JP2008171261A - 接続検出装置及び接続検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続端子の接続状態を高速に検出し得るようにする。
【解決手段】オーディオ装置1の接続検出回路15は、USBソケット6のシールド6SLが2分割された部分シールド6SL1及び6SL2を、電源電圧Vccを抵抗RA、RB及びRCにより分圧したときの接続点PA及びPBにそれぞれ接続しておき、当該接続点PBにおける対象電位VBをディジタル化した電位データDBを、判定部18において(6)式に従い閾値DT1及びDT2と比較し判定することにより、当該USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを高速且つ確実に検出することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は接続検出装置及び接続検出方法に関し、例えばUSB(Universal Serial Bus)ソケットを有するオーディオ装置に適用して好適なものである。
従来、オーディオ装置においては、ラジオ放送を受信し、またCD(Compact Disc)メディアを再生する等して、音楽等を再生し得るようになされたものが広く普及している。
またオーディオ装置のなかには、接続端子としてUSBソケットが設けられ、当該USBソケットを介して外部のUSB機器と接続し得るようになされたものも提案されている。
かかるオーディオ装置では、例えば内蔵する半導体メモリにMP3(Motion Pictures Expert Group-1 Layer-3)形式等のオーディオデータが格納され当該オーディオデータを再生し得るポータブルオーディオプレーヤがUSBケーブル等を介して接続された場合、当該オーディオプレーヤ内のオーディオデータの管理等を行い得るようになされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−56289公報(第2図)
ところで、USBの規格では、USBプラグを有する機器とUSBソケットを有する機器とが接続された場合、所定のプロトコル等に従った接続確立処理を行うことにより、各機器が相手の機器と接続されたことを認識するようになされている。
しかしながら、かかる接続確立処理では、機器間の通信処理を行うため、ある程度の時間を要してしまう。
すなわち上述したオーディオ装置は、実際にUSBソケットにUSBケーブル等を介してオーディオプレーヤが接続されてから、当該オーディオプレーヤが接続されたことを認識できるまでにある程度の時間を要することになるため、ユーザを待たせてしまうという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、接続端子の接続状態を高速に検出し得る接続検出装置及び接続検出方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の接続検出装置においては、接続端子を有する接続プラグが接続されることにより当該接続端子を介して電気信号を伝達する接続ソケットと、接続ソケットに設けられ、接続プラグが接続されていないときに互いに電気的に切断され、接続プラグが接続されたときに接続プラグに設けられたプラグシールドを介して互いに電気的に接続されるソケット第1シールド及びソケット第2シールドと、所定の電源電圧を分圧し、ソケット第1シールド及びソケット第2シールドに互いに相違する電圧を印加する分圧部と、ソケット第1シールド又はソケット第2シールドを測定箇所としたときの電位と所定の閾値との比較結果を基に、接続プラグが接続ソケットに接続されているか否かを検出する検出部とを設けるようにした。
接続ソケットに接続プラグが接続された際、ソケット第1シールド及びソケット第2シールドが電気的に接続されることにより、分圧部における分圧比が変化してソケット第1シールド及びソケット第2シールドにおける電位が非接続状態から変化するため、この電位を測定電位として測定し閾値と比較することにより、接続ソケットに対する接続プラグの接続状態を直ちに検出することができる。
また本発明の接続検出方法においては、接続端子を有する接続プラグが接続されることにより当該接続端子を介して電気信号を伝達する接続ソケットと、当該接続ソケットに設けられ、接続プラグが接続されていないときに互いに電気的に切断され、接続プラグが接続されたときに接続プラグに設けられたプラグシールドを介して互いに電気的に接続されるソケット第1シールド及びソケット第2シールドと、所定の電源電圧を分圧し、ソケット第1シールド及びソケット第2シールドに互いに相違する電圧を印加する分圧部とを有する接続検出装置の接続検出方法であって、ソケット第1シールド又はソケット第2シールドを測定箇所としたときの電位と所定の閾値とを比較する比較ステップと、比較ステップにおける比較結果を基に、接続プラグが接続ソケットに接続されているか否かを検出する検出ステップとを設けるようにした。
