JP2008089583A - レーダ・レベル測定 - Google Patents

レーダ・レベル測定 Download PDF

Info

Publication number
JP2008089583A
JP2008089583A JP2007230886A JP2007230886A JP2008089583A JP 2008089583 A JP2008089583 A JP 2008089583A JP 2007230886 A JP2007230886 A JP 2007230886A JP 2007230886 A JP2007230886 A JP 2007230886A JP 2008089583 A JP2008089583 A JP 2008089583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
product
tank
fixed position
interface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2007230886A
Other languages
English (en)
Inventor
Christer Froevik
フレヴィック クリステル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rosemount Tank Radar AB
Original Assignee
Rosemount Tank Radar AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rosemount Tank Radar AB filed Critical Rosemount Tank Radar AB
Publication of JP2008089583A publication Critical patent/JP2008089583A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/22Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water
    • G01F23/28Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring the variations of parameters of electromagnetic or acoustic waves applied directly to the liquid or fluent solid material
    • G01F23/284Electromagnetic waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/22Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water
    • G01F23/28Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring the variations of parameters of electromagnetic or acoustic waves applied directly to the liquid or fluent solid material
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F25/00Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume
    • G01F25/20Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume of apparatus for measuring liquid level

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】タンク中に含まれた製品の少なくとも1つのプロセス変数を決定する方法を提供すること。
【解決手段】この方法は、一組の距離対を得ることを含み、各対は、製品の表面までの距離の第1の距離測度と、製品表面の下のタンク中の固定の位置までの距離の第2の距離測度とを含み、各距離対は、マイクロ波をタンクの中に放射し、これを製品の方に向かって伝播させ、製品表面からのエコー及び固定位置からのエコーを含むタンクからの反射波を受信し、放射され受信されたマイクロ波に基づいて前記第1及び第2の距離測度を決定することによって得られる。距離対を使用して、製品表面までの距離と、固定位置までの実際距離と、固定位置までの距離の距離測度と、遅延係数との関係に基づいて、固定位置までの実際距離及び製品の遅延係数のうちの少なくとも1つが計算される。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロ波をタンクの中に放射しその波の反射を受け取ることによって、使用されるタンク中に含まれた製品の少なくとも1つのプロセス変数を決定する方法に関する。
従来のレーダ・レベル測定では、一般にマイクロ波の形態の電磁エネルギーが、製品を含むタンクの中に放射され、その製品のレベルが決定されることになる。マイクロ波は、表面に向かって(自由に、又は誘導装置又はプローブによって)伝播することができ、タンクから反射された波が受信される。反射波は、製品表面からのエコー、及び、ことによると、例えばタンク内部の構造体又は媒体界面からの追加のエコーを含んでいる。受信マイクロ波を放射マイクロ波と共に処理し、そして、表面エコーの伝播時間に基づいて、表面までの距離を決定することができる。タンクの底までの距離が分かっていれば、表面までの距離を使用して、製品のレベル(すなわち、底から製品表面までの距離)を決定することができる。タンクの形状寸法が分かっていれば、このレベルから製品の体積を決定し、そして次には、この体積から、密度が与えられると、製品の量(質量)を決定することができる。
いくつかの状況では、特に液化ガスのような高度に透明な製品を測定するとき、タンクの底は、時には表面エコーの検出を困難にするほど十分に強いこともある比較的強い反射を引き起こす。この問題を克服しようとして、米国特許第5,438,867号は、底までの距離を測定して表面までの距離を決定する方法を開示している。この方法は、マイクロ波の伝播速度が空のタンクに比べて製品中で小さいということに基づいており、したがって、底までの測定距離は、タンクの中の製品の量に依存する。その結果として、底までの測定距離は、実際の距離よりも大きくなる。底までの実際の距離及び製品の遅延係数を知ることによって(遅延係数は
Figure 2008089583

