JP2008144914A - Wear alarm device of disk brake device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ディスクブレーキ装置の摩耗警報装置に関し、特に、摩擦パッドの摩耗を音により運転者に知らせるディスクブレーキ装置の摩耗警報装置に関する。 The present invention relates to a wear warning device for a disc brake device, and more particularly to a wear warning device for a disc brake device that informs a driver of wear of a friction pad by sound.
ディスクの両側に配置された一対のパッドでディスクを押圧することによって制動力を得るディスクブレーキではパッドを構成するライニング材の摩耗が不可避であるが、ライニング材が完全に摩耗すると制動力が低下するおそれがあるため、所定の程度に摩耗した段階でパッドを交換することが好ましいとされる。そこで、ライニング材の摩耗が所定量になると異音を発して運転者に知らせるセンサ板を取り付けたディスクブレーキ装置の摩耗警報装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。 In a disc brake that obtains braking force by pressing the disc with a pair of pads arranged on both sides of the disc, wear of the lining material constituting the pad is inevitable, but when the lining material is completely worn, the braking force is reduced Since there is a fear, it is preferable to replace the pad when it is worn to a predetermined degree. Therefore, there is known a wear warning device for a disc brake device to which a sensor plate is attached that emits an abnormal sound to inform the driver when the wear of the lining material reaches a predetermined amount (see, for example, Patent Document 1).
図1は、特許文献1に記載されたディスクブレーキ装置の摩耗警報装置の側面図を示す。この摩耗警報装置は、裏板124の側縁部の裏面側にダボ131を突設し、センサ板132は、裏板124の側縁部に差し込み可能な断面コ字形の固定部133と、固定部133から裏板124の裏面側を回曲させたばね部134と該ばね部134からディスクに向けて直線的に延ばされた振動部135とから構成される。固定部133は、その2つの対向片133a、133bの間隔をダボ131を含む裏板124の厚さより小さく設定し、対向片133aにダボ131を嵌合させる係合孔137を設けると共に、該係合孔137を間にした該一方の対向片133aの両側に固定部133の他方の対向片133bに向けて起立し該他方の対向片133bと協働して裏板124を挟持する屈曲片部138を設ける。かかる構造により、センサ板132の固定部133を摩擦パッド125の裏板124の側縁部に差し込む際、一方の対向片133aに設けた屈曲片部138がガイドとなって容易にダボ131を乗り越え、係合孔137にダボ131を嵌合させることができる。
しかしながら、特許文献1記載の摩耗警報装置のようなセンサ板132は摩擦パッド125が摩耗すると振動部135がディスクと接触して異音を発するが、この異音は連続音であるためブレーキ鳴きやその他の異音と重なり判別しにくいという問題がある。また、異音の大きさはホイルシリンダ圧に依存するのみでメーカが異音の大きさを調整することは困難であった。
However, when the
本発明は、上記課題に鑑み、ブレーキ鳴きなどの異音と判別が容易な警報音を発するディスクブレーキの摩耗警報装置を提供することを目的とする。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a wear alarm device for a disc brake that emits an alarm sound that can be easily distinguished from abnormal sounds such as brake noise.
上記課題に鑑み、本発明は、車輪と共に回転するディスクを狭持する1対の摩擦パッドの摩耗限界量を警報するディスクブレーキ装置の摩耗警報装置において、摩擦パッドからディスクに向けて延設された弾性部材と、弾性部材のディスク側の端部に設けられ、摩耗限界量だけ摩擦パッド側に配置された球体と、球体をディスクの回転軸方向に投影して得られる回転軸と同心円の領域に形成された凸部(例えば、凸部23a、41)と、を有すること特徴とする。
In view of the above problems, the present invention is a wear warning device for a disc brake device that warns the wear limit of a pair of friction pads that sandwich a disc that rotates with a wheel, and extends from the friction pad toward the disc. An elastic member, a sphere provided at the end of the elastic member on the disk side, arranged on the friction pad side by the wear limit amount, and a region concentric with the rotation axis obtained by projecting the sphere in the direction of the rotation axis of the disk And formed convex portions (for example, convex
本発明によれば、摩擦パッドが摩耗限界量摩耗すると球体と凸部が干渉するようになり、球体が凸部を打撃する打撃音が発生し、この打撃音はブレーキ鳴きなどの連続音とならないので運転者は摩擦パッドが摩耗したことを容易に判別することができる。また、球体の大きさ等を変更することで、音の大きさや音色を調整することができる。 According to the present invention, when the friction pad wears a wear limit amount, the sphere and the convex part come to interfere with each other, and a hitting sound is generated in which the sphere hits the convex part. Therefore, the driver can easily determine that the friction pad is worn. In addition, by changing the size of the sphere, the loudness and tone color can be adjusted.
