JP2008108046A - トランザクション処理システムおよびトランザクション処理方法、ならびにそのプログラム - Google Patents

トランザクション処理システムおよびトランザクション処理方法、ならびにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】待機状態のトランザクションの中から常に最優先されるべきトランザクションを実行できるようにする。
【解決手段】送信サーバ101側で、伝送指示のトランザクションが発生する際に、業務種別と処理種別の情報を付加して、FIFO処理待ちキュー103に格納し、データ108を伝送する際に、単純なトラザクション発生順の時間的なFIFO処理ではなく、まず業務種別に応じたFIFO処理待ちキュー103内の優先順位を決定し、さらに処理種別で同じ業務種別のトランザクションの中での優先順位を決定する。これにより、FIFO処理待ちキューで待機状態のトランザクションの中から常に最優先に指示されるべきトランザクションが選択されて実行される。受信サーバ102は、伝送データ108を受信したならば、ファイル伝送ソフト111でリターンコード109を送信サーバ101に返送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、送信サーバから受信サーバへデータ伝送する際のデータ伝送ソフトの伝送完了コードを利用したシステム間連携のデータ整合性を保証する方法、ならびに優先度の概念を設けて、データの伝送順序を制御する転送処理装置側の機能を有するトランザクション処理システムおよび処理方法、ならびにそのプログラムに関する。
従来のファイル転送処理装置では、時系列でデータを作成した順に送信サーバから受信サーバに対してデータ伝送を実施していた。その後、受信サーバ側でデータを受信したことが確認されると、受信完了報告データを送信サーバ側へ送信する。
ファイル転送処理装置を使用したデータ連携の整合性確保における技術としては、例えば特開平06−332872号公報に記載のファイル転送におけるジョブ起動方式がある。
これは、送信側では、送信データファイルから送信データを読み込み、送信データファイルのファイル諸元および転送成功情報とを情報管理テーブルに登録した後、送信管理手段がジョブを起動している。また、受信側では、データ受信手段がデータを受信すると、データファイルに書き込み、受信データ書き込み手段が書き込み終了信号を送信し、受信データファイルのファイル諸元および転送成功情報を情報管理テーブルに登録し、ジョブを起動している。
特開平06−332872号公報
上記先願による方法では、送信側コンピュータと受信側コンピュータとが同期をとってジョブを起動することができ、運用効率の向上を図ることができる。
しかしながら、上記の方法では、送信元コンピュータから送信されるファイルの送信優先度について全く考慮されていないため、送信元コンピュータから受信側コンピュータへデータ伝送する際に、データの種別に関係なく単純なFIFO形式(先行読み込み先行書き込み形式)の伝送形態となってしまう。そのため、大量のデータを伝送する場合、受信側コンピュータにデータが反映されるまでに処理時間を要し、データ連携の即時性が阻害される可能性が生じる。
業務要件によっては、その時間差が大きければ大きいほど、システムを利用するユーザにとっては整合性が確保されていないのと同じことである。
(目的)
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決するため、送信元コンピュータで保持している処理待ちデータの中から優先度の高いデータを抽出して、このデータを優先的に受信側コンピュータへ送信することにより、待機状態のトランザクションの中から常に最優先されるべきトランザクションを実行できるようにしたトランザクション処理システムおよび処理方法、ならびにそのプログラムを提供することにある。
本発明のトランザクション処理方法は、伝送指示のトランザクションが発生する際に、業務種別と処理種別の情報を付加して、FIFO処理待ちキューに格納し、データを伝送する際に、単純なトラザクション発生順の時間的なFIFO処理ではなく、まず業務種別に応じたFIFO処理待ちキュー内の優先順位を決定し、さらに処理種別で同じ業務種別のトランザクションの中での優先順位を決定する。これにより、FIFO処理待ちキューで待機状態のトランザクションの中から常に最優先に指示されるべきトランザクションが選択されて実行される。
