JP2008073101A - 配膳車における食札装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】配膳車の外部から食札を見ることができることは勿論、配膳車の扉を開けた状態でも食札を視認することが可能な食札装置を提供する。
【解決手段】配膳車1に扉ヒンジ10を介して取り付けられた扉3の内面に設けられる食札装置であって、扉3内面における扉ヒンジ寄り部分の上下二箇所に取り付けられる軸受部材4・5と、全体が縦長形状であり、上下方向に所定間隔をあけて食札入れ7が設けられ、上下端のヒンジ10側部分には前記軸受部材4・5に回動自在に嵌め入れられる軸状突起8が形成された食札表示体6と、食札表示体が常に表側を向くように該食札表示体を庫内側へ付勢する付勢手段を有し、扉3が開いた状態でも、閉じた状態でも食札入れ7に入れられた食札Cが視認できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、病院や老人ホーム等において、食事を配膳する際に用いられる配膳車における食札装置に関する。
例えば病院では、入院患者の病気の種類や病状等によってそれぞれ異なる献立の食事が用意されるため、配膳車で運ばれる食事には、それぞれ患者の氏名や食事の種類等が記載された食札が付けられる。
従来、食札は、横断面略L字状のカード立てに入れられて、食事が載っているトレイ上に立てられるか、或いは図9に示すように、配膳車のガラス扉(31)の前面に取り付けられた食札ホルダー(32)に入れられていた。すなわち、食札ホルダー(32)は、ガラス扉(31)前面に貼着される方形板状の本体部(32a)と本体部(32a)の下縁から上方に伸びたクリップ部(32b)とを有し、クリップ部(32c)に食札(C)を挟み込む構造であった。
前述した従来例のうち、食札を入れるカード立ての場合、食札が患者の食事と共に配膳車の内部に入れられてしまうため、配膳を行う給食者が配膳車の外部から食札を十分に視認することができないという欠点があった。
また、配膳車のガラス扉(31)前面に取り付けられる食札ホルダー(32)の場合、ガラス扉(31)が閉まった状態では食札(C)を見ることができるが、ガラス扉(31)を開けて配膳する際には、該扉(31)が開くことで食札(C)が裏向きとなるため、該食札(C)の記載内容を見ることができないという不都合があった。またこれを解消するためには、食札(C)の両面に患者の氏名や食事の種類等を記載したり、印刷したりしなければならないことから、通常、食札(C)が多数となる病院では、多大な手間を要した。
本発明の目的は、配膳車の外部から食札を見ることができることは勿論、配膳車の扉を開けた状態でも食札の記載内容を視認することが可能な食札装置を提供することにある。
請求項1記載の本発明は、扉ヒンジを介して扉が取り付けられた配膳車において、扉の内面に、上下方向に所定間隔をあけて食札入れが設けられた縦長形状の食札表示体を、該表示体用ヒンジを介して回動自在に取り付けた食札装置である。
なお、上記扉は、配膳車における通常の扉と同様、その枠体内に透明なガラス板やポリカーボネート板等が嵌め入れられているものである。
請求項2記載の本発明は、前記請求項1記載の食札装置について、食札表示体用ヒンジが、扉内面における上下二箇所に取り付けられる軸受部材と、食札表示体の上下端における扉ヒンジ側部分に形成され、前記軸受部材に嵌め入れられる軸状突起とで構成されることを特徴とするものである。
請求項3記載の本発明は、前記請求項2記載の食札装置について、上下の軸受部材が扉内面における扉ヒンジ寄り部分に設けられ、食札表示体が表側を向くように該食札表示体を庫内側へ付勢する付勢手段を更に有することを特徴とするものである。
請求項4記載の本発明は、前記請求項2または請求項3記載の食札装置について、食札表示体が帯板状であって、軸状突起と反対側縁に配膳車のトレイ受けおよび/またはトレイに当接するガイド部材が設けられたことを特徴とするものである。
請求項5記載の本発明は、前記請求項2〜請求項4のうちのいずれか一項記載の食札装置について、付勢手段が、食札表示体の下側軸状突起に一体に設けられた庫内側付勢用部材と下側軸受部に形成された傾斜部とからなり、庫内側付勢用部材は下側軸受部の上端に当接するリング状部とリング状部下面の外縁寄り部分から中央寄り部分まで垂下状に形成され、且つ先端が下側軸受部の傾斜部に対応する傾斜状となされた傾斜当接部とを有しており、下側軸受部の傾斜部は扉ヒンジ側に向かって下る切り欠き状となされていることを特徴とするものである。