この、凸部は、例えばディスクの外縁に外周方向に突設されている1以上の突起体(例えば、凸部41)により形成されていてもよいし、ディスクの領域に形成された凹凸溝における1以上の凸部(例えば、凸部23a)であってもよい。
For example, the convex portion may be formed by one or more protrusions (for example, the convex portion 41) projecting in the outer circumferential direction on the outer edge of the disc, or in the concave and convex grooves formed in the region of the disc. One or more convex parts (for example, convex
また、本発明は、車輪と共に回転するフィンが備えられたディスクを狭持する1対の摩擦パッドの摩耗限界量を警報するディスクブレーキ装置の摩耗警報装置において、摩擦パッドから回動可能にディスクに向けて延設された弾性部材と、弾性部材のディスク側の端部であって該ディスクの外縁よりも半径方向外側かつフィンよりも摩耗限界量だけ摩擦パッド側に接続された球体と、弾性部材をディスクの半径方向に付勢するバネと、ディスクの回転面に凸の凸部を摩耗限界量と略同位置に有しバネの付勢を支持する止め金と、を有することを特徴とする。 The present invention also relates to a wear alarm device for a disc brake device that warns the wear limit of a pair of friction pads that pinch a disc provided with fins that rotate together with wheels. An elastic member extending toward the disk, a sphere which is an end of the elastic member on the disk side, is radially outward from the outer edge of the disk, and is connected to the friction pad side by a wear limit amount from the fin, and an elastic member A spring that biases the disk in the radial direction of the disk, and a clasp that supports the biasing of the spring by having a convex portion on the rotating surface of the disk substantially at the same position as the wear limit amount. .
本発明によれば、摩擦パッドが摩耗限界量摩耗すると止め金がディスクと接触しその摺動力により外れるためバネの付勢力により球体がフィンと干渉する。したがって、球体がフィンを打撃する打撃音が発生し、この打撃音はブレーキ鳴きなどの連続音とならないので運転者は摩擦パッドが摩耗したことを容易に判別することができる。また、球体の大きさ等を変更することで、音の大きさや音色を調整することができる。 According to the present invention, when the friction pad is worn by a wear limit amount, the stopper comes into contact with the disk and is disengaged by its sliding force, so that the sphere interferes with the fin by the biasing force of the spring. Therefore, a hitting sound is generated when the sphere hits the fin, and the hitting sound does not become a continuous sound such as a brake squeal. Therefore, the driver can easily determine that the friction pad is worn. In addition, by changing the size of the sphere, the loudness and tone color can be adjusted.
ブレーキ鳴きなどの異音と判別が容易な警報音を発するディスクブレーキの摩耗警報装置を提供することができる。 It is possible to provide a wear alarm device for a disc brake that emits an alarm sound that can be easily distinguished from abnormal sounds such as brake noise.
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。 Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
まず、ディスクブレーキ装置100について図2(a)(b)を用いて簡単に説明する。図2(a)(b)は油圧により作動するディスクブレーキ装置100を例にしたが、モータにより作動するものなどディスクブレーキ装置100はどのような形態であってもよい。
First, the
キャリア15は車体の非回転部に固定され、イン側に接続孔を有する本体部11と、本体部11からディスク1を跨いで延ばされた一対のブリッジ部5と各ブリッジ部5からディスク1に沿ってその半径内方へ延ばされた脚部2とを備えている。キャリヤ5にはキャリヤピン4によりディスク1の回転軸と平行に摺動可能なキャリパ3が支持されている。キャリパ3は、ピストン8を摺動自在に内装するシリンダ部12と、このシリンダ部12からディスク1を跨いで延ばされたブリッジ部13とこのブリッジ部13からディスク1に沿ってその半径内方へ延ばされた一対の爪部9とを備えている。
The
本体部11の内周側にはその同一面に摩擦パッド(インナバッド)6が、脚部2の内周側にはその同一面に摩擦パッド(アウタパッド)6が、突設部10に載置されている。1対の摩擦パッド6は、それぞれ裏金6aにライニング材6bが接合されていて、ライニング材6bがディスク1に対向して配置される。なお、1対の摩擦パッド6は、キャリア15のブリッジ部5に固定した板バネなどの付勢力によりディスク1に平行状態を維持するようになっている。
