JP2008082332A - ガスタービンエンジン用のブレード閉込めシステム - Google Patents

ガスタービンエンジン用のブレード閉込めシステム Download PDF

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ドナルド・ジョージ・ラチャペル
Ming Xie
ミン・シェー
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フランク・ウァートホフ
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Abstract

【課題】ガスタービンエンジン(10)のブレード閉込めシステム(62)を提供する
【解決手段】本ブレード閉込めシステム(62)は、ブレード(44)の半径方向外側にかつ該ブレード(44)を囲む関係で配置された環状ケーシング(40)を含み、環状ケーシング(40)が、該ケーシングと共に使用された少なくとも1つの繊維金属ラミネート層(78)を含む。本ブレード閉込めシステム(62)はまた、環状ケーシング(40)の内側部分(66)の半径方向外側に配置されたハニカム層(64)を含むことができ、繊維金属ラミネート層(78)は、ハニカム層(64)の半径方向外側に又は該ハニカム層(64)の半径方向内側に配置される。両方のケースにおいて、本ブレード閉込めシステム(62)は、半径方向外側のケブラーラップ層(82)を含むことができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ガスタービンエンジン内においてブレードの離脱が発生した場合にあらゆるフラグメント(断片)を閉込めるためのシステムに関し、より具体的には、その中に繊維金属ラミネート層を使用したブレード閉込めシステムに関する。
ガスタービンエンジンの作動中に異物(例えば、鳥、ひょう、砂、氷など)が吸い込まれる可能性は避けられないことが、知られている。異物は無理矢理エンジン内に入るので、異物は、ファンのブレードに衝突し、ブレードの一部がロータから外れることを引き起こすおそれがある。この事象を閉込めるためのシステムがない場合には、エンジンケーシングに対して壊滅的損傷が生じるおそれがある。従って、異物損傷を最小にするために、様々なタイプのブレード閉込めシステムが使用されてきた。
ファンフラグメントを閉込めるための第1のタイプのシステムは、硬質壁システムとして公知であり、このシステムでは、ファンケースが、完全な閉込めをもたらすのに十分な構造的一体性を有するように設計される。このタイプのケースは通常、モノリシック鋼板又はアルミニウム板で作られる。第2のブレード閉込めシステムは、軟質壁システムであり、このシステムでは、エンジンフラグメントは構造ケースを貫入するが、織った又は編んだケブラーベルトによって捕捉される。これらシステムがその意図する目的に有用であると同時に、耐衝撃及び割れ伝播性を最大にしかつエンジンへの付加重量を最小にするようなブレード閉込め設計の探求が続けられている。
繊維金属ラミネートは、荷重支持航空機構造体で使用するために最近開発された種類の材料である。繊維金属ラミネートは一般的に、接着剤としても用いられるエポキシマトリクッス内でガラス又はケブラーテープ間に挟まれた比較的薄い金属シートからなる。ガラス−金属ラミネートの1つの実施例は、Vogelsang他の米国特許第5,039,571号に開示されており、またGLARE(登録商標)の商品名で販売されている。繊維金属ラミネートは最近では、操縦面フラップ、貨物室フロア及び気体トップスキンのような荷重支持航空機構造体で使用されているが、これは一般的に、実質的に平面のシートからなる。
しかしながら、ブレード閉込めシステムにおいて繊維金属ラミネートの特別優れた耐衝撃性特性の利点を得るためには、ブレード閉込めシステムは、円筒形又は円錐形構造に形成される必要がある。このことは、本質的に平坦な材料が所望の強度及び構造的一体性を保持するようにする適当な継合せ方法を開発しかつ使用することを必要とする。