本発明によれば、1)伝送指示の処理にFIFOによる処理キューの考え方を利用して、送信対象データ抽出時の整合性を保証したこと、および、DBへの書き戻しをファイル転送ソフトからの完了コード『正常』の受信に同期して待たせるように実装したこと、ならびに、これによって、送信対象データの抽出、データの送信、完了コードの受信、DBへの『送信済』書き戻し、までを一連のトランザクションとする処理モデルを確立できたこと、が挙げられる。
また、2)FIFO処理を単純な発生順でなく、実際の業務要件で即時性を伴う処理から優先的に実行できるように実装したことが挙げられる。
なお、優先性をどのように規定するかは、システム毎の業務要件、運用要件に応じて調整可能である。システムによっては、多種多様な大量の業務データをリアルに他システムに連携する必要性が生じる。このような場合、比較的タイムラグが許される業務データとリアル性が必要な業務データとに分類し、優先度の重み付けを行う。これにより、利用するユーザにとって重要な業務を遅滞なく推進させることが期待できる。トランザクションが大量に発生するような時間帯に、特に大きな効果を見込むことができる。
図1は、本発明の一実施例に係るトランザクション処理システムの全体ブロックおよび処理の流れ図である。
本発明のトランザクション処理システムは、データを伝送する側の送信サーバ101と、ネットワーク110を経由してファイルを受信する側の受信サーバ102とで構成される。
処理装置は、FIFO処理待ちキュー103と、業務データファイル104と、ファイル伝送ソフト105とで構成される。FIFO処理待ちキュー103には、データ伝送に関係するトランザクションが蓄積される。トランザクションが実行されると、業務データファイル104から伝送対象となるデータを取り出し、ファイル伝送ソフト105によりネットワーク110を経由して受信サーバ102にデータを伝送する。なお、107は、送信サーバの端末であり、106はトランザクション処理であり、108は伝送されるデータである。
受信サーバ102は、伝送データ108を受信し、受信完了したことを示す完了フラグを送信するファイル伝送ソフト111から構成される。ファイル伝送ソフト111は、データ受信の結果をリターンコード109で送信サーバ101に返送する。
図2は、本発明におけるデータ連携整合性確保処理の概念を示す動作フローチャートである。
最初にデータ連隊に関係するトランザクションが発生する(201)。トランザクションの種別は、業務要件に応じて複数存在し、発生タイミングはスケジューラによるバッチ起動、ユーザによる手動起動を想定しており、同タイミングで同一の業務データファイルに伝送指示が掛かる可能性もある。
次に、発生したトランザクション毎に業務種別、優先条件の情報を付加してFIFO処理キュー103に格納する(202)。トランザクション情報取出しを実行するトランザクション処理装置106は、トランザクション処理そのものの実行を制御するための管理テーブル(図4参照)を備えており、FIFO処理待ちキュー103に複数格納されたトランザクションを一件ずつ順番に実行していく仕組となっている(203)。
処理されるトランザクションが確定したならば、トランザクション開始となる(204)。220は、図1におけるファイル伝送ソフト105の概略全体フローであって、まず業務データファイル104から伝送対象となるデータの抽出を行い(205)、送信用に定められた所定のフォルダに伝送データを作成する(206)。ファイル伝送ソフト220は、伝送データ作成を契機に、受信サーバ102に対して伝送データの送信を行う(207)。受信サーバ102は、ネットワーク110を経由して伝送データの受信を行う(208)。
この際、ファイル伝送ソフト105は、送受信が正常に完了したか否かのファイル伝送リターンコードを送信サーバ101に送信する(209)。
トランザクションは、ファイル伝送リターンコードを受信するまで処理待機状態となり、リターンコードの受信をもってトランザクション終了となる(210)。リターンコードが正常に受信されたケースでは、業務データを受信サーバ102が正常に受信できたものとし、送信済フラグ更新処理(211)で該当業務データを伝送済とする。これにより、同一のデータファイルが再び送信されることが無いようにする。
一方、リターンコードを異常で受信したケースでは、業務データ108が受信サーバ102に正常に連携されなかったものとし、そのままトランザクション終了となる(212)。
トランザクションが終了すると、待機状態となっている次のトランザクションが処理対象となる(203)。受信サーバ102からのファイル伝送リターンコード受信が完了するまで、次のトランザクションを実行させないように制御することで、同一のデータの二重送信や欠落などのサーバ間でのデータ不整合を防止することを可能としている。
