JP2008140127A - 二次記憶装置および格納情報の有効期間管理方法 - Google Patents

二次記憶装置および格納情報の有効期間管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子計算機に着脱自在の二次記憶装置において、格納された情報の日付を確認し、有効期間が過ぎた格納情報を削除もしくは読み出し禁止とする。
【解決手段】二次記憶装置の電子計算機への装着時または装着後の情報の格納時に設定された格納情報の有効期間の情報を保持し、二次記憶装置が電子計算機から取り外され、再度装着されたときに、格納情報の電子計算機による読み出しを可能とするのに先立って、格納情報の有効期間を超えた格納情報についてはこれを削除もしくは読み出し禁止とする。格納情報の全てについて有効期間の確認を実行している間は、電子計算機との情報のやり取りを禁止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子計算機に着脱自在な二次記憶装置に利用する。特に、二次記憶装置に格納された情報の改竄等の不正使用を防止する技術に関する。
(その1)
電子計算機に対して着脱可能な二次記憶装置としては、USB(Universal
Serial Bus)による接続を前提とし、記憶手段にフラッシュメモリ等を使用したもの(例えば、特許文献1に基本的な一例が示されている)が広く使用されている。これらは情報格納のための手段は提供されているが、それ自体は格納情報の秘匿性または機密性を確保するための手段は有していない。
そこで、秘匿性または機密性を確保するために、格納対象の情報に対し、予め電子計算機で暗号化を施し、暗号化した情報を格納することが行われている。暗号を使用する方式は、情報の書き込み側の電子計算機と、読み出し側の電子計算機との双方で一対となる暗号化、復号化システムが必要であり、情報の受け渡しの利便性を損なう。さらに、暗号強度が不十分な場合には、当該二次記憶装置に格納された情報が解読される可能性が高くなる。
(その2)
記憶装置に格納した電子情報に格納日付または有効期間を設け自動的に削除する機能を提供するもの(例えば、特許文献2参照)が存在している。特許文献2に記載されている先行技術は、有効期間が予め定められたビデオデータ等の再生を有効期間外で不可能にすることを目的としている。
<その3>
市販のUSBメモリには、そのメモリ使用時に、接続した電子計算機でソフトウェアとして実行される認証を行い、認証が成功した場合にのみ、メモリ内部の格納された電子ファイルに対して読み出し、書き込みが可能になる機能が提供されている製品がある(例えば、非特許文献1参照)。
認証を経ないでメモリ内部の電子情報を読み出しした場合には、格納された電子情報は暗号化されている状態で出力される。
しかしながら、認証機能を経ないで読み出し、暗号化された電子ファイルの解読を試み、その解読が成功した場合には、認証機能等により格納された電子情報への保護は意味をなさなくなる。
認証処理時点で、格納されている電子情報の日付を確認し、有効期間を超えた電子情報を削除する機能を、この認証処理に追加することは容易であるが、認証を回避した読み出しが可能である限り、電子計算機の時計改竄と、暗号解読とを併用することにより、電子情報の読み出しが可能であり続ける。
特開2002−41247号公報 特開平11−25110号公報 "情報漏洩を未然に防ぐセキュアUSBメモリー"、[online]、株式会社アイ・オー・データ機器、[平成18年10月25日検索]、インタフェース、<URL:http://www.iodata.jp/prod/usbmemory/easydisk/2005/ed-s/index.htm>
着脱自在の二次記憶装置は、電子計算機間での情報の受け渡し等に使用される。このとき、二次記憶装置の使用者が、機密性の高い情報を電子計算機Aから当該二次記憶装置に格納し、電子計算機Bで読み出し、当該情報の削除を忘れた場合には、その情報は、当該二次記憶装置内に残る。これによる機密情報漏洩の危険性が発生する。
このような危険性を回避するためには、例えば、特許文献2の先行技術のように、有効期間を監視し、有効期間を超えた情報を自動的に削除することができればよいが、一般的に二次記憶装置は、可搬性が重要な要素であるので、未使用時には電源に接続されていないことが多い。したがって、特許文献2の先行技術のように、自動的に、常時、有効期間を監視し、有効期間を超えた情報を削除するといったことはできない。