米国特許第5,039,571号公報 米国特許第5,160,248号公報 米国特許第5,227,216号公報 米国特許第5,344,280号公報 米国特許第5,431,532号公報 米国特許第5,447,411号公報 米国特許第5,547,735号公報 米国特許第5,486,086号公報 米国特許第5,567,535号公報 米国特許第5,951,800号公報 米国特許第6,619,913 B2号公報 米国特許第6,814,541 B2号公報 米国特許第6,861,156 B2号公報 米国特許第6,989,197 B2号公報 米国特許第7,018,168 B2号公報 米国特許出願公開第2005/0183260 A1号公報
従って、より大きな耐衝撃及び割れ伝播性をもたらす、ガスタービンエンジン用のブレード閉込めシステムを提供する必要性が存在する。加えて、そのようなブレード閉込めシステムの重量は、燃料消費量を低減するために最小にすることが望ましい。
本発明の第1の例示的な実施形態では、環状ディスク上に取付けられた複数の半径方向に延びるブレードを有しかつブレード及びディスクがその長手方向軸線の周りで回転可能であるガスタービンエンジンを開示する。ブレード閉込めシステムをさらに開示し、本ブレード閉込めシステムは、ブレードの半径方向外側にかつ該ブレードを囲む関係で配置された環状ケーシングを含み、環状ケーシングは、該ケーシングと共に使用された少なくとも1つの繊維金属ラミネート層を含む。本ブレード閉込めシステムはまた、ハニカム層を含むことができ、繊維金属ラミネート層は、ハニカム層の半径方向外側又は該ハニカム層の半径方向内側のいずれかに配置される。両方のケースにおいて、本ブレード閉込めシステムは、半径方向外側のケブラーラップ層を含むことができる。
本発明の第2の例示的な実施形態では、環状ディスク上に取付けられた複数の半径方向に延びるブレードを有しかつブレード及びディスクがその長手方向軸線の周りで回転可能であるガスタービンエンジンを開示する。ブレード閉込めシステムをさらに開示し、本ブレード閉込めシステムは、ブレードの半径方向外側にかつ該ブレードを囲む関係で配置された、繊維金属ラミネートで作られた環状ケーシングを含む。本ブレード閉込めシステムはさらに、環状ケーシングの半径方向外側に配置されたハニカム層を含むことができる。そのようなケースにおいて、本ブレード閉込めシステムは、ハニカム層の半径方向外側に配置されたケブラーラップ層を含むことができる。
本発明の第3の例示的な実施形態では、ガスタービンエンジンで使用する環状部材を開示し、本環状部材は、第1の端縁部と第2の端縁部とを含む。本環状部材は、繊維金属ラミネートで作られ、第1及び第2の端縁部を結合する継合せ領域を含む。本環状部材は、実質的に円筒形又は実質的に円錐形の形状にされるのが好ましい。それに代えて、本環状部材は、複数の環状セグメントを含むことができる。各環状セグメントは、繊維金属ラミネートで作られ、各端縁部を隣接する環状セグメントに結合する継合せ領域を含む。
次に図全体を通して同じ参照符号が同様の要素を示す図面を詳細に参照すると、図1は、それを通る長手方向すなわち軸方向中心軸線12を有する、航空機で使用する例示的なガスタービンエンジン10(高バイパス型)を参考目的で概略形態として示す。エンジン10は、全体を参照符号14で特定したコアガスタービンエンジンと、その上流に配置されたファンセクション16とを含むのが好ましい。コアエンジン14は一般的に、環状入口20を形成したほぼ管状の外側ケーシング18を含む。外側ケーシング18はさらに、コアエンジン14に流入する空気の圧力を第1の圧力レベルまで上昇させるブースタ圧縮機22を囲みかつ支持する。高圧多段軸流圧縮機24は、ブースタ22から加圧空気を受け、その空気の圧力をさらに高める。加圧空気は燃焼器26に流れ、燃焼器26において、加圧空気ストリーム内に燃料が噴射されて、加圧空気の温度及びエネルギーレベルを上昇させる。高エネルギー燃焼生成物は、燃焼器26から第1の(高圧)タービン28に流れて第1の(高圧)ドライブシャフト30によって高圧圧縮機24を駆動するようになり、次に第2の(低圧)タービン32に流れて第1のドライブシャフト30と同軸になった第2の(低圧)ドライブシャフト34によってブースタ圧縮機22及びファンセクション16を駆動するようになる。タービン28及び32の各々を駆動した後に、燃焼生成物は、排気ノズル36を通ってコアエンジン14から流出して推進ジェット推力をもたらす。
