JP2008136379A - Harvester - Google Patents
Harvester Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008136379A JP2008136379A JP2006323655A JP2006323655A JP2008136379A JP 2008136379 A JP2008136379 A JP 2008136379A JP 2006323655 A JP2006323655 A JP 2006323655A JP 2006323655 A JP2006323655 A JP 2006323655A JP 2008136379 A JP2008136379 A JP 2008136379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parking brake
- arm
- combine
- reaping
- brake pedal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Abstract
Description
本発明は、穀類の収穫作業などを行う農業用のコンバインなどの収穫機に関する。 The present invention relates to a harvester such as an agricultural combine harvester that performs a grain harvesting operation or the like.
農業用の収穫機の典型例であるコンバインを例にして、以下説明する。
コンバインが刈取脱穀作業を開始すると、圃場の穀稈は刈取装置の前端下部にある分草具によって分草作用を受け、次いで穀稈引起し装置の引起し作用によって倒伏状態から直立状態に引起こされ、穀稈の株元が刈刃に達して刈取られ、穀稈の供給搬送装置に受け継がれて順次連続状態で後部上方に搬送される。
An explanation will be given below using a combine as an example of an agricultural harvester.
When the combine starts the harvesting and threshing operation, the cereal straw in the field is subjected to weeding action by the weeding tool located at the lower front end of the harvesting device, and then the cedar pulling device is raised to bring it up from the lying state to the upright state. Then, the stock of the cereal reaches the cutting blade and is harvested, and is inherited by the supply / conveying device of the cereal, and sequentially conveyed upward in the rear part.
穀稈の供給搬送装置の後部に搬送された穀稈は扱深さが調節され、次いでフィードチェンから脱穀装置に供給され、脱穀装置において回転する扱胴の扱歯によって脱穀される。そして、脱穀処理物は選別室で選別処理され、脱穀選別された穀粒はグレンタンクに一時貯留され、穀粒の貯留量が多くなるとオーガによりコンバインの外部に穀粒が搬出される。 The handling depth of the cereals conveyed to the rear part of the cereal supply / conveyance device is adjusted, and then supplied from the feed chain to the threshing device and threshed by the teeth of the barrel that rotates in the threshing device. Then, the threshing product is subjected to a sorting process in the sorting room, and the grain that has been threshed is temporarily stored in the Glen tank, and when the amount of stored grain increases, the grain is carried out of the combine by the auger.
コンバインには下記特許文献1にあるように刈取装置を進行方向に向かって左右に移動可能な構成を備えたものがある。
前記特許文献1に記載の刈取装置を左右に移動可能なコンバインを用いることにより圃場の作物(植立穀稈)の刈取り作業領域の左右位置を変更してその領域を調整できる。
By using a combine that can move the harvesting device described in
しかし、前記特許文献1の刈取り作業領域の変更は刈取装置に設けた平行リンク機構で前処理部を左右に移動させているだけであり、その刈取り作業領域変更幅はそれほど大きいとはいえなく、また穀稈の刈取条数を変更できるものでもない。
本発明の課題は穀稈の刈取条数の変更を含めて刈取り作業領域の幅を大きくすることができる収穫機(コンバイン)を提供することである。
However, the change of the cutting work area of
The subject of this invention is providing the harvester (combine) which can enlarge the width | variety of a cutting work area | region including the change of the number of cuttings of a grain straw.
本発明の上記課題は次の構成により解決される。
請求項1記載の発明は、圃場内での植立状態の作物を刈り取る刈取装置(6)を機体フレーム(2)の前方に設けた収穫機において、刈取装置(6)の前部に分草具(7)を並列状に複数配置した前処理部(6a)を設け、該前処理部(6a)は少なくとも収穫機進行方向に対して左右方向にスライド自在に設け、前記前処理部(6a)の左右方向へのスライドに連動して、分草具(7)の先端を回動させる連繋手段(21〜25)を備えている収穫機である。
請求項2記載の発明は、前記連繋手段(21〜25)は、前記前処理部(6a)の右方向へのスライドに連動して、右端の分草具(7)の先端を更に右側に回動させる構成を備えている請求項1記載の収穫機である。
The above-described problems of the present invention are solved by the following configuration.
