JP2008095358A - 屋根形天幕 - Google Patents

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Yasuo Toyoda
恭郎 豊田
Nobuaki Fukinuki
伸昭 吹抜
Masahiro Seki
正洋 関
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Abstract

【課題】本発明は屋根形天幕に関し、夜営をしたり、物品の収納・保管をするのに用い、簡単な取り扱い操作により設営や分解が迅速かつ確実に行え、比較的多人数や大容量の物品を収容可能であり、日照や風雨を防ぐものである。
【解決手段】2本の支柱3,3により天幕本体1の屋根部4の頂上部を支持する屋根形天幕において、天幕本体は、切妻屋根形また寄せ棟屋根形の屋根部4と、下方の周囲を囲む側壁部6A,6B;6C,6Dとにより形成され、引綱5は、屋根部の頂上における棟7の外端部に一端5Aが取付けられ他端5Aは地面2に打ち込んだ杭8に取付けられて棟間に張力を与える複数本の棟張綱5Aと、屋根部の傾斜最低部4aと側壁部6A,6B;6C,6Dの上端部とが交わる軒先部Nに少なくとも一端5Bが取付けられ、他端5Bは杭8′に取付けられて左右の側壁部に外方向に張力を与える軒引綱5Bとで構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は屋根形天幕に関し、夜営をしたり、または、物品を収納・保管をするのに用い、簡単な取り扱い操作により設営や分解が迅速かつ確実に行え、比較的多人数と、また、大容積に物品を収容可能であり、日照や風雨を防ごうとするものである。
従来、設営が容易なタープテントには、耐候性に優れた生地よりなる多角形、例えば平面略四角形のテント本体の対角線上の2つの角部を地面に立設した2本のポールにより支持すると共に、テント本体の残りの2つの角部をロープを介してペグ(杭体)により地面に固定し、全体を張設するようにしたことにより、設営を容易にするものがあった。そして、日照や風雨を防ごうとするものであった(例えば特許文献1参照。)。
実開平5−89733号公報
しかしながら、特許文献1記載の上記従来のタープテントは、多角形、例えば平面略四角形のテント本体の対角線上の2つの角部を地面に立設した2本のポールにより支持すると共に、テント本体の残りの2つの角部をロープを介してペグ(杭体)により地面に固定し、全体を張設するものであるので、2本のポールを用いて平面略四角形のテント本体を張設すると、この2本のポールを用いて張設されるテント本体の対角線上の2つの角部と、ロープを介してペグ(杭体)により地面に固定した残りの2つの角部との間に位置するテント本体の下縁部は、地面との間に大きな間隙が形成されているため、テント本体の外部からの通風性は良いが、強風に対して強度に欠け、テントが風に煽られて倒壊する等、強度が弱かった。また、日照を防ぐのに小面積で不充分であり、また、雨や雪が吹き込み易く、しかも、冬季等においてはまともに寒風や雪がテント内に入り込み易く、暖に欠け、さらには、テント内への収容人数も小人数であり、簡易で小規模のものに限られていた。
本発明は上記従来のテントの欠点を解決するとともに、日照や雨雪を防ぐのに充分であり、冬季においては、寒風がテント内に侵入し難く、充分な暖を採れ、また、強風に対する倒壊を予防して強度が向上して構造堅牢になり、また、テント内の収容人数は比較的多数人であり、しかも、大容量に物品を収容でき、さらには、構造が簡単で部品数が少なく、組立操作および分解操作が容易かつ迅速に行えるとともに、運搬および保管が容易になる屋根形天幕を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、間隔をあけて地面に立設した2本の支柱により天幕本体の屋根部の頂上部を支持するとともに、前記天幕本体を引綱を介して張設する屋根形天幕において、
前記天幕本体は、切妻屋根形、または寄せ棟屋根形に形成される前記屋根部と、および該屋根部の下方の周囲を囲む側壁部とにより形成され、
