの一例を示す図である。 チェックサム付与ストリームと多項式出力との関係の一例を示す図である。 チェックサム付与ストリームから生成されるトランスポートストリームの一例を示す図である。 マイコンにおけるトランスポートストリームのチェック処理の一例を示す図である。 チェックサム付与ストリームと多項式出力との関係の一例を示す図である。 多項式を用いた同期バイトの検出方法の概略を示す図である。 多項式出力の一例を示す図である。 多項式出力の一例を示す図である。
符号の説明
10 送信装置
20 受信装置
25 CATV伝送路
31 フレーミング部
32 符号化部
33 変調部
34 混合部
41 チューナ
42 復調LSI
43 MPEGデコーダ
44 マイコン
51 復調部
52 復号部
53 フレーミング部
54 ステータス記憶部
61,62 スイッチ
71 トレリスデコーダ
72 デ・ランダマイザ
73 デ・インタリーバ
74 モード記憶部
75 リードソロモンデコーダ
81 多項式処理部
82 ストリーム出力部
91 形式判定部
92 復号規則変更部

Claims (5)

  1. 所定の長さを有するパケットを複数含んで構成される転送データが所定の符号化規則に基づいて符号化された符号化データを受信し、前記符号化データを前記所定の符号化規則に応じた復号規則である第1規則に基づいて復号して前記転送データを生成する復号部と、
    前記復号部によって生成される前記転送データが順次入力され、入力された前記転送データに基づいて判定データを順次生成する判定データ生成部と、
    前記転送データにおける、前記データ生成部により生成される前記判定データが前記所定の長さの間隔で所定データとなる位置に応じた位置に、前記パケットの区切り位置を示す区切りデータを付与して前記転送データを出力する転送データ出力部と、
    を備える転送データ復号装置から出力される前記転送データを前記区切りデータごとに区切って処理する転送データ処理装置であって、
    前記区切りデータによって区切られた前記パケットが所定の形式であるかどうかを判定する形式判定部と、
    前記形式判定部によって前記パケットが所定の形式でないと判定された場合、前記転送データ復号装置の前記復号部における前記復号規則を前記第1規則とは異なる第2規則に変更し、所定時間経過後に前記復号規則を前記第1規則に戻す復号規則変更部と、
    を備えることを特徴とする転送データ処理装置。
  2. 請求項1に記載の転送データ処理装置であって、
    前記パケットは、MPEG−2(Moving Picture Experts Group phase 2)のトランスポートパケットであり、前記区切りデータは前記トランスポートパケットの同期バイトであること、
    を特徴とする転送データ処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の転送データ処理装置であって、
    前記所定の符号化規則に基づく符号化には、入力される第1データの順序を第3規則に基づいて並び替えて第2データを出力する処理が含まれ、
    前記第1規則に基づく復号には、入力される前記第2データの順序を前記第3規則に応じた並び替え規則である第4規則に基づいて並び替えて前記第1データを出力する処理が含まれ、
    前記復号規則変更部は、
    前記復号規則を前記第1規則とは異なる前記第2規則に変更する際には、前記並び替え規則を前記第4規則とは異なる第5規則に変更し、前期復号規則を前記第1規則に戻す際には、前記並び替え規則を前記第4規則に戻すこと、
    を特徴とする転送データ処理装置。
  4. 所定の長さを有するパケットを複数含んで構成される転送データが所定の符号化規則に基づいて符号化された符号化データを受信し、前記符号化データを前記所定の符号化規則に応じた復号規則である第1規則に基づいて復号して前記転送データを生成する復号部と、
    前記復号部によって生成される前記転送データが順次入力され、入力された前記転送データに基づいて判定データを順次生成する判定データ生成部と、
    前記転送データにおける、前記データ生成部により生成される前記判定データが前記所定の長さの間隔で所定データとなる位置に応じた位置に、前記パケットの区切り位置を示す区切りデータを付与して前記転送データを出力する転送データ出力部と、
    を備える転送データ復号装置から出力される前記転送データを前記区切りデータごとに区切って処理する転送データ処理装置に、
    前記区切りデータによって区切られた前記パケットが所定の形式であるかどうかを判定する機能と、
    前記パケットが所定の形式でないと判定された場合、前記転送データ復号装置の前記復号部における前記復号規則を前記第1規則とは異なる第2規則に変更し、所定時間経過後に前記復号規則を前記第1規則に戻す機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  5. 所定の長さを有するパケットを複数含んで構成される転送データが所定の符号化規則に基づいて符号化された符号化データを受信し、前記符号化データを前記所定の符号化規則に応じた復号規則である第1規則に基づいて復号して前記転送データを生成する復号部と、
    前記復号部によって生成される前記転送データが順次入力され、入力された前記転送データに基づいて判定データを順次生成する判定データ生成部と、
    前記転送データにおける、前記データ生成部により生成される前記判定データが前記所定の長さの間隔で所定データとなる位置に応じた位置に、前記パケットの区切り位置を示す区切りデータを付与して前記転送データを出力する転送データ出力部と、
    前記転送データ出力部から出力される前記転送データを前記区切りデータごとに区切って得られる前記パケットが所定の形式であるかどうかを判定する形式判定部と、
    前記形式判定部によって前記パケットが所定の形式でないと判定された場合、前記転送データ復号装置の前記復号部における前記復号規則を前記第1規則とは異なる第2規則に変更し、所定時間経過後に前記復号規則を前記第1規則に戻す復号規則変更部と、
    を備えることを特徴とする転送データ受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014137091A1 (en) * 2013-03-08 2014-09-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for processing media traffic in mobile communication system
US10129785B2 (en) 2013-03-08 2018-11-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for processing media traffic in mobile communication system
CN114679625A (zh) * 2022-05-27 2022-06-28 南斗六星系统集成有限公司 一种防历史视频回放数据被窃取和篡改的方法

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