JP2008161650A - 腱鞘炎防止片手鍋 - Google Patents

Abstract

【課題】片手鍋で調理操作する時に、手首にかかる力を軽減する腱鞘炎防止片手鍋を提供する。
【解決手段】鍋本体に柄と腕当てを設け、片手鍋を持ち上げる時、手首にかかる力を、柄を握った手と腕当てに添えた腕に分散し、手首にかかる力を軽減することを特徴とする腱鞘炎防止片手鍋。
【選択図】図１

Description

本発明は、片手鍋を調理操作するとき、手首にかかる力を手と腕に分散することができる腱鞘炎防止片手鍋に関するものである。

従来、片手鍋は棒状の柄だけを片手で持ち調理をしていた。特に食材の量が多い場合等は手首に過剰な重量が集中して加わるので、作業は過酷で子供や女性また障害者等には重い片手鍋の調理は敬遠されていた。しかし作業効率が良いので、古来から業務用としては多く使用されている。

そのために次のような問題点があった。
従来の棒状の柄だけ付いた片手鍋を使用する場合、人間の手、手首、腕の構造から手首に不自然で過剰な力が加わるので、特に重い片手鍋での調理作業は腱鞘炎の原因になっていた。非力な子供や女性また障害者等には、その使用が困難であったので、家庭での使用は敬遠されていた。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。

鍋本体に柄と腕当板を設け、片手鍋を持ち上げる時に手首にかかる力を柄を握った手と腕当板に添えた腕に分散し、手首にかかる力を軽減する。以上を特徴とする腱鞘炎防止片手鍋である。

鍋の重量が手、手首、腕にバランス良く配分され、手首に不自然で過剰な力がかからなくなるので、腱鞘炎になりにくく調理作業が楽にできる。

以下本発明の実施の形態について説明する。
（イ）鍋本体（１）の縁に連結部（４）を設ける。
（ロ）連結部（４）に柄（２）を設ける。
（ハ）柄（２）の端末部に連結シャフト（５）を設ける。
（ニ）連結シャフト（５）の端末部に腕当板を設ける。
本発明は以上のような構造からなるので本発明を使用するときは、柄（２）を握り、腕当板（３）に腕を添えて、調理操作をするので持ち上げる時も、柄（２）を握る力と手首の力が弱くても腕当板（３）に添えた腕に力が分散するので、腱鞘炎になりにくく楽に調理ができる。

本発明の斜視図 他の実施例の斜視図

符号の説明

１鍋本体
２柄
３腕当板
４連結部
５連結シャフト
６手
７腕

Claims (1)

1. 鍋本体に柄と腕当てを設け、片手鍋を持ち上げる時に手首にかかる力を、柄を握った手と腕当てに添えた腕に分散し、手首にかかる力を軽減することを特徴とする腱鞘炎防止片手鍋。

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