前記引綱は、前記支柱にて支持された前記屋根部の頂上における棟の外端部に一端が取付けられて他端は杭が地面に打ち込まれることにより前記屋根部の前記棟に外方向に張力を与える複数本の棟張綱と、前記屋根部の傾斜最低部と前記側壁部の上端部とが交わる軒先部に少なくとも一端が取付けられ、他端は杭が地面に打ち込まれることにより長手方向に所望間隔に対設され、左右の前記側壁部に外方向に張力を与える軒引綱とで構成されることを特徴とした。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記支柱が、上部支柱部と、該上部支柱部の下端に接続可能に、かつ分離可能に接続手段を介して接続される下部支柱部とから構成されることを特徴とした。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1または2において、前記支柱が、屋根部の棟の外端部に設けた金環内に突出されるピン体を上端に設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1−3において、前記接続手段が、前記上部支柱部の下端内に先細りに設けられた雌状孔と、該雌状孔内に挿脱可能に挿入され前記下部支柱部の上端に先細りに設けられた雄状挿入部と、前記雌状孔内に挿入される前記雄状挿入部に外部から先端部が当接する止ねじと、からなる。
本発明の請求項1に記載の発明によれば、間隔をあけて地面に立設した2本の支柱により天幕本体の屋根部の頂上部を支持するとともに、前記天幕本体を引綱を介して張設する屋根形天幕において、前記天幕本体は、切妻屋根形、または寄せ棟屋根形に形成される前記屋根部と、および該屋根部の下方の周囲を囲む側壁部とにより形成され、前記引綱は、前記支柱にて支持された前記屋根部の頂上における棟の外端部に一端が取付けられて他端は杭が地面に打ち込まれることにより前記屋根部の前記棟に外方向に張力を与える複数本の棟張綱と、前記屋根部の傾斜最低部と前記側壁部の上端部とが交わる軒先部に少なくとも一端が取付けられ、他端は杭が地面に打ち込まれることにより長手方向に所望間隔に対設され、左右の前記側壁部に外方向に張力を与える軒引綱とで構成されることを特徴とするので、日照や雨雪を防ぐのに充分であり、冬季においては、寒風がテント内に侵入し難く、充分な暖を採れ、また、強風に対する倒壊を予防して強度が向上して構造堅牢になり、また、テント内の収容人数は比較的多数人を収容できたり、大容量の物品を収容・保管でき、さらには、構造が簡単で部品数が少なく、組立操作および分解操作が容易かつ迅速に行えるとともに、運搬および保管が容易になる。
また、本発明の請求項2に記載の発明によれば、請求項1において、前記支柱が、上部支柱部と、該上部支柱部の下端に接続可能に、かつ分離可能に接続手段を介して接続される下部支柱部とから構成されることを特徴とするので、使用時での支柱の組立、および不使用時での分解が容易であり、運搬、保管も容易になる。
また、本発明の請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2において、前記支柱が、屋根部の棟の外端部に設けた金環内に突出されるピン体を上端に設けたことを特徴とするので、使用時での天幕本体に対する支柱の組立、および不使用時での分解が容易になる。
また、本発明の請求項4によれば、請求項1において、前記接続手段が、前記上部支柱部の下端内に先細りに設けられた雌状孔と、該雌状孔内に挿脱可能に挿入され前記下部支柱部の上端に先細りに設けられた雄状挿入部と、前記雌状孔内に挿入される前記雄状挿入部に外部から先端部が当接する止ねじと、からなるので、使用時での支柱の組立、および不使用時での分解が容易かつ確実になる。
以下図面に従い、本発明を実施するための最良の形態につき詳細を説明する。
図1は本発明の屋根形天幕の実施形態1を示し、設営した状態の斜視図、図2は本実施形態1の屋根形天幕を設営するのに使用する支柱を示す側面図、図3は同じく本実施形態1の屋根形天幕を設営するのに使用する支柱を構成する上部支柱を示す拡大一部断面図、図4は同じく本実施形態1の屋根形天幕を設営するのに使用する支柱を構成する下部支柱を示す拡大一部断面図、図5は本実施形態1の屋根形天幕を設営するのに際し、天幕、および引綱を展開し、杭を打ち込んだ状態の斜視図、図6は同じく屋根部を支持するための2本の支柱を配置した状態の斜視図、図7は同じく屋根部の下面に支柱を差し入れる状態の斜視図である。
