JP2008101353A - Counter device of lock - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、錠前のカウンタ装置に関する。 The present invention relates to a lock counter device.
特許文献1の明細書本文と第7図には、駐車料金に相当する投入硬貨をカウントするカウンタが記載されている。このカウンタは、箱状のカウンタ本体56と、このカウンタ本体に横架された固定軸58に回転可能に設けられた複数の目盛円盤(表示板)57と、各目盛円盤の側壁に設けられた各小歯車59と、前記固定軸と平行に配設された回転軸60に基端部が取り付けられ、一方、二股状の係合端部が前記各小歯車の中の初期歯車に付勢された状態で係合すると共に、初期歯車を一目盛分づつ回転させる二股操作片62と、各小歯車の中にそれぞれ設けられた桁送り用ギヤー64とを備え、前記二股操作片62は、硬貨の投入に起因して作動する作動片52並びに操作レバー63を介して初期歯車を一目盛分回転させるように作動する(便宜上、公報の符号を入れた)。
In the specification text of FIG. 7 and FIG. 7, a counter for counting inserted coins corresponding to a parking fee is described. This counter is provided on a side wall of each scale disk, a box-
しかし、この特許文献1に記載のカウンタは、駐車料金としての投入硬貨をカウントすることを目的とすることから、それ程大きな単位 (例えば数十万、数百万など)の使用度数の情報を得ることができないという問題点がある。 However, since the counter described in Patent Document 1 is intended to count the inserted coins as a parking fee, it obtains information on the usage frequency in such a large unit (eg hundreds of thousands, millions, etc.). There is a problem that can not be.
また、特許文献2には、ドアの施錠、解錠回数を記憶するメモリ機構付のドア錠が記載されている。この特許文献2は、本発明と同様に錠前用カウンタ装置の一種である。しかしながら、特許文献2の錠前のカウンタ装置は、留守中に第三者が住居に侵入したか否かの情報を得ることを目的とするものであることから、爪車等の構成は、特許文献1と同様に大きな単位を必要とするものではない。すなわち、特許文献2の錠前用カウンタ装置は、サムターン軸に設けられたピニオンと、該ピニオンに噛合するラックと、シリンダ錠の施・解錠又はサンターンの操作力(ダルマの回転)によって後退動する作動杆と、該作動杆の作動によって回転する1枚の爪車と、爪車の外周の記号を表示する表示窓を有するハウジングとから成る。
その他特許文献3には、カウンタの一般的な構成が記載されているが、特許文献3のカウンタは、計数表示を行う複数の表示板に対するサイドの規制構造に関するものであり、例えば錠前を長い間使用した場合における施錠又は解錠の総数情報(例えば数百万回施・解錠したかという情報)を得るためのものではない。
本発明の所期の目的は、錠前の長期的な使用に伴う耐久性、修理箇所、改良すべき箇所等に関する情報を得るために、施錠又は解錠の総数情報を得ることができる錠前のカウンタ装置を提供することである。第2の目的は、所期の目的を達成するために、合理的な構成により、大きな単位(例えば数十万、数百万、数千万など)の使用度数の情報を得ることができることである。第3の目的は、表示用の回転体をスムースかつ安定的に案内させることができることである。第4の目的は、従動手段に対する駆動手段の構成をシンプル(簡易)な構成にすることである。その他カウンタケースを錠箱内に簡単に装着乃至錠箱から抜き取ることができることである。 The intended purpose of the present invention is to obtain a total number of locks or unlocks in order to obtain information on durability, repair points, points to be improved, etc. associated with long-term use of locks. Is to provide a device. The second purpose is to be able to obtain information on the frequency of use in large units (for example, hundreds of thousands, millions, tens of millions, etc.) with a reasonable structure in order to achieve the intended purpose. is there. A third object is to be able to guide the rotating body for display smoothly and stably. The fourth object is to make the configuration of the driving means relative to the driven means simple (simple). In addition, the counter case can be easily mounted in the lock box or removed from the lock box.
