JP2008146593A - Online transaction system, home gateway device and home gateway program - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、オンライン取引システム、ホームゲートウェイ装置およびホームゲートウェイプログラムに関する。 The present invention relates to an online transaction system, a home gateway device, and a home gateway program.
従来より、オンラインペイメント等、インターネットを含むＩＰ網（Internet Protocol網）、公衆交換電話網、または移動体通信網等のネットワークに接続された装置が、ネットワーク上のシステムを利用して取引を行うオンライン取引システムが普及している。例えば、オンラインペイメントは、有料情報や物財等の代金の支払いを行うユーザ（以下、支払いユーザ）によって、ネットワークに接続された電話端末やパーソナルコンピュータ等の装置が操作され、装置とネットワーク上のシステムとの間で情報が送受信されるなどすることで実現される。 Conventionally, devices connected to a network such as an online payment, such as an IP network including the Internet (Internet Protocol network), a public switched telephone network, or a mobile communication network, perform transactions using a system on the network. Trading systems are widespread. For example, in online payment, devices such as telephone terminals and personal computers connected to a network are operated by a user (hereinafter referred to as a payment user) who pays for paid information, goods, etc., and the system on the network. This is realized by transmitting / receiving information to / from.
具体的に例を挙げて説明すると、例えば、特許文献１に開示されている手法では、有料リソースの代金の支払いを行う支払いユーザによって、インターネットに接続されたパーソナルコンピュータが操作され、支払いユーザによってパーソナルコンピュータに入力された利用リソースアドレス（例えば、pibot://remotePeer/tango.mpg）や利用方法（例えば、ダウンロード１回）などの情報が、インターネット上の課金サーバに送信されるなどすることで、オンラインペイメントは実現される。また、例えば、特許文献２に開示されている手法では、商品の代金の支払いを行う支払いユーザによって、公衆交換電話網に接続された電話端末が操作され、支払いユーザによって電話端末に入力された決済番号（電話サービスを制御する通信制御装置から決済案件毎に払い出された電話番号）などの情報が、通信制御装置と専用回線を介して接続された料金システムに送信されるなどすることで、オンラインペイメントは実現される。
Specifically, for example, in the method disclosed in
ところで、上記した従来の技術では、以下に説明するように、インターネット等のＩＰ網を利用したオンライン取引システムにおいて、システムを利用する側のユーザに求められる操作が複雑であるという課題がある。すなわち、特許文献１に開示されている手法では、支払いユーザによってパーソナルコンピュータが操作され、利用リソースアドレスや利用方法などの情報が支払いユーザによって入力されなければならないことから、パーソナルコンピュータの操作に不慣れな支払いユーザにとっては、操作が複雑である。なお、特許文献２に開示されている手法では、確かに、支払いユーザによって電話端末が操作されるのみでオンラインペイメントが実現されるが、電話サービスを制御する通信制御装置が行うオンラインペイメントを想定するものであって、インターネット等のＩＰ網を利用したオンラインペイメントを実現する手法を開示するものではない。
By the way, in the above-described conventional technology, as described below, there is a problem that in an online transaction system using an IP network such as the Internet, an operation required for a user who uses the system is complicated. That is, in the method disclosed in
なお、上記した課題は、オンラインの支払いを扱うオンラインペイメントに限らず、インターネット等のＩＰ網を利用して取引を行うオンライン取引システムであれば、同様に課題となる。 Note that the above-described problem is not limited to online payment that handles online payments, but is similarly a problem for an online transaction system that performs transactions using an IP network such as the Internet.
そこで、本発明は、上記した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、インターネット等のＩＰ網を利用したオンライン取引システムにおいて、システムを利用する側のユーザに求められる操作を簡易にすることが可能なオンライン取引システム、ホームゲートウェイ装置およびホームゲートウェイプログラムを提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems of the prior art, and in an online transaction system using an IP network such as the Internet, the operations required by the user on the system side are simplified. It is an object of the present invention to provide an online transaction system, a home gateway device, and a home gateway program that can be used.
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項１に係る発明は、取引に必要な情報が電子的に記述された取引関連情報に基づいて当該取引に関する処理を行う取引システムとホームネットワークとがＩＰ網にそれぞれ接続され、当該ホームネットワークから当該ＩＰ網経由で受信した取引関連情報に基づいて、当該取引システムが当該ホームネットワークに接続する取引ユーザ装置の取引に関する処理をオンラインで行うオンライン取引システムであって、前記取引ユーザ装置は、取引を識別する取引識別番号の入力を番号入力が可能な所定の入力部において受け付け、受け付けた当該取引識別番号を、前記ＩＰ網と当該取引ユーザ装置との間に介在して前記ホームネットワークを構成するホームゲートウェイ装置に送信する取引識別番号送信手段を備え、前記ホームゲートウェイ装置は、前記取引識別番号送信手段によって送信された取引識別番号を受信し、受信した当該取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、当該取引関連情報を管理する取引関連情報管理部から取得する取引関連情報取得手段と、前記取引関連情報取得手段によって取得された取引関連情報を、前記ＩＰ網経由で前記取引システムに送信する取引システム宛取引関連情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
In order to solve the above-described problems and achieve the object, the invention according to
また、請求項２に係る発明は、上記の発明において、前記取引ユーザ装置は、前記取引関連情報取得手段によって取得された前記取引関連情報を前記ホームゲートウェイ装置から受信する取引関連情報受信手段と、前記取引関連情報受信手段によって受信された前記取引関連情報を所定の出力部に出力し、当該取引ユーザ装置の取引に関する処理が当該取引関連情報に基づいて行われることに同意することを示す同意情報の入力を、番号入力が可能な所定の入力部において受け付け、受け付けた当該同意情報を前記ホームゲートウェイ装置に送信する取引処理同意情報送信手段とをさらに備え、前記ホームゲートウェイ装置は、前記取引関連情報取得手段によって取得された前記取引関連情報を前記取引ユーザ装置に送信する取引ユーザ装置宛取引関連情報送信手段をさらに備え、前記取引システム宛取引関連情報送信手段は、前記取引処理同意情報送信手段によって送信された前記同意情報を受信した場合に、前記取引関連情報を前記取引システムに送信することを特徴とする。
The invention according to
また、請求項３に係る発明は、上記の発明において、前記取引システムは、前記取引に関する処理として、前記ＩＰ網に接続する取引相手ユーザ装置が提供するサービスを利用する取引チケットを前記取引ユーザ装置に発行するものであって、前記取引ユーザ装置は、前記取引システムが当該取引ユーザ装置に発行した前記取引チケットを、前記ホームゲートウェイ装置から受信する取引チケット受信手段と、前記取引チケット受信手段によって受信された前記取引チケットを所定の出力部に出力し、前記取引相手ユーザ装置が提供するサービスを当該取引チケットに基づいて利用することに同意することを示す同意情報の入力を、番号入力が可能な所定の入力部において受け付け、受け付けた当該同意情報を前記ホームゲートウェイ装置に送信する取引チケット同意情報送信手段とをさらに備え、前記ホームゲートウェイ装置は、前記取引チケットを前記取引システムから受信する取引チケット受信手段と、前記取引チケット受信手段によって受信された前記取引チケットを前記取引ユーザ装置に送信する取引ユーザ装置宛取引チケット送信手段と、前記取引チケット同意情報送信手段によって送信された前記同意情報を受信した場合に、前記取引チケット受信手段によって受信した前記取引チケットを前記取引相手ユーザ装置に送信する取引相手ユーザ装置宛取引チケット送信手段とをさらに備えたことを特徴とする。
In the invention according to
また、請求項４に係る発明は、上記の発明において、前記取引関連情報取得手段は、前記取引関連情報を検証可能な形式で取得することを特徴とし、前記ホームゲートウェイ装置は、前記取引関連情報取得手段によって検証可能な形式で取得された前記取引関連情報を検証する取引関連情報検証手段をさらに備えたことを特徴とする。
The invention according to
また、請求項５に係る発明は、上記の発明において、前記取引関連情報取得手段は、前記取引識別番号を受信すると、前記取引相手ユーザ装置を識別する取引相手ユーザ装置識別情報を取引識別番号に対応づけて管理する取引相手ユーザ装置管理部から、受信した当該取引識別番号に対応づけられた取引相手ユーザ装置識別情報を取得し、前記取引関連情報を、取得した当該取引相手ユーザ装置識別情報によって識別される当該取引相手ユーザ装置の前記取引関連情報管理部から取得することを特徴とする。
Further, in the invention according to
また、請求項６に係る発明は、取引に必要な情報が電子的に記述された取引関連情報に基づいて当該取引に関する処理を行う取引システムとホームネットワークとがＩＰ網にそれぞれ接続され、当該ホームネットワークから当該ＩＰ網経由で受信した取引関連情報に基づいて、当該取引システムが当該ホームネットワークに接続する取引ユーザ装置の取引に関する処理をオンラインで行うオンライン取引システムにおいて、当該ＩＰ網と当該取引ユーザ装置との間に介在して当該ホームネットワークを構成するホームゲートウェイ装置であって、前記取引ユーザ装置の番号入力が可能な所定の入力部において受け付けられて前記ホームゲートウェイ装置に送信された番号であって取引を識別する取引識別番号を受信し、受信した当該取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、当該取引関連情報を管理する取引関連情報管理部から取得する取引関連情報取得手段と、前記取引関連情報取得手段によって取得された取引関連情報を、前記ＩＰ網経由で前記取引システムに送信する取引システム宛取引関連情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
Further, in the invention according to
また、請求項７に係る発明は、取引に必要な情報が電子的に記述された取引関連情報に基づいて当該取引に関する処理を行う取引システムとホームネットワークとがＩＰ網にそれぞれ接続され、当該ホームネットワークから当該ＩＰ網経由で受信した取引関連情報に基づいて、当該取引システムが当該ホームネットワークに接続する取引ユーザ装置の取引に関する処理をオンラインで行うオンライン取引システムにおいて、当該ＩＰ網と当該取引ユーザ装置との間に介在して当該ホームネットワークを構成するホームゲートウェイ装置としてのコンピュータに実行させるホームゲートウェイプログラムであって、前記取引ユーザ装置の番号入力が可能な所定の入力部において受け付けられて前記ホームゲートウェイ装置に送信された番号であって取引を識別する取引識別番号を受信し、受信した当該取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、当該取引関連情報を管理する取引関連情報管理部から取得する取引関連情報取得工程と、前記取引関連情報取得工程によって取得された取引関連情報を、前記ＩＰ網経由で前記取引システムに送信する取引システム宛取引関連情報送信工程と、を備えたことを特徴とする。
Further, in the invention according to
請求項１、６または７の発明によれば、取引に必要な情報が電子的に記述された取引関連情報に基づいて取引に関する処理を行う取引システムとホームネットワークとがＩＰ網にそれぞれ接続され、ホームネットワークからＩＰ網経由で受信した取引関連情報に基づいて、取引システムがホームネットワークに接続する取引ユーザ装置の取引に関する処理をオンラインで行うオンライン取引システムであって、取引ユーザ装置は、取引を識別する取引識別番号の入力を番号入力が可能な所定の入力部において受け付け、受け付けた取引識別番号を、ＩＰ網と取引ユーザ装置との間に介在してホームネットワークを構成するホームゲートウェイ装置に送信し、ホームゲートウェイ装置は、送信された取引識別番号を受信し、受信した取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、取引関連情報を管理する取引関連情報管理部から取得し、取得された取引関連情報を、ＩＰ網経由で取引システムに送信するので、インターネット等のＩＰ網を利用したオンライン取引システムにおいて、システムを利用する側のユーザに求められる操作は、「番号入力が可能な所定の入力部（例えば、電話端末のプッシュボタン、リモコンの操作ボタンなど）に取引識別番号を入力すること」であることから、ユーザによってパーソナルコンピュータが操作され、利用リソースアドレスや利用方法などの情報がユーザによって入力されなければならない手法に比較して、システムを利用する側のユーザに求められる操作を簡易にすることが可能になる。
According to the invention of
また、請求項２の発明によれば、取引ユーザ装置は、取得された取引関連情報をホームゲートウェイ装置から受信し、受信された取引関連情報を所定の出力部に出力し、取引ユーザ装置の取引に関する処理が取引関連情報に基づいて行われることに同意することを示す同意情報の入力を、番号入力が可能な所定の入力部において受け付け、受け付けた同意情報をホームゲートウェイ装置に送信し、ホームゲートウェイ装置は、取得された取引関連情報を取引ユーザ装置に送信し、送信された同意情報を受信した場合に、取引関連情報を取引システムに送信するので、上記した効果に加えて、システムを利用する側のユーザにとって、予期せぬ取引が実行される危険を回避することが可能になる。
Moreover, according to invention of
すなわち、ホームゲートウェイ装置によって取得されて送信された取引関連情報が、取引ユーザ装置の所定の出力部に出力される（例えば、電話端末の音声で再生、情報家電のディスプレイに画像で表示等）ことで、取引ユーザ装置を利用する取引ユーザによって取引の内容等が認知され、そして、ホームゲートウェイ装置は、取引ユーザ装置によって受け付けられた取引ユーザによる同意を受信した場合に、取引関連情報を取引システムに送信することから、システムを利用する側のユーザ（取引ユーザ装置を利用する取引ユーザ）にとって、予期せぬ取引が実行される危険を回避することが可能になる。 That is, transaction-related information acquired and transmitted by the home gateway device is output to a predetermined output unit of the transaction user device (for example, playback by voice of a telephone terminal, display as an image on a display of an information appliance) When the transaction user recognizes the contents of the transaction by the transaction user using the transaction user device, and the home gateway device receives the agreement by the transaction user accepted by the transaction user device, the transaction related information is transferred to the transaction system. Since it transmits, it becomes possible for the user (transaction user using a transaction user apparatus) of the side using a system to avoid the risk that an unexpected transaction will be performed.
また、請求項３の発明によれば、取引システムは、取引に関する処理として、ＩＰ網に接続する取引相手ユーザ装置が提供するサービスを利用する取引チケットを取引ユーザ装置に発行するものであって、取引ユーザ装置は、取引システムが取引ユーザ装置に発行した取引チケットを、ホームゲートウェイ装置から受信し、受信された取引チケットを所定の出力部に出力し、取引相手ユーザ装置が提供するサービスを取引チケットに基づいて利用することに同意することを示す同意情報の入力を、番号入力が可能な所定の入力部において受け付け、受け付けた同意情報をホームゲートウェイ装置に送信し、ホームゲートウェイ装置は、取引チケットを取引システムから受信し、受信された取引チケットを取引ユーザ装置に送信し、送信された同意情報を受信した場合に、受信した取引チケットを取引相手ユーザ装置に送信するので、上記した効果に加えて、システムを利用する側のユーザにとって、予期せぬ取引チケットの利用が実行される危険を回避することが可能になる。
According to the invention of
すなわち、ホームゲートウェイ装置によって受信されて送信された取引チケットが、取引ユーザ装置の所定の出力部に出力される（例えば、電話端末の音声で再生、情報家電のディスプレイに画像で表示等）ことで、取引ユーザ装置を利用する取引ユーザによって取引チケットの内容等が認知され、そして、ホームゲートウェイ装置は、取引ユーザ装置によって受け付けられた取引ユーザによる同意を受信した場合に、取引チケットを取引相手ユーザ装置に送信することから、システムを利用する側のユーザ（取引ユーザ装置を利用する取引ユーザ）にとって、予期せぬ取引チケットの利用が実行される危険を回避することが可能になる。 That is, the transaction ticket received and transmitted by the home gateway device is output to a predetermined output unit of the transaction user device (for example, playback with the voice of a telephone terminal, display with an image on a display of an information appliance) When the transaction user's content is recognized by the transaction user using the transaction user device, and the home gateway device receives the agreement by the transaction user accepted by the transaction user device, the transaction user device receives the transaction ticket. Therefore, it is possible to avoid a risk that an unexpected use of a transaction ticket is executed for a user who uses the system (a transaction user who uses a transaction user device).
