JP2008165284A - 風説監視システム、風説監視方法及びプログラム - Google Patents

風説監視システム、風説監視方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】風説利用者が風説情報を確認するために必要な人的コストを削減すること、および、風説情報の電子取引を活発にする。
【解決手段】風説情報価値判定手段は、風説情報記憶部に格納されたそれぞれの風説情報に対して、(1)風説情報の利用者にとっての新規性を示すスコア、(2)風説情報の信憑性を示すスコア、(3)風説情報の公衆への影響度を示すスコア、(4)風説情報の企業経営への影響(リスク)を示すスコアの重み付け総和を風説情報の価値として算出して、風説情報の価値のスコアを風説情報記憶部に登録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットの風説情報を監視する風説監視システム、風説監視方法及びプログラムに関し、特に、風説情報の利用者への価値を判定する風説監視システム、風説監視方法及びプログラムに関する。
インターネットを監視して、企業にとってリスクのある風説が広範囲に広がるのを未然に防ぐことは、企業の信用維持のために重要になってきている。そのためには、インターネットで現在どのような情報が流れているかをモニタリング(監視)し、広範囲に広がる恐れがある風説に対して早急な対策を講じることが必要である。
インターネットの風説を監視する従来技術としては、ガーラ社のe-mining(非特許文献1)がある。e-miningは、掲示板等のさまざまな情報ソースから、利用者が指定したキーワード(企業名,商品名等)を含む発言をフィルタリングして、風説利用者にそれらの発言リストを日々提供するサービスである。設定したキーワード毎に発言数の時間遷移やWebサイト毎の出現分布を観ることができる。
風説利用者側は、サービス提供者側から提供された発言リスト等から、利用者の企業にとってリスクのある情報(企業やその商品に関する不評、誹謗、中傷、虚位の事実)の有無や、それらの拡散状況、拡散の恐れ、経営への影響等を分析する。
一方、インターネットの風説を監視する別の従来技術として、インターネットのオークションやマーケットプレイスといった、Webを通じて売り手と売り手を結びつける電子市場を用いる方法がある。通常、これらの電子市場では物が取引の対象となるが、風説利用者と風説提供者の間で風説レポートを取引の対象とすることも可能である。風説提供者は、電子市場に対してインターネットの風説情報を分析した結果を記述した風説レポートを希望する販売金額とともに投稿し、風説利用者は関係する風説レポートを購入する。
http://sales.gala.jp/e-mining/
e-miningのように、インターネットの発言をフィルタリングして利用者に提供する方法では、指定するキーワードの数を増やせば増やすほど日々提供される発言数は増加し、それらを全て利用者が確認する人的コストが大きい問題があった。
一方、オークションやマーケットプレイスといった電子市場で風説レポートを取引する方法では、登録された風説レポートの価値が分からないため、風説利用者は風説レポートの購入の判断を下せない結果、風説レポートの取引が活発に行われない問題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、風説利用者が風説情報を確認するために必要な人的コストを削減すること、および、風説レポートの電子取引を活発にすることである。
上記課題を解決する本発明は、風説情報を監視する風説監視システムであって、ネットワークから取得した風説情報が格納された風説情報記憶部と、前記風説情報記憶部に格納されたそれぞれの風説情報に対して、風説情報の利用者にとっての新規性を示す新規性スコア、風説情報の信憑性を示す信憑性スコア、風説情報の公衆への影響度を示す影響度スコア、及び風説情報の利用者への危険度を示す危険度スコアのいずれかひとつ以上のスコアを計算し、前記スコアに基づいて、風説情報の風説価値を計算する風説情報価値判定手段とを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、風説情報を監視する風説監視のプログラムであって、ネットワークから風説情報を取得し、前記風説情報を風説情報記憶部に格納する処理と、前記風説情報記憶部に格納されたそれぞれの風説情報に対して、風説情報の利用者にとっての新規性を示す新規性スコア、風説情報の信憑性を示す信憑性スコア、風説情報の公衆への影響度を示す影響度スコア、及び風説情報の利用者への危険度を示す危険度スコアのいずれかひとつ以上のスコアを計算し、前記スコアに基づいて、風説情報の風説価値を計算する風説情報価値判定処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、風説情報を監視する風説監視方法であって、ネットワークから風説情報を取得し、前記風説情報を風説情報記憶部に格納し、前記風説情報記憶部に格納されたそれぞれの風説情報に対して、風説情報の利用者にとっての新規性を示す新規性スコア、風説情報の信憑性を示す信憑性スコア、風説情報の公衆への影響度を示す影響度スコア、及び風説情報の利用者への危険度を示す危険度スコアのいずれかひとつ以上のスコアを計算し、前記スコアに基づいて、風説情報の風説価値を計算することを特徴とする。
