JP2008105671A - 高速の浮揚する可動式プラットフォームに関連して用いられ、ジェット航空機の胴体上で用いられる空気入口装置、航空機、および、ジェット航空機の胴体の外面上に入口を形成するための方法 - Google Patents

高速の浮揚する可動式プラットフォームに関連して用いられ、ジェット航空機の胴体上で用いられる空気入口装置、航空機、および、ジェット航空機の胴体の外面上に入口を形成するための方法 Download PDF

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Abstract

【課題】商業用または軍用の航空機などの高速の浮揚する可動式プラットフォーム上においてキャビン空気圧縮機で用いるための入口装置および方法を提供する。
【解決手段】当該装置は、ダイバータ構造によって航空機の胴体の外面の外側で支持される所望の形状を持つピトー入口を含む。当該ダイバータ構造は境界層の低エネルギ部分を逸らして、低エネルギ部分がピトー入口に入らないようにする。当該ピトー入口は、境界層のより高いエネルギ部分を受け、ラム空気流をキャビン空気圧縮機の入口に導く。当該装置は、キャビン空気圧縮機(CAC)の入口面において少なくとも約0.8の回収率(RF)を提供し、これにより、入口装置の空気抵抗を最小限にしつつ、CACを駆動するのに必要な電力を利用可能な電力限度内に維持する。
【選択図】図1

Description

関連する出願の相互参照
本願の主題は、「浮揚する可動式プラットフォームのためのタンデムの空気入口装置および方法("Tandem Air Inlet Apparatus and Method for an Airborne Mobile Platform")」と題され、その開示が引用によりこの明細書中に援用されている米国特許出願連続番号第11/553,181号(ボーイング(Boeing)整理番号第06−0310;HDP整理番号7784−000962)に関する。
分野
この開示は、浮揚する可動式プラットフォームで用いられるラム空気入口に関し、より特定的には、高速の商業用ジェット航空機のサブシステムに空気を供給するために当該航空機で用いるのに特に十分に適合された極めて効率的なラム空気入口に関する。
背景
さまざまな商業用および軍用の航空機は、しばしば、このような航空機が採用している環境制御システム(ECS)用のキャビン空気(CA)入口を利用する。CA入口を利用する航空機は、キャビンの予圧のためにエンジンからの抽気ではなくラム空気を用いる。このような航空機の場合、CA入口が取込んだラム空気は、しばしば、電動式のキャビン空気圧縮機(CAC)に送られ、次いで、空気調整パックにおいて所望の温度および圧力に調整され、キャビンの空気分配システムに供給される。
キャビン空気圧縮機に送り込むラム空気を用いる場合の重要な要件は、CAC入口面において最低限の所望の回収率(RF)を達成することである。実際には、空気調整パックの圧縮機を駆動するのに必要な電力を最小限にするために、CAC入口面において最大限のRFを達成することが所望される。これはピーク電力条件では特に重要である。というのも、ECSの発電機、モータおよび他の電気機器が、航空機のピーク需要要件を満たすような大きさでなければならないからである。理想的には、CAC入口面で達成されるRFは1.0であるが、実際には、典型的には1.0よりもかなり低く、しばしば約0.05〜0.7である。しかしながら、一方では、ラム空気入口についてのより高いRFは一般により高い空気抵抗に関連付けられる。したがって、入口の空気抵抗を最小限にしながらも予め定められた最低限のRFを達成することのできる入口を航空機の環境制御システム構成要素に、より特定的にはキャビン空気入口に設ける際に、設計上の課題が生じる。
厚い胴体境界層がある場合、航空機の胴体の外面と面一に位置決めされている面一装着型のラム空気入口(長方形またはNACA平面図形)は、空気調整パック熱交換器に冷却空気を供給するのに用いられるタイプであり、約0.6〜0.7の範囲のRFをもたらす傾向がある。しかしながら、利用可能な圧縮機のパワーに限界があるために、空気入口を最も効率的に利用するために1.0、少なくとも約0.8に近いRFを達成することが所望される。したがって、現在、面一装着型のラム空気入口ではしばしば理想的な性能パラメータには届かない。さらに、質量流量が低い場合、面一装着型のラム空気入口はまた、不所望なヘルムホルツ(Helmholtz)タイプのダクト流の不安定性を発生させる傾向がある。これは、ダクトにおける音響共鳴と入口の前方にある接近してくる境界層の剥離との