また、請求項４の発明によれば、ホームゲートウェイ装置は、取引関連情報を検証可能な形式で取得し、検証可能な形式で取得された取引関連情報を検証するので、上記した効果に加えて、インターネット等のＩＰ網を利用したオンライン取引システムにおいて、信用性を向上させることが可能になる。
According to the invention of
具体的に例を挙げて説明すると、例えば、ホームゲートウェイ装置が、取引関連情報を取引相手ユーザ装置から取得した場合には、取引関連情報に関する事実として、確かに取引相手ユーザ装置から発行された取引関連情報であることが検証され（取引関連情報が取引相手ユーザ装置によって保証されていることが検証され）、また、取引関連情報に改竄が行われていないことが検証される。なお、取引相手ユーザ装置が取引関連情報を送信した事実を否認しないことなども検証される。 Specifically, for example, when the home gateway device acquires transaction-related information from the counterparty user device, as a fact regarding the transaction-related information, the transaction that is certainly issued from the counterparty user device It is verified that the information is related information (it is verified that the transaction related information is guaranteed by the counterpart user device), and it is verified that the transaction related information has not been tampered with. It is also verified that the fact that the trading partner user device has transmitted the transaction related information is not denied.
また、請求項５の発明によれば、ホームゲートウェイ装置は、取引識別番号を受信すると、取引相手ユーザ装置を識別する取引相手ユーザ装置識別情報を取引識別番号に対応づけて管理する取引相手ユーザ装置管理部から、受信した取引識別番号に対応づけられた取引相手ユーザ装置識別情報を取得し、取引関連情報を、取得した取引相手ユーザ装置識別情報によって識別される取引相手ユーザ装置の取引関連情報管理部から取得するので、上記した効果に加えて、取引相手ユーザ装置で取引関連情報を指定したり、臨機応変に取引関連情報を変更することなどが可能になる。
According to the invention of
以下に添付図面を参照して、本発明に係るオンライン取引システム、ホームゲートウェイ装置、およびホームゲートウェイプログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、実施例で用いる主要な用語、実施例１に係るオンライン取引システムの概要および特徴、実施例１に係るオンライン取引システムの構成および処理の手順、実施例１の効果を順に説明し、続いて、他の実施例について説明する。 Exemplary embodiments of an online transaction system, a home gateway device, and a home gateway program according to the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings. In the following, the main terms used in the embodiment, the outline and features of the online transaction system according to the first embodiment, the configuration and processing procedure of the online transaction system according to the first embodiment, and the effects of the first embodiment will be described in order. Subsequently, another embodiment will be described.
［用語の説明］
まず最初に、以下の実施例で用いる主要な用語を説明する。「オンライン取引システム」とは、一般的には、インターネットを含むＩＰ網（Internet Protocol網）、公衆交換電話網、または移動体通信網等のネットワークに接続された「取引システム」が、同じくネットワークに接続する「取引ユーザ装置」の「取引に関する処理」をオンラインで行うシステムのことである。
[Explanation of terms]
First, main terms used in the following examples will be described. An “online transaction system” is generally a “transaction system” connected to a network such as an IP network including the Internet (Internet Protocol network), a public switched telephone network, or a mobile communication network. It is a system that performs online “transaction processing” of the “transaction user device” to be connected.
例えば、インターネットに接続された「取引システム」が、同じくインターネットに接続されたパーソナルコンピュータである「取引ユーザ装置」の「取引に関する処理」を、「取引ユーザ装置」からインターネット経由で受信した「取引関連情報」（例えば、利用リソースアドレスや利用方法等の情報）に基づいて行うシステムや、公衆交換電話網に接続された「取引システム」が、同じく公衆交換電話網に接続された電話端末である「取引ユーザ装置」の「取引に関する処理」を、「取引ユーザ装置」から公衆交換電話網経由で受信した「取引関連情報」（例えば、決済案件毎に払い出された電話番号）に基づいて行うシステム等である。 For example, a “transaction system” connected to the Internet receives “transaction processing” of a “transaction user device”, which is also a personal computer connected to the Internet, from the “transaction user device” via the Internet. A system based on “information” (for example, information such as a used resource address and a usage method) or a “transaction system” connected to the public switched telephone network is also a telephone terminal connected to the public switched telephone network. System for performing “transaction processing” of “transaction user device” based on “transaction related information” (for example, telephone number paid out for each settlement item) received from “transaction user device” via the public switched telephone network Etc.
ここで、「取引に関する処理」とは、「取引ユーザ装置」を利用する「取引ユーザ」の取引に関する処理のことであり、例えば、「取引ユーザ」の支払い（有料情報や物財等の代金の支払い）に関する処理や、ネットワークに接続する他の「取引相手ユーザ装置」がサービスを提供している場合に、「取引ユーザ装置」にサービスを利用するチケットを発行する処理等、様々な形態を想定することができる。 Here, “transaction processing” refers to processing related to “transaction user” transaction using “transaction user device”. For example, payment of “transaction user” (payment of pay information, goods, etc.) Various forms are assumed, such as processing related to (payment) and processing for issuing a ticket for using the service to the “transaction user device” when other “transaction partner user device” connected to the network provides the service. can do.
ところで、本発明に係る「オンライン取引システム」は、インターネットを含むＩＰ網に接続された「取引システム」が、電話端末や情報家電のリモコン等、番号入力が可能な装置である「取引ユーザ装置」の「取引に関する処理」を、ＩＰ網経由で受信した「取引関連情報」に基づいて行うシステムであることを前提とする。すなわち、このようなシステムを前提とする場合、ＩＰ網に接続された「取引システム」は、電子的に記述された「取引関連情報」に基づいて取引に関する処理を行うことになるので、電話端末や情報家電のリモコン等の「取引ユーザ装置」から、電子的に記述された「取引関連情報」を「取引システム」にどのような手段で送信するべきであるのか、その仕組みが重要になる。 By the way, the “online transaction system” according to the present invention is a “transaction user device” in which a “transaction system” connected to an IP network including the Internet is a device capable of inputting a number, such as a telephone terminal or a remote control of an information appliance. It is assumed that the “transaction processing” is performed based on “transaction related information” received via the IP network. That is, when such a system is assumed, the “transaction system” connected to the IP network performs a transaction-related process based on the “transaction-related information” described electronically. It is important how the “transaction-related information” described electronically should be transmitted from the “transaction user device” such as the remote control of information appliances to the “transaction system”.
［実施例１に係るオンライン取引システムの概要および特徴］
続いて、図１を用いて、実施例１に係るオンライン取引システムの概要および特徴を説明する。図１は、実施例１に係るオンライン取引システムの概要および特徴を説明するための図である。なお、以下の実施例では、ＩＰ網に接続された一つの「取引システム」が、一つの「ホームネットワーク」に接続する一つの「取引ユーザ装置」の取引に関する処理をオンラインで行う事例について説明するが、本発明はこれに限られるものではなく、ＩＰ網に接続された複数の「取引システム」や複数の「ホームネットワーク」等、考え得る様々な組み合わせの事例についても、本発明を同様に適用することができる。
[Outline and Features of Online Trading System According to Embodiment 1]
Then, the outline | summary and characteristic of the online transaction system which concern on Example 1 are demonstrated using FIG. FIG. 1 is a diagram for explaining the outline and features of the online transaction system according to the first embodiment. In the following embodiment, an example will be described in which one “transaction system” connected to the IP network performs online processing related to the transaction of one “transaction user device” connected to one “home network”. However, the present invention is not limited to this, and the present invention is similarly applied to cases of various possible combinations such as a plurality of “transaction systems” and a plurality of “home networks” connected to the IP network. can do.
実施例１に係るオンライン取引システムは、上記したように、取引関連情報（取引に必要な情報が電子的に記述された情報）に基づいて取引に関する処理を行う取引システムとホームネットワークとがＩＰ網にそれぞれ接続され、ホームネットワークからＩＰ網経由で受信した取引関連情報に基づいて、取引システムが、ホームネットワークに接続する取引ユーザ装置の取引に関する処理をオンラインで行うことを概要とし、システムを利用する側のユーザに求められる操作を簡易にすることを主たる特徴とする。 As described above, in the online transaction system according to the first embodiment, a transaction system that performs a transaction-related process based on transaction-related information (information in which information necessary for a transaction is electronically described) and a home network are IP networks. Based on the transaction related information received from the home network via the IP network, the transaction system performs online processing related to the transaction of the transaction user device connected to the home network, and uses the system. The main feature is to simplify the operations required of the user on the side.
以下、この主たる特徴について簡単に説明するが、実施例１においては、取引システムが行う取引に関する処理として、取引ユーザの支払いに関する処理を一例として説明する。このため、取引ユーザ装置を利用する取引ユーザは、実施例１における取引（例えば、有料情報や物財等の代金の支払い）を識別する取引識別番号を、何らかの手段によって予め入手しているものとする。例えば、取引ユーザは、Ｗｅｂページに表示された取引識別番号を入手したり、宅配便の伝票に記載された取引識別番号を入手したり、あるいは、メールによって送付された取引識別番号を入手する等、何らかの手段によって、図１に示すような取引識別番号（「１２」）を予め入手しているものとする。なお、実施例においては、説明の便宜上から、取引識別番号「１２」を一例として挙げるが、数字の桁数や組み合わせに何ら特別の意味があるものではなく、記号と数字とを組み合わせる等、番号入力が可能な入力部において受け付け可能な番号であれば、任意の識別番号でよい。 Hereinafter, although this main characteristic is demonstrated easily, in Example 1, the process regarding a transaction user's payment is demonstrated as an example as a process regarding the transaction which a transaction system performs. For this reason, the transaction user using the transaction user device has previously acquired a transaction identification number for identifying the transaction in the first embodiment (for example, payment of charges for paid information, goods, etc.) by some means. To do. For example, a transaction user obtains a transaction identification number displayed on a Web page, obtains a transaction identification number described in a courier slip, or obtains a transaction identification number sent by e-mail, etc. It is assumed that a transaction identification number (“12”) as shown in FIG. 1 is obtained in advance by some means. In the embodiment, for the sake of convenience of explanation, the transaction identification number “12” is given as an example. However, the number of digits and the combination have no special meaning. Any identification number may be used as long as it is a number that can be received by an input unit capable of input.
また、取引ユーザ装置は、図１に示すように、ホームネットワークに接続する装置であって、実施例１においては、番号入力が可能な電話端末（もしくは情報家電のリモコン等）であることを前提とする。また、ホームゲートウェイ装置は、図１に示すように、ＩＰ網と取引ユーザ装置との間に介在して、ホームネットワークを構成する。また、実施例１においては、取引に必要な情報が電子的に記述された取引関連情報は、図１に示すように、ＩＰ網に接続された取引関連情報管理部によって、取引識別情報と対応づけて保持されている。 Further, as shown in FIG. 1, the transaction user device is a device connected to the home network, and in the first embodiment, it is assumed that the transaction user device is a telephone terminal (or a remote control of an information appliance) capable of inputting a number. And Further, as shown in FIG. 1, the home gateway device is interposed between the IP network and the transaction user device to constitute a home network. Further, in the first embodiment, the transaction related information in which information necessary for the transaction is electronically described corresponds to the transaction identification information by the transaction related information management unit connected to the IP network as shown in FIG. Is retained.
このような構成のもと、実施例１における取引ユーザ装置は、まず、取引識別番号の入力を、番号入力が可能な入力部において受け付ける（図１の（１）を参照）。例えば、取引ユーザ装置は、図１に示すように、取引識別番号（「１２」）を、電話端末のプッシュボタン等、番号入力が可能な入力部において受け付ける。 Under such a configuration, the transaction user device in the first embodiment first receives an input of a transaction identification number in an input unit capable of inputting a number (see (1) in FIG. 1). For example, as shown in FIG. 1, the transaction user device accepts the transaction identification number (“12”) in an input unit capable of inputting a number, such as a push button of a telephone terminal.
ここで、図１では、実施例１における取引ユーザ装置が、取引識別番号（「１２」）の他に、「＃００」が付加された番号の入力を受け付ける例を示している。この「＃００」は、後述するように、ホームゲートウェイ装置において、取引ユーザ装置から受信した番号（「１２」）が、通常の電話番号を意味するものではなく、取引識別番号を意味するものであることを識別するための情報である。もっとも、実施例においては、説明の便宜上から、「＃００」が付加された番号の入力を受け付ける手法を一例として挙げるが、ホームゲートウェイ装置において、受信した番号が取引識別番号を意味するものであることを識別できればよく、取引識別番号の他に他の情報を付加しないその他の手法や、他の情報として異なる情報を付加する手法など、ホームゲートウェイ装置において、受信した番号が取引識別番号を意味するものであることを識別する実現手法は、いずれでもよい。 Here, FIG. 1 illustrates an example in which the transaction user device according to the first embodiment accepts input of a number to which “# 00” is added in addition to the transaction identification number (“12”). As will be described later, “# 00” means that the number (“12”) received from the transaction user device in the home gateway device does not mean a normal telephone number but a transaction identification number. This is information for identifying something. However, in the embodiment, for convenience of explanation, a method of accepting input of a number with “# 00” added is given as an example. However, in the home gateway device, the received number means a transaction identification number. The received number means the transaction identification number in the home gateway device, such as other methods that do not add other information in addition to the transaction identification number or methods that add different information as other information. Any realization method can be used to identify the thing.
次に、取引ユーザ装置は、入力部において受け付けた取引識別番号を、ホームゲートウェイ装置に送信する（図１の（２）を参照）。例えば、取引ユーザ装置は、図１に示すように、「＃００」を付加した取引識別番号（「＃００１２」）を、ホームゲートウェイ装置に送信する。 Next, the transaction user device transmits the transaction identification number received in the input unit to the home gateway device (see (2) in FIG. 1). For example, as shown in FIG. 1, the transaction user device transmits a transaction identification number (“# 0012”) with “# 00” added thereto to the home gateway device.
すると、ホームゲートウェイ装置は、送信された取引識別番号を受信し、受信した取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、取引関連情報を管理する取引関連情報管理部から取得する（図１の（３）を参照）。 Then, the home gateway device receives the transmitted transaction identification number, and acquires transaction-related information of the transaction identified from the received transaction identification number from the transaction-related information management unit that manages the transaction-related information (FIG. 1). (See (3)).
ここで、ホームゲートウェイ装置が取引関連情報を取引関連情報管理部から取得する手法については、様々な手法が考えられる。例えば、ホームゲートウェイ装置が、図１に示すように、「＃００」と取引関連情報管理部のＵＲＩ（Uniform Resource Identifier）とを予め対応づけて保持する手法では、ホームゲートウェイ装置が、「＃００」を付加して送信された取引識別番号（「＃００１２」）を受信すると、まず、「＃００」の情報から、取引ユーザ装置から受信した番号が、取引識別番号を意味するものであることを識別し、次に、「＃００」に対応づけて保持するＵＲＩに接続し、取引識別番号「１２」に対応づけられた取引関連情報を取得するなどする。 Here, various methods are conceivable for the home gateway device to acquire the transaction related information from the transaction related information management unit. For example, as shown in FIG. 1, in a method in which the home gateway device holds “# 00” and a URI (Uniform Resource Identifier) of the transaction related information management unit in advance as shown in FIG. When the transaction identification number ("# 0012") transmitted with "" is received, the number received from the transaction user device from the information of "# 00" means that the transaction identification number is the first. Next, it is connected to the URI held in association with “# 00”, and transaction related information associated with the transaction identification number “12” is acquired.
なお、実施例１においては、取引関連情報を管理する取引関連情報管理部が、ホームネットワークや取引システムとは独立してＩＰ網に接続されている汎用的なコンピュータ等によって備えられていることを前提とするが、本発明はこれに限られるものではなく、取引関連情報管理部が、ホームゲートウェイ装置内部に備えられている場合（例えば、同じ取引を繰り返し行うことを目的として、取引識別情報が識別する取引の取引関連情報をホームゲートウェイ装置が保持する等）や、取引相手となる取引相手ユーザ装置に備えられている場合等、いずれに備えられていてもよい。 In the first embodiment, the transaction related information management unit for managing the transaction related information is provided by a general-purpose computer connected to the IP network independently of the home network and the transaction system. However, the present invention is not limited to this. When the transaction-related information management unit is provided in the home gateway device (for example, for the purpose of repeatedly performing the same transaction, the transaction identification information is For example, the home gateway device holds the transaction-related information of the transaction to be identified), or the transaction partner user device that is the transaction partner.
続いて、ホームゲートウェイ装置は、取得された取引関連情報を、ＩＰ網経由で取引システムに送信する（図１の（４）を参照）。例えば、ホームゲートウェイ装置は、図１に示すように、取得された取引関連情報（例えば、支払い先、金額、支払い期限、支払い方法等、取引に必要な情報が電子的に記述された情報）を、ＩＰ網経由で取引システムに送信する。 Subsequently, the home gateway device transmits the acquired transaction-related information to the transaction system via the IP network (see (4) in FIG. 1). For example, as shown in FIG. 1, the home gateway device uses the acquired transaction-related information (for example, information in which information necessary for the transaction such as a payment destination, an amount, a payment deadline, a payment method, etc. is electronically described). And sent to the transaction system via the IP network.