本発明の効果は、風説利用者が風説情報を確認するために必要な人的コストを削減することである。その理由は、風説情報の価値を、風説情報の利用者にとっての新規性を示す新規性スコア、風説情報の信憑性を示す信憑性スコア、風説情報の公衆への影響度を示す影響度スコア、及び風説情報の利用者への危険度を示す危険度スコアのいずれかひとつ以上のスコア、又は4つのスコアの観点から求め、利用者に価値の高い風説情報を優先的に提示するためである。
本発明の別の効果は、風説レポートの電子取引を活発にできることである。その理由は、風説レポート提供者から投稿された風説レポートの価値のスコアを利用者の風説レポートの購入の判断材料として提示するためである。
<第1の実施の形態>
まず、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1と図2とを参照すると、本発明の第1の実施の形態は、インターネット等のネットワークの風説を監視する風説監視システム1と、キーボード等の入力装置2と、ディスプレイ等の出力装置3とを含む。
風説監視システム1は、Web文書収集・発言分割手段10と、発言検索手段11と、風説情報抽出手段12と、風説情報価値判定手段13と、キーワード登録手段14と、風説情報参照手段15と、発言記憶部16と、キーワード記憶部17と、関連発言記憶部18と、風説情報記憶部19とを備えている。
Web文書収集・発言分割手段10は、インターネットからWebページを収集し、収集したWebページを発言単位に分割し、分割した発言のそれぞれに、発言を含むWebページのURLを付与して発言記憶部16に格納する。
発言検索手段11は、キーワード登録手段14に登録されたキーワードを含む発言を発言記憶部16から検索し、その発言と発言に適合したキーワードとを関連発言記憶部18に格納する。
風説情報抽出手段12は、関連発言記憶部18に格納された発言から、キーワードとその周囲のあらかじめ設定した範囲の文字列を風説情報として抽出し、風説情報記憶部19に格納する。
風説情報価値判定手段13は、風説情報記憶部19に格納されたそれぞれの風説情報に対して、(1)風説情報の利用者にとっての新規性を示すスコア、(2)風説情報の信憑性を示すスコア、(3)風説情報の公衆への影響度を示すスコア、及び(4)風説情報の利用者にとっての危険性を示すスコアのいずれか一つ以上を用いて、風説情報の価値を算出して、風説情報の価値のスコアを風説情報記憶部19に登録する。
キーワード登録手段14は、入力装置2からキーワードを受け取りキーワード記憶部17に格納する。
風説情報参照手段15は、風説情報記憶部19に格納された風説情報のうち、出力済みとなっていない(風説情報の価値判断として最終的に提示されていない)風説情報を風説情報の価値のスコアの降順で並び替え出力装置3に表示し、かつそれらを出力済みとして風説情報記憶部19に登録する。
発言記憶部16は、発言内容と、発言を含むWebページのURLを少なくとも格納する。発言記憶部16の記憶例を図5に示す。例えば、図5では、発言IDが1の発言内容として、「○○××会社は倒産しそう。」と、その発言を含むWebページのURL「http://www.aaa.com/bbs/index.html」とが関連付けられて格納されている。尚、発言記憶部16は、ハードディスクのような記憶媒体を想定しているが、コンピュータのメモリ領域に格納する等、これに限るものではない。この点に関しては、全ての記憶部で同様である。
キーワード記憶部17は、キーワードを登録する。図6にキーワード記憶部17の記憶例を示す。
関連発言記憶部18は、発言IDと、発言に適合したキーワードを少なくとも格納する。図7に関連発言記憶部18の記憶例を示す。例えば、図7では、発言IDが1の発言に適合したキーワードとして「○○××会社」が格納されている。関連発言記憶部18には、発言そのものを格納する代わりに、発言IDを格納している。この発言IDと、発言記憶部16の発言IDは対応しており、発言IDを通して発言を参照することが可能である。本発明では、このようなリレーショナルデータベースの形式を使って説明するが、必ずしもこの形式に限られることなく、発言やそのURLを関連発言記憶部18に格納するようにしても良い。この点に関しては、全ての記憶部で同様である。
風説情報記憶部19は、風説情報と、風説情報を含む発言ID、風説情報のグループID、風説情報の出力済みの判定値を少なくとも格納する。
