JP2008082731A - 積層電圧検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ないスイッチ制御信号で高精度に且つ短時間で複数の電圧源の電圧をそれぞれ検出することができる積層電圧検出装置を提供する。
【解決手段】読み出し用アナログスイッチT1〜T5をそれぞれ遮断状態にすると共に充電用アナログスイッチS1〜S5をそれぞれ接続状態にすることによりコンデンサC1〜C4がそれぞれ対応する単位電池E1〜E4で充電されると、充電用アナログスイッチS1〜S5をそれぞれ遮断状態にしてコンデンサC1〜C4の電圧を保持し、この状態で、読み出し用アナログスイッチT1〜T5をそれぞれ接続状態にして直列コンデンサ回路1の特定の端子A2〜A5の電位をA/D変換器A/D1〜A/D4で計測する。A/D変換器A/D1で得られた電位により単位電池E1の電圧が検出され、A/D変換器A/D2〜A/D4で得られた電位とA/D変換器A/D1〜A/D3で得られた電位とのそれぞれの差分により単位電池E2〜E4の電圧が検出される。
【選択図】図1
【解決手段】読み出し用アナログスイッチT1〜T5をそれぞれ遮断状態にすると共に充電用アナログスイッチS1〜S5をそれぞれ接続状態にすることによりコンデンサC1〜C4がそれぞれ対応する単位電池E1〜E4で充電されると、充電用アナログスイッチS1〜S5をそれぞれ遮断状態にしてコンデンサC1〜C4の電圧を保持し、この状態で、読み出し用アナログスイッチT1〜T5をそれぞれ接続状態にして直列コンデンサ回路1の特定の端子A2〜A5の電位をA/D変換器A/D1〜A/D4で計測する。A/D変換器A/D1で得られた電位により単位電池E1の電圧が検出され、A/D変換器A/D2〜A/D4で得られた電位とA/D変換器A/D1〜A/D3で得られた電位とのそれぞれの差分により単位電池E2〜E4の電圧が検出される。
【選択図】図1
Description
この発明は、積層電圧検出装置に係り、特に互いに直列接続された複数の電圧源の電圧をそれぞれ検出する装置に関する。
一般に、電気自動車等では、多数の電圧源(二次電池)を直列接続して数100Vの高圧の組電池を構成し、これを電源として使用している。このような組電池にあっては、各電圧源の保護管理等のために各電圧源の電圧を監視する必要がある。
このように直列接続された複数の電圧源の電圧をそれぞれ検出する装置としてフライング・キャパシタ方式による回路が知られている。各電圧源にそれぞれ第1のアナログスイッチを介して対応するコンデンサを接続すると共にこれらコンデンサに複数の第2のアナログスイッチを有するマルチプレクサを介して共通のA/D変換器を接続する。マルチプレクサを遮断状態として第1のアナログスイッチをそれぞれ導通させることにより、各電圧源の電圧をそれぞれ対応するコンデンサに充電し、次に第1のアナログスイッチをそれぞれ遮断状態としてマルチプレクサの第2のアナログスイッチを順次走査することにより各コンデンサの電圧が順次A/D変換器で計測される。
このように直列接続された複数の電圧源の電圧をそれぞれ検出する装置としてフライング・キャパシタ方式による回路が知られている。各電圧源にそれぞれ第1のアナログスイッチを介して対応するコンデンサを接続すると共にこれらコンデンサに複数の第2のアナログスイッチを有するマルチプレクサを介して共通のA/D変換器を接続する。マルチプレクサを遮断状態として第1のアナログスイッチをそれぞれ導通させることにより、各電圧源の電圧をそれぞれ対応するコンデンサに充電し、次に第1のアナログスイッチをそれぞれ遮断状態としてマルチプレクサの第2のアナログスイッチを順次走査することにより各コンデンサの電圧が順次A/D変換器で計測される。
これにより各電圧源の電圧を計測することができるが、多数のアナログスイッチを必要とするため、例えば特許文献1には、回路構成を簡素化する目的で、各電圧源に一対のマルチプレクサを介して共通のコンデンサを接続し、コンデンサにコンデンサ電位出力用のアナログスイッチを介してA/D変換器を接続した回路が開示されている。一対のマルチプレクサを走査することにより、各電圧源の電圧を順次共通のコンデンサに充電し、双方のマルチプレクサを遮断状態としてコンデンサ電位出力用のアナログスイッチを導通させることによりコンデンサの電圧がA/D変換器で計測される。
しかしながら、特許文献1の回路では、共通のコンデンサに各電圧源の電圧を順次充電するため、奇数番目の電圧源と偶数番目の電圧源とでは電圧を充電する際にコンデンサに印加される電圧の極性が逆転することとなる。このため、極性を反転する極性補正手段が用いられており、その結果、測定精度の低下を来すおそれがあった。
また、コンデンサに電圧が印加される毎にその極性が逆転するため、コンデンサへの充電時間が長くかかり、組電池全体の計測時間が長大化するという問題があった。
さらに、一対のマルチプレクサ内のアナログスイッチのオン/オフを個別に切り替えていくため、アナログスイッチの個数と同じだけのスイッチ制御信号が必要となり、アナログスイッチの制御が複雑となると共にI/Oポートの多いCPUを使用するか、外部にデコード回路等を設置する必要が生じてしまう。
また、コンデンサに電圧が印加される毎にその極性が逆転するため、コンデンサへの充電時間が長くかかり、組電池全体の計測時間が長大化するという問題があった。
さらに、一対のマルチプレクサ内のアナログスイッチのオン/オフを個別に切り替えていくため、アナログスイッチの個数と同じだけのスイッチ制御信号が必要となり、アナログスイッチの制御が複雑となると共にI/Oポートの多いCPUを使用するか、外部にデコード回路等を設置する必要が生じてしまう。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、少ないスイッチ制御信号で高精度に且つ短時間で複数の電圧源の電圧をそれぞれ検出することができる積層電圧検出装置を提供することを目的とする。