接続ソケットに接続プラグが接続された際、ソケット第1シールド及びソケット第2シールドが電気的に接続されることにより、分圧部における分圧比が変化してソケット第1シールド及びソケット第2シールドにおける電位が非接続状態から変化するため、この電位を測定電位として測定し閾値と比較することにより、接続ソケットに対する接続プラグの接続状態を直ちに検出することができる。
本発明によれば、接続ソケットに接続プラグが接続された際、ソケット第1シールド及びソケット第2シールドが電気的に接続されることにより、分圧部における分圧比が変化してソケット第1シールド及びソケット第2シールドにおける電位が非接続状態から変化するため、この電位を測定電位として測定し閾値と比較することにより、接続ソケットに対する接続プラグの接続状態を直ちに検出することができ、かくして接続端子の接続状態を高速に検出し得る接続検出装置及び接続検出方法を実現できる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)オーディオ装置の構成
図1において、オーディオ装置1は、本体部2においてラジオの受信やCDの再生等を行い、その音声を左スピーカ3L及び右スピーカ3Rを介して出力しユーザに聴取させ得るようになされている。
本体部2には、ユーザの操作を受け付けるための複数のスイッチ等でなる操作部4、ラジオの受信周波数やCDの曲番号及び再生時間等といった現在の動作状態を表示するための表示部5等が設けられている。
さらに本体部2の正面には、USB機器を接続するためのUSBソケット6が設けられている。このUSBソケット6には、例えば本体部50内に半導体メモリを内蔵しUSBプラグ52を有するUSBメモリ50等が接続されることが想定されている。
オーディオ装置1は、USBソケット6にこのUSBメモリ50が接続された場合、操作部4を介したユーザの操作に基づいて、内部の半導体メモリに格納されているMP3形式等のオーディオデータを読み出し、復号化等の処理を行いその音声を出力し得るようになされている。
ところでUSBメモリ50のUSBプラグ52は、USBの規格により「Aタイプ」として規定された形状でなり、図2に示すように、金属板が角パイプ状に形成されてなるシールド52SLの内部に樹脂でなるモールド部52Mが形成されており、その一面に4本の端子でなる端子群52Tが設けられている。
USBプラグ52のシールド52SLは、主に電磁的なノイズを遮断すると共に、端子群52Tを保護するようになされている。また端子群52Tのうち外側2本は電源線(VBUS及びGND)となっており、内側2本のデータ線(D+及びD−)よりも若干長く構成されている。
一方、本体部2のUSBソケット6は、図3に示すように、USBプラグ52のシールド52SLよりも一回り大きな角パイプ状に形成されてなるシールド6SLの内部に、樹脂材料が扁平な直方体状に形成された心材6Mが形成されており、当該心材6Mの一面に4本の端子でなる端子群6Tが設けられている。
USBソケット6は、USBプラグ52が接続された場合、シールド6SLにシールド52SLが当接し電気的及び物理的に接続された状態を保持するようになされており、このとき端子群52Tの各端子と端子群6Tの各端子とがそれぞれ当接し電気的に接続されるようになされている。
さらにシールド6SLは、一般的なUSBプラグと異なり、図4に示すように、部分シールド6SL1及び6SL2の2つに分割され、互いに接触しないようになされている。
この部分シールド6SL1及び6SL2は、何も接続されていない状態では互いに電気的に切り離されているものの、USBソケット6にUSBプラグ52が接続されると、双方ともシールド52SLに接触し、当該シールド52SLを介して互いに電気的に接続され同電位となるようになされている。
次に、図5を用いてオーディオ装置1の回路構成について説明する。オーディオ装置1は、CPU(Central Processing Unit)構成でなる制御部10により全体を統括制御するようになされている。
制御部10は、操作部4によりユーザからの操作指示を受け付けると、これを基に音声処理部11に対する制御指示を与えると共に、表示部5に操作指示に応じた表示内容を表示させる。
音声処理部11は、制御部10からの制御指示に応じて、CDドライブ12に対する再生命令やチューナ13に対する選局命令等を送出することにより、CDの再生結果やラジオの受信結果に基づく音声信号を取得する。その後音声処理部11は、取得した音声信号に対して所定の音質調整処理や増幅処理等を施し、スピーカ3L及び3Rへ供給することにより音声を出力させる。