風説情報価値判定手段13は、同一性判定手段131と、新規性判定手段132と、信憑性判定手段133と、流布性判定手段134と、危険性判定手段135と、総合価値判定手段136と、Webサイト情報記憶部137と、リスク表現記憶部138を備えている。
同一性判定手段131は、風説情報記憶部19に格納された風説情報に対して、含まれる文字列又は単語の共通する度合いが閾値以上の風説情報同士を同一の風説情報として同一のグループ番号を付与し、風説情報記憶部19に登録する。
新規性判定手段132は、風説情報記憶部19に格納したそれぞれの風説情報の利用者にとっての新規性を示すスコアを、出力装置3に出力済みとなっていない同一グループに属する風説情報の数を利用して算出し、総合価値判定手段136に出力する。
信憑性判定手段133は、風説情報記憶部19に格納したそれぞれの風説情報の信憑性を示すスコアを、同一グループに属する風説情報の数と、Webサイト情報記憶部137に格納された風説情報が掲載されたWebサイトの信頼性を利用して算出し、総合価値判定手段136に出力する。
流布性判定手段134は、風説情報記憶部19に格納したそれぞれの風説情報の公衆への影響度を示すスコアを、同一グループに属する風説情報の数と、Webサイト情報記憶部137に格納された風説情報が掲載されたWebサイトの人気度を利用して算出し、総合価値判定手段136に出力する。
危険性判定手段135は、風説情報記憶部19に格納したそれぞれの風説情報の利用者にとっての危険性を示すスコアを、リスク表現記憶部138に格納された利用者にとっての危険性の大きい表現とそのリスク度合いを利用して算出し、総合価値判定手段136に出力する。
総合価値判定手段136は、新規性判定手段132、信憑性判定手段133、流布性判定手段134、危険性判定手段135から受け取ったそれぞれの風説情報の価値のスコアとその重みから最終的な風説情報の価値のスコアを求め風説情報記憶部19に登録する。
Webサイト情報記憶部137は、Webサイト毎の信頼性および人気度のスコアを格納する。
リスク表現記憶部138は、リスク表現とそのリスク度合いを格納する。
次に、図3と図4を参照して本発明を実施するための最良の形態の動作について詳細に説明する。
まず、Web文書収集・発言分割手段10は、インターネットからWebページを収集し、収集したWebページを発言単位に分割し、分割した発言のそれぞれに、発言を含むWebページのURLを付与して発言記憶部26に格納する(図3のステップS1)。図5に発言記憶部16の記憶例を示す。インターネットからWebページの収集は、例えばwget(http://www.gnu.org/software/wget/)のようなクローラと呼ばれるWebページ収集ツールを用いることで可能である。また、発言とは、そのWebページの中で、一人が同じ時間に登録した文章内容を意味する。Webページを発言毎に分割するためには、1つのWebページに含まれる発言の区切りを示す情報(例えば、HTMLタグのパタン)を利用する。なお、本発明は必ずしも発言毎に分割する必要はなく、1Webページを1発言として発言記憶部16に格納しても良い。
次に、発言検索手段11は、発言記憶部16からキーワード登録手段14に登録されたキーワードを含む発言を検索し、その発言と発言に適合したキーワードを関連発言記憶部18に格納する(図3のステップS2)。図7に関連発言記憶部18の記憶例を示す。
なお、発言検索手段11を実行する前には、キーワード登録手段14が、入力装置2を通して入力されたキーワードをキーワード記録部に格納しておくことが必要である。図6にキーワード記憶部17の記憶例を示す。
次に、風説情報抽出手段12は、関連発言記憶部18に格納された発言から、キーワードとその周囲のあらかじめ設定した範囲の文字列を風説情報として抽出し、風説情報記憶部19に格納する(図3のステップS3)。図8に、風説情報記憶部19の記憶例を示す。ここでは、発言IDが1、14、21の発言に関してキーワード「○○××会社」を含む1文を風説情報として抽出しており、例えば、風説ID=1と、発言ID=1と、風説情報「○○××会社は倒産しそう」と、出力済みのフラグとが関連付けられて記憶されている。尚、あらかじめ設定した範囲は、このようにキーワードを含む1文とする他、キーワードを含む1文とその前後のn文とする方法や、キーワードの前後n byteとする方法や、発言全体とする方法があるが、これに限定されるものではない。また、出力済みの列はここでは全て0にしておく。