さらに、特許文献2の先行技術には、以下のような課題がある。特許文献2に記載されている図面を図7〜図11に示した。この先行技術には、データ読み出し書き込み経路の分離手段が存在していない。そのため、図9および図11に示されたデータの消去動作と、図7の符号71および図10の符号51に示されるデータ入力装置からの読み出し書き込み操作が衝突する危険性を有している。
また、前記分離手段を有していないことにより、図8に示されるテーブルに格納された有効期間を超えた後であっても、消去機能が起動する直前に、図7の符号72内部のテーブル領域、あるいは、図10の符号86内のデータ期間テーブルを改竄することが可能である。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、常時、電源に接続されていない場合であっても、格納された情報の日付を確認し、有効期間が過ぎた格納情報を削除もしくは読み出し禁止とすることにより、格納情報の改竄等の不正使用を回避することができる二次記憶装置および格納情報の有効期間管理方法を提供することを目的とする。
本発明は、二次記憶装置内に格納される情報に有効期間を設け、有効期間を超えた場合には、電子計算機からの読み出しができないように、当該二次記憶装置を電子計算機に接続する際に、電子計算機からの読み出し動作が有効になる以前に削除もしくは読み出し禁止とすることを特徴とする。
すなわち、本発明は、電子計算機に着脱自在であり、当該電子計算機により読み出される情報または当該電子計算機により書き込まれた情報を格納する情報格納手段を備えた電子計算機の二次記憶装置である。
ここで、本発明の特徴とするところは、電子計算機への装着時または装着後の情報の格納時に設定された格納情報の有効期間の情報を保持する有効期間記憶手段と、電子計算機から取り外され、再度装着されたときに、格納情報の電子計算機による読み出しを可能とするのに先立って、前記有効期間記憶手段に保持されている格納情報の有効期間を超えた格納情報についてはこれを削除もしくは 読み出し禁止とする有効期間管理手段とを備えたところにある。
これによれば、常時、電源に接続されていなくても、電源に接続された時点で速やかに有効期間を超えた格納情報を削除もしくは読み出し禁止とすることができる。
しかしながら、特許文献2の先行技術の課題を例に挙げて説明したように、有効期間の確認処理には一定の時間を要するため、この間に、格納情報が漏洩する可能性もある。そこで、本発明では、前記有効期間管理手段が格納情報の全てについて有効期間の確認を実行している間は、電子計算機との情報のやり取りを禁止する接続分離手段を備え、二次記憶装置が電子計算機と物理的に接続されていても論理的には分離されている期間を設けることができるようにした。
このような二次記憶装置と電子計算機との間の論理的な分離を確実かつ円滑に行うために、前記有効期間記憶手段と前記情報格納手段と前記電子計算機と前記有効期間管理手段との間に設けられ、これら各手段の相互間の接続を前記有効期間管理手段からの指示に基づいて制御する接続手段を備えることが望ましい。
また、前記有効期間管理手段は、例えば、現在時刻から前記有効期間記憶手段に保持されている格納情報の有効期間を減算することにより削除もしくは読み出し禁止対象時刻を算出し、当該削除もしくは読み出し禁止対象時刻よりも前に格納された情報についてはこれを削除もしくは読み出し禁止とする手段を備える。
この場合には、前記有効期間管理手段に対し、現在時刻を通知する時刻通知手段を備えることが望ましい。さらに、現在時刻情報を取得して前記時刻通知手段に当該現在時刻情報を与える現在時刻取得手段を備えることもできる。この現在時刻取得手段によれば、二次記憶装置に電源が投入されてから現在時刻情報を取得することができるため、二次記憶装置が電源断の状態であっても内蔵バッテリにより時計だけは動作させておくといった必要が無いことが有用である。また、自律的に計時する場合と比較して精度の高い外部からの時刻情報を取得し易くなることも有用である。
また、本発明を格納情報の有効期間管理方法としての観点から観ることもできる。すなわち、本発明は、電子計算機に着脱自在であり、当該電子計算機により読み出される情報または当該電子計算機により書き込まれた情報を格納する電子計算機の二次記憶装置が実行する格納情報の有効期間管理方法である。
