JP2008071519A - Heating cooker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、調理物を加熱調理する複数の加熱源を備えた加熱調理器に関する。 The present invention relates to a cooking device including a plurality of heating sources for cooking cooked food.
図4は上記加熱調理器の一例であるIHクッキングヒータの従来構成を示すものである。電源スイッチ100は操作子と左スイッチ101と右スイッチ102を有するものであり、使用者が操作子を切り状態から入り状態に操作したときには左スイッチ101および右スイッチ102のそれぞれがオンされる。この操作子が切り状態から入り状態に操作されたときにはメインACリレー103がオフ状態からオン状態になることに基づいて電源回路104に交流電源が与えられ、電源回路104から制御回路105に駆動電源Vccが与えられる。すると、制御回路105が起動し、リレー駆動回路106を介してDCリレー107をオンすることに基づいて駆動電源Vccを確保する。
FIG. 4 shows a conventional configuration of an IH cooking heater which is an example of the heating cooker. The power switch 100 has an operation element, a
ヒータ108は上方の調理器具を伝導加熱するものであり、上ヒータ109はロースター室内の調理物を上方から輻射加熱するものであり、下ヒータ110はロースター室内の調理物を下方から輻射加熱するものであり、ヒータ108はDCリレー111がオンされることに基づいて左スイッチ101を通して交流の駆動電源が与えられ、上ヒータ109はDCリレー112がオンされることに基づいて左スイッチ101を通して交流の駆動電源が与えられ、下ヒータ110はDCリレー113がオンされることに基づいて左スイッチ101を通して交流の駆動電源が与えられる。これらDCリレー111〜DCリレー113のそれぞれはリレー駆動回路114を介して制御回路105に接続されており、制御回路105はDCリレー111〜DCリレー113のそれぞれをリレー駆動回路114を介してオンオフ制御することに基づいてヒータ108〜下ヒータ110のそれぞれを発熱させる。
The
左IHコイル115および右IHコイル116のそれぞれは上方の調理器具を誘導加熱するものであり、左IHコイル115には左IHインバータ回路117が接続され、右IHコイル116には右IHインバータ回路118が接続されている。これら左IHインバータ回路117および右IHインバータ回路118のそれぞれは交流電源を高周波電源に変換するものであり、左IHインバータ回路117には左スイッチ101を通して交流電源が与えられ、右IHインバータ回路118には右スイッチ102を通して交流電源が与えられる。これら左IHインバータ回路117および右IHインバータ回路118のそれぞれは制御回路105に接続されており、制御回路105は左IHインバータ回路117を駆動制御することに基づいて左IHコイル115を発振させ、右IHインバータ回路118を駆動制御することに基づいて右IHコイル116を発振させる。
図4のIHクッキングヒータの場合には交流電源をヒータ108と上ヒータ109と下ヒータ110と左IHインバータ回路117のそれぞれに共通の左スイッチ101を通して与えているので、左スイッチ101の容量が不足する傾向にある。この左スイッチ101の容量を上げたときには電源スイッチ100の外形形状が大きくなる。このため、電源スイッチ100の配置の自由度が小さくなる上にコストが高くなるので、左スイッチ101の容量を上げることは現実に困難である。
In the case of the IH cooking heater of FIG. 4, AC power is supplied to the
例えば調理物を短時間でおいしくロースター調理するには上ヒータ109および下ヒータ110の両者を交互に通電する交互通電方式(入力電流「6A」および出力「1200W」の交互通電)に換えて同時に通電する同時通電方式(入力電流「12A」および出力「2400W」の同時通電)を採用することが好ましい。しかしながら、上ヒータ109および下ヒータ110を同時通電している最中に左IHコイル115を駆動しようとしたときに左スイッチ101の容量が不足するので、左IHコイル115の出力を落さざるを得ず(例えば2.8kWから1.6kW)、使用者の使い勝手が低下する。
For example, in order to cook a cooked food in a short time, the energization is performed simultaneously instead of the alternate energization method (alternate energization of input current “6A” and output “1200 W”) in which both the
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電源スイッチの容量不足を高容量の電源スイッチを使用することなく解消することが可能な加熱調理器を提供することにある。 This invention is made | formed in view of the said situation, The objective is to provide the heating cooker which can eliminate lack of capacity | capacitance of a power switch, without using a high capacity | capacitance power switch.