次に、風説情報価値判定手段13は、風説情報記憶部19に格納されたそれぞれの風説情報に対して、(1)風説情報の利用者にとっての新規性を示すスコア、(2)風説情報の信憑性を示すスコア、(3)風説情報の公衆への影響度を示すスコア、(4)風説情報の利用者にとっての危険性を示すスコアを手がかりとして風説情報の価値として算出して、風説情報の価値のスコアを風説情報記憶部19に登録する(図3のステップS4)。尚、風説情報価値判定手段13の詳細は後述する。図10に風説情報記憶部19の記憶例を示す。ここでは、風説情報の価値のスコアを風説情報のグループID毎に保存している。例えば、図10では、グループID=1と、そのグループの風説価値のスコア=8.9とが関連付けられて記憶されている。
風説情報記憶部19の風説情報は、利用者からの要求があった際に、風説情報参照手段15を通して出力装置3に表示される。風説情報参照手段15は、風説情報記憶部19に格納された風説情報のうち、出力済みとなっていない風説情報を風説情報の価値のスコアの降順で並び替え出力装置3に表示し、かつそれらを出力済みとして風説情報記憶部19に登録する。図13に出力装置3への表示例を示す。なお、出力済みとするタイミングを出力装置3へ表示した場合に変え、出力装置3へ表示した風説情報を含む発言のURLをクリックした場合にすることもできる。
次に、図4を参照して風説情報価値判定手段13の動作を説明する。
まず、同一性判定手段131は、風説情報記憶部19に格納された風説情報に対して、含まれる文字列又は単語の共通する度合いが閾値以上の風説情報同士を同一の風説情報として同一のグループ番号を付与し、風説情報記憶部19に登録する(図4のステップS41)。
図9は風説ID1、2、3の風説情報が同一と判定され、グループID1が付与された風説情報記憶部19の記憶例である。風説ID1、2、3は、任意の2つの風説情報を比較したとき含まれる文字列の割合が一定以上のため同じグループとして判断されている。ここでは、文字列の割合が一定以上の風説情報を同一と判定しているが、単語の割合としてもいいし、編集距離が一定以下の風説情報を同一としてもいいし、cosine類似度が一定以上の風説情報を同一としてもよく、文書の類似性を計算する方法であればどのような手法を用いてもよい。
次に、新規性判定手段132、信憑性判定手段133、流布性判定手段134、危険性判定手段135により、それぞれ、風説情報の利用者にとっての新規性を示すスコア、風説情報の信憑性を示すスコア、風説情報の公衆への影響度を示すスコア、風説情報の利用者にとっての危険性を示すスコアを計算し、総合価値判定手段136に出力する(図4のステップS42)。なお、新規性判定手段132、信憑性判定手段133、流布性判定手段134、危険性判定手段135の動作の順序には制限はなく、どの手段から動作させても良い。
新規性判定手段132は、風説情報記憶部19に格納したそれぞれの風説情報の利用者にとっての新規性を示すスコアを、風説情報の価値判断に用いられたかによって算出する。具体的には、風説情報の利用者にとっての新規性を示すスコアを出力装置3に出力済みとなっていない同一の風説情報の数を利用して算出し、総合価値判定手段136に出力する。図9の風説情報記憶部19を例としてスコアの計算例を説明すると、グループIDが1の三つの風説情報のうち出力済みとなっていないのは風説ID1、2のふたつであるからグループIDが1の風説情報の新規性のスコアは2となる。尚、本実施の形態では、風説情報の価値判断に用いられたかを、新規性を示すスコアが出力装置3に出力済みとなっているかで判断したが、これに限られず、例えば、風説情報が利用者に何らかの形で閲覧されたかによって判断しても良い。
信憑性判定手段133は、風説情報記憶部19に格納したそれぞれの風説情報の信憑性を示すスコアを、同一グループ(グループIDが同じ)に属する風説情報の数と、Webサイト情報記憶部137に格納された風説情報が掲載されたWebサイトの信頼性をと利用して算出し、総合価値判定手段136に出力する。
図11にWebサイト情報記憶部137の記憶例を示す。Webサイト情報記憶部137にはWebサイトの信頼性が0から1の値で、値が大きくなるほど信頼性が高くなるように格納されている。例えば、新聞社等が運営するニュースサイトは信頼性が高く、逆に訴訟問題がよく起こるような掲示板サイトは低く設定するといったようにあらかじめ定めておく。例えば、図11では、Webサイト「www.aaa.com」の信頼度は0.1である。
図9の風説情報記憶部19を例としてスコアの計算例を説明すると、風説IDが1の発言のURLが所属するWebサイト"www.aaa.com"の信頼性は0.1、風説IDが2のURLが所属するWebサイト"www.bbb.com"の信頼性は1、風説IDが3のURLが所属するWebサイト"www.ccc.com"の信頼性は0.5であるからグループIDが1の風説情報の信頼性のスコアは、3つの風説情報のスコアを加算して、0.1+1+0.5=1.6となる。
流布性判定手段134は、風説情報記憶部19に格納したそれぞれの風説情報の公衆への影響度を示すスコアを、同一グループ(グループIDが同じ)に属する風説情報の数と、Webサイト情報記憶部137に格納された風説情報が掲載されたWebサイトの人気度を利用して算出し、総合価値判定手段136に出力する。