組合せに起因している。したがって、入口のRF性能の最大化に関連して、併発する性能についての考慮事項は、入口の実現に関連付けられる空気抵抗を最小限にしながらも、同時に、質量流量を著しく下げるために流れが不安定になり始めるのを遅らせることのできる入口を設けることである。
さらなる問題は、典型的には航空機上の環境制御システムに関連して用いられる1つ以上の付加的な入口の位置に対してキャビン空気入口を配置する能力である。たとえば、商業用および軍用の航空機上では、1つ以上の入口を用いて空気流を1つ以上のキャビン空気圧縮機に供給するが、航空機上の空気調整パックの熱交換器に冷却空気を供給するために1つ以上の熱交換器のラム空気入口がまた組込まれる。熱交換器の入口が、キャビン空気圧縮機のすぐ上流で境界層を変化させる態様でキャビン空気入口に対して配置され得るのであれば望ましいだろう。これは、キャビン空気入口に関連付けられる空気抵抗を低減させつつ、キャビン空気入口の最適な性能特性を満たすことを可能にするだろう。
概要
この開示は、高速の可動式プラットフォームで用いられる空気入口装置および方法に関する。一実現例においては、高速の可動式プラットフォームは商業用または軍用の航空機を含む。
一実施例においては、空気入口装置は、境界層ダイバータの上方に配置されるピトー入口を含む。ここで、境界層ダイバータは、可動式プラットフォームの本体部分の外面上に位置決めされている。ピトー入口は、本体部分に隣接し可動式プラットフォームの飛行中に本体部分にわたって移動する境界層を受ける。境界層ダイバータは、本体部分の外面に最も近い境界層の内部領域がピトー入口に入るのを防ぐことができる。一実施例においては、境界層ダイバータは、本体部分の外面の上方でピトー入口を支持する。
別の実施例においては、ピトー入口は、約5:1〜約6:1の喉部のアスペクト比を含む。
さらに別の実施例においては、ピトー入口は、内側リップと、当該内側リップから間隔をあけて配置される外側リップとを含み、当該内側リップは可動式プラットフォームの本体部分の外面により近接している。外側リップと内側リップとの厚さ比は約2:1〜約4:1である。特定の一実施例においては、当該装置は、商業用または軍用の航空機の環境制御システムのキャビン空気圧縮機で用いるのに特に十分に適したラム空気入口を形成する。
適用可能性のさらなる範囲は、この明細書中に提供される説明から明らかとなるだろう。その説明および具体例が例示だけを目的としたものであり、この開示の範囲を限定することを意図するものではないことが理解されるはずである。
この明細書中で説明される図面は例示だけを目的としたものであり、この開示の範囲を限定することを意図したものではない。
詳細な説明
以下の説明は本質的に例示的なものに過ぎず、この開示、応用例または用途を限定することを意図したものではない。
図1を参照すると、この開示の一実施例に従った入口装置10が示される。当該入口装
置10は、翼14aに隣接しているが当該翼14aの下方にある胴体/翼境界面区域において可動式プラットフォーム12の胴体14上で用いられる。この例においては可動式プラットフォーム12は航空機を含んでいるが、ただし、入口装置10が、他の浮揚するプラットフォームなどの他の形態の高速の可動式プラットフォーム上で、たとえば、ミサイルもしくはロケット、または列車などの高速地上車両、または海洋船舶上で使用可能であることが認識されるだろう。しかしながら、入口装置10が、少なくとも1つのキャビン空気圧縮機(CAC)を利用する環境制御システムを採用する商業用および軍用のジェット航空機で特定の有用性を見出すことが予想される。
図2A、図2B、図2C、図3および図5を参照すると、入口装置10は、ダイバータ20によって胴体14の外面18に隣接して位置決めされかつ支持される入口ダクト構造19を有するピトー入口16を含む。当該入口ダクト構造19は、内側リップ24および外側リップ26によって形成される入口面22を含む。図2Cに図示のとおり、内側リップ24および外側リップ26は、喉部23を有する入口ダクト25を規定するのに役立つ。喉部23は入口ダクト25の最小の断面積を表わしている。入口ダクト25は、胴体14の外面18へと内側に向かい、ここを通って湾曲している(図2C)。入口ダクト25は、図4において数字40aおよび42aで示され胴体14内に位置するキャビン空気圧縮機(CAC)の入口面に通じている。ダイバータ20は、矢印30(図2C)で示されるように、外面18から予め定められた距離をあけてピトー入口16の内側リップ24を支持する。一実施例においては、矢印30で表わされる距離は、約1.0インチ〜3.0インチ(25.40mm〜76.20mm)であり、より好ましくは約2.0インチ(50.80mm)である。