A friction pad (inner pad) 6 is mounted on the same surface of the inner peripheral side of the main body 11, and a friction pad (outer pad) 6 is mounted on the protruding
キャリパ3のシリンダ部12内の油室に油圧が作用すると、ピストン8が前進して内側の摩擦パッド6をディスク1の片面に押付け、また、その反動でキャリパ3がキャリヤピン4に案内されてピストン8と反対方向へ移動して、外側の摩擦パッド6をディスク1の他面に押圧する。ディスク1の回転抵抗は車体に固定されたキャリア15に支持されこれにより制動トルクが発生する。
When hydraulic pressure is applied to the oil chamber in the
そして、本実施形態のディスクブレーキ装置100の摩耗警報装置50は、摩擦パッド6から延設された球体21を備えると共にディスク1に凹凸溝23を形成しておく。かかる構造により摩擦パッド6が所定量(以下、摩耗限界量という。)以上摩耗するとこれらが干渉して打撃音を発生する。
The
図3は摩耗警報装置50の構成図を示す。図3(a)は外側の摩擦パッド6とディスク1の断面図を、図3(b)は図3(a)を外側(X方向)から見たディスク1の正面図を示す。取り付け部20の一端は裏金6aの下端に固定されていて、他端には弾性部材24がディスク1に略垂直に延設されていると共に弾性部材24の自由端は先端に球体21を有する。ディスク1は車軸を通す軸穴16及びディスク1を車輪又は車軸に取り付けるためのねじ穴17を有すると共に、中央部は内側にドラムブレーキを内設するための円筒状の凹部22を有する。
FIG. 3 shows a configuration diagram of the
凹部22に同心円状に形成された凹凸溝23は、凹部23bに等間隔に凸部23aが配置された凹凸が形成されている。図3(b)の凹凸溝23は1周当たり4つの凸部23aを有するが、この数は1以上であればよくまた凸部23aの間隔は等間隔でなくてもよい。この凹凸溝23が形成される領域は、球体21をディスク1の回転軸方向に投影した際にディスク1が回転して得られる同心円の領域である。
The concave /
摩擦パッド6が摩耗する前、球体21はライニング材6bの表面よりも摩耗限界量だけ裏金6a側にある。したがって、ライニング材6bが摩耗限界量だけ摩耗すると、球体21はライニング材6bの表面よりもディスク1側に位置するようになるため、制動時及びさらに摩耗が進行すると制動を解除しても球体21と凸部23aとが干渉する。
Before the
弾性部材24は例えばバネやゴムなどの弾性体又は一部に弾性体を有する棒状のアームであるため、球体21が凸部23aと接触すると弾性部材24は弾性変形を繰り返す。したがって、ディスク1が回転するとディスク1の回転速度及び凸部23aの数に応じて、球体21が凸部23aを打撃する打撃音が発生することになる。
Since the
球体21は例えばステンレスなどの金属又はメッキされているので、これとディスク1(金属)との打撃音はブレーキ鳴きやロードノイズから判別しやすい金属音になる。また、打撃音は球体21が凸部23aを打撃する時にのみ発生するので、ブレーキ鳴きのような連続音とならず、摩擦パッド6の摩耗による警報音であることを運転者が容易に判別することができる。
Since the
また、打撃音の大きさは、例えば球体21の大きさや質量、凸部23aの大きさにより調整可能であり、音色(周波数)は例えば球体21の材質、大きさ、弾性部材24の長さにより調整可能であるため、ブレーキ鳴きやロードノイズから判別のし易い音色に調整しうるものとなる。また、ディスク1は鋳造されることが多いので予め凹凸溝23を形成しておけば図3(b)のようなディスク1を製造する上でも工程が増えることがなくコスト増を抑制できる。
Further, the size of the hitting sound can be adjusted by, for example, the size and mass of the
なお、図3ではディスク1の外側に球体21を設けたが、ディスク1の内側に設けてもよいし、外側と内側の両方に設けてもよい。
In FIG. 3, the
続いて、非連続的な警報音を発生させる摩耗警報装置50の他の実施例について説明する。図4は、摩耗警報装置50の構成図を示す。なお、図4において図2(a)と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。
Next, another embodiment of the
取り付け部20は裏金6aの上端に固定されていて、取り付け部20の外周側の端部にはアーム32がディスク1の回転軸方向に、ピン31によりディスク1の内径方向に回動自在に接続されている。アーム32のピン31と反対側の端部には弾性部材33が延設されていて弾性部材33の端部には球体21が配置される。球体21をディスク1の回転軸方向に投影すると、球体21の位置はディスク1の外縁よりも半径方向外側になる。なお、アーム32の全体を弾性部材33で構成してもよい。
The
取り付け部20の内周側の端部に設けたピン34とアーム32の所定部に設けたピン38に張力を作用させるバネ35が掛止されると共に、その張力を支える止め金37がラインニング6bとアーム32の間に介在する。止め金37はディスク1の回転面内(外縁よりも内周側)に凸の突部37aを有し、凸部37aが摩耗限界量だけ摩擦パッド6側に位置するように止め金37の位置が設定される。
A
ディスク1はいわゆるベンチレーテッドディスク構造であって、2枚の平板が複数の放熱フィン36を介して平行に接合された構造を有する。したがって、ディスク1の外縁には接合面の間に生じる空間にフィン36が略等間隔に形成されている。 The disk 1 has a so-called ventilated disk structure, and has a structure in which two flat plates are joined in parallel via a plurality of radiating fins 36. Accordingly, fins 36 are formed at substantially equal intervals in the space formed between the joining surfaces on the outer edge of the disk 1.