請求項1〜4のそれぞれに記載の加熱調理器は、調理物を加熱調理するための第1の加熱源と、前記第1の加熱源に電源を供給するための給電路に介在されたものであって当該給電路を閉成する入り状態および当該給電路を開放する切り状態に使用者が相互に切換えることが可能な電源スイッチと、調理物を加熱調理するためのものであって前記電源が前記電源スイッチを経由しない別の給電路を通して供給される第2の加熱源と、前記第1の加熱源および前記第2の加熱源のそれぞれを駆動制御する制御回路と、前記電源スイッチが入り状態および切り状態のいずれにあるかを検出する状態検出回路と、前記状態検出回路が前記電源スイッチの入り状態を検出しているときには前記制御回路が前記第2の加熱源を駆動することを許容し前記状態検出回路が前記電源スイッチの切り状態を検出しているときには前記制御回路が前記第2の加熱源を駆動することを禁止する加熱許可回路を備えたところに特徴を有している。
The cooking device according to each of
請求項5に記載の加熱調理器は、調理器具を加熱するコイルと、商用交流電源を前記コイルの駆動電源に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路に商用交流電源を供給する給電路に介在されたものであって前記インバータ回路の給電路を閉成する入り状態および開放する切り状態相互間で使用者が操作することが可能な電源スイッチと、調理物を前記コイルとは異なる態様で加熱するものであって商用交流電源が前記電源スイッチを経由しない別の給電路を通して供給される熱源と、前記熱源に商用交流電源を供給する別の給電路に介在されたものであって前記熱源の別の給電路を閉成するオン状態および開放するオフ状態相互間で切換えられる熱源開閉器と、商用交流電源を直流電源に変換するものであって商用交流電源が相互に異なるメイン給電路およびサブ給電路を通して供給される電源回路と、前記メイン給電路に介在されたものであって前記電源スイッチの入り状態では前記電源スイッチを通して商用交流電源が与えられることに基づいて前記メイン給電路を閉成するオン状態になると共に前記電源スイッチの切り状態では商用交流電源が遮断されることに基づいて前記メイン給電路を開放するオフ状態になるメイン開閉器と、前記サブ給電路に介在されたものであって前記サブ給電路を閉成するオン状態および開放するオフ状態に相互に切換えられるサブ開閉器と、前記電源スイッチが入り状態に操作されたときには前記メイン開閉器がオン状態になることに基づいて前記電源回路から直流の駆動電源が与えられると共に前記サブ開閉器をオン状態にするサブ駆動信号を前記サブ開閉器に出力するものであって運転指令を受信したときには前記インバータ回路を駆動制御するインバータ駆動信号および前記熱源開閉器を駆動制御する熱源駆動信号のそれぞれを運転指令の受信結果に応じて出力する制御回路と、前記制御回路から出力された熱源駆動信号を前記熱源開閉器に与える許可状態および前記制御回路から出力された熱源駆動信号を前記熱源開閉器に与えない禁止状態に相互に切換えられる加熱許可回路と、前記電源回路が変換する直流電源に基づいて検出信号を生成するものであって前記電源スイッチの入り状態では前記電源スイッチを通して商用交流電源が与えられることに基づいて前記加熱許可回路を許可状態とする検出信号を生成すると共に前記電源スイッチの切り状態では商用交流電源が遮断されることに基づいて前記加熱許可回路を禁止状態とする検出信号を生成する状態検出回路を備えたところに特徴を有している。
The heating cooker according to
[請求項1〜4のそれぞれに記載の加熱調理器について]
第1の加熱源に電源スイッチを経由する給電路で電源を供給し、第2の加熱源に電源スイッチを経由しない別の給電路で電源を供給している。このため、第2の加熱源の駆動中に第1の加熱源の出力を落すことなく第1の加熱源を大きな出力で駆動することが可能になるので、電源スイッチの容量不足を高容量の電源スイッチを使用することなく解消することができる。
[About the heating cooker according to each of
Power is supplied to the first heating source through a power supply path that passes through the power switch, and power is supplied to the second heating source through another power supply path that does not pass through the power switch. This makes it possible to drive the first heating source with a large output without reducing the output of the first heating source during the driving of the second heating source. This can be solved without using a power switch.
