JP2008105730A - Cap with pilfer-proof band - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、主に、注出口の口部に螺着自在に係合されたキャップ本体と、初期開封時、前記キャップ本体の不正開封を防止するためのピルファープルーフバンドとが一体に形成された、誤飲防止用のピルファープルーフバンド付きキャップに関する。 The present invention mainly includes a cap body that is screwably engaged with the mouth of the spout, and a pilfer proof band that prevents unauthorized opening of the cap body during initial opening. Further, the present invention relates to a cap with a pill fur proof band for preventing accidental ingestion.
従来より、図18(a)に示すような、携帯用の飲料や食品などに好適に用いられる、注出口4の口部に螺着自在に係合されたキャップ本体1と、初期開封時に前記キャップ本体1の不正開封を防止するためのピルファープルーフバンド2とが一体に形成された、ピルファープルーフバンド付きキャップ3を備えた包装体10が知られている。特に、前記キャップ本体1の下方には、流通段階での不正開封を防止するため、ピルファープルーフバンド2が一体に形成されており、初期開封後、キャップ本体1から分離したピルファープルーフバンド2が注出口4の下方へと落下するため、商品開封の有無を判別する不正開封防止の効果を奏することが可能である(例えば、特許文献1、特許文献2)。
Conventionally, as shown in FIG. 18 (a), the
しかしながら、開封後のキャップ本体1は、図18(b)に示すように、指先でつまめる程度の大きさからなり、また、キャップ1を回動させる簡単な操作で、キャップ1を取り外すことができるために、子供がキャップ1を誤って口内へと飲み込んでしまう恐れがある。特に、乳幼児は、一旦手にしたものを何でも口に入れてしまう傾向があり、このため、14歳までの子供の使用のために設計された筆記用具のキャップのJIS規格などの、子供の誤飲による窒息の危険性に対する安全要件の日本工業規格(JIS S6060−1996)が定められている。
However, as shown in FIG. 18B, the
そして、この場合の一例としては、キャップ本体の長手方向に沿って通気面積を6.8mm2以上の断面積をもつ空気流路がなければならないなど、誤飲防止のためのさまざまな規格が設けられている。また、誤飲防止用スケール(特許文献3)や、キャップに苦味催吐剤を塗布した誤飲防止用の筆記具(特許文献4)など、乳幼児の誤飲防止のための様々な製品が提案されている。 As an example of this case, various standards for preventing accidental ingestion are provided, such as an air flow path having a cross-sectional area of 6.8 mm 2 or more along the longitudinal direction of the cap body. It has been. In addition, various products for preventing accidental ingestion of infants such as a scale for preventing accidental ingestion (Patent Document 3) and a writing instrument for preventing accidental ingestion by applying a bitter emetic to the cap (Patent Document 4) have been proposed. Yes.
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、主に携帯用の飲料や食品などに好適に用いられる、注出口の口部に螺着自在に係合されたキャップ本体と、初期開封時に前記キャップ本体の不正開封を防止するためのピルファープルーフバンドとが一体に形成された、ピルファープルーフバンド付きキャップを備えた包装体において、キャップ本体を誤って飲み込んでしまうことがない、ピルファープルーフバンド付きキャップを提供することである。 The present invention has been made to solve such problems, and is a cap that is suitably used mainly for portable beverages, foods, and the like, and is engaged with a mouth of a spout so as to be freely screwed. In a package with a cap with a pilfer proof band, in which a main body and a pilfer proof band for preventing unauthorized opening of the cap body at the time of initial opening are integrally formed, the cap body is accidentally swallowed It is to provide a cap with a pilfer proof band.