摩擦パッド6が摩耗する前の状態では、球体21は、フィン36の略中央よりも摩耗限界量だけ裏金6a側に位置する。
In a state before the
このような構造の摩耗警報装置50は、摩擦パッド6が摩耗限界量摩耗すると、ディスク1の摺動面が止め金37の凸部37aに触れて、止め金37がディスク1側に傾倒すると共にその摺動抵抗により止め金37がディスク1の回転方向に外れることになる。止め金37が外れるとバネ35の張力によりピン31を軸にアーム32がディスク1の内径方向に回転して球体21が下方に移動するので、ディスク1の接合面の間に生じる空間に球体21の一部を侵入させると共にフィン36と干渉する。
In the
アーム32は例えばバネやゴムなどの弾性部材33を有するため、球体21がフィン36と接触すると弾性部材33は弾性変形を繰り返す。したがって、ディスク1が回転すると、球体21がフィン36を打撃する打撃音がディスク1の回転速度及びフィン36の数に応じて発生することになる。なお、打撃音は制動を解除してもディスク1の回転に応じて継続する。
Since the
球体21は例えばステンレスなどの金属又はメッキされているので、これとフィン36(金属)との打撃音はブレーキ鳴きやロードノイズから判別しやすい金属音になる。また、打撃音は球体21がフィン36を打撃する時にのみ発生するので、ブレーキ鳴きのような連続音とならず、摩擦パッド6の摩耗による警報音であることを運転者が容易に判別することができる。
Since the
また、打撃音の大きさや音色は、例えば球体21の大きさや質量、材質により調整可能であるため、ブレーキ鳴きやロードノイズから判別のし易い音色に調整しうるものとなる。また、本実施例ではフィン36を有するディスク1を利用するので実施例1のようにディスク1に凹凸溝23を備える必要がない。
Further, the magnitude and tone color of the hitting sound can be adjusted according to, for example, the size, mass, and material of the
なお、図4ではディスク1の外側に球体21を設けたが、ディスク1の内側に設けてもよいし、外側と内側の両方に設けてもよい。
In FIG. 4, the
続いて、非連続的な警報音を発生させる摩耗警報装置50の他の実施例について説明する。図5は、摩耗警報装置50の構成図を示す図であって、図5(a)は外側の摩擦パッド6とディスク1の断面図を、図5(b)は図5(a)を外側(X方向)から見たディスク1の正面図を示す。なお、図5において図2と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。
Next, another embodiment of the
取り付け部20の一端は裏金6aの上端に固定されていて、他端には弾性部材24がディスク1に略垂直に延設されていると共に弾性部材24の自由端は先端に球体21を有する。
One end of the mounting
ディスク1の外縁には、外周方向に凸の凸部41が等間隔に形成されている。図5(b)では1周当たり4つの凸部41を有するが、この数は1以上であればよくまた凸部41の間隔は等間隔でなくてもよい。この凸部41が形成される領域は、球体21をディスク1の回転軸方向に投影した際にディスク1が回転して得られる同心円の領域となる。
On the outer edge of the disk 1,
摩擦パッド6が摩耗する前、球体21はライニング材6bの表面よりも裏金6a側に位置する。したがって、ライニング材6bが摩耗限界量だけ摩耗すると、球体21はライニング材6bの表面よりもディスク1側に位置するようになるため、制動時及びさらに摩耗が進行すると制動を解除しても球体21と凸部41とが干渉する。
Before the
弾性部材24は例えばバネやゴムなどの弾性体又は一部に弾性体を有する棒状のアームであるため、球体21が凸部41と接触すると弾性部材24は弾性変形を繰り返す。したがって、ディスク1が回転するとディスク1の回転速度及び凸部41の数に応じて、球体21が凸部41を打撃する打撃音が発生することになる。
Since the
球体21はステンレスなどの金属又はメッキされているので、これとディスク1(金属)との打撃音はブレーキ鳴きやロードノイズから判別しやすい金属音になる。また、打撃音は球体21が凸部41を打撃する時にのみ発生するので、ブレーキ鳴きのような連続音とならず、摩擦パッド6の摩耗による警報音であることを運転者が容易に判別することができる。
Since the
また、打撃音の大きさは、例えば球体21の大きさや質量、凸部41の大きさにより調整可能であり、音色(周波数)は例えば球体21の材質、大きさ、弾性部材24の長さにより調整可能であるため、ブレーキ鳴きやロードノイズから判別のし易い音色に調整しうるものとなる。また、ディスク1は鋳造されることが多いので予め凸部41を形成しておけば図5(b)のようなディスク1を製造する上でも工程が増えることがなくコスト増を抑制できる。
Further, the size of the hitting sound can be adjusted by, for example, the size and mass of the