ここで、本発明の特徴とするところは、二次記憶装置の電子計算機への装着時または装着後の情報の格納時に設定された格納情報の有効期間の情報を保持し、二次記憶装置が電子計算機から取り外され、再度装着されたときに、格納情報の電子計算機による読み出しを可能とするのに先立って、格納情報の有効期間を超えた格納情報についてはこれを削除もしくは読み出し禁止とする有効期間管理ステップを実行するところにある。
また、前記有効期間管理ステップにより格納情報の全てについて有効期間の確認を実行している間は、電子計算機との情報のやり取りを禁止する接続分離ステップを実行することが望ましい。
前記有効期間管理ステップは、例えば、現在時刻から格納情報の有効期間を減算することにより削除もしくは読み出し禁止対象時刻を算出し、当該削除もしくは読み出し禁止対象時刻よりも前に格納された情報についてはこれを削除もしくは読み出し禁止とする。
この場合には、前記有効期間管理ステップを実行するのに先立って、現在時刻情報を取得するステップを実行することが望ましい。
また、本発明をプログラムとしての観点から観ることもできる。すなわち、本発明は、汎用の情報処理装置にインストールすることにより、その汎用の情報処理装置に、本発明の二次記憶装置に相応する機能を実現させるプログラムである。
本発明のプログラムは記録媒体に記録されることにより、前記汎用の情報処理装置は、この記録媒体を用いて本発明のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本発明のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接前記汎用の情報処理装置に本発明のプログラムをインストールすることもできる。
これにより、汎用の情報処理装置を用いて、本発明の二次記憶装置を実現することができる。
なお、本発明のプログラムは、汎用の情報処理装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
本発明によれば、常時、電源に接続されていない二次記憶装置であっても、格納された情報の日付を確認し、有効期間が過ぎた格納情報を削除もしくは読み出し禁止とすることにより、格納情報の改竄等の不正使用を回避することができる。
本発明による二次記憶装置の基本的な構成を図1に示す。図中、符号1は、接続される電子計算機との間の情報接続を断として、情報的なやり取りを分離する分離手段であり、符号2は格納された情報の日付と有効期間とを管理し、当該二次記憶装置が電子計算機に接続された時点で、既に格納されている情報の有効期間を評価し、有効期間を超えた情報を削除する管理手段であり、符号3は当該二次記憶装置内で情報を格納する情報格納手段であり、符号4は当該二次記憶装置と電子計算機とを接続する情報接続であり、符号5は当該二次記憶装置の内部の情報接続であり、符号6は管理手段2が分離手段1に対して行う分離と接続との切替指示であり、符号7は管理手段2と情報格納手段3との間の情報接続であり、符号8は分離手段1、管理手段2、情報格納手段3へ電力を供給する電源接続である。
図2に、図1に示した本発明の基本的な構成の動作を時系列的に示す。図中、符号11は、管理手段2の起動であり、符号12は管理手段2が情報格納手段3に対して実施する格納情報の日時に基づく有効期間の評価と、その結果によるファイルの削除処理である。符号13は、管理手段2が分離手段1に対し、評価および削除処理12の終了後に実施する切替指示6による分離手段1を介しての情報接続4および5の接続処理である。このとき、管理手段2は、情報接続5および7を既に実施している。符号14は、接続処理13により、一連の情報接続4、5、7が行われ、本発明による二次記憶装置が接続される電子計算機からの直接的な読み書き動作が可能になった後の、その読み書き動作である。
本発明による二次記憶装置を電子計算機に接続する接続端子(コネクタ等)の電源端子と情報端子との長さに差を設け、情報接続4が実施される前に、電源接続8を行うことで、起動11と評価および削除処理12の動作を情報接続4の前までに完了することは可能であるが、容量の大きな情報格納手段3に格納された数多くの格納情報の日付を評価する場合の評価および削除処理12の動作時間は、接続端子の接続行為時間と比較した場合に長くなる場合があるため、評価および削除処理12の動作中に情報接続4が完了してしまう可能性もある。このために、分離手段1によって、接続される電子計算機との間の情報接続4を断として、情報的なやり取りを分離することは有用である。