ファンセクション16は、環状ファンケーシング40によって囲まれた回転軸流ファンロータ38を含む。ファンケーシング40は、複数のほぼ半径方向に延びかつ円周方向に間隙を置いて配置された出口案内ベーン42によってコアエンジン14により支持されることが分かるであろう。このようにして、ファンケーシング40は、ファンロータ38及びファンロータブレード44を囲む。ファンケーシング40の下流セクション46は、コアエンジン14の外側部分を覆って延びて第2の又はバイパス空気流管路48を形成し、この第2の又はバイパス空気流管路48は、付加的な推進ジェット推力をもたらす。
流れの観点から、矢印50で表した初期空気流は、ファンケーシング40への入口52を通ってガスタービンエンジン10に流入することが分かるであろう。空気流50は、ファンブレード44を通って流れ、管路48を通って移動する第1の加圧空気流(矢印54で表す)とブースタ圧縮機22に流入する第2の加圧空気流(矢印56で表す)とに分割される。第2の加圧空気流56の圧力は、増大され、矢印58で表すように高圧圧縮機24に流入する。燃焼器26内で燃料と混合されかつ燃焼された後に、燃焼生成物60は、燃焼器26から流出し、第1のタービン28を通って流れる。燃焼生成物60は次に、第2のタービン32を通って流れ、排気ノズル36から流出して、ガスタービンエンジン10の推力をもたらす。
図2の従来技術に見られるように、ファンケーシング40は、ファンブレード44の部品片がファンケーシング40を通って逸出するのを防止するための環状ブレード閉込めシステム62を含む。より具体的には、ブレード閉込めシステム62は、ファンケーシング40の内側部分66の半径方向外側表面67に沿って設置されたハニカムセクション64を含むことが分かるであろう。加えて、ブレード閉込めシステム62は、ハニカムセクション64の半径方向外側表面72に隣接して設置された、厚さ70を有するアブレイダブル材料(例えば、ケブラーラップ)の層68を含む。層68は次に、上流端部74及び下流端部76においてファンケーシング内側部分66に取付けられる。
本発明の1つの実施形態では、ブレード閉込めシステム62は、アブレイダブル材料の層68を、厚さ80を有する繊維金属ラミネートで作られた環状部材78で置き換える(図3参照)。環状部材78は、アブレイダブル材料68よりも薄い厚さ及び軽い重量を有する点で利点があると同時に、少なくとも同じ程度の耐衝撃及び割れ伝播性を備えることが分かるであろう。従って、環状部材78は、ハニカムセクション64の半径方向外側表面72に隣接して配置される。図4に示す別の構成では、ブレード閉込めシステム62はさらに、環状部材78の半径方向外側に配置された付加的保護をもたらすような厚さ84を有するアブレイダブル材料の層82を含むことができる。それでも、環状部材78を含むことによって、アブレイダブル材料層82の厚さ84は上述のアブレイダブル材料層68の厚さ70よりも小さくすることが可能になることに注目されたい。図5に示すように、ファンケーシング内側部分66の少なくとも指定部分は、繊維金属ラミネートで作られる。
環状部材78の繊維金属ラミネートは、製品名GLARE(登録商標)として販売されているアルミニウム/ガラス構成、製品名ARALL(登録商標)として販売されているアルミニウム/アラミド構成、及び製品名TIGREとして販売されているチタン/グラファイト構成のような様々な構成及び組成を有することができる。しかしながら、本明細書でこの用語を使用する場合、繊維金属ラミネートは一般的に、少なくとも1つの金属層90と一体に接着された合成層94とを含む1つ又はそれ以上のプライ89(図6参照)として定義されることが分かるであろう。勿論、繊維金属ラミネートは、金属及び合成材料の交互層を有する複数のプライを含むことができる。金属層90内で使用する金属は、アルミニウム又はチタンを含むのが好ましいが、高い強度特性を有するあらゆる軽金属又は金属合金を使用することができる。金属層90は一般的には無孔シートであることが分かるが、金属層90は、リボンメッシュ又はワイヤメッシュのようなメッシュで構成することもできる。合成層94に用いる材料は、ガラス繊維強化エポキシ樹脂、炭素繊維強化エポキシ樹脂又はアラミド強化エポキシ樹脂を含むのが好ましいが、他のあらゆる適当な繊維強化複合材料を使用することができる。