According to the first aspect of the present invention, there is provided a harvesting machine provided with a harvesting device (6) for harvesting a planted crop in the field, in front of the machine frame (2), and a weeding is provided at a front portion of the harvesting device (6). A pre-processing unit (6a) in which a plurality of tools (7) are arranged in parallel is provided, and the pre-processing unit (6a) is provided so as to be slidable at least in the left-right direction with respect to the harvesting machine traveling direction, and the pre-processing unit (6a) ) In conjunction with the slide in the left-right direction, the harvesting machine is provided with connecting means (21-25) for rotating the tip of the weeding tool (7).
According to a second aspect of the present invention, the connecting means (21 to 25) moves the tip of the right end weeding tool (7) further to the right side in conjunction with the rightward sliding of the pretreatment part (6a). The harvesting machine according to
請求項1記載の発明によれば、刈取装置(6)の前処理部(6a)の左右方向へのスライドに連動して、分草具(7)の先端が回動する連繋手段(21〜25)を備えているので、例えば前処理部(6a)を右側にスライドさせると、分草具(7)が開くので、刈取装置(6)の前処理部(6a)をスライドさせないで、分草具(7)を閉じた場合に比較してより広い範囲の穀稈を刈り取ることができる。
According to invention of
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、前処理部(6a)が右方向へスライドすると、それに連動して、前記連繋手段(21〜25)は、右端の分草具(7)の先端を更に右側に回動させるので、1条分余計に穀稈を刈り取ることができる。
According to the invention described in
本発明の実施の形態を収穫機の典型例であるコンバインを例にして、以下図面と共に説明する。
図1に本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの左側面図を示し、図2はコンバインの正面図を示し、図3はコンバインの平面図を示し、図4は刈取装置部分を主に表したコンバインの底面図である。なお、本実施例ではコンバインの前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前後方向をそれぞれ前、後という。
An embodiment of the present invention will be described below with reference to a drawing, using a combine as an example of a harvester as an example.
FIG. 1 is a left side view of a combine that performs a grain harvesting operation according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a front view of the combine, FIG. 3 is a plan view of the combine, and FIG. It is a bottom view of the combine which mainly represented. In this embodiment, the left and right directions are referred to as left and right, respectively, and the front and rear directions are referred to as front and rear, respectively, in the forward direction of the combine.