そこで、これらの課題を解決するため、本発明の請求項1記載の発明は、注出口の口部に螺着自在に係合されたキャップ本体と、初期開封時、前記キャップ本体の不正開封を防止するためのピルファープルーフバンドとが一体に形成された、ピルファープルーフバンド付きキャップにおいて、前記キャップ本体に、上面視で略円形状の円盤からなる誤飲防止部材を形成したことを特徴とする、ピルファープルーフバンド付きキャップである。
Accordingly, in order to solve these problems, the invention according to
また、請求項2記載の発明は、前記誤飲防止部材は、上面視で前記円盤の内側を切り欠いた内切欠部を有することを特徴とする、ピルファープルーフバンド付きキャップである。
Further, the invention according to
また、請求項3記載の発明は、前記誤飲防止部材は、上面視で前記円盤の外側を切り欠いた外切欠部を有することを特徴とする、ピルファープルーフバンド付きキャップである。
Further, the invention according to
また、請求項4記載の発明は、前記切欠部は、前記キャップ本体の側面に達することを特徴とする、ピルファープルーフバンド付きキャップである。
The invention according to
また、請求項5記載の発明は、前記誤飲防止部材は、前記円盤の少なくとも一部が垂直に起立した起立部を有することを特徴とする、ピルファープルーフバンド付きキャップである。
The invention according to
また、請求項6記載の発明は、前記誤飲防止部材は、上面視左右対称形状であることを特徴とする、ピルファープルーフバンド付きキャップである。
The invention according to
また、請求項7記載の発明は、前記誤飲防止部材は、前記キャップ本体に形成されたローレットの下部に形成されることを特徴とする、ピルファープルーフバンド付きキャップである。
The invention according to
また、請求項8記載の発明は、前記誤飲防止部材は、上面視で最大直径が30mm〜50mmの範囲であることを特徴とする、ピルファープルーフバンド付きキャップである。
The invention according to
本発明の請求項1記載の発明は、注出口の口部に螺着自在に係合されたキャップ本体と、初期開封時、前記キャップ本体の不正開封を防止するためのピルファープルーフバンドとが一体に形成された、ピルファープルーフバンド付きキャップにおいて、前記キャップ本体に、上面視で略円形状の円盤からなる誤飲防止部材を形成したことを特徴とするから、キャップ本体の誤飲を確実に防止することが可能である。 According to the first aspect of the present invention, there is provided a cap main body that is screwably engaged with a spout mouth portion, and a pilfer proof band for preventing unauthorized opening of the cap main body at the time of initial opening. In the cap with a pilfer proof band formed integrally, the cap body is formed with an accidental ingestion prevention member made of a substantially circular disk in top view, so that the cap body can be reliably swallowed. It is possible to prevent.
また、請求項2記載の発明は、前記誤飲防止部材は、上面視で前記円盤の内側を切り欠いた内切欠部を有することを特徴とするから、キャップ本体の誤飲防止とともに、キャップを開封しやすい効果がある。さらには、万が一キャップ本体を口内に入れても、内切欠部が通気孔の役割をするため、より高い安全性を確保することが可能である。
Further, the invention according to
また、請求項3記載の発明は、前記誤飲防止部材は、上面視で前記円盤の外側を切り欠いた外切欠部を有することを特徴とするから、キャップ本体の誤飲防止とともに、キャップを開封しやすい効果がある。
In addition, the invention according to
また、請求項4記載の発明は、前記切欠部は、前記キャップ本体の側面に達することを特徴とするから、キャップ本体の成形時において、前記誤飲防止部材がたわむ程度の強度的な余裕が生じるため、誤飲防止部材とキャップ本体とを一体に成形しやすくなる効果がある。
Further, the invention according to
また、請求項5記載の発明は、前記誤飲防止部材は、前記円盤の少なくとも一部が垂直に起立した起立部を有することを特徴とするから、キャップ本体の開封時、指先に起立部がフィットして、さらにキャップ本体の開封をしやすい効果がある。