に等しく、εは製品の比誘電率、μは製品の比透磁率である)、底までの測定距離を使用して製品レベルを決定することができる。
製品の遅延係数は、一般に、おおよそ知られているが、例えば製品の温度及び品質に依存して変化しやすい。米国特許第5,438,867号の方法を使用する近似値に依拠すると、レベル測定プロセスに不正確さをもたらす可能性がある。
さらに、いくつかの場合に、タンクの中身は、例えばタンクに入った水によって、汚染される。製品が水よりも小さな密度であるとき、水は、タンクの底に層になって蓄積され、水−製品界面を生じさせる。明らかに、タンクはもはや底までずっと製品で満たされないので、この界面は、どんなレーダ・レベル測定にも密接に関係する。したがって、正しい製品レベルすなわち体積を決定するために、界面の位置(すなわち、タンクの底に存在する水の量)が決定されなければならない。
この界面は反射を引き起こし、さらに、水は比較的良好な反射物であるから、この界面のために底エコーの検出が非常に困難になる。言い換えれば、水−製品界面からの反射が、底反射に取って代わる。また、水−製品界面のために、米国特許第5,438,867号に記載されている方法を使用することが困難になる。というのは、この方法は、底反射までの距離が分かっていることを必要とするからである。
この界面の位置を決定するために、「水底センサ」をタンクに配列することができる。そのようなセンサは、米国特許第6,353,407号に記載されており、水と製品の界面で水面に浮くように配列されたマイクロ波反射物から成る。浮動反射物は強いマイクロ波反射を引き起こし、この反射は、水−製品界面までの距離を決定するために別個の測定チャネルで使用することができる。
述べた従来技術の解決策の問題は、これらの解決策がタンクの中に装置を取り付けることを必要とすることである。このことは、時には、複雑で費用のかかることがあり、そのような要求条件の無い解決策を見出すことが望まれている。
したがって、本発明の目的は、上述の問題の少なくともいくつかを克服し、且つタンクの中の水−製品界面の位置を決定する改善された方法を提供することである。本発明のさらに他の目的は、タンク中の製品の遅延係数を十分に正確に決定することである。
これら及び他の目的は、タンク中に含まれた製品の少なくとも1つのプロセス変数を決定する方法によって達成され、この方法は、
a)一組の距離対を得ることを含み、各対は、製品の表面までの距離の第1の距離測度と、製品表面の下のタンク中の固定の位置までの距離の第2の距離測度とを含み、各距離対は、マイクロ波をタンクの中に放射し、これを製品の方に向かって伝播させ、製品表面からのエコー及び固定位置からのエコーを含むタンクからの反射波を受信し、放射され受信されたマイクロ波に基づいて前記第1及び第2の距離測度を決定すること、によって得られ、さらにこの方法は、
b)固定位置までの実際距離及び製品の遅延係数のうちの少なくとも1つを、前記一組の距離対、及び、製品表面までの距離と、固定位置までの測定距離と、固定位置までの実際距離と、遅延係数との関係に基づいて、計算することを含む。
これら及び他の目的は、また、タンク中の製品のプロセス変数を決定するレーダ・レベル・ゲージによっても達成され、このレーダ・レベル・ゲージは、マイクロ波をタンクの中に放射し、これを製品の方に向かって伝播させるマイクロ波エミッタと、製品表面からのエコー及び固定位置からのエコーを含むタンクからの前記マイクロ波信号の反射を受信するためのマイクロ波受信機と、製品の表面までの距離の第1の距離測度及び製品表面の下のタンク中の固定位置までの距離の第2の距離測度を、放射され受信されたマイクロ波に基づいて決定するように配列された処理回路と、を備え、前記第1及び第2の距離測度は距離対を形成し、処理回路は、さらに、一組の距離対を格納し、且つ、固定位置までの実際距離及び製品の遅延係数のうちの少なくとも1つを、前記一組の距離対及び、製品表面までの距離と、固定位置までの実際距離と、固定位置までの距離の距離測度と、遅延係数との間の関係に基づいて、計算するように構成されている。
「固定位置」は、1つの計算に使用される一組の距離対の取得中、本質的に固定したままであると考えることができる位置を意味する。次に一組の距離対が取得され、新しい計算がなされ、固定位置は変化した可能性がある。
「実際距離」は、固定位置までの実際の物理的な距離を意味する。当然、計算の結果は、実際距離の推定値であり、計算実際距離と呼ばれる。
この計算に使用される関係は、例えば、固定位置までの実際距離及び遅延係数が分かっている場合、タンクの底などの固定位置までの測定距離に基づいて表面レベルまでの距離を決定するために使用されることがあるのと同じ関係であってもよい。
したがって、本発明に従った方法及びRLGは、有利なことには、タンクの底にハードウェアを取り付けることを全く必要としない水底センサとして使用することができる。さらに、遅延係数は、製品の誘電率及び透磁率を表すので、この方法は、有利なことに、タンク中の製品の品質を分析するために使用することができる。
簡単なモデルでは、関係は線形であり、好ましい実施例についての以下の説明でより詳細に説明されるだろう。
未知の変数が2つあるので(固定位置までの実際距離と遅延係数)、連立方程式を解くために少なくとも2つの距離対が必要である。しかし、もっと多くの距離対を得て、例えば最小二乗法のような方法で、未知の2つの変数の近似を行うことが好ましい。
高信頼性の近似を行うために、距離対はあまりに似すぎているのは望ましくない。言い換えると、好ましくは、距離対は、距離測度の十分な変化を確実なものにするような方法で得られるべきである。これを実現する1つの方法は、固定位置までの距離の距離測度又は製品表面までの距離測度が所定の閾値を超えて変化するたびに、新しい距離対を得ることである。この方法は、遅延係数のどんな変化(固定位置までの距離の距離測度の変化をもたらす)も考慮に入れている。
若しくは、製品レベルが所定の製品レベルを通過するたびに、各距離対が得られる。タンクに適切な数のそのようなレベルを画定することによって、例えば10mmごとに決めることによって、タンクを空にする間に、十分な数の距離対を得ることができる。
さらに他の方法は、所定の製品レベルの範囲内(すなわち、タンクの「薄層部分」の中)で決定された距離測度の重み付き値、例えば平均値、の対として距離対を得ることである。そのような方法は、各距離対の変動を減らすのに役立ち、したがって遅延係数及び固定位置までの実際距離の近似を改善する。さらに、このようにして得られた距離対は、また、その対の中での重み付き値の変動に関連して重み付けされてもよい。すなわち、変動の小さな距離測度を含む距離対は、近似においてより大きな重みを与えられてもよい。現在製品レベルが妨害エコーに近いかどうかなどの様々な要素が、距離測度の変動増大、したがってこの距離対のより小さな重み付けの原因となる可能性がある。
