JP2008110086A - 血管機能検査装置とプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】PWV等の動脈硬化度の指標の測定精度を向上させることにより血管機能をより精度良く検査する。
【解決手段】血管硬化度の指標としてbaPWV(上腕−足関節脈波伝播速度)を用いた場合、交感神経活動度指標(LF/HF)に対するbaPWVの関係を1次関数に近似して表示する。表示されたグラフにより、被測定者の安静時(冷静時)のbaPWVの値が19.8m/sec(切片)であることが示されるとともに、被測定者のLF/HFに対するbaPWVの傾きが0.52であることが示される。このグラフを用いることにより、測定されたbaPWVの値から自律神経の状態による影響を除くことができるため、血管機能をより高い精度で検査することが可能になる。
【選択図】図7

Description

本発明は、血管の硬さを示す指標である血管硬化度を用いて血管機能を検査するための血管機能検査装置に関する。
近年、食生活の変化や、運動不測、高齢化等に伴い動脈硬化症が増加している。このような動脈硬化症を防ぐためには、動脈硬化がどの程度進行しているかを診断する必要がある。動脈硬化の程度を診断するための方法としては、脈波伝播速度(以下、PWV(Pulse Wave Velocity)と略す。)を用いて動脈の硬化度を測定する方法が知られている。このPWVとは、心臓が血液を駆出する時に発生する脈波が血管壁を伝播する速度である。
動脈硬化が進行した血管は硬いためPWVが速くなり、動脈硬化が進行していない血管は柔軟性に富むためPWVは遅くなる。そのため、被測定者のPWVを測定することにより、動脈硬化の進行度合いを診断することが可能となる。
しかし、このPWVの値は血圧に依存するという問題点があるため、血圧による影響を除去して精度の高い血管硬化度を測定するようにした方法が提案されている(例えば、特許文献1、2、3参照。)。この特許文献1、2、3に開示されている方法では、動脈硬化度を示す指標としてCAVI(Cardio Ankle Vascular Index)を用いることにより、血圧による依存性を排除した血管硬化度を診断している。
しかし、このようなPWVやCAVI等の指標を用いて動脈硬化の状態を検査しようとしても被測定者の状態によっては測定される値がばらついてしまうため、血管機能を精度良く検査することができない場合があった。
特開2006−6893号公報 特開2006−110155号公報 特開2006−280784号公報
上述した従来の検査方法では、被測定者の状態によって測定値がばらつき、血管機能を精度良く検査することができない場合があるという問題点があった。
本発明の目的は、血管機能をより精度良く検査することが可能な血管機能検査装置を提供することである。
[血管機能検査装置]
上記目的を達成するために、本発明の血管機能検査装置は、生体の心電を測定する心電測定手段と、
前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出する自律神経活動度算出手段と、
生体の血管の硬さを示す指標である血管硬化度を測定する血管硬化度測定手段と、
前記自律神経活動度算出手段により算出された交感神経活動度指標と前記血管硬化度測定手段により測定された血管硬化度とに基づいて交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を計算する計算手段と、
前記計算手段により計算された結果を出力する出力手段とを有する。
本発明によれば、交感神経活動指標に対する血管硬化度の関係を計算した計算結果が表示されるため、生体の血管の硬さを示す指標から自律神経の状態による影響を除くことができ、血管機能をより高い精度で検査することが可能になる。
また、本発明の血管機能検査装置は、心電測定手段により測定された心電データを受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けられた心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出する自律神経活動度算出手段と、
生体の血管の硬さを示す指標である血管硬化度を測定する血管硬化度測定手段と、
前記自律神経活動度算出手段により算出された交感神経活動度指標と前記血管硬化度測定手段により測定された血管硬化度とに基づいて交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を算出する計算手段と、
前記計算手段により計算された結果を出力する出力手段とを有する。
好ましくは、前記血管硬化度測定手段は、
生体の少なくとも2ヶ所以上の部位の脈波を検出する脈波検出手段と、
生体の心音を検出する心音検出手段と、
前記脈波検出手段により検出された脈波および前記心音検出手段により検出された心音に基づいて脈波伝播速度を演算する演算手段とから構成されている。
また、好ましくは、前記血管硬化度測定手段は、生体の血圧を測定するための血圧測定手段をさらに有し、該血圧測定手段を用いて血管硬化度を測定する。
また、好ましくは、前記計算手段は、交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を1次関数に近似する。
[プログラム]
また、本発明のプログラムは、生体の心電を測定するステップと、
測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出するステップと、