この発明に係る積層電圧検出装置は、互いに直列接続されたn個の電圧源の電圧をそれぞれ検出する積層電圧検出装置において、n個の電圧源にそれぞれ対応するn個のコンデンサが互いに直列接続され且つn個のコンデンサからそれぞれ引き出されたn+1個の端子を有する直列コンデンサ回路と、n個の電圧源にそれぞれ対応するn個のA/D変換器と、n個の電圧源からそれぞれ引き出されたn+1個の端子と直列コンデンサ回路のn+1個の端子との間を接続/遮断するn+1個の充電用アナログスイッチと、直列コンデンサ回路のn+1個の端子のうち特定のn個の端子とn個のA/D変換器との間を接続/遮断すると共に残りの1個の端子と基準電位との間を接続/遮断するn+1個の読み出し用アナログスイッチとを備えており、n+1個の読み出し用アナログスイッチをそれぞれ遮断状態にすると共にn+1個の充電用アナログスイッチをそれぞれ接続状態にすることによりn個のコンデンサをそれぞれ対応するn個の電圧源で充電した後、n+1個の充電用アナログスイッチをそれぞれ遮断状態にすると共にn+1個の読み出し用アナログスイッチをそれぞれ接続状態にしてn個のA/D変換器により直列コンデンサ回路の前記特定のn個の端子の電位をそれぞれ測定し、これらの電位に基づいてn個の電圧源の電圧をそれぞれ検出するものである。
ここで、「積層電圧」とは、直列接続された複数の電圧源の電圧のことをいうものとする。
ここで、「積層電圧」とは、直列接続された複数の電圧源の電圧のことをいうものとする。
なお、数nは、各電圧源の設定電圧Vbに対する各A/D変換器の最大入力電圧Vmaxの比Vmax/Vbにより得られる値以下の整数に設定すればよい。
また、n個のA/D変換器とこれらのA/D変換器に対応するn個の読み出し用アナログスイッチとの間にそれぞれ接続されたn個の分圧回路をさらに備えることができる。この場合には、数nは、各電圧源の設定電圧Vbと各分圧回路の分圧比rとの積(r・Vb)に対する各A/D変換器の最大入力電圧Vmaxの比Vmax/(r・Vb)により得られる値以下の整数に設定すればよい。
また、n個のA/D変換器とこれらのA/D変換器に対応するn個の読み出し用アナログスイッチとの間にそれぞれ接続されたn個の分圧回路をさらに備えることができる。この場合には、数nは、各電圧源の設定電圧Vbと各分圧回路の分圧比rとの積(r・Vb)に対する各A/D変換器の最大入力電圧Vmaxの比Vmax/(r・Vb)により得られる値以下の整数に設定すればよい。
なお、互いに直列接続されたn×k個の電圧源に対して、n個の電圧源とこれらの電圧源のn+1個の端子に一端が接続されたn+1個の充電用アナログスイッチとを1ユニットとしてk個のユニットを形成し、各ユニットのn+1個の充電用アナログスイッチの他端を直列コンデンサ回路のn+1個の端子にそれぞれ接続し、k個のユニットを順次選択し、選択されたユニットのn+1個の充電用アナログスイッチとn+1個の読み出し用アナログスイッチを操作してこの選択されたユニットのn個の電圧源の電圧をそれぞれ検出することにより、n×k個の電圧源の電圧をそれぞれ検出するようにしてもよい。
この場合、直列コンデンサ回路のn個のコンデンサにそれぞれ並列に接続されたn個のリセット用アナログスイッチをさらに備え、選択されたユニットのn個の電圧源の電圧検出が完了した後、n個のリセット用アナログスイッチをそれぞれ接続状態にすることによりn個のコンデンサをそれぞれ放電させてから次のユニットを選択することもできる。
この場合、直列コンデンサ回路のn個のコンデンサにそれぞれ並列に接続されたn個のリセット用アナログスイッチをさらに備え、選択されたユニットのn個の電圧源の電圧検出が完了した後、n個のリセット用アナログスイッチをそれぞれ接続状態にすることによりn個のコンデンサをそれぞれ放電させてから次のユニットを選択することもできる。
さらに、互いに直列接続されたn×k×m個の電圧源に対してk個のユニットと直列コンデンサ回路とn+1個の読み出し用アナログスイッチとを1ブロックとしてm個のブロックを形成し、各ブロックのn×k個の電圧源の電圧をそれぞれ検出することにより、n×k×m個の電圧源の電圧をそれぞれ検出するようにしてもよい。
この場合、各ブロックに対応してそれぞれn個のA/D変換器を備え、各ブロックのn+1個の読み出し用アナログスイッチのうち直列コンデンサ回路の前記特定のn個の端子に一端が接続されたn個の読み出し用アナログスイッチの他端がそのブロックに対応するn個のA/D変換器にそれぞれ接続された構成とすることができる。あるいは、各ブロックのn+1個の読み出し用アナログスイッチのうち直列コンデンサ回路の前記特定のn個の端子に一端が接続されたn個の読み出し用アナログスイッチの他端がn個のA/D変換器にそれぞれ接続された構成とし、m個のブロックを順次選択して選択されたブロックのn×k個の電圧源の電圧をそれぞれ検出してもよい。
この場合、各ブロックに対応してそれぞれn個のA/D変換器を備え、各ブロックのn+1個の読み出し用アナログスイッチのうち直列コンデンサ回路の前記特定のn個の端子に一端が接続されたn個の読み出し用アナログスイッチの他端がそのブロックに対応するn個のA/D変換器にそれぞれ接続された構成とすることができる。あるいは、各ブロックのn+1個の読み出し用アナログスイッチのうち直列コンデンサ回路の前記特定のn個の端子に一端が接続されたn個の読み出し用アナログスイッチの他端がn個のA/D変換器にそれぞれ接続された構成とし、m個のブロックを順次選択して選択されたブロックのn×k個の電圧源の電圧をそれぞれ検出してもよい。