請求項6記載の本発明は、前記請求項2〜請求項5のうちのいずれか一項記載の食札装置について、上側軸受部材が、扉の内面に接着された正面から見て方形のベース部とベース部の前面から前方に突出し、弾性的に拡開自在な平面から見て略C形の軸把持部とを有しており、軸把持部に食札表示体の上側軸状突起が着脱自在に嵌め込まれ、下側軸状突起が下側軸受部に挿脱自在に嵌め入れられることにより、食札表示体が扉から取り外し自在となされていることを特徴とするものである。
本発明に係る食札装置によれば、配膳車の扉内面にヒンジを介して回動自在に取り付けられた食札表示体が、配膳車の扉を開けた状態でも、閉じた状態でも常に食札の記載内容を視認可能とするため、扉を開けて食事を配膳車内に入れる際でも、その後、扉を閉めて配膳車を所定の部屋まで移動して食事を配る際でも食札の記載内容を常に視認することが可能となる。また、従来のように、食札の両面に、氏名や食事の種類等をそれぞれ記載する必要もなくなる。
次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明するが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
図1〜図5に示すように、配膳車(1)における食札装置は、以下のような構成である。すなわち、配膳車(1)に扉ヒンジ(10)を介して取り付けられた扉(3)の内面において、その扉ヒンジ(10)寄り部分の上下二箇所に軸受部材(4)(5)が取り付けられ、上側軸受部材(4)は、扉(3)の内面に接着された正面から見て方形のベース部(4a)とベース部(4a)の前面から前方に突出し、弾性的に拡開自在な平面から見て略C形の軸把持部(4b)とを有しており、下側軸受部(5)は筒状であって、その外面には扉(3)の内面に接着される平面部(5a)が形成され、平面部(5a)の反対側部分における周壁には扉ヒンジ(10)側に向かって下る切り欠き状の傾斜部(5b)が形成されている。
なお、扉(3)は、方形枠体(3a)内に周縁部分を除く中央部分を透明としたポリカーボネート板(3b)が嵌め入れられたものである。
(6)は全体が縦長帯板形状の透明な食札表示体であって、その全長にわたって一定間隔をあけて食札(C)のクリップ部(7a)を有する食札入れ(7)が設けられている。また、食札表示体(6)の上端における扉ヒンジ(10)側角部には上側軸受部(4)の軸把持部(4b)に嵌め込まれる上側軸状突起(8)が設けられており、食札表示体(6)の下端における扉ヒンジ(10)側角部には、下側軸受部(5)に嵌め入れられる下側軸状突起(9)が設けられ、上側軸受部(4)と上側軸状突起(8)並びに下側軸受部(5)と下側軸状突起(9)によって、それぞれ食札表示体用ヒンジ(2A)(2B)が構成される。また、下側軸状突起(9)の基部には、下側軸受部(5)の上端に当接するリング状部(11a)とリング状部(11a)下面の外縁寄り部分から中央寄り部分まで垂下状に形成され、且つ先端が下側軸受部(5)の傾斜部(5b)に対応する傾斜状となされた傾斜当接部(11b)とを有する庫内側付勢用部材(11)が一体に取り付けられている。そして、庫内側付勢用部材(11)の傾斜当接部(11b)が下側軸受部(5)の傾斜部(5b)に当接して該傾斜部(5b)を滑り落ちることで、食札表示体(6)が常に表側を向くようになされている。また、食札表示体(6)における上下の軸状突起(8)(9)と反対側縁には、その下端寄り部分に配膳車(1)内のトレイ受け(12)と当接する略リング状のガイド部材(13)が一体に取り付けられている。また、食札表示体(6)は、全体が一体構成のものであっても良いし、複数の分割された部材同士を適宜連結する構造であっても良い。
なお、図中(T)はトレイ受け(12)に載置されたトレイを示す。
次に、本実施形態に係る食札装置の使用要領について説明すると、図1、図5〜図7に示すように、先ず配膳車(1)の扉(3)を開ければ、食札表示体(6)の下端における庫内側付勢用部材(11)が扉(3)内面の下側軸受部(5)の傾斜部(5b)に沿って下降する結果、食札表示体(6)は常に表側を向いた状態となり、次に、この状態で、一面に患者等の氏名や食事の種類等が印刷された食札(C)を、その印刷面が配膳車(1)の外側を向くようにして食札表示体(6)の各食札入れ(7)のクリップ部(7a)に入れるだけで食札(C)の取り付けが完了する。