図1に示すコンバイン1の機体フレーム2の下部には、ゴムなどの可撓性材料材を素材として無端帯状に成型したクローラ4により、乾田はもちろんのこと、湿田においても沈下しないで走行できる構成の走行装置3を備え、機体フレーム2の前部には刈取装置6を搭載し、機体フレーム2の上部には脱穀装置15を搭載する。
A
図示しないエンジンの始動の後、主変速レバー20aによりコンバイン1を前進操作させ、刈取・脱穀クラッチ(図示せず)が「入」になると、刈取作業と脱穀作業が開始される。圃場に植立する穀稈は、刈取装置6の前端下部にある複数の分草具7によって分草作用を受け、次いで穀稈引起装置8の引起し作用によって倒伏状態にあれば直立状態に引起こされ、穀稈の株元が刈刃11(図4)に達して刈取られる。
After the engine (not shown) is started, when the
本実施例の刈取装置6の並列配置された複数の分草具7と穀稈引起装置8を含む部材を前処理部又は刈取前処理部6aと呼ぶことにする。該前処理部6aの後側に、刈取穀稈をフィードチェン14へ引き継ぐ穀稈供給搬送装置12が設けられる。該前処理部6aは左右にスライド可能な可動式の構成であり、並列配置された複数の分草具7のうちの最も右側の分草具7は刈取装置6の前処理部6aの左右へのスライドに連動してリモートコントロールにより更に回動可能な構成にしている。
A member including the plurality of weed
図5(a)、図5(b)には刈取装置6の前処理部6aの左右スライド機構を示す。
刈取装置6を油圧シリンダ17の伸縮作動によって上下動させる刈取装置支持フレーム13の先端側には、図5に示すように刈取装置下部フレーム60を取り付けている。刈取装置下部フレーム60は左右方向に伸びている伝動筒部材であり、該刈取装置下部フレーム60には前後方向に伸びる分草杆61が複数本設けられ、各分草杆61の先端には分草具7(図5には分草具7が3本並列配置される場合を示す。)が取り付けられている。
5A and 5B show a left / right slide mechanism of the
As shown in FIG. 5, a reaping device
刈取装置6は刈取装置下部フレーム60を平行リンク機構を介して刈取装置支持フレーム13に対して左右方向に移動自在に取付けられている。刈取装置支持フレーム13の先端側にはコンバイン1の進行方向に向かって左側方に突き出る取付部材62の基部を固定し、該取付部材62の先端の取付軸62aにより左リンクアーム63の基部を軸着する。また、左リンクアーム63の先端の取付軸63aにより刈取装置下部フレーム60を軸着している。取付軸62aおよび取付軸63aの軸着部分にはベアリングを介在させる。
The reaping device 6 is attached to the reaping device
また、刈取装置支持フレーム13の先端には接続フレーム65を介して右リンクアーム66の基部66aを回動自在に取付け、右リンクアーム66の先端は前記下部フレーム60の上面側に回動自在に取付ける。この右リンクアーム66は刈刃11などの伝動ケースを兼用し、右リンクアーム66内には前記支持フレーム13内に設けた伝動機構を介して前記下部フレーム60内の伝動軸(図示せず)および刈刃11(図4)を駆動するベベルギヤ(図示せず)に噛み合わせて、これらに回転を伝動させる。
Further, the
そして、前記下部フレーム60および取付部材62と、これらを連結する左リンクアーム63および右リンクアーム66により平行リンク機構を構成し、左リンクアーム63の基部を取り付ける取付軸62aと右リンクアーム66の基部66aは固定側の回動中心となり、また、左リンクアーム63の下部フレーム60との取付軸63aと右リンクアーム66の出力軸66bは移動側の回動中心となり、下部フレーム60が左右に平行移動できるように配置する。
The
また、所定のスライド位置で刈取装置フレーム13に対して下部フレーム60側の位置を固定するようにロック装置69を設ける。ロック装置69は刈取前処理部6aの左右方向へのスライドを禁止する構成として下部フレーム60には右リンクアーム66の回動軸を中心として所定半径を有す半円筒板60aを取り付け、該半円筒板60aの径方向には複数の孔(図示せず)を設けている。また半円筒板60aの外側に位置する下部フレーム60上には、ワイヤ69aの先端に前記孔に向けて挿脱自在のピン69bと該ピン69bの支持部材69cを取り付けている。またピン69bは常時ピン支持部材69cの反対側(半円筒板60a側)に牽引されるようにバネ69dにより付勢されているので、半円筒板60aの孔に挿通した状態を維持している。そのため通常状態では常時は半円筒板60aを固定支持している右リンクアーム66と下部フレーム60とは回動できないように係止され、ロック状態が維持されている。
Further, a
しかし、図5(c)の正面図に示すように操縦席20から手の届く範囲の穀稈引起装置8の頂部にロック解除レバー69eと固定把持部69fとを設け、該固定把持部69f側にロック解除レバー69eを引きつけると、ワイヤ69aによりピン69bが引かれて半円筒板60aの孔から抜け出て、刈取前処理部6aが左右右向へスライドできるようになる。
However, as shown in the front view of FIG. 5 (c), a lock release lever 69e and a