(第一実施例)
詳細な実施例として、第一実施例の二次記憶装置の構成を図3に示す。図3の符号21は当該実施例の二次記憶装置を電子計算機に接続し、情報を授受するのに使用する情報接続による情報のやり取りを分離する分離部であり、符号22は当該二次記憶装置の動作を司り、格納される情報の有効期間に基づいた削除等の処理を行う管理部であり、符号23は情報格納部24と、有効期間記憶部25、および、当該二次記憶装置の動作を司る管理部22との接続を、管理部22により任意に変更できる接続部であり、符号24は当該二次記憶装置内で情報を格納する情報格納部であり、符号25は情報格納部24内の格納情報の有効期間を記憶する有効期間記憶部であり、符号26は管理部22に対して時刻を通知する時刻通知部であり、符号27は当該実施例の二次記憶装置を電子計算機に接続する情報接続であり、符号28は分離部21と接続部23とを接続する第一の内部情報接続であり、符号29は接続部23と情報格納部24とを接続する第二の内部情報接続であり、符号30は管理部22と接続部23とを接続する第三の内部情報接続であり、符号31は接続部23と有効期間記憶部25とを接続する第四の内部情報接続であり、符号32は管理部22からの分離部21への指示であり、符号33は管理部22から接続部23への指示であり、符号34は時刻通知部26から管理部22に通知される時刻情報の流れであり、符号35および36は電源接続である。
分離部21は、管理部22からの指示32により情報接続27および28を実施または解除を行う。接続部23は、管理部22からの指示33により、第一の内部情報接続28および第二の内部情報接続29の実施または解除、あるいは、第一の内部情報接続28および第四の内部情報接続31の実施または解除、あるいは、第三の内部情報接続30および第四の内部情報接続31の実施または解除、あるいは、第三の内部情報接続30および第二の内部情報接続29の実施または解除のいずれかを行う。
本実施例では、有効期間記憶部25に格納される有効期間の設定を、当該二次記憶装置が接続される電子計算機から変更することを可能としている。このとき、分離部21および接続部23は、第一の内部情報接続28および第四の内部情報接続31を実施し、結果的に電子計算機から情報接続27→分離部21→第一の内部情報接続28→接続部23→第四の内部情報接続31を介して有効期間記憶部25内部に格納された有効期間情報を変更または設定する。
図4に本実施例の二次記憶装置の動作をフローチャートに示す。この動作は管理部22の制御によって行われる。本実施例の二次記憶装置が電子計算機に接続され、図3の電源接続35、36により電力が供給されると、電源ONとなる(41)。電源ON(41)の直後に、情報インタフェース隠蔽(42)に移り、情報接続27を分離部21により分離する。これにより、電子計算機から二次記憶装置への読み書き操作はできなくなる。
時刻通知部26は、内部電池で時刻を刻み続けており、情報インタフェース隠蔽(42)の後に時刻通知部26を起動(43)し、管理部22へ時刻情報の流れ34により時刻情報を通知する。管理部22は、時刻通知部26からの時刻情報の流れ34により現時点での時刻情報と、有効期間記憶部25から接続部23を介して第四の内部情報接続31および第三の内部情報接続30により格納情報の有効期間とを読み込み(44)、管理部22は、読み込んだ現時点の時刻から格納情報の有効期間を減算し、削除対象を判断するための削除対象時刻を算出する(削除対象時刻=現時点の時刻−有効期間)。
続いて、情報格納部24内に格納されているある1つの格納情報の時刻情報(格納が行われた時刻であり、接続されている電子計算機から与えられる)を読み込み(45)、算出した削除対象時刻と比較することに評価する(46)。読み込んだある格納情報の時刻情報が、削除対象時刻より以前の場合には、その格納情報は削除対象であると判断し、格納情報の削除を実施する(47)。読み込んだある格納情報の時刻情報が、削除対象時刻より以後の場合には、削除は実施せず、次の格納情報の時刻の評価に戻る(47→48→45→46)。ステップ45からステップ48までの一連の動作を、情報格納部24に格納された全ての格納情報に対して実施する。
管理部22は、情報格納部24に格納されている全ての格納情報の処理の終了を判断し(48)、終了の場合には、分離部21および接続部23により情報接続27、28、29を実施して情報インタフェース接続を行い(49)、電子計算機からの情報格納部24への書き込みを可能とする。