本発明の錠前のカウンタ装置は、錠箱内の駆動手段の駆動力により作動する作動杆を有する従動手段と、施錠時、前記作動杆に連動するように錠箱内のカウンタケースに軸支されたレバー状の送り係合片と、この送り係合片の爪と係脱する係合歯を有すると共に前記カウンタケースに支持された回転軸の爪車と、前記回転軸と共働する少なくとも一つの小歯車と噛合すると共に該小歯車よりも歯数が多く設定された大径の初期歯車と、この初期歯車の回転作動後に複数個の桁送り手段を介して表示度数が加算されるようにカウンタケースの固定軸に順方向にそれぞれ回転可能に設けられた複数枚のカウント表示用回転体を備えることを特徴とする。 The counter device for a lock according to the present invention is supported by a counter case in the lock box so as to be interlocked with the driven means having the operating rod operated by the driving force of the driving means in the lock box and at the time of locking. A lever-shaped feed engaging piece, an engaging tooth for engaging and disengaging the claw of the feed engaging piece, and a claw wheel of a rotating shaft supported by the counter case, and at least one cooperating with the rotating shaft A large-diameter initial gear meshed with two small gears and having a larger number of teeth than the small gear, and a display frequency is added via a plurality of shift means after the initial gear rotates. The counter case includes a plurality of count display rotating bodies provided on the fixed shaft of the counter case so as to be rotatable in the forward direction.
また、本発明の錠前のカウンタ装置は、錠箱内に設けたカウンタケースと、錠箱内に配設され、かつ、錠前の駆動手段の駆動力により作動すると共に、先端部が前記カウンタケースに設けられた大径の初期回転体の外周に設けられた係合歯と係脱する作動杆を有する従動手段と、カウンタケースの一側壁に配設され、かつ、初期回転体の内周に設けられ突起と係脱する第1の桁送り用小歯車と、この第1の桁送り用小歯車と噛合する伝動歯車を有する第2回転体を含み、前記前初期歯車の回転作動後に複数個の桁送り手段を介して表示度数が加算されるようにカウンタケースの固定軸に順方向にそれぞれ回転可能に設けられた複数枚のカウント表示用回転体を備えることを特徴とする。 The counter device for the lock according to the present invention is provided with a counter case provided in the lock box, the lock case is disposed in the lock box, and is operated by the driving force of the drive means of the lock. A follower having an operating rod that engages with and disengages from an engagement tooth provided on the outer periphery of the large-diameter initial rotating body provided, and provided on one side wall of the counter case and provided on the inner periphery of the initial rotating body. A first rotating small gear engaged with and disengaged from the projection, and a second rotating body having a transmission gear meshing with the first shifting small gear, and a plurality of rotations after the front initial gear is rotated. A plurality of count display rotating bodies are provided on the fixed shaft of the counter case so as to be able to rotate in the forward direction so that the display frequency is added via the shift means.
(1)耐久性、修理点、改良点等に関する情報を得るために、施錠又は解錠の総数情報を得ることができる錠前のカウンタ装置を提供することができる。
(2)所期の目的を達成するために、合理的な構成により、大きな単位(例えば数十万、数百万、数千万など)の使用度数の情報を得ることができる。
(3)筒状支持部材を設けたので、表示用の回転体をスムースかつ安定的に案内させることができる。
(4)従動手段に対する駆動手段の構成をシンプル(簡易)な構成にすることができる。付言すると、ダルマやデッドボルトを著しく改良する必要がない。
(5)その他カウンタケースを錠箱内に簡単に装着乃至錠箱から取り外しできることができる。
(1) In order to obtain information on durability, repair points, improvement points, etc., it is possible to provide a lock counter device that can obtain the total number information of locking or unlocking.
(2) In order to achieve the intended purpose, it is possible to obtain information on the frequency of use in large units (for example, hundreds of thousands, millions, tens of millions, etc.) with a reasonable configuration.
(3) Since the cylindrical support member is provided, the display rotating body can be smoothly and stably guided.
(4) The configuration of the driving means relative to the driven means can be made simple (simple). In addition, there is no need to significantly improve the dharma and deadbolt.
(5) The other counter case can be easily mounted or removed from the lock box.
以下、図1乃至図6に示す本発明を実施するための最良の形態により説明する。 Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention shown in FIGS. 1 to 6 will be described.