図3は、図2におけるトランザクション情報取出し部分の概念を示すフローチャートである。
図2におけるトランザクション情報取出し(203)は、本システムが保有する巡回バッチが起動されたときに(301)実行される。この巡回バッチは、一定の時間間隔で起動され、起動される度にFIFO処理待ちキュー103から処理待ちトランザクションが存在しているか否かを参照する(302)。処理待ちトランザクションが存在しない場合、巡回バッチは処理を終了して(306)、一定時間の待機状態に入る。
一方、処理待ちトランザクションが存在する場合には、巡回バッチはその瞬間FIFO処理待きキュー103に格納されている全てのサランザクションを処理対象として順次実行していく仕掛けとなっている。
トランザクションを実行する順序性については、処理待ちトランザクション全体の中で業務種別、処理種別の情報から優先度の判定を行う(303)。
優先度に応じてトランザクションの処理順を決定したならば(304)、順次一連のトランザクションを実行していく(307)。全てのトランザクションが終了したならば(308)、一度巡回バッチ終了となり(306)、一定時間経過後、再びFIFO処理待ちキュー103からトランザクション情報を参照し(302)、処理待ちトランザクションの有無を判断することになる。これらの処理を繰り返し続ける。
大規模なデータ量を扱うようなシステムで、伝送に時間を要するようなケースでも、優先度の高いトランザクション処理から実行される。巡回バッチ終了(306)から起動(301)までの時間間隔は自由に変更可能である。間隔を短くすることで、一回の処理で対象となるトランザクション量を抑制することになり、優先度の高いトランザクション処理がより実行され易くなる。
図4は、本発明の実施例1に係る処理トランザクション管理テーブルのデータ構成図である。
処理トランザクション管理テーブルは、図1におけるトランザクション処理装置106に備えられている。テーブルには、トランザクション処理の項目名とその内容が登録されている。例えば、項目名が処理IDの内容は、トランザクションを一意に定めるキー情報であり、トランザクションIDの内容は処理トランザクションのIDである。また、業務種別の内容は、業務上の優先度に応じたカテゴリを示すものである。また、処理種別の内容は、伝送処理の手段を示すもの、例えばユーザによる指示、バッチスケジューラ起動などである。
図5は、本発明の実施例1に係るトラザクションの処理順序を示すテーブルの構成図である。
このテーブルは、業務データファイル104に登録されている。
ここでは、4件のトランザクションが同時に登録された際の処理順序の決定を示している。すなわち、業務種別、処理種別が共に1のものは優先度が高いものであり、次に業務種別が1で処理種別が2のものが次に優先度が高く、業務種別が2で処理種別が1のものはその次の優先度を有し、共に2のものは優先度が低いものとする。すなわち、処理ID=1,2,3,4のものが図示のような優先度のときには、1→4→2→3の順に処理実行される。
図6は、本発明の実施例1に係る送信サーバの処理フローチャートである。
本実施例は、図5に示すテーブルに従って処理をする場合である。
データ抽出が開始されると(401)、まずFIFO処理待ちキュー103にアクセスし(402)、業務種別と処理種別が共に1のものが存在するか否かを判別する(403)。共に1のものが存在すれば、そのトランザクションを全て抽出し(404)、抽出した全トランザクションで伝送データを作成する(411)。すなわち、共に1のものが複数あれば、まとめてデータを作成する。そして、作成した伝送データを送信する(412)。
受信サーバ102で受信され、ファイル伝送リターンコードが返送されてくると、これを受信し(413)、そのファイル伝送リターンコードが正常か否かを判別する(414)。正常であれば、送信済フラグを更新し(415)、業務データファイル104にアクセスして、ファイルの内容を更新し(416)、FIFO処理待ちキュー103内のトランザクションが全て終了したか否かを判別する(417)。終了していれば、トランザクション情報取出しを終了する(418)。未だ残っていれば、ステップ402に戻って、FIFO処理待ちキュー103にアクセスし(402)、業務種別と処理種別が共に1のものが存在するか否かを判別する(403)。