この発明によれば、n+1個の読み出し用アナログスイッチをまとめて制御するスイッチ制御信号とn+1個の充電用アナログスイッチをまとめて制御するスイッチ制御信号の2つの制御信号のみでn個のコンデンサをそれぞれ対応するn個の電圧源で充電すると共にn個のA/D変換器でn個のコンデンサの電位をそれぞれ測定するので、少ないスイッチ制御信号で高精度に且つ短時間で複数の電圧源の電圧をそれぞれ検出することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1に実施の形態1に係る積層電圧検出装置の構成を示す。4つの単位電池E1〜E4が互いに直列接続されて1つの組電池を形成している。各単位電池E1〜E4の両端から引き出された5つの端子にそれぞれ保護抵抗Rを介して充電用アナログスイッチS1〜S5の一端が接続されている。4つの単位電池E1〜E4にそれぞれ対応する4つのコンデンサC1〜C4が互いに直列接続されて直列コンデンサ回路1を形成しており、充電用アナログスイッチS1〜S5の他端は、4つのコンデンサC1〜C4の両端から引き出された5つの端子A1〜A5にそれぞれ接続されている。直列コンデンサ回路1の特定の端子A2〜A5はそれぞれ読み出し用アナログスイッチT2〜T5を介して制御部2内のA/D変換器A/D1〜A/D4に接続され、直列コンデンサ回路1の残りの端子A1は読み出し用アナログスイッチT1を介して基準電位となるグラウンドに接続されている。
実施の形態1
図1に実施の形態1に係る積層電圧検出装置の構成を示す。4つの単位電池E1〜E4が互いに直列接続されて1つの組電池を形成している。各単位電池E1〜E4の両端から引き出された5つの端子にそれぞれ保護抵抗Rを介して充電用アナログスイッチS1〜S5の一端が接続されている。4つの単位電池E1〜E4にそれぞれ対応する4つのコンデンサC1〜C4が互いに直列接続されて直列コンデンサ回路1を形成しており、充電用アナログスイッチS1〜S5の他端は、4つのコンデンサC1〜C4の両端から引き出された5つの端子A1〜A5にそれぞれ接続されている。直列コンデンサ回路1の特定の端子A2〜A5はそれぞれ読み出し用アナログスイッチT2〜T5を介して制御部2内のA/D変換器A/D1〜A/D4に接続され、直列コンデンサ回路1の残りの端子A1は読み出し用アナログスイッチT1を介して基準電位となるグラウンドに接続されている。
制御部2は、A/D変換器A/D1〜A/D4に接続されたCPU3を備えており、このCPU3から充電用アナログスイッチS1〜S5に充電制御信号CHが、読み出し用アナログスイッチT1〜T5に読み出し制御信号REがそれぞれ出力されるように構成されている。5つの充電用アナログスイッチS1〜S5は、CPU3から出力される充電制御信号CHがハイレベルのときには同時に接続状態となり、ローレベルのときには同時に遮断状態となる。同様に、5つの読み出し用アナログスイッチT1〜T5は、CPU3から出力される読み出し制御信号REがハイレベルのときには同時に接続状態となり、ローレベルのときには同時に遮断状態となる。
次に、この実施の形態1の動作について説明する。まず、制御部2のCPU3からローレベルの読み出し制御信号REが出力されて5つの読み出し用アナログスイッチT1〜T5がそれぞれ遮断状態とされる。この状態で、CPU3からハイレベルの充電制御信号CHが出力され、5つの充電用アナログスイッチS1〜S5がそれぞれ接続状態となる。これにより、直列コンデンサ回路1の4つのコンデンサC1〜C4がそれぞれ対応する単位電池E1〜E4に接続されて充電される。
コンデンサC1〜C4が十分に充電されると、CPU3から出力されていたハイレベルの充電制御信号CHがローレベルとされ、5つの充電用アナログスイッチS1〜S5がそれぞれ遮断状態となってコンデンサC1〜C4にそれぞれ対応する単位電池E1〜E4の電圧が保持される。この状態で、CPU3から出力されていたローレベルの読み出し制御信号REがハイレベルとされ、5つの読み出し用アナログスイッチT1〜T5がそれぞれ接続状態となる。これにより、直列コンデンサ回路1の特定の端子A2〜A5がそれぞれ読み出し用アナログスイッチT2〜T5を介して制御部2内のA/D変換器A/D1〜A/D4に接続され、これらの端子A2〜A5の電位がA/D変換器A/D1〜A/D4で計測される。
このとき、直列コンデンサ回路1の残りの端子A1は接続状態の読み出し用アナログスイッチT1を介してグラウンドに接続されるため、直列コンデンサ回路1の端子A2の電位は単位電池E1の電圧V1を表すこととなる。同様に、端子A3の電位は単位電池E1の電圧V1と単位電池E2の電圧V2との和を表し、端子A4の電位は単位電池E1の電圧V1と単位電池E2の電圧V2と単位電池E3の電圧V3との和を表し、端子A5の電位は単位電池E1の電圧V1と単位電池E2の電圧V2と単位電池E3の電圧V3と単位電池E4の電圧V4との和を表している。
そこで、制御部2のCPU3は、A/D変換器A/D1で得られた電位により単位電池E1の電圧V1を、A/D変換器A/D2で得られた電位とA/D変換器A/D1で得られた電位との差分により単位電池E2の電圧V2を、A/D変換器A/D3で得られた電位とA/D変換器A/D2で得られた電位との差分により単位電池E3の電圧V3を、A/D変換器A/D4で得られた電位とA/D変換器A/D3で得られた電位との差分により単位電池E4の電圧V4を、それぞれ検出することができる。
この実施の形態1によれば、充電用アナログスイッチS1〜S5と読み出し用アナログスイッチT1〜T5の計10個のアナログスイッチを用い、充電制御信号CHと読み出し制御信号REの2つの制御信号のみで4つの単位電池E1〜E4の電圧を検出することが可能となる。
なお、上述した特許文献1の回路で用いられたような極性補正手段が不要のため、検出測定が低下することはない。
また、4つのコンデンサC1〜C4を同時に充電すると共に直列コンデンサ回路1の端子A2〜A5の電位をA/D変換器A/D1〜A/D4で同時に計測するため、極めて短時間に単位電池E1〜E4の電圧検出が行われる。
なお、上述した特許文献1の回路で用いられたような極性補正手段が不要のため、検出測定が低下することはない。
また、4つのコンデンサC1〜C4を同時に充電すると共に直列コンデンサ回路1の端子A2〜A5の電位をA/D変換器A/D1〜A/D4で同時に計測するため、極めて短時間に単位電池E1〜E4の電圧検出が行われる。