すなわち、当該二次記憶装置を接続した時点で、格納した時刻から一定期間を経過した格納情報は、電子計算機からの読み出しが可能になる以前に削除される。
(第二実施例)
第二実施例の二次記憶装置を図5を参照して説明する。本実施例は、第一実施例で用いた情報格納部24と有効期間記憶部25とを一つの手段にまとめた構成である。
符号50の二次記憶装置は、図3から情報格納部24と有効期間記憶部25とを除いた構成である。符号51は格納記憶部であり、その内部を領域(A)52と領域(B)53とに分けて使用する。ここで、領域(A)52は、情報格納部24に相当し、領域(B)53は、有効期間記憶部25に相当する。これにより、単一の不揮発性の記憶素子を使用することが可能となり、製造コストの削減が可能となる。
(第三実施例)
第三実施例の二次記憶装置を図6を参照して説明する。本実施例は、第二実施例で用いた構成に加え、時刻通知部26に対し、自動的に時刻を与える手段を設けた構成である。
符号60の二次記憶装置は、第二実施例の二次記憶装置50と同じ構成を図示したが、図3に示した第一実施例の二次記憶装置と同じ構成であってもよい。符号61は、GPSもしくは標準時間を提供する電波時刻通知を受信する時刻受信部であり、符号62は、時刻受信部61が電波を受信するために使用する空中線(アンテナ)であり、符号63は、時刻受信部61が時刻通知部26に時刻を設定する時刻設定の流れである。
これにより、時刻通知部26が内部に常に電池を保有し、時刻情報の供給源を駆動しなくとも、電源ON時に正確な時刻情報を入手することができる。
(第四実施例)
第一〜第三実施例では、有効期間を超えた格納情報を削除する場合について説明を行ったが、削除せずに読み出し禁止とすることもできる。例えば、図3に示す情報格納部24内に、特殊なキーを用いなければ読み出し不能とする記憶領域を設けておき、有効期間を超えた格納情報については、これを削除する代わりに、この記憶領域に格納情報を移動させるといったことにより実現できる。よって、上記削除対象時刻は、読み出し禁止対象時刻となる。
例えば、第一〜第三実施例では、有効期間の設定を誤った場合には、未だ必要な格納情報が誤って削除されてしまう事態も起こり得るが、本実施例では、格納情報を読み出し不能とする記憶領域に、未だ必要な格納情報が誤って移動されてしまった場合でも、その格納情報は削除されているわけではないので、特殊なキーを用いて再び読み出すことができる。この特殊なキーを厳重に管理することにより、悪意の第三者により格納情報が改竄されるなどの事態を回避することができる。
(第五実施例)
第五実施例は、汎用の情報処理装置にインストールすることにより、その汎用の情報処理装置に、本実施例の二次記憶装置に相応する機能を実現させるプログラムである。
本実施例のプログラムは記録媒体に記録されることにより、前記汎用の情報処理装置は、この記録媒体を用いて本実施例のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本実施例のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接前記汎用の情報処理装置に本実施例のプログラムをインストールすることもできる。
これにより、汎用の情報処理装置を用いて、本実施例の二次記憶装置を実現することができる。
なお、本実施例のプログラムは、汎用の情報処理装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
本発明によれば、常時、電源が接続されていない二次記憶装置であっても、格納情報の有効期間を管理し、有効期間を超えた格納情報についてはこれを削除もしくは読み出し禁止とすることができるため、格納情報の改竄等の不正使用を回避することができるので、秘匿性、機密性の高い情報を扱うユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の二次記憶装置の基本的な構成を示す図。 本発明の二次記憶装置の動作を時系列的に示す図。 第一実施例の二次記憶装置の構成を示す図。 第一実施例の二次記憶装置の動作を示すフローチャート。 第二実施例の二次記憶装置の構成を示す図。 第三実施例の二次記憶装置の構成を示す図。 特許文献2の図1に相応する図。 特許文献2の図2に相応する図。 特許文献2の図4に相応する図。 特許文献2の図5に相応する図。 特許文献2の図7に相応する図。