さらに図2Aを参照すると、ピトー入口16の喉部のアスペクト比(幅対高さ)はまた、入口の性能における係数、特に、空気抵抗の不利点が最小限となる1.0に近いRF(回収率)を得る際の係数である。キャビン空気圧縮機の入口面(図4の40aまたは42a)においては約0.8の最低限のRFが望ましい。しかしながら、最大の流量での入口喉部23とキャビン空気圧縮機(CAC)の入口面との間における入口ディフューザの損失を説明するためには、ピトー入口16の喉部23においては約0.88〜0.92の範囲のより高いRFが強く好まれる。これは、入口ダクト25の断面形状が長方形から円形の断面形状に移行する必要があり、これにより、ピトー入口16の損失が喉部のアスペクト比の増大に伴って増大しがちになるからである。したがって、約5:1〜約6:1の喉部のアスペクト比は、ピトー入口16の空気抵抗を最小限にしながらも、CACの入口面において少なくとも約0.8の最低限のRFを達成することが所望される。
図2Aおよび図2Cを参照すると、外側リップ26に対するピトー入口16の内側リップ24の厚さはまた、入口装置10の性能において重要である。好ましくは、内側の入口リップ24の厚さは、低い質量流量(典型的には、約0.2〜0.5の質量流量比)でのRF性能の低下を防ぐために可能な限り薄くされなければならない。さらに、大量の流出に晒される(すなわち、空気流が入口リップ24および26から外方向に遠ざけられる)場合、より薄い内側リップ24は、ダイバータ20の周りの区域を「詰まらせる」傾向のある高いマッハ数までの、曲率に関連する流量加速を招かない。内側リップ24の厚さは矢印32によって規定され、外側リップ26の厚さは矢印34によって規定される。一実施例においては、約2:1〜4:1の範囲の外側リップと内側リップとの厚さ比は、空気抵抗とRF性能とのバランスを取るのに特に十分に作用する。
図5を簡潔に参照すると、入口装置10が、航空機12上で用いられる環境制御システム36とともに概略的なブロック図で示される。この例における環境制御システム(ECS)36は、圧縮された空気をACM(空気循環器)44に与える1対のキャビン空気圧縮機40および42と熱交換器ラム空気入口38とを含む。キャビン空気圧縮機40およ
び42はそれぞれ入口面40aおよび42aを含み、当該入口面40aおよび42aは各々、入口装置10と連通している。ACM44からの高温の圧縮された空気は熱交換器46に通されて、ACM44によって航空機12のキャビン区域48に供給される空気の温度を制御する。構成要素40、42、44および46は空気調整パック50を含む。空気調整パック50からの新鮮な空気はキャビン48内で循環され、次いで、1つ以上の流出弁52を通じて排出される。熱交換器入口38からのラム空気は、熱交換器46における高温の圧縮された空気を冷却するのに用いられ、その後、調節されたラム空気出口54を通じて排出される。
ここで図5を参照して入口装置10の動作を説明する。入口装置10は境界層56内に位置決めされ、境界層56が航空機12の飛行中に入口装置10を通り過ぎるとき、境界層56の低エネルギ部分がピトー入口16に入らないようダイバータ20によって逸らされる。境界層56の低エネルギ部分は、典型的には、胴体14の外面18から約1.5インチ〜2.5インチ(38.10mm〜63.50mm)内の部分、より典型的には、外面18から約2.0インチ(50.80mm)の部分である。ピトー入口16は、境界層56のうち運動量のより高い外側領域を取込む。この例における境界層56の全高は約5.0インチ(127mm)である。随意には、離陸、地上走行および着陸の動作中に異物の破片(FOD)が入り込むのを防ぐために、仮想線で示された回動可能なドア58がピトー入口16の入口面22の前方に配置されてもよい。FODドア58は、航空機12についての選択された回数の動作中にそれが入口面22をシールドするように作動させることができる。
入口装置10は、面一装着型の入口で実現され得るものを上回る、ヘルムホルツ不安定状態の始まりを遅らせるという付加的な利点を提供する。質量流量比が約0.2にまで下がるかまたはそれよりもわずかに低く下がる可能性のある単一のキャビン空気圧縮機を含む動作モードでは、面一装着型の入口は、典型的には、ヘルムホルツ不安定状態が始まるのを防ぐのに喉部区域の調節を必要とするだろう。喉部区域の調節により、CAC入口面で得られるRFが低減し、入口構造のコストおよび複雑さが増大することとなる。