同時に、取得プロセス中のタンクの変動条件(温度、その他)を避けるために、好ましくは、距離対は、予め定義された時間範囲内に得られるべきである。若しくは、距離対は、それの取得時間に関係して重み付けされてもよい。例えば、比較的最近得られた距離対は、近似においてより大きな重みを与えられてもよい。
製品表面と固定位置の間の距離が、これらのそれぞれのエコーが十分に正確に個々に検出可能であるようなものであるとき、好ましくは、近似で使用される距離対が得られる。このことは、表面レベルが固定位置に近すぎてはならないことを意味する。というのは、近すぎると、エコーを分離するのが困難であるからである。また、製品表面が固定位置から遠すぎてもいけない。というのは、そのときに、固定位置からのエコーが弱すぎて検出できないからである(製品中を伝播することによって減衰する)。この距離の範囲の下限及び上限は、製品及び他の条件に依存するが、一般的な下限は、およそ30〜60cmであり得、一方で、一般的な上限は、およそ1〜2mであり得る。
製品表面の下の固定位置は、受信マイクロ波のエコーを引き起こすどんな構造又は特徴の位置であってもよい。一実施例では、タンクの底であり、他の実施例では、製品と、製品の下に存在すさらに他の材料(一般に、水)の層との界面である。他の代替えには、梁又はフランジのようなタンクの中の構造体がある。
固定位置がタンクの底又は製品と他の材料の界面であるとき、タンク中の製品レベルは、底/界面までの計算実際距離と、製品表面までの測定距離とに基づいて決定されてもよい。若しくは、タンク中の製品レベルは、底/界面までの計算実際距離と、底/界面までの測定距離と、遅延係数とに基づいて、決定されてもよい。
本発明のこの態様及び他の態様は、本発明の現在好ましい実施例を示す添付の図面を参照して、以下により詳細に説明する。
図1は、タンク2に取り付けられたレーダ・レベル・ゲージ(RLG)10の模式的なブロック図を示し、このレーダ・レベル・ゲージ(RLG)10で本発明に従った方法を好都合に実現することができる。ゲージ10は、ここではタンク2に蓄えられた製品3のレベルLであるプロセス変数を決定する測定を行うように配列されている。製品は、例えば原油などの石油製品、液化石油ガス(LPG)、液化天然ガス(LNG)、他の液化炭化水素、又はマイクロ波に対して少なくとも部分的に透明な液体全般であってもよい。プロパン及びブタンは、液体として凝縮形態で蓄えられた2つの代表的なガスである。
RLG10は、マイクロ波制御装置11、マイクロ波エミッタ/受信機12、エミッタ/受信機12を制御装置11に接続する信号伝達媒体13を備える。制御装置11は、送信機14、受信機15、サーキュレータ16、及びこれらの部品を管理するために必要な任意の制御回路17を含むことができる。さらに、制御装置11は、タンク信号、すなわちタンクから受信された信号をデジタル化するAD変換器18を備えることができる。
図1に示すように、エミッタ/受信機12は、タンクの最上部に自由放射アンテナ19を含むことができ、又は、代わりに、エミッタ/受信機12は、タンクの中に延びて導波路として作用する鋼管、又は送信プローブ(例えば、同軸プローブ、単一プローブ、又はツイン・プローブ)を含むことができる。
信号伝達媒体13は、線又はケーブルであってもよいが、より高性能な導波路も含んでもよい。タンク2の中身が爆発性又は別の危険なものである場合には、信号伝達媒体13は、タンク壁を通り抜ける気密シールを含んでもよい。また、制御装置11は、適切な端子の付いたエミッタ/受信機12に直接接続することができ、又は、エミッタ/受信機12は、制御装置11と同じ回路基板に配列することができ、この場合には、信号伝達媒体は、回路基板上のトラックにすぎないことがある。
レーダ・レベル・ゲージ10は、さらに、マイクロ波制御装置11と通信し、さらに送信マイクロ波と受信マイクロ波の間の関係に基づいて測定結果を決定する処理回路20を含む。制御装置11は、データ・バス21で処理回路20に接続することができ、処理回路20からの制御データに従ってマイクロ波信号を生成するように構成されている。
使用中に、処理回路20は、マイクロ波制御装置11を制御して、エミッタ/受信機12によってタンク2の中に放射されるべき測定信号を生成し送信する。この信号は、例えば、パルス信号(パルス・レベル測定)又は特定の範囲にわたって周波数が変化する連続信号(周波数変調連続波、FMCW)であってもよい。マイクロ波エミッタ12は、制御装置11で生成された信号がマイクロ波としてタンク2の中に伝播することができるようにするアダプタとして作用し、このマイクロ波は、タンク2の中の界面又は構造体によって反射される。
タンク信号、すなわち、放射された信号及びこれのエコー、又は放射信号と反射信号の混合物は、エミッタ/受信機12で受信され、マイクロ波制御装置11に伝達され、そこで、受信機15によって受信され、変換器18によってA/D変換される。次に、デジタル信号は、バス21を介して処理回路20に供給され、そして、処理回路20は、放射波と受信波の間の関係に基づいて測定結果を決定する。処理回路20は、指定された回路で実現されてもよいが、また、メモリ22に格納されたソフトウェアによって制御される汎用プロセッサを使用して実現されてもよい。メモリ22は、また、様々な制御パラメータ及び較正パラメータを格納するために使用されてもよい。
マイクロ波は、タンク2の中のインピーダンスの異なる材料間のどんな界面でも反射される。例えば、マイクロ波は、製品3の表面6で、すなわち製品3と空気などの製品の上のタンク雰囲気4との間の界面で、反射される。表面エコーとも呼ばれるそのような反射によって、処理回路20は、RLG10の基準位置から表面6までの距離dを決定することができるようになる。同じ基準位置からタンクの底までの距離hに基づいて、タンク中の製品3のレベルLを決定することができる(L=h−d)。
表面反射のほかに、マイクロ波は、タンク2の底7でも反射される可能性がある。製品3のインピーダンス(透明度)に依存して、底8からの反射は検出可能である可能性があり、いくつかの状況では、実際に、底からの反射が製品表面6からの反射よりも強いことがある。そのような透明な製品の例には、液体天然ガス及び他の液体炭化水素がある。底反射は、もちろん、底に近いレベルの測定を行うとき、特にタンクが動いているために表面の起こす反射が良くない海上用途で、特に顕著である。
製品3はマイクロ波の伝播を遅らせるので、底7までの検出距離dはずれる(より大きく見える)。このことは、底までの測定距離dと底までの実際距離hとに基づいて製品レベルLを決定するために処理回路20で使用することができる。
より具体的には、製品3によるずれは、dとhの差に等しい。物理則に従って、実際のレベルLと、遅延によるずれd−hによって増加したレベルLとの間の関係は、製品の遅延係数
Figure 2008089583