(1)発明の実施の環境
図1は発明の実施の環境を示す概略説明図である。図1に於いて、1は、例えば建物の開口を形成する戸枠、2は戸枠1の戸先側の縦枠内に取り付けられる受け金具、3は戸枠1の開口を開閉する開閉体(開き戸や引戸)、Xは開閉体3の戸先側の内部又は内壁面に取付けられた錠前である。そして、Yは錠箱4内に設けられた錠前のカウンタ装置で、本実施例では、このカウンタ装置Yは、デッドボルト5の真上に配設されている。周知のように、錠前Xの錠箱4は、前面にフロント4cを有するケース身4aと、このケース身4aの一側開口を閉鎖するケース蓋4bから構成されている。カウンタ装置Yは、望ましくはデッドボルト5又はダルマ7の付近に配設する。
(1) Environment for Implementing the Invention FIG. 1 is a schematic explanatory diagram showing the environment for implementing the invention. In FIG. 1, 1 is a door frame that forms an opening of a building, for example, 2 is a receiving bracket attached in a vertical frame on the door end side of the
(2)錠前Xの主な構成部材
5はフロント4cの出入り口6を基準に進退動するデッドボルト、7は図示しない支持座に回転自在に設けられた当業者用語のダルマ、8はデッドボルト5の内端部(後端部)側の下方空間に配設されたデッドストッパー、9はデッドストッパー8と前記ダルマ7との間に配設され、かつ、デッドストッパー8を係合解除の方向へと押し下げることができる押し下げ部材である。
(2) Main components of the lock X: 5 is a dead bolt that moves forward and backward with reference to the
しかして、デッドボルト5の内端部の上部には、逆ハの字形状の傾斜面を有する第1係合凸部5aと第2係合凸部5bが形成されている。これら第1係合凸部5a及び第2係合凸部5bの不番の傾斜面には、ダルマ7の半径外方向に延伸する駆動腕7aが選択的に押圧係合する。
Thus, on the upper part of the inner end portion of the
デッドボルト5は、ダルマ7の駆動力により、例えばデッドボルト5の内端部側に形成された不番の水平案内長孔に係合する案内ピン11等を介して進退動する。図1はデッドボルト5がダルマ7の駆動力により、受け金具2に係入した施錠時を示している。一方、図2はデッドボルト5がダルマ7の駆動力により、錠箱4内へと後退した解錠時を示している(ダルマ7、デッドストッパー8等を省略)。
The
なお、細部的事項ではあるが、デッドストッパー8の基端部は、固定軸(符号省略)に軸支されていると共に、該デッドストッパー8をデッドボルト5に係合する方向へと常時付勢する付勢バネ(符号省略)を備えている。また、十手形状の押し下げ部材9は、一端部が駆動腕7aの先端部に軸支され、他端部は錠箱の下部に設けた案内部(符号省略)に案内されていると共に、復帰バネ(符号省略)に付勢されている。
Although it is a detailed matter, the base end portion of the
また、本実施例を説明する各図面は、あくまでも技術的思想を説明するためのものであり、各構成部材の形状、大きさ等は実際の設計図に即したものではない。特に、後述する錠前のカウンタ装置Yの爪車16、送り係合片18、単数又は複数個の小歯車(本実施例)や桁送り用突起36並びに桁送り用小歯車37、外周に数字、記号、模様等の標識を有する表示用回転体等の形状や大きさ(寸法)は、説明の便宜上描いたものである。であるから、例えば爪車16と共に回転する複数個の小歯車31、33(本実施例)の外歯の歯数(実施例で10)に対して初期の回転体25の内歯の歯数(実施例では100)は非常に多数なので、図面上略図であっても、小歯車31、33の外歯と初期回転体25の内歯の歯車比は、例えば「十分の1」である。
Each drawing explaining the present embodiment is only for explaining the technical idea, and the shape, size, etc. of each constituent member are not in accordance with the actual design drawing. In particular, a
付言すると、本実施例では、爪車16と共働する小歯車31、33の外歯を介して回転する大径の初期回転体25は、一や十の位の低い単位数ではなく、百単位の数の表示体として取り扱っている。したがつて、2番目以降の回転体は千単位、万単位等の回転表示板である。
In addition, in this embodiment, the large-diameter initial rotating
(3)錠前のカウンタ装置