図11にWebサイト情報記憶部137の記憶例を示す。Webサイト情報記憶部137にはWebサイトの人気度が0から1の値で、値が大きくなるほど人気度が高くなるように格納されている。例えば、Webサイトのページビューの数や、Webサイトへの他のWebサイトから張られているリンクの数等に従って人気度の値を定めておく。例えば、図11では、Webサイト「www.aaa.com」の人気度は1である。
図9の風説情報記憶部19を例としてスコアの計算例を説明すると、風説IDが1の発言のURLが所属するWebサイト"www.aaa.com"の人気度は1、風説IDが2のURLが所属するWebサイト"www.bbb.com"の人気度は0.8、風説IDが3のURLが所属するWebサイト"www.ccc.com"の人気度は0.5であるからグループIDが1の風説情報の信頼性のスコアは、3つの風説情報のスコアを加算して、1+0.8+0.5=2.3となる。
危険性判定手段135は、風説情報記憶部19に格納したそれぞれの風説情報の利用者にとっての危険性を示すスコアを、リスク表現記憶部138に格納された利用者にとっての危険性の大きい表現とそのリスク度合いを利用して算出し、総合価値判定手段136に出力する。
図12にリスク表現記憶部138の記憶例を示す。リスク表現記憶部138には、リスク表現のリスク度合いが0から1の値で、値が大きくなるほどリスク度合いが大きくなるように格納されている。例えば、企業の経営に影響が大きい表現をリスク度合いが高くなるように登録しても良い。例えば、図12では、キーワード「倒産」のリスク度合は1である。
この時、図9の風説情報記憶部19を例としてスコアの計算例を説明すると、風説ID1、2、3の風説情報にはそれぞれ「倒産」が含まれており、そのリスク度合いは1なので、グループIDが1の風説情報の危険性のスコアは、3つの風説情報のスコアを加算して、1+1+1=3となる。
次に、総合価値判定手段136は、新規性判定手段132、信憑性判定手段133、流布性判定手段134、危険性判定手段135から受け取ったそれぞれの風説情報の価値のスコアとその重みから最終的な風説情報の価値のスコアを求め風説情報記憶部19に登録する(図4のステップS43)。
ここで、風説情報の利用者にとっての新規性を示すスコアをS1およびその重みをw1、風説情報の信憑性を示すスコアをS2およびその重みをw2、風説情報の公衆への影響度を示すスコアをS3およびその重みをw3、風説情報の利用者にとっての危険性を示すスコアをS4およびその重みをw4、最終的な風説情報の価値のスコアをSとして説明する。尚、重みw1からw4はあらかじめ決めておくことが必要であるが、風説監視システム提供者側が定めてもいいし、利用者が定めても良い。
この時Sは、

S = w1*s1 + w2*s2 + w3*s3 + w4*s4

で求めることができる。図9の風説情報記憶部19を例として説明すると、グループIDが1の風説情報は、s1は2、s2は1.6、S3は2.3、S4は3であり、w1=w2=w3=w4=1と設定されていたとすると、S=1*2+1*1.6+1*2.3+1*3=8.9となる。
また、信憑性判定手段133、流布性判定手段134、危険性判定手段135で計算対象を出力装置3に出力済みとなっていない風説情報に限り、最終的な風説の価値を求める方法もある。この時Sは、

S = w2*s2 + w3*s3 + w4*s4

で求めることができる。
図9の風説情報記憶部19を例として説明すると、グループIDが1の風説情報は、S2は1.1、S3は1.8、S4は2であり、w1=w2=w3=w4=1と設定されていたとすると、S=1*1.1+1*1.8+1*2=4.9となる。
以上、第1の実施を説明したが、信憑性判定手段133は上記で説明した実施方法以外にも、風説情報記憶部19に格納したそれぞれの風説情報の信憑性を示すスコアを、風説情報が利用者の個人的に保有する文書集合に含まれているかを利用して求める方法もある。利用者が企業であれば、企業が社内で保有する文書集合に含まれているかを利用しても良い。このスコア計算方法は、利用者が実際に保有する文書に含まれていれば、インターネットに記載された情報が事実である可能性が高いという仮説に基づいている。例えばこの方法に従うと、図9の風説情報記憶部19にはグループIDが1の3つの風説情報があるが、ID1、2と同一の情報が利用者の保有するe-mail、報告書、議事録等に含まれていればスコアは2となる。同一性の判断方法は、同一性判定手法と同様である。
本発明の効果は、風説利用者が風説情報を確認するために必要な人的コストを削減することである。その理由は、風説情報の価値を4つの観点から求め、利用者に価値の高い風説情報を優先的に提示するためである。