また制御部10には、USB機器を直接制御するためのUSBコントローラ14を介してUSBソケット6が接続されている。実際上、USBコントローラ14は、USBメモリ50等のUSB機器が接続されると、当該USB機器との間の接続確立処理や当該USB機器からの音楽データの読出処理等を行うようになされている。
かかる構成に加えて、制御部10には、USBソケット6にUSBメモリ50等のUSB機器が接続されているか否かを検出する接続検出回路15が接続されている。
この接続検出回路15は、図6に示すような回路構成を有しており、図示しない電源部から供給される所定電圧(例えば12V)でなる電源電圧VccとグランドGNDとの間に3個の抵抗RA、RB及びRCが直列に接続され、当該電源電圧Vccを分圧するようになされている。
抵抗RAとRBとの接続点PAには、シールド6SLの部分シールド6SL1が接続されており、また抵抗RBとRCとの接続点PBには、シールド6SLの部分シールド6SL2及びA/D(Analog/Digital)変換器17が接続されている。
すなわちUSBソケット6に何も接続されていない場合、部分シールド6SL1及び6SL2は、電源電圧Vccから分圧され互いに異なる電圧が印加されている。
A/D変換器17は、接続点PBにおける電位を測定対象とし、これを対象電位VBとしてA/D変換し、ディジタル値でなる電位データDBを判定部18へ供給する。判定部18は、電位データDBを所定の閾値等と比較することにより、USBソケット6にUSBメモリ50等のUSB機器が接続されているか否かを判定し(詳しくは後述する)、その判定結果JDを制御部10へ供給するようになされている。
このように接続検出回路15は、接続点PBにおける対象電位VBをA/D変換器17によりディジタル値でなる電位データDBとして検出し、これを基に判定部18によりUSBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを判定することにより、全体としてUSBソケット6におけるUSB機器の接続を検出するようになされている。
(1−2)USB機器の接続判定
次に、接続検出回路15の判定部18における接続判定処理の基となる対象電位VBについて、USBソケット6に対するUSB機器の接続状態に応じて説明する。
まず、USBソケット6にUSB機器が接続されていない場合を想定する。この場合、図6に示したように、接続点PAとPBとが電気的に分離されているため、電源電圧Vccは抵抗RA、RB及びRCにより分圧される。すなわち非接続時の対象電位VBを対象電位VBFとすると、次に示す(1)式のように表される。
Figure 2008171261
次に、USBソケット6にUSB機器が接続されている場合を想定する。ここで、USB機器におけるUSBプラグのシールドについては、接地されている場合と接地されていない場合とがあるため、それぞれの場合に分けて考えるものとする。
USBプラグのシールドが接地されたUSB機器がUSBソケット6に接続された場合、接続検出回路15は、図7(A)に示すように、接続点PA及びPBがいずれもグランドGNDに接続されることになる。ここでこのときの対象電位VBを対象電位VBGとすると、VBG=0[V]となる。
因みに、USBプラグのシールドが接地されたUSB機器としては、例えば商用電源の供給を受けた上で、USB接続されて動作する外付け型のハードディスクドライブ等が想定される。
一方、USBプラグのシールドが接地されていないUSB機器、例えばUSBメモリ50がUSBソケット6に接続された場合、接続検出回路15は、図7(B)に示すように、接続点PA及びPBがシールド52SLにより短絡されるため、分圧状態が変化し、電源電圧Vccは抵抗RA及びRCにより分圧されることになる。ここでこのときの対象電位VBを対象電位VBOとすると、次に示す(2)式のように表される。
Figure 2008171261
ここで、抵抗RA>0、RB>0且つRC>0とすると、対象電位VBF、VBG及びVBOの間には、次に示す(3)式のような大小関係が成立する。
Figure 2008171261
すなわち、USBソケット6にUSB機器が接続された場合、当該USB機器におけるUSBプラグのシールドが接地されているか否かに応じて、図8(A)及び(B)に示すように、対象電位VBは減少又は増加することになる。
ここで、(3)式の関係を踏まえ、次に示す(4)式を満たすような2つの閾値VT1及びVT2を定義する。
Figure 2008171261
この閾値VT1は、例えば対象電位VBGと対象電位VBFとのほぼ中間電位を表す値でなり、閾値VT2は、例えば対象電位VBFと対象電位VBOとのほぼ中間電位を表す値でなる。