生体の血管の硬さを示す指標である血管硬化度を測定するステップと、
算出された交感神経活動度指標と測定された血管硬化度とに基づいて交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を計算するステップと、
計算された交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を出力するステップとをコンピュータに実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、生体の血管の硬さを示す指標から自律神経の状態による影響を除くことができるため、血管機能をより高い精度で検査することが可能になるという効果を得ることができる。
本願の発明者は、CAVIやPWV等の血管の硬さを示す指標(血管硬化度)の値には、自律神経の状態による影響を受けるのではないかと考えた。つまり、交感神経が副交感神経よりも優位な状態では、血圧が上昇するだけではなく血管平滑筋に作用して血管を収縮させているのではないかと推測した。そのため、本願の発明者は、CAVIやPWV等の血管の硬さを示す指標から自律神経による影響を除けば本来の血管の硬さを示す指標が得られるものと考えた。
以下の本実施形態では、血管の硬化の度合いを示す指標としてba(brachial ankle)PWVを使用する場合について説明を行なうが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、baPWV以外のPWV、CAVI等の血管の硬さを示す指標であれば同様に適用することが可能である。なお、baPWV(上腕−足関節PWV)とは、上腕と足首の部位における脈波波形から求められたPWVを示している。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態の血管機能検査装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態の血管機能検査装置は、図1に示されるように、脈波検出センサ8、9と、心臓の近辺に配置される心音検出センサ10と、心音測定部12と、脈波測定部13と、心電図モニタ14と、制御装置18と、記憶装置20と、生体情報を表示するための表示装置22と、自律神経活動度算出部24とから構成されている。
心電図モニタ14は、被測定者の例えば喉元にマイナス電極を、左脇腹にプラス電極を、右脇腹にボディアースをそれぞれ装着し、心臓の動きを電気信号として得て心電データとして記録する。
自律神経活動度算出部24は、心電図モニタ14により測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す副交感神経活動度指標(LF/HF)を算出する。なお、LFおよびLF/HFの具体的な算出の方法は後述する。なお、本実施形態では、自律神経活動度算出部24は制御装置18とは独立した構成要素として説明しているが、自律神経活動度算出部24を制御装置18内に含めるようにしてもよい。
心音測定部12は、心音検出センサ10により検出された心音データを制御装置18に出力する。なお、心音検出センサ10は、鎖骨や顎骨等に設けて骨伝動等により心音を検出するように構成してもよい。
脈波検出センサ8は、被測定者の上腕に設けられ、上腕の脈波を測定する。また、脈波検出センサ9は、被測定者の足首に設けられ、足首の脈波を測定する。なお、本実施形態では、脈波検出センサ8、9として圧力検出センサが使用されている場合について説明しているが、カフを用いてカフ圧により脈波を検出することも可能である。脈波測定部13は、脈波検出センサ8、9により測定された脈波信号を制御装置18に出力する。なお、脈波伝播速度を検出するためには、少なくとも2つ以上の脈波検出センサが必要となる。
制御装置18は、例えばコンピュータからなり、心音測定部12、脈波測定部13及び自律神経活動度算出部24により得られた生体情報を処理し、この処理した情報を記憶装置20に記憶し、あるいは表示装置22に表示する。
また、制御装置18は、心音測定部12により測定された被測定者の心音データ、脈波測定部13により測定された被測定者の脈波データ、および心電データを受け付ける受付手段を有するとともに、受け付けた心音データおよび脈波データに基づいて脈波伝播速度を演算する演算手段を有する。
そして、この演算手段および脈波測定部13、脈波検出センサ8、9、心音測定部12、心音検出センサ10により、被測定者の血管の硬さを示す指標である血管硬化度を測定する血管硬化度測定手段が構成される。
さらに、制御装置18は、この血管硬化度測定手段により測定された血管硬化度と自律神経活動度算出部24により算出されたLF/HFとに基づいてLF/HFに対する血管硬化度の関係を計算する計算手段を有する。そして、表示装置22は、この計算手段により計算された結果を出力する出力手段として機能する。
次に、図2を参照して本実施形態の血管機能検査装置の動作を説明する。
先ず、心音測定部12および脈波測定部13により生体の心音および脈波の測定が行われ、心電図モニタ14により心電データの測定が行われる(S201)。そして、制御装置18では、心音測定部12により測定された心音データおよび脈波測定部13により測定された脈波データに基づいて、血管硬化度のとして指標としてbaPWVが演算される(S202)。なお、このbaPWVの具体的な演算方法については後述する。