尚、上述の説明では、各手段をハードウェアで構成したが、記憶部を除く、Web文書収集・発言分割手段10、発言検索手段11、風説情報抽出手段12、風説情報価値判定手段13、キーワード登録手段14、風説情報参照手段15等の各部を、上述した処理を実行するプログラムで動作するCPU等の情報処理装置で構成することも可能である。
<第2の実施の形態>
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図14を参照すると本発明の第2の実施の形態は、風説情報価値判定手段13と、風説情報抽出手段12と、風説レポート登録手段20と、風説レポート参照手段21と、風説レポート購入手段22と、風説レポート価値判定手段23と、引用発言記憶部24と、風説レポート記憶部25と、風説情報記憶部19とを有する。
風説レポート登録手段20は、ユーザインターフェース1を通して風説提供者から風説レポートおよびその関連情報を受け取り風説レポート記憶部25に格納するとともに、風説レポートを作成するために引用した発言を受け取り引用発言記憶部24に格納する。ユーザインターフェース1の例を図16に示す。風説レポートの関連情報として風説レポートのタイトル、概要、ファイル名、販売金額がある。
風説レポート参照手段21は、ユーザインターフェース1を通して入力されたキーワードに関する風説レポートおよびその関連情報を風説情報記憶部19から取り出し、風説レポートの価値の降順にソートし、ユーザインターフェース2を通して風説利用者に送信する。ユーザインターフェース2の例を図17に示す。
風説レポート購入手段22は、ユーザインターフェース2を通して風説利用者の風説レポートの購入要求を受け取り(図17参照)、風説レポート記憶部25から風説レポートの販売金額を参照して、その販売金額を風説利用者の口座から引き出し、販売金額の一部を風説提供者の口座に振り込むとともに、風説レポートに含まれる風説情報を閲覧済みとして風説情報記憶部19に登録する。
なお、ユーザインターフェース1、2を閲覧するためには、風説利用者や風説登録者はユーザインターフェース3のようなユーザ認証を行うようにしても良い。ユーザ登録の際には、ユーザインターフェース4のように、風説利用者や風説登録者の名前、所属、口座情報等を要求する(図18参照)。これにより、風説登録者の一意性を保つことができる。
風説情報抽出手段12は、引用発言記憶部24に格納された発言を風説情報として抽出し、風説情報記憶部19に格納する。
風説情報価値判定手段13は、第1の実施の形態と同様である。
風説レポート価値判定手段23は、風説レポートに引用した発言に含まれる風説情報の価値の総和を風説レポートの価値のスコアとして風説レポート記憶部25に登録する。
風説レポート記憶部25は、風説レポート登録手段20から受け取った風説レポートおよびその関連情報、および風説レポートの価値のスコアを格納する。
引用発言記憶部24は、風説レポート登録手段20から受け取った発言リストを格納する。登録する情報としては、第1の実施の形態の発言記憶部16に登録する情報と、その発言を引用した風説レポートのIDを格納する。
風説情報記憶部19は、第1の実施の形態と同様である。
次に、図15を参照して本発明を実施するための最良の形態の動作について詳細に説明する。
まず、風説情報抽出手段12は、引用発言記憶部24に格納された引用発言を風説情報として抽出し、風説情報記憶部19に格納する(図15のステップS1)。
次に、風説情報価値判定手段13は、風説情報記憶部19に格納されたそれぞれの風説情報に対して、(1)風説情報の利用者にとっての新規性を示すスコア、(2)風説情報の信憑性を示すスコア、(3)風説情報の公衆への影響度を示すスコア、(4)風説情報の利用者にとっての危険性を示すスコアを手がかりとして風説情報の価値として算出して、風説情報の価値のスコアを風説情報記憶部19に登録する(図15のステップS2)。
次に、風説レポート価値判定手段23は、風説レポートに引用した発言に含まれる風説情報の価値の総和を風説レポートの価値のスコアとして風説レポート記憶部25に登録する(図15のステップS3)。
なお、本実施の形態では、風説情報抽出手段12は、引用発言記憶部24に格納された引用発言をそのまま風説情報とするので、引用発言記憶部24と風説情報記憶部19を統合することにより、風説情報抽出手段12がなくとも実施が可能である。
尚、上述の説明では、各手段をハードウェアで構成したが、第2の実施の形態と同様に、記憶部を除く、風説レポート登録手段20、風説レポート参照手段21、風説レポート購入手段22、風説レポート価値判定手段23等の各部を、上述した処理を実行するプログラムで動作するCPU等の情報処理装置で構成することも可能である。
本発明の別の効果は、風説レポートの電子取引を活発にできることである。その理由は、風説レポート提供者から投稿された風説レポートの価値のスコアを利用者の風説レポートの購入の判断材料として提示するためである。