最初は実質的に平面のシートで構成された繊維金属ラミネートから環状部材78を形成するために、その第1及び第2の端部98及び100を接合するための継合せ領域96が必要になる(図7参照)。これは、幾つもの方法で達成することができるが、繊維金属ラミネートの個別のプライの端部は、脆弱部分間を分離するために千鳥状配置するのが好ましい。例えば、図8には、千鳥状突合せ継手として継合せ領域96を示しており、この場合には、第1の金属層108の対向する端部104及び106間の切断部102は、第2の金属層118の対向する端部114及び116間の隣接する切断部112から距離110だけ離して設置される。図示していないが、金属層120、122、124、126及び128の対向する端部間の同様の切断部は、同様に周方向距離だけ間隔を置いて配置されることが分かるであろう。明らかなように、合成層130及び132は、切断部102を埋めるのを助け、合成層134及び136は切断部112に対して同様にする。
図9には、環状部材78を形成する別の方法を示しており、この場合には、継合せ領域96は千鳥状オーバラップ継手である。この図に見られるように、繊維金属ラミネートは、少なくとも第1のプライ138と第2のプライ140とを含み、これらプライは、継合せ領域96以外では互いに隣接してかつ実質的に平行に延びる。継合せ領域96の範囲内では、第1のプライ138は、第1の方向に傾斜した第1のセクション142と、継合せ領域96の外側のその配向に実質的に平行に延びる第2のセクション144と、第1の方向と相補的な第2の方向に傾斜した第3のセクション146とを有することに注目されたい。このようにして、第1のプライ138は、継合せ領域96全体にわたって一体形を保持する。第2のプライ140も同様に、継合せ領域96内に第1のセクション148と第2のセクション150とを含み、これらプライは、第1のプライ138の第1及び第2のセクション142及び144と同じそれぞれの方向に延びる。しかしながら、継合せ領域96全体にわたる一体形を保持する代わりに、第2のプライ140は、ほぼ第2のセクション150が開始する点において分割されて、第2のセクション150の第1の端部152が、第2の端部154に重なりかつ継合せ領域96にわたって該第2の端部154と実質的に平行に延びるようになる。
環状部材78は、複数の環状セグメント(例えば、図7に仮想線で示した参照符号79及び81で特定するような)を含むことができることも分かるであろう。各そのような環状セグメントは、本明細書に記載した方法によって、その各端部において隣接する環状セグメントに接合されることになる。このようにして、環状部材78内には、複数の継合せ領域が形成される。
特定領域内において、追加補強のために環状部材78用の繊維金属ラミネートの追加プライを設けることができることが分かるであろう。それぞれ図10及び図11に示すように、そのような追加プライは、内側又は外側に積層することができる。図10を見ると、追加プライ156、158及び160は、主プライ162の半径方向内側に付加され、この箇所においては、主プライ162は、第1の方向に傾斜した第1のセクション164と、該追加プライ156、158及び160から離れてその初期配向に実質的に平行に延びる第2のセクション166と、第1の方向と相補的な第2の方向に傾斜した第3のセクション168とを有する。このようにして、追加プライ156、158及び160のための空間が生成され、これら追加プライは、主プライ162の第2のセクション166に実質的に平行に配向され、またその半径方向位置に応じて主プライ162の第1及び第3のセクション間の距離に適合した長さになっている。これと反対に、図11では、追加プライ157及び159は、主プライ162の外側に付加される。
