JP2008138745A - Hinge device and electronic device using hinge device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、良好なダンパー効果を発揮する画期的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器に関するものである。 The present invention relates to an innovative hinge device that exhibits a good damper effect and an electronic device using the hinge device.
従来から、第一部材と第二部材とを枢着して互いに重合した閉塞状態から開放回動するように構成したヒンジ装置において、この第二部材に対して開放した第一部材が閉塞する際、急激な回動を防止しゆっくりとした閉塞を実現するダンパー機能を発揮するダンパー機能付きヒンジ装置が種々提案されている。 Conventionally, in a hinge device configured to pivot from a closed state in which a first member and a second member are pivotally attached and overlapped with each other, the first member opened with respect to the second member is closed. Various types of hinge devices with a damper function have been proposed that exhibit a damper function that prevents a sudden rotation and realizes a slow closing.
ところが、この従来例は、いずれも構造が複雑で部品点数が多い為、それだけコスト高で量産性が悪く、しかも、重量が重くなってしまうという問題点がある。 However, each of the conventional examples has a problem that the structure is complicated and the number of parts is large, so that the cost is high, the mass productivity is poor, and the weight is increased.
本発明は、上述した問題点に着目し、従来にない作用効果を発揮する画期的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器を提供する。 The present invention focuses on the above-described problems, and provides an innovative hinge device that exhibits unprecedented effects and an electronic device using the hinge device.
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。 The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
第一部材1と第二部材2とを枢着するヒンジ装置であって、前記第二部材2と共に回動する第二取付体6に設けた軸受部10で軸受される軸部4を前記第一部材1と共に回動する第一取付体3に設け、前記軸受部10で軸受される部位よりも径大な径大軸部7を前記軸部4に設け、この径大軸部7に相対回動自在に被嵌連結する被嵌部8を前記第二部材2と共に回動する被嵌体9に設け、この径大軸部7に対する前記被嵌部8の接触摩擦抵抗により前記径大軸部7と前記被嵌部8との相対回動に際して緩衝作用が生じるように構成されていることを特徴とするヒンジ装置に係るものである。
The hinge device pivotally attaches the first member 1 and the
また、前記被嵌部8は、前記径大軸部7に圧嵌状態で被嵌連結されることを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置に係るものである。
The hinge device according to claim 1, wherein the fitted
また、前記第一取付体3に設けられる軸部4を前記第二取付体6に貫通状態に設け、この第二取付体6から突出する前記軸部4の突出部位に前記径大軸部7を設け、この径大軸部7の径は前記第二取付体6の外径と同一径若しくは略同一径に設定されていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
Further, the
また、前記第二取付体6は前記軸部4を収納するケース体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
Moreover, said