Yは錠前用のカウンタ装置である。このカウンタ装置Yは、ダルマ7の駆動力によって作動するデッドボルト5を介して(例えば第1実施例)、又はデッドボルト5を介さないで(第4実施例)、或いは又ダルマ7と作動杆48との間に連動手段を設けて、或いはデッドホルト5に連動手段を設けて(本発明を含む利用発明)施錠手段の施錠又は解錠の使用度数をカウントする。
(3) Counter device for lock Y is a counter device for lock. This counter device Y is operated via the
まず、図1で示すように、断面チャンネル形状の対向支持片13がケース身4aの幅広側壁の内壁面に固定され、この前後一対の対向支持片13に施錠手段の施・解錠の使用度数の情報を表示する表示窓14eを有するカウンタケース14が固定的に組み込まれる。
したがって、カウンタケース14は、錠箱4のフロント4cとダルマ7との空間部分12或いはデッドボルト5の真上の空間部分12に固定的に位置している。ここで「固定的」とは、カウンタケース14が、少なくともその周方向に回転しないことを意味し、ケース蓋4bをケース身4aから取り外した場合には、カウンタケース14を錠箱側の対向支持片13から引き抜くことができる。
First, as shown in FIG. 1, the
Therefore, the
(4)カウンタケースの軸、回転体
カウンタケース14は、その一側壁14aに軸支されたレバー状の送り係合片18、この送り係合片18の爪18aと係脱する係合歯16aを有すると共に前記一側壁14aに支持された回転軸22の爪車16と、回転軸22と共働する少なくとも一つの小歯車33と噛合すると共に該小歯車33よりも歯数が多く設定された大径の初期歯車(第1実施例等では、この初期歯車の外周にも標識を設けても良い)25と、この初期歯車25の回転作動後に複数個の桁送り手段36、37を介して表示度数が加算されるようにカウンタケース14の固定軸21に順方向にそれぞれ回転可能に設けられた複数枚のカウント表示用回転体26乃至30を備える。
(4) Counter case shaft and rotating body The
そして、カウンタケース14の構成部材を作動し得るように、カウンタケース14の下方にガイド47に案内される作動杆48を有する従動手段45が配設されている。
A driven means 45 having an operating
ここでは軸や軸に軸装された回転体を説明する。さて、カウンタ装置Yは、カウンタケース14の対向する両側壁(側板)14a、14bの中央部に固定軸21が横設軸架されている。本実施例では、固定軸21の一端部(図5では右側)には、爪車用の回転軸22が外嵌合している。つまり、固定軸21の一端部は、カウンタケース14の一側壁14aの軸孔に支持された爪車用回転軸22に挿入された状態で固定的に支持されている。
Here, the shaft and the rotating body mounted on the shaft will be described. Now, in the counter device Y, a fixed
一方、固定軸21の他端部(図5では左側)は、カウンタケース14の他側壁14b又は底壁内面に固定された二股状の規制支持板23に弾性的に挟持されている。固定軸21は、本実施例の規制支持板23、カウンタケース14の壁に固定された図示しない弾性片、固定手段等により適宜に固定される。なお、設計如何によっては、前記規制支持板23を次に説明する筒状支持部材の端部に成形しても良い。
On the other hand, the other end portion (left side in FIG. 5) of the fixed
次に、24はカウンタケース14内に固定的に設けられた筒状支持部材である。この筒状支持部材24は、各回転体を案内する機能、桁送り用突起36の回転を許容する機能、桁送り用小歯車37を支持する機能、表示用回転体26乃至30に摺動抵抗を与える機能等を有している(後述)。
Next, 24 is a cylindrical support member fixedly provided in the
次に、固定軸21には複数枚のカウント表示用の回転体(実施例によっては25も含む)26、27、28、29、30が順方向にそれぞれ回転可能に軸装されている。
Next, a plurality of count display rotating bodies (including 25 in some embodiments) 26, 27, 28, 29, and 30 are mounted on the fixed
一方、回転軸22の内端部側には、初期回転体25の内歯25aの歯数(実施例では100枚)に対してそれぞれ歯数が少なく(実施例では10枚)に設定された複数個の小歯車が配設されている。ここでは、説明の便宜上、回転軸22の内端部22aに直接固定されたものを第1小歯車31、この第1小歯車31に噛合するようにカウンタケース14の一側壁14aに軸支されたものを第2小歯車32、この第2小歯車32に噛合するようにカウンタケース14の一側壁14aに軸支され、かつ、初期回転体25の内歯25aに噛合するものを第3小歯車33という。