ここでUSBソケット6は、その性質上、USB機器が接続されていないか、USB機器が接続されUSBプラグのシールドが接地されているか、或いはUSB機器が接続されUSBプラグのシールドが接地されていないか、のいずれかとなる。すなわち対象電位VBは、上述した対象電位VBG、VBF及びVBOのいずれかの値又はその近似的な値をとることになる。
従って、対象電位VBが閾値VT1及びVT2の間にあるとき、すなわち次に示す(5)式の関係を満たしていれば、図6に示したようにUSBソケット6にUSB機器が接続されていない状態であると考えられ、反対に(5)式の関係を満たしていなければ、USBソケット6にUSB機器が接続されていると考えられる。
Figure 2008171261
このことを利用し、判定部18(図6及び図7)は、(5)式における閾値VT1、VT2及び対象電位VBをそれぞれディジタル化した閾値DT1、DT2及び電位データDBを用いた(6)式を満たすか否かを基に、USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを判定するようになされている。
Figure 2008171261
判定部18は、図8(C)に示すように、(6)式が満たされているときは判定結果JDを「L」レベルで出力し、(6)式が満たされなくなったときは当該判定結果JDを「H」レベルで出力する。
これに応じて制御部10(図5)は、当該判定結果JDを基に、USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを、当該USB機器におけるUSBプラグのシールドが接地されているか否かに拘わらず、認識することができる。
このように接続検出回路15の判定部18は、供給される電位データDBが(6)式を満たすか否かを基に、USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを判定結果JDとして出力するようになされている。
(1−3)動作及び効果
以上の構成において、第1の実施の形態におけるオーディオ装置1は、USBソケット6のシールド6SLが部分シールド6SL1及び6SL2に分割され(図4)、電源電圧Vccを抵抗RA、RB及びRCにより分圧した接続検出回路15(図6)の接続点PA及びPBにそれぞれ接続された状態で、当該接続点PBにおける電位を対象電位VBとし、これをA/D変換器17によりディジタル化した電位データDBを判定部18に供給する。
接続検出回路15において判定部18は、閾値DT1、DT2と電位データDBとを用いた(6)式が満たされるか否かを基に、USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを判定し、判定結果JDとして出力する。
従ってオーディオ装置1の接続検出回路15は、電位データDBと2つの閾値DT1及びDT2との比較を行う(6)式を用いて判定処理を行うことにより、USB機器におけるUSBプラグのシールドが接地されているか否かに拘わらず、USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを検出することができる。
一般に、USBソケット6を有し外部のUSB機器の接続を検出するUSB装置では、USB機器が接続された場合、例えば図8(D)及び(E)に示すように、データ線D+及びD−を介して接続確立処理が行われる。このため、このUSB装置では、例えば時刻t0にUSBプラグをUSBコネクタに接続したとしても、接続確立処理が時刻t1に開始され時刻t2に終了した時点で初めて当該USB機器が接続されたことを認識することができる。
これに対して接続検出回路15は、A/D変換器17における変換処理及び判定部18における判定処理がいずれも単純な処理であることから、各処理を極めて短時間に完了させることができ、USB機器の接続状態をほぼリアルタイムで、すなわち時刻t0とほぼ同時に、判定結果JDを出力することができる。これによりオーディオ装置1の制御部10(図5)は、USB機器が実際に接続されるのとほぼ同時に、当該USB機器が接続されたことを認識することができる。
これによりオーディオ装置1は、例えばUSBソケット6にUSBメモリ50等のUSB機器が接続された際に、接続直後に表示部4に所定のアイコンを表示することにより、当該USB機器が接続されたことを検出できていることを直ちにユーザに提示することができ、当該ユーザに「正しく認識されていないかもしれない」と言った不安を与える可能性を大幅に低減できる。
さらにオーディオ装置1は、実際にUSB機器と通信処理を行うUSBコントローラ14から独立した接続検出回路15により当該USB機器の接続を検出することができるので、例えばUSBコントローラ14が省電力のためのスリープモードに遷移したときでも、当該USB機器の接続状態をほぼリアルタイムで検出することができる。