ここで、ホームゲートウェイ装置が取引関連情報を取引システムに送信する手法については、様々な手法が考えられる。例えば、取引関連情報の中で、「支払い先」である取引システムとして特定のＨＴＴＰ（HyperText Transfer Protocol）−ＵＲＩが指定されている場合には、ホームゲートウェイ装置は、指定されているＨＴＴＰ−ＵＲＩに対してＨＴＴＰ通信を行うことで、「取引システム」に取引関連情報を送信するなどする。また、例えば、特定のＳＩＰ（Session Initiation Protocol）−ＵＲＩが指定されている場合には、ホームゲートウェイ装置は、指定されているＳＩＰ−ＵＲＩに対してＳＩＰ通信を行うことで、「取引システム」に取引関連情報を送信するなどする。 Here, various methods are conceivable for the home gateway device to transmit the transaction related information to the transaction system. For example, when a specific HTTP (HyperText Transfer Protocol) -URI is specified as a “payee” transaction system in the transaction-related information, the home gateway device sets the specified HTTP-URI to the specified HTTP-URI. For example, transaction related information is transmitted to the “transaction system” by performing HTTP communication. Further, for example, when a specific SIP (Session Initiation Protocol) -URI is designated, the home gateway device performs SIP communication with respect to the designated SIP-URI, so that the “transaction system” is established. Send transaction-related information.
なお、実施例１においては、取得された取引関連情報の中で指定されている「支払い先」にホームゲートウェイ装置が取引関連情報を送信する事例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、予め「支払い先」に関する情報をホームゲートウェイ装置が保持している場合には、ホームゲートウェイ装置は、取得した取引関連情報を、保持する「支払い先」に関する情報によって指定された「支払い先」に送信する等、その手法はいずれでもよい。 In the first embodiment, the case where the home gateway device transmits the transaction related information to the “payee” designated in the acquired transaction related information has been described, but the present invention is limited to this. Instead, when the home gateway device holds information related to the “payee” in advance, the home gateway device uses the “payee” designated by the information related to the “payee” to hold the acquired transaction-related information. Any method may be used.
すると、取引システムは、ホームネットワークからＩＰ網経由で受信した取引関連情報に基づいて、取引ユーザ装置の取引に関する処理をオンラインで行う（図１の（５）を参照）。例えば、取引システムは、図１に示すように、受信した取引関連情報に基づいて、取引ユーザ装置を識別する情報と、取引ユーザ装置の支払い額（例えば、「３０，０００円」等）とを対応づけて保持するなどする。 Then, the transaction system performs online processing related to the transaction of the transaction user device based on the transaction related information received from the home network via the IP network (see (5) in FIG. 1). For example, as shown in FIG. 1, the transaction system includes information for identifying the transaction user device based on the received transaction-related information, and the payment amount of the transaction user device (for example, “30,000 yen”). Hold it in correspondence.
このようにして、実施例１に係るオンライン取引システムにおいて、システムを利用する側のユーザに求められる操作は、例えば、電話端末のプッシュボタン等、番号入力が可能な所定の入力部に取引識別番号を入力することであることから、システムを利用する側のユーザに求められる操作を簡易にすることが可能になる。 In this way, in the online transaction system according to the first embodiment, the operation required by the user on the system side is, for example, a transaction identification number in a predetermined input unit that allows number input, such as a push button of a telephone terminal. Therefore, it is possible to simplify the operation required of the user who uses the system.
［実施例１に係るオンライン取引システムの構成］
次に、図２〜図７を用いて、実施例１に係るオンライン取引システムを説明する。図２は、実施例１に係るオンライン取引システムの構成を示すブロック図であり、図３は、取引ユーザ装置の入力部を説明するための図であり、図４は、ホームゲートウェイ装置の識別番号管理部を説明するための図であり、図５は、取引関連情報を説明するための図であり、図６は、取引関連情報管理部を説明するための図であり、図７は、取引処理部を説明するための図である。
[Configuration of Online Trading System According to Embodiment 1]
Next, the online transaction system according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. 2 is a block diagram illustrating the configuration of the online transaction system according to the first embodiment, FIG. 3 is a diagram for explaining an input unit of the transaction user device, and FIG. 4 is an identification number of the home gateway device. FIG. 5 is a diagram for explaining the transaction related information, FIG. 6 is a diagram for explaining the transaction related information management unit, and FIG. 7 is a diagram for explaining the transaction It is a figure for demonstrating a process part.
図２に示すように、実施例１に係るオンライン取引システムは、取引ユーザ装置１０と、ホームゲートウェイ装置２０と、取引関連情報管理部３０と、取引システム４０とから構成される。
As shown in FIG. 2, the online transaction system according to the first embodiment includes a
実施例１における取引ユーザ装置１０は、電話端末や情報家電のリモコン等、番号入力が可能な装置であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、図２に示すように、入力部１１と、出力部１２と、ホームネットワーク通信部１３と、取引識別番号送信部１４とを備える。なお、入力部１１および取引識別番号送信部１４は、特許請求の範囲に記載の「取引識別番号送信手段」に対応する。
The
入力部１１は、取引ユーザ装置１０が各種処理を行うための操作指示等の入力を受け付ける。具体的には、入力部１１は、取引ユーザ装置１０を利用する取引ユーザによって入力される取引識別番号（取引を識別する番号）の入力を受け付け、取引識別番号の入力を受け付けたことを示す信号を、取引識別番号送信部１４に送信するなどする。なお、実施例１においては、取引システム４０が行う取引に関する処理として、取引ユーザの支払いに関する処理を一例として説明するので、取引ユーザ装置１０を利用する取引ユーザは、取引（例えば、有料情報や物財等の代金の支払い）を識別する取引識別番号（例えば、「１２」等）を、何らかの手段によって予め入手しているものとする。
The
例えば、入力部１１は、図３の（Ａ）に示すように、取引ユーザ装置１０が電話端末等の場合には、取引ユーザによって「＃００１２」のプッシュボタンが押下されたことで、取引識別番号の入力を受け付ける。また、例えば、入力部１１は、図３の（Ｂ）に示すように、取引ユーザ装置１０が情報家電のリモコン等の場合には、取引ユーザによって「＃００１２」のリモコンボタンが押下されたことで、取引識別番号の入力を受け付ける。
For example, as shown in FIG. 3A, when the
ここで、取引識別番号の入力に際し、取引識別番号「１２」の他に「＃００」が付加されるのは、ホームゲートウェイ装置２０において、取引ユーザ装置１０から受信した番号が、通常の電話番号を意味するものではなく、取引識別番号を意味するものであることを識別することを目的とするものである。したがって、実施例１において、取引ユーザに求められる操作は、何らかの手段によって予め入手していた取引識別番号に、「＃００」を付加して番号入力するのみである。なお、ホームゲートウェイ装置２０が、その他の手法によって、受信した番号が取引識別番号を意味するものであることを識別できる場合には、「＃００」が付加される必要もなく、取引ユーザに求められる操作は、単に、予め入手していた取引識別番号を番号入力するのみである。
Here, when inputting the transaction identification number, “# 00” is added in addition to the transaction identification number “12” because the number received from the
なお、上記した取引識別番号「１２」や、取引識別番号を意味するものであることを識別するための情報「＃００」は、説明の便宜上から一例として挙げたものであり、数字の桁数や組み合わせに何ら特別の意味があるものではなく、記号と数字とを組み合わせる等、番号入力が可能な入力部において受け付け可能な番号であれば、任意の識別番号でよい。 Note that the transaction identification number “12” and the information “# 00” for identifying the transaction identification number are given as an example for convenience of explanation, and the number of digits There is no special meaning to the combination, and any identification number may be used as long as it is a number that can be received by an input unit capable of inputting a number, such as a combination of a symbol and a number.
出力部１２は、取引ユーザ装置１０による各種処理の結果等を出力する。具体的には、出力部１２は、ホームゲートウェイ装置２０から送信された取引完了通知（取引の完了を取引ユーザに通知する情報）のプレゼンテーション等を出力する。例えば、出力部１２は、取引ユーザ装置１０が電話端末等の場合には、取引完了通知として、通話の終了を示す音を出力したり、取引ユーザ装置１０が情報家電のリモコン等の場合には、取引完了通知として、取引完了を示す画面を情報家電のテレビのディスプレイ等に出力するなどする。
The
ホームネットワーク通信部１３は、取引ユーザ装置１０がホームゲートウェイ装置２０との間で通信を行うための一般的なインタフェースおよびライブラリを備え、取引ユーザ装置１０とホームゲートウェイ装置２０との間における制御メッセージやデータを送受信する。具体的には、ホームネットワーク通信部１３は、取引識別番号をホームゲートウェイ装置２０に送信したり、取引完了通知をホームゲートウェイ装置２０から受信するなどする。なお、取引ユーザ装置１０が電話端末の場合や情報家電のリモコンの場合等、取引ユーザ装置１０の形態は様々であるが、いずれの形態においても、ホームネットワーク通信部１３とホームゲートウェイ装置２０との間は、一般的なホームネットワーク内のプロトコルによって取引識別番号等を送受信することで、本発明を実現することができる。
The home network communication unit 13 includes a general interface and library for the
取引識別番号送信部１４は、入力部１１において受け付けた取引識別番号を、ホームゲートウェイ装置２０に送信する。具体的には、取引識別番号送信部１４は、入力部１１から送信された「取引識別番号の入力を受け付けたことを示す信号」を受信すると、取引識別番号を、ホームネットワーク通信部１３からホームゲートウェイ装置２０に送信する。例えば、取引識別番号送信部１４は、「＃００」が付加された取引識別番号「＃００１２」を、ホームネットワーク通信部１３からホームゲートウェイ装置２０に送信する。
The transaction identification number transmission unit 14 transmits the transaction identification number received at the
実施例１におけるホームゲートウェイ装置２０は、ホームネットワークとＩＰ網との間のプロトコル変換を行い、パーソナルコンピュータ等のＰＣ系機器、テレビなどのＡＶ系機器、電話などの電話系機器、エアコン等の家電系機器等、情報家電間での情報の伝達や情報家電の制御を行う装置であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、図２に示すように、ホームネットワーク通信部２１と、通信部２２と、識別番号管理部２３と、取引関連情報取得部２４と、取引システム宛取引関連情報送信部２５とを備える。なお、取引関連情報取得部２４は、特許請求の範囲に記載の「取引関連情報取得手段」に対応し、取引システム宛取引関連情報送信部２５は、特許請求の範囲に記載の「取引システム宛取引関連情報送信手段」に対応する。
The
ホームネットワーク通信部２１は、ホームゲートウェイ装置２０が取引ユーザ装置１０との間で通信を行うための一般的なインタフェースおよびライブラリを備え、ホームゲートウェイ装置２０と取引ユーザ装置１０との間における制御メッセージやデータを送受信する。具体的には、ホームネットワーク通信部２１は、取引識別番号を取引ユーザ装置１０から受信したり、取引完了通知を取引ユーザ装置１０に送信するなどする。
The home
通信部２２は、ホームゲートウェイ装置２０が、取引関連情報管理部３０との間、および、取引システム４０との間で通信を行うためのＩＰ通信用の一般的なインタフェースおよびライブラリを備え、ホームゲートウェイ装置２０と取引関連情報管理部３０との間、および、ホームゲートウェイ装置２０と取引システム４０との間における制御メッセージやデータを送受信する。具体的には、通信部２２は、取引関連情報管理部３０から取引関連情報を取得したり、取得した取引関連情報を取引システム４０に送信するなどする。
The
識別番号管理部２３は、識別番号を管理する。具体的には、識別番号管理部２３は、ホームゲートウェイ装置２０において、受信した番号が通常の電話番号を意味するものであるのか、通常の電話番号以外を意味するものであるのか、通常の電話番号以外である場合には何を意味するものであるのかを識別するための情報である識別番号を管理し、管理する識別番号は、取引関連情報取得部２４による処理などに利用される。
The identification
例えば、識別番号管理部２３は、図４に示すように、識別番号とＵＲＩとを対応づけて予め保持する。具体的に例を挙げて説明すると、識別番号管理部２３は、図４の一行目に示すように、例えば、識別番号「＃００」とＵＲＩ「www.example.com/paymentManagementService」とを対応づけて予め保持する。実施例１の例では、ＵＲＩ「www.example.com/paymentManagementService」は、取引関連情報管理部３０のＵＲＩを指定するものである。図４の例では、識別番号管理部２３は、識別番号「＃０１」や識別番号「＃０２」についても同様に、ＵＲＩを対応づけて保持する。
For example, as shown in FIG. 4, the identification
なお、実施例１においては、識別番号管理部２３が、識別番号とＵＲＩとを対応づけて予め保持する例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、識別番号と何らかの処理とを対応づけて保持する等、取引関連情報取得部２４が取引関連情報管理部３０から取引関連情報を取得する上で必要な情報を保持するのであれば、保持する情報の種類や形態はいずれでもよい。また、例えば、ホームゲートウェイ装置２０が、識別情報を利用せずに、受信した番号が取引識別番号を意味するものであることを識別する手法であるならば、識別番号管理部２３は、本発明において必ずしも必須な部ではない。
In the first embodiment, the example in which the identification
取引関連情報取得部２４は、取引関連情報を、取引関連情報管理部３０から取得する。具体的には、取引関連情報取得部２４は、取引ユーザ装置１０から送信された取引識別番号を受信し、受信した取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、取引関連情報管理部３０から取得し、取得した取引関連情報は、取引システム宛取引関連情報送信部２５による処理などに利用される。
The transaction related
例えば、実施例１において、取引関連情報取得部２４は、受信した番号に「＃００」が付加されている場合には、受信した番号が通常の電話番号であることを意味するものではなく、取引関連情報管理部３０のＵＲＩとして指定されたＵＲＩに接続することを意味すると識別し、指定されたＵＲＩに接続するなどする。
For example, in the first embodiment, the transaction related
取引関連情報の取得について具体的に例を挙げて説明すると、例えば、識別番号管理部２３が、図４に示すように、取引関連情報管理部３０のＵＲＩとしてＨＴＴＰ−ＵＲＩを保持する場合には、取引関連情報取得部２４は、指定されたＨＴＴＰ−ＵＲＩに対してＨＴＴＰ通信を行うことで取引関連情報管理部３０に接続し、接続した取引関連情報管理部３０からＨＴＴＰ通信を行うことで取引関連情報を取得する。また、例えば、識別番号管理部２３が、取引関連情報管理部３０のＵＲＩとしてＳＩＰ−ＵＲＩを保持する場合には、取引関連情報取得部２４は、指定されたＳＩＰ−ＵＲＩに対してＳＩＰ通信を行うことで取引関連情報管理部３０に接続し、接続した取引関連情報管理部３０からＳＩＰ通信を行うことで取引関連情報を取得するなどする。なお、取引関連情報取得部２４が取引関連情報管理部３０に接続するにあたっては、認証情報（取引関連情報管理部３０がホームゲートウェイ装置２０を認証するための情報）を送信するなどして、認証を受けてから取引関連情報を取得する手法などが考えられる。
The acquisition of transaction related information will be described with a specific example. For example, when the identification
ここで、取引関連情報とは、支払い先、金額、支払い期限、支払い方法等、取引に必要な情報が電子的に記述された情報のことである。例えば、取引関連情報は、図５に示すように、取引システム４０のＵＲＬ、取引の支払い先となるシステムのＵＲＬ、金額、支払い期限、および支払い方法（図５の例では、取引システムに対する取引ユーザのログインＩＤ）等が電子的に記述される。なお、実施例１においては、取引関連情報として、取引システム４０のＵＲＬ、取引の支払い先となるシステムのＵＲＬ、金額、支払い期限、および支払い方法が記述された情報を説明するが、あくまで一例にすぎず、取引関連情報は、その取引に必要な情報が電子的に記述された情報であれば、その内容はいずれでもよい。
Here, the transaction related information is information in which information necessary for the transaction such as a payment destination, an amount of money, a payment deadline, a payment method, and the like is electronically described. For example, as shown in FIG. 5, the transaction related information includes the URL of the
なお、実施例１においては、取引関連情報管理部３０が、ホームネットワークや取引システム４０とは独立してＩＰ網に接続されている汎用的なコンピュータ等によって備えられていることを前提とし、取引関連情報取得部２４が、かかる取引関連情報管理部３０から取引関連情報を取得する事例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、取引関連情報管理部３０が、ホームゲートウェイ装置２０内部に備えられている場合（例えば、同じ取引を繰り返し行うことを目的として、取引識別情報が識別する取引の取引関連情報をホームゲートウェイ装置が保持する等）や、取引相手となる取引相手ユーザ装置６０に備えられている場合等、いずれに備えられていてもよく、かかる場合には、取引関連情報取得部２４は、ホームゲートウェイ装置２０内部の取引関連情報管理部３０を検索して取引関連情報を取得したり、取引相手ユーザ装置６０に接続し、取引相手ユーザ装置６０の取引関連情報管理部３０から取引関連情報を取得するなどする。
In the first embodiment, it is assumed that the transaction-related
取引システム宛取引関連情報送信部２５は、取引関連情報を、取引システム４０に送信する。具体的には、取引システム宛取引関連情報送信部２５は、取引関連情報取得部２４によって取得された取引関連情報を、ＩＰ網経由で取引システム４０に送信し、送信した取引関連情報は、取引システム４０における処理などに利用される。
The transaction related