On the other hand, on the inner end side of the
なお、図3で示すように、爪車16と共働する第1小歯車31と第3小歯車33の比率は同じであることが条件である。また、設計如何によっては、小歯車は一つでも良い。
In addition, as shown in FIG. 3, it is the conditions that the ratio of the 1st
第1小歯車31乃至第3小歯車33は、爪車16と回転軸22を介して共働するものであるから、爪車16の爪(係合歯)16aが一つ進むと、第1小歯車31並びに仲介歯車32を介して回転する第3小歯車33も同時に一つ進む。
Since the first
また、前述したように、爪車16と共に回転する小歯車33の外歯の歯に対して初期回転体25の内歯の歯は、例えば小歯車33の歯が一つ進むと初期回転体25のそれも一つ進むように設定されていることから、爪車16が一回転すると、初期の回転体25は「百分の十」回転する。付言すると、爪車16が十回転すると、初期の回転体25は一回転する(十分の一)。
Further, as described above, the internal teeth of the initial
であるから、1番目の表示用回転体26は千単位数の回転表示板、2番目の表示用回転体27は万単位の回転表示板、3番目の表示用回転体28は十万単位の回転表示板、4番目の表示用回転体29は百万単位の回転表示板、そして、最後の表示用回転体30は千万単位の回転表示板である。
Therefore, the
上記のように構成すると、千万単位の回転表示板30も錠箱4内のスペースを活用できる範囲で可能である。なお、設計如何によっては、初期回転体25も百単位の回転表示板にできることは前述した通りである。
If comprised as mentioned above, the
(5)カウンタケース、規制支持片、支持部材等
ここで、カウンタケース14、規制支持片23、筒状支持部材24等を詳細に説明する。まず、カウンタケース14の形態は、図5で示すように、両側壁14a、14bの中央部に軸孔を有する中空ドラムである。したがって、符号の14cは周胴部分に相当する。図3で示すように、この周胴部分14cの外面の左右に錠箱側の対向支持片13にスライド係合する一対の係合突片14dが設けられている。カウンタケース14は左右一対の係合突片14dを介して錠箱4に取り外し自在に組み込まれる。つまり、カウンタケース14は、一対の係合突片14dを介して錠箱4内に固定的に差込まれ、又は引き抜かれる。
(5) Counter case, restriction support piece, support member, etc. Here, the
また、周胴部分14cの適宜箇所には、図4で示すように横方向に表示窓14eが形成されている。この表示窓14eからは、表示用回転体26(図5では右側の表示用回転体)乃至一番単位の大きい回転体30(図5では一番左側の回転体)の各数字の一つ一つが横一連に見える。これらの各数字が長期間の使用度数を示す情報である。
Further, as shown in FIG. 4, a
次に、規制支持板23について説明する。規制支持板23は、本実施例では固定軸21を固定すると共に、一番単位の大きい最後の回転体30を規制する。したがって、規制支持板23は、カウンタケース14の他側壁14b側の内部に固定的に組み込まれている。しかして、規制支持板23は、他側壁14bの内壁面に固定される取付け基端部23aと、この取付け基端部23aの上端部から二股状に延びる弾性の挟持部分23bとから成り、前記弾性の挟持部分23bで固定軸21を固定的に挟持している。付言すると、固定軸21はカウンタケース14の両側板14a、14bの中央部に前記弾性の規制支持板23と回転軸22にそれぞれ固定的に支持された状態で横設軸架されている。
Next, the
次に、円形開口を有する筒状支持部材24について説明する。前述したように筒状支持部材24は、回転体を案内する機能、桁送り用突起36を通す機能、桁送り用小歯車37を支持する機能、支持板部24aで回転体に抵抗を与える機能等を有している。
図6はこれらの機能を示す概略図である。この図6を参照にして説明すると、24aは内周壁に半径内方向に突設された複数枚の支持板部で、各支持板部24aは半径内方向に所要の長さ突出している。
Next, the
FIG. 6 is a schematic diagram showing these functions. Referring to FIG. 6, a
これらの支持板部24aは、設計如何によっては、例えば環状に形成しても良いが、本実施例では上下にそれぞれ対向して設けられている。固定軸21の軸方向に併設する各支持板部24aの間(嵌合空間)35には、各回転体がそれぞれ摺動可能に嵌合する。したがって、各回転体は自由に空転しないように各支持板部24aの内壁から抵抗を受けている。
These
また、各支持板部24aの各一側面には、各回転体の一側面にそれぞれ固定された逆向きL形状のツク(突起)36と係合するカウント送り用小歯車37が不番の軸を介して設けられている。
Further, on each one side surface of each