である。ここで、εは製品の比誘電率であり、μは製品の比透磁率である。この関係は、次の式になる。
Figure 2008089583
したがって、レベルLは、底反射から得ることができ、このことは、上述の状況で、すなわち、製品表面6からの反射よりも底反射が容易に検出されるとき、有用である可能性がある。しかし、このためには、製品の遅延係数
Figure 2008089583

が少なくとも近似的に分かっていることが必要である。
図2は、高反射材料8が製品3の下にある状況での図1のタンク2を示す。この材料8は、例えば、充填プロセス中に製品と一緒にタンクに入って、タンクの底に溜まった水であることがある。タンクの底7で反射される代わりに、マイクロ波は、今度は、製品3と材料8の間に形成された界面9で反射される可能性がある。そのような界面9、この場合は製品−水界面9が存在するとき、この界面からの反射は一般に底反射よりも強く、検出された底反射は、実際は、製品−水海面9までの距離dをもたらす。次に、図1に関して上で説明したのと同様な方法でこの距離dを使用して、底反射(この場合、界面9)までの知られた距離hに基づいて、製品レベルL(この場合、界面9から測定された製品レベル)を決定することができる。
しかし、底反射までの距離hがタンク2の底7までの距離であった上述の状況と異なって、底反射までの距離hは、今度は、界面9までの距離である。この距離は、製品3の下に溜まった水(又は、他の材料)8の量に依存するので、監視しなければならない。
本発明に従った方法の2つの実施例が、図3a〜3bに示されている。この方法は、製品3の遅延係数だけでなく、底又は製品3の下の任意の界面からの反射の正確な位置も確定する方法を提供する。この方法は、図1のRLG10で、処理回路20に適切なハードウェア又は適切なソフトウェアを備え付けることによって実施することができる。
最初に図3aを参照して、ステップS1で、一組の距離対が、RLG10によって得られ、好ましくは、メモリ22に格納される。各距離対は、製品表面の下の固定位置までの検出距離dだけでなく、製品表面までの検出距離dも含む。この例では、固定位置は、タンクの底7であってもよく、又は、製品3と水などの下にある材料8との界面9であってもよい。若しくは、固定位置は、一組の距離の取得中に本質的に固定された位置を有するタンクの任意の他の構造又は特徴であってもよい。
図1及び2を参照して上で概説された方法でRLG10を使用して、すなわち、マイクロ波をタンクの中に放射し、タンクからの反射波を受信し、さらに、放射マイクロ波と受信マイクロ波の間の関係に基づいて検出距離を決定することによって、検出距離は得られる。この取得は、RLGの通常動作中に、すなわちレベルLの連続的な決定中に行われてもよい。
ステップS2で、固定位置までの実際距離h及び製品の遅延係数
Figure 2008089583

が、これらの実体と検出距離の間の関係の統計適応を使用して決定される。
好ましい実施例では、式1の関係は、検出距離dとdの間の直線関係を表すために使用される。h−dを式1のLに代入して、次の式が得られる。
Figure 2008089583

ここで、
Figure 2008089583

及び
Figure 2008089583

は、ステップS1で得られた一組の距離の対(d;d)を統計的に解析することによって決定することができる係数である。そのような統計的解析は、最小二乗法を使用してk及びmを近似することを含んでもよい。次の連立線形方程式を解くことによって、k及びmの決定された値から、底7/界面9までの実際距離h及び/又は製品遅延係数
Figure 2008089583