二重のCACの破損が稀に起った場合、ピトー入口16を通る空気流の質量流量比がほぼ0にまで低下し、この場合、ヘルムホルツ不安定状態が同様に不可避となるだろう。しかしながら、このシナリオにおいてヘルムホルツ不安定状態を防ぐために、FODドア58が飛行時に展開され得る。飛行時におけるFODドア58のこのような展開により、接近してくる空気流の衝撃圧力からピトー入口16が保護され、ピトー入口ダクト25における大きな振幅の静圧力波(すなわち、ヘルムホルツ不安定状態)の発生が防止される。
したがって、入口装置10が、当該入口装置10の全体的な空気抵抗を最小限にしつつ、キャビン空気をキャビン空気圧縮機に供給するのに必要な極めて高いRFを与えるよう動作することが認識され得る。
図6を参照すると、航空機12の胴体14の外面18上に形成されたタンデムの入口装置100が示される。タンデムの入口装置100は、ピトー入口102と、当該ピトー入口102の前方に位置決めされ、好ましくは当該ピトー入口102のすぐ前にくるようにピトー入口102と長手方向に整列する熱交換器(Hx)の入口104とを利用する。「前方に」あることにより、それが、ピトー入口102にわたる境界層の流れに対してピトー入口102の上流に位置決めされるものと理解される。
ピトー入口102は、ダクト114と喉部113と面106とダイバータ108とを有する入口構造103を含む。タンデムの入口装置100は、航空機12の胴体上のさまざまな位置に配置され得るが、一実現例においては、図1に示される翼/本体フェアリング
区域に配置される。随意には、展開可能なFODシールド110は、図4に関連して記載されたFODシールド58と同様の態様で、ピトー入口102の面106の前方で用いられてもよい。一実現例においては、熱交換器の入口104への空気流を制御可能に遮るために、調節可能なドア112が用いられる。随意には、熱交換器の入口104を選択的に遮るために、調節された2ドアタイプの構造が用いられてもよい。
この実現例においては、展開可能なFODシールド110はまた、図4におけるFODシールド58に関連して説明されたのと同じ態様で、地上動作中に破片が入り込むのを防ぎ、かつ、ピトー入口102のダクト114内でヘルムホルツ不安定状態が始まるのを遅らせるよう動作する。
動作時に、タンデムの入口装置100は、図7中の接近してくる厚い胴体境界層118が熱交換器の入口104によって部分的または完全に「吸い込まれる」ことを可能にし、こうして、新しくてはるかに薄い境界層を熱交換器の入口104のリップ116から発生させ得る。こうして、熱交換器の入口104の後部において当該入口104に沿って配置されるピトー入口102は、その入口面106におけるはるかに「より薄い」境界層に効率的にでくわす。これにより、ピトー入口102の入口面106において典型的にはRF=1.0に近いはるかに高い圧力回収がもたらされる。これは、小さなサイズの入口喉部113の区域がピトー入口102に用いられることを可能にし、より低いダイバータ108の高さがキャビン空気圧縮機(図5における40または42)の入口面(40aまたは42a)において所望のRF性能を達成することを可能にする。
熱交換器の入口104およびピトー入口102の配置は、熱交換器の入口104およびピトー入口102の各々をサイジングするのに用いられる、最高高度、「暑い」日および最大のキャビン空気流についての設計点条件で特に十分に奏効する。約36,000フィート(10,920メートル)を上回る高度では、「暑い」日とは、業界においては典型的に、約−70°Fよりも温かい温度、より典型的には約−43°F〜−70°Fの温度であると理解されている。これらの条件下では、熱交換器の入口104は典型的には最高の質量流量比で広く開いて動作し、これにより、図7における境界層の線図120で示されるように、接近してくる胴体境界層の全体または実質的に全体を「吸い込む」。次いで、ピトー入口102は、図7における境界層の線図122で示されるように、その入口面106においてはるかに薄い境界層にでくわす。高さの低い境界層122は、1.0に近いRFを入口喉部113において達成することを可能にする。これにより、入口喉部113の喉部区域(Areathroat)の低減が可能となり、こうして、キャビン空気圧縮機(40または42)の入口面(40aまたは42a)において所望のRF性能を達成することが可能となる。