Further, the invention according to
また、請求項6記載の発明は、前記誤飲防止部材は、上面視左右対称形状であることを特徴とするから、キャップ本体を注出口へと螺着する際に、任意の位置でキャップ本体が固定されても前記誤飲防止部材の形状が常に略一定に保たれる効果がある。
Further, the invention according to
また、請求項7記載の発明は、前記誤飲防止部材は、前記キャップ本体に形成されたローレットの下部に形成されることを特徴とするから、従来の巻き締め装置を用いて注出口へのキャッピングが可能であるため、通常の設備を用いることが可能である。さらには、従来同様ローレット部分をつまんでキャップの開封を行なうことが可能である。
The invention according to
また、請求項8記載の発明は、前記誤飲防止部材は、上面視で最大直径が30mm〜50mmの範囲であることを特徴とするから、特に、乳幼児に対して確実に誤飲を防ぐ効果がある。
In addition, the invention according to
本発明に係るピルファープルーフバンド付きキャップ3(キャップ3)を備えた包装体10の一例としては、図1に示すように、包装体5(ガゼット型パウチ5)の内部から上方にかけて形成された注出口4と、該注出口4の口部にキャップ本体1およびピルファープルーフバンド2からなるピルファープルーフバンド付きキャップ3を装着した、ピルファープルーフバンドキャップ付き包装体10(包装体10)が挙げられる。前記包装体5としては、ガゼット型パウチ限らず、四方シール形式のパウチや、スタンドパウチや、ピロー袋など、注出口4の取り付けが可能であれば包装体5の種類や形状は限定されるものではない。
As an example of the
そして、前記包装体10の初期開封時には、キャップ本体1若しくはキャップ本体1に形成された誤飲防止部材7をつかみ、開封方向へと回動することにより、図2に示すように、キャップ本体1とピルファープルーフバンド2とが分離して、キャップ本体1のみを取り外すことが可能である。このとき、ピルファープルーフバンド2が注出口4の下方へと落下することにより、初期開封が行なわれたことを容易に認識することが可能であり不正開封防止の効果がある。
And at the time of the initial opening of the said
特に、取り外したキャップ本体1には、略円盤形状からなる誤飲防止部材7が形成されており、キャップ本体1を誤って口に入れても、喉口内に達することのない誤飲防止の効果を奏することが可能である。また、前記誤飲防止部材7は、後述する様々な形状を有することにより誤飲防止の効果のみならず、キャップ本体の開封性を向上させることが可能である。
In particular, the removed
以下に、本発明のピルファープルーフバンド付きキャップ3の構成および該キャップ3を取り付けるための注出口4の構成を説明する。
Below, the structure of the
まず、本発明のピルファープルーフバンド付きキャップ3の構成について説明する。
本発明のピルファープルーフバンド付きキャップ3の一例としては、図3(a)(b)に示すように、キャップ本体1とピルファープルーフバンド2とが一体に成形されたピルファープルーフバンド付きキャップ3であって、前記キャップ本体1の下方において、誤飲防止部材7がキャップ本体1と一体に成形されている。
First, the structure of the
As an example of the
前記キャップ本体1の内部には、後述する、キャップ本体1を注出口4のネジ部42へと螺着するためのネジ溝12が形成され、キャップ本体1の外側には、キャップ開封時にキャップ本体をつかむ指先がすべることを防止するための、複数の突起からなるローレット13がキャップ本体1の外周にわたって形成されている。
A
前記キャップ本体1と前記ピルファープルーフバンド2とは、キャップ本体1の下方に形成された連結部材15と、ピルファープルーフバンド2の上方に形成された連結部材25とにより一体に連結されており、後述する、キャップ本体1の回動に伴い、連結部材15、25が破断して、キャップ本体1とピルファープルーフバンド2とが分離される構成である。
The
特に、キャップ本体1の前記ローレット13の下方部分には、水平方向へと略円盤形状からなる誤飲防止部材7が延設されており、これによりキャップ本体1の見かけ上の直径が大きく形成されている。さらに、前記誤飲防止部材7は、図4(a)に示すように、上面視円形状の円盤(図中点線円部分)の外側部分を切り欠いた外切欠部8および前記円盤の内側部分を切り欠いた内切欠部6からなる切欠部6,8が形成されており、上面視で略花形状かつ側面視で略−形状を有している。
In particular, an accidental
このように、誤飲防止部材7は、円盤の外側および内側の一部を切り欠いた切欠部6、8を形成することにより、ピルファープルーフバンド付きキャップ3の開封時において、誤飲防止部材7の切欠部6、8に指先を挿入もしくは当接させて、キャップ3の回動を少ない力で容易に行なうことが可能である。