を計算することができる。
Figure 2008089583
通常、両方の実体が計算されるが、いくつかの用途では、例えば製品の遅延係数だけが関心のある場合には、それらの実体のうちの1つだけが計算されることがある。
図3aに示されたように、ステップS1での取得が最初に完成されてもよく、完全な一組の距離対を取得した後で、ステップS2の近似が行われてもよい。しかし、代わりに、図3bに示されるように、新しく得られた距離対ごとに近似が更新されるという意味で、取得プロセスと近似が交互に連続していてもよい。
ここで、ステップS3で、新しい距離対が得られ、それから、得られた距離対ごとに(少なくとも2つの距離対が得られている限り)、ステップS5で近似の更新が行われてもよい。これらのステップの間に、ステップS4で、どれか距離対が省略されるべきかどうかを決定するために、距離対の組全部を評価することができる。例えば、変化の少ない距離対は、省略することができる。ステップS3〜S5は、RLG10の各測定サイクルの後で繰り返されてもよいが、好ましくは、以下で概説されるように、特定の場合に繰り返されるだけである。
留意すべきことであるが、製品レベルLは、RLG10が底7/界面9からだけでなく製品表面6からの反射も正確に検出し位置を決定することができるようなものであるときに、ステップS1及びS3の距離対(d、d)の取得が行われなければならない。レベルLが高すぎると、固定位置からの反射は、製品で減衰し、正確に検出することができない。他方で、レベルLが低すぎると、固定位置からの強い反射のために、表面反射を検出することが困難になる。
製品表面と底7/界面9の両方が正確に検出される一般的なレベル範囲は、底/界面より上約1〜2メートルから底/界面より上約30〜60cmまでである。
ステップS1又はS3の距離対の取得は、様々な方法で実施することができる。簡単な実施では、距離対はタンクを空にしている間に得られ、レベルが予め決められたレベルより下に落ちるたびに1つの対が得られる。例えば、1.5から0.5mのレベル範囲24は、20個の「薄層部分」25に分割されてもよく、レベルが新しい薄層部分に達するたびに、距離対が得られ、格納される。そのような方法では、異なる距離対が距離dsに関して確実に均等に分布するようになる。
k及びmの近似の信頼性を高めるために、各距離対は、「薄層部分」25で行われた複数の測定の平均値として決定されてもよい。また、そのような各平均値の変化を決定することは、有利である可能性がある。そして、ほとんど変化のない平均値から結果として得られる距離対は、k及びmの近似においてより大きな重みを与えられてもよく、それによって、近似の信頼性が増す。
距離対の組を得るために、多くの他の方法が可能である。例えば、新しい距離対は、底7/界面9までの検出距離dの変化が所定の閾値を超えるたびに、新しい距離対が得られてもよい。そのような方法では、その組の距離対は距離dの点で確実に均等に分布するようになり、製品遅延係数のどんな変化も考慮に入っている。代わりに、距離対は、所定の時間範囲の間に得られてもよい。
また、指摘されるべきことであるが、タンクが満たされているか空にされているかに依存して距離対を得るために、異なる方式を採用することが有利である可能性がある。使用中に、一般に空気だけがタンクの中に導入されるので、製品遅延係数だけでなく任意の製品−水界面の位置も一定であると考えることができる。充填中に、水が製品と共に導入されて製品水界面9を移動させる危険性だけでなく、製品混合が変化して遅延係数の変化をもたらす危険性の増大がある。
距離h及び製品遅延係数の近似は、連続したレーダ・レベル測定において様々な方法で使用することができる。
表面反射が検出可能であり、したがって、製品表面までの正確な距離が与えられる場合には、近似距離hを使用して、レベルLをh−dとして決定することができる。これは、水8のような材料が製品3の下に存在し、したがって製品−水界面9までの距離を決定することが必要である、図2に示されるような状況で有用である。したがって、本発明は、タンクに取り付けられるどんなハードウェアも必要としない、この距離を決定する有効な方法を提供する。そのようなハードウェアは、時には、水底センサ(WBS)と呼ばれ、したがって、本発明は、ソフトウェアをベースにしたWBSとして使用することができる。レベルh及び製品遅延係数の連続的な監視が望ましい場合には、図3のプロセスを繰り返すことができる。
他の状況では、レベルLは、式1に従って、d、h及び遅延係数
Figure 2008089583

に基づいて決定することができる。このことは、底7/界面9からの反射が支配的になって、表面反射を検出し位置を決定することが困難になるような状況で有用である。上で言及したように、そのような状況は、タンクの底に近い領域で、特に非常に透明な製品で、且つ海上用途の場合に生じる可能性がある。この場合、表面反射が再び検出可能になるまで、図3のプロセスは、繰り返すことができない。
図4は、同じく本発明の実施例に従った方法を実施するように構成された組合せレーダ・レベル測定プロセスに、上述の動作モードをどのようにして統合することができるかを示す。
ステップS11で、製品表面までの距離d及び底7/界面9までの距離dが、これまでの測定サイクルで検出される。ステップS12で、表面反射が検出可能か否か、すなわち距離dが検出可能かどうか、が決定される。
ことによると製品レベル3が底7に近すぎることによって、dが検出可能でない場合には、処理はステップS13まで続いて、dが検出可能かどうかを決定する。dもまた検出可能でない場合には、場合によってはステップS14の適切な誤り処理の後で、処理は、新しい測定サイクルのためにステップ11に戻る。
ステップS13で、dは検出可能であると分かった場合には、ステップS15で、式1及びhの利用可能な値及び遅延係数を使用して、レベルLが決定される。これらの値は、以下のステップで述べられるプロセスで近似されたか、又はステップS10で初期化された初期値である可能性がある。レベルLが決定された後で、処理は、新しい測定サイクルのためにステップ11に戻る。
ステップS12で、製品レベルが底7から十分に高いことを示し、dがステップS12で検出可能であると分かった場合には、ステップS16で、hの利用可能な値を使用して、レベルLが決定される。
次に、ステップS17で、dは検出可能かどうかが決定される。可能でない場合には、処理は、新しい測定サイクルのためにステップS11に戻る。dが検出可能である場合には、検出値d及びdは、距離対(d、d)の候補であり、ステップS18で評価される。
取得方法及び検出された距離値の質(変動など)に依存して、ステップS19で距離対は格納される可能性があり、距離対の組は、それに応じて更新される可能性がある。ステップS20で、処理が新しい測定サイクルのためにステップS11に戻る前に、h及び遅延係数の最新の近似が行われてもよい。
ステップS18〜20が、図3aに従った方法か図3bに従った方法を実現するように、ステップ18の評価は実施されてもよい。どの距離対を使用するか及びそれらをどのように重み付けするかに関して、また、様々な種類の考察が実行される可能性がある。
図4のレベル測定プロセスに従って、本発明のこの実施例は、このように、タンクの全範囲で、底7に非常に近いところでも満足なレベル測定を保証する方法を提供する。
当業者は、本発明が決して上述の好ましい実施例に限定されないことを理解している。それどころか、添付の特許請求の範囲の範囲内で多くの修正及び変更が可能である。例えば、固定位置までの実際距離と製品遅延係数の両方を決定することは必要でない可能性がある。さらに、レーダ・レベル測定プロセスの細部は、製品表面6までの距離測度、及び固定位置、例えば底7又は界面9までの距離測度を提供するように構成されている限り、違ったやり方で実施されてもよい。
本発明に従った方法の実施例を実施するのに適したレーダ・レベル・ゲージを備えたタンクを模式的に示す図である。 図1のタンクを示す図であり、タンク中の製品の下に材料が存在している。 本発明に従った方法の1つの実施例を示す流れ図である。 本発明に従った方法の1つの実施例を示す流れ図である。 本発明の実施例を実施するレーダ・レベル測定プロセスを示す流れ図である。
符号の説明
2 タンク
3 製品
4 タンク雰囲気
6 製品表面
7 タンクの底
8 製品の下に溜まった水
9 製品−水界面
10 レーダ・レベル・ゲージ(RLG)
11 マイクロ波制御装置
12 マイクロ波エミッタ/受信機
13 信号伝達媒体
14 送信機
15 受信機
16 サーキュレータ
17 制御回路
18 AD変換器
19 自由放射アンテナ
20 処理回路
21 バス
24 レベル範囲
25 タンクの薄層部分