次に、自律神経活動度算出部24は、心電図モニタ14により測定された心電データに基づいてLF/HF演算を行って、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標(LF/HF)を算出する(S203)。なお、算出されたbaPWVの値および自律神経活動度算出部24により算出された算出結果は、制御装置18により記憶装置20に格納される。そして、このS201〜S203に示した測定が所定回数繰り返される(S204)。
次に、制御装置18は、LF/HFとbaPWVの値を1次関数に近似することによりLF/HFに対するbaPWVの関係を計算し(S205)、その計算結果を表示装置22に表示する(S206)。
次に、図2のステップS202に示したbaPWVの演算方法を図3を用いて説明する。
まず、心音センサ22から心音が検出される。心音を検出するのは、本来起点となるべき心音弁開放音を読み取るのが困難であるからである。次に脈波検出センサ8からの脈波に基づいて心音と脈波のノッチとの時間差tbが検出される。この時間差tbは、心音弁開放時から上腕脈波の立ち上がりまでの時間に相当する。次に脈波検出センサ9からの脈波の立ち上がりを検出し、上腕脈波の立ち上がりと足関節脈波の立ち上がりとの時間差tbaが検出される。したがって、心音弁開放時から膝脈波の立ち上がりまでの時間はtb+tbaとなる。このため、baPWVは下記の式(1)のように演算される。
baPWV=L/(tb+tba)・・・・・(1)
なお、足関節脈波から直接ノッチを検出しないのは、足関節脈波ではノッチを読み取りにくいからである。
次に、図2のステップS203に示したLF/HF演算方法の詳細を図4〜図6に示す。
図4は、本実施形態の血管機能検査装置におけるLF/HF演算方法を説明するためのフローチャートである。まずステップS401において、自律神経活動度算出部24は、心電図モニタ14から入力された心電データから心拍変動を算出する。この心拍変動の算出は、図5A及びBに示すように、R波と次のR波との間隔をとってR−R間隔を測定し、次に図5C及びDに示すように、測定したR-R間隔データを後方のR波の時間的位置にプロットし、これを補間した後に、等間隔(図5Cの点線)で再サンプリングしたデータを作成することにより行う。次のステップS402においては、ステップS401で求めたデータに対してスペクトル分析(周波数変換)を行う。このステップS402でスペクトル分析した一例を図6に示す。次のステップS403においては、低周波成分LFを求める。ここで、低周波成分LFは、0.04〜0.15Hzのパワースペクトル成分の積分値である。次のステップS404においては、高周波成分HFを求める。ここで、高周波成分HFは、0.15〜0.40Hzのパワースペクトル成分の積分値である。そして、ステップS405において、ステップS403で求めたLFとステップS404で求めた比を算出し、LF/HFとするものである。
このようにして自律神経活動度算出部24は、心電図モニタ14により測定された心電データから交感神経活動度指標(LF/HF)を算出する。
次に、本実施形態の血管機能検査装置における表示装置22の表示の一例を図7に示す。
図7は、図2に示したステップS206において、制御装置18が近似した結果を表示装置22表示する表示例(グラフ)である。
図7に示すように、表示装置22に表示される近似結果は、例えば5回のLF/HF及びbaPWVの測定結果から近似され、LF/HFに対するbaPWVの関係を示す下記のような1次関数となっている。
Y=0.52X+19.8
即ち、表示装置22には、被測定者の安静時(冷静時)のbaPWVの値が19.8m/sec(切片)であることが示されるとともに、被測定者のLF/HFに対するbaPWVの傾きが0.52であることが示されている。
したがって、本実施形態の血管機能検査装置によれば、被測定者ごとにLF/HFに対するbaPWVの値の傾きを表示させることができ、被測定者の自律神経がどのような状態であっても、baPWVの値を正確に測定することができる。
また、本実施形態の血管機能検査装置によれば、baPWVの値から自律神経の状態による影響を除くことができるため、血管機能をより高い精度で検査することが可能になる。例えば、常にLF/HFが一定の値のbaPWVを測定結果として血管機能の評価を行うようにすれば、被測定者の自律神経の状態により影響を受けずに血管機能の評価を行うことができる。
[変形例]
なお、上記実施形態においては、自律神経機能を測定する自律神経機能測定手段として交感神経活動度指標LF/HFを用いたが、これに限定されるものではなく、例えば副交感神経活動度指標HFを用いてもよい。
また、上記実施形態においては、血管硬化度としてbaPWVを用いていたが、血管硬化度としてCAVIを用いるようにしてもよい。この場合には、血圧測定装置を用いて被測定者の血圧を測定するようにして、脈波伝播速度と血圧値とに基づいてCAVIを算出するようにすればよい。CAVIの具体的な算出方法については、特開2006−110155号公報等に開示されている方法を用いることができるため、ここでは具体的な算出方法の説明は省略する。