制御回路が第2の加熱源を駆動している最中に暴走したときには第2の加熱源が継続的に運転され、加熱調理が使用者の意図に反して進行する。この制御回路の暴走時に使用者が電源スイッチを入り状態から切り状態に切換えたときには電源スイッチが切り状態に操作されたことを状態検出回路が検出し、制御回路が第2の加熱源を駆動することを加熱許可回路が禁止する。このため、加熱調理が制御回路の暴走に起因して進行することを使用者が電源スイッチを操作することに基づいて防止できる。
[請求項5に記載の加熱調理器について]
使用者が電源スイッチを切り状態から入り状態に操作すると、メイン電源リレーに商用交流電源が与えられることに基づいてメイン電源リレーがオン状態になる。すると、商用交流電源が電源スイッチおよびメイン電源リレーのそれぞれを通して電源回路に与えられ、電源回路から制御回路に直流電源が与えられることに基づいて制御回路が起動し、制御回路がサブ電源リレーをオン状態にすることに基づいて自己保持状態になる。この電源スイッチの入り状態では状態検出回路が加熱許可回路を許可状態とする検出信号を生成する。この検出信号は電源回路からの直流電源に基づいて生成されるものであり、制御回路が加熱許可回路の許可状態で熱源駆動信号を出力したときには熱源開閉器が熱源駆動信号に応じて駆動制御されることに基づいて熱源が発熱し、制御回路が加熱許可回路の許可状態でインバータ駆動信号を出力したときにはインバータ回路がインバータ駆動信号に応じて駆動制御されることに基づいてコイルが発振する。この場合、インバータ回路に電源スイッチを経由する給電路で商用交流電源を供給し、熱源に電源スイッチを経由しない別の給電路で商用交流電源を供給している。このため、コイルの発振中にコイルの出力を落すことなく熱源を大きな出力で駆動することが可能になるので、電源スイッチの容量不足を高容量の電源スイッチを使用することなく解消することができる。
When the control circuit goes out of control while driving the second heating source, the second heating source is continuously operated, and cooking is performed against the user's intention. When the user switches the power switch from the on state to the off state during the runaway of the control circuit, the state detection circuit detects that the power switch has been operated to the off state, and the control circuit drives the second heating source. The heating permission circuit prohibits this. For this reason, it can prevent that a cooking progresses due to runaway of a control circuit based on a user operating a power switch.
[About the heating cooker according to claim 5]
When the user operates the power switch from the off state to the on state, the main power relay is turned on based on the supply of commercial AC power to the main power relay. Then, commercial AC power is supplied to the power circuit through each of the power switch and the main power relay, and the control circuit is activated based on the DC power supplied from the power circuit to the control circuit, and the control circuit turns on the sub power relay. It becomes a self-holding state based on the state. In the on state of the power switch, the state detection circuit generates a detection signal for allowing the heating permission circuit. This detection signal is generated based on the DC power supply from the power supply circuit. When the control circuit outputs the heat source drive signal in the permission state of the heating permission circuit, the heat source switch is driven and controlled according to the heat source drive signal. Accordingly, when the heat source generates heat and the control circuit outputs the inverter drive signal in the permission state of the heating permission circuit, the coil oscillates based on the drive control of the inverter circuit according to the inverter drive signal. In this case, commercial AC power is supplied to the inverter circuit through a power supply path that passes through the power switch, and commercial AC power is supplied to the heat source through another power supply path that does not go through the power switch. For this reason, since it becomes possible to drive the heat source with a large output without reducing the output of the coil during the oscillation of the coil, the shortage of the capacity of the power switch can be solved without using a high capacity power switch. .