取引関連情報の送信について具体的に例を挙げて説明すると、例えば、取引システム宛取引関連情報送信部２５は、取引関連情報取得部２４によって図５に示すような取引関連情報が取得されると、取引関連情報の中で、「支払い先」である取引システム４０として特定のＨＴＴＰ−ＵＲＩが指定されているので（https://psp.example.com/paymentService）、指定されているＨＴＴＰ−ＵＲＩに対してＨＴＴＰ通信を行うことで、取引関連情報を送信するなどする。また、例えば、取引関連情報の中で、「支払い先」である取引システム４０として特定のＳＩＰ−ＵＲＩが指定されている場合には、指定されているＳＩＰ−ＵＲＩに対してＳＩＰ通信を行うことで、取引関連情報を送信するなどする。
For example, when the transaction related
ここで、取引関連情報取得部２４が取引関連情報管理部３０から取得した取引関連情報と、取引システム宛取引関連情報送信部２５が取引システム４０に送信する取引関連情報とは、必ずしも完全に同一の情報である必要はない。例えば、取引関連情報の中に「支払い先」である取引システム４０のＵＲＩが指定されている場合、取引システム４０において、取引関連情報の中の取引システム４０自身のＵＲＩは不要であるとも考えられる。この場合には、取引システム宛取引関連情報送信部２５は、取引関連情報の中から取引システム４０のＵＲＩを除いてから、取引関連情報を取引システム４０に送信してもよい。
Here, the transaction related information acquired by the transaction related
なお、実施例１においては、取引関連情報取得部２４によって取得された取引関連情報の中で指定されている「支払い先」に、取引システム宛取引関連情報送信部２５が取引関連情報を送信する事例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、ホームゲートウェイ装置２０が、「支払い先」に関する情報を予め別途保持している場合には、取引システム宛取引関連情報送信部２５は、取得した取引関連情報を、ホームゲートウェイ装置２０によって別途保持される「支払い先」に関する情報によって指定された「支払い先」に送信する等、その手法はいずれでもよい。
In the first embodiment, the transaction related
実施例１における取引関連情報管理部３０は、汎用的なコンピュータに、ＲＤＢＭＳ（Relational DataBase Management System）プログラム等を稼働させることによって実現される装置であり、取引関連情報を管理する。具体的には、取引関連情報管理部３０は、ホームゲートウェイ装置２０から取引識別番号を受信し、受信した取引識別番号に対応づけて管理する取引関連情報を、ホームゲートウェイ装置２０に送信する。ここで、取引関連情報管理部３０は、取引識別番号と取引関連情報との対応づけを、取引識別番号を取引ユーザに対して払い出した取引相手先のユーザから指定を受けるなどして、予め保持している。
The transaction related
例えば、取引関連情報管理部３０は、「取引識別番号」や「取引関連情報」等を列とするテーブルを定義することによって、取引関連情報を管理する。具体的に例を挙げて説明すると、取引関連情報管理部３０は、図６に示すように、「取引識別番号」と「取引関連情報」とを対応付けて保持し、ホームゲートウェイ装置２０から受信した取引識別番号が「１２」である場合には、「１２」に対応付けて保持する取引関連情報を、ホームゲートウェイ装置２０に送信する。
For example, the transaction related
なお、実施例１においては、図６に示すように、取引関連情報管理部３０が、「取引識別番号」および「取引関連情報」を列とするテーブルを定義して取引関連情報を管理する手法を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、取引識別情報から識別される取引の取引関連情報をホームゲートウェイ装置２０に送信できる手法であれば、実現手法はいずれでもよい。
In the first embodiment, as shown in FIG. 6, the transaction-related
実施例１における取引システム４０は、汎用的なコンピュータに、プログラム（取引ユーザ装置１０の取引に関する処理を行うプログラム）を稼働させることによって実現される装置であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、図２に示すように、通信部４１と、取引処理部４２とを備える。
The
通信部４１は、取引システム４０とホームゲートウェイ装置２０との間で通信を行うためのＩＰ通信用の一般的なインタフェースおよびライブラリを備え、取引システム４０とホームゲートウェイ装置２０との間における制御メッセージやデータを送受信する。具体的には、通信部４１は、ホームゲートウェイ装置２０から取引関連情報を受信するなどする。
The
取引処理部４２は、取引ユーザ装置１０の取引に関する処理をオンラインで行う。具体的には、取引処理部４２は、ホームゲートウェイ装置２０からＩＰ網経由で取引関連情報を受信し、受信した取引関連情報に基づいて、ホームネットワークに接続する取引ユーザ装置１０の取引に関する処理をオンラインで行う。
The transaction processing unit 42 performs processing related to the transaction of the
例えば、取引処理部４２は、図７に示すように、「取引ユーザ」、「取引相手ユーザ」、および「支払い額」を列とするテーブルを定義し、取引に関する処理を行う際に、テーブルに新しい情報を書き込んだり、情報を更新するなどして、取引に関する処理を行う。具体的に例を挙げて説明すると、取引処理部４２は、ホームゲートウェイ装置２０から取引関連情報を受信すると、図７の「取引ユーザ」の列に「toyama@example.com」を書き込み、「取引相手ユーザ」の列に「http://www2.example.com」を書き込み、「toyama@example.com」と「http://www2.example.com」とに対応づけられた「支払い額」の列に「30,000円」であることを書き込むなどする。
For example, as illustrated in FIG. 7, the transaction processing unit 42 defines a table having “transaction user”, “transaction partner user”, and “payment amount” as columns, and performs a transaction-related process. Processing related to transactions is performed by writing new information or updating information. Specifically, when receiving the transaction related information from the
なお、実施例１においては、図７に示すように、取引システム４０が、「取引ユーザ」、「取引相手ユーザ」、および「支払い額」を列とするテーブルを定義して取引に関する処理を行う手法を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、取引ユーザ装置１０の取引に関する処理を行うシステムであれば、実現手法はいずれでもよい。
In the first embodiment, as shown in FIG. 7, the
［実施例１に係るオンライン取引システムによる処理の手順］
次に、図８を用いて、実施例１に係るオンライン取引システムによる処理の手順を説明する。図８は、実施例１に係るオンライン取引システムによる処理の手順を示すシーケンス図である。ここで、実施例１においては、取引システムが行う取引に関する処理として、取引ユーザの支払いに関する処理を一例として説明する。このため、取引ユーザ装置を利用する取引ユーザは、取引識別番号を何らかの手段によって予め入手しているものとする。また、実施例１においては、取引関連情報は、ホームネットワークや取引システムとは独立してＩＰ網に接続されている取引関連情報管理部によって、保持されているものとする。
[Processing Procedure by Online Transaction System According to Embodiment 1]
Next, the procedure of the process by the online transaction system according to the first embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 8 is a sequence diagram illustrating a processing procedure performed by the online transaction system according to the first embodiment. Here, in the first embodiment, as a process related to a transaction performed by the transaction system, a process related to a transaction user's payment will be described as an example. For this reason, it is assumed that the transaction user who uses the transaction user device has previously acquired the transaction identification number by some means. In the first embodiment, the transaction related information is held by a transaction related information management unit connected to the IP network independently of the home network and the transaction system.
まず、取引ユーザ装置１０は、取引識別番号の入力を、番号入力が可能な入力部において受け付ける（ステップＳ８０１）。例えば、取引ユーザ装置１０は、取引識別番号（「１２」）の他に、「＃００」（ホームゲートウェイ装置２０において、取引ユーザ装置１０から受信した番号が、取引識別番号を意味するものであることを識別するための情報）が付加された番号（「＃００１２」）の入力を受け付ける。
First, the
次に、取引ユーザ装置１０は、入力部において受け付けた取引識別番号を、ホームゲートウェイ装置２０に送信する（ステップＳ８０２）。例えば、取引ユーザ装置１０は、「＃００」を付加した取引識別番号（「＃００１２」）を、ホームゲートウェイ装置２０に送信する。
Next,
すると、ホームゲートウェイ装置２０は、送信された取引識別番号を受信し、受信した取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、取引関連情報を管理する取引関連情報管理部３０から取得する（ステップＳ８０３）。例えば、ホームゲートウェイ装置２０は、「＃００」を付加して送信された取引識別番号（「＃００１２」）を受信すると、まず、「＃００」の情報から、取引ユーザ装置１０から受信した番号が、取引識別番号を意味するものであることを識別し、次に、「＃００」に対応づけて保持するＵＲＩに、取引識別番号（「１２」）とともに接続し、取引関連情報管理部３０において、取引識別番号（「１２」）と対応づけられて保持されている取引関連情報を取得する。
Then, the
続いて、ホームゲートウェイ装置２０は、取得された取引関連情報を、ＩＰ網経由で取引システムに送信する（ステップＳ８０４）。例えば、ホームゲートウェイ装置２０は、取得された取引関連情報の中で、「支払い先」である取引システム４０として特定のＨＴＴＰ−ＵＲＩが指定されている場合には、指定されているＨＴＴＰ−ＵＲＩに対してＨＴＴＰ通信を行うことで、取引システム４０に取引関連情報を送信する。
Subsequently, the
すると、取引システム４０は、ホームネットワークからＩＰ網経由で受信した取引関連情報に基づいて、取引ユーザ装置１０の取引に関する処理をオンラインで行う（ステップＳ８０５）。例えば、取引システム４０は、受信した取引関連情報に基づいて、取引ユーザ装置１０を識別する情報と、取引ユーザ装置１０の支払い額とを対応づけて保持するなどする。
Then, the
その後、ホームゲートウェイ装置２０が、取引が完了したことを通知する取引完了通知を取引ユーザ装置１０に送信し（ステップＳ８０６）、取引ユーザ装置１０が、ホームゲートウェイ装置２０から受信した取引完了通知を、取引ユーザにプレゼンテーションするなどして（ステップＳ８０７）、オンライン取引システムの処理は終了する。
Thereafter, the
このようにして、実施例１に係るオンライン取引システムにおいて、システムを利用する側のユーザに求められる操作は、例えば、電話端末のプッシュボタン等、番号入力が可能な所定の入力部に取引識別番号を入力することであることから、システムを利用する側のユーザに求められる操作を簡易にすることが可能になる。 In this way, in the online transaction system according to the first embodiment, the operation required by the user on the system side is, for example, a transaction identification number in a predetermined input unit that allows number input, such as a push button of a telephone terminal. Therefore, it is possible to simplify the operation required of the user who uses the system.
［実施例１の効果］
上記してきたように、実施例１によれば、取引に必要な情報が電子的に記述された取引関連情報に基づいて取引に関する処理を行う取引システムとホームネットワークとがＩＰ網にそれぞれ接続され、ホームネットワークからＩＰ網経由で受信した取引関連情報に基づいて、取引システムがホームネットワークに接続する取引ユーザ装置の取引に関する処理をオンラインで行うオンライン取引システムであって、取引ユーザ装置は、取引を識別する取引識別番号の入力を番号入力が可能な所定の入力部において受け付け、受け付けた取引識別番号を、ＩＰ網と取引ユーザ装置との間に介在してホームネットワークを構成するホームゲートウェイ装置に送信し、ホームゲートウェイ装置は、送信された取引識別番号を受信し、受信した取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、取引関連情報を管理する取引関連情報管理部から取得し、取得された取引関連情報を、ＩＰ網経由で取引システムに送信するので、インターネット等のＩＰ網を利用したオンライン取引システム（例えば、Ｗｅｂ向けオンライン取引システム等）において、システムを利用する側のユーザに求められる操作は、テレフォンショッピングと同様、「番号入力が可能な所定の入力部（例えば、電話端末のプッシュボタン、リモコンの操作ボタンなど）に取引識別番号を入力すること」であることから、ユーザによってパーソナルコンピュータが操作され、利用リソースアドレスや利用方法などの情報がユーザによって入力されなければならない手法に比較して、システムを利用する側のユーザに求められる操作を簡易にすることが可能になる。
[Effect of Example 1]
As described above, according to the first embodiment, a transaction system that performs processing related to a transaction based on transaction-related information in which information necessary for the transaction is electronically described and a home network are connected to the IP network, respectively. An online transaction system that performs online processing related to transactions of a transaction user device connected to the home network based on transaction-related information received from the home network via the IP network. The transaction user device identifies the transaction The transaction identification number input is received at a predetermined input unit capable of inputting the number, and the received transaction identification number is transmitted between the IP network and the transaction user device and transmitted to the home gateway device constituting the home network. The home gateway device receives the transmitted transaction identification number and receives the received transaction identification number. The transaction related information of the transaction identified from the issue is acquired from the transaction related information management unit that manages the transaction related information, and the acquired transaction related information is transmitted to the transaction system via the IP network. In an online transaction system using the network (for example, an online transaction system for the Web), the operation required of the user using the system is “a predetermined input unit capable of inputting a number (for example, Since the transaction identification number is input to the push button of the telephone terminal, the operation button of the remote control, etc.), the personal computer is operated by the user, and the information such as the usage resource address and the usage method is not input by the user. Compared to the method that must be Operation makes it possible to simplify the that.
ところで、これまで実施例１では、取引関連情報が、ホームネットワークや取引システムとは独立してＩＰ網に接続されている取引関連情報管理部によって保持される事例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、取引関連情報が、取引相手ユーザ装置（ＩＰ網に接続して取引ユーザ装置にサービスを提供する取引相手ユーザの装置）の取引関連情報管理部によって保持される事例にも、本発明を同様に適用することができる。また、実施例１では、取引関連情報の形式について特に限定せずに説明したが、取引関連情報を検証可能な形式にする場合にも、本発明を同様に適用することができる。さらに、実施例１では、ホームゲートウェイ装置が取引ユーザの同意を確認せずに、取引関連情報を取引システムに送信する手法について説明したが、ホームゲートウェイ装置が取引ユーザの同意を確認してから、取引関連情報を取引システムに送信する手法にも、本発明を同様に適用することができる。 By the way, in the first embodiment, the case where the transaction related information is held by the transaction related information management unit connected to the IP network independently of the home network and the transaction system has been described. It is not limited to the case, but the case where the transaction related information is held by the transaction related information management unit of the transaction partner user device (the device of the transaction partner user who connects to the IP network and provides the service to the transaction user device) The present invention can be similarly applied. In the first embodiment, the format of the transaction related information has been described without any particular limitation. However, the present invention can be similarly applied to a case where the transaction related information is in a verifiable format. Furthermore, in Example 1, although the home gateway apparatus demonstrated the method of transmitting transaction relevant information to a transaction system, without confirming a transaction user's consent, after a home gateway apparatus confirms a transaction user's consent, The present invention can be similarly applied to a technique for transmitting transaction-related information to a transaction system.
そこで、以下では、実施例２として、取引関連情報が、取引相手ユーザ装置の取引関連情報管理部によって保持され、取引関連情報が検証可能な形式であり、ホームゲートウェイ装置が取引ユーザ装置の同意を確認してから、取引関連情報を取引システムに送信する事例について、説明する。 Therefore, in the following, as Example 2, the transaction related information is held in the transaction related information management unit of the counterparty user device and the transaction related information can be verified, and the home gateway device agrees with the transaction user device. A case where the transaction related information is transmitted to the transaction system after confirmation will be described.
