JP2008109576A - Speaker equipment - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、スピーカ装置に関するものである。 The present invention relates to a speaker device.
スピーカ装置は、振動板を含む振動体とこの振動体を振動させる駆動部とこれらを支持するフレームとを備えている。振動体を振動させる駆動部は、音声電流が入力されるボイスコイルと、このボイスコイルが外周に巻き回されたボイスコイルボビンと、ボイスコイルに電磁気力を作用させる磁気間隙を形成する磁気回路とからなり、フレームに外周部が支持された振動体の内周部にボイスコイルボビンが接続され、ボイスコイルに作用する電磁気力の振動がボイスコイルボビンを介して振動体に伝えられる。ボイスコイルの端部は、リード線を介してフレームに取り付けられた接続端子に接続され、この接続端子に信号出力源に接続されたケーブルの端子が接続されている。 The speaker device includes a vibrating body including a diaphragm, a driving unit that vibrates the vibrating body, and a frame that supports them. The drive unit that vibrates the vibrating body includes a voice coil to which a voice current is input, a voice coil bobbin around which the voice coil is wound, and a magnetic circuit that forms a magnetic gap that applies an electromagnetic force to the voice coil. Thus, the voice coil bobbin is connected to the inner periphery of the vibrating body whose outer periphery is supported by the frame, and the vibration of the electromagnetic force acting on the voice coil is transmitted to the vibrating body via the voice coil bobbin. The end of the voice coil is connected to a connection terminal attached to the frame via a lead wire, and a terminal of a cable connected to a signal output source is connected to this connection terminal.
このケーブルは、前述の接続端子がフレームの背面側に設けられることから、フレームの背面側に引き出されることになる。特に、複数のコイルを有するボイスコイル(以下、デュアルボイスコイルと呼称する。)を用いる場合、例えば複数の接続端子があり、これらの接続端子がフレームの左右両側に取り付けられる場合には、各接続端子間を接続するケーブルが別途必要になるので、少なくとも1本のケーブルはフレームの背面に沿って引き出されることになる。また、コアキシャル型(同軸型)スピーカの場合も、中央のサブスピーカの駆動部から引き出されたケーブルはフレームの背面側に引き出されて、フレームの背面に沿って引き回されることになる。この際、ケーブルのぶらつきを防止するためには、フレームの背面に何らかのケーブル固定構造を設けることが必要になる。 Since this connection terminal is provided on the back side of the frame, this cable is pulled out to the back side of the frame. In particular, when a voice coil having a plurality of coils (hereinafter referred to as a dual voice coil) is used, for example, when there are a plurality of connection terminals and these connection terminals are attached to the left and right sides of the frame, each connection Since a cable connecting the terminals is required separately, at least one cable is drawn out along the back surface of the frame. Also, in the case of a coaxial type (coaxial type) speaker, the cable drawn from the drive unit of the central sub-speaker is drawn to the back side of the frame and is routed along the back side of the frame. At this time, in order to prevent the cable from wobbling, it is necessary to provide some cable fixing structure on the back surface of the frame.
図1は、従来のケーブル固定構造を示した説明図である。下記特許文献1に記載の従来技術では、同図(a)に示すように、フレームJ1の背面の一部にトンネル状の挿通孔J2aを有する係止部J2を形成し、この挿通孔J2aに紐状のクランパー部材J3を挿通して、引き出されたケーブルJ4をこのクランパー部材J3によって係止部J2の外面に締め付けて固定している。また、下記特許文献2に記載の従来技術では、同図(b)に示すように、フレームJ5の背面に形成された切り欠きに片持ち状の舌片J6を形成して、その舌片J6に引き出されたケーブルJ7を挟んで固定している。
FIG. 1 is an explanatory view showing a conventional cable fixing structure. In the prior art described in
このような従来技術によると、フレームの背面側にケーブルを固定するための空間が必要になる。図1(a)の従来技術では、係止部J2が背面側に突出することになるので、これを納める空間が必要である。また、図1(b)の従来技術では、係止部J2のような出っ張りはないが、少なくともケーブルの太さに相当する空間が必要になる。しかしながら、スピーカを壁面等に埋め込む場合には、車載用スピーカ等のようにフレームの背面側に十分な空間を確保できない場合があり、前述した従来技術のようなケーブルの固定構造では、スピーカの設置に支障を来すという問題がある。 According to such a conventional technique, a space for fixing the cable is required on the back side of the frame. In the prior art of FIG. 1 (a), the locking portion J2 protrudes to the back side, so that a space for accommodating this is required. Moreover, in the prior art of FIG.1 (b), although there is no protrusion like the latching | locking part J2, the space equivalent to the thickness of a cable is required at least. However, when a speaker is embedded in a wall surface or the like, there may be a case where a sufficient space cannot be secured on the back side of the frame like a vehicle-mounted speaker. There is a problem of causing trouble.