また接続検出回路15は、シールド6SLが部分シールド6SL1及び6SL2に2分割されたUSBソケット6を用い、抵抗RA、RB及びRC、A/D変換器17並びに判定部18といった少ない部品による簡易な回路構成により、USB機器の接続を高速且つ確実に検出することができる。
以上の構成によれば、オーディオ装置1の接続検出回路15は、USBソケット6のシールド6SLが2分割された部分シールド6SL1及び6SL2を、電源電圧Vccを抵抗RA、RB及びRCにより分圧したときの接続点PA及びPBにそれぞれ接続しておき、当該接続点PBにおける対象電位VBをディジタル化した電位データDBを、判定部18において(6)式に従い閾値DT1及びDT2と比較し判定することにより、当該USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを高速且つ確実に検出することができる。
(2)第2の実施の形態
第2の実施の形態におけるオーディオ装置20は、第1の実施の形態におけるオーディオ装置1(図1〜図4)と同様の外観構成を有しているため、その説明は省略する。このオーディオ装置20は、オーディオ装置1(図5)とほぼ同様の回路構成を有しているものの、接続検出回路15に代えて接続検出回路25を有する点が異なっている。
接続検出回路25は、図6との対応部分に同一符号を付した図9に示すように、A/D変換器17が接続点PBではなく接続点PAに接続されている点以外は、第1の実施の形態における接続検出回路15と同様に構成されている。
すなわち接続検出回路25は、接続点PAにおける対象電位VAをA/D変換器17によりディジタル値でなる電位データDAとして検出する。さらに接続検出回路25は、第1の実施の形態と同様に、判定部18により電位データDAを基にUSBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを判定することにより、全体としてUSBソケット6におけるUSB機器の接続を検出するようになされている。
(2−2)USB機器の接続判定
次に、接続検出回路25の判定部18における接続判定処理の基となる対象電位VAについて、USBソケット6に対するUSB機器の接続状態に応じて説明する。
まず、USBソケット6にUSB機器が接続されていない場合を想定する。この場合、図9に示したように、接続点PAとPBとが電気的に分離されているため、電源電圧Vccは抵抗RA、RB及びRCにより分圧される。すなわち非接続時の対象電位VAを対象電位VAFとすると、次に示す(7)式のように表される。
Figure 2008171261
次に、USBプラグのシールドが接地されたUSB機器がUSBソケット6に接続された場合、接続検出回路25は、図7(A)と対応する図10(A)に示すように、接続点PA及びPBがいずれもグランドGNDに接続されることになる。ここでこのときの対象電位VAを対象電位VAGとすると、第1の実施の形態と同様、VAG=0[V]となる。
一方、USBプラグのシールドが接地されていないUSB機器(USBメモリ50等)がUSBソケット6に接続された場合、接続検出回路25は、図7(B)と対応する図10(B)に示すように、接続点PA及びPBがシールド52SLにより短絡されるため、分圧状態が変化し、電源電圧Vccは抵抗RA及びRCにより分圧されることになる。このときの対象電位VAを対象電位VAOとすると、この対象電位VAOは、次に示す(8)式のように表される。
Figure 2008171261
ここで、抵抗RA>0、RB>0且つRC>0とすると、対象電位VAF、VAG及びVAOの間には、次に示す(9)式のような大小関係が成立する。
Figure 2008171261
すなわち、USBソケット6にUSB機器が接続された場合、当該USB機器におけるUSBプラグのシールドが接地されているか否かに応じて、図8(A)及び(B)と対応する図11(A)及び(B)に示すように、対象電位VAはいずれも減少することになる。
ここで、(9)式の関係を踏まえ、次に示す(10)式を満たすような閾値VT3を定義する。
Figure 2008171261
因みに閾値VT3は、例えば対象電位VAOと対象電位VAFとのほぼ中間電位を表す値でなる。
従って、対象電位VAが閾値VT3よりも大きいとき、すなわち次に示す(11)式の関係を満たしていれば、図9に示したようにUSBソケット6にUSB機器が接続されていない状態であると考えられ、反対に(11)式の関係を満たしていなければ、USBソケット6にUSB機器が接続されていると考えられる。
Figure 2008171261