本実施形態1は、間隔Lをあけて地面2に立設した2本の支柱3,3により天幕本体1の屋根部4の頂上部を支持するとともに、前記天幕本体1を引綱5を介して張設する屋根形天幕において、前記天幕本体1は、切妻屋根形に形成される前記屋根部4と、および該屋根部4の下方の周囲を囲む側壁部6A,6B;6C,6Dとにより形成され、前記引綱5は、前記支柱3,3にて支持された前記屋根部4の頂上における棟7の外端部に一端5Aが取付けられて他端5Aは杭8が地面2に打ち込まれることにより前記屋根部4の前記棟7に外方向に張力を与える複数本の棟張綱5Aと、前記屋根部4の傾斜最低部4aと前記側壁部6A,6B;6C,6Dの上端部とが交わる軒先部Nに少なくとも一端5Bが取付けられ、他端5Bは杭8′が地面2に打ち込まれることにより長手方向Iに所望間隔L1に対設され、左右の前記側壁部6A,6Bに外方向に張力を与える軒引綱5Bとで構成されることを特徴とする。
前記支柱3が、上部支柱部3Aと、該上部支柱部3Aの下端に接続可能に、かつ分離可能に接続手段10を介して接続される下部支柱部3Bとから構成される。このように、支柱3を上部支柱部3Aと、下部支柱部3Bとから構成したのは、使用時での長い長さの支柱3の組立、および不使用時での分解が容易であり、運搬、保管も容易にするためである。
屋根形天幕の左右に配置される前記側壁部6A,6Bは、設営時には長手方向Iに対向され、正面略矩形に形成される。また、屋根形天幕の前後に配置される前記側壁部6C,6Dは、正面五角形に形成され、左右両端を前記側壁部6A,6Bに連設されている。このうち、前記側壁部6A,6Bの何れか一方には縦方向にスリットSを入れる等することによって入口部Dが形成される。
11は前記支柱3の上端部、すなわち、上部支柱部3Aの上端部に設けられたピン体であり、このピン体11は屋根部4の棟7の外端部に設けた金環12,12内に突出されることにより、使用時での天幕本体1に対する支柱3の組立、および不使用時での分解が容易になる。
前記接続手段10が、前記上部支柱部3Aの下端内に内周斜面部13aを有する先細りに設けられた雌状孔13と、該雌状孔13内に挿脱可能に挿入され前記下部支柱部3Bの上端に外周斜面部14aを有する先細りに設けられた雄状挿入部14と、前記雌状孔13内に挿脱可能に挿入される前記雄状挿入部14に外部から先端部15aが当接される止めねじ15と、からなるので、使用時での支柱3の組立、および不使用時での支柱3の分解が容易かつ確実になる。
本実施形態1の屋根形天幕は以上の構成からなり、野外での設営を行うのには、先ず、野外の設営個所に天幕本体1を組立し易いように屋根部4を四方に展開しておく(図5参照)。
次いで、天幕本体1の左右の軒先部N,Nの前後の延長線上J,Jにおいて、天幕本体1に対して数m、例えば3mほど前後の位置に、前後2本づつ、合計4本の杭8,8;8,8を打撃具にて打ち込んでおく。この際、4本の杭8,8;8,8は、天幕本体1の屋根部4の棟7における延長線に対して平面略45度の角度位置に打ち込まれることになる。
この杭8,8;8,8には、前記屋根部4の頂上における棟7の前後の外端部に一端5Aが取付けられた複数本、例えば屋根部4に対して前後2本づつの棟張綱5A,5A;5A,5Aを伸ばし、該棟張綱5A,5A;5A,5Aの他端5Aを前記杭8,8;8,8に掛けておく。
また、複数本、本実施形態1では3本の長さが長い軒引綱5B,5B,5Bを所望間隔L1をあけて前記屋根部4を跨いで屋根部4の長手方向Iに交差して伸長し、配索しておくとともに前後端には軒引綱5B,5Bを前記間隔L1よりも下方部をあけて短い長さの2本の軒引綱5B,5Bを配索しておく。この際、長い長さの3本の軒引綱5B,5B,5Bが屋根部4の傾斜最低部4aと前記側壁部6A,6Bの上端部とが交わる2つの軒先部N,Nに位置するが、好ましくはこの中間部の2個所は軒先部N,Nに設けた図には示さない環状金具に挿通して捲回する等して軒引綱5B,5B,5B;5B,5B,5Bの一端5Bが前記軒先部N,Nに取付けられるが、牽引方法はこれに限ることなく、図には示さないが例えば短い長さの片側5本づつ、合計10本の軒引綱5B,5B,5B,5B,5B;5B,5B,5B,5B,5Bを用いることにより、これらの軒引綱5B,5B,5B,5B,5B;5B,5B,5B,5B,5Bの少なくとも一端5Bが前記軒先部N,Nに取付けられ、他端5Bは地面2に打ち込まれた杭8′に取付られることにより長手方向Iに対設され、左右の前記側壁部6A,6Bに外方向(長手方向Iに交差する方向)に張力を与えるようにすることもできる。また、棟張綱5A,5A;5A,5A、および軒引綱5B,5B,5B,5B,5B;5B,5B,5B,5B,5Bの張力を加減するのに、図には示さないが、ターンバックルを用いることにより張力を調整するようにしてもよい。