典型的には約36,000フィートを上回る高度で約−70°F未満である「寒い」日で、熱交換器の冷却空気流要求が低減するより低い高度条件(典型的には、10,000〜20,000フィート;3033m〜6066m)では、熱交換器の入口104は、好ましくは、より低い質量流量比で動作する。入口の質量流量比は、自由流において入口の完全に開いた喉部区域を通過する質量流量によって分けられる入口を通る実際の質量流量として規定される。典型的には0.1〜0.5の範囲の低い質量流量比では、調節された熱交換器の入口104は部分的に開いた位置で動作する。しかしながら、熱交換器の入口104は、依然として、胴体14の外面18に最も近接して形成される、図7における境界層118のうちより低いエネルギ部分を「吸い込む」。結果として、ピトー入口102に接近する境界層はいくらか厚くなり、入口喉部113においてRFが低減する。これは図8に示される。図8においては、タンデムに配置されたキャビン空気入口102の喉部のRFは、熱交換器の入口104の質量流量比に対してプロットされている。寒い日には、熱交換器の入口104は、低い質量流量比では部分的に開いた位置で動作することとな
る。したがって、ピトー入口喉部113で達成されるRFはより低くなるだろう。しかしながら、寒い日における自由流の質量流束は暑い日に比べてより高くなるので、ピトー入口102の入口喉部113における質量流量比およびマッハ数は寒い日にはより低くなる。これにより、ピトー入口ダクト114における内部損失が低減することとなる。したがって、キャビン空気圧縮機の入口面(図5における40aまたは42a)における所望のRFは、寒い日にはピトー入口喉部113におけるより低い圧力回収でも満たされ得る。
図9〜図11を参照すると、調節された熱交換器の入口104の前部および後部において実験環境で行われたさまざまな境界層測定を表わすデータが、熱交換器の入口開口の範囲および質量流量について示される。図9は、熱交換器の入口104が100%開いた状態での、熱交換器の入口104の後部における境界層の速度プロファイルを示す。図10は、熱交換器の入口104がほぼ70%開いた状態での境界層の速度プロファイルを示し、図11は、熱交換器の入口104がほぼ50%開いた状態での境界層の速度プロファイルを示す。各プロットにおいては、境界層の速度プロファイルは、熱交換器の入口104を通る質量流量のさまざまな値について示されている。これらのプロットにおける横座標は、境界層における局所速度(u)と、境界層の端縁における速度(uinf)との比(u/uinf)である。縦座標は、入口102および104が搭載されている外面18からのインチでの距離(y)である。寒い日には、熱交換器の入口104は、部分的に開いた位置で低い質量流量比で動作することとなる。したがって、ピトー入口喉部113で達成されるRFはより低くなるだろう。図9〜図11において表わされるデータを生成したテストについてのモデルスケールは2分の1のスケールであった。図9〜図11における破線の曲線124は、図6および図7における熱交換器の入口傾斜面126のすぐ前方における境界層のプロファイルを表わし、図9〜図11の各々におけるデータ点構成曲線128は、熱交換器の入口104の後部における境界層の速度プロファイルにおける変化を示す(すなわち、ほぼピトー入口102の入口面106にあるものと見なされる)。なお、グラフ9〜11の各々においては、熱交換器の入口116の後部における、曲線128で表わされる境界層の速度プロファイルは、曲線124で表わされるように、熱交換器の入口104の前方にある境界層の速度プロファイルに比べてはるかに完全である(すなわち、境界層がはるかに薄い)ことに留意されたい。これは、熱交換器の入口104が境界層124のかなりの部分を実質的に「吸い込んだ」結果として、より高いRFがピトー入口102の入口面106で得られることを示している。