本発明の一実施形態の血管機能検査装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の血管機能検査装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の血管機能検査装置におけるbaPWVの演算方法を説明するための図である。 本発明の一実施形態の血管機能検査装置におけるLF/HF演算方法を説明するためのフローチャートである。 LF/HF演算の際の心拍変動測定方法を示す図である。 LF/HF演算の際のスペクトル分析した一例を示す図である。 図1中の表示装置22に示される表示の一例を示す図である。
符号の説明
8、9 脈波検出センサ
10 心音検出センサ
12 心音測定部
13 脈波測定部
14 心電図モニタ
18 制御装置
20 記憶装置
22 表示装置
24 自律神経活動度算出部
S201〜S206 ステップ
S401〜S405 ステップ

Claims (10)

  1. 生体の心電を測定する心電測定手段と、
    前記心電測定手段により測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出する自律神経活動度算出手段と、
    生体の血管の硬さを示す指標である血管硬化度を測定する血管硬化度測定手段と、
    前記自律神経活動度算出手段により算出された交感神経活動度指標と前記血管硬化度測定手段により測定された血管硬化度とに基づいて交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を計算する計算手段と、
    前記計算手段により計算された結果を出力する出力手段と、
    を有する血管機能検査装置。
  2. 心電測定手段により測定された心電データを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出する自律神経活動度算出手段と、
    生体の血管の硬さを示す指標である血管硬化度を測定する血管硬化度測定手段と、
    前記自律神経活動度算出手段により算出された交感神経活動度指標と前記血管硬化度測定手段により測定された血管硬化度とに基づいて交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を算出する計算手段と、
    前記計算手段により計算された結果を出力する出力手段と、
    を有する血管機能検査装置。
  3. 前記血管硬化度測定手段は、
    生体の少なくとも2ヶ所以上の部位の脈波を検出する脈波検出手段と、
    生体の心音を検出する心音検出手段と、
    前記脈波検出手段により検出された脈波および前記心音検出手段により検出された心音に基づいて脈波伝播速度を演算する演算手段と、
    から構成されている請求項1または2記載の血管機能検査装置。
  4. 前記血管硬化度測定手段は、生体の血圧を測定するための血圧測定手段をさらに有し、該血圧測定手段を用いて血管硬化度を測定する請求項3記載の血管機能検査装置。
  5. 前記計算手段は、交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を1次関数に近似する請求項1から4のいずれか1項記載の血管機能検査装置。
  6. 生体の心電を測定するステップと、
    測定された心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出するステップと、
    生体の血管の硬さを示す指標である血管硬化度を測定するステップと、
    算出された交感神経活動度指標と測定された血管硬化度とに基づいて交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を計算するステップと、
    計算された交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を出力するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 心電測定手段により測定された心電データを受け付けるステップと、
    受け付けられた心電データに基づいて、交感神経の活動度合いを示す交感神経活動度指標を算出するステップと、
    生体の血管の硬さを示す指標である血管硬化度を測定するステップと、
    算出された交感神経活動度指標と測定された血管硬化度とに基づいて交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を計算するステップと、
    計算された交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を出力するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 血管硬化度を測定するステップでは、
    生体の少なくとも2ヶ所以上の部位の脈波を検出するステップと、
    生体の心音を検出するステップと、
    検出された脈波および検出された心音に基づいて脈波伝播速度を演算するステップをコンピュータに実行させる請求項6または7記載のプログラム。
  9. 血管硬化度を測定するステップは、生体の血圧を測定するステップをさらに有し、測定した血圧値を用いて血管硬化度を測定する請求項8記載のプログラム。
  10. 交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を計算するステップは、交感神経活動度指標に対する血管硬化度の関係を1次関数に近似する請求項6から9のいずれか1項記載のプログラム。
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