なお、上述したように、直列コンデンサ回路1の端子A5の電位は、組電池を形成する単位電池E1〜E4の電圧の和に相当するため、各A/D変換器A/D1〜A/D4の最大入力電圧をVmax、各単位電池E1〜E4の設定電圧をVbとしたとき、組電池を形成する単位電池の個数nは、比Vmax/Vbにより得られる値以下の整数に設定する必要がある。例えば、各単位電池の設定電圧Vbが1.25v、各A/D変換器の最大入力電圧Vmaxが5vである場合には、
n≦Vmax/Vb=5/1.25=4
から、単位電池の個数は最大4個となる。
n≦Vmax/Vb=5/1.25=4
から、単位電池の個数は最大4個となる。
実施の形態2
図2に実施の形態2に係る積層電圧検出装置の構成を示す。実施の形態1では、4つの単位電池E1〜E4を直列接続させて1つの組電池を形成したが、この実施の形態2では、8つの単位電池E1〜E8を直列接続させて1つの組電池を形成している。各単位電池E1〜E8の両端から引き出された9つの端子にそれぞれ保護抵抗Rを介して充電用アナログスイッチS1〜S9の一端が接続されている。8つの単位電池E1〜E8にそれぞれ対応する8つのコンデンサC1〜C8が互いに直列接続されて直列コンデンサ回路4を形成しており、充電用アナログスイッチS1〜S9の他端は、8つのコンデンサC1〜C8の両端から引き出された9つの端子A1〜A9にそれぞれ接続されている。直列コンデンサ回路4の特定の端子A2〜A9はそれぞれ読み出し用アナログスイッチT2〜T9を介してボルテージフォロアF1〜F8に接続され、さらに分圧回路D1〜D8を介して制御部5内のA/D変換器A/D1〜A/D8に接続されている。また、直列コンデンサ回路4の残りの端子A1は読み出し用アナログスイッチT1を介して基準電位となるグラウンドに接続されている。
図2に実施の形態2に係る積層電圧検出装置の構成を示す。実施の形態1では、4つの単位電池E1〜E4を直列接続させて1つの組電池を形成したが、この実施の形態2では、8つの単位電池E1〜E8を直列接続させて1つの組電池を形成している。各単位電池E1〜E8の両端から引き出された9つの端子にそれぞれ保護抵抗Rを介して充電用アナログスイッチS1〜S9の一端が接続されている。8つの単位電池E1〜E8にそれぞれ対応する8つのコンデンサC1〜C8が互いに直列接続されて直列コンデンサ回路4を形成しており、充電用アナログスイッチS1〜S9の他端は、8つのコンデンサC1〜C8の両端から引き出された9つの端子A1〜A9にそれぞれ接続されている。直列コンデンサ回路4の特定の端子A2〜A9はそれぞれ読み出し用アナログスイッチT2〜T9を介してボルテージフォロアF1〜F8に接続され、さらに分圧回路D1〜D8を介して制御部5内のA/D変換器A/D1〜A/D8に接続されている。また、直列コンデンサ回路4の残りの端子A1は読み出し用アナログスイッチT1を介して基準電位となるグラウンドに接続されている。
分圧回路D1〜D8は互いに等しい分圧比rを有しており、これにより、読み出し用アナログスイッチT2〜T9を接続状態としたときに直列コンデンサ回路4の特定の端子A2〜A9の電位が分圧比rで分圧された値となってそれぞれ対応するA/D変換器A/D1〜A/D8に入力することとなる。このため、各A/D変換器A/D1〜A/D8の最大入力電圧をVmax、各単位電池E1〜E8の設定電圧をVbとしたとき、組電池を形成する単位電池の個数nは、比Vmax/(r・Vb)により得られる値以下の整数に設定すればよい。例えば、分圧回路の分圧比rが0.5、各単位電池の設定電圧Vbが1.25v、各A/D変換器の最大入力電圧Vmaxが5vである場合には、
n≦Vmax/(r・Vb)=5/(1.25×0.5)=8
となり、単位電池の個数を最大8個まで増やすことができる。
n≦Vmax/(r・Vb)=5/(1.25×0.5)=8
となり、単位電池の個数を最大8個まで増やすことができる。
制御部5のCPU6は、A/D変換器A/D1〜A/D8で得られた値をそれぞれ分圧比rで除することにより直列コンデンサ回路4の端子A2〜A9の電位を算出し、これらの電位から単位電池E1〜E8の電圧を求めることができる。
なお、分圧回路D1〜D8の前段にボルテージフォロアF1〜F8が接続されているので、読み出し用アナログスイッチT2〜T9を接続状態としたときの分圧回路D1〜D8の分圧抵抗によるコンデンサC1〜C8の電圧低下が防止される。
この実施の形態2によれば、充電用アナログスイッチS1〜S9と読み出し用アナログスイッチT1〜T9の計18個のアナログスイッチを用い、充電制御信号CHと読み出し制御信号REの2つの制御信号のみで8つの単位電池E1〜E8の電圧を検出することが可能となる。
なお、分圧回路D1〜D8の前段にボルテージフォロアF1〜F8が接続されているので、読み出し用アナログスイッチT2〜T9を接続状態としたときの分圧回路D1〜D8の分圧抵抗によるコンデンサC1〜C8の電圧低下が防止される。
この実施の形態2によれば、充電用アナログスイッチS1〜S9と読み出し用アナログスイッチT1〜T9の計18個のアナログスイッチを用い、充電制御信号CHと読み出し制御信号REの2つの制御信号のみで8つの単位電池E1〜E8の電圧を検出することが可能となる。
実施の形態3
図3に実施の形態3に係る積層電圧検出装置の構成を示す。この積層電圧検出装置は、直列接続された40個の単位電池に対し、実施の形態1において直列接続された4つの単位電池E1〜E4とこれら単位電池E1〜E4の両端にそれぞれ保護抵抗Rを介して一端が接続された5つの充電用アナログスイッチS1〜S5とをひとつのユニットUとして、10個のユニットU1〜U10を形成することにより、計40個の単位電池の電圧をすべて検出するようにしたものである。
図3に実施の形態3に係る積層電圧検出装置の構成を示す。この積層電圧検出装置は、直列接続された40個の単位電池に対し、実施の形態1において直列接続された4つの単位電池E1〜E4とこれら単位電池E1〜E4の両端にそれぞれ保護抵抗Rを介して一端が接続された5つの充電用アナログスイッチS1〜S5とをひとつのユニットUとして、10個のユニットU1〜U10を形成することにより、計40個の単位電池の電圧をすべて検出するようにしたものである。