本実施例の構成では右クローラ4側の分草具7は以下に説明する手動で開閉可能な機構を備えているので、刈取装置6の前処理部6aを右側にスライドさせて、さらに分草具7を開くと、刈取装置6をスライドさせないで、分草具7を閉じた場合に比較して1条分余計に穀稈を刈り取ることができる。
In the structure of the present embodiment, the
図6に分草具7の開閉機構図を示す。図6(a)は開閉機構の平面図、図6(b)は開閉機構の側面図と刈取前処理部6aの開閉レバー18との連動関係を示す図である。なお、図6(a)の平面図において分草具7の外形が省略されているが、図6(b)には分草具7の外形を一点鎖線で示した。
FIG. 6 shows an opening / closing mechanism diagram of the
分草杆61の先端に回動可能に取り付けられる分草具7は図6にはわずかしか図示していないが、該分草具7と一体のバネ取付部21が分草杆61の先端に設けられた回動軸21aを中心にして左右方向に回動するが、該バネ取付部21の左右両端部にバネ22、23がそれぞれ接続し、その一方のバネ23がワイヤ24に接続している。そのため該ワイヤ24を牽引することで右クローラ4側の分草具7を実線で示す通常時の分草具7の閉じ位置を図6(a)の一点鎖線で表わし、一点鎖線位置から開き位置まで分草具7を回動させることができる。
Although only a few of the
例えば分草具7の開閉動作を刈取装置6の前処理部6aの左右スライド機構に連動させる構成とし、例えば左右スライド機構を右にスライドさせるときにワイヤ24で牽引させる構成にしておけば、右端の分草具7を閉じ位置から開き位置に自動的に作動させることができる。
For example, when the opening / closing operation of the
また、図6(b)に示すように、操縦席20に設けた分草具開閉レバー18を設け、該レバー18によりワイヤ24を牽引する構成を採用すると、該分草具開閉レバー18を操作することで、右クローラ4側の分草具7を開閉させる構成にすると手動で該分草具7の開閉ができる。
Further, as shown in FIG. 6B, when a weeding tool opening / closing
なお、通常刈取装置6の前処理部6aを左側にスライドさせて刈取作業をするのは、圃場を外側から順次内側に周りながら穀稈を刈り取る、いわゆるまわり刈りを行う場合であり、この他に、圃場内の植立穀稈群の中を直進して植立穀稈群を二分する刈り取り、いわゆる中割の場合がある。
In addition, the
上記したように、刈取装置6の前処理部6aを右へスライドさせると、右端の分草具7が開くため、中割を行う場合に例えば一条分多い穀稈の刈り取りが可能となり、右クローラ4による穀稈の踏み倒しを少なくすることができる。
As described above, when the
また、従来は刈取装置6の前処理部6aの右スライド操作の後、さらに、分草具7を閉じ位置から開き位置に動かす操作の2つの操作が必要であったが、図6(b)に示す前処理部6aのスライド機構の左リンクアーム63に接続したワイヤ25をワイヤ24に連結して連動させる構成を用いると、刈取装置6の前処理部6aの左右スライド機構の操作のみで右端の分草具7を開くことができる(図4参照)。また、右スライド操作した前処理部6aを左に移動して通常位置に戻すと、バネ22により分草具7が元の閉じ位置に戻る。
Further, conventionally, after the right slide operation of the
このように分草具7の開閉を刈取装置6の前処理部6aの左右スライド操作に連動させる操作を取付軸62aにより操縦席20で行うことができるので、刈取作業を中断させることなく、穀稈の刈取幅を増やすことができる。
As described above, the operation of linking the opening / closing of the
刈取装置6で刈り取った穀稈は、扱深さの調節などをしながら脱穀装置15に搬送される。脱穀装置15は機体側方にフィードチェン14を有し、図示しない扱室内の扱胴等で穀稈の脱穀を行った後、排藁などから選別された穀粒は一番揚穀筒16(図2)を経てグレンタンク9へ搬送される。グレンタンク9に貯留された穀粒は、オーガ19を経由してコンバイン1の外部へ搬送される。
The cereals harvested by the reaping device 6 are conveyed to the threshing
本実施例のコンバインには以下に説明する駐車ブレーキ機構を備えている。本実施例の駐車ブレーキ機構は駐車ブレーキを解除した時のショックを和らげる構成を備えたものである。
図7(a)には駐車ブレーキペダル部分の側面図、図7(b)には駐車ブレーキペダル部分の平面図、図7(c)にはミッションケースの一部の正面図を示す。なお、操作席20の左下方に駐車ブレーキペダル26aを配置する。
The combine of this embodiment is provided with a parking brake mechanism described below. The parking brake mechanism of the present embodiment is provided with a configuration that relieves shock when the parking brake is released.