そして、扉(3)を閉める場合、前述したように、食札表示体(6)は庫内側付勢用部材(11)によって表側を向いた状態となっており、この状態で扉(3)を閉じれば、図6に示すように、食札表示体(6)のガイド部材(13)が配膳車(1)内のトレイ受け(12)に当接して当該配膳車(1)の中央へと進む結果、当該食札表示体(6)は裏返ることなく、常に表側を向いたままの状態となる。したがって、図8に示すように、扉(3)を閉じた状態でも表側を向いた食札表示体(6)の記載内容を配膳車(1)の外部から視認することができる。
また、配膳車(1)が食事を配る部屋まで移動されて、給食者が扉(3)を開けた場合にも、食札表示体(6)の庫内側付勢用部材(11)によって食札表示体(6)が表側を向いているため、給食者は食札(C)の内容を視認しながら食事を配ることができる。
本発明に係る食札装置は、配膳車の扉が開いた状態でも、閉じた状態でも常に食札を視認することができ、しかも配膳車の扉に容易に取り付け可能な構成であるため、この種配膳車において幅広い利用が期待できる。
実施形態に係る食札装置を備えた配膳車の斜視図である。 食札装置における上側軸受部材を示す斜視図である。 食札装置における下側軸受部材を示す斜視図である。 食札装置における上側ヒンジを示す斜視図である。 食札装置における下側ヒンジを示す斜視図である。 扉が開いた状態での食札表示体の下部を示す斜視図である。 扉が開いた状態での食札表示体の上部を示す斜視図である。 扉が閉じた状態での食札表示体の上部を示す正面図である。 従来例を示す斜視図である。
符号の説明
(1) 配膳車
(2A)(2B) 食札表示体用ヒンジ
(3) 扉
(4) 上側軸受部材
(5) 下側軸受部材
(6) 食札表示体
(7) 食札入れ
(8) 上側軸状突起
(9) 下側軸状突起
(10) 扉ヒンジ
(11) 庫内側付勢手段
(C) 食札

Claims (6)

  1. 扉ヒンジを介して扉が取り付けられた配膳車において、扉の内面に、上下方向に所定間隔をあけて食札入れが設けられた縦長形状の食札表示体を、該表示体用ヒンジを介して回動自在に取り付けた食札装置。
  2. 食札表示体用ヒンジが、扉内面における上下二箇所に取り付けられる軸受部材と、食札表示体の上下端における扉ヒンジ側部分に形成され、前記軸受部材に嵌め入れられる軸状突起とで構成される、請求項1記載の食札装置。
  3. 上下の軸受部材が扉内面における扉ヒンジ寄り部分に設けられ、食札表示体が表側を向くように該食札表示体を庫内側へ付勢する付勢手段を更に有する、請求項2記載の食札装置。
  4. 食札表示体が帯板状であって、軸状突起と反対側縁に配膳車のトレイ受けおよび/またはトレイに当接するガイド部材が設けられた、請求項2または請求項3記載の食札装置。
  5. 付勢手段が、食札表示体の下側軸状突起に一体に設けられた庫内側付勢用部材と下側軸受部に形成された傾斜部とからなり、庫内側付勢用部材は下側軸受部の上端に当接するリング状部とリング状部下面の外縁寄り部分から中央寄り部分まで垂下状に形成され、且つ先端が下側軸受部の傾斜部に対応する傾斜状となされた傾斜当接部とを有しており、下側軸受部の傾斜部は扉ヒンジ側に向かって下る切り欠き状となされている、請求項2〜請求項4のうちのいずれか一項記載の食札装置。
  6. 上側軸受部材が、扉の内面に接着された正面から見て方形のベース部とベース部の前面から前方に突出し、弾性的に拡開自在な平面から見て略C形の軸把持部とを有しており、軸把持部に食札表示体の上側軸状突起が着脱自在に嵌め込まれ、下側軸状突起が下側軸受部に挿脱自在に嵌め入れられることにより、食札表示体が扉から取り外し自在となされている、請求項2〜請求項5のうちのいずれか一項記載の食札装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019025024A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社井上製作所 食札表示システムおよびこれに用いる配膳車
JP2020171728A (ja) * 2020-06-29 2020-10-22 株式会社井上製作所 食札表示システムおよびこれに用いる配膳車

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