既存のブレード閉込めシステムの1つ又はそれ以上の構成要素を繊維金属ラミネートで作られた環状部材で置き換えるのではなく、ファンケーシング自体をそのような材料で作ることも考えられる。図12に見られるように、ブレード閉込めゾーン174を有する環状ファンケーシング172は、繊維金属ラミネートで作られる。それぞれブレード閉込めゾーン174の上流及び下流に、防音タイル176及び178が設置されることに注目されたい。ファンケーシング172の外側半径方向表面182に沿って軸方向に間隔を置いた関係で複数の補強リング180を配置して、ファンケーシング172に付加的な支持を与えるのが好ましい。任意選択的に、ファンケーシング172の内側半径方向表面186に隣接して環状ハニカム層184を配置し、表面シート188によりファンケーシング172を所定の位置に保持することができる。図示していないが、ブレード閉込めゾーン174内で、アブレイダブル層もまた使用することができる。図12で防音タイル178に関してさらに分かるように、防音タイル176及び178はまた、該防音タイル176及び178と共に多孔表面シートのような繊維金属ラミネート層177を使用することができる。
ファンケーシング172は、特にそれを代替品として既存のエンジンライン上に設置しようとする場合には、その上流及び下流端部の1つ又は両方にフランジ190を組み込む(図13参照)ことを必要とする場合がある。そのようなフランジ190は、実質的に円筒形のファンケーシング172の硬化サイクルを行った後に、ファンケーシング172の端縁部192をロール加工することによって形成することができる。それに代えて、そのようなフランジ190は、ファンケーシング172と一体形に形成することができ、この場合には、フランジ190内の金属層は、ラミネートを硬化させる前に所望の形状に形成される。組み立てられると、ファンケーシング172は硬化して、フランジ190を備えた継ぎ目のない接合面を形成する。
別の方法には、図14に示すようにファンケーシング172に対して全金属端縁部194を形成する方法がある。この図に見られるように、複合材層196及び198は、端縁部194の手前で終端し、同じ厚さ204の金属層200及び202によって置き換えられる。金属層200及び202を金属層201、203及び205に統合するのを助けるために、任意選択的なファスナ206を使用することができる。金具部分は、ファンケーシング172を硬化させた後に全金属端縁部194に締結するか、又は端縁部194に穿孔しかつファスナで金具部分に取付け、その後に単一の接着及び締結構造体に硬化させるかのいずれかとすることができる。
金属フランジ208は、ファンケーシング172の端部212と合せ可能である、薄い厚さを有する部分210を含むことができる。ファンケーシング172の外側表面216に隣接して金属リング214を設け、複数のファスナ218によりフランジ208をファンケーシング172に固定することができる(図15参照)。図16〜図18は、ファンケーシング172の繊維金属ラミネートに対してそれぞれ金具部分220、222及び224を直接取付けるための他の任意選択的な方法を示す。
また、繊維金属ラミネートシートをファンケーシング172に形成するのを可能にするために、該繊維金属ラミネートシート内には、複数のゴアカット(三角切込み)170を設けるのが好ましい(図19参照)。繊維金属ラミネートの両側にアルミニウムストリップ171及び173を配置してフランジ190を形成するのを助けることができることが、分かるであろう。
上述のように、ファンケーシング172の外側半径方向表面182には様々な構成の補強リング180を取付けることができる(図20参照)。そのような補強リング180は一般的に、金属で製作される(例えば、アルミニウム、鋼又はチタン)。図21〜図23に参照符号183で特定した補強リングはまた、繊維金属ラミネート又はその他の複合材ラミネート又はそのサンドウィッチ構造とすることができ、これらは、ファンケーシング172を硬化させた後又はファンケーシング172の残部と同一の硬化サイクルの間のいずれかにファンケーシング172に接着することができることが分かるであろう。
本発明の特定の実施形態を図示しかつ説明してきたが、本発明の技術思想から逸脱することなく様々な変更及び修正を行うことができることは当業者には明らかであろう。従って、本発明の技術的範囲内に属する全てのそのような変更及び修正は特許請求の範囲内に包含されることを意図している。