業務種別と処理種別が共に1のものが存在しない場合には、業務種別が1で、かつ処理種別が2のものが存在するか否かを判別し(405)、存在すれば、トランザクションを抽出し(406)、抽出した全トランザクションで伝送データを作成する(411)。
また、存在しなければ、業務種別が2で、処理種別が1のものが存在するか否かを判別し(407)、存在すれば、トランザクションを抽出し(408)、抽出した全トランザクションで伝送データを作成する(411)。存在しなければ、次に業務種別と処理種別が共に2のものが存在するか否かを判別し(409)、存在すれば、トランザクションを抽出し(410)、抽出した全トランザクションで伝送データを作成する(411)。
図7は、本発明の実施例2に係る業務種別内訳テーブル(テーブル1)のデータ構成図であり、図8−A、図8−Bは、同じく実施例2に係る業務種別ごとの優先度内訳テーブル(トランザクション・テーブル2)のデータ構成図である。
本実施例2においては、図7に示すように、業務種別が1〜5だけ存在する。すなわち、トランザクションIDがTR0001は業務種別1、TR0004は業務種別2、TR0005は業務種別3、TR0006は業務種別4、TR0007は業務種別5に対応付けられている。また、図8−A,図8−Bに示すように、それぞれのトランザクションは別テーブルで業務種別ごとの優先度を持っている。また、処理種別1または2が登録されている。なお、図8−A,図8−Bのみを示したが、実際には、業務種別3,4,5についてもトランザクション・テーブル3〜5が配置されている。
処理待ちトランザクションの業務種別をプログラムが見て、優先順位が〔1〕のものは図8−A,Bの場合には、登録時刻順に優先度を付加しているので、1つしか存在しないが、複数存在しても差し支えない。このように、各業務種別の中で一番最初に処理するトランザクションをそれぞれ抽出してきて、それらを順に送信する。抽出してきたトランザクションの送信は、一回ごとにリターンコードを待ってから送信するのではなく、抽出したトランザクションは全部一度に送信する。
受信サーバ102からのリターンコードは、トランザクションを識別できる信号である。
送信サーバ101では、リターンコードが帰ってきたトランザクション(正常なトランザクション)のみについて処理する。
図9は、本発明の実施例2に係る送信サーバの処理フローチャートである。
データ抽出が開始されると(501)、FIFO処理待ちキュー103にアクセスし(502)、業務種別1〜5の中のどれを選択するかを判別する(503)。業務種別1〜5のうちの1つが選択されると、選択した業務種別の優先度と処理種別とが共に1であるトランザクションが存在するか否かを判別し(504)、存在したならば、共に1のトランザクションを抽出する(520)。図8−A,図8−Bの場合には、共に1のトランザクションは1つしかないが、同じ優先度を複数個に割り当てることも可能であるので、その場合には共に1のものが複数個存在することになる。
次に、抽出した全トランザクションで伝送データを作成する(521)。そして、伝送データを送信する(522)。受信サーバ102が伝送データを受け取り、ファイル伝送リターンコードを返送してきたならば、これを受信する(523)。受信したファイル伝送リターンコードが正常か否かを判別する(523)。正常であれば、送信済フラグを更新し(525)、業務データファイル104にアクセスして、ファイルの内容を更新する(526)。リターンコードが正常でない場合、および、ファイルを更新した場合には、処理待ちトランザクションの抽出が全て終了したか否かを判別する(527)。終了したならば、トランザクション情報取出しを終了する(528)。なお、処理待ちトランザクションの抽出が未だ残っている場合には、ステップ502に戻り、FIFO処理待ちキュー103にアクセスする。
一方、ステップ504の判別において、選択した業務種別の優先度と処理種別が共に1のものが存在しなかった場合には、同じ業務種別の優先度が1で、かつ処理種別が2のものが存在するか否かを判別する(505)。存在すれば、1以上のトランザクションを抽出し(506)、抽出した全トランザクションで伝送データを作成する(521)。
また、優先度1、処理種別2のものが存在しなかった場合には(505)、次に優先度が2で、かつ処理種別が1のものが存在するか否かを判別し(507)、存在すれば、1以上のトランザクションを抽出し(508)、抽出した全トランザクションで伝送データを作成する(521)。