本発明によれば、インターネットの風説情報を監視する作業を代行する風説監視サービスに利用できる。
図1は本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図2は本発明の第1の実施の形態の風説情報価値判定手段13の構成を示すブロック図である。 図3は本発明の第1の実施の形態の動作を示す流れ図である。 図4は本発明の第1の実施の風説情報価値判定手段13の形態の動作を示す流れ図である。 図5は本発明の第1の実施の形態の発言記憶部16の記憶例である。 図6は本発明の第1の実施の形態のキーワード記憶部17の記憶例である。 図7は本発明の第1の実施の形態の関連発言記憶部18の記憶例である。 図8は本発明の第1の実施の形態の風説情報記憶部19の記憶例である。 図9は本発明の第1の実施の形態の風説情報記憶部19の記憶例である。 図10は本発明の第1の実施の形態の風説情報記憶部19の記憶例である。 図11は本発明の第1の実施の形態のWebサイト記憶部137の記憶例である。 図12は本発明の第1の実施の形態のリスク表現記憶部138の記憶例である。 図13は本発明の第1の実施の形態の出力装置3への表示例である。 図14は本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図15は本発明の第2の実施の形態の動作を示す流れ図である。 図16は本発明の第2の実施の形態のユーザインターフェース1の画面例である。 図17は本発明の第2の実施の形態のユーザインターフェース2の画面例である。 図18は本発明の第2の実施の形態のユーザインターレース3、4の画面例である。
符号の説明
1 風説監視システム
2 入力装置
3 出力装置
10 Web文書収集/発言分割手段
11 発言検索手段
12 風説情報抽出手段
13 風説情報価値判定手段
14 キーワード登録手段
15 風説情報参照手段
16 発言記憶部
17 キーワード記憶部
18 関連発言記憶部
19 風説情報記憶部
20 風説レポート登録手段
21 風説レポート参照手段
22 風説レポート購入手段
23 風説レポート価値判定手段
24 引用発言記憶部
25 風説レポート記憶部
131 同一性判定手段
132 新規性判定手段
133 信憑性判定手段
134 流布性判定手段
135 危険性判定手段
136 総合価値判定手段
137 Webサイト情報記憶部
138 リスク表現記憶部

Claims (23)

  1. 風説情報を監視する風説監視システムであって、
    ネットワークから取得した風説情報が格納された風説情報記憶部と、
    前記風説情報記憶部に格納されたそれぞれの風説情報に対して、風説情報の利用者にとっての新規性を示す新規性スコア、風説情報の信憑性を示す信憑性スコア、風説情報の公衆への影響度を示す影響度スコア、及び風説情報の利用者への危険度を示す危険度スコアのいずれかひとつ以上のスコアを計算し、前記スコアに基づいて、風説情報の風説価値を計算する風説情報価値判定手段と
    を有することを特徴とする風説監視システム。
  2. 前記風説情報価値判定手段は、風説情報の価値判断に用いられたかによって、新規性スコアを計算することを特徴とする請求項1に記載の風説監視システム。
  3. 前記風説情報価値判定手段は、前記風説情報が掲載されたサイトの信頼度に基づいて、信頼性スコアを計算することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の風説監視システム。
  4. 前記風説情報価値判定手段は、前記風説情報が利用者の保有する文書集合に含まれているかに基づいて、信頼性スコアを計算することを特徴とする請求項3に記載の風説監視システム。
  5. 前記風説情報価値判定手段は、前記風説情報が掲載されたサイトの人気度に基づいて、影響度スコアを計算することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の風説監視システム。
  6. 前記風説情報価値判定手段は、利用者にとっての危険性の大きい表現とそのリスク度合いとを用いて、危険度スコアを計算することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の風説監視システム。
  7. 前記風説情報記憶部に格納されている風説情報に対して、同一の風説情報として扱う風説情報をグループ化する同一性判定手段を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の風説監視システム。
  8. 前記風説情報価値判定手段は、各風説情報の計算したスコアから、前記各風説情報が属するグループの新規性スコア、信憑性スコア、影響度スコア、又は危険度スコアを計算することを特徴とする請求項7に記載の風説監視システム。