高バイパス型ターボファンガスタービンエンジンの概略図。 従来技術の設計を有するブレード閉込めシステムの拡大断面図。 本発明の第1の実施形態によるブレード閉込めシステムの拡大断面図。 本発明の第2の実施形態によるブレード閉込めシステムの拡大断面図。 本発明の第3の実施形態によるブレード閉込めシステムの拡大断面図。 繊維金属ラミネートプライの部分概略図。 図3〜図5に示す環状部材の正面図。 図7に示す環状部材の継合せ領域の部分概略図。 図7に示す環状部材の別の継合せ領域の部分概略図。 図7に示す環状部材における、内側付加プライによって強化された領域の部分概略図。 図7に示す環状部材における、外側付加プライによって強化された領域の部分概略図。 その中にブレード閉込めゾーンを有する、図1に示すガスタービンエンジン用のファンケーシングの長手方向部分断面図。 その端部にフランジが形成された、図12に示すファンケーシングの部分概略図。 その端部が全金属端縁部で終端した、図12に示すファンケーシングの部分概略図。 その端部に別の方法でフランジが形成された、図12に示すファンケーシングの部分概略図。 フランジがその端部に取付けられたものとして示した、図12に示すファンケーシングの部分概略図。 フランジがその端部に第1の別の方法で取付けられたものとして示した、図12に示すファンケーシングの部分概略図。 フランジがその端部に第2の別の方法で取付けられたものとして示した、図12に示すファンケーシングの部分概略図。 フランジがその端部に第3の別の方法で形成されたものとして示した、図12に示すファンケーシングの部分概略図。 それに対して様々な構成の補強リングが取付けられた、図12に示すファンケーシングの部分概略図。 ファンケーシングに取付けられた繊維金属ラミネートで作られた第1の構成を有する補強リングの部分概略図。 ファンケーシングに取付けられた繊維金属ラミネートで作られた第2の構成を有する補強リングの部分概略図。 ファンケーシングに取付けられた繊維金属ラミネートで作られた第3の構成を有する補強リングの部分概略図。
符号の説明
10 航空機ターボファンエンジン(全体としての)
12 長手方向軸線
14 コアガスタービンエンジン(全体としての)
16 ファンセクション
18 コアエンジン用外側ケーシング
20 環状コアエンジン入口
22 ブースタ圧縮機
24 高圧圧縮機
26 燃焼器
28 第1の(高圧)タービン
30 第1の(高圧)ドライブシャフト
32 第2の(低圧)タービン
34 第2の(低圧)ドライブシャフト
36 排気ノズル
38 ファンロータ
40 環状ファンケーシング
42 出口案内ベーン
44 ファンロータブレード
46 ファンケーシングの下流セクション
48 バイパス空気流管路
50 初期空気流を表す矢印
52 ファンケーシングへの入口
54 第1の(外側)加圧空気流を表す矢印
56 第2の(内側)加圧空気流を表す矢印
58 高圧圧縮機への加圧空気流を表す矢印
60 燃焼生成物
62 ブレード閉込めシステム(全体としての)
64 ハニカムセクション
66 環状ファンケーシングの内側部分
67 ハニカムセクションの半径方向内側表面
68 アブレイダブル材料層
70 アブレイダブル材料の厚さ
72 ハニカムセクションの半径方向外側表面
74 アブレイダブル材料層の上流端部
76 アブレイダブル材料層の下流端部
78 環状部材(繊維金属ラミネート)
79 環状セグメント
80 環状部材の厚さ
81 環状セグメント
82 アブレイダブル材料層
84 アブレイダブル材料層82の厚さ
89 繊維金属ラミネートのプライ
90 繊維金属ラミネートの金属層
94 繊維金属ラミネートの合成層
96 継合せ領域
98 繊維金属ラミネートの第1の端部
100 繊維金属ラミネートの第2の端部
102 金属層108における切断部
104 金属層108の端部
106 金属層108の端部
108 金属層
110 金属層における隣接する切断部間の距離
112 金属層118における切断部
114 金属層118の端部
116 金属層118の端部
118 金属層
120 追加金属層
122 追加金属層
124 追加金属層
126 追加金属層
128 追加金属層
130 金属層108に隣接する合成層
132 金属層108に隣接する合成層
134 金属層118に隣接する合成層
136 金属層118に隣接する合成層
138 第1のプライ