7A is a side view of the parking brake pedal portion, FIG. 7B is a plan view of the parking brake pedal portion, and FIG. 7C is a front view of a part of the transmission case. A
駐車ブレーキペダル26aは機体フレーム2に回動支点を有する湾曲形状のアーム部材からなるブレーキペダルアーム26の自由端側にあり、足を載せるペダル面を有している。また、前記ブレーキペダルアーム26と一体で回動する湾曲形状のロックアーム27には係止用突起27aを有している。係止用突起27aと回動支点27bの間におけるロックアーム27の中間部分にはロングプレート28の一端が回動自在に連結している。
The
また、該ロングプレート28の他端は、ブレーキアーム30の一端に回動自在に連結されており、該ブレーキアーム30の他端は機体フレーム2側に回動自在に軸受されている。またロングプレート28の一端が連結されているロックアーム27の中間部分には、機体フレーム2側に一端が係止されたスプリング31が支持部材27cを介して連結されており、常時、ブレーキペダルアーム26を矢印Aの反対方向に付勢している。
The other end of the
また、ロングプレート28の両側にブレーキスリッパ32、32が取り付けられており、その一つはロングプレート28とブレーキアーム30の間に設けれ、またロングプレート28はブレーキスリッパ32とスプリング34を介してボルト35とダブルナット36、36で締結されている。
機体フレーム2側に軸37aによって回動自在に軸支された係止板材37の上側部分には操縦席20の主変速レバー20aに繋がるワイヤ38の先端部が連結されている。また、係止板材37の下端部にはバネ39の一端が支持され、該バネ39の他端はワイヤ38のアウター受けとなるステー52に支持されている。前記係止板材37の上端部に形成した後向きの係止部37bは前記ロックアーム27の係止用突起27aに係止可能な形状をしている。
A tip portion of a
また位置規制部材40は、前記係止板材37の上端部において前記係止部37bの左右両側に設けられ、係止部材37を左右両側から挟むように案内して、ロックアーム27の係止用突起27aが、係止板材37の係止部37bに確実に係合するように左右位置規制する機能を備えている。
The
上記構成からなる駐車ブレーキ機構は駐車ブレーキペダル26aを踏み込むと、ブレーキペダルアーム26が図7(a)の矢印A方向に回動し、ロックアーム27も矢印B方向に回動する。これにより、ロックアーム27の中間部に連結したワイヤー29の一端側が引かれて駐車ブレーキ(図示せず)が掛かる。そして、ロックアーム27の矢印B方向の回動で、その係止用突起27aが係止板材37の係止部37bに嵌ると駐車ブレーキが作動した状態を維持する。
When the parking brake mechanism configured as described above is depressed, the
また、主変速レバー20aを中立位置にした後、左右に動かすとワイヤ38が牽引され係止板材37を矢印C方向に回動させ、係止部材37の係止部37bと係止用突起27aとの係止が無くなると、係止用突起27a側のロックアーム27部分がスプリング31により矢印Bの反対方向に回動するが、このときがロングプレート28とブレーキアーム30の間のブレーキスリッパ32をスプリング34が押圧するのでロングプレート28とブレーキペダルアーム26がゆっくりと動く。
Further, when the
図7(c)は、ミッションケース41の一部の正面図である。ミッションケース41内に設ける左右のサイドクラッチ(図示せず)を遮断操作するシフタ軸42、42の突出端部に左右のアーム43、43を固定し、該左右のアーム43、43の一端側にリンクアーム44、44の長孔部44a、44aをピン45、45で係合し、該左右のリンクアーム44、44の他端側を回動アーム46の上下両端部に軸着する。前記回動アーム46は中間部の軸46aを中心に回動自在に構成し、回動アーム46の上端部に前記ワイヤ38の他端側を連結し、駐車ブレーキペダル26aを踏んでワイヤ38が引かれると、回動アーム46の回動によって左右のリンクアーム44、44を介して左右のアーム43、43が逆方向に回動して、ミッションケース41内の図示しない左右のサイドクラッチが遮断されると共に、左右のサイドブレーキが掛かって駐車ブレーキが作用する構成である。