10個のユニットU1〜U10に対して共通の直列コンデンサ回路1が配置され、各ユニットU1〜U10の5つの充電用アナログスイッチの他端がそれぞれ直列コンデンサ回路1の端子A1〜A5に接続されている。直列コンデンサ回路1の特定の端子A2〜A5はそれぞれ読み出し用アナログスイッチT2〜T5を介して制御部7内のA/D変換器A/D1〜A/D4に接続され、直列コンデンサ回路1の残りの端子A1は読み出し用アナログスイッチT1を介して基準電位となるグラウンドに接続されている。
制御部7は、A/D変換器A/D1〜A/D4に接続されたCPU8を備えており、このCPU8から各ユニットU1〜U10の5つの充電用アナログスイッチにそれぞれ充電制御信号CH1〜CH10が出力されると共に読み出し用アナログスイッチT1〜T5に読み出し制御信号REが出力される。
制御部7は、A/D変換器A/D1〜A/D4に接続されたCPU8を備えており、このCPU8から各ユニットU1〜U10の5つの充電用アナログスイッチにそれぞれ充電制御信号CH1〜CH10が出力されると共に読み出し用アナログスイッチT1〜T5に読み出し制御信号REが出力される。
図4のタイミングチャートを参照して、この実施の形態3の動作を説明する。まず、10個のユニットU1〜U10から第1番目のユニットU1を選択するために、時刻t1に、CPU8からユニットU1にハイレベルの充電制御信号CH1が出力されると、時刻t1から所要時間が経過した時刻t2にユニットU1の5つの充電用アナログスイッチが接続状態になる。なお、このとき、CPU8から他のユニットU2〜U10に出力される充電制御信号CH2〜CH10はいずれもローレベルとなっており、これらユニットU2〜U10の充電用アナログスイッチはすべて遮断状態になっている。また、読み出し制御信号REもローレベルとなっており、読み出し用アナログスイッチT1〜T5は遮断状態になっている。
これにより、時刻t2から直列コンデンサ回路1の4つのコンデンサC1〜C4がそれぞれユニットU1の対応する単位電池に接続されて充電が開始される。コンデンサC1〜C4が十分に充電された時刻t3に充電制御信号CH1がローレベルとされ、所定のデッドタイムを経た時刻t4に読み出し制御信号REがハイレベルとされる。その結果、時刻t4から所要時間が経過した時刻t5に5つの読み出し用アナログスイッチT1〜T5が接続状態になる。このため、直列コンデンサ回路1の特定の端子A2〜A5がそれぞれ読み出し用アナログスイッチT2〜T5を介して制御部7内のA/D変換器A/D1〜A/D4に接続され、時刻t6までにこれらの端子A2〜A5の電位がA/D変換器A/D1〜A/D4で計測され、実施の形態1で述べたようにユニットU1の4つの単位電池の電圧が検出される。
時刻t6から所定のデッドタイムを経た時刻t7に、今度はCPU8からユニットU2にハイレベルの充電制御信号CH2が出力されて第2番目のユニットU2が選択される。ユニットU1と同様にして、直列コンデンサ回路1の4つのコンデンサC1〜C4がそれぞれユニットU2の対応する単位電池で充電され、直列コンデンサ回路1の特定の端子A2〜A5の電位がA/D変換器A/D1〜A/D4で計測され、ユニットU2の4つの単位電池の電圧が検出される。
このようにして、ユニットU1〜U10を順次選択し、選択されたユニットの5つの充電用アナログスイッチと5つの読み出し用アナログスイッチT1〜T5を操作してこの選択されたユニットの4つの単位電池の電圧をそれぞれ検出することにより、ユニットU1〜U10の計40個の単位電池をそれぞれ検出することができる。
この実施の形態3によれば、ユニットU1〜U10の充電用アナログスイッチと読み出し用アナログスイッチT1〜T5の計55個のアナログスイッチを用い、充電制御信号CH1〜CH10と読み出し制御信号REの11個の制御信号のみで40個の単位電池の電圧を検出することが可能となる。
この実施の形態3によれば、ユニットU1〜U10の充電用アナログスイッチと読み出し用アナログスイッチT1〜T5の計55個のアナログスイッチを用い、充電制御信号CH1〜CH10と読み出し制御信号REの11個の制御信号のみで40個の単位電池の電圧を検出することが可能となる。
なお、ユニットの個数kは、「10」に限るものではなく、CPU8から各ユニットに別個に充電制御信号を出力することができれば、任意の数とすることができる。
また、各ユニットとして、実施の形態1における4つの単位電池E1〜E4と5つの充電用アナログスイッチS1〜S5とを含んだものを用いたが、これに限るものではない。例えば、図2に示したように、分圧回路D1〜D8を用いることにより単位電池の個数nと充電用アナログスイッチの個数n+1個を増加させたユニットUaを使用することもできる。
また、各ユニットとして、実施の形態1における4つの単位電池E1〜E4と5つの充電用アナログスイッチS1〜S5とを含んだものを用いたが、これに限るものではない。例えば、図2に示したように、分圧回路D1〜D8を用いることにより単位電池の個数nと充電用アナログスイッチの個数n+1個を増加させたユニットUaを使用することもできる。
実施の形態4
図5に実施の形態4に係る積層電圧検出装置の構成を示す。この積層電圧検出装置は、図3に示した実施の形態3の装置において、直列コンデンサ回路1の4つのコンデンサC1〜C4にそれぞれ並列にリセット用アナログスイッチL1〜L4を接続したものである。
図5に実施の形態4に係る積層電圧検出装置の構成を示す。この積層電圧検出装置は、図3に示した実施の形態3の装置において、直列コンデンサ回路1の4つのコンデンサC1〜C4にそれぞれ並列にリセット用アナログスイッチL1〜L4を接続したものである。
図6のタイミングチャートを参照して、この実施の形態4の動作を説明する。実施の形態3と同様に、時刻t1にCPU8からハイレベルの充電制御信号CH1が出力されて第1番目のユニットU1が選択され、直列コンデンサ回路1の4つのコンデンサC1〜C4がそれぞれユニットU1の対応する単位電池で充電され、直列コンデンサ回路1の特定の端子A2〜A5の電位がA/D変換器A/D1〜A/D4で計測されるが、A/D変換器A/D1〜A/D4での計測が完了した時刻t6にCPU8からハイレベルのクリア信号CLがリセット用アナログスイッチL1〜L4に出力される。