制御回路が熱源を駆動している最中に暴走したときには熱源が継続的に運転され、加熱調理が使用者の意図に反して進行する。この制御回路の暴走時に使用者が電源スイッチを入り状態から切り状態に操作したときには状態検出回路が加熱許可回路を禁止状態とする検出信号を生成する。この検出信号は電源回路からの直流電源に基づいて生成されるものであり、加熱許可回路の禁止状態では制御回路から出力された熱源駆動信号が熱源開閉器に与えられない。このため、熱源が駆動停止するので、加熱調理が制御回路の暴走に起因して進行することを使用者が電源スイッチを操作することに基づいて防止できる。 When the control circuit goes out of control while driving the heat source, the heat source is continuously operated, and cooking is performed against the user's intention. When the user operates the power switch from the on state to the off state during the runaway of the control circuit, the state detection circuit generates a detection signal for prohibiting the heating permission circuit. This detection signal is generated based on the DC power supply from the power supply circuit, and the heat source drive signal output from the control circuit is not given to the heat source switch when the heating permission circuit is prohibited. For this reason, since the heat source stops driving, it is possible to prevent the cooking from proceeding due to the runaway of the control circuit based on the user operating the power switch.
[実施例1]
システムキッチンの内部には、図1に示すように、キャビネット1が収納されている。このキャビネット1は上面および前面のそれぞれが開口する矩形箱状をなすものであり、キャビネット1には耐熱ガラス製のトッププレート2が接合されている。このトッププレート2はキャビネット1の上面を閉鎖するものであり、システムキッチンの上面に露出している。このトッププレート2には左マーク3と右マーク4と中マーク5が印刷されており、キャビネット1の内部には左マーク3の真下に位置して左IHコイル6(図2参照)が収納され、右マーク4の真下に位置して右IHコイル7(図2参照)が収納され、中マーク5の真下に位置して中ヒータ8(図2参照)が収納されている。
[Example 1]
As shown in FIG. 1, a
左マーク3および右マーク4のそれぞれはトッププレート2の上面に誘導加熱用の調理器具を載せるときの目印となるものであり、左マーク3上に載せられた調理器具は左IHコイル6が高周波発振することに基づいて誘導加熱され、右マーク4上に載せられた調理器具は右IHコイル7が高周波発振することに基づいて誘導加熱される。中マーク5はトッププレート2の上面に伝導加熱用の調理器具を載せるときの目印となるものであり、中マーク5上に載せられた調理器具は中ヒータ8が発熱することに基づいて伝導加熱される。この中ヒータ8は第2の加熱源とヒータと熱源のそれぞれに相当するものであり、左IHコイル6は第1の加熱源およびコイルのそれぞれに相当するものである。
Each of the left mark 3 and the right mark 4 serves as a mark when placing a cooking utensil for induction heating on the upper surface of the
トッププレート2には、図1に示すように、左マーク3の前方に位置して左火力マーク9が印刷され、右マーク4の前方に位置して右火力マーク10が印刷されており、キャビネット1の内部には左火力マーク9の真下および右火力マーク10の真下のそれぞれに位置して複数のLEDが収納されている。これら左火力マーク9および右火力マーク10のそれぞれは下方のLEDが点灯することに基づいて照明されるものであり、左IHコイル6の出力は左火力マーク9の照明状態に応じて使用者に報知され、右IHコイル7の出力は右火力マーク10の照明状態に応じて使用者に報知される。トッププレート2には、図1に示すように、中マーク5の前方に位置して注意マーク11が印刷されており、キャビネット1の内部には注意マーク11の下方に位置してLEDが収納されている。この注意マーク11は下方のLEDが点灯することに基づいて照明されるものであり、中ヒータ8の発熱時には注意マーク11が照明されることに基づいて使用者にトッププレート2が高温であることが報知される。