FIG. 7C is a front view of a part of the
図8(図8(a)には駐車ブレーキペダル26a部分の側面図、図8(b)には駐車ブレーキペダル26a部分の平面図、図8(c)には図8(a)の矢印A方向からの矢視図をそれぞれ示す。)に駐車ブレーキレバー49のレバーアーム49aが元の位置に戻ってきた位置でブレーキを効かせて、ブレーキを解除した時のショックを和らげる図7とは別の構成例を示す。
8 (a) is a side view of the
上記駐車ブレーキペダル26aを駐車ブレーキが作用する位置まで操作すると、その位置で駐車ブレーキペダル26aをロックする部材として先に述べたロックアーム27の係止用突起27aと該係止用突起27aに係合する係止板材37の係止部37bを備えている。また位置規制部材40は、前記係止板材37の上端部において前記係止部37bの左右両側に設けられ、係止部材37を左右両側から挟むように案内して、ロックアーム27の係止用突起27aが、係止板材37の係止部37bに確実に係合するように左右位置規制する機能を備えている。
When the
操作席20の右側に、上記駐車ブレーキペダル26aを手動操作できる駐車ブレーキレバー49を配置し、上記駐車ブレーキペダル26aの回動支点27bの外側端部と、セーフティスイッチ53の取り付け用のステー54とをプレート52aによって連結する。上記ブレーキレバー49の回動ボス51と、セーフティスイッチ53の取り付け用のステー54とを繋ぐプレート52bにブレーキペダルアーム26が元の位置に戻ってきた時のみ、ブレーキペダルアーム26に接触するブレーキ材56を取り付ける。該ブレーキ材56は、ステー52に形成した孔にピン56aを差し込んでダブルナット56bによって抜け止めし、スプリング56cによって、このピン56aの丸頭部56a1をブレーキアーム30側に押し付け付勢した構成である。これにより、駐車ブレーキペダル26aのロックを解除させた時に、駐車ブレーキレバー49が戻る時のショックが軽減される。
A
ブレーキを解除した時のショックを和らげる他の構成例を説明する。図9(図9(a)には駐車ブレーキペダル部分の部分切欠側面図、図9(b)には駐車ブレーキペダル部分の部分切欠平面図を示す。)にブレーキペダルアーム26のストッパ用のボルト58を、ステー54に配置する構成例を示す。ロックアーム27の側面に一体的に設けたストッパ部33が、駐車ブレーキペダル26aの踏み込みによって回動し、ボルト58の頭部に当接して、該駐車ブレーキペダル26aの踏み込み限界位置が位置決めされる構成である。なお、このように駐車ブレーキペダル26aが踏み込み限界位置に至る直前の位置でセーフティスイッチ53がオンし、エンジン始動可能な状態となる。
Another configuration example for reducing the shock when the brake is released will be described. FIG. 9 (FIG. 9A shows a partially cutaway side view of the parking brake pedal portion, and FIG. 9B shows a partially cutaway plan view of the parking brake pedal portion). A configuration example in which 58 is arranged on the
上記ブレーキアーム30を上記ロングプレート28に取り付けるために設けるロングプレート28の前端部の穴28aを長穴とする。上記セーフティスイッチ53等を取り付けるステー54とブレーキレバー49の回動ボス51とを結ぶプレート52bに、ブレーキアーム30のストッパ50を配置する。該ストッパ50は、前記プレート52bの前上部に設けたステー55の上面にゴム等の弾性体を取り付けた構成であり、ブレーキアーム30の内側面に設けたプレート64が、ストッパ50の弾性体に当接して前記ブレーキアーム30及び駐車ブレーキレバー49の回動を規制する構成である。