また、優先度2、処理種別1のものが存在しなかった場合には(507)、次に優先度と処理種別が共に2のものが存在するか否かを判別し(509)、存在すれば、1以上のトランザクションを抽出し(510)、抽出した全トランザクションで伝送データを作成する(521)。また、優先度と処理種別が共に2のものが存在しなかった場合には(509)、図示省略されているが、優先度3で、かつ処理種別1のものが存在するか否かを判別し、存在すれば、抽出する。また、存在しなかった場合には、優先度3で、かつ処理種憩2のものが存在するか否かを判別する。存在しなかった場合には、優先度4で処理種別1のものが存在するか否か、次に優先度4で処理種別2のものが存在するか否かを、それぞれ判別し、存在すれば、トランザクションを抽出し、抽出した全トランザクションで伝送データを作成する(521)。存在しなければ、処理待ちトランザクションが全て終了であるか否かを判別する(527)。なお、図8−A,図8−Bでは、業務種別ごとの優先度を1〜4に割り付けたが、さらに1〜5以上の優先度を割り付けることもできる。
本実施例によれば、優先度の高い業務種別が複数業務あるときにも、その中の1つの業務が処理できなくても、別の業務を実行することができるので、全体の処理時間が短くなる、という効果を期待できる。
また、本発明においては、図5(実施例1)の業務種別または処理種別の数字の変更、および、図8−A,図8−B,・・・の優先度または処理種別の数字の変更を行うことにより、データ伝送処理順序を動的に変更することが可能である。
なお、図3,図6または図9の処理フローの手順をプログラムに変換し、変換されたプログラムをCD−ROMなどの記録媒体に格納しておくことにより、記録媒体をトランザクション処理装置106のコンピュータに装着し、プログラムをコンピュータにインストールして実行させるだけで、本発明を容易に実現することが可能である。また、ネットワークを経由して、このプログラムを他のコンピュータにダウンロードする処理を繰り返すことにより、このプログラムの汎用化も可能である。
本発明の一実施例に係るトランザクション処理システムの全体構成および処理の流れ図である。 本発明におけるデータ連携整合性確保の概念図である。 本発明におけるトランザクション情報取り出し処理のフローチャートである。 本発明の一実施例に係る処理トランザクション管理テーブルのデータ構成図である。 本発明の実施例1に係るトランザクション優先度テーブルのデータ構成図である。 本発明の実施例1に係る送信サーバの処理フローチャートである。 本発明の実施例2に係る業務種別内訳を示すテーブル1のデータ構成図である。 本発明の実施例2に係る業務種別1の優先度を示すトランザクション・テーブル1のデータ構成図である。 同じく実施例2に係る業務種別2の優先度を示すトランザクション・テーブル2のデータ構成図である。 本発明の実施例2に係る送信サーバの処理フローチャートである。
符号の説明
101 送信サーバ
102 受信サーバ
103 FIFO処理待ちキュー
104 業務データファイル
105 ファイル伝送ソフト(送信側)
106 トラザクション処理ソフト
107 送信サーバ端末
108 伝送データ
109 リターンコード
110 ネットワーク
111 ファイル伝送ソフト(受信側)
201 トランザクション発生
202 トランザクション情報格納
203 トランザクション情報取出し
204 トランザクション開始
205 データ抽出
206 伝送データ作成
207 伝送データ送信
208 伝送データ受信
209 ファイル伝送リターンコード送信
210 ファイル伝送リターンコード受信
211 送信済フラグ更新
212 トランザクション終了
220 送信側ファイル伝送ソフト

Claims (7)

  1. 送信サーバでは、発生したトランザクションごとに業務種別、処理の優先条件の情報を付加して、FIFO処理待ちキューに蓄積し、
    処理待ちトランザクションの中で、業務種別、処理種別の情報から優先度を判定し、
    優先度に従って処理されるトランザクションが確定したならば、業務データファイルから伝送対象となるデータを抽出し、送信用に定められた所定のフォルダに伝送データを作成し、
    ファイル伝送手段により受信サーバに対してネットワークを経由して前記伝送データを送信し、
    該受信サーバでは、伝送データを受信し、ファイル伝送手段により送受信が正常に完了したか否かのファイル伝送リターンコードを前記送信サーバに送信し、
    該送信サーバは、該ファイル伝送リターンコードを正常受信することで、トランザクション終了とし、送信済フラグを更新するとともに、待機状態となっている次のトランザクションを処理対象とすることを特徴とするトランザクション処理方法。