また、図1(b)に示したような片持ち状の固定手段では、強度が十分に得られないために、ケーブルを挟むと舌片J6が開いてしまって緩くなり、しっかりと固定できないという問題が生じる。 In addition, with the cantilever fixing means as shown in FIG. 1B, sufficient strength cannot be obtained. Therefore, when the cable is sandwiched, the tongue piece J6 opens and becomes loose and cannot be fixed firmly. Problems arise.
また、図1(b)のような固定手段をフレーム側面に形成すると、フレームそのものの強度が低下し、例えば、フレームが変形等し、高品質の音を再生できなくなるという問題がある。 In addition, when the fixing means as shown in FIG. 1B is formed on the side surface of the frame, there is a problem that the strength of the frame itself is lowered, for example, the frame is deformed and high-quality sound cannot be reproduced.
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものであり、フレームの背面側に空きスペースが無い場合であっても、確実且つ強固にケーブルを固定することができること、フレームの強度低下を起こさないこと、等を目的とする。 An object of the present invention is to deal with such a problem, and it is possible to securely and firmly fix a cable even when there is no empty space on the back side of the frame. The purpose is not to cause a decrease in strength.
このような目的を達成するために、本発明によるスピーカ装置は、以下の各独立請求項に係る構成を少なくとも具備するものである。 In order to achieve such an object, the speaker device according to the present invention comprises at least the configurations according to the following independent claims.
[請求項1]振動体と該振動体を振動させる駆動部と前記振動体及び駆動部を支持するフレームとを備えたスピーカ装置であって、前記フレームは、背面側に前記スピーカ装置の底面と平行な段差面を備え、該段差面上に、前記駆動部に接続されるケーブルを挟んで固定する一対の線状突起を形成したことを特徴とするスピーカ装置。 [Claim 1] A speaker device including a vibrating body, a driving unit that vibrates the vibrating body, and a frame that supports the vibrating body and the driving unit, wherein the frame includes a bottom surface of the speaker device on a back side. A speaker device comprising a parallel stepped surface, and a pair of linear protrusions fixed on the stepped surface with a cable connected to the drive unit interposed therebetween.
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図2及び図3は本発明の一実施形態に係るスピーカ装置の全体構造を示す説明図であって、図2が側面部分断面図、図3が背面図である。この実施形態では、一例としてコアキシャル型(同軸型)スピーカを例にして説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. 2 and 3 are explanatory views showing the overall structure of the speaker device according to one embodiment of the present invention, in which FIG. 2 is a side sectional view and FIG. 3 is a rear view. In this embodiment, a coaxial (coaxial) speaker will be described as an example.