図12および図13は、熱交換器の入口104およびピトー入口102のタンデムな配置に起因するピトー入口102のサイジングの利点を示すプロットである。まず図12を参照すると、5インチ厚の胴体境界層におけるピトー入口102のベースライン配置の場合、境界層が熱交換器の入口104によって吸い込まれるという利点なしでは、所望の入口喉部区域は約33inch2となり、ダイバータ108の高さ(dd)は約2.0インチとなる。これにより、暑い日に、43,000フィートのサイジング点において、最大限の流量では、入口の質量流量比が約0.78となり、喉部の圧力回収(RFth)=0.897となり、入口の空気抵抗が約2.174cts/APとなる(cts/APは、航空機の両側に1つずつ存在する2つのピトータイプのキャビン空気入口102によって生成される、航空機ごとにカウントされる全体的な空気抵抗である)。タンデムに配置されたピトー入口102の喉部区域は約28inch2であり、ダイバータ108の高さ(dd)は約0.5インチ(12.7mm)であり、これにより、同じサイジング点において入口の質量流量比が0.92となり、喉部の圧力回収RFthroat=0.984となり、入口の空気抵抗が2.085cts/APとなる。したがって、タンデムのピトー入口102の喉部の質量流量比はベースラインのピトー入口の質量流量比よりも高くなり、結果として、入口ダクト114の圧力損失がより高くなるだろう。しかしながら、タンデムのピトー入口102の喉部のRFは極めて高く、これは、より高いダクト圧力損失を補償し、依然として、キャビン空気圧縮機の入口面における最低限の所望されるRF要件(すなわち
、約0.8)を満たすものと予想される。
図13を参照すると、39,000フィート(11,830m)の空気抵抗評価点で、ISAの「標準的な日」(すなわち、約−70°Fの温度)であり、最低限の流量であれば、タンデムに配置されたピトー入口102は、ベースラインのピトー入口に比べて、より高い質量流量比および喉部RFで動作する。この条件では、ベースラインのピトー入口だけでなくタンデムのピトー入口102についての質量流量比もかなり低くなる。したがって、ダクト114の圧力損失も小さくなり、キャビン空気圧縮機の入口面において所望のRF性能を達成することは、どちらの配置の場合にも問題ではなくなる。タンデムに配置された入口104および102の主な利点は、性能評価点における空気抵抗において強調される。ピトー入口102の空気抵抗は、図13に示されるベースラインの構成に比べて、タンデムの配置のために約0.25cts/APだけ低減される。
こうして、タンデムの入口装置100は、前方に配置された熱交換器の入口104に境界層の良好な部分を吸い込む能力があるために、ピトー入口102のためのより小さな面積の喉部とより短いダイバータ108とで所望のレベルのRF性能を達成することを可能にする。ピトー入口の性能において実現される利点は、熱交換器の入口104が部分的に閉じられている場合でも存在している。
さまざまな実施例を説明してきたが、当業者であれば、この開示から逸脱することなく実施可能な変形例または変更例を認識するだろう。上述の例はさまざまな実施例を例示するものであり、この開示を限定することを意図するものではない。したがって、この説明および添付の特許請求の範囲は、関連する先行技術に鑑みて必要とされるような限定だけで自由に解釈されるべきである。
この開示の一実施例に従った空気入口装置を組込んだ航空機の外面の一部を示す斜視図である。 図1の装置を示す正面図である。 当該装置の上面図である。 図2Aにおける断面線2C−2Cに従った、ピトー入口を示す拡大断面図である。 図2Aの装置を示す側面図である。 入口装置とともに用いられる典型的な環境制御システムを、航空機上で採用されるとおりに示す概略的なブロック図である。 装置に接近する境界層を示す、図2Cに類似の側面断面図である。 この開示の一実施例に従ったタンデムの入口装置を示す側面概略図である。 熱交換器の入口において「吸い込まれて」当該装置のピトー入口の面でより薄い境界層を形成する境界層の一部を示す簡略図である。 熱交換器の入口の前部および後部で行われる境界層の測定の実験環境において得られ、この開示の熱交換器の入口によって誘導される境界層の変形例を示すグラフである。 熱交換器の入口の前部および後部で行われる境界層の測定の実験環境において得られ、この開示の熱交換器の入口によって誘導される境界層の変形例を示すグラフである。 熱交換器の入口の前部および後部で行われる境界層の測定の実験環境において得られ、この開示の熱交換器の入口によって誘導される境界層の変形例を示すグラフである。 熱交換器の入口の前部および後部で行われる境界層の測定の実験環境において得られ、この開示の熱交換器の入口によって誘導される境界層の変形例を示すグラフである。 前方に配置された熱交換器の入口の利点のないピトー入口のベースライン配置の比較により(この比較は暑い日における43,000フィートの高度での最大限の流量で表わされている)、タンデムの入口装置に起因するピトー入口のサイジングの利点を示すプロットである。 図12に示されるのと同様の比較を、標準的な温度の日における39,000フィートの高度での最低限の流量で示す図である。