なお、図5ではディスク1の外側に球体21を設けたが、ディスク1の内側に設けてもよいし、外側と内側の両方に設けてもよい。
In FIG. 5, the
以上説明したように、本実施形態の摩耗警報装置50は、ブレーキ鳴きなどの異音と判別が容易な警報音を発することができる。
As described above, the
1 ディスク
3 キャリパ
6 摩擦パッド
6a 裏金
6b ライニング材
20 取り付け部
21 球体
23 凹凸溝
23a、37a、41 凸部
23b 凹部
24、33 弾性部材
32 アーム
35 バネ
36 フィン
37 止め金
50 摩耗警報装置
100 ディスクブレーキ装置
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Disc 3
23b Recessed
Claims (4)
前記摩擦パッドから前記ディスクに向けて延設された弾性部材と、前記弾性部材の前記ディスク側の端部に設けられ、前記摩耗限界量だけ前記摩擦パッド側に配置された球体と、前記球体を前記ディスクの回転軸方向に投影して得られる回転軸と同心円の領域に形成された凸部と、
を有すること特徴とするディスクブレーキ装置の摩耗警報装置。 In a wear warning device for a disc brake device that warns the wear limit amount of a pair of friction pads holding a disc rotating with a wheel,
An elastic member extending from the friction pad toward the disk, a sphere disposed on the disk side of the elastic member, and disposed on the friction pad side by the wear limit amount; and the sphere A convex portion formed in a region concentric with the rotation axis obtained by projecting in the direction of the rotation axis of the disk;
A wear alarm device for a disc brake device, comprising:
ことを特徴とする請求項1記載のディスクブレーキ装置の摩耗警報装置。 The convex portion is one or more convex portions in an uneven groove formed in the region of the disc.
The wear warning device for a disc brake device according to claim 1.
前記摩擦パッドから回動可能に前記ディスクに向けて延設された弾性部材と、前記弾性部材の前記ディスク側の端部であって該ディスクの外縁よりも半径方向外側かつ前記フィンよりも前記摩耗限界量だけ前記摩擦パッド側に接続された球体と、前記弾性部材を前記ディスクの半径方向に付勢するバネと、前記ディスクの回転面に凸の凸部を前記摩耗限界量と略同位置に有し前記バネの付勢を支持する止め金と、
を有することを特徴とするディスクブレーキ装置の摩耗警報装置。 In a wear alarm device for a disc brake device that warns the wear limit amount of a pair of friction pads holding a disc provided with fins that rotate with wheels,
An elastic member extending toward the disk so as to be able to rotate from the friction pad; and an end portion of the elastic member on the disk side that is radially outward from the outer edge of the disk and more worn than the fins. A sphere connected to the friction pad side by a limit amount, a spring that urges the elastic member in the radial direction of the disc, and a convex portion that is convex on the rotating surface of the disc are positioned substantially at the same position as the wear limit amount. A detent that supports the biasing of the spring;
A wear warning device for a disc brake device, comprising:
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