また、前記径大軸部7に断面径が径小となり前記被嵌部8の接触内面部8bに非接触となる非接触部7aを設け、前記径大軸部7と前記被嵌部8とを相対回動させた際、この径大軸部7の前記非接触部7a以外の接触部7bが非接触状態となる非接触内面部8aを前記被嵌部8に設けて、この径大軸部7の接触部7bに対する前記被嵌部8の接触内面部8bが接触するときのみ生じる接触摩擦抵抗により前記径大軸部7と前記被嵌部8との相対回動に際して緩衝作用が生じるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
In addition, the large-
また、前記径大軸部7の外面に切欠状部分を形成して断面径が径小となる前記非接触部7aを設けたことを特徴とする請求項5記載のヒンジ装置に係るものである。
6. The hinge device according to
また、前記被嵌体9に相対回動自在にして圧嵌状態に嵌挿連結する回動部14を前記径大軸部7と隣接状態に設け、前記径大軸部7と前記被嵌部8との所定角度の回動範囲における相対回動に際し、前記径大軸部7に設けた作用部7cが前記回動部14に設けた被作用部14aに当接することで前記径大軸部7と前記回動部14とが共同回動することで緩衝力が増大する緩衝力増大機構を設けたことを特徴とする特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
Further, a rotating
また、前記回動部14は、前記被嵌体9に圧嵌状態で嵌挿連結されることを特徴とする請求項7記載のヒンジ装置に係るものである。
8. The hinge device according to
また、第一部材1と第二部材2とを枢着するヒンジ装置であって、前記第二部材2と共に回動する第二取付体6に設けた軸受部10で軸受される軸部4を前記第一部材1と共に回動する第一取付体3に設け、この第一取付体3に設けたカム部11に係合するカム係合部12を第二取付体6に設け、このカム部11とカム係合部12とが係合状態のとき第一部材1と第二部材2とが回動ロックされるように構成し、このカム係合部12を係合離反方向に移動するよう前記軸部4にスライド移動自在に設けると共に、このカム係合部12を係合方向に付勢する係合付勢機構13を備え、前記第一部材1と第二部材2との相対回動に伴い、このカム部11とカム係合部12とが前記係合付勢機構13の係合付勢により落ち込み係合することで相対回動付勢力が生じるように構成されており、前記軸受部10で軸受される部位よりも径大な径大軸部7を前記軸部4に設け、この径大軸部7に相対回動自在に被嵌連結する被嵌部8を前記第二部材2と共に回動する被嵌体9に設け、この径大軸部7に対する前記被嵌部8の接触摩擦抵抗により前記径大軸部7と前記被嵌部8との相対回動に際して緩衝作用が生じるように構成されていることを特徴とするヒンジ装置に係るものである。
Moreover, it is a hinge apparatus which pivotally attaches the 1st member 1 and the
また、前記第一取付体3に設けられる軸部4を前記第二取付体6に貫通状態に設け、この第二取付体6から突出する前記軸部4の突出部位に前記径大軸部7を設け、この径大軸部7の径は第二取付体6の外径と同一径若しくは略同一径に設定されていることを特徴とする請求項9記載のヒンジ装置に係るものである。
Further, the
また、操作部15を設けた本体部2と、ディスプレイ部16を設けた重合部1とを、前記操作部15を操作しない時にはこの操作部15を覆うように重合配設し、この重合した状態から前記重合部1を相対的に回動して前記操作部15を露出させることができるように、前記本体部2と前記重合部1とを回動自在に連結するヒンジ装置を有し、このヒンジ装置には、前記本体部2を前記第二部材若しくは第一部材とし、前記重合部1を前記第一部材若しくは第二部材とした前記請求項1〜10のいずれか1項に記載のヒンジ装置を用いた電子機器に係るものである。
Further, the
本発明は上述のように構成したから、従来から提案されるものに比して極めて効率の良い構造であり、しかも、良好な緩衝作用を発揮することになるなど従来にない作用効果を発揮する画期的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器となる。 Since the present invention is configured as described above, it has a structure that is extremely efficient as compared to the conventionally proposed ones, and also exhibits unprecedented effects such as a good buffering action. An innovative hinge device and an electronic device using the hinge device are provided.
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。 DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments of the present invention that are considered suitable (how to carry out the invention) will be briefly described with reference to the drawings, illustrating the operation of the present invention.