  2. トランザクション処理手段は、それぞれ優先順序を持つ業務種別と処理種別を付加したトランザクションを蓄積したFIFO処理待ちキューにアクセスし、
    業務種別と処理種別が共に最優先度のトランザクションが存在するか否かを判定し、
    存在すれば、条件に合致した全てのトランザクションを抽出し、
    抽出した全トランザクションで伝送データを作成し、
    受信側に該伝送データを送信し、
    該受信側からファイル伝送リターンコードを受信したならば、該ファイル伝送リターンコードが正常であるか否かを判別し、
    正常であれば、前記FIFO処理待ちキューにアクセスして、次の優先度のトランザクションが存在するか否かを判定して、順次同じ処理を実行することを特徴とするトランザクション処理方法。
  3. 請求項2に記載のトランザクション処理方法において、
    前記FIFO処理待ちキューには、複数の業務種別のトランザクションが蓄積され、該トランザクションは業務種別ごとの優先度、および優先順位が定められた処理種別を有し、
    前記トランザクション処理手段は、まず選択された業務種別の最優先の優先度で、かつ最優先の処理種別を有するトランザクションを抽出し、次に、業務種別の次に優先する優先度で、かつ最優先の処理種別を有するトランザクションを、その次に、業務種別の同じ優先度でかつ次に優先する処理種別を有するトランザクションを、以下、順次、優先度の低いトランザクションを抽出して、処理することを特徴とするトランザクション処理方法。
  4. 請求項2または3に記載のトランザクション処理方法において、
    前記トランザクション処理手段は、トランザクションを識別する識別子と、それぞれ優先順位が定められた業務種別および処理種別が登録された優先度テーブル、または、複数の業務種別ごとに、優先度および優先順位が定められた処理種別が登録された業務種別ごとの優先度テーブルを備え、該テーブルに登録された優先度の数字を変更することにより、データ伝送処理順序を動的に変更させることを特徴とするトランザクション処理方法。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載のトランザクション処理方法において、
    前記トランザクション処理手段は、前記FIFO処理待ちキューにアクセスして、該にら処理待ちキューに蓄積されているトランザクションの優先順位が同一のものが複数存在する場合には、それらを全て抽出し、ファイル伝送リターンコードを受信したならば、それらを順に連続して送信することを特徴とするトランザクション処理方法。
  6. 発生したトランザクションごとに業務種別、処理の優先条件の情報を付加して蓄積するFIFO処理待ちキューと、
    各業務種別のデータファイルを蓄積する業務データファイルメモリと、
    処理待ちトランザクションの中で、業務種別、処理種別の情報から優先度を判定し、優先度に従って処理されるトランザクションが確定したならば、業務データファイルから伝送対象となるデータを抽出し、送信用に定められた所定のフォルダに伝送データを作成すファイル伝送リターンコードを正常受信することで、前記トランザクションの処理終了とし、該トランザクションに付加された送信済フラグを更新するトランザクション処理手段と、
    受信サーバに対してネットワークを経由して前記伝送データを送信するファイル伝送手段とを有する送信サーバ、ならびに、
    該伝送データを受信し、前記ファイル伝送手段により送受信が正常に完了したか否かのファイル伝送リターンコードを前記送信サーバに送信する受信サーバ
    を具備することを特徴とするトランザクション処理システム。
  7. 送信サーバのコンピュータに、発生したトランザクションごとに業務種別、処理の優先条件の情報を付加して、FIFO処理待ちキューに蓄積する手順、処理待ちトランザクションの中で、業務種別、処理種別の情報から優先度を判定する手順、優先度に従って処理されるトランザクションが確定したならば、業務データファイルから伝送対象となるデータを抽出する手順、送信用に定められた所定のフォルダに伝送データを作成する手順、受信サーバに対してネットワークを経由して前記伝送データを送信する手順、該受信サーバからファイル伝送リターンコードを受信する手順、受信したファイル伝送リターンコードが正常であれば、トランザクション終了とし、送信済フラグを更新する手順を、それぞれ実行させるためのトンザクション処理プログラム。
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