A hole 28a at the front end of the
しかして、駐車ブレーキレバー49を回動操作すると、ロングプレート28によって牽引されてロックアーム27が矢印B方向に回動すると共に駐車ブレーキペダル26aが矢印A方向に回動し、このロックアーム27及び駐車ブレーキペダル26aが係止板材37によってロックされる。
When the
こうして、駐車ブレーキレバー49を操作して駐車ブレーキペダル26aをロックさせると、穴28aが長孔であることによって、駐車ブレーキレバー49は全ストローク回動せず、全ストロークの3分の2位まで中立位置側へ戻る。そのため、主変速レバー20aを中立位置で左右操作して駐車ブレーキペダル26aのロックを解除させた時に、駐車ブレーキレバー49が中立位置側へ復帰する動き量が少なくなるため、該駐車ブレーキレバー49の急激な中立復帰によるショックが軽減される。そして、前記プレート64がストッパ50の弾性体に当接して緩衝されるため、駐車ブレーキ解除時のショックをさらに軽減することができる。
Thus, when the
本実施例のコンバインにおいて、図1に示すコンバインに操縦者が把持する取っ手を設けたコンバインを図10に示す。
図10(図10(a)は操縦席部分の正面図、図10(b)は操縦席部分の右側面図)に示すように操向手段を門型の取っ手73とし、該取っ手73と一体になったステー74に後方の安全確認をするミラー75を取り付け、該ミラー75の上端より上側のステー74に旋回方向を知らせるための右側のウインカ76を配置する。
上記ウインカ76とミラー75は共に取っ手73の最外面より外に配置するので、ミラー75とウインカ76の視認性を良好に保つことができる。
In the combine of the present embodiment, FIG. 10 shows a combine provided with a handle gripped by the operator on the combine shown in FIG.
As shown in FIG. 10 (FIG. 10 (a) is a front view of the cockpit portion, and FIG. 10 (b) is a right side view of the cockpit portion), the steering means is a gate-shaped
Since the
また、門型の取っ手73と一体になったステー74にミラー75と旋回方向を知らせるための右前のウインカ76を取り付け、該ウインカ76を駐車ブレーキレバー49のグリップより上に取り付け、またミラー75の鏡面を機体を側方から見てフロントパネルの後面と駐車ブレーキレバー49のグリップの間に配置する。そのため、ミラー75と駐車ブレーキレバー49のグリップは上下方向に重なっており、ミラー75の視認性を良好に保ちつつ、駐車ブレーキレバー49の操作性を良好に保つことができ、また、機体の幅をむやみに大きくしない利点がある。
Further, a
また、操向レバー20bのグリップを最前傾させた位置より前にウインカ76を配置することで、操向レバー20bが最大前傾位置でもウインカ76に接触しないので、操向レバー20bの操作性を良好に保つことができる。
Further, the
本発明は植立作物の刈取幅を大きくすることができるので、圃場などの大きさに合わせて刈取作業がし易く、コンバインとして利用可能性が高い。 Since the cutting width of the planted crop can be increased according to the present invention, the cutting work can be easily performed according to the size of the field and the like, and the possibility of use as a combine is high.