第一部材1と第二部材2との開閉回動に際して、径大軸部7に対する被嵌部8の接触摩擦抵抗により、この径大軸部7と被嵌部8との相対回動に際して緩衝作用が生じる。よって、第一部材1と第二部材2とは緩衝作用を伴った回動が行われる。
When the first member 1 and the
この緩衝作用は、ヒンジ構造を構成する軸部4の一部を緩衝機能を発揮する極めて効率の良い構成であるから、部品点数を可及的に減らすことができ、コスト安にして量産性に秀れることになり、軽量化も確実に達成されることになる。
This buffering action is an extremely efficient configuration that exerts a buffering function on a part of the
また、この緩衝構造は、軸部4に設けられる径大軸部7を第二部材2と共に回動する被嵌体9に設けた被嵌部8に接触させて緩衝作用が生じるように構成されているから、被嵌部8と接触する部位を径大とすることで接触面積が広くなり、それだけ良好な緩衝作用が生じることになる。
In addition, this buffer structure is configured such that a buffering action is generated by bringing the large-
本発明の具体的な実施例1について図面に基づいて説明する。 A first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施例は、第一部材1と第二部材2とを枢着して互いに重合した閉塞状態から開放回動するように構成したヒンジ装置であって、前記第二部材2と共に回動する第二取付体6に設けた軸受部10で軸受される軸部4を前記第一部材1と共に回動する第一取付体3に設け、この第一取付体3に設けたカム部11に係合するカム係合部12を第二取付体6に設け、このカム部11とカム係合部12とが係合状態のとき第一部材1と第二部材2とが回動ロックされるように構成し、このカム係合部12を係合離反方向に移動するよう前記軸部4にスライド移動自在に設けると共に、このカム係合部12を係合方向に付勢する係合付勢機構13を備え、前記第一部材1と第二部材2との相対回動に伴い、このカム部11とカム係合部12とが前記係合付勢機構13の係合付勢により落ち込み係合することで相対回動付勢力が生じるように構成されている。
The present embodiment is a hinge device configured to pivot from the closed state in which the first member 1 and the
具体的には、図1に示すように折り畳みタイプの携帯電話に適用した場合を示したもので、ディスプレイ部16を備えた樹脂製の重合部1を第一部材1とし、操作部15を備えた樹脂製の本体部2を第二部材2とし、この本体部2に対して重合部1が重合した閉塞状態から重合部2を例えば120度まで回動した開放状態(通話状態)とすることができる枢着構造に本発明のヒンジ装置Hを適用している。
Specifically, as shown in FIG. 1, a case where the present invention is applied to a folding-type mobile phone is shown. A resin-made overlapping portion 1 having a
また、本実施例では、重合部1の基部に連結凹部1aを設け、本体部2の基部にもこの連結凹部1aと連通状態に隣接する連結凹部2aを設け、この夫々の連結凹部1a,2aに軸状パーツとして構成した本発明のヒンジ装置Hを装着する構成としている。
In this embodiment, a connecting recess 1a is provided at the base of the overlapping portion 1, and a connecting
更に具体的には、図示したように、前記本体部2には、前記連結凹部2aに対して回り止め形状とした金属製のケース体(ケーシング)を第二取付体6としてこの本体部2の連結凹部2aに嵌挿して回り止め状態に固定している。
More specifically, as shown in the drawing, the
この第二取付体6は、後述するカム係合部12をスライド移動自在に収納し得る収納構造体であり、金属製の板材を成形して成り、その一端部には中央に孔10aを有する閉塞部6aが設けられており、この孔10aは後述するカム係合部12の孔10bとともに軸部4を軸受する軸受部10として機能する。
The
また、第二取付体6には、端部の対向位置に凹部12aを有する合成樹脂製のカム係合部12が設けられており、このカム係合部12は、断面略円形状に形成されるとともに、その周面には一対の凸部12bが形成され、この各凸部12bが第二取付体6に係るケース体の長さ方向に形成された各係止条6bにガイドされることで第二取付体6内をスライド移動自在にして回り止め状態に設けられている。
Further, the second mounting
また、第二取付体6には、その軸受部10(孔10a,10b)に軸部4が貫通され、即ち、この軸部4は第二取付体6の閉塞部6aに形成された孔10aに嵌挿されると共に、カム係合部12がスライド移動自在にして回動自在に被嵌されるようにカム係合部12の孔10bに嵌挿され、更に、この軸部4の一端部に止着ピン17を介して合成樹脂製の第一取付体3が設けられ、この第一取付体3の内側には前記カム係合部12の凹部12aと凹凸係合する一対の凸部11aを有するカム部11が設けられている。