Thus, the accidental
すなわち、キャップ本体1の外周に形成されたすべり止めのローレット13を指先でつまみキャップ本体1を回動させる従来の開封方法では、ローレット13の複数の突起が指先にくいこんで指先を痛めることがあり、また、キャップ本体1の回動時、ローレットをつまむ指先が滑ってしまいキャップの開封が困難な場合がある。
本発明のピルファープルーフバンド付きキャップ3においては、キャップ本体より大きな直径を有する略円盤状の前記誤飲防止部材7をつまみキャップ本体1を回動させることにより、大きな回転モーメントを得ることが可能であり、少ない回転力で大きな回転トルクを発生させることが可能である。よって、キャップ本体1に形成された誤飲防止部材7をつまんで開封操作を行なうことにより、キャップ本体1の開封を少ない力で容易に行なうことが可能である。
That is, in the conventional opening method of turning the
In the
さらには、キャップの回動時、前記誤飲防止部材7の外側に形成された外切欠部8の凹部分に指先がフィットするため、キャップ3の回動に伴い指先が滑ることなく、キャップ3を強固に把持して回動させることが可能である。また、前記誤飲防止部材7の内側に形成された内切欠部6へと指先を挿入してもよく、さらにキャップ本体1を強固かつ確実に回動させることが可能である。
Furthermore, since the fingertip fits into the concave portion of the
また、前記誤飲防止部材を、前記キャップ本体に形成されたローレットの下部に形成することにより、従来の巻き締め装置を用いて注出口へのキャッピングが可能であるため、通常の設備を用いることが可能である。さらには、従来同様ローレット部分をつまんでキャップの開封を行なうことが可能である。 In addition, by forming the accidental ingestion prevention member at the lower part of the knurling formed in the cap body, it is possible to capping the spout using a conventional winding device, so use normal equipment. Is possible. Furthermore, it is possible to open the cap by pinching the knurled portion as in the prior art.
次に、前記ピルファープルーフバンド付きキャップ3を装着する注出口4の構成について説明する。
注出口4の一例としては、図5に示すように、図示しない包装体5の上方に露出する部分である、円筒状の口部41と、該口部41の側面に形成されたネジ部42と、該ネジ部42の下方に形成された凸リング43と、該凸リング43の下方に形成された、板形状の複数のフランジ部45とを有し、また、包装体5の内部に位置する、前記フランジ部45の下方に形成された接着基部46と、該接着基部46より下方に形成された吸入ガイド47と、該吸入ガイド47の下方に形成された閉塞防止部48とを有し、縦長形状の注出口4を形成している。
Next, the structure of the
As an example of the
そして、このような注出口4に、本発明の前記ピルファープルーフバンド付きキャップ3を装着すると、図6に示すように、キャップ本体1のネジ溝12と注出口4のネジ部42とが互いに螺着するとともに、ピルファープルーフバンド2の下方に形成された凸形状の凸部21が、前記注出口4の凸リング43の下方に当接する。特に、キャップ本体1とピルファープルーフバンド2とは、前記連結部材15,25を介して一体に形成されており、これによりピルファープルーフバンド2と注出口4のフランジ45との間に隙間Sが形成される。よって、キャップ本体1が初期開封前の状態であることを示すピルファープルーフ性を奏することが可能である。
When the
そして、商品購入後の初期開封時において、ピルファープルーフバンド付きキャップ3の前記誤飲防止部材7を把持して開封方向(矢印の方向)へと回動することにより、キャップ本体1が上方へと移動するとともにピルファープルーフバンド2との連結部材15,25が破断して、図7に示すように、キャップ本体1とピルファープルーフバンド2とが分離するとともに、ピルファープルーフバンド2が注出口4のフランジ45上へと落下して、キャップ本体1を取り外すことが可能である。
And at the time of the initial opening after purchase of goods, the cap
特に、ピルファープルーフバンド付きキャップの開封時において、前記誤飲防止部材7の外切欠部9に指先をかけ、もしくは内切欠部6に指先を挿入して、キャップ3を回動することにより、少ない力でもって大きな回動トルクを生じさせて、容易にキャップ3を回動せしめキャップ本体1を開封することが可能である。