Claims (27)

  1. タンク(2)中に含まれた製品(3)の少なくとも1つのプロセス変数を決定する方法において、一組の距離対を得る段階(ステップS1)を含み、各対は、前記製品の表面(6)までの距離の第1の距離測度(d)と、前記製品表面の下の前記タンク中の固定の位置(7、9)までの距離の第2の距離測度(d)とを含み、各距離対が、
    マイクロ波を前記タンクの中に放射し、これを前記製品の方に向かって伝播させる段階と、
    前記製品表面からのエコー及び前記固定位置からのエコーを含む前記タンクからの反射波を受信する段階と、
    前記放射され受信されたマイクロ波に基づいて、前記第1及び第2の距離測度を決定する段階とによって得られる方法であって、
    前記固定位置までの実際距離(h)及び前記製品の遅延係数
    Figure 2008089583

    のうちの少なくとも1つを、前記一組の距離対、及び、前記製品表面までの距離と、前記固定位置までの実際距離と、前記固定位置までの距離の前記距離測度と、前記遅延係数との関係に基づいて計算すること(ステップS2)を特徴とする方法。
  2. 前記計算は、直線関係y=kx+mに基づいており、ここで、yは前記製品表面までの距離であり、xは前記固定位置までの測定距離であり、さらに、k及びmは、前記遅延係数及び前記固定位置までの実際距離を示す要素である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記要素k及びmの近似は、前記一組の距離対に最小二乗法を適用することによって行われる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記タンク(2)中に少なくとも2つの層(25)を画定する段階と、
    前記タンク中の製品レベル(L)を決定する段階と、
    前記決定された製品レベルが、前に決定された製品レベルと比べて異なる層の中にあると決定されるたびに、新しい距離対を得る段階とをさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記製品表面までの距離の前記距離測度(d)の変化が所定の閾値を超えるたびに、新しい距離対を得る段階をさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記固定位置までの距離の前記距離測度(d)の変化が所定の閾値を超えるたびに、新しい距離対が得られる、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 各距離対の各距離測度は、所与の製品レベル範囲内で得られた距離測度の重み付き値として決定される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記重み付き値は、平均値である、請求項7に記載の方法。
  9. 距離対には、前記重み付き値の変化に基づいて、前記計算において異なる重みが与えられる、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記距離対は、予め決められた時間範囲の中で得られる、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 距離対には、それの取得時間に基づいて、前記計算において異なる重みが与えられる、請求項10に記載の方法。
  12. 前記製品表面と前記固定位置の間の距離が、前記固定位置からの反射を正確に検出することができるほどに十分に小さく、且つ前記製品表面及び前記固定位置からの反射が個々に検出可能であるほどに十分に大きいときに、前記距離対が得られる、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記距離の下限は、およそ0.3〜0.6mである、請求項12に記載の方法。
  14. 前記距離の上限は、およそ1〜2mである、請求項12に記載の方法。
  15. 前記固定位置は、前記製品と、前記製品の下に存在するさらに他の材料の層との間の界面(9)である、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記固定位置は、前記タンクの底(7)である、請求項1から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記タンクの底(7)又は前記界面(9)までの前記計算実際距離(h)と、前記製品表面までの測定距離(d)とに基づいて、前記製品レベル(L)を決定する段階(ステップS16)をさらに含む、請求項15又は16に記載の方法。
  18. 前記タンクの底(7)又は前記界面(9)までの前記計算実際距離(h)と、前記タンクの底(7)又は前記界面(9)までの測定距離(d)と、前記遅延係数とに基づいて、前記製品レベル(L)を決定する段階(ステップS15)をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  19. タンク(2)中の製品(3)のプロセス変数を決定するために使用されるレーダ・レベル・ゲージであって、
    マイクロ波を前記タンクの中に放射し、これを前記製品の方に向且つて伝播させるマイクロ波エミッタ(12)と、
    製品表面からのエコー及び固定位置からのエコーを含む前記タンクからの前記マイクロ波信号の反射を受信するためのマイクロ波受信機(15)と、
    前記製品の表面までの距離の第1の距離測度及び前記製品表面の下の前記タンク中の固定位置までの距離の第2の距離測度を、前記放射され受信されたマイクロ波に基づいて決定するように配列された処理回路(20)と、を備え、前記第1及び第2の距離測度は距離対を形成し、
    さらに、前記処理回路は、一組の距離対を格納し、且つ前記固定位置までの実際距離及び前記製品の遅延係数のうちの少なくとも1つを、前記一組の距離対及び、前記製品表面までの距離と、前記固定位置までの実際距離と、前記固定位置までの距離の前記距離測度と、前記遅延係数との間の関係に基づいて計算するように構成されている、レーダ・レベル・ゲージ。
  20. 前記マイクロ波信号は、周波数領域の信号である、請求項19に記載のレーダ・レベル・ゲージ。
  21. 前記タンク信号は、時間領域の反射光測定(TDR)信号である、請求項19に記載のレーダ・レベル・ゲージ。
  22. 前記信号誘導伝播手段は、前記タンクの内部に配列された自由放射アンテナ(19)を含む、請求項19から21の一項に記載のレーダ・レベル・ゲージ。
  23. 前記信号誘導伝播手段は、前記タンクの中に延びるプローブを含む、請求項19から21の一項に記載のレーダ・レベル・ゲージ。
  24. 前記固定位置は、前記製品と、前記製品の下に存在するさらに他の材料の層との間の界面(9)である、請求項19から23の一項に記載の方法。
  25. 前記固定位置は、前記タンクの底(7)である、請求項19から23の一項に記載の方法。
  26. 前記処理回路は、さらに、前記底(7)又は界面(9)までの前記計算実際距離(h)及び前記製品表面(6)までの前記測定距離(d)に基づいて、前記製品レベル(L)を決定するように構成されている、請求項24又は25に記載の方法。
  27. 前記処理回路は、さらに、前記底(7)又は界面(9)までの前記計算実際距離(h)、前記底(7)又は界面(9)までの前記測定距離(d)、及び前記遅延係数
    Figure 2008089583