スピーカ装置1は、振動体2(2A,2B)、振動体2を振動させる駆動部3(3A,3B)、振動体2及び駆動部3を支持するフレーム4を基本構成として備えている。メインスピーカの構造を説明すると、フレーム4の前面支持部4A2に振動体2Aの外周部が接続され、振動体2Aの内端部は駆動部3Aのボイスコイルボビン31の外周に接続されている。駆動部3Aは、音声電流が入力されるボイスコイル30と、ボイスコイル30が外周に巻き回されたボイスコイルボビン31と、ボイスコイル30に電磁気力を作用させる磁気間隙32Gを形成する磁気回路32とを備えている。磁気回路32の構成は特に限定されるものではないが、図示の例では、磁気ギャップ32Gの外側にマグネット32Aを配置した外磁型の磁気回路が示されており、磁性材料からなるヨーク32Bの底部とプレート32Cによってマグネット32Aが挟持され、円環状のプレート32Cの内周面とヨーク32Bのセンターポール部の外周面の間に磁気ギャップ32Gが形成されている。ボイスコイルボビン31の外周にはダンパ5の内周縁が接続され、ダンパ5の外周縁はフレーム4に支持されており、ボイスコイルボビン31はダンパ5を介してフレーム4に支持されている。
The
スピーカ装置1の中央部に配備されたサブスピーカの構造を説明すると、振動体2B(ドーム型)の外周部が支持体6の前面支持部に支持され、その内周部が駆動部3Bのボイスコイルボビン3B1に接続されている。駆動部3Bは、音声電流が入力されるボイスコイル3B0と、ボイスコイル3B0が外周に巻き回されたボイスコイルボビン3B1と、ボイスコイル3B0に電磁気力を作用させる磁気間隙3B2を形成する磁気回路とを備えている。磁気回路は、図示の例では、磁気ギャップ3B2の内側にマグネット3B3を配置した内磁型の磁気回路が示されており、磁性材料からなるヨーク3B4の底部とプレート3B5によってマグネット3B3が挟持され、円板状のプレート3B5の外周面とヨーク3B4の内周面の間に磁気ギャップ3B2が形成されている。
Explaining the structure of the sub-speaker arranged at the center of the
そして、メインスピーカの駆動部3Aから引き出された錦糸線33がフレーム4に取り付けられた接続端子7に接続されており、サブスピーカの駆動部3Bに一端が接続されるケーブル8の他端部が接続端子7に接続されている。ケーブル8はスピーカ装置1の中央貫通部(ボイスコイルボビン31とヨーク32Bの内側)を通ってフレーム4の背面側に引き出されて、フレーム4の背面側に取り付けられた接続端子7に接続されている。また、接続端子7には、信号出力源に至るケーブル9の端部が接続されている。これによって、信号出力源からの信号は、接続端子7を介して、メインスピーカの駆動部3Aとサブスピーカの駆動部3Bとの両方に供給されることになる。
Then, the
このようなスピーカ装置1において、フレーム4は、背面側にスピーカ装置1の底面と平行な段差面4A2を備え、段差面4A1上に、駆動部3に接続されるケーブル9を挟んで固定する一対の線状突起10(10A,10B)が形成されている。また、この段差面4A1上にケーブル9を接続する接続端子7が設けられている。
In such a
ここでスピーカ装置1の底面とは、駆動部3Aのヨーク32Bの底面を指しており、この面と平行になるようにフレーム4に段差面4A1が形成されている。そして、その段差面4A1上に形成される一対の線状突起10(10A,10B)は、その間隔が、ケーブル9を押し込んだときに適当な把持力が加わるようにケーブル9の常時太さより狭く形成されており、その間に押し込まれたケーブル9を適当な把持力で固定することができるものである。
Here, the bottom surface of the
この線状突起10(10A,10B)は、フレーム4が金属フレームの場合には、図4に示すように、打ち抜き成形によって形成することができる。この場合には、打ち抜かれた変形部分が段差面4A1の背面側に突出して線状突起10,10Bを形成し、打ち抜かれた部分に穴pが形成されることになる。線状突起10の形成はこれに限られるものではなく、例えばフレーム4が樹脂製の場合には型成形等で、アルミニウム製の場合には鋳型鋳造にて、一体成形することもできる。
When the frame 4 is a metal frame, the linear protrusion 10 (10A, 10B) can be formed by stamping as shown in FIG. In this case, the punched deformed portion protrudes to the back side of the step surface 4A1 to form the
このような実施形態によると、フレームの側部に窪んで形成される段差面4A1上の空間(デッドスペース)を利用して、ケーブルの配置スペースにすることができるので、ケーブル引き回し用のスペースを別途形成する必要が無くなり、フレーム4の背面側空間のスペース効率を向上させることができる。したがって、設置空間を大きく取れない車内の壁面等であっても容易にスピーカ装置を設置できる。 According to such an embodiment, the space (dead space) on the stepped surface 4A1 formed by being recessed in the side portion of the frame can be used as the cable placement space, so that the cable routing space can be reduced. It is not necessary to form it separately, and the space efficiency of the back side space of the frame 4 can be improved. Therefore, the speaker device can be easily installed even on a wall surface or the like in the vehicle where the installation space cannot be made large.