［実施例２に係るオンライン取引システムの概要および特徴］
続いて、図９を用いて、実施例２に係るオンライン取引システムの概要および特徴を説明する。図９は、実施例２に係るオンライン取引システムの概要および特徴を説明するための図である。
[Outline and Features of Online Trading System According to Embodiment 2]
Then, the outline | summary and characteristic of the online transaction system which concern on Example 2 are demonstrated using FIG. FIG. 9 is a diagram for explaining the outline and features of the online transaction system according to the second embodiment.
実施例２に係るオンライン取引システムは、上記したように、取引関連情報が、取引相手ユーザ装置の取引関連情報管理部によって保持される点、取引関連情報が検証可能な形式である点、ホームゲートウェイ装置が取引ユーザ装置の同意を確認してから、取引関連情報を取引システムに送信する点等について、実施例１と異なる。なお、実施例２では、上記三つの点がすべて実現されるオンライン取引システムを想定するが、本発明はこれら三つの点が実現されなければならないものではなく、いずれか一つの点について実現されるシステム、いずれか二つの点について実現されるシステム、あるいは、いずれも実現されないシステム（実施例１に係るオンライン取引システムに相当）にも、本発明を同様に適用することができる。 As described above, the online transaction system according to the second embodiment is such that the transaction-related information is held by the transaction-related information management unit of the counterparty user device, the transaction-related information is in a format that can be verified, It differs from Example 1 about the point etc. which transmit a transaction relevant information to a transaction system after an apparatus confirms consent of a transaction user apparatus. In the second embodiment, an online transaction system in which all the above three points are realized is assumed. However, the present invention does not have to realize these three points, and is realized in any one of the points. The present invention can be similarly applied to a system, a system realized with respect to any two points, or a system in which neither is realized (corresponding to the online transaction system according to the first embodiment).
以下、実施例２に係るオンライン取引システムについて簡単に説明するが、実施例２においても、実施例１と同様、取引システムが行う取引に関する処理として、取引ユーザの支払いに関する処理を一例として説明する。また、実施例２においては、実施例１と異なり、取引関連情報は、図９に示すように、取引相手ユーザ装置の取引関連情報管理部に保持されている。さらに、実施例２においては、ＩＰ網に接続された取引相手ユーザ装置管理部によって、取引識別情報と取引相手ユーザ装置識別情報（取引相手ユーザ装置を識別する情報）とが対応づけて保持されている。 Hereinafter, although the online transaction system according to the second embodiment will be briefly described, in the second embodiment as well, as with the first embodiment, as a process regarding the transaction performed by the transaction system, a process regarding the payment of the transaction user will be described as an example. Further, in the second embodiment, unlike the first embodiment, the transaction related information is held in the transaction related information management unit of the counterparty user device as shown in FIG. Furthermore, in the second embodiment, the transaction partner user device management unit connected to the IP network holds the transaction identification information and the transaction partner user device identification information (information identifying the transaction partner user device) in association with each other. Yes.
このような構成のもと、実施例２における取引ユーザ装置は、実施例１と同様、取引識別番号の入力を、番号入力が可能な入力部において受け付け（図９の（１）を参照）、実施例１と同様、入力部において受け付けた取引識別番号を、ホームゲートウェイ装置に送信する（図９の（２）を参照）。 Under such a configuration, the transaction user device in the second embodiment accepts the input of the transaction identification number in the input unit capable of inputting the number as in the first embodiment (see (1) in FIG. 9), As in the first embodiment, the transaction identification number received at the input unit is transmitted to the home gateway device (see (2) in FIG. 9).
すると、ホームゲートウェイ装置は、実施例１と同様、送信された取引識別番号を受信し、受信した取引識別番号から識別される取引関連情報を、取引関連情報を管理する取引関連情報管理部から取得するが、その手法が実施例１とは異なる。具体的に説明すると、実施例２は、ホームゲートウェイ装置が、図９に示すように、「＃００」と取引相手ユーザ装置管理部のＵＲＩとを予め対応づけて保持する手法である。ホームゲートウェイ装置が、「＃００」を付加して送信された取引識別番号（「＃００１２」）を受信すると、まず、「＃００」の情報から、取引ユーザ装置から受信した番号が、取引識別番号を意味するものであることを識別し、次に、「＃００」に対応づけて保持するＵＲＩに接続し、取引相手ユーザ装置管理部から、取引識別番号「１２」に対応づけられた取引相手ユーザ装置識別情報を取得する（図９の（３）を参照）。 Then, the home gateway device receives the transmitted transaction identification number as in the first embodiment, and acquires transaction-related information identified from the received transaction identification number from the transaction-related information management unit that manages the transaction-related information. However, the method is different from that of the first embodiment. More specifically, the second embodiment is a method in which the home gateway device holds “# 00” and the URI of the counterparty user device management unit in advance as shown in FIG. When the home gateway device receives the transaction identification number (“# 0012”) transmitted with “# 00” added, first, from the information of “# 00”, the number received from the transaction user device is the transaction identification number. A transaction associated with the transaction identification number “12” from the counterpart user device management unit by connecting to the URI held in association with “# 00”. The partner user device identification information is acquired (see (3) in FIG. 9).
次に、ホームゲートウェイ装置は、取引相手ユーザ装置識別情報として特定のＵＲＩを受信すると、受信したＵＲＩに接続し、取引相手ユーザ装置の取引関連情報管理部から、取引関連情報を取得する（図９の（４）を参照）。この時、実施例２における取引関連情報は、検証可能な形式で取得される。例えば、ホームゲートウェイ装置は、取引相手ユーザ装置の取引関連情報管理部から、取引関連情報を、ＳＡＭＬ（Security Assertion Markup Language）で規定されるような形式などで取得する。すると、ホームゲートウェイ装置は、ＳＡＭＬの形式で取得した取引関連情報を検証する（図９の（５）を参照）。 Next, when the home gateway device receives a specific URI as trading partner user device identification information, the home gateway device connects to the received URI, and acquires trading related information from the trading related information management unit of the trading partner user device (FIG. 9). (See (4)). At this time, the transaction related information in the second embodiment is acquired in a verifiable format. For example, the home gateway device acquires the transaction related information from the transaction related information management unit of the counterparty user device in a format defined by SAML (Security Assertion Markup Language). Then, the home gateway device verifies the transaction related information acquired in the SAML format (see (5) in FIG. 9).
続いて、ホームゲートウェイ装置は、実施例１と異なり、取引関連情報を、取引ユーザ装置に送信する（図９の（６）を参照）。すると、取引ユーザ装置は、受信した取引関連情報を所定の出力部に出力し（図９の（７）を参照）、取引ユーザ装置の取引に関する処理が取引関連情報に基づいて行われることに同意することを示す同意情報の入力を、番号入力が可能な所定の入力部において受け付け（図９の（８）を参照）、受け付けた同意情報をホームゲートウェイ装置に送信する（図９の（９）を参照）。 Subsequently, unlike the first embodiment, the home gateway device transmits transaction-related information to the transaction user device (see (6) in FIG. 9). Then, the transaction user device outputs the received transaction-related information to a predetermined output unit (see (7) in FIG. 9), and agrees that the transaction-related processing of the transaction user device is performed based on the transaction-related information. The input of consent information indicating that the information is to be accepted is received by a predetermined input unit capable of inputting a number (see (8) of FIG. 9), and the received consent information is transmitted to the home gateway device ((9) of FIG. 9) See).
例えば、取引ユーザ装置は、受信した取引関連情報を、電話端末に音声で再生（例えば、「支払い額は３０，０００円です。支払いに同意される場合には、１と＃を押してください。」等）するなどして出力し、同意情報（例えば、「１」および「＃」）の入力を、電話端末のプッシュボタン等、番号入力が可能な入力部において受け付け、受け付けた同意情報（例えば、「１」および「＃」の信号）をホームゲートウェイ装置に送信する。 For example, the transaction user device reproduces the received transaction related information by voice on the telephone terminal (for example, “Payment amount is 30,000 yen. If you agree to payment, please press 1 and #”.) Etc.), and the input of consent information (for example, “1” and “#”) is received by an input unit capable of inputting a number, such as a push button of a telephone terminal, and the received consent information (for example, “1” and “#” signals) are transmitted to the home gateway device.
すると、ホームゲートウェイ装置は、実施例１と同様、取引関連情報管理部から取得された取引関連情報を、ＩＰ網経由で取引システムに送信する（図９の（１０）を参照）。なお、取引関連情報の取引システムに対する送信についても、ＳＡＭＬの形式で送信してもよい。 Then, similarly to the first embodiment, the home gateway device transmits the transaction related information acquired from the transaction related information management unit to the transaction system via the IP network (see (10) in FIG. 9). Note that the transaction-related information may be transmitted to the transaction system in the SAML format.
そして、取引システムは、実施例１と同様、ホームネットワークからＩＰ網経由で受信した取引関連情報に基づいて、取引ユーザ装置の取引に関する処理をオンラインで行う（図９の（１１）を参照）。 And a transaction system performs the process regarding the transaction of a transaction user apparatus online based on the transaction relevant information received via the IP network from the home network like Example 1 (refer (11) of Drawing 9).
このようにして、実施例２に係るオンライン取引システムにおいては、実施例１の効果に加えて、取引相手ユーザ装置で取引関連情報を指定したり、臨機応変に取引関連情報を変更すること等が可能になり、また、信用性を向上させることが可能になり、さらに、システムを利用する側のユーザにとって、予期せぬ取引が実行される危険を回避することが可能になる。 In this way, in the online transaction system according to the second embodiment, in addition to the effects of the first embodiment, it is possible to specify transaction-related information on the counterparty user device or change the transaction-related information on an ad hoc basis. It becomes possible to improve the reliability, and it is possible to avoid the risk that an unexpected transaction is executed for the user who uses the system.
［実施例２に係るオンライン取引システムの構成］
次に、図１０〜図１６を用いて、実施例２に係るオンライン取引システムを説明する。図１０は、実施例２に係るオンライン取引システムの構成を示すブロック図であり、図１１は、取引相手ユーザ装置管理部を説明するための図であり、図１２は、ホームゲートウェイ装置の識別番号管理部を説明するための図であり、図１３〜図１５は、取引関連情報を説明するための図であり、図１６は、取引ユーザ装置の出力部を説明するための図である。
[Configuration of Online Trading System According to Embodiment 2]
Next, an online transaction system according to the second embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 10 is a block diagram illustrating the configuration of the online transaction system according to the second embodiment, FIG. 11 is a diagram for explaining a partner user apparatus management unit, and FIG. 12 is an identification number of the home gateway apparatus. It is a figure for demonstrating a management part, FIGS. 13-15 is a figure for demonstrating transaction relevant information, and FIG. 16 is a figure for demonstrating the output part of a transaction user apparatus.
図１０に示すように、実施例２に係るオンライン取引システムは、実施例１に係るオンライン取引システム（図２を参照）に比較すると、取引相手ユーザ装置管理部５０と取引相手ユーザ装置６０とが構成要素として新たに加わり、取引関連情報管理部３０と同様の役割を果たす取引関連情報管理部６１は、取引相手ユーザ装置６０が備える部として構成されている。また、実施例２おける取引ユーザ装置１０は、実施例１における取引ユーザ装置１０に比較すると、取引関連情報受信部１５や取引処理同意送信部１６が構成要素として新たに加わり、さらに、実施例２におけるホームゲートウェイ装置２０は、実施例１におけるホームゲートウェイ装置２０に比較すると、取引関連情報検証部２６や取引ユーザ装置宛取引関連情報送信部２７が構成要素として新たに加わっている。以下では、実施例１と異なる部を中心に説明する。
As shown in FIG. 10, when compared with the online transaction system according to the first embodiment (see FIG. 2), the online transaction system according to the second embodiment includes the counterparty user
まず、上記したように、実施例２に係るオンライン取引システムにおいては、取引関連情報が、取引相手ユーザ装置６０の取引関連情報管理部６１によって保持されている。このことから、実施例２において、ホームゲートウェイ装置２０の取引関連情報取得部２４は、実施例１と異なる手法により、取引関連情報を取得する。以下では、取引相手ユーザ装置管理部５０、取引関連情報管理部６１、および取引関連情報取得部２４について、順に説明する。
First, as described above, in the online transaction system according to the second embodiment, transaction-related information is held by the transaction-related information management unit 61 of the
取引相手ユーザ装置管理部５０は、汎用的なコンピュータに、ＲＤＢＭＳプログラム等を稼働させることによって実現される装置であり、取引相手ユーザ装置を識別する取引相手ユーザ装置識別情報を、取引識別番号に対応づけて管理する。具体的には、取引相手ユーザ装置管理部５０は、ホームゲートウェイ装置２０から取引識別番号を受信し、受信した取引識別番号に対応づけて管理する取引相手ユーザ装置識別情報を、ホームゲートウェイ装置２０に送信する。ここで、取引相手ユーザ装置管理部５０は、取引識別番号と取引相手ユーザ装置識別情報との対応づけを、取引識別番号を取引ユーザに対して払い出した取引相手先のユーザから指定を受けるなどして、予め保持している。
The counterparty user
例えば、取引相手ユーザ装置管理部５０は、「取引識別番号」や「取引相手ユーザ装置識別情報」等を列とするテーブルを定義することによって、取引相手ユーザ装置識別情報を管理する。具体的に例を挙げて説明すると、取引相手ユーザ装置管理部５０は、図１１に示すように、「取引識別番号」と「取引相手ユーザ装置識別情報」とを対応づけて保持し、ホームゲートウェイ装置２０から受信した取引識別番号が「１２」である場合には、「１２」に対応付けて保持する取引相手ユーザ装置識別情報を、ホームゲートウェイ装置２０に送信する。
For example, the counterparty user
なお、実施例２においては、図１１に示すように、取引相手ユーザ装置管理部５０が、「取引識別番号」および「取引相手ユーザ装置識別情報」を列とするテーブルを定義して取引相手ユーザ装置識別情報を管理する手法を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、取引識別情報から識別される取引の取引相手ユーザ装置識別情報をホームゲートウェイ装置２０に送信できる手法であれば、実現手法はいずれでもよい。
In the second embodiment, as shown in FIG. 11, the trading partner user
取引関連情報管理部６１は、汎用的なコンピュータである取引相手ユーザ装置６０に、ＲＤＢＭＳプログラム等を稼働させることによって実現される部であり、取引関連情報を管理する。具体的には、取引関連情報管理部６１は、ホームゲートウェイ装置２０から接続されると、取引ユーザ装置１０や取引識別番号等に対応づけて管理する取引関連情報を、ホームゲートウェイ装置２０に送信する。ここで、取引関連情報管理部６１は、取引識別番号を取引ユーザに対して払い出した時等に、取引関連情報を予め保持している。
The transaction related information management unit 61 is a unit realized by operating an RDBMS program or the like on the
取引関連情報取得部２４は、取引関連情報を、取引相手ユーザ装置６０の取引関連情報管理部６１から取得する。具体的には、実施例２における取引関連情報取得部２４は、取引ユーザ装置１０から送信された取引識別番号を受信すると、取引相手ユーザ装置管理部５０から、取引識別番号に対応づけて管理する取引相手ユーザ装置識別情報を取得し、取引関連情報を、取得した取引相手ユーザ装置識別情報によって識別される取引相手ユーザ装置６０の取引関連情報管理部６１から取得し、取得した取引関連情報は、取引関連情報検証部２６による処理や、取引システム宛取引関連情報送信部２５による処理などに利用される。
The transaction related
例えば、実施例２において、取引関連情報取得部２４は、取引ユーザ装置１０から受信した番号に「＃００」が付加されている場合には、受信した番号が通常の電話番号であることを意味するものではなく、取引相手ユーザ装置管理部５０のＵＲＩとして指定されたＵＲＩに接続することを意味すると識別し、指定されたＵＲＩに接続するなどする。
For example, in the second embodiment, the transaction related
取引相手ユーザ装置識別情報の受信について具体的に例を挙げて説明すると、例えば、識別番号管理部２３が、図１２に示すように、取引相手ユーザ装置管理部５０のＵＲＩとしてＨＴＴＰ−ＵＲＩを保持する場合には、取引関連情報取得部２４は、指定されたＨＴＴＰ−ＵＲＩに対してＨＴＴＰ通信を行うことで取引相手ユーザ装置管理部５０に接続し、接続した取引相手ユーザ装置管理部５０からＨＴＴＰ通信を行うことで、取引相手ユーザ装置識別情報を取得する。また、例えば、識別番号管理部２３が、取引相手ユーザ装置管理部５０のＵＲＩとしてＳＩＰ−ＵＲＩを保持する場合には、取引関連情報取得部２４は、指定されたＳＩＰ−ＵＲＩに対してＳＩＰ通信を行うことで取引相手ユーザ装置管理部５０に接続し、接続した取引相手ユーザ装置管理部５０からＳＩＰ通信を行うことで、取引相手ユーザ装置識別情報を取得する。なお、取引関連情報取得部２４が取引相手ユーザ装置管理部５０に接続するにあたっては、認証情報（取引相手ユーザ装置管理部５０がホームゲートウェイ装置２０を認証するための情報）を送信するなどして、認証を受けてから取引相手ユーザ装置識別情報を取得する手法などが考えられる。
The receiving of the counterparty user device identification information will be described with a specific example. For example, the identification
次に、取引関連情報取得部２４は、取得した取引相手ユーザ装置識別情報が、図１１に示すように、ＨＴＴＰ−ＵＲＩである場合には、指定されたＨＴＴＰ−ＵＲＩに対してＨＴＴＰ通信を行うことで取引相手ユーザ装置６０に接続し、接続した取引相手ユーザ装置６０の取引関連情報管理部６１からＨＴＴＰ通信を行うことで、取引関連情報を取得する。また、例えば、取得した取引相手ユーザ装置識別情報が、ＳＩＰ−ＵＲＩである場合には、取引関連情報取得部２４は、指定されたＳＩＰ−ＵＲＩに対してＳＩＰ通信を行うことで取引相手ユーザ装置６０に接続し、接続した取引相手ユーザ装置６０の取引関連情報管理部６１からＳＩＰ通信を行うことで、取引関連情報を取得する。なお、取引関連情報取得部２４が取引相手ユーザ装置６０に接続するにあたっては、認証情報（取引相手ユーザ装置６０がホームゲートウェイ装置２０を認証するための情報）を送信するなどして、認証を受けてから取引関連情報を取得する手法などが考えられる。
Next, the transaction related
ところで、上記したように、実施例２に係るオンライン取引システムにおいては、取引関連情報が検証可能な形式で取得される。このことから、実施例２において、ホームゲートウェイ装置２０には、検証可能な形式で取得された取引関連情報を検証する取引関連情報検証部２６が備えられる。以下では、取引関連情報検証部２６について説明する。なお、取引関連情報検証部２６は、特許請求の範囲に記載の「取引関連情報検証手段」に対応する。
Incidentally, as described above, in the online transaction system according to the second embodiment, transaction-related information is acquired in a verifiable format. Therefore, in the second embodiment, the
取引関連情報検証部２６は、検証可能な形式で取得された取引関連情報を検証する。具体的には、取引関連情報検証部２６は、取引関連情報取得部２４によって検証可能な形式で取得された取引関連情報を検証し、検証した結果は、取引ユーザ装置宛取引関連情報送信部２７による処理などに利用される。
The transaction related
実施例２において、「検証可能な形式」とは、例えば、ＳＡＭＬ形式など、電子署名によって検証が可能な形式のことである。そこで、以下では、まず、ＳＡＭＬ形式の取引関連情報について説明する。図１３に示すＳＡＭＬ形式の取引関連情報について簡単に説明すると、まず、ＳＡＭＬとは、認証のための情報をＸＭＬ（Extensible Markup Language）で記述されたデータで交換することを目的として策定されたプロトコルである。したがって、図１３に示す取引関連情報も、すべて、ＸＭＬで記述されている。 In the second embodiment, the “verifiable format” refers to a format that can be verified by an electronic signature, such as a SAML format. Therefore, first, the transaction related information in the SAML format will be described. The transaction related information in the SAML format shown in FIG. 13 will be briefly described. First, the SAML is a protocol formulated for the purpose of exchanging information for authentication with data described in XML (Extensible Markup Language). It is. Therefore, all the transaction related information shown in FIG. 13 is also described in XML.