    に基づいて、前記製品レベル(L)を決定するように構成されている、請求項24又は25に記載の方法。
JP2007230886A 2006-09-07 2007-09-06 レーダ・レベル測定 Abandoned JP2008089583A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/516,897 US20080060431A1 (en) 2006-09-07 2006-09-07 Radar level gauging

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008089583A true JP2008089583A (ja) 2008-04-17

Family

ID=39015961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007230886A Abandoned JP2008089583A (ja) 2006-09-07 2007-09-06 レーダ・レベル測定

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20080060431A1 (ja)
EP (1) EP1906158A1 (ja)
JP (1) JP2008089583A (ja)
KR (1) KR20080023170A (ja)
CN (1) CN101140180A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018168564A1 (ja) * 2017-03-12 2018-09-20 株式会社ナイルワークス 圃場の水深測定用ドローン

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080100501A1 (en) * 2006-10-26 2008-05-01 Olov Edvardsson Antenna for a radar level gauge
EP2133661A1 (de) * 2008-06-09 2009-12-16 Marposs AG Messverfahren zum Messen einer Distanz von einer Basisfläche zu einer sich verjüngenden Fläche eines Körpers
US8830118B2 (en) * 2010-09-07 2014-09-09 Rosemount Tank Radar Ab Radar level gauge system with operation monitoring functionality
US8813559B2 (en) 2010-12-16 2014-08-26 Vega Grieshaber Kg Determination of media characteristics in fill-level measuring
BR112013014968A2 (pt) * 2010-12-16 2016-09-13 Grieshaber Vega Kg determinação de propriedades dos meios durante a medição do nível de enchimento
EP2527802B1 (de) 2011-05-27 2019-12-18 VEGA Grieshaber KG Vorrichtung und Verfahren zur Ermittlung von Medien- und Behältereigenschaften
EP2527805B1 (de) 2011-05-27 2022-11-30 VEGA Grieshaber KG Auswertevorrichtung und Verfahren zum Bestimmen einer Kenngröße für die Lage einer Grenzfläche in einem Behälter
EP2527801B1 (de) 2011-05-27 2019-12-11 VEGA Grieshaber KG Vorrichtung und Verfahren zur Ermittlung von Medien- und Behältereigenschaften
CN103748440B (zh) * 2011-08-04 2016-08-17 Vega格里沙贝两合公司 在考虑线性关系的情况下进行追踪
DE102011082367A1 (de) * 2011-09-08 2013-03-14 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Verfahren zur Füllstandsmessung nach dem Laufzeitprinzip
KR101238778B1 (ko) * 2011-10-25 2013-03-04 주식회사 파나시아 직접 디지털 합성기를 이용하여 직선성과 정밀성을 향상시킨 레이더 레벨 측정 시스템
US9024806B2 (en) * 2012-05-10 2015-05-05 Rosemount Tank Radar Ab Radar level gauge with MCU timing circuit
US8919194B2 (en) * 2012-09-05 2014-12-30 Simmonds Precision Products, Inc. Liquid level gauging system with bubble shedding reflectors
CN104198012A (zh) * 2014-09-21 2014-12-10 成都众山科技有限公司 一种测量装置
US9506796B2 (en) * 2014-10-10 2016-11-29 Rosemount Tank Radar Ab FMCW based guided wave radar level gauge
CN106525198B (zh) * 2015-09-09 2019-04-19 桓达科技股份有限公司 利用料位量测装置量测料位高度的方法
US9958309B2 (en) * 2015-10-14 2018-05-01 Finetek Co., Ltd. Method for measuring level of material level measuring apparatus
CN106768178B (zh) * 2015-11-24 2019-05-24 桓达科技股份有限公司 物位检测装置
CN106842145A (zh) * 2015-12-03 2017-06-13 中国航空工业集团公司雷华电子技术研究所 一种抑制fmcw雷达液位计回波冲击响应干扰的方法
US10234321B2 (en) * 2016-07-07 2019-03-19 Rosemount Tank Radar Ab Radar level gauge system with single propagation mode feed-through
CN106643979A (zh) * 2016-12-23 2017-05-10 重庆川仪自动化股份有限公司 一种导波雷达物位计测量值的自动补偿方法及装置
EP3418700A1 (de) 2017-06-21 2018-12-26 VEGA Grieshaber KG Füllstandradargerät mit automatisierter frequenzanpassung
CN109991598A (zh) * 2017-12-29 2019-07-09 西门子(中国)有限公司 阵列调频雷达实时断面测量装置和方法
CN111198029B (zh) * 2018-11-16 2021-08-03 中冶宝钢技术服务有限公司 一种雷达料位计离线校验方法
CN110440876B (zh) * 2019-08-23 2020-11-24 交通运输部天津水运工程科学研究所 非接触式波浪测量方法及系统