これにより、4つのリセット用アナログスイッチL1〜L4が同時に接続状態となり、ユニットU1の対応する単位電池で充電されることにより直列コンデンサ回路1の4つのコンデンサC1〜C4に蓄積されていた電荷がリセットされる。その後、時刻t7にクリア信号CLがローレベルにされてリセット用アナログスイッチL1〜L4が遮断状態とされてから所定のデッドタイムを経た時刻t8にCPU8からユニットU2にハイレベルの充電制御信号CH2が出力されて第2番目のユニットU2が選択される。
このように、選択されたユニットの単位電池の電圧検出が完了した後、リセット用アナログスイッチL1〜L4をそれぞれ接続状態にすることにより4つのコンデンサC1〜C4をそれぞれ放電させてから次のユニットを選択するので、測定精度の向上を図ることができると共に各ユニット内の断線を検知することも可能となる。
なお、リセット用アナログスイッチは、4つに限るものではなく、直列コンデンサ回路のコンデンサにそれぞれ並列に接続されていればよい。すなわち、直列コンデンサ回路のコンデンサの個数nと同数のリセット用アナログスイッチが必要となる。
なお、リセット用アナログスイッチは、4つに限るものではなく、直列コンデンサ回路のコンデンサにそれぞれ並列に接続されていればよい。すなわち、直列コンデンサ回路のコンデンサの個数nと同数のリセット用アナログスイッチが必要となる。
実施の形態5
図7に実施の形態5に係る積層電圧検出装置の構成を示す。この積層電圧検出装置は、直列接続された160個の単位電池に対し、実施の形態3において用いられた10個のユニットU1〜U10と直列コンデンサ回路1と5つの読み出し用アナログスイッチT1〜T5とをひとつのブロックBとして、4つのブロックB1〜B4を形成することにより、計160個の単位電池の電圧をすべて検出するようにしたものである。
図7に実施の形態5に係る積層電圧検出装置の構成を示す。この積層電圧検出装置は、直列接続された160個の単位電池に対し、実施の形態3において用いられた10個のユニットU1〜U10と直列コンデンサ回路1と5つの読み出し用アナログスイッチT1〜T5とをひとつのブロックBとして、4つのブロックB1〜B4を形成することにより、計160個の単位電池の電圧をすべて検出するようにしたものである。
4つのブロックB1〜B4が制御部9に接続されている。制御部9は、第1のブロックB1に対応した4つのA/D変換器A/D1〜A/D4と、第2のブロックB2に対応した4つのA/D変換器A/D5〜A/D8と、第3のブロックB3に対応した4つのA/D変換器A/D9〜A/D12と、第4のブロックB4に対応した4つのA/D変換器A/D13〜A/D16とを有すると共に、これらのA/D変換器A/D1〜A/D16に接続されたCPU10を備えている。CPU10から各ブロックB1〜B4にそれぞれ充電制御信号CH1〜CH10が出力されると共に読み出し制御信号REが出力される。充電制御信号CH1〜CH10は各ブロックB1〜B4の10個のユニットU1〜U10の充電用アナログスイッチにそれぞれ入力され、読み出し制御信号REは各ブロックB1〜B4の読み出し用アナログスイッチT1〜T5にそれぞれ入力される。
CPU10からハイレベルの充電制御信号CH1が出力されると、この充電制御信号CH1は各ブロックB1〜B4の第1番目のユニットU1にそれぞれ入力され、第1番目のユニットU1の5つの充電用アナログスイッチが接続状態になる。これにより、各ブロックB1〜B4の直列コンデンサ回路1の4つのコンデンサC1〜C4がそれぞれ第1番目のユニットU1の4つの単位電池で充電される。充電制御信号CH1をローレベルとした後、CPU10からハイレベルの読み出し制御信号REが出力されると、この読み出し制御信号REは各ブロックB1〜B4にそれぞれ入力され、各ブロックB1〜B4の5つの読み出し用アナログスイッチT1〜T5が接続状態になる。
このため、第1のブロックB1の直列コンデンサ回路1の特定の端子A2〜A5がそれぞれ制御部9内のA/D変換器A/D1〜A/D4に接続され、これらの端子A2〜A5の電位がA/D変換器A/D1〜A/D4で計測され、第1番目のユニットU1の4つの単位電池の電圧が検出される。
同様にして、第2のブロックB2の第1番目のユニットU1の4つの単位電池の電圧がA/D変換器A/D5〜A/D8を用いて検出され、第3のブロックB3の第1番目のユニットU1の4つの単位電池の電圧がA/D変換器A/D9〜A/D12を用いて検出され、第4のブロックB4の第1番目のユニットU1の4つの単位電池の電圧がA/D変換器A/D13〜A/D16を用いて検出される。
同様にして、第2のブロックB2の第1番目のユニットU1の4つの単位電池の電圧がA/D変換器A/D5〜A/D8を用いて検出され、第3のブロックB3の第1番目のユニットU1の4つの単位電池の電圧がA/D変換器A/D9〜A/D12を用いて検出され、第4のブロックB4の第1番目のユニットU1の4つの単位電池の電圧がA/D変換器A/D13〜A/D16を用いて検出される。
次に、CPU10からハイレベルの充電制御信号CH2を出力して各ブロックB1〜B4の第2番目のユニットU2を選択することにより、各ブロックB1〜B4の第2番目のユニットU2の4つの単位電池の電圧がそれぞれ検出される。
このようにして、CPU10から順次ハイレベルの充電制御信号CH1〜CH10を出力して各ブロックB1〜B4の10個のユニットU1〜U10を順次選択することにより、各ブロックB1〜B4内の40個の単位電池の電圧が検出され、4つのブロックB1〜B4で計160個の単位電池の電圧をそれぞれ検出することができる。
このようにして、CPU10から順次ハイレベルの充電制御信号CH1〜CH10を出力して各ブロックB1〜B4の10個のユニットU1〜U10を順次選択することにより、各ブロックB1〜B4内の40個の単位電池の電圧が検出され、4つのブロックB1〜B4で計160個の単位電池の電圧をそれぞれ検出することができる。