In particular, when opening the cap with the pilfer proof band, by putting the fingertip on the
また、開封後のキャップ本体1は、図8(a)(b)に示すように、キャップ本体1に形成された誤飲防止部材7により、キャップ本体1の見かけ上の大きさが増すため、誤って口内に入れても、大きな略円盤形状からなる誤飲防止部材7によりキャップ本体1が喉口まで達することを防ぐ誤飲防止の効果がある。さらには、万が一キャップ本体1を口内に入れても、前記誤飲防止部材7に形成された内切欠部6が空気の通気孔となるため、より高い安全性を確保することが可能である。
Moreover, since the cap
以上のように、本発明のピルファープルーフバンド付きキャップ3は、キャップ本体1に形成された上面視で略円形状の円盤からなる誤飲防止部材7を形成し、該誤飲防止部材7の一部を切り欠いた内切欠部6および外切欠部8を形成する簡単な構成により、キャップ本体の見かけ上の直径を大きく形成してキャップ本体1の誤飲を防止することが可能である。
As described above, the
また、キャップ3の回動時に、前記誤飲防止部材7をつかんでキャップ本体を回動することにより、少ない力でもって容易にキャップ本体1を開封することが可能である。さらには、誤飲防止部材の内切欠部や外切欠部に指を当接もしくは挿入することにより、より簡単にキャップ3の開封を行なうことが可能である。
Further, when the
上記例では、誤飲防止部材7の外側および内側の一部を切り欠いた切欠部6、8を有する誤飲防止部材7の一例を示したが、これに限らず、前記切欠部6、8を形成することなく、図9に示すように、円盤形状の誤飲防止部材7であってもよい。さらには、図10に示すように、前記円盤の一部を垂直方向に起立させた起立部9を形成してもよく、誤飲防止の効果とともに、側面視幅広な起立部に指の腹を当接させてキャップ本体を開封方向へと強固に回動することが可能である。また、前記切欠部6,8の形状は、上記例に限らず、以下実施例1〜4に示すように、様々な形状からなる誤飲防止部材を形成してもよい。
In the above example, an example of the accidental
以下に、本発明のピルファープルーフバンド付きキャップ3の、前記誤飲防止部材7の一例として実施例1〜4を示す。
(実施例1)
前記誤飲防止部材7の一例としては、例えば、図11に示すように、誤飲防止部材7の円盤の外側を等間隔かつ複数切り欠いた外切欠部8を形成してもよく、この場合、誤飲防止部材7の円盤外周に左右対称の8つの切欠部8を形成する。このように、多数の外切欠部8を形成することにより、キャップ3の製造工程において、キャップ3が転がりやすくなるとともに、キャップ3開封時に、外切欠部8に指先が入り込んでも指先を痛めることなくキャップ本体を強固に把持して回動することが可能である。
Below, Examples 1-4 are shown as an example of the accidental
(Example 1)
As an example of the accidental
一方、図12に示すように、誤飲防止部材の円盤外周に4つの外切欠部8を形成した場合、キャップを把持する手の親指、人差指、中指、薬指をそれぞれの外切欠部8に当接させてキャップをつかむことが可能であり、キャップを強固に把持しつつ回動させることが可能である。
On the other hand, as shown in FIG. 12, when the four
このように、誤飲防止部材7の円盤外周に等間隔かつ左右対称に複数の外切欠部8を形成することにより、キャップ本体1の誤飲防止効果、さらには開封性のみならず意匠性が向上する効果がある。また、キャップ本体を注出口へと螺着する際に、任意の位置でキャップ本体が固定されても前記誤飲防止部材の形状が常に略一定に保たれる効果がある。
Thus, by forming a plurality of
(実施例2)
次に、本発明のピルファープルーフバンド付きキャップのさらに別の一例としては、図13および図14に示すように、誤飲防止部材の円盤外側を等間隔に切り欠いた外切欠部8を形成するとともに、該外切欠部8はキャップ本体1の側面にまで達している。これにより、キャップ本体の外周全てを誤飲防止部材で囲むことなく、キャップ本体側面の一部より誤飲防止部材7が延設されるため、キャップの金型成形時、キャップ本体が撓む余裕が生じて、金型を抜きやすくなる効果がある。よって、本発明のピルファープルーフバンド付きキャップを成形しやすくなる効果がある。
(Example 2)
Next, as yet another example of the cap with a pilfer proof band according to the present invention, as shown in FIGS. 13 and 14, an
(実施例3)