As shown in FIG. 1, a left thermal power mark 9 is printed on the
キャビネット1には、図1に示すように、扉12が装着されており、扉12はロースター室の前面を閉鎖する閉鎖状態およびロースター室の前面を開放する開放状態相互間で操作可能にされている。このロースター室はキャビネット1の内部に形成されたものであり、ロースター室の内部には上ヒータ13(図2参照)および下ヒータ14(図2参照)が収納されている。上ヒータ13はロースター室の内部に収納された調理物に上方から輻射熱を照射するものであり、下ヒータ14はロースター室の内部に収納された調理物に下方から輻射熱を照射するものであり、ロースター室の内部に収納された調理物は上ヒータ13および下ヒータ14の双方が同時に発熱することに基づいて上下両方向から両面焼きされる。この下ヒータ14は第2の加熱源とヒータと熱源のそれぞれに相当するものであり、上ヒータ13は第2の加熱源とヒータと熱源のそれぞれに相当するものである。
As shown in FIG. 1, the
キャビネット1の内部にはファンモータが収納されている。このファンモータの回転軸にはファンが連結されており、ファンモータの駆動時には外気が吸気口15からキャビネット1の内部に吸引される。この吸気口15は、図1に示すように、キャビネット1に右マーク4の後方に位置して形成されたものであり、吸気口15からキャビネット1の内部に吸引された空気はキャビネット1の内部を流れた後に排気口16からキャビネット1の外部に排出される。この排気口16はキャビネット1に左マーク3の後方に位置して形成されたものであり、キャビネット1の内部に収納された電子部品はキャビネット1の内部を流れる外気によって冷却される。
A fan motor is accommodated in the
キャビネット1には、図1に示すように、扉12の右側に位置して操作パネル17が接合されている。この操作パネル17はキャビネット1の前面のうち扉12の右側部を閉鎖するものであり、システムキッチンの前面に露出している。この操作パネル17には複数のスイッチ18が装着されている。これら複数のスイッチ18のそれぞれは使用者が前方から操作するものであり、図2に示すように、マイクロコンピュータを主体に構成されたメイン制御回路19に接続されている。このメイン制御回路19はCPUとROMとRAMを有するものであり、複数のスイッチ18のそれぞれの操作内容に応じて運転指令を設定する。このメイン制御回路19はサブ制御回路20に接続されており、メイン制御回路19はサブ制御回路20に運転指令の設定結果を送信する。このサブ制御回路20はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、CPUとROMとRAMを有している。このサブ制御回路20はメイン制御回路19に対して双方向でシリアル通信を行うものであり、複数種の駆動信号のそれぞれを運転指令の受信結果に応じて設定する。このサブ制御回路20は制御回路に相当するものである。
As shown in FIG. 1, an
サブ制御回路20にはサーミスタが接続されている。このサーミスタはトッププレート2に接触状態で配置されたものであり、サブ制御回路20はサーミスタから出力される温度信号に基づいてトッププレート2の表面温度を検出する。このサブ制御回路20には注意マーク11の下方のLEDが接続されており、サブ制御回路20は左IHコイル6と右IHコイル7とヒータ8のいずれかを使用して加熱調理を行っている最中にはサーミスタから出力される温度信号をROMに予め記録された基準値と比較し、温度信号の検出結果が基準値以上であることを判断したときには注意マーク11の下方のLEDを点灯することに基づいて注意マーク11を照明する。
A thermistor is connected to the
操作パネル17には、図1に示すように、電源スイッチ21の操作子22が前方の使用者から操作可能に装着されている。この電源スイッチ21は20A容量のシーソータイプのものであり、図2に示すように、左スイッチ23および右スイッチ24を有している。この電源スイッチ21の操作子22は入り状態および切り状態のそれぞれに機械的に自己保持されるものであり、左スイッチ23および右スイッチ24のそれぞれは操作子22の切り状態で電気的なオフ状態に保持され、操作子22の入り状態で電気的なオン状態に保持される。
As shown in FIG. 1, an
キャビネット1の内部には、図2に示すように、左IHインバータ回路25および右IHインバータ回路26が収納されている。左IHインバータ回路25は左IHコイル6を高周波発振させるための駆動電源を商用交流電源に基づいて生成するものであり、インバータ回路に相当する。この左IHインバータ回路25は左スイッチ23およびノイズフィルタ回路27を介して単相200Vの商用交流電源に接続されており、電源スイッチ21の操作子22が入り状態に操作された状態では左IHインバータ回路25の給電路28が閉成される。この給電路28はノイズフィルタ回路27および左スイッチ23のそれぞれを通して左IHインバータ回路25に商用交流電源を与えるためのものであり、電源スイッチ21の操作子22が切り状態に操作された状態で開放される。