その後、前記上部支柱部3Aの下端内に設けた雌状孔13内に挿脱可能に挿入され前記下部支柱部3Bの上端に設けた先細りの雄状挿入部14を挿入し、外部から止めねじ15の先端部15aを雄状挿入部14に当接することにより、上部支柱部3Aと、下部支柱部3Bとが接続された2本の支柱3を用意しておく(図6参照)。
それから、天幕本体1の前後の下方部から2本の支柱3,3の先端部を差し込み、支柱3の上端部に設けられたピン体11を屋根部4の棟7の外端部に設けた金環12,12内に突出することにより、天幕本体1を持ち上げるようにして2本の支柱3,3を間隔Lを開けて略垂直に立設して建て込む。
そして、天幕本体1の屋根部4に対して前後2本づつ、合計4本の棟張綱5A,5A;5A,5Aを左右2本づつ平均に緊張させ、4本の該棟張綱5A,5A;5A,5Aの他端5Aを前記杭8,8;8,8に強固に固定すれば、2本の支柱3,3を間隔Lを開けて略垂直に強固に立設することができるとともに、2本の支柱3,3間において屋根部4の頂上部における棟7に張りをもたせることができる。
この際、2本の支柱3,3間において屋根部4の頂上部における棟7に張りをもたせるための合計4本の棟張綱5A,5A;5A,5Aのうち、左右2本づつの棟張綱5A,5Aは、棟7の外端部を頂点とし、棟7の外端部の前後方向の延長線J,Jを二等分線とする平面二等分三角形の2つの斜辺部方向に均等に張力が働くように緊張すれば、切妻屋根形の屋根部4は平面対角線方向へと四方に合計4本の棟張綱5A,5A;5A,5Aにより平均して緊張されるため、強風や暴風雨に対してめくれ上がって吹き飛ばされたり、倒壊することがなく、充分な強度の構造堅牢な屋根部4を設営することができる。
しかも、軒引綱5B,5B,5B,5B,5B;5B,5B,5B,5B,5Bの他端側を平均に緊張させ、これらの軒引綱5B,5B,5B,5B,5B;5B,5B,5B,5B,5Bの他端5Bを地面2に打ち込まれた片側5本づつ、合計10本の杭8′に強固に固定すれば切妻屋根形の屋根部4を天幕本体1の長手方向Iに略交差する外方向へ全体的に張力を与えて弛みを生ずるのを防止できるとともに、左右の前記側壁部6A,6Bに外方向に張力を与えることができる。このようにして、切妻屋根形に形成される屋根部4と、および該屋根部4の下方の周囲を囲む側壁部6A,6B;6C,6Dとにより形成される天幕の設営を簡単な取り扱い作業により構造堅牢に営むことができる。
このように、組上がった本実施形態1の屋根形天幕は、切妻屋根形に形成される屋根部4と、および該屋根部4の下方の周囲を囲む側壁部6A,6B;6C,6Dとにより形成され、不必要な隙間を生じないので、日照や雨雪を充分に防ぐことができる。また、冬季においては、寒風がテント内に侵入し難く、充分な暖を採るのに適している。また、天幕内の収容人数は比較的多数人を収容できるとともに大容量に物品を収容したり、保管ができる。
また、本実施形態1の天幕は、前述のように、切妻屋根形に形成される屋根部4は、棟7の外端部を2本の支柱3,3にて支持され、しかも、屋根部4の頂上における棟7の外端部に一端5Aが取付けられて他端5Aは杭8が地面2に打ち込まれることにより前記屋根部4の棟7に複数本、前後2本づつ、合計4本の棟張綱5A,5A;5A,5Aにより外方向に張力を与えるのと、前記屋根部4の傾斜最低部4aと前記側壁部6A,6Bの上端部とが交わる軒先部N,Nに少なくとも一端5Bが取付けられ、他端5Bは複数本、片側5本づつ、合計10本の杭8′が地面2に打ち込まれることにより長手方向Iに対設された軒引綱5Bとで、左右の前記側壁部6A,6Bに長手方向Iに交差する外方向に張力を与えるので、如何なる方向からの強風に対しても倒壊を予防して強度が向上され、構造堅牢な仕上がりになる。