符号の説明
1 分離手段
2 管理手段
3 情報格納手段
4、5、7、27 情報接続
6 切替指示
8 電源接続
11 管理手段の起動
12 評価および削除処理
13 接続処理
14 読み書き動作
21 分離部
22 管理部
23 接続部
24 情報格納部
25 有効期間記憶部
26 時刻通知部
28 第一の内部情報接続
29 第二の内部情報接続
30 第三の内部情報接続
31 第四の内部情報接続
32、33 指示
34 時刻情報の流れ
35、36 電源接続
41〜49 ステップ
50、60 二次記憶装置
51 格納記憶部
52 領域(A)
53 領域(B)
61 時刻受信部
62 アンテナ
63 時刻設定の流れ
71、81 データ入出力装置
72、82 データ保持装置
73、83 テーブル検索装置
74、84 計時回路
75、85 データ消去回路
86 データ期限テーブル

Claims (10)

  1. 電子計算機に着脱自在であり、当該電子計算機により読み出される情報または当該電子計算機により書き込まれた情報を格納する情報格納手段を備えた電子計算機の二次記憶装置において、
    電子計算機への装着時または装着後の情報の格納時に設定された格納情報の有効期間の情報を保持する有効期間記憶手段と、
    電子計算機から取り外され、再度装着されたときに、格納情報の電子計算機による読み出しを可能とするのに先立って、前記有効期間記憶手段に保持されている格納情報の有効期間を超えた格納情報についてはこれを削除もしくは読み出し禁止とする有効期間管理手段と
    を備えたことを特徴とする二次記憶装置。
  2. 前記有効期間管理手段が格納情報の全てについて有効期間の確認を実行している間は、電子計算機との情報のやり取りを禁止する接続分離手段を備えた請求項1記載の二次記憶装置。
  3. 前記有効期間記憶手段と前記情報格納手段と前記電子計算機と前記有効期間管理手段との間に設けられ、これら各手段の相互間の接続を前記有効期間管理手段からの指示に基づいて制御する接続手段を備えた請求項1記載の二次記憶装置。
  4. 前記有効期間管理手段は、現在時刻から前記有効期間記憶手段に保持されている格納情報の有効期間を減算することにより削除もしくは読み出し禁止対象時刻を算出し、当該削除もしくは読み出し禁止対象時刻よりも前に格納された情報についてはこれを削除もしくは読み出し禁止とする手段を備えた請求項1記載の二次記憶装置。
  5. 前記有効期間管理手段に対し、現在時刻を通知する時刻通知手段を備えた請求項4記載の二次記憶装置。
  6. 現在時刻情報を取得して前記時刻通知手段に当該現在時刻情報を与える現在時刻取得手段を備えた請求項5記載の二次記憶装置。
  7. 電子計算機に着脱自在であり、当該電子計算機により読み出される情報または当該電子計算機により書き込まれた情報を格納する電子計算機の二次記憶装置が実行する格納情報の有効期間管理方法において、
    二次記憶装置の電子計算機への装着時または装着後の情報の格納時に設定された格納情報の有効期間の情報を保持し、
    二次記憶装置が電子計算機から取り外され、再度装着されたときに、格納情報の電子計算機による読み出しを可能とするのに先立って、格納情報の有効期間を超えた格納情報についてはこれを削除もしくは読み出し禁止とする有効期間管理ステップを実行する
    ことを特徴とする有効期間管理方法。
  8. 前記有効期間管理ステップにより格納情報の全てについて有効期間の確認を実行している間は、電子計算機との情報のやり取りを禁止する接続分離ステップを実行する請求項7記載の有効期間管理方法。
  9. 前記有効期間管理ステップは、現在時刻から格納情報の有効期間を減算することにより削除もしくは読み出し禁止対象時刻を算出し、当該削除もしくは読み出し禁止対象時刻よりも前に格納された情報についてはこれを削除もしくは読み出し禁止とする請求項7記載の有効期間管理方法。
  10. 前記有効期間管理ステップを実行するのに先立って、現在時刻情報を取得するステップを実行する請求項9記載の有効期間管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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