JP2008086737A - 家具用および車両用のクッションスプリング。 - Google Patents

家具用および車両用のクッションスプリング。 Download PDF

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次忠 市尾
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Abstract

【課題】座り心地の良いフィット感に優れたクッションスプリングの提供。
【解決手段】サイドワイヤー4に、クリップ3で固定される複数の波型主スプリング1と、それに直交する単一または複数のセンタースプリング2を、クリップ3で連結固定して構成するクッションスプリングにおいて、センタースプリング2にコイルスプリングを採用することにより、体重等によってかかる偏荷重および引っ張り応力を、コイルスプリングを用いたセンタースプリングで吸収することが出来るようになっている。
【選択図】図1

Description

この発明は、家具用の椅子やソファーおよびベッド、車両用の座席シート等のクッションスプリングに関する。
従来のクッションスプリングは、図2に示すように、複数の硬鋼線製または合成樹脂製の波型主スプリング1を間隔をおいて平行に配列し、形状安定のため、各波型主スプリング1間を複数の箇所で、波型主スプリング1に直角に配した硬鋼線よりなるセンタースプリング2と連結し、クリップ3により固定する構成となっている。
この発明に関連する文献公知の発明として、特開平8−280475号として公報記載のクッションスプリングがある。この発明はクッション性の向上を意図して、S型メンバースプリングに補強スプリングを連繋させ、一体化させることによりS型メンバースプリングの撓みや捻じれを抑え、座り心地の良いクッションスプリングの提供を特徴としている。また、特開2001−245745号として公報記載の車・家具等のクッションスプリングがある。この発明は、中張り線に合成樹脂製の弾力性のある直線状の棒体を使い、繰り返し荷重により中張り線がクリップから脱落し、座席等の表被材から突き出す課題の解決を主な特徴としている。
前記文献は、S型メンバースプリングに補強スプリングを連繋させ、一体化させることによりS型メンバースプリングの撓みや捻じれを抑える効果はあるものの、S型メンバースプリングと一体化することにより、全体的な剛性が増す課題がある。またもう一方の文献は、中張り線に合成樹脂製の弾力性のある直線状の棒体を使うことにより、繰り返し荷重により中張り線がクリップから脱落し、座席等の表被材から突き出す課題の解決には有効であるが、中張り線に合成樹脂製の棒体を使うことによる、引張り応力や疲労劣化に対して課題がある。
従来のクッションスプリングは、センタースプリング2に形状安定を目的として、剛性の高い硬鋼線を使用しているために、座席や背もたれに体重がかかると、クッションスプリングは、体で押された部分だけでなく全体的に沈むことから、座席や背もたれに体を包み込むようなフィット感がない。
従来のクッションスプリングは、センタースプリング2に剛性の高い硬鋼線を使用しているために、それ自体に伸縮性がなく、荷重が加わった時に偏荷重により、波型主スプリング1間の間隔が広がろうとすると、クリップ3に大きな引っ張り応力がかかり、繰り返し応力でクリップ3が破損し、センタースプリング2が脱落することがあった。
この発明のクッションスプリングは、硬鋼線製または合成樹脂製の波型主スプリング1を間隔をおいて平行またはランダムに配列して、各波型主スプリング1に直交させた1つまたはそれ以上の金属または、合成樹脂製のコイルスプリングよりなる、センタースプリング2と、連結固定するクリップ3により構成される。
センタースプリングに使用するコイルスプリングの線径または、コイル径を変えることにより、荷重が加わった際の沈み具合が調整できるようにする。
この発明は、センタースプリング2にコイルスプリングを用い、荷重のかかり具合に応じた沈み込みを可能にして、体が包まれる好ましいフイット感を提供する。また、コイルスプリングに使用する線径または、コイル径を変えることにより、フィット感および沈み具合の調整が可能になる。
この発明は、センタースプリング2にコイルスプリングを用いることにより、センタースプリング2自体が伸縮性を持ち、その自己復元機能により、荷重が加わった時の偏荷重を吸収し、クリップの破損を防止できる。
この発明によるクッションスプリングは、センタースプリングにコイルスプリングを用いることにより、波型主スプリング1の代わりに、複数のコイルスプリングを用いても、同様の効果が期待できる。
以下に、家具用椅子のクッションスプリングに用いたこの発明の実施例を、図1および図3にて説明する。図1および図3において、1は硬鋼線製波型主スプリング、2はセンタースプリング、3はクリップ、4はサイドワイヤーを示す。
クッションスプリングは、径4mmの硬鋼線で、全長50cmのアーチ形状に加工された波型主スプリング1を、80mmの間隔で平行に配置し、それぞれの波型主スプリング1の両端を、径3.2mmのサイドワイヤー4とクリップ3で計8箇所固定し、アーチ形状の頂点部に、線径1mmでコイル径5mm、全長40cmのコイルスプリングからなるセンタースプリング2を、波型主スプリング1と直交する形で配置し、クリップ3で波型主スプリング1と計4箇所で連結固定する構造とした。
このクッションスプリングに体重等の荷重がかかると、図3に示すように荷重は波型主スプリング1で受け止められ、クッションスプリング全体に分散される。この時それぞれのクッションスプリングには、荷重点からの距離や荷重応力の方向等により、それぞれの波型主スプリング1には、異なる偏荷重がかかることになる。
この偏荷重は、波型主スプリング1に捻じれ応力を与え、連結固定されているセンタースプリングに大きな引張り応力を与える。
しかしながら本発明のセンタースプリングは、コイルスプリングで構成されているので、自身の伸縮性能により、かかった荷重の大きさに比例して伸びる。これによりクッションスプリングは、荷重が大きいほど深く沈み込むこととなり、体が包まれるようなフィット感を持つ家具用椅子の提供を可能にした。
この発明によるクッションスプリングの平面図 従来の技術によるクッションスプリングの平面図 荷重の分散図
符号の説明
1 波型主スプリング
2 センタースプリング
3 クリップ
4 サイドワイヤー

Claims (2)

  1. 硬鋼線製または、合成樹脂製の波型主スプリングまたは、コイル型主スプリングの複数を、一定の間隔をおいて平行またはランダムに配列し、それらと直交する一本または複数のセンタースプリングと接触する複数の箇所で、クリップを用いて連結固定するクッションスプリングにおいて、センタースプリングが、コイルスプリングであることを特徴とするクッションスプリング。
  2. 請求項1に記載するクッションスプリングにおいて、センタースプリングに使用するコイルスプリングの線径または、コイル径を変えることにより、荷重が加わった際の沈み具合が調整できることを特徴とするクッションスプリング。
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