次に、本発明のピルファープルーフバンド付きキャップのさらに別の一例としては、図15(a)に示すように、誤飲防止部材7の円盤外側を切欠くことなく、円盤内側を切り欠いた内切欠部6のみを複数形成してもよく、内切欠部6がキャップ本体の側面まで達するように形成してもよい。
(Example 3)
Next, as yet another example of the cap with a pilfer proof band of the present invention, as shown in FIG. 15 (a), the inside of the disk is cut out without cutting out the outside of the disk of the accidental
さらには、図15(b)に示すように、円盤の一部を起立させた起立部9を形成してもよい。これにより、キャップ3の製造時において、キャップ3の転がりを最大限としつつ、キャップ本体1が撓む余裕を持たせ、さらには、キャップ3の開封性をも向上させることが可能である。さらには、たとえ口内にキャップを挿入しても、複数の内切欠部6により空気の流路が形成されるため、誤飲防止に対してより高い安全性を確保することが可能である。
Further, as shown in FIG. 15 (b), an
(実施例4)
また、図16に示すように、前記誤飲防止部材7に、外切欠部8および内切欠部6および起立部9の全てを形成してもよい。これにより、キャップ本体1の誤飲防止の効果のみならず、キャップ3の開封時、図17に示すように、誤飲防止部材7の外側および内側に幅広な側面からなる起立部9が形成され、該起立部に指先を当接させて、キャップ本体1をより少ない力で確実に開封することが可能である。さらには、キャップ本体の見かけ上の形状がさらに大きくなるため、高い誤飲防止の効果を奏するとともに、たとえ口内にキャップ1を挿入しても、内切欠部6により空気の流路が形成されて、より高い安全性を確保することが可能である。
Example 4
Further, as shown in FIG. 16, all of the
以上のように、本発明のピルファープルーフバンド付きキャップは、前記キャップ本体1に上面視で円形状の円盤からなる誤飲防止部材7を形成する簡単な構成により、キャップ本体1を誤って飲み込んでしまうことがない、誤飲防止ピルファープルーフバンド付きキャップ3を提供することが可能である。さらには、前記誤飲防止部材7に、上面視で前記円盤の内側を切り欠いた内切欠部6、および外側を切り欠いた外切欠部8を形成する簡単な構成により、少ない力でもって大きな回動トルクを生じさせて、容易にキャップ3を回動せしめキャップ本体1を開封することが可能である。
As described above, the cap with a pilfer-proof band of the present invention accidentally swallows the
前記誤飲防止部材7は、上面視で左右対称形状であることが好ましく、キャップ本体1を注出口4へと再閉封する際に、任意の位置でキャップ本体1が固定されても前記誤飲防止部材7の形状が常に略一定に保たれる効果がある。さらに、前記誤飲防止部材7は、上面視で最大直径が30mm〜50mmの範囲であることが好ましく、特に、乳幼児に対して確実に誤飲を防ぐ効果がある。
The accidental
1 キャップ本体
2 ピルファープルーフバンド
3 ピルファープルーフバンド付きキャップ
4 注出口
5 包装体
6 内切欠部(切欠部)
7 誤飲防止部材
8 外切欠部(切欠部)
9 起立部
10 ピルファープルーフバンド付きキャップを有する包装体(キャップ付き包装体)
12 ネジ溝
13 ローレット(突起)
15 連結部
21 凸部
25 連結部
41 口部
42 ネジ部
43 凸リング
45 フランジ
46 接着基部
47 吸入ガイド
48 閉塞防止部
1
7 accidental
9 Standing
12
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記キャップ本体に、上面視で略円形状の円盤からなる誤飲防止部材を形成したことを特徴とする、ピルファープルーフバンド付きキャップ。 With a pilfer proof band that is integrally formed with a cap body that is threadably engaged with the mouth of the spout and a pilfer proof band that prevents unauthorized opening of the cap body during initial opening. In the cap,
A cap with a pilfer proof band, wherein an accidental ingestion preventing member made of a substantially circular disk in a top view is formed on the cap body.
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