符号の説明
10 入口装置、12 可動式プラットフォーム、14 胴体、14a 翼、16 ピトー入口、18 外面、19 入口ダクト構造、20 ダイバータ、22 入口面、24
内側リップ、26 外側リップ。

Claims (8)

  1. 高速の浮揚する可動式プラットフォームに関連して用いられる空気入口装置であって、
    ピトー入口を含み、前記ピトー入口は、
    面および喉部を有し、可動式プラットフォームの胴体の外面の外側に位置する面で位置決めされるダクト構造を含み、前記ダクト構造は、喉部が、前記胴体に隣接し飛行中に前記胴体にわたって移動する胴体境界層の第1の部分を受けるようなものであり、前記ピトー入口はさらに、
    境界層ダイバータを含み、前記境界層ダイバータは、前記胴体の前記外面に直接隣接している境界層の第2の部分が前記喉部に入るのを防ぐことができるように、予め定められた高さによって胴体の外側でダクト構造を支持するためのものである、空気入口装置。
  2. 前記ピトー入口は、約5:1〜約6:1の喉部のアスペクト比を含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ピトー入口の前記ダクト構造は、内側リップと前記内側リップから間隔をあけて配置される外側リップとを含み、前記内側リップは前記胴体の前記外面により近接しており、
    前記外側リップの厚さと前記内側リップの厚さとの比は約2:1〜約4:1である、請求項1に記載の装置。
  4. ジェット航空機のサブシステムに吸気を供給するために前記航空機の胴体上で用いられる空気入口装置であって、
    ピトー入口を含み、前記ピトー入口は、
    喉部と、航空機の前記胴体の外面の外側に位置決めされる面とを有するダクト構造を含み、前記ダクト構造は、喉部が前記胴体に隣接し航空機の飛行中に前記胴体にわたって移動する胴体境界層の第1の部分を受けるようなものであり、前記ピトー入口はさらに、
    ダクト構造の表面と胴体の外面との間に配置され、予め定められた高さによって胴体の外側でダクト構造を支持するための境界層ダイバータを含み、前記境界層ダイバータは、前記胴体の前記外面に直接隣接した境界層の第2の部分が前記喉部に入るのを防ぐ、空気入口装置。
  5. 航空機であって、
    外面を有する胴体と、
    ピトー入口とを含み、前記ピトー入口は、
    面および喉部を有し、航空機の前記胴体の前記外面の外側において前記面で位置決めされるダクト構造を含み、前記ダクト構造は、前記胴体に隣接し航空機の飛行中に前記胴体にわたって移動する境界層の第1の部分を受けるようなものであり、前記ピトー入口はさらに、
    ダクト構造の表面と胴体の外面との間に配置され、予め定められた高さによって胴体の外側でダクト構造の一部を支持するための境界層ダイバータを含み、前記境界層ダイバータは、前記胴体の前記外面に直接隣接した境界層の第2の部分が前記ダクト構造に入るのを防ぐ、航空機。
  6. ジェット航空機の胴体の外面上に入口を形成するための方法であって、
    前記胴体の前記外面に隣接して配置されているが前記外面から持上げられている、喉部を有するピトー入口を形成するステップと、
    低エネルギ部分が前記ピトー入口の前記喉部に入るのを防ぐために、前記胴体の前記外面に隣接し前記ピトー入口の入口面に配置された境界層の前記低エネルギ部分を逸らすステップと、
    前記ピトー入口の前記面を用いて前記境界層の高エネルギ部分を受けるステップとを含む、方法。
  7. 内側リップと、前記内側リップから間隔をあけて配置された外側リップとを備えた前記ピトー入口を形成するステップをさらに含み、前記内側リップは前記胴体の前記外面に近接しており、さらに、
    前記外側リップと前記内側リップとの厚さ比が約2:1〜約4:1となるように、前記内側リップおよび前記外側リップを形成するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 境界層の低エネルギ部分を逸らすステップは、前記ピトー入口のダクト構造と前記胴体の前記外面との間に配置されたダイバータを用いて、前記ダクト構造を支持するステップを含む、請求項6に記載の方法。
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