Further, the
従って、第二取付体6内をスライド移動するカム係合部12はカム部11に対して係合離反方向に軸部4をスライド移動自在となる。
Therefore, the
また、第一取付体3は、前記重合部1の基部に設けられた連結凹部1aに嵌合連結し得る断面多角形状に設けられ、前記重合部1に対して回り止め状態に連結し得るように構成されている。
Further, the
また、第二取付体6内にしてカム係合部12の外面と第二取付体6に係る閉塞部6aとの間にはカム係合部12を係合方向に付勢するコイルバネを係合付勢機構13として設けている。
In addition, a coil spring that urges the
従って、以上の構成からなるヒンジ装置Hは、このカム部11とカム係合部12とが係合状態のとき重合部1と本体部2とが回動ロックされ、本体部2に対する重合部1の開閉回動に伴い、このカム部11とカム係合部12とが係脱するとともに、このカム部11とカム係合部12とが係合していない状態から落ち込み係合しようとする相対回動付勢力が生じることになる。この相対回動付勢力を本体部2に対する重合部1の重合状態を保持する閉じ力として機能せしめるとともに、本体部2に対する重合部1の全開状態を保持する開き力として機能せしめるように構成している。
Therefore, in the hinge device H configured as described above, when the cam portion 11 and the
また、本実施例は、ヒンジ装置Hにダンパー構造Dを具備せしめている。 In the present embodiment, the hinge device H is provided with a damper structure D.
即ち、カム係合部12がスライド移動する部位よりも径大な径大軸部7を軸部4に設け、この径大軸部7に相対回動自在にして圧嵌状態に被嵌連結する被嵌部8を前記第二部材2と共に回動する被嵌体9に設け、この径大軸部7に対する被嵌部8の接触摩擦抵抗により前記径大軸部7と被嵌部8との相対回動に際して緩衝作用が生じるように構成されている。
That is, a
具体的には、軸部4の他端部に前記第二取付体6の端部(閉塞部6a)から突出する径大軸部7を設け、この径大軸部7にケース状の被嵌体9を被嵌している。尚、被嵌体9としては、断面C字状のものやコイルバネ形状のものなどでも良く、径大軸部7との圧嵌状態を達成する構成であれば適宜採用し得るものである。
Specifically, a large-
この径大軸部7の外周面と被嵌体9の内面(被嵌部8)との間には適度な粘性を有したグリスが配されており、よって、この径大軸部7に対する被嵌部8の接触摩擦抵抗により前記径大軸部7と被嵌部8との相対回動に際して緩衝作用が生じることになる。
Between the outer peripheral surface of the large-
被嵌体9は、前述した第二取付体6と同様、重合部1と相対回動する本体部2に回り止め状態に設けられている。
Similar to the
また、被嵌体9は、その一端部に中央に孔9a’を有する閉塞部9aが設けられており、この閉塞部9aは第二取付体6の閉塞部6aと重合状態に配されることになり、ワッシャーとしての機能を発揮することになる。
Moreover, the to-
また、被嵌体9は、図6に図示したように第二取付体6に一体成形しても良い。
Further, the fitted
本実施例は上述のように構成したから、カム部11とカム係合部12とで生じる相対回動付勢力が本体部2に対する重合部1の重合状態を保持する閉じ力として機能するとともに、本体部2に対する重合部1の全開状態を保持する開き力として機能するから、この種のヒンジ装置Hとして本来求められるその機能を確実に発揮し、しかも、この本体部2に対する重合部1の開閉回動に際して緩衝作用が生じるように構成されているから、この開閉回動に際してゆったりとした作動が得られることになり、高級感を演出することができる。
Since the present embodiment is configured as described above, the relative rotational biasing force generated by the cam portion 11 and the
また、本実施例は、この緩衝作用は、ヒンジ構造を構成する軸部4の一部を緩衝機能を発揮する極めて効率の良い構成であるから、部品点数を可及的に減らすことができ、コスト安にして量産性に秀れることになり、軽量化も確実に達成されることになる。
Further, in this embodiment, since this buffering action is a highly efficient configuration that exhibits a buffering function for a part of the
また、本実施例は、この緩衝構造は、軸部4に設けられる径大軸部7を第二部材2と共に回動する被嵌体9に設けた被嵌部8に接触させて緩衝作用が生じるように構成されているから、被嵌部8と接触する部位を径大とすることで接触面積が広くなり、それだけ良好な緩衝作用が生じることになる。