また、車等にスピーカ装置を取り付ける前に、スピーカ装置の背面側に水などが付着しないようレインカバー等が取り付けられる場合がある。この場合、例えば図1に示されるような、フレーム側面に係止部が形成されていると、例えばレインカバーを取り付けることが困難、又は取り付ける部分の制約が生じることになるが、上記のようなフレームの段差部に線状突起10を形成することで、容易にレインカバーを取り付けることが可能になる。
In addition, before attaching the speaker device to a car or the like, a rain cover or the like may be attached so that water or the like does not adhere to the back side of the speaker device. In this case, for example, as shown in FIG. 1, if the locking portion is formed on the side surface of the frame, for example, it is difficult to attach the rain cover or restrictions on the portion to be attached occur. By forming the
さらに、図1に示すような係止部をダンパ5の取り付け面となるフレームの段差部4A1に取り付けようとすると、係止部が大きいことで、ダンパ5をしっかりと取り付けるために必要な面積が確保できなくなる。逆にダンパ5をしっかりと取り付けようとすると、段差部4A1に係止部を形成することが困難になる。これに対して、線状突起10(10A,10B)はそれを形成するのに必要なスペースは小さくてすむので、段差部4A1において、ダンパ5の取り付け面を十分に確保しながら、ケーブル9を確実に固定することができる。 Further, when the locking portion as shown in FIG. 1 is to be attached to the stepped portion 4A1 of the frame which is the attachment surface of the damper 5, the area required for firmly attaching the damper 5 is large due to the large locking portion. Cannot be secured. On the other hand, if the damper 5 is firmly attached, it is difficult to form a locking portion in the stepped portion 4A1. On the other hand, since the linear protrusion 10 (10A, 10B) requires a small space for forming it, the cable 9 is secured while sufficiently securing the mounting surface of the damper 5 at the stepped portion 4A1. It can be fixed securely.
また、ケーブル9の固定は、線状突起10A,10B間の間隙にケーブル9を押し込むだけでよいので、簡易にケーブル9を固定することができ、また、片持ち状の固定片の場合に比べて強固な固定が可能になる。
Also, the cable 9 can be fixed simply by pushing the cable 9 into the gap between the
図5、図6及び図7は、前述した本発明の実施形態の変形例を示したものである。同一の部位に対しては同一符号を付して重複説明を省略する。 5, 6 and 7 show a modification of the above-described embodiment of the present invention. The same parts are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
図5に示す実施形態では、線状突起10C,10Dが、フレーム4の背面側に突出するだけでなく、フレーム4の前面側にも突出して形成されている。このようにフレーム4の前面側に形成された線状突起部10C,10Dは、ダンパ5をフレーム4に取り付ける際の位置決めの役目を担うことができる。
In the embodiment shown in FIG. 5, the
図6、図7に示した実施形態では、ケーブル8をフレーム4の背面側に引き出すのに際して、接続端子7とは異なる方向に引き出し、引き出されたケーブル8をフレーム4の背面側を引き回して接続端子7に導くようにしている。この際に、引き回されたケーブル8を段差面4A1上の線状突起10(10A,10B)で固定している。
In the embodiment shown in FIGS. 6 and 7, when the
このように、線状突起10で固定するケーブルは、接続端子7と信号出力源とを接続するケーブル9であってもよいし、サブスピーカの駆動部3Bと接続端子7とを接続するケーブル8であってもよい。
As described above, the cable fixed by the
すなわち、図2,3或いは図6,7に示したコアキシャル型のスピーカ装置の場合には、図2,3に示したようにサブスピーカの駆動部3Bに接続されるケーブル8を接続端子7側に引き出した場合には、接続端子7と信号出力源とを接続するケーブル9を線状突起10に固定することができ、図5,6に示すようにサブスピーカの駆動部3Bに接続されるケーブル8を接続端子7と逆側に引き出した場合には、このケーブル8自身を線状突起10に固定することができる。何れの場合にも、フレームの背面側でケーブルを引き回す必要があるコアキシャル型スピーカにおいて、ケーブルの引き回しスペースを効率よく確保することができ、簡易且つ確実にケーブルを固定することができる。さらに、ケーブルの他にコンデンサー等のネットワーク素子も必要に応じて固定することも可能である。
That is, in the case of the coaxial type speaker device shown in FIGS. 2, 3 or 6 and 7, as shown in FIGS. 2 and 3, the
また、これまでに示した実施形態では、段差面4A1上に接続端子7を設けており、ケーブル8又は9が線状突起10で固定される面と同一平面上に接続端子7を設けている。これによって、ケーブル8又は9を短い距離で接続端子7まで導くことができ、ケーブル余長を最小限に抑えることができることになり、更にケーブル8又は9の収納効率を高めることができる。
Moreover, in embodiment shown so far, the