図１３の（１）に示す部分には、取引相手ユーザ装置のＵＲＬ（http://www2.example.com/）が記述されており、図１３の（２）に示す部分には、有効期限（2005-02-01・・）が記述されており、図１３の（３）に示す部分には、取引システムのＵＲＬ（https://psp.example.com/paymentService）が記述されており、図１３の（４）に示す部分には、支払い単位（Yen）が記述されており、図１３の（５）に示す部分には、金額（30000）が記述されており、図１３の（６）に示す部分には、取引ユーザのログインＩＤ（toyama@example.com）が記述されている。 The part (1) in FIG. 13 describes the URL (http://www2.example.com/) of the counterpart user device, and the part shown in (2) in FIG. (2005-02-01 ···) is described, and the transaction system URL (https://psp.example.com/paymentService) is described in the part shown in (3) of FIG. In the part shown in (4) of FIG. 13, the payment unit (Yen) is described, and in the part shown in (5) of FIG. 13, the amount (30000) is described. ) Describes the login ID (toyama@example.com) of the transaction user.
なお、図１４は、取引システム４０が、取引に関する処理を行った後の返答として、領収書に相当する情報をホームゲートウェイ装置２０に送信する場合の領収書情報の一例である。図１４の（１）に示す部分には、取引相手ユーザ装置のＵＲＬ（http://www2.example.com）が記述されており、図１４の（２）に示す部分には、取引システムのＩＤ（www.payment.example.co.jp）が記述されており、図１４の（３）に示す部分には、取引ユーザのログインＩＤ（toyama@example.com）が記述されており、図１４の（４）に示す部分には、有効期限（2005-01-31・・）が記述されており、図１４の（５）に示す部分には、取引システムのＵＲＬ（https://psp.example.com/paymentService）が記述されており、図１４の（６）に示す部分には、支払い単位（Yen）や金額（30000）が記述されている。
FIG. 14 is an example of receipt information when the
ところで、このようなＳＡＭＬ形式の取引関連情報や領収書情報には、図１５の（１）に示すように、電子署名データを付加することや、図１５の（２）に示すように、公開鍵情報を付加することができる。例えば、図１３の取引関連情報（取引関連情報管理部６１から取得された取引関連情報）に、図１５の（１）に示すような形式で、取引相手ユーザ装置６０の電子署名データや公開鍵情報が付加され、かかる取引関連情報をホームゲートウェイ装置２０の取引関連情報取得部２４が取得したとする。すると、取引関連情報検証部２６は、まず、取引相手ユーザ装置６０の電子署名から、取引相手ユーザ装置６０の公開鍵情報で、取引関連情報のハッシュ値を取り出す。一方で、取得した取引関連情報のハッシュ値を算出し、電子署名から取り出したハッシュ値と、算出したハッシュ値とを比較する。比較の結果、二つのハッシュ値が同一であれば、取引関連情報検証部２６は、取引関連情報に関する事実として、確かに取引相手ユーザ装置６０から発行された取引関連情報であること（取引関連情報が取引相手ユーザ装置６０によって保証されていること）、また、取引関連情報に改竄が行われていないことを検証することができる。なお、取引相手ユーザ装置が取引関連情報を送信した事実を否認しないことなども検証することができる。
By the way, to such transaction related information and receipt information in the SAML format, as shown in (1) of FIG. 15, electronic signature data is added, or as shown in (2) of FIG. Key information can be added. For example, in the transaction related information in FIG. 13 (transaction related information acquired from the transaction related information management unit 61), the electronic signature data and the public key of the
こうして、取引関連情報検証部２６による検証の結果、二つのハッシュ値が同一であれば、取引ユーザ装置宛取引関連情報送信部２７は、取引関連情報を取引ユーザ装置１０に送信するなどする。
Thus, if the two hash values are the same as a result of the verification by the transaction related
なお、実施例２においては、取引関連情報検証部２６が、取引関連情報取得部２４によって取得された取引関連情報を検証し、検証の結果が、取引ユーザ装置宛取引関連情報送信部２７による処理などに利用される手法について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、取引関連情報取得部２４によって取得された取引関連情報を、ホームゲートウェイ装置２０が保存しておくことによって、不正が疑われる取引に関する処理が行われた場合などに、取引に関する処理が不正であることを後から証明するなど、取引関連情報検証部２６による検証のタイミングは、運用に適したタイミングであれば、いずれでもよい。
In the second embodiment, the transaction related
なお、実施例２においては、取引関連情報取得部２４が、ＳＡＭＬ形式の取引関連情報を取得し、取引関連情報検証部２６は、ＳＡＭＬ形式で取得された取引関連情報を検証する手法について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、取引関連情報取得部２４が、Ｘ．５０９証明書形式の取引関連情報を取得し、取引関連情報検証部２６は、Ｘ．５０９証明書形式で取得された取引関連情報を検証する手法や、取引関連情報取得部２４が、その他の形式の取引関連情報を取得し、取引関連情報検証部２６は、その他の形式で取得された取引関連情報を検証する手法にも、本発明を同様に適用することができる。
In the second embodiment, the transaction related
ところで、上記したように、実施例２に係るオンライン取引システムにおいては、ホームゲートウェイ装置２０が取引ユーザの同意を確認してから、取引関連情報を取引システム４０に送信する。このことから、実施例２において、ホームゲートウェイ装置２０には、取引ユーザ装置宛取引関連情報送信部２７が備えられ、取引ユーザ装置１０の取引関連情報受信部１５および取引処理同意送信部１６が備えられる。以下では、取引ユーザ装置宛取引関連情報送信部２７、取引関連情報受信部１５、および取引処理同意送信部１６について順に説明する。なお、取引ユーザ装置宛取引関連情報送信部２７は、特許請求の範囲に記載の「取引ユーザ装置宛取引関連情報送信手段」に対応し、取引関連情報受信部１５は、特許請求の範囲に記載の「取引関連情報受信手段」に対応し、取引処理同意送信部１６は、特許請求の範囲に記載の「取引処理同意情報送信手段」に対応する。
Incidentally, as described above, in the online transaction system according to the second embodiment, the
取引ユーザ装置宛取引関連情報送信部２７は、ホームゲートウェイ装置２０において取得された取引関連情報を、取引ユーザ装置１０に送信する。具体的には、取引ユーザ装置宛取引関連情報送信部２７は、取引関連情報取得部２４によって取得された取引関連情報を、音声再生機能等（例えば、電子的に記述された取引関連情報の内容を音声再生する機能、取引関連情報の音声ファイルを再生する機能等）を用いて取引ユーザ装置１０に送信し、送信した取引関連情報は、取引ユーザ装置１０における処理などに利用される。
The transaction user device-addressed transaction related
取引関連情報受信部１５は、ホームゲートウェイ装置２０において取得された取引関連情報を、ホームゲートウェイ装置２０から受信する。具体的には、取引関連情報受信部１５は、ホームゲートウェイ装置２０から送信された取引関連情報を受信し、受信した取引関連情報は、出力部１２による処理や取引処理同意送信部１６による処理などに利用される。
The transaction related information receiving unit 15 receives the transaction related information acquired in the
取引処理同意送信部１６は、同意情報を、ホームゲートウェイ装置２０に送信する。具体的には、取引処理同意送信部１６は、取引関連情報受信部１５によって受信された取引関連情報を出力部１２に出力し、同意情報（取引ユーザ装置の取引に関する処理が取引関連情報に基づいて行われることに同意することを示す情報）の入力を、番号入力が可能な入力部１１において受け付け、受け付けた同意情報をホームゲートウェイ装置２０に送信する。
The transaction processing consent transmission unit 16 transmits the consent information to the
例えば、取引処理同意送信部１６は、図１６の（Ａ）に示すように、取引ユーザ装置１０が電話端末等の場合には、ＳＡＭＬに記載された金額情報に基づき、取引ユーザ装置宛取引関連情報送信部２７から送信された「支払い額は３０，０００円です。支払いに同意される場合には、１と＃を押してください。」の音声を、電話端末の受話器である出力部１２に出力するなどする。また、例えば、取引処理同意送信部１６は、取引ユーザ装置１０が情報家電のリモコン等の場合には、図１６の（Ｂ）に示すように、「支払い額は３０，０００円です。支払いに同意される場合には、リモコンの１と＃を押してください。」の表示を、情報家電のテレビのディスプレイである出力部１２に出力するなどする。
For example, as shown in (A) of FIG. 16, the transaction processing consent transmission unit 16, when the
次に、取引処理同意送信部１６は、同意情報の入力を、番号入力が可能な入力部１１において受け付ける。例えば、取引処理同意送信部１６は、取引ユーザ装置１０が電話端末等の場合には、取引ユーザによって「１」および「＃」のプッシュボタン（電話端末の入力部１１）が押下されたことで、同意情報の入力を受け付ける。また、例えば、取引処理同意送信部１６は、取引ユーザ装置１０が情報家電のリモコン等の場合には、取引ユーザによって「１」および「＃」のリモコンボタン（リモコンの入力部１１）が押下されたことで、同意情報の入力を受け付ける。なお、上記した「１」や「＃」は、説明の便宜上から一例として挙げたものであり、数字や記号の組み合わせに何ら特別の意味があるものではない。そして、取引処理同意送信部１６は、受け付けた同意情報をホームゲートウェイ装置２０に送信する。
Next, the transaction processing consent transmission unit 16 accepts input of consent information in the
ところで、取引処理同意送信部１６が、取引関連情報を出力部１２に音声で出力する際には、音声ファイルと電子的に記述された取引関連情報との一致を保証しなくてはならない（仮に一致しない場合には、音声で「１，０００円です。」と出力しながら、「１０，０００円」の取引に関する処理がなされるといった事態が発生してしまう）。このため、以下では、音声ファイルと電子的に記述された取引関連情報との一致を、取引相手ユーザ装置６０に保証させる手法を考える。
By the way, when the transaction processing consent transmitting unit 16 outputs the transaction related information to the
例えば、取引相手ユーザ装置６０において、ＳＡＭＬ形式の取引関連情報に音声ファイルを同梱し、音声ファイルが同梱された状態の取引関連情報に対して秘密鍵を用いて暗号化することで、電子署名を作成する手法である。この手法によれば、取引関連情報検証部２６は、まず、取引相手ユーザ装置６０の電子署名から、取引相手ユーザ装置６０の公開鍵情報で、取引関連情報および音声ファイルのハッシュ値を取り出す。一方で、取得した取引関連情報および音声ファイルのハッシュ値を算出し、電子署名から取り出したハッシュ値と、算出したハッシュ値とを比較する。比較の結果、二つのハッシュ値が同一であれば、取引関連情報検証部２６は、取引関連情報に関する事実として、確かに取引相手ユーザ装置６０から発行された取引関連情報および音声ファイルであること（取引関連情報および音声ファイルが取引相手ユーザ装置６０によって保証されていること）、また、取引関連情報および音声ファイルに改竄が行われていないことを検証することができる。なお、取引相手ユーザ装置６０が取引関連情報および音声ファイルを送信した事実を否認しないことなども検証することができる。
For example, in the trading
あるいは、例えば、取引相手ユーザ装置６０において、ＳＡＭＬ形式の取引関連情報に音声ファイルのＵＲＬと音声ファイルのハッシュ値とを同梱し、音声ファイルのＵＲＬと音声ファイルハッシュ値とが同梱された状態の取引関連情報に対して秘密鍵を用いて暗号化することで、電子署名を作成する手法である。この手法によれば、取引関連情報検証部２６は、まず、取引相手ユーザ装置６０の電子署名から、取引相手ユーザ装置６０の公開鍵情報で、取引関連情報、音声ファイルのＵＲＬ、および音声ファイルのハッシュ値を取り出す。一方で、取得した取引関連情報、音声ファイルのＵＲＬ、および音声ファイルのハッシュ値を算出し、電子署名から取り出したハッシュ値と、算出したハッシュ値とを比較する。比較の結果、二つのハッシュ値が同一であれば、取引関連情報検証部２６は、取引関連情報に関する事実として、確かに取引相手ユーザ装置６０から発行された取引関連情報、音声ファイルのＵＲＬ、および音声ファイルであること（取引関連情報、音声ファイルのＵＲＬ、および音声ファイルが取引相手ユーザ装置６０によって保証されていること）、また、取引関連情報、音声ファイルのＵＲＬ、および音声ファイルに改竄が行われていないことを検証することができる。なお、取引相手ユーザ装置６０が取引関連情報、音声ファイルのＵＲＬ、および音声ファイルを送信した事実を否認しないことなども検証することができる。
Alternatively, for example, in the trading
［実施例２に係るオンライン取引システムによる処理の手順］
次に、図１７を用いて、実施例２に係るオンライン取引システムによる処理の手順を説明する。図１７は、実施例２に係るオンライン取引システムによる処理の手順を示すシーケンス図である。ここで、実施例２においては、実施例１と同様、取引システムが行う取引に関する処理として、取引ユーザの支払いに関する処理を一例として説明する。このため、取引ユーザ装置を利用する取引ユーザは、実施例１と同様、取引識別番号を何らかの手段によって予め入手しているものとする。また、実施例２においては、取引関連情報は、取引相手ユーザ装置の取引関連情報管理部に保持されているものとする。
[Processing Procedure by Online Transaction System According to Embodiment 2]
Next, the procedure of the process by the online transaction system according to the second embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 17 is a sequence diagram illustrating a processing procedure performed by the online transaction system according to the second embodiment. Here, in the second embodiment, as in the first embodiment, as a process related to the transaction performed by the transaction system, a process related to the transaction user's payment will be described as an example. For this reason, it is assumed that the transaction user who uses the transaction user device obtains the transaction identification number in advance by some means as in the first embodiment. Moreover, in Example 2, transaction relevant information shall be hold | maintained at the transaction relevant information management part of the other party user apparatus.