このことを利用し、判定部18(図9及び図10)は、(11)式における閾値VT3及び対象電位VAをそれぞれディジタル化した閾値DT3及び電位データDAを用いた(12)式を満たすか否かを基に、USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを判定するようになされている。
Figure 2008171261
すなわち判定部18は、図12(C)に示すように、(12)式が満たされているときは判定結果JDを「L」レベルで出力し、(12)式が満たされなくなったときは当該判定結果JDを「H」レベルで出力する。
これに応じて制御部10(図5)は、当該判定結果JDを基に、USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを、当該USB機器におけるUSBプラグのシールドが接地されているか否かに拘わらず、認識することができる。
このように接続検出回路25の判定部18は、供給される電位データDAが(12)式を満たすか否かを基に、USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを判定結果JDとして出力するようになされている。
(2−3)動作及び効果
以上の構成において、第2の実施の形態におけるオーディオ装置20は、USBソケット6のシールド6SLが部分シールド6SL1及び6SL2に分割され(図4)、電源電圧Vccを抵抗RA、RB及びRCにより分圧した接続検出回路25(図9)の接続点PA及びPBにそれぞれ接続された状態で、当該接続点PAにおける電位を対象電位VAとし、これをA/D変換器17によりディジタル化した電位データDAを判定部18に供給する。
接続検出回路25において判定部18は、閾値DT1と電位データDAとを用いた(12)式が満たされるか否かを基に、USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを判定し、判定結果JDとして出力する。
従ってオーディオ装置20の接続検出回路25は、電位データDAと閾値DT3との比較を行う(12)式を用いて判定処理を行うことにより、USB機器におけるUSBプラグのシールドが接地されているか否かに拘わらず、USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを検出することができる。
特に接続検出回路25は、接続検出回路15と同様、A/D変換器17における変換処理及び判定部18における判定処理がいずれも単純な処理であることから、各処理を極めて短時間に完了させることができ、USB機器の接続状態をほぼリアルタイムで、すなわち時刻t0とほぼ同時に、判定結果JDを出力することができる。
これによりオーディオ装置20の制御部10(図5)は、第1の実施の形態と同様、一般的なUSB機器においてデータ線D+及びD−を介して接続確立処理が行われた後(図11(D)及び(E))、時刻t2に当該USB機器が接続されたことを認識する場合よりも、格段に速く、実際にはUSB機器が実際に接続されるのとほぼ同時に、当該USB機器が接続されたことを認識することができる。
さらに判定部18については、第2の実施の形態による接続検出回路25において、(12)式に示したように、電位データDA及び閾値DT3といった2つの値の比較を行うのみで済むため、第1の実施の形態による接続検出回路15において、(6)式に示したように、電位データDB、閾値DT1及び閾値DT2といった3つの値を比較する場合よりも、比較処理を簡素化でき一段と高速化することが可能となる。
以上の構成によれば、オーディオ装置20の接続検出回路25は、USBソケット6のシールド6SLが2分割された部分シールド6SL1及び6SL2を、電源電圧Vccを抵抗RA、RB及びRCにより分圧したときの接続点PA及びPBにそれぞれ接続しておき、当該接続点PAにおける対象電位VAをディジタル化した電位データDAを、判定部18において(12)式に従い閾値DT3と比較し判定することにより、当該USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを高速且つ確実に検出することができる。
(3)他の実施の形態
なお上述した実施の形態においては、独立した判定部18により(6)式又は(12)式を満たすか否かの判定処理を行うようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば電位データDB又はDAを直接制御部10へ供給するようにし、当該制御部10において判定処理を行うようにする、すなわち当該制御部10が判定部18の機能を兼ねるようにする等しても良い。