この実施の形態5によれば、充電制御信号CH1〜CH10と読み出し制御信号REの11個の制御信号のみで160個の単位電池の電圧を検出することが可能となる。
なお、ブロックの個数mは「4」に限るものではないが、各ユニット内の単位電池の個数nと同数のA/D変換器を各ブロックに対応して制御部9に備える必要がある。
また、各ブロックとして、実施の形態3における10個のユニットU1〜U10と直列コンデンサ回路1と5つの読み出し用アナログスイッチT1〜T5とを含んだものを用いたが、これに限るものではなく、例えば、図5に示したように、リセット用アナログスイッチL1〜L4をさらに含んだブロックBaを使用することもできる。
なお、ブロックの個数mは「4」に限るものではないが、各ユニット内の単位電池の個数nと同数のA/D変換器を各ブロックに対応して制御部9に備える必要がある。
また、各ブロックとして、実施の形態3における10個のユニットU1〜U10と直列コンデンサ回路1と5つの読み出し用アナログスイッチT1〜T5とを含んだものを用いたが、これに限るものではなく、例えば、図5に示したように、リセット用アナログスイッチL1〜L4をさらに含んだブロックBaを使用することもできる。
実施の形態6
図8に実施の形態6に係る積層電圧検出装置の構成を示す。この積層電圧検出装置は、図7に示した実施の形態5の装置において、16個のA/D変換器A/D1〜A/D16を有する制御部9の代わりに、4つのA/D変換器A/D1〜A/D4を有する制御部11を用いて、計160個の単位電池の電圧を検出するようにしたものである。
図8に実施の形態6に係る積層電圧検出装置の構成を示す。この積層電圧検出装置は、図7に示した実施の形態5の装置において、16個のA/D変換器A/D1〜A/D16を有する制御部9の代わりに、4つのA/D変換器A/D1〜A/D4を有する制御部11を用いて、計160個の単位電池の電圧を検出するようにしたものである。
制御部11のA/D変換器A/D1〜A/D4は4つのブロックB1〜B4に共通に用いられる。制御部11にはCPU12が備えられ、CPU12から各ブロックB1〜B4にそれぞれ充電制御信号CH1〜CH10が出力されると共に、第1のブロックB1に第1の読み出し制御信号RE1が出力され、第2のブロックB2に第2の読み出し制御信号RE2が出力され、第3のブロックB3に第3の読み出し制御信号RE3が出力され、第4のブロックB4に第4の読み出し制御信号RE4が出力される。充電制御信号CH1〜CH10は各ブロックB1〜B4の10個のユニットU1〜U10の充電用アナログスイッチにそれぞれ入力され、読み出し制御信号RE1〜RE4はそれぞれ対応するブロックB1〜B4の読み出し用アナログスイッチT1〜T5にそれぞれ入力される。
CPU12からハイレベルの充電制御信号CH1が出力されると、この充電制御信号CH1は各ブロックB1〜B4の第1番目のユニットU1にそれぞれ入力され、第1番目のユニットU1の5つの充電用アナログスイッチが接続状態になる。これにより、各ブロックB1〜B4の直列コンデンサ回路1の4つのコンデンサC1〜C4がそれぞれ第1番目のユニットU1の4つの単位電池で充電される。充電制御信号CH1をローレベルとした後、CPU12からまずハイレベルの第1の読み出し制御信号RE1が出力されると、第1のブロックB1の5つの読み出し用アナログスイッチT1〜T5が接続状態になり、この第1のブロックB1の第1番目のユニットU1の4つの単位電池の電圧が制御部11のA/D変換器A/D1〜A/D4を用いて検出される。なお、このとき、第2〜第4の読み出し制御信号RE2〜RE4はそれぞれローレベルとなっている。
次に、第1の読み出し制御信号RE1をローレベルとした後、CPU12からハイレベルの第2の読み出し制御信号RE2が出力され、第2のブロックB2の第1番目のユニットU1の4つの単位電池の電圧が制御部11のA/D変換器A/D1〜A/D4を用いて検出される。同様にして、CPU12からハイレベルの第3の読み出し制御信号RE3及び第4の読み出し制御信号RE4を順次出力することにより、第3のブロックB3の第1番目のユニットU1の4つの単位電池の電圧及び第4のブロックB4の第1番目のユニットU1の4つの単位電池の電圧が順次制御部11のA/D変換器A/D1〜A/D4を用いて検出される。
次に、CPU12からハイレベルの充電制御信号CH2を出力して各ブロックB1〜B4の第2番目のユニットU2を選択することにより、各ブロックB1〜B4の直列コンデンサ回路1の4つのコンデンサC1〜C4をそれぞれ第2番目のユニットU2の4つの単位電池で充電する。ここで、CPU12からハイレベルの第1〜第4の読み出し制御信号RE1〜RE4を順次出力することにより、各ブロックB1〜B4の第2番目のユニットU2の4つの単位電池の電圧が順次制御部11のA/D変換器A/D1〜A/D4を用いて検出される。
このようにして、CPU12から順次ハイレベルの充電制御信号CH1〜CH10を出力して各ブロックB1〜B4の10個のユニットU1〜U10を順次選択すると共にCPU12からハイレベルの第1〜第4の読み出し制御信号RE1〜RE4を順次出力することにより、4つのブロックB1〜B4で計160個の単位電池の電圧をそれぞれ検出することができる。
このようにして、CPU12から順次ハイレベルの充電制御信号CH1〜CH10を出力して各ブロックB1〜B4の10個のユニットU1〜U10を順次選択すると共にCPU12からハイレベルの第1〜第4の読み出し制御信号RE1〜RE4を順次出力することにより、4つのブロックB1〜B4で計160個の単位電池の電圧をそれぞれ検出することができる。
この実施の形態6によれば、4つのA/D変換器A/D1〜A/D4と充電制御信号CH1〜CH10及び第1〜第4の読み出し制御信号RE1〜RE4の14個の制御信号のみで160個の単位電池の電圧を検出することが可能となる。