まず、取引ユーザ装置１０は、実施例１と同様、取引識別番号の入力を、番号入力が可能な入力部において受け付け（ステップＳ１７０１）、次に、入力部において受け付けた取引識別番号を、ホームゲートウェイ装置２０に送信する（ステップＳ１７０２）。
First, the
すると、ホームゲートウェイ装置２０は、実施例１と同様、送信された取引識別番号を受信し、受信した取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、取引関連情報を管理する取引関連情報管理部から取得するが、実施例１と異なり、取引相手ユーザ装置６０の取引関連情報管理部６１から取得する（ステップＳ１７０３およびステップＳ１７０４）。
Then, similarly to the first embodiment, the
例えば、ホームゲートウェイ装置２０は、「＃００」を付加して送信された取引識別番号（「＃００１２」）を受信すると、まず、「＃００」の情報から、取引ユーザ装置１０から受信した番号が、取引識別番号を意味するものであることを識別し、次に、「＃００」を対応づけて保持するＵＲＩに、取引識別番号（「１２」）とともに接続する。ここで、「＃００」に対応づけて保持するＵＲＩは、実施例１と異なり、取引相手ユーザ装置管理部５０のＵＲＩである。すなわち、ホームゲートウェイ装置２０は、取引相手ユーザ装置管理部５０に接続し、取引相手ユーザ装置管理部５０から、取引識別番号「１２」に対応づけられた取引相手ユーザ装置識別情報を取得する（ステップＳ１７０３）。そして、ホームゲートウェイ装置２０は、取引相手ユーザ装置識別情報として特定のＵＲＩを受信すると、受信したＵＲＩに接続し、取引相手ユーザ装置６０の取引関連情報管理部６１から取引関連情報を取得する（ステップＳ１７０４）。なお、実施例２において、ホームゲートウェイ装置２０は、取引関連情報を、ＳＡＭＬの形式で取得する。
For example, when the
すると、ホームゲートウェイ装置２０は、実施例１と異なり、ＳＡＭＬの形式で取得した取引関連情報を検証する（ステップＳ１７０５）。
Then, unlike the first embodiment, the
続いて、ホームゲートウェイ装置２０は、実施例１と異なり、取引関連情報を、取引ユーザ装置１０に送信する（ステップＳ１７０６）。すると、取引ユーザ装置１０は、受信した取引関連情報を所定の出力部に出力し（ステップＳ１７０７）、取引ユーザ装置１０の取引に関する処理が取引関連情報に基づいて行われることに同意することを示す同意情報の入力を、番号入力が可能な所定の入力部において受け付け（ステップＳ１７０８）、受け付けた同意情報をホームゲートウェイ装置２０に送信する（ステップＳ１７０９）。
Subsequently, unlike the first embodiment, the
すると、ホームゲートウェイ装置２０は、同意情報を確認し（ステップＳ１７１０）、その後、実施例１と同様、取引相手ユーザ装置６０の取引関連情報管理部６１から取得された取引関連情報を、ＩＰ網経由で取引システム４０に送信する（ステップＳ１７１１）。
Then, the
そして、取引システム４０は、実施例１と同様、ホームネットワークからＩＰ網経由で受信した取引関連情報に基づいて、取引ユーザ装置１０の取引に関する処理をオンラインで行う（ステップＳ１７１２）。
And the
なお、実施例２においては、実施例１と異なり、取引システム４０が、ステップＳ１７１２で行った取引に関する処理の返答をホームゲートウェイ装置２０に送信する事例について説明する。まず、取引システム４０は、取引に関する処理の返答として、例えば、領収書に相当する情報を、ホームゲートウェイ装置２０に送信してもよい（ステップＳ１７１３）。また、取引に関する処理の返答の送信についても、ＳＡＭＬの形式で送信してもよい。
In the second embodiment, unlike in the first embodiment, a case will be described in which the
その後、ホームゲートウェイ装置２０は、取引システム４０から受信した取引に関する処理の返答を、取引相手ユーザ装置６０に送信してもよい（ステップＳ１７１４）。このことにより、取引相手ユーザ装置６０は、取引システム４０において、取引ユーザ装置１０の取引に関する処理が行われたことを確認するなどする。
Thereafter, the
そして、ホームゲートウェイ装置２０は、実施例１と同様、取引が完了したことを通知する取引完了通知を取引ユーザ装置１０に送信し（ステップＳ１７１５）、取引ユーザ装置１０が、ホームゲートウェイ装置２０から受信した取引完了通知を、取引ユーザにプレゼンテーションするなどして（ステップＳ１７１６）、オンライン取引システムの処理は終了する。
And the
このようにして、実施例２に係るオンライン取引システムにおいて、実施例１の効果に加えて、取引相手ユーザ装置で取引関連情報を指定したり、臨機応変に取引関連情報を変更すること等が可能になり、また、信用性を向上させることが可能になり、さらに、システムを利用する側のユーザにとって、予期せぬ取引が実行させる危険を回避することが可能になる。 In this way, in the online transaction system according to the second embodiment, in addition to the effects of the first embodiment, it is possible to specify transaction-related information on the counterparty user device, change the transaction-related information on an ad hoc basis, etc. In addition, it is possible to improve the reliability, and further, it is possible to avoid the risk that an unexpected transaction is executed for a user who uses the system.
［実施例２の効果］
上記してきたように、実施例２によれば、取引ユーザ装置は、取得された取引関連情報をホームゲートウェイ装置から受信し、受信された取引関連情報を所定の出力部に出力し、取引ユーザ装置の取引に関する処理が取引関連情報に基づいて行われることに同意することを示す同意情報の入力を、番号入力が可能な所定の入力部において受け付け、受け付けた同意情報をホームゲートウェイ装置に送信し、ホームゲートウェイ装置は、取得された取引関連情報を取引ユーザ装置に送信し、送信された同意情報を受信した場合に、取引関連情報を取引システムに送信するので、上記した効果に加えて、システムを利用する側のユーザにとって、予期せぬ取引が実行される危険を回避することが可能になる。
[Effect of Example 2]
As described above, according to the second embodiment, the transaction user device receives the acquired transaction related information from the home gateway device, outputs the received transaction related information to a predetermined output unit, and the transaction user device. Accepting the input of consent information indicating that the processing related to the transaction is agreed to be performed based on the transaction-related information is received at a predetermined input unit capable of inputting a number, and the received consent information is transmitted to the home gateway device. When the home gateway device transmits the acquired transaction related information to the transaction user device and receives the transmitted consent information, the home gateway device transmits the transaction related information to the transaction system. It is possible to avoid the risk of an unexpected transaction being executed for the user on the user side.
すなわち、ホームゲートウェイ装置によって取得されて送信された取引関連情報が、取引ユーザ装置の所定の出力部に出力される（例えば、電話端末の音声で再生、情報家電のディスプレイに画像で表示等）ことで、取引ユーザ装置を利用する取引ユーザによって取引の内容等が認知され、そして、ホームゲートウェイ装置は、取引ユーザ装置によって受け付けられた取引ユーザによる同意を受信した場合に、取引関連情報を取引システムに送信することから、システムを利用する側のユーザ（取引ユーザ装置を利用する取引ユーザ）にとって、予期せぬ取引が実行される危険を回避することが可能になる。 That is, transaction-related information acquired and transmitted by the home gateway device is output to a predetermined output unit of the transaction user device (for example, playback by voice of a telephone terminal, display as an image on a display of an information appliance) When the transaction user recognizes the contents of the transaction by the transaction user using the transaction user device, and the home gateway device receives the agreement by the transaction user accepted by the transaction user device, the transaction related information is transferred to the transaction system. Since it transmits, it becomes possible for the user (transaction user using a transaction user apparatus) of the side using a system to avoid the risk that an unexpected transaction will be performed.
また、実施例２によれば、ホームゲートウェイ装置は、取引関連情報を検証可能な形式で取得し、検証可能な形式で取得された取引関連情報を検証するので、上記した効果に加えて、インターネット等のＩＰ網を利用したオンライン取引システムにおいて、信用性を向上させることが可能になる。 Further, according to the second embodiment, the home gateway device acquires the transaction related information in a verifiable format and verifies the transaction related information acquired in the verifiable format. In an online transaction system using an IP network such as the above, it becomes possible to improve the reliability.
具体的に例を挙げて説明すると、例えば、ホームゲートウェイ装置が、取引関連情報を取引相手ユーザ装置から取得した場合には、取引関連情報に関する事実として、確かに取引相手ユーザ装置から発行された取引関連情報であることが検証され（取引関連情報が取引相手ユーザ装置によって保証されていることが検証され）、また、取引関連情報に改竄が行われていないことが検証される。なお、取引相手ユーザ装置が取引関連情報を送信した事実を否認しないことなども検証される。 Specifically, for example, when the home gateway device acquires transaction-related information from the counterparty user device, as a fact regarding the transaction-related information, the transaction that is certainly issued from the counterparty user device It is verified that the information is related information (it is verified that the transaction related information is guaranteed by the counterpart user device), and it is verified that the transaction related information has not been tampered with. It is also verified that the fact that the trading partner user device has transmitted the transaction related information is not denied.
また、実施例２によれば、ホームゲートウェイ装置は、取引識別番号を受信すると、取引相手ユーザ装置を識別する取引相手ユーザ装置識別情報を取引識別番号に対応づけて管理する取引相手ユーザ装置管理部から、受信した取引識別番号に対応づけられた取引相手ユーザ装置識別情報を取得し、取引関連情報を、取得した取引相手ユーザ装置識別情報によって識別される取引相手ユーザ装置の取引関連情報管理部から取得するので、上記した効果に加えて、取引相手ユーザ装置で取引関連情報を指定したり、臨機応変に取引関連情報を変更することなどが可能になる。 According to the second embodiment, when the home gateway device receives the transaction identification number, the partner user device management unit manages the partner user device identification information for identifying the partner user device in association with the transaction identification number. The transaction partner user device identification information associated with the received transaction identification number is acquired from the transaction related information management unit of the transaction partner user device identified by the acquired transaction partner user device identification information. Since it is acquired, in addition to the effects described above, it is possible to specify transaction related information on the counterparty user device, or to change the transaction related information on an ad hoc basis.
ところで、これまで実施例２では、取引ユーザ装置が、同意情報（取引ユーザ装置の取引に関する処理が取引関連情報に基づいて行われることに同意する）をホームゲートウェイ装置に送信した後に、ホームゲートウェイ装置が取引システムに取引関連情報を送信し、取引システムにおいて取引に関する処理が行われる事例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、ホームゲートウェイ装置が取引システムに取引関連情報を送信し、取引システムにおいて取引に関する処理が行われた後に、取引ユーザ装置が、同意情報をホームゲートウェイ装置に送信する事例などにも、本発明を同様に適用することができる。すなわち、実施例２と実施例３とでは、処理の手順（特に、同意情報の送信と取引に関する処理とのタイミング）が異なることになるが、実施例３のような処理の手順になる具体的な事例としては、例えば、取引システムが、取引に関する処理として、取引チケット（取引相手ユーザ装置が提供するサービスを利用するチケット）を取引ユーザ装置に発行した後に、ホームゲートウェイ装置が取引チケットを取引ユーザ装置に送信し、取引ユーザ装置が、同意情報（取引相手ユーザ装置が提供するサービスを取引チケットに基づいて利用することに同意する）をホームゲートウェイ装置に送信するといった事例を考えることができる。 By the way, in Example 2 so far, after the transaction user device has transmitted consent information (agreeing that processing related to transaction of the transaction user device is performed based on transaction-related information) to the home gateway device, the home gateway device However, the present invention is not limited to this, and the home gateway device transmits the transaction related information to the transaction system. The present invention can be similarly applied to a case where the transaction user apparatus transmits consent information to the home gateway apparatus after processing related to the transaction is performed in the transaction system. That is, the processing procedure (particularly, the timing of the consent information transmission and the processing related to the transaction) differs between the second embodiment and the third embodiment. For example, after the transaction system issues a transaction ticket (ticket using a service provided by the partner user device) to the transaction user device as a transaction-related process, the home gateway device issues the transaction ticket to the transaction user. A case may be considered in which the transaction user device transmits agreement information (agreeing to use the service provided by the transaction partner user device based on the transaction ticket) to the home gateway device.
そこで、以下では、実施例３として、上記したような事例について、図１８を用いて説明する。図１８は、実施例３に係るオンライン取引システムによる処理の手順を示すシーケンス図である。なお、実施例３においては、実施例２と同様、取引ユーザは、取引識別番号を何らかの手段によって予め入手しており、また、取引関連情報は、取引相手ユーザ装置の取引関連情報管理部に保持されているものとする。また、取引システムは、取引に関する処理として、ＩＰ網に接続する取引相手ユーザ装置が提供するサービスを利用する取引チケットを、取引ユーザ装置に発行するものである。 Therefore, in the following, as Example 3, the above example will be described with reference to FIG. FIG. 18 is a sequence diagram illustrating a processing procedure performed by the online transaction system according to the third embodiment. In the third embodiment, as in the second embodiment, the transaction user obtains the transaction identification number in advance by some means, and the transaction related information is held in the transaction related information management unit of the counterparty user device. It is assumed that Moreover, a transaction system issues the transaction ticket which uses the service which the other party user apparatus connected to an IP network uses as a process regarding transaction to a transaction user apparatus.
まず、取引ユーザ装置１０は、実施例２と同様、取引識別番号の入力を、番号入力が可能な入力部において受け付け（ステップＳ１８０１）、次に、入力部において受け付けた取引識別番号を、ホームゲートウェイ装置２０に送信する（ステップＳ１８０２）。
First, similarly to the second embodiment, the
すると、ホームゲートウェイ装置２０は、実施例２と同様、送信された取引識別番号を受信し、受信した取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、取引相手ユーザ装置６０の取引関連情報管理部６１からＳＡＭＬの形式で取得する（ステップＳ１８０３よびステップＳ１８０４）。続いて、ホームゲートウェイ装置２０は、実施例２と同様、ＳＡＭＬ形式で取得した取引関連情報を検証する（ステップＳ１８０５）。
Then, similarly to the second embodiment, the
次に、ホームゲートウェイ装置２０は、実施例２と異なり、取引関連情報を、取引システム４０に送信し（ステップＳ１８０６）、取引システム４０は、実施例２と異なり、取引に関する処理として、取引相手ユーザ装置６０が提供するサービスを利用する取引チケットを、取引ユーザ装置１０に発行する（ステップＳ１８０７）。そして、取引システム４０は、取引チケットをホームゲートウェイ装置２０に送信する（ステップＳ１８０８）。
Next, unlike the second embodiment, the
ホームゲートウェイ装置２０は、実施例２と異なり、取引チケットを、取引ユーザ装置１０に送信する（ステップＳ１８０９）。すると、取引ユーザ装置１０は、受信した取引チケットを所定の出力部に出力し（ステップＳ１８１０）、取引相手ユーザ装置６０が提供するサービスを取引チケットに基づいて利用することに同意することを示す同意情報の入力を、番号入力が可能な所定の入力部において受け付け（ステップＳ１８１１）、受け付けた同意情報をホームゲートウェイ装置２０に送信する（ステップＳ１８１２）。
Unlike the second embodiment, the
すると、ホームゲートウェイ装置２０は、同意情報を確認し（ステップＳ１８１３）、その後、実施例２と異なり、取引チケットを取引相手ユーザ装置６０に送信するなどして、取引ユーザ装置１０による取引チケットの利用を実現する（ステップＳ１８１４）。
Then, the
その後、取引相手ユーザ装置６０が、課金情報を取引システム４０に送信すると（ステップＳ１８１５）、取引システム４０において、取引ユーザ装置１０に関する課金処理が行われるなどする（ステップＳ１８１６）。一方で、ホームゲートウェイ装置２０は、実施例２と同様、取引が完了したことを通知する取引完了通知を取引ユーザ装置１０に送信し（ステップＳ１８１７）、取引ユーザ装置１０が、ホームゲートウェイ装置２０から受信した取引完了通知を、取引ユーザにプレゼンテーションするなどして（ステップＳ１８１８）、オンライン取引システムの処理は終了する。
Thereafter, when the trading
このようにして、実施例３に係るオンライン取引システムにおいて、実施例２の効果に加えて、システムを利用する側のユーザにとって、予期せぬ取引チケットの利用が実行される危険を回避することが可能になる。 In this way, in the online transaction system according to the third embodiment, in addition to the effects of the second embodiment, it is possible to avoid the risk that an unexpected use of a transaction ticket is executed for a user who uses the system. It becomes possible.