図8は、本発明の他の実施形態を示す説明図(背面図)である。この実施形態は、基本構成は前述した実施形態と同様であるが(但し、サブスピーカは装備されていない)、駆動部3はデュアルボイスコイルを備え、一方のボイスコイルの接続端子(メイン端子)7Aと他方のボイスコイルの接続端子(中継端子)7Bが別位置に設けられ、一方の接続端子7Aと他方の接続端子7Bとを接続するケーブル11が線状突起10に固定されている。
FIG. 8 is an explanatory view (rear view) showing another embodiment of the present invention. In this embodiment, the basic configuration is the same as that of the above-described embodiment (however, the sub-speaker is not provided), but the
この実施形態では、駆動部3の図示省略されたボイスコイルボビンには2本のボイスコイルが巻き回されており、一方のボイスコイルが錦糸線を介してメイン端子となる接続端子7Aに接続され、他方のボイスコイルが錦糸線を介して中継端子となる接続端子7Bに接続されている。このように、錦糸線による引き出し方向を左右に振り分けることで、ボイスコイルボビンのバランスが、その振動方向に対して略垂直に保たれるようにしている。
In this embodiment, two voice coils are wound around a voice coil bobbin (not shown) of the
この際、信号出力源に接続されるケーブル(図示省略)はメイン端子である接続端子7Aに接続されることになるので、この信号を中継端子である接続端子7Bに送るためのケーブル11が必要になる。このケーブル11はフレーム4の背面に沿って引き回されることになるが、フレーム4に段差面4A1を形成し、この段差面4A1上に形成された線状突起10にケーブル11を固定することで、ケーブル11の引き回しスペースを効率よく確保することができ、簡易且つ確実にケーブル11を固定することができる。
At this time, since the cable (not shown) connected to the signal output source is connected to the connection terminal 7A as the main terminal, the
また、ここで、接続端子7A,7Bは共にケーブル11が固定される段差面4A1上に取り付けられているので、ケーブル11によって接続端子7A,7Bを短距離で接続することができ、ケーブル余長を最小限に抑えることができることになり、更にケーブル11の収納効率を高めることができる。
Here, since the connection terminals 7A and 7B are both mounted on the step surface 4A1 to which the
一方、線状突起10がフレーム4の段差面4A1に形成されているので、フレーム4の側面に線状突起10を形成した場合に比べて、フレーム4の強度低下を招くことが無く、フレーム4の十分な強度を得ることができる。よって、車の後方部等にスピーカ装置を搭載させた場合に、大きな衝撃が車に加わったとしても、フレーム4はほぼ変形することなく、高音質の再生音を発生することができる。
On the other hand, since the
本発明の実施形態に係るスピーカ装置の製造方法を説明すると、フレーム4の形成に特徴があり、フレーム4には、背面側にスピーカ装置の底面と平行な段差面4A1を形成し、段差面4A1上に、駆動部3に接続されるケーブルを挟んで固定する一対の線状突起10を形成する。ここで、フレーム4を金属板で形成する場合には、段差面4A1は、プレス成形によって形成することができ、同時に、線状突起10を打ち抜き成形で形成することができる。また、フレーム4を樹脂成型する場合には、型成形によって段差面4A1及び線状突起10を同時成型することができる。
The manufacturing method of the speaker device according to the embodiment of the present invention will be described. The frame 4 is characterized in that a step surface 4A1 parallel to the bottom surface of the speaker device is formed on the back side, and the step surface 4A1 is formed. On the top, a pair of
1 スピーカ装置
2 振動体
3 駆動部
4 フレーム
4A1 段差面
5 ダンパ
6 支持体
7 接続端子
8,9,11 ケーブル
10 線状突起
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記フレームは、背面側に前記スピーカ装置の底面と平行な段差面を備え、該段差面上に、前記駆動部に接続されるケーブルを挟んで固定する一対の線状突起を形成したことを特徴とするスピーカ装置。 A speaker device comprising a vibrating body, a driving unit that vibrates the vibrating body, and a frame that supports the vibrating body and the driving unit,
The frame has a step surface parallel to the bottom surface of the speaker device on the back side, and a pair of linear protrusions are formed on the step surface so as to fix the cable connected to the drive unit. A speaker device.
Priority Applications (1)
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JP2006292651A JP2008109576A (en) | 2006-10-27 | 2006-10-27 | Speaker equipment |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006292651A Pending JP2008109576A (en) | 2006-10-27 | 2006-10-27 | Speaker equipment |
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