なお、ブロックの個数mは「4」に限るものではなく、CPU12から各ブロックに別個に読み出し制御信号を出力することができれば、任意の数とすることができる。
また、実施の形態5と同様に、各ブロックとして、例えば、図5に示したように、リセット用アナログスイッチL1〜L4をさらに含んだブロックBaを使用することもできる。
なお、ブロックの個数mは「4」に限るものではなく、CPU12から各ブロックに別個に読み出し制御信号を出力することができれば、任意の数とすることができる。
また、実施の形態5と同様に、各ブロックとして、例えば、図5に示したように、リセット用アナログスイッチL1〜L4をさらに含んだブロックBaを使用することもできる。
上記の実施の形態1〜6において電圧検出の対象となった単位電池としては、ニッケル水素電池、鉛電池、リチウムイオン電池等の各種の電池を用いることができる。また、この発明は、直列接続された電気二重層コンデンサ等、電池以外の電圧源の電圧検出にも広く適用することができる。
1,4 直列コンデンサ回路、2,5,7,9,11 制御部、3,6,8,10,12 CPU、E1〜E8 単位電池、S1〜S9 充電用アナログスイッチ、T1〜T9 読み出し用アナログスイッチ、C1〜C8 コンデンサ、A1〜A9 端子、D1〜D8 分圧回路、F1〜F8 ボルテージフォロア、A/D1〜A/D16 A/D変換器、R 保護抵抗、CH,CH1〜CH10 充電制御信号、RE,RE1〜RE4 読み出し制御信号、U,U1〜U10,Ua ユニット、B,B1〜B4,Ba ブロック。
Claims (9)
- 互いに直列接続されたn個の電圧源の電圧をそれぞれ検出する積層電圧検出装置において、
前記n個の電圧源にそれぞれ対応するn個のコンデンサが互いに直列接続され且つn個のコンデンサからそれぞれ引き出されたn+1個の端子を有する直列コンデンサ回路と、
前記n個の電圧源にそれぞれ対応するn個のA/D変換器と、
前記n個の電圧源からそれぞれ引き出されたn+1個の端子と前記直列コンデンサ回路のn+1個の端子との間を接続/遮断するn+1個の充電用アナログスイッチと、
前記直列コンデンサ回路のn+1個の端子のうち特定のn個の端子と前記n個のA/D変換器との間を接続/遮断すると共に残りの1個の端子と基準電位との間を接続/遮断するn+1個の読み出し用アナログスイッチと
を備え、前記n+1個の読み出し用アナログスイッチをそれぞれ遮断状態にすると共に前記n+1個の充電用アナログスイッチをそれぞれ接続状態にすることにより前記n個のコンデンサをそれぞれ対応する前記n個の電圧源で充電した後、前記n+1個の充電用アナログスイッチをそれぞれ遮断状態にすると共に前記n+1個の読み出し用アナログスイッチをそれぞれ接続状態にして前記n個のA/D変換器により前記直列コンデンサ回路の前記特定のn個の端子の電位をそれぞれ測定し、これらの電位に基づいて前記n個の電圧源の電圧をそれぞれ検出することを特徴とする積層電圧検出装置。 - 数nは、各電圧源の設定電圧Vbに対する各A/D変換器の最大入力電圧Vmaxの比Vmax/Vbにより得られる値以下の整数に設定される請求項1に記載の積層電圧検出装置。
- 前記n個のA/D変換器とこれらのA/D変換器に対応する前記n個の読み出し用アナログスイッチとの間にそれぞれ接続されたn個の分圧回路をさらに備えた請求項1に記載の積層電圧検出装置。
- 数nは、各電圧源の設定電圧Vbと各分圧回路の分圧比rとの積(r・Vb)に対する各A/D変換器の最大入力電圧Vmaxの比Vmax/(r・Vb)により得られる値以下の整数に設定される請求項3に記載の積層電圧検出装置。
- 互いに直列接続されたn×k個の電圧源に対して前記n個の電圧源とこれらの電圧源のn+1個の端子に一端が接続された前記n+1個の充電用アナログスイッチとを1ユニットとしてk個のユニットを形成し、各ユニットのn+1個の充電用アナログスイッチの他端を前記直列コンデンサ回路のn+1個の端子にそれぞれ接続し、
k個のユニットを順次選択し、選択されたユニットのn+1個の充電用アナログスイッチと前記n+1個の読み出し用アナログスイッチを操作してこの選択されたユニットの前記n個の電圧源の電圧をそれぞれ検出することにより、前記n×k個の電圧源の電圧をそれぞれ検出する請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層電圧検出装置。 - 前記直列コンデンサ回路の前記n個のコンデンサにそれぞれ並列に接続されたn個のリセット用アナログスイッチをさらに備え、
選択されたユニットのn個の電圧源の電圧検出が完了した後、前記n個のリセット用アナログスイッチをそれぞれ接続状態にすることにより前記n個のコンデンサをそれぞれ放電させてから次のユニットを選択する請求項5に記載の積層電圧検出装置。 - 互いに直列接続されたn×k×m個の電圧源に対して前記k個のユニットと前記直列コンデンサ回路と前記n+1個の読み出し用アナログスイッチとを1ブロックとしてm個のブロックを形成し、
各ブロックの前記n×k個の電圧源の電圧をそれぞれ検出することにより、前記n×k×m個の電圧源の電圧をそれぞれ検出する請求項5または6に記載の積層電圧検出装置。 - 各ブロックに対応してそれぞれ前記n個のA/D変換器を備え、
各ブロックの前記n+1個の読み出し用アナログスイッチのうち前記直列コンデンサ回路の前記特定のn個の端子に一端が接続されたn個の読み出し用アナログスイッチの他端がそのブロックに対応する前記n個のA/D変換器にそれぞれ接続された請求項7に記載の積層電圧検出装置。 - 各ブロックの前記n+1個の読み出し用アナログスイッチのうち前記直列コンデンサ回路の前記特定のn個の端子に一端が接続されたn個の読み出し用アナログスイッチの他端が前記n個のA/D変換器にそれぞれ接続され、前記m個のブロックを順次選択して選択されたブロックの前記n×k個の電圧源の電圧をそれぞれ検出する請求項7に記載の積層電圧検出装置。
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