1 コンバイン 2 機体フレーム
3 走行装置 4 クローラ
6 刈取装置 6a 前処理部
7 分草具 8 穀稈引起装置
9 グレンタンク 11 刈刃
12 穀稈供給搬送装置 13 刈取装置支持フレーム
14 フィードチェン 15 脱穀装置
16 一番揚穀筒 17 油圧シリンダ
18 開閉レバー 19 オーガ
20 操縦席 20a 主変速レバー
20b 操向レバー 21 バネ取付部
21a 回動軸 22、23 バネ
24、25 ワイヤ 26 ブレーキペダルアーム
26a 駐車ブレーキペダル 27 ロックアーム
27a 係止用突起 27b 回動支点
27c 支持部材 28 ロングプレート
28a 穴 29 ワイヤー
30 ブレーキアーム 31 スプリング
32 ブレーキスリッパ 33 ストッパ部
34 スプリング 35 ボルト
36 ナット 37 係止板材
37a 軸 37b 係止部
38 ワイヤ 39 バネ
40 位置規制部材 41 ミッションケース
42 シフタ軸 43 アーム
44 リンクアーム 44a 長孔
45 ピン 46 回動アーム
46a 軸 49 駐車ブレーキレバー
49a レバーアーム 50 ストッパ
51 回動ボス 52 ステー
52a プレート 52b プレート
53 セーフティスイッチ 54 ステー
55 ステー 56 ブレーキ材
56a ピン 56b ダブルナット
56c スプリング 58 ボルト
60 刈取装置下部フレーム 60a 半円筒板
61 分草杆 62 取付部材
62a 取付軸 63 左リンクアーム
63a 取付軸 64 プレート
65 接続フレーム 66 右リンクアーム
66a 右リンクアーム基部 66b 出力軸
69 ロック装置 69a ワイヤ
69b ピン 69c ピン支持部材
69d バネ 69e ロック解除レバー
69f 固定把持部 73 門型の取っ手
74 ステー 75 ミラー
76 ウインカ
DESCRIPTION OF
Claims (2)
刈取装置(6)の前部に分草具(7)を並列状に複数配置した前処理部(6a)を設け、該前処理部(6a)は少なくとも収穫機進行方向に対して左右方向にスライド自在に設け、
前記前処理部(6a)の左右方向へのスライドに連動して、分草具(7)の先端を回動させる連繋手段(21〜25)を備えていることを特徴とする収穫機。 In a harvesting machine in which a harvesting device (6) for harvesting a planted crop in the field is provided in front of the body frame (2),
A pre-processing unit (6a) in which a plurality of weeding tools (7) are arranged in parallel is provided at the front of the cutting device (6), and the pre-processing unit (6a) is at least in the left-right direction with respect to the harvesting machine traveling direction. Provide slidable,
A harvesting machine, comprising linkage means (21-25) for rotating the tip of the weeding tool (7) in conjunction with the slide in the left-right direction of the pretreatment part (6a).
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006323655A JP2008136379A (en) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | Harvester |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006323655A JP2008136379A (en) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | Harvester |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008136379A true JP2008136379A (en) | 2008-06-19 |
Family
ID=39598490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006323655A Withdrawn JP2008136379A (en) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | Harvester |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008136379A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012095545A (en) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Yanmar Co Ltd | Combine harvester |
JP2013223444A (en) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Yanmar Co Ltd | Combine harvester |
-
2006
- 2006-11-30 JP JP2006323655A patent/JP2008136379A/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012095545A (en) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Yanmar Co Ltd | Combine harvester |
JP2013223444A (en) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Yanmar Co Ltd | Combine harvester |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011200188A (en) | Combine harvester | |
JP4690981B2 (en) | Work vehicle | |
JP2011177075A (en) | Combine harvester | |
JP5822807B2 (en) | Combine | |
JP2008136379A (en) | Harvester | |
JP4264700B2 (en) | Self-propelled vehicle | |
JP2007117015A (en) | Grass-dividing apparatus of combine harvester | |
JP6731886B2 (en) | Harvester | |
JP4820216B2 (en) | Combine weeding equipment | |
JP5410239B2 (en) | Working machine | |
JP2003153629A (en) | Combine | |
JP4502117B2 (en) | Combine | |
JP2010004844A (en) | Narrow guide of combined harvester | |
JP2510773B2 (en) | Harvester | |
JPH0216916A (en) | Ordinary-type combine | |
JP6280843B2 (en) | Harvesting machine | |
JP6280844B2 (en) | Harvesting machine | |
JP2008131886A (en) | Harvester | |
JP3283182B2 (en) | Reaper harvester | |
JPH0423378Y2 (en) | ||
JP2821868B2 (en) | Combine harvester | |
JP2002095333A (en) | Dividing rod structure for combine harvester | |
JP4765181B2 (en) | Combine harvester | |
JP2006166860A (en) | Narrow guide switching operation structure for combine harvester | |
JP2019122325A (en) | Combine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100202 |