Further, in this embodiment, this buffering structure has a buffering effect by bringing the large-
本発明の具体的な実施例2について図面に基づいて説明する。 A second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施例は、径大軸部7に断面径が径小となり被嵌部8の接触内面部8bに非接触となる非接触部7aを設け、径大軸部7と被嵌部8とを相対回動させた際、この径大軸部7の前記非接触部7a以外の接触部7bが非接触状態となる非接触内面部8aを前記被嵌部8に設けて、この径大軸部7の接触部7bに対する被嵌部8の接触内面部8bが接触するときのみ生じる接触摩擦抵抗により前記径大軸部7と被嵌部8との相対回動に際して緩衝作用が生じるように構成されている。
In the present embodiment, the large-
具体的には、径大軸部7の外面に切欠状部分を形成して断面径が径小となる前記非接触部7aを設けており、図8,9に図示したように切欠状部分は半分以下の面積となる形状(正面視半円形状)に形成されている。
Specifically, the
また、被嵌部8の非接触内面部8aは、図8,9に図示したようにその円周方向の半分となる部位を接触内面部8bよりも径大となる凹状部を設けて構成されている。
Further, the non-contact
以上のように、本実施例は、径大軸部7と被嵌部8の形状設定により、緩衝作用が生じるタイミングやその緩衝力の強さを適宜設定することができる。
As described above, in this embodiment, the timing at which the buffering action occurs and the strength of the buffering force can be appropriately set by setting the shapes of the large-
その余は実施例1と同様である。 The rest is the same as in Example 1.
本発明の具体的な実施例3について図面に基づいて説明する。 A specific third embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施例は、被嵌体9に相対回動自在にして圧嵌状態に嵌挿連結する回動部14を前記径大軸部7と隣接状態に設け、径大軸部7と被嵌部8との所定角度の回動範囲における相対回動に際し、この径大軸部7に設けた作用部7cが回動部14に設けた被作用部14aに当接することで径大軸部7と回動部14とが共同回動することで緩衝力が増大する緩衝力増大機構Kを設けている。
In the present embodiment, a rotating
具体的には、この緩衝力増大機構Kは、径大軸部7に断面径が径小となる切欠状の作用部7cを設け、この作用部7cに当接する被作用部14aを回動部14の端面に突出形成しており、図13に図示したようにこの作用部7cが被作用部14aに当接した状態で回動部14が径大軸部7と共同回動した際、緩衝力が増大することになる。
Specifically, the buffering force increasing mechanism K includes a large-
尚、この実施例3に係る緩衝力増大機構Kと実施例2に係る構造とを組み合わせるようにしても良い。 The buffering force increasing mechanism K according to the third embodiment and the structure according to the second embodiment may be combined.
その余は実施例1と同様である。 The rest is the same as in Example 1.
尚、本発明は、実施例1,2,3に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。 The present invention is not limited to the first, second, and third embodiments, and the specific configuration of each component can be designed as appropriate.
1 第一部材・重合部
2 第二部材・本体部
3 第一取付体
4 軸部
6 第二取付体
7 径大軸部
7a 非接触部
7b 接触部
7c 作用部
8 被嵌部
8a 非接触内面部
8b 接触内面部
9 被嵌体
10 軸受部
11 カム部
12 カム係合部
13 係合付勢機構
14 回動部
14a 被作用部
15 操作部
16 ディスプレイ部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 1st member and superposition |
10 Bearing part
11 Cam section
12 Cam engagement part
13 Engagement bias mechanism
14 Rotating part
14a Actuated part
15 Operation unit
16 Display section
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