また上述した実施の形態においては、A/D変換器17によりディジタル化した電位データDB又はDAを用いて判定部18により判定処理を行うようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば判定部18をコンパレータ回路により構成し、A/D変換器17を省略して電位VB又はVAを直接判定部18へ供給することにより、アナログ値を用いた比較・判定処理を行うようにする等しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、接続検出回路15又は25において対象電位VB又はVAの変化によりUSBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを検出するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の回路構成でなる種々の電子回路を用いるようにしても良く、要は分割され非接続状態において互いに電位が異なるシールドが、接続状態において同電位となることを基に、USBソケット6にUSB機器が接続されているか否かを検出できれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、USBソケット6のシールド6SLを、図4に示したように正面から見て左側面板を他の側面板から切り離すことにより部分シールド6SL1及び6SL2に分割するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図4と対応する図12に示すように、シールド6SLと対応するシールド36SLを上側面板及び右側面板でなる部分シールド36SL1と左側面板及び下側面板でなる部分シールド36SL2とに2分割するようにし、或いは図4と対応する図13に示すように、シールド6SLと対応するシールド46SLを上下にほぼ2分割し部分シールド46SL1及び46SL2とにより構成する等、種々の分割手法により分割するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、USBソケット6のシールド6SLを2分割し、それぞれを電位が異なる接続点PA及びPB(図6)に接続するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばUSBソケット6のシールド6SLを3分割し、接続点PA及びPBに加えグランドGNDに接続しても良く、また例えば当該シールド6SLを上側面板、左側面板、下側面板及び右側面板に4分割し、上側面板及び下側面板を接続点PAに接続し左側面板及び右側面板を接続点PBに接続することにより、接触不良を防止するようにする等、種々の分割数でシールド6SLを分割するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、USB規格に準拠したUSBソケットを具えるオーディオ装置に本発明を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394規格のソケットを具えるコンピュータ装置やいわゆるS映像端子を具える映像記録再生装置等、少なくともシールドを有し種々の形状でなるソケットを有する種々の電子機器に本発明を適用するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、接続ソケットとしてのUSBソケット6と、ソケット第1シールド及びソケット第2シールドとしての部分シールド6SL1及び6SL2と、分圧部としての抵抗RA、RB及びRCと、検出部としてのA/D変換器17及び判定部18とによって接続検出装置としての接続検出回路15又は25を構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成でなる接続ソケットと、ソケット第1シールド及びソケット第2シールドと、分圧部と、検出部とによって接続検出装置を構成するようにしても良い。
本発明は、オーディオ装置の他、映像記録再生装置やコンピュータ装置等、各種接続コネクタを有する種々の電子機器でも利用できる。
オーディオ装置の全体構成を示す略線的斜視図である。 USBプラグの構成を示す略線的斜視図である。 USBソケットの構成を示す略線的斜視図である。 USBソケットにおけるシールドの構成を示す略線的斜視図である。 オーディオ装置の内部構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における接続検出回路の構成を示す回路図である。 第1の実施の形態における接続状態を示す回路図である。 第1の実施の形態における電位の変化を示す略線図である。 第2の実施の形態における接続検出回路の構成を示す回路図である。 第2の実施の形態における接続状態を示す回路図である。 第2の実施の形態における電位の変化を示す略線図である。 他の実施の形態によるシールドの構成(1)を示す略線的斜視図である。 他の実施の形態によるシールドの構成(2)を示す略線的斜視図である。