［実施例３の効果］
上記してきたように、実施例３によれば、取引システムは、取引に関する処理として、ＩＰ網に接続する取引相手ユーザ装置が提供するサービスを利用する取引チケットを取引ユーザ装置に発行するものであって、取引ユーザ装置は、取引システムが取引ユーザ装置に発行した取引チケットを、ホームゲートウェイ装置から受信し、受信された取引チケットを所定の出力部に出力し、取引相手ユーザ装置が提供するサービスを取引チケットに基づいて利用することに同意することを示す同意情報の入力を、番号入力が可能な所定の入力部において受け付け、受け付けた同意情報をホームゲートウェイ装置に送信し、ホームゲートウェイ装置は、取引チケットを取引システムから受信し、受信された取引チケットを取引ユーザ装置に送信し、送信された同意情報を受信した場合に、受信した取引チケットを取引相手ユーザ装置に送信するので、上記した効果に加えて、システムを利用する側のユーザにとって、予期せぬ取引チケットの利用が実行される危険を回避することが可能になる。
[Effect of Example 3]
As described above, according to the third embodiment, the transaction system issues a transaction ticket that uses a service provided by a transaction partner user device connected to the IP network to the transaction user device as a transaction process. The transaction user device receives the transaction ticket issued by the transaction system to the transaction user device from the home gateway device, outputs the received transaction ticket to a predetermined output unit, and provides a service provided by the transaction partner user device. The input of consent information indicating consent to use based on the transaction ticket is received at a predetermined input unit capable of inputting a number, and the received consent information is transmitted to the home gateway device. Receive the ticket from the trading system, send the received trading ticket to the trading user device and send it When the received agreement information is received, the received transaction ticket is transmitted to the counterpart user device, so that in addition to the effects described above, an unexpected use of the transaction ticket is executed for the user using the system. This makes it possible to avoid the danger.
すなわち、ホームゲートウェイ装置によって受信されて送信された取引チケットが、取引ユーザ装置の所定の出力部に出力される（例えば、電話端末の音声で再生、情報家電のディスプレイに画像で表示等）ことで、取引ユーザ装置を利用する取引ユーザによって取引チケットの内容等が認知され、そして、ホームゲートウェイ装置は、取引ユーザ装置によって受け付けられた取引ユーザによる同意を受信した場合に、取引チケットを取引相手ユーザ装置に送信することから、システムを利用する側のユーザ（取引ユーザ装置を利用する取引ユーザ）にとって、予期せぬ取引チケットの利用が実行される危険を回避することが可能になる。 That is, the transaction ticket received and transmitted by the home gateway device is output to a predetermined output unit of the transaction user device (for example, playback with the voice of a telephone terminal, display with an image on a display of an information appliance) When the transaction user's content is recognized by the transaction user using the transaction user device, and the home gateway device receives the agreement by the transaction user accepted by the transaction user device, the transaction user device receives the transaction ticket. Therefore, it is possible to avoid a risk that an unexpected use of a transaction ticket is executed for a user who uses the system (a transaction user who uses a transaction user device).
［他の実施例］
ところで、これまで実施例１〜実施例３に係るオンライン取引システムについて説明したが、本発明は上記した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、実施例４に係るオンライン取引システムとして、異なる実施例を説明する。
[Other embodiments]
By the way, although the online transaction system which concerns on Example 1- Example 3 was demonstrated until now, this invention may be implemented with a various different form other than an above-described Example. Therefore, different examples will be described below as an online transaction system according to the fourth example.
［システム構成等］
本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[System configuration, etc.]
Of the processes described in the present embodiment, all or part of the processes described as being automatically performed can be manually performed, or all of the processes described as being manually performed or A part can be automatically performed by a known method. In addition, the processing procedure, control procedure, specific name, and information including various data and parameters shown in the above-mentioned document and drawings can be arbitrarily changed unless otherwise specified.
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示（例えば、図２など）の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、ＣＰＵおよび当該ＣＰＵにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。 Each component of each illustrated apparatus is functionally conceptual, and does not necessarily need to be physically configured as illustrated (for example, FIG. 2). In other words, the specific form of distribution / integration of each device is not limited to that shown in the figure, and all or a part thereof may be functionally or physically distributed or arbitrarily distributed in arbitrary units according to various loads or usage conditions. Can be integrated and configured. Further, all or any part of each processing function performed in each device may be realized by a CPU and a program analyzed and executed by the CPU, or may be realized as hardware by wired logic.
なお、本実施例で説明したオンライン取引方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク（ＦＤ）、ＣＤ−ＲＯＭ、ＭＯ、ＤＶＤなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。 The online transaction method described in this embodiment can be realized by executing a program prepared in advance on a computer such as a personal computer or a workstation. This program can be distributed via a network such as the Internet. The program can also be executed by being recorded on a computer-readable recording medium such as a hard disk, a flexible disk (FD), a CD-ROM, an MO, and a DVD and being read from the recording medium by the computer.
以上のように、本発明に係るオンライン取引システム、ホームゲートウェイ装置およびホームゲートウェイプログラムは、取引に必要な情報が電子的に記述された取引関連情報に基づいて取引に関する処理を行う取引システムとホームネットワークとがＩＰ網にそれぞれ接続され、ホームネットワークからＩＰ網経由で受信した取引関連情報に基づいて、取引システムがホームネットワークに接続する取引ユーザ装置の取引に関する処理をオンラインで行うことに有用であり、特に、インターネット等のＩＰ網を利用したオンライン取引システムにおいて、システムを利用する側のユーザに求められる操作を簡易にすることに適する。 As described above, the online transaction system, the home gateway device, and the home gateway program according to the present invention include a transaction system and a home network that perform processing related to transactions based on transaction-related information in which information necessary for transactions is electronically described. Are connected to the IP network, and based on the transaction related information received from the home network via the IP network, the transaction system is useful for performing online processing related to the transaction of the transaction user device connected to the home network, In particular, in an online transaction system using an IP network such as the Internet, it is suitable for simplifying operations required for a user on the side of using the system.
１０ 取引ユーザ装置
１１ 入力部
１２ 出力部
１３ ホームネットワーク通信部
１４ 取引識別番号送信部
１５ 取引関連情報受信部
１６ 取引処理同意送信部
２０ ホームゲートウェイ装置
２１ ホームネットワーク通信部
２２ 通信部
２３ 識別番号管理部
２４ 取引関連情報取得部
２５ 取引システム宛取引関連情報送信部
２６ 取引関連情報検証部
２７ 取引ユーザ装置宛取引関連情報送信部
３０ 取引関連情報管理部
４０ 取引システム
４１ 通信部
４２ 取引処理部
５０ 取引相手ユーザ装置管理部
６０ 取引相手ユーザ装置
６１ 取引関連情報管理部
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記取引ユーザ装置は、
取引を識別する取引識別番号の入力を番号入力が可能な所定の入力部において受け付け、受け付けた当該取引識別番号を、前記ＩＰ網と当該取引ユーザ装置との間に介在して前記ホームネットワークを構成するホームゲートウェイ装置に送信する取引識別番号送信手段を備え、
前記ホームゲートウェイ装置は、
前記取引識別番号送信手段によって送信された取引識別番号を受信し、受信した当該取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、当該取引関連情報を管理する取引関連情報管理部から取得する取引関連情報取得手段と、
前記取引関連情報取得手段によって取得された取引関連情報を、前記ＩＰ網経由で前記取引システムに送信する取引システム宛取引関連情報送信手段と、
を備えたことを特徴とするオンライン取引システム。 A transaction system that performs processing related to the transaction based on transaction-related information in which information necessary for the transaction is electronically described is connected to the IP network and the transaction received from the home network via the IP network. Based on related information, the transaction system is an online transaction system that performs online processing related to the transaction of a transaction user device connected to the home network,
The transaction user device
The input of a transaction identification number for identifying a transaction is received at a predetermined input unit capable of inputting the number, and the received transaction identification number is interposed between the IP network and the transaction user device to constitute the home network. A transaction identification number transmitting means for transmitting to the home gateway device,
The home gateway device is
Transaction that receives the transaction identification number transmitted by the transaction identification number transmitting means, and acquires transaction related information of the transaction identified from the received transaction identification number from a transaction related information management unit that manages the transaction related information Related information acquisition means;
Transaction related information transmitting means for transmitting the transaction related information acquired by the transaction related information acquiring means to the transaction system via the IP network;
An online transaction system characterized by comprising:
前記取引関連情報取得手段によって取得された前記取引関連情報を前記ホームゲートウェイ装置から受信する取引関連情報受信手段と、
前記取引関連情報受信手段によって受信された前記取引関連情報を所定の出力部に出力し、当該取引ユーザ装置の取引に関する処理が当該取引関連情報に基づいて行われることに同意することを示す同意情報の入力を、番号入力が可能な所定の入力部において受け付け、受け付けた当該同意情報を前記ホームゲートウェイ装置に送信する取引処理同意情報送信手段とをさらに備え、
前記ホームゲートウェイ装置は、
前記取引関連情報取得手段によって取得された前記取引関連情報を前記取引ユーザ装置に送信する取引ユーザ装置宛取引関連情報送信手段をさらに備え、
前記取引システム宛取引関連情報送信手段は、前記取引処理同意情報送信手段によって送信された前記同意情報を受信した場合に、前記取引関連情報を前記取引システムに送信することを特徴とする請求項１に記載のオンライン取引システム。 The transaction user device
Transaction-related information receiving means for receiving the transaction-related information acquired by the transaction-related information acquiring means from the home gateway device;
Consent information indicating that the transaction-related information received by the transaction-related information receiving means is output to a predetermined output unit, and that the processing related to the transaction of the transaction user device is agreed to be performed based on the transaction-related information. And a transaction processing consent information transmitting means for transmitting the accepted consent information to the home gateway device.
The home gateway device is
A transaction user device-addressed transaction related information transmission unit that transmits the transaction related information acquired by the transaction related information acquisition unit to the transaction user device;
2. The transaction related information transmitting unit addressed to the transaction system transmits the transaction related information to the transaction system when receiving the consent information transmitted by the transaction process consent information transmitting unit. Online trading system as described in.
前記取引ユーザ装置は、
前記取引システムが当該取引ユーザ装置に発行した前記取引チケットを、前記ホームゲートウェイ装置から受信する取引チケット受信手段と、
前記取引チケット受信手段によって受信された前記取引チケットを所定の出力部に出力し、前記取引相手ユーザ装置が提供するサービスを当該取引チケットに基づいて利用することに同意することを示す同意情報の入力を、番号入力が可能な所定の入力部において受け付け、受け付けた当該同意情報を前記ホームゲートウェイ装置に送信する取引チケット同意情報送信手段とをさらに備え、
前記ホームゲートウェイ装置は、
前記取引チケットを前記取引システムから受信する取引チケット受信手段と、
前記取引チケット受信手段によって受信された前記取引チケットを前記取引ユーザ装置に送信する取引ユーザ装置宛取引チケット送信手段と、
前記取引チケット同意情報送信手段によって送信された前記同意情報を受信した場合に、前記取引チケット受信手段によって受信した前記取引チケットを前記取引相手ユーザ装置に送信する取引相手ユーザ装置宛取引チケット送信手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項１に記載のオンライン取引システム。 The transaction system issues a transaction ticket to the transaction user device using a service provided by a transaction partner user device connected to the IP network as a process related to the transaction,
The transaction user device
Transaction ticket receiving means for receiving from the home gateway device the transaction ticket issued by the transaction system to the transaction user device;
Input of consent information indicating that the transaction ticket received by the transaction ticket receiving means is output to a predetermined output unit, and that the service provided by the partner user device is agreed to be used based on the transaction ticket. And a transaction ticket consent information transmitting means for transmitting the accepted consent information to the home gateway device, in a predetermined input unit capable of inputting a number,
The home gateway device is
Transaction ticket receiving means for receiving the transaction ticket from the transaction system;
A transaction user device-addressed transaction ticket transmitting means for transmitting the transaction ticket received by the transaction ticket receiving means to the transaction user device;
When receiving the agreement information transmitted by the transaction ticket consent information transmitting means, a transaction ticket transmitting means addressed to a counterparty user device that transmits the transaction ticket received by the transaction ticket receiving unit to the counterparty user device; The online transaction system according to claim 1, further comprising:
前記ホームゲートウェイ装置は、
前記取引関連情報取得手段によって検証可能な形式で取得された前記取引関連情報を検証する取引関連情報検証手段をさらに備えたことを特徴とする請求項１〜３のいずれか一つに記載のオンライン取引システム。 The transaction related information acquisition means acquires the transaction related information in a verifiable format,
The home gateway device is
The online information according to any one of claims 1 to 3, further comprising transaction-related information verification means for verifying the transaction-related information acquired in a format that can be verified by the transaction-related information acquisition means. Trading system.
前記取引ユーザ装置の番号入力が可能な所定の入力部において受け付けられて前記ホームゲートウェイ装置に送信された番号であって取引を識別する取引識別番号を受信し、受信した当該取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、当該取引関連情報を管理する取引関連情報管理部から取得する取引関連情報取得手段と、
前記取引関連情報取得手段によって取得された取引関連情報を、前記ＩＰ網経由で前記取引システムに送信する取引システム宛取引関連情報送信手段と、
を備えたことを特徴とするホームゲートウェイ装置。 A transaction system that performs processing related to the transaction based on transaction-related information in which information necessary for the transaction is electronically described is connected to the IP network and the transaction received from the home network via the IP network. In the online transaction system in which the transaction system performs online processing related to the transaction of the transaction user device connected to the home network based on related information, the home network is interposed between the IP network and the transaction user device A home gateway device comprising:
A transaction identification number that is received by a predetermined input unit capable of inputting a number of the transaction user device and is transmitted to the home gateway device and that identifies the transaction is received, and is identified from the received transaction identification number. Transaction-related information acquisition means for acquiring transaction-related information of a transaction from a transaction-related information management unit that manages the transaction-related information;
Transaction related information transmitting means for transmitting the transaction related information acquired by the transaction related information acquiring means to the transaction system via the IP network;
A home gateway device comprising:
前記取引ユーザ装置の番号入力が可能な所定の入力部において受け付けられて前記ホームゲートウェイ装置に送信された番号であって取引を識別する取引識別番号を受信し、受信した当該取引識別番号から識別される取引の取引関連情報を、当該取引関連情報を管理する取引関連情報管理部から取得する取引関連情報取得工程と、
前記取引関連情報取得工程によって取得された取引関連情報を、前記ＩＰ網経由で前記取引システムに送信する取引システム宛取引関連情報送信工程と、
を備えたことを特徴とするホームゲートウェイプログラム。 A transaction system that performs processing related to the transaction based on transaction-related information in which information necessary for the transaction is electronically described is connected to the IP network and the transaction received from the home network via the IP network. In the online transaction system in which the transaction system performs online processing related to the transaction of the transaction user device connected to the home network based on related information, the home network is interposed between the IP network and the transaction user device A home gateway program to be executed by a computer as a home gateway device constituting
A transaction identification number that is received by a predetermined input unit capable of inputting a number of the transaction user device and is transmitted to the home gateway device and that identifies the transaction is received, and is identified from the received transaction identification number. Transaction-related information acquisition process for acquiring transaction-related information of a transaction from a transaction-related information management unit that manages the transaction-related information;
A transaction related information transmission step addressed to the transaction system for transmitting the transaction related information acquired by the transaction related information acquisition step to the transaction system via the IP network;
A home gateway program comprising:
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