また、設営された屋根形天幕の組立を解いて分解するのには、前述の天幕の組立操作と逆の手順、操作により分解を行えばよい。すなわち、杭8′に対する複数本の軒引綱5B,5B,5B,5B,5B;5B,5B,5B,5B,5Bの固定を解いて張力を緩めるとともに、杭8に対して複数本、例えば前後2本づつ合計4本の棟張綱5A,5A;5A,5Aの固定を解いて張力を緩め、前後2本の支柱3,3を天幕本体1の棟7における前後の外端部から撤去して屋根部4に対する支持を解く。その後、天幕本体lを折り畳み、2本の支柱2,2を、上部支柱部3Aと、下部支柱部3Bとに接続手段10の止めねじ15を緩めることにより分離する。こうして、天幕の分離操作を簡単な取り扱い操作により終える。
前述のように、接続した使用時における2本の支柱2,2を、上部支柱部3Aと、下部支柱部3Bとを接続手段10を介して分離して短くすることができるので、運搬をしたり、倉庫に保管するのに便利になる。
上記実施形態1では、屋根形天幕の屋根部4を切妻屋根形状に形成した場合を図示しているが、屋根形状は図には示すものに特定するものに限らず、本発明の趣旨を逸脱しない限り例えば寄せ棟屋根形状の場合にも本発明は適用することができる。
本発明は、日照や雨雪を防ぐのに充分であり、冬季においては、寒風がテント内に侵入し難く、充分な暖を採れ、また、強風に対する倒壊を予防して強度が向上して構造堅牢になり、また、テント内の収容人数は比較的多数人を収容でき、しかも、大容量の物品を収容でき、さらには、構造が簡単で部品数が少なく、組立操作および分解操作が容易かつ迅速に行えるとともに、運搬および保管が容易になるという用途・機能に適する。
図1は本発明の屋根形天幕の実施形態1を示し、設営した状態の斜視図である。 図2は本実施形態1の屋根形天幕を設営するのに使用する支柱を示す側面図である。 図3は同じく本実施形態1の屋根形天幕を設営するのに使用する支柱を構成する上部支柱を示す拡大一部断面図である。 図4は同じく本実施形態1の屋根形天幕を設営するのに使用する支柱を構成する下部支柱を示す拡大一部断面図である。 図5は本実施形態1の屋根形天幕を設営するのに際し、天幕、および引綱を展開し、杭を打ち込んだ状態の斜視図である。 図6は同じく屋根部を支持するための2本の支柱を配置した状態の斜視図である。 図7は同じく屋根部の下面に支柱を差し入れる状態の斜視図である。
符号の説明
1 天幕本体
2 地面
3 支柱
4 屋根部
5 引綱
5A 棟引綱
5B 軒引綱
6A 側壁部
6B 側壁部
6C 側壁部
6D 側壁部
7 棟
8 杭
8′ 杭
10 接続手段
15 止めねじ
I 長手方向
N 軒先部

Claims (4)

  1. 間隔をあけて地面に立設した2本の支柱により天幕本体の屋根部の頂上部を支持するとともに、前記天幕本体を引綱を介して張設する屋根形天幕において、
    前記天幕本体は、切妻屋根形、または寄せ棟屋根形に形成される前記屋根部と、および該屋根部の下方の周囲を囲む側壁部とにより形成され、
    前記引綱は、前記支柱にて支持された前記屋根部の頂上における棟の外端部に一端が取付けられて他端は杭が地面に打ち込まれることにより前記屋根部の前記棟に外方向に張力を与える複数本の棟張綱と、前記屋根部の傾斜最低部と前記側壁部の上端部とが交わる軒先部に少なくとも一端が取付けられ、他端は杭が地面に打ち込まれることにより長手方向に所望間隔に対設され、左右の前記側壁部に外方向に張力を与える軒引綱とで構成されることを特徴とした屋根形天幕。
  2. 前記支柱が、上部支柱部と、該上部支柱部の下端に接続可能に、かつ分離可能に接続手段を介して接続される下部支柱部とから構成されることを特徴とした請求項1の屋根形天幕。
  3. 前記支柱が、屋根部の棟の外端部に設けた金環内に突出されるピン体を上端に設けたことを特徴とする請求項1または2記載の屋根形天幕。
  4. 前記接続手段が、前記上部支柱部の下端内に先細りに設けられた雌状孔と、該雌状孔内に挿脱可能に挿入され前記下部支柱部の上端に先細りに設けられた雄状挿入部と、前記雌状孔内に挿入される前記雄状挿入部に外部から先端部が当接する止ねじと、からなる請求項1−3に記載の屋根形天幕。
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