付言すると、回転軸22と共働する最初の桁送り用の第3小歯車33は、カウンタケース14の一側壁14aに配設されているが、第3小歯車33と同様の機能を発揮する桁送り手段、例えば桁送り用突起36は回転体25乃至29にそれぞれ固定され、また、各回転体25乃至29側のツク(突起)36とそれぞれ係合する各桁送り用小歯車37は、カウンタケース14とは別個の筒状支持部材24の各支持板部24aにそれぞれ回転可能に配設されている。
In addition, the first third
(6)爪車16、送り係合片18、付勢バネ19
爪車16は回転軸21の突出外端部に固定的に設けられ、その外周に合計10個の係合歯16aを有している。一方、一端部(図では上端部)に前記係合歯16aと係脱する爪18aを有するレバー状の送り係合片18は、カウンタケース14の一側壁の外面14aに枢支ピン41を介して軸支されている。そして、送り係合片18の前記爪18aが爪車16の係合歯16aに係合するように付勢する付勢バネ19が一側壁の外面14aの周端部の適宜箇所に設けられている。付勢バネ19は、送り係合片18の一端部(図では上端部)の側面に圧接する板バネが用いられている。なお、送り係合片18の下端部は水平方向に折り曲げ形成され、次に説明する従動手段45の作動杆48と係合している。
(6)
The
(7)駆動手段、従動手段、作用
本実施例の駆動手段(作動杆48に対する部材)は、前述したようにダルマ7の駆動力によって作動するデッドボルト5である。したがって、デッドボルト5の付近には、デッドボルト5に連動する従動手段45が配設されている。
(7) Driving means, driven means, action The driving means (member for the operating rod 48) of the present embodiment is the
図3で示すように、本実施例の従動手段45は、デッドボルト5の直ぐ上方或いはカウンタケース14の下方に錠箱4に架設された水平支持板46を介して設けられた筒状ガイド47と、この筒状ガイド47を貫通する作動杆48と、該作動杆48の内部に位置付けられ、かつ、一端部が筒状ガイド47のバネ端支持部47aに支持されていると共に、他端部は前記作動杆48の内壁面に圧接する復帰バネ49とから成る。そして、作動杆48のフランジ状先端部48aに送り係合片18の下端部18bが係合し、一方、作動杆48のフランジ状後端部48bは、デッドボルト5の第1係合凸部5aが押圧する。
As shown in FIG. 3, the follower means 45 of this embodiment includes a
であるから、図2で示すように、デッドボルト5が錠箱4内へと後退すると、作動杆48は復帰バネ49のバネ力により後退するので、送り係合片18は付勢バネ19のバネ力に抗して枢支ピン41を支点に反時計方向へと回転し、その爪18aは爪車16の係合歯16aから離れる。
Therefore, as shown in FIG. 2, when the
一方、図1で示すように、施錠時、デッドボルト5がダルマ7の駆動力によって矢印方向へと前進すると、送り係合片18の下端部18bを係止している作動杆48は復帰バネ49のバネ力に抗して前進することから、送り係合片18は付勢バネ19のバネ力により枢支ピン41を支点に時計方向へと回転し、その爪18aは爪車16の次の係合歯16aに係合する(係合歯16aを一つ送る)。係合歯16aが一つ進む(送られる)と、前述したように回転軸22と共働する第1小歯車31乃至第3小歯車33も同時に回転作動することから、第1小歯車31と同一比率の第3小歯車33と噛合する初期回転体25は「百分の1」回転する。
On the other hand, as shown in FIG. 1, when the
発明の実施の形態で示した第1実施例に於いて、カウンタケース14は、錠箱4内に横方向に配設されているが、図7及び図8で示すように縦方向に配設しても良い(便宜上、これを「第2実施例」という)。
In the first embodiment shown in the embodiment of the invention, the
このように構成すると、錠箱4のケース蓋4bを外したときには、その表示窓14eから全ての回転体の標識が縦一連に見える。なお、回転体の標識は数字のみならず、使用度数を記号や模様で表示しても良い。また、錠箱4の適宜箇所にも表示窓を形成しても良い(任意的事項)。
If comprised in this way, when the
次に、図9乃至図12に示す第3実施例について説明する。なお、第1実施例の構成と同一部分は、同一又は同様の符号を援用して重複説明を回避する。 Next, a third embodiment shown in FIGS. 9 to 12 will be described. In addition, the same part as the structure of 1st Example uses the same or similar code | symbol, and avoids duplication description.