符号の説明
1、20……オーディオ装置、6……USBソケット、6SL……シールド、6SL1、6SL2……部分シールド、10……制御部、14……USBコントローラ、15、25……接続検出回路、17……A/D変換器、18……判定部、50……USBメモリ、52……USBプラグ、52SL……シールド、Vcc……電源電圧、PA、PB……接続点、RA、RB、RC……抵抗、VA、VB……対象電位、DA、DB……電位データ、JD……判定結果。

Claims (5)

  1. 接続端子を有する接続プラグが接続されることにより当該接続端子を介して電気信号を伝達する接続ソケットと、
    上記接続ソケットに設けられ、上記接続プラグが接続されていないときに互いに電気的に切断され、上記接続プラグが接続されたときに上記接続プラグに設けられたプラグシールドを介して互いに電気的に接続されるソケット第1シールド及びソケット第2シールドと、
    所定の電源電圧を分圧し、上記ソケット第1シールド及び上記ソケット第2シールドに互いに相違する電圧を印加する分圧部と、
    上記ソケット第1シールド又は上記ソケット第2シールドを測定箇所としたときの電位と所定の閾値との比較結果を基に、上記接続プラグが上記接続ソケットに接続されているか否かを検出する検出部と
    を具えることを特徴とする接続検出装置。
  2. 上記分圧部は、上記ソケット第1シールドに上記ソケット第2シールドよりも高い電圧を印加し、
    上記検出部は、上記ソケット第2シールドを上記測定箇所とし、上記測定電位が所定の第1閾値と所定の第2閾値との間にあるとき、接続プラグが上記接続ソケットに接続されていないと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接続検出装置。
  3. 上記分圧部は、上記ソケット第1シールドに上記ソケット第2シールドよりも高い電圧を印加し、
    上記検出部は、上記ソケット第1シールドを上記測定箇所とし、上記測定電位が上記閾値よりも高いとき、上記接続プラグが上記接続ソケットに接続されていないと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接続検出装置。
  4. 上記検出部は、上記測定電位をディジタル値に変換し、当該ディジタル値とディジタル化した上記閾値との比較結果を基に、上記接続プラグが上記接続ソケットに接続されているか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接続検出装置。
  5. 接続端子を有する接続プラグが接続されることにより当該接続端子を介して電気信号を伝達する接続ソケットと、当該接続ソケットに設けられ、上記接続プラグが接続されていないときに互いに電気的に切断され、上記接続プラグが接続されたときに上記接続プラグに設けられたプラグシールドを介して互いに電気的に接続されるソケット第1シールド及びソケット第2シールドと、所定の電源電圧を分圧し、上記ソケット第1シールド及び上記ソケット第2シールドに互いに相違する電圧を印加する分圧部とを有する接続検出装置の接続検出方法であって、
    上記ソケット第1シールド又は上記ソケット第2シールドを測定箇所としたときの電位と所定の閾値とを比較する比較ステップと、
    上記比較ステップにおける比較結果を基に、上記接続プラグが上記接続ソケットに接続されているか否かを検出する検出ステップと
    を具えることを特徴とする接続検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012028147A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Nec Personal Computers Ltd ジャックおよび電子機器
WO2013003329A1 (en) * 2011-06-28 2013-01-03 Lifescan, Inc. Hand-held test meter with unpowered usb connection detection circuit
JP2016040168A (ja) * 2015-12-08 2016-03-24 クラリオン株式会社 車載装置
WO2019233389A1 (zh) * 2018-06-04 2019-12-12 惠州市睿普斯林智能科技有限公司 一种沙发usb插座

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