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3884074A (en) * 1974-05-08 1975-05-20 Saab Scania Ab Sonic liquid level measuring apparatus
US4578997A (en) * 1982-01-04 1986-04-01 Fischer & Porter Time-shaped AGC for ultrasonic liquid level meter of the echo-ranging type
SE466418B (sv) * 1989-02-23 1992-02-10 Bror Allan Eriksson Foerfaringssaett foer undersoekning av en vaetskefyllning i en behaallare samt anordning foer att med hjaelp av ultraljudvaagor bestaemma nivaan av en eller flera graensytor hos en vaetskefyllning i en behaallare
US4928525A (en) * 1989-03-02 1990-05-29 Aderholt Gary L Sonic tank inventory control system and method
US5095748A (en) * 1990-08-06 1992-03-17 Tidel Engineering, Inc. Sonic tank monitoring system
US5127266A (en) * 1990-09-19 1992-07-07 Vista Research, Inc. Methods for liquid measurement using quasi-static reference subsystem
GB9218425D0 (en) * 1992-08-29 1992-10-14 Smiths Industries Plc Liquid-level gauging
DE4233324C2 (de) * 1992-10-05 1996-02-01 Krohne Messtechnik Kg Verfahren zur Messung des Füllstandes einer Flüssigkeit in einem Behälter nach dem Radarprinzip
DE4308373C2 (de) * 1993-03-16 1995-04-13 Siemens Ag Verfahren zur Erkennung und Separation von Nutz- und Störechos im Empfangssignal von Abstandssensoren, welche nach dem Impuls-Echo-Prinzip arbeiten
US5408874A (en) * 1993-09-30 1995-04-25 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Location of fluid boundary interfaces for fluid level measurement
US5614831A (en) * 1995-02-13 1997-03-25 Saab Marine Electronics Ab Method and apparatus for level gauging using radar in floating roof tanks
US5856953A (en) * 1996-11-27 1999-01-05 Simmonds Precision Products, Inc. Processing echoes in ultrasonic liquid gauging systems
US6198424B1 (en) * 1999-01-21 2001-03-06 Rosemount Inc. Multiple process product interface detection for a low power radar level transmitter
WO2001018502A1 (de) * 1999-09-07 2001-03-15 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Vorrichtung zur bestimmung einer physikalischen prozessgrösse eines mediums
US6353407B1 (en) * 2001-03-22 2002-03-05 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Radar tank level indicating system for measurement of water content in shipboard tank involving identification of fuel-water interface
CN1270167C (zh) * 2001-07-27 2006-08-16 恩德莱斯和豪瑟尔两合公司 用于估计基于传播时间的测量设备的测量信号的方法
US6581460B1 (en) * 2002-01-28 2003-06-24 Vega Grieshaber Kg Method and device for direct digitizing microwave signals
DE10260962A1 (de) * 2002-12-20 2004-07-01 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Füllstandsmeßgerät und Verfahren zur Füllstandsmessung nach dem Laufzeitprinzip
US6795015B2 (en) * 2003-01-29 2004-09-21 Saab Rosemount Tank Radar Ab Bottom reflector for a radar-based level gauge
US6828930B2 (en) * 2003-03-21 2004-12-07 Saab Rosemount Tank Radar Ab System and method in a radar level gauging system
EP1606595A1 (en) * 2003-03-21 2005-12-21 SAAB Rosemount Tank Radar AB System and method in a radar level gauging system
US7583030B2 (en) * 2003-07-21 2009-09-01 Advanced Lighting Technologies, Inc. Dopant-free tungsten electrodes in metal halide lamps
DE10360710A1 (de) * 2003-12-19 2005-10-06 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Verfahren zur Füllstandsmessung nach dem Laufzeitprinzip
US20050241391A1 (en) * 2004-04-29 2005-11-03 K-Tek, L.L.C. Targeted guided wire level measuring device
DE102004061449A1 (de) * 2004-12-17 2006-06-22 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Nach dem Laufzeitprinzip arbeitendes Füllstandsmessgerät und Verfahren zu dessen Inbetriebnahme
US7861587B2 (en) * 2005-03-18 2011-01-04 Hella KGaA Hück & Co. Device for measuring the level of a liquid in a container with an ultrasonic transducer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018168564A1 (ja) * 2017-03-12 2018-09-20 株式会社ナイルワークス 圃場の水深測定用ドローン
JPWO2018168564A1 (ja) * 2017-03-12 2020-01-09 株式会社ナイルワークス 圃場の水深測定用ドローン

Also Published As

Publication number Publication date
CN101140180A (zh) 2008-03-12
KR20080023170A (ko) 2008-03-12
EP1906158A1 (en) 2008-04-02
US20080060431A1 (en) 2008-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008089583A (ja) レーダ・レベル測定
US8018373B2 (en) System and method for filling level determination
EP2210071B1 (en) System and method for filling level determination
US7342531B2 (en) Redundant level measurement in radar level gauging system
EP2901112B1 (en) Method and system for determining a level of a material interface
US7586435B1 (en) Radar level gauge system using a waveguiding structure with periodically arranged reference impedance transitions
CN106338332B (zh) 用于测量液体或气态介质中的声音速度的系统和方法
EP2269013B1 (en) Method of determining a filling level of a product in a tank, and radar level gauge system
US8700357B2 (en) Evaluation of an echo shape of filling level sensors
US8830118B2 (en) Radar level gauge system with operation monitoring functionality
US5827943A (en) Method for calibration in level measurement
JPH06201435A (ja) 液体の充填レベル測定方法
US10295393B2 (en) Guided wave radar level gauge system with dual transmission line probes for dielectric constant compensation
US20050241391A1 (en) Targeted guided wire level measuring device
CN112798465A (zh) 用于确定容器中的液体性质的测量系统
US20230228612A1 (en) Level gauge and method for sensing material levels in tanks

Legal Events

Date Code Title Description
A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20090507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090507