140 第2のプライ
142 継合せ領域における第1のプライの第1のセクション
144 継合せ領域における第1のプライの第2のセクション
146 継合せ領域における第1のプライの第3のセクション
148 継合せ領域における第2のプライの第1のセクション
150 継合せ領域における第2のプライの第2のセクション
152 第2のプライの第1の端部
154 第2のプライの第2の端部
156 追加プライ
158 追加プライ
160 追加プライ
162 主プライ
164 主プライの第1のセクション
166 主プライの第2のセクション
168 主プライの第3のセクション
170 繊維金属ラミネートのゴアカット
171 外側アルミニウムストリップ
172 ファンケーシング(繊維金属ラミネート)
173 内側アルミニウムストリップ
174 ブレード閉込めゾーン
176 上流防音タイル
177 防音タイル用繊維金属ラミネート層
178 下流防音タイル
180 補強リング(金属)
182 ファンケーシングの外側半径方向表面
183 補強リング(繊維金属ラミネート)
184 アブレイダブル材料層
186 ファンケーシングの内側半径方向表面
188 表面シート
190 フランジ
192 ファンケーシングの端縁部
194 ファンケーシングの全金属端縁部
196 合成層
198 合成層
200 金属層
201 金属層
202 金属層
203 金属層
204 合成層の厚さ
205 金属層
206 ファスナ
208 金属フランジ
210 フランジの合せ可能部分
212 ファンケーシングの端部
214 金属リング
216 ファンケーシングの外側表面
218 ファスナ
220 金具部分
222 金具部分
224 金具部分

Claims (10)

  1. 環状ディスク(38)上に取付けられた複数の半径方向に延びるブレード(44)を有しかつ前記ブレード(44)及びディスク(38)がその長手方向軸線(12)の周りで回転可能であるガスタービンエンジン(10)における、ブレード閉込めシステム(62)であって、
    前記ブレード(44)の半径方向外側にかつ該ブレード(44)を囲む関係で配置された環状ケーシング(40)を含み、
    前記環状ケーシング(40)が、該ケーシングと共に使用された少なくとも1つの繊維金属ラミネート層(78)を含む、
    ブレード閉込めシステム(62)。
  2. 前記環状ケーシング(40)の内側部分(66)の半径方向外側に配置されたハニカム層(64)をさらに含む、請求項1記載のブレード閉込めシステム(62)。
  3. 前記繊維金属ラミネート層(78)が、前記ハニカム層(64)の半径方向外側に配置される、請求項2記載のブレード閉込めシステム(62)。
  4. 前記繊維金属ラミネート層(78)の半径方向外側に配置されたケブラーラップ層(82)をさらに含む、請求項3記載のブレード閉込めシステム(62)。
  5. 前記繊維金属ラミネート層(78)が、前記ハニカム層(64)の半径方向内側に配置される、請求項2記載のブレード閉込めシステム(62)。
  6. 前記ハニカム層(64)の半径方向外側に配置されたケブラーラップ層(82)をさらに含む、請求項5記載のブレード閉込めシステム(62)。
  7. 前記繊維金属ラミネート層(78)が少なくとも1つのプライ(89)を含み、
    前記プライ(89)が、
    (a)少なくとも1つの金属層(90)と、
    (b)前記金属層(90)に接着された合成層(94)と、をさらに含む、
    請求項1記載のブレード閉込めシステム(62)。
  8. 前記繊維金属ラミネート層(78)が、円周方向方式での膨張を可能にする複数のゴアカット(170)をその中に含む、請求項1記載のブレード閉込めシステム(62)。
  9. 前記繊維金属ラミネート層(78)が、特定領域内に追加プライ(156、158、160)を含む、請求項7記載のブレード閉込めシステム(62)。
  10. 前記繊維金属ラミネート層(78)が、その端部(98、100)において互いに継合されて環状形状を形成する、請求項1記載のブレード閉込めシステム(62)。
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