  9. 前記風説情報価値判定手段は、新規性スコア、信憑性スコア、影響度スコア、又は危険度スコアに対して、所定の重み付けを行うことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の風説監視システム。
  10. 前記風説情報価値判定手段は、計算された新規性スコア、信憑性スコア、影響度スコア、又は危険度スコアの合計値に基づいて、各風説情報又はグループの風説価値を計算することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の風説監視システム。
  11. 風説レポートを作成するために引用した発言に含まれる風説情報の価値の総和を風説レポートの価値のスコアとして風説レポート記憶部に登録する風説レポート価値判定手段を有することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の風説監視システム。
  12. 風説情報を監視する風説監視のプログラムであって、
    ネットワークから風説情報を取得し、前記風説情報を風説情報記憶部に格納する処理と、
    前記風説情報記憶部に格納されたそれぞれの風説情報に対して、風説情報の利用者にとっての新規性を示す新規性スコア、風説情報の信憑性を示す信憑性スコア、風説情報の公衆への影響度を示す影響度スコア、及び風説情報の利用者への危険度を示す危険度スコアのいずれかひとつ以上のスコアを計算し、前記スコアに基づいて、風説情報の風説価値を計算する風説情報価値判定処理と
    を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 前記風説情報価値判定処理は、風説情報の価値判断に用いられたかによって、新規性スコアを計算することを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記風説情報価値判定処理は、前記風説情報が掲載されたサイトの信頼度に基づいて、信頼性スコアを計算することを特徴とする請求項12又は請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記風説情報価値判定処理は、前記風説情報が利用者の保有する文書集合に含まれているかに基づいて、信頼性スコアを計算することを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記風説情報価値判定手段は、前記風説情報が掲載されたサイトの人気度に基づいて、影響度スコアを計算することを特徴とする請求項12から請求項15のいずれかに記載のプログラム。
  17. 前記風説情報価値判定処理は、利用者にとっての危険性の大きい表現とそのリスク度合いとを用いて、危険度スコアを計算することを特徴とする請求項12から請求項16のいずれかに記載のプログラム。
  18. 前記風説情報記憶部に格納されている風説情報に対して、同一の風説情報として扱う風説情報をグループ化する同一性判定処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項12から請求項17のいずれかに記載のプログラム。
  19. 前記風説情報価値判定処理は、各風説情報の計算したスコアから、前記各風説情報が属するグループの新規性スコア、信憑性スコア、影響度スコア、又は危険度スコアを計算することを特徴とする請求項18に記載のプログラム。
  20. 前記風説情報価値判定処理は、新規性スコア、信憑性スコア、影響度スコア、又は危険度スコアに対して、所定の重み付けを行うことを特徴とする請求項12から請求項19のいずれかに記載のプログラム。
  21. 前記風説情報価値判定処理は、計算された新規性スコア、信憑性スコア、影響度スコア、又は危険度スコアの合計値に基づいて、各風説情報又はグループの風説価値を計算することを特徴とする請求項12から請求項20のいずれかに記載のプログラム。
  22. 風説レポートを作成するために引用した発言に含まれる風説情報の価値の総和を風説レポートの価値のスコアとして風説レポート記憶部に登録する風説レポート価値判定処理を有することを特徴とする請求項12から請求項21のいずれかに記載のプログラム。
  23. 風説情報を監視する風説監視方法であって、
    ネットワークから風説情報を取得し、前記風説情報を風説情報記憶部に格納し、
    前記風説情報記憶部に格納されたそれぞれの風説情報に対して、風説情報の利用者にとっての新規性を示す新規性スコア、風説情報の信憑性を示す信憑性スコア、風説情報の公衆への影響度を示す影響度スコア、及び風説情報の利用者への危険度を示す危険度スコアのいずれかひとつ以上のスコアを計算し、前記スコアに基づいて、風説情報の風説価値を計算することを特徴とする風説監視方法。
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