第3実施例の錠前のカウンタ装置は、錠箱4内に設けたカウンタケース14Aと、一方、錠箱4内に配設され、かつ、錠前の駆動手段(この実施例ではデッドボルト)5Aの駆動力により作動すると共に、先端部48aが前記カウンタケース14Aに設けられた大径の初期回転体25Aの外周に設けられた係合歯25bと係脱する作動杆48Aを有する従動手段45Aと、一方、カウンタケース14Aの一側壁14aに配設され、かつ、初期回転体25Aの内周に設けられ突起36Aと係脱する第1の桁送り用小歯車37Aと、この第1の桁送り用小歯車37Aと噛合する伝動歯車38を有する表示用第2回転体26Aを含み、前記前初期歯車25Aの回転作動後に複数個の桁送り手段36、37を介して表示度数が加算されるようにカウンタケースの固定軸21Aに順方向にそれぞれ回転可能に設けられた複数枚のカウント表示用回転体27、28、29、30を備える。
The counter device for the lock of the third embodiment includes a
したがって、この第2実施例は、第1実施例とは、次に列挙する点が主に異なる。
(a)まず、駆動手段としのデッドボルト5Aの後端部上辺には、従動手段45Aの作動杆48Aを押圧する係合突部5cが設けられている。この係合突部5cは、ダルマ7の駆動腕7aが選択的に係脱する係合凸部5a、5bと別個のものである。
(b)次に、従動手段45Aの作動杆48Aを案内するガイド47Aは、カウンタケース14Aの周胴部分14cの一側壁寄りの下部に形成されている。つまり、ガイド47Aはカウンタケース14Aと別体ではなく、カウンタケース14Aに一体に成形されている。
(c)次に、レバー状の送り係合片18及び送り係合片の爪と係脱する回転軸の爪車16が存在しない反面、従動手段45Aの作動杆48Aの非爪状の先端部48aが直接大径の初期回転体25Aの係合歯25bと係脱している。
(d)次に、初期回転体25Aは、カウンタケース14Aの一側壁14aの内壁に突壁状に周設した小突起ガイド14fに案内されている。
(e)さらに、初期回転体25Aの内周の突起36Aと係脱する第1の桁送り用小歯車37Aと噛合する伝動歯車38を有する表示用第2回転体26Aは、固定軸21Aの端部に回転可能に軸装されている。付言すると、この実施例は回転軸を有せず、固定軸21Aのみがカウンタケース14Aの両側壁14a、14bに横設軸架されている。
(f)上記のように構成すると、第1実施例と同様に所期の目的を達成することができると同時に、従動手段45Aに対する駆動手段5Aの構成を極力シンプルな構成にできるのみならず、カウンタ装置の構成も同時にシンプル化することができる。
Therefore, the second embodiment is mainly different from the first embodiment in the following points.
(A) First, an
(B) Next, a
(C) Next, there is no lever-shaped
(D) Next, the initial
(E) Further, the second
(F) When configured as described above, the intended purpose can be achieved as in the first embodiment, and at the same time, the configuration of the driving means 5A with respect to the driven means 45A can be made as simple as possible, The configuration of the counter device can be simplified at the same time.
次に、図13及び図14に示す第4実施例について説明する。なお、第3実施例の構成と同一部分は、同一又は同様の符号を援用して重複説明を回避する。 Next, a fourth embodiment shown in FIGS. 13 and 14 will be described. In addition, the same part as the structure of 3rd Example uses the same or similar code | symbol, and avoids duplication description.
この第4実施例に於いて、前述した第3実施例と主に異なる点は駆動手段である。すなわち、第3実施例では、駆動手段としのデッドボルト5Aの後端部上辺に、従動手段45Aの作動杆48Aを押圧する係合突部5cが設けているが、この第4実施例では、ダルマ7の駆動腕7aの先端部で「直接」作動杆48Aの後端部48bを押圧する。
In the fourth embodiment, the main difference from the third embodiment is the driving means. That is, in the third embodiment, the
このように、カウンタ装置Yは、ダルマ7の駆動力によって作動するデッドボルト5、5Aを介して(第1乃至第3実施例、)、又はデッドボルト5、5Aを介さないで直接(第4実施例)駆動力を得て、かつ、該駆動力によって回転又は前進する作動杆を介して施錠手段の施錠又は解錠の使用度数をカウントする。
In this way, the counter device Y is directly connected to the
なお、特に図示しないが、本発明の主要部をそのまま利用して、例えば従動手段(45、45A)の作動杆(48、48A)を作動させる連動手段(例えばクランク機構、ラックとピニオンと揺動腕の組み合わせ機構等)を加味することも出来る。 Although not particularly illustrated, the main part of the present invention is used as it is, for example, interlocking means (for example, a crank mechanism, a rack and a pinion, and a swinging mechanism) for operating the operating rod (48, 48A) of the driven means (45, 45A). Arm combination mechanism, etc.) can also be added.
本発明は、主に建具や錠前の業界で利用される。 The present invention is mainly used in the joinery and lock industry.
図1乃至図6は本発明の第1実施例を示す各説明図。図7及び図8は本発明の第2実施例、図9乃至図12は本発明の第3実施例、図13及び図14は本発明の第4実施例である。
X…錠前、1…戸枠、2…受け金具、3…開閉体、4…錠箱、5、5A…デッドボルト、5a…第1係合凸部、5b…第2係合凸部、5c…係合突部、7…ダルマ、Y…カウンタ装置、12…空間部分、13…対向支持片、14、14A…カウンタケース、14a、14b…両側壁(側板)、14c…周胴部分、14d…係合突片、14e…表示窓、4f…小突起ガイド、16…爪車、16a…係合歯、18…送り係合片、8a…爪、19…付勢バネ、21、21A…固定軸、22…回転軸、23…規制支持板、24…筒状支持部材、24a…各支持板部、25、25A…初期歯車、25a…歯、25b…係合歯、26乃至30…カウント表示用回転体、26A…表示用第2回転体、31…小歯車(第1小歯車)32…第2小歯車(仲介小歯車)、33…小歯車(第3小歯車)、35…嵌合空間、36…桁送り手段(桁送り用突起)、36A…突起、37…桁送り手段(桁送り用小歯車)、37A…第1の桁送り用小歯車、38…伝動歯車、41…枢支ピン、45、45A…従動手段、46…水平支持板、47、47A…筒状ガイド、48、48A…作動杆、48a…先端部、48b…後端部、49…復帰バネ。 X: Lock, 1 ... Door frame, 2 ... Receiving bracket, 3 ... Opening and closing body, 4 ... Lock box, 5, 5A ... Dead bolt, 5a ... First engagement convex part, 5b ... Second engagement convex part, 5c ... engaging protrusion, 7 ... dharma, Y ... counter device, 12 ... space portion, 13 ... opposing support pieces, 14 and 14A ... counter case, 14a and 14b ... both side walls (side plates), 14c ... peripheral body portion, 14d ... engagement protrusion, 14e ... display window, 4f ... small projection guide, 16 ... claw wheel, 16a ... engagement tooth, 18 ... feed engagement piece, 8a ... claw, 19 ... biasing spring, 21, 21A ... fixed Axis, 22 ... rotating shaft, 23 ... regulating support plate, 24 ... cylindrical support member, 24a ... each support plate portion, 25, 25A ... initial gear, 25a ... tooth, 25b ... engaging tooth, 26 to 30 ... count display Rotating body, 26A ... Second rotating body for display, 31 ... Small gear (first small gear) 32 ... Second small gear (mediating small teeth) ), 33 ... small gear (third small gear), 35 ... fitting space, 36 ... shift means (shift for projection), 36 A ... protrusion, 37 ... shift means (shift gear), 37 A ... First shift small gear, 38 ... transmission gear, 41 ... pivot pin, 45, 45A ... driven means, 46 ... horizontal support plate, 47, 47A ... cylindrical guide, 48, 48A ... operating rod, 48a ... Front end, 48b ... rear end, 49 ... return spring.
Claims (9)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006282832A JP2008101353A (en) | 2006-10-17 | 2006-10-17 | Counter device of lock |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006282832A JP2008101353A (en) | 2006-10-17 | 2006-10-17 | Counter device of lock |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008101353A true JP2008101353A (en) | 2008-05-01 |
Family
ID=39435888
Family Applications (1)
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JP2006282832A Pending JP2008101353A (en) | 2006-10-17 | 2006-10-17 | Counter device of lock |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008101353A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104251081A (en) * | 2013-03-16 | 2014-12-31 | 赵彦杰 | Novel technical-unlocking prevention lock |
-
2006
- 2006-10-17 JP JP2006282832A patent/JP2008101353A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104251081A (en) * | 2013-03-16 | 2014-12-31 | 赵彦杰 | Novel technical-unlocking prevention lock |
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