As shown in FIG. 2, a left
右IHインバータ回路26は右IHコイル7を高周波発振させるための駆動電源を商用交流電源に基づいて生成するものである。この右IHインバータ回路26は右スイッチ24およびノイズフィルタ回路27を介して単相200Vの商用交流電源に接続されており、電源スイッチ21の操作子22が入り状態に操作された状態では右IHインバータ回路26の給電路29が閉成される。この給電路29はノイズフィルタ回路27および右スイッチ24のそれぞれを通して右IHインバータ回路26に商用交流電源を与えるためのものであり、電源スイッチ21の操作子22が切り状態に操作された状態で開放される。即ち、電源スイッチ21の左スイッチ23は左IHインバータ回路25に商用交流電源を与えるための給電路28に介在されたものであり、電源スイッチ21の右スイッチ24は右IHインバータ回路26に商用交流電源を与えるための給電路29に介在されたものである。
The right
左IHインバータ回路25および右IHインバータ回路26のそれぞれはサブ制御回路20に接続されており、サブ制御回路20は左IHインバータ回路25をIGBT駆動信号に基づいて駆動制御することで左IHコイル6を発振させ、右IHインバータ回路26をIGBT駆動信号に基づいて駆動制御することで右IHコイル7を発振させる。これら各IGBT駆動信号はサブ制御回路20がメイン制御回路19からの運転指令の受信結果に応じて設定するものであり、インバータ駆動信号に相当する。即ち、左IHコイル6および右IHコイル7のそれぞれは電源スイッチ21を通して電源が与えられるものであり、電源スイッチ21の左スイッチ23は左IHコイル6に高周波電源を与えるための給電路28に介在され、電源スイッチ21の右スイッチ24は右IHコイル7に高周波電源を与えるための給電路29に介在されている。
Each of the left
キャビネット1の内部には、図2に示すように、運転制御回路30が収納されている。この運転制御回路30は左IHコイル6と右IHコイル7と中ヒータ8と上ヒータ13と下ヒータ14のそれぞれを駆動制御するものであり、サブ制御回路20と電源回路31とACリレー32とDCリレー33とリレー駆動回路34とメインDCリレー35とサブDCリレー36とサブDCリレー37とサブDCリレー38とリレー駆動回路39と加熱許可回路40と状態検出回路41を有している。
As shown in FIG. 2, an
電源回路31は単相200Vの商用交流電源を直流の駆動電源Vccに変換するものであり、電源スイッチ21の操作子22が切り状態から入り状態に操作されることに基づいて左スイッチ23がオンされたときには左スイッチ23を通してACリレー32のコイル51に商用交流電源が与えられ、ACリレー32の接点52がオフ状態からオン状態に切換わることに基づいてメイン給電路53を閉成する。このメイン給電路53は電源回路31に商用交流電源を供給するものであり、サブ制御回路20は電源スイッチ21が切り状態から入り状態に操作されることに基づいて電源回路31から駆動電源Vccが与えられる。この電源スイッチ21の操作子22が入り状態から切り状態に操作されたときにはACリレー32のコイル51が商用交流電源から遮断され、ACリレー32の接点52がオン状態からオフ状態に切換わることに基づいてメイン給電路53を開放する。このACリレー32はメイン開閉器に相当するものである。
The
リレー駆動回路34はDCリレー33をオン状態およびオフ状態に相互に切換えるものであり、メイン制御回路20は起動直後にリレー駆動回路34にリレー駆動信号を与え、リレー駆動回路34はリレー駆動信号が与えられることに基づいてDCリレー33をオンする。このDCリレー33はサブ開閉器に相当するものであり、サブ給電路54に介在されている。このサブ給電路54はメイン給電路53に対して並列なものであり、DCリレー33のオン状態ではDCリレー33を通して電源回路31に商用交流電源が与えられる。
The
リレー駆動回路39は、図3に示すように、抵抗付きのメイントランジスタ61と抵抗付きのサブトランジスタ62と抵抗付きのサブトランジスタ63と抵抗付きのサブトランジスタ64を有するものであり、サブ制御回路20はメイントランジスタ61に駆動信号に相当するMAIN信号を与えることに基づいてメイントランジスタ61をオンし、サブトランジスタ62に駆動信号に相当するC−HEATER信号を与えることに基づいてサブトランジスタ62をオンし、サブトランジスタ63に駆動信号に相当するU−ROASTER信号を与えることに基づいてサブトランジスタ63をオンし、サブトランジスタ64に駆動信号に相当するD−ROASTER信号を与えることに基づいてサブトランジスタ64をオンする。
As shown in FIG. 3, the
メインDCリレー35は開閉器に相当するものであり、図2に示すように、中ヒータ8と上ヒータ13と下ヒータ14のそれぞれに商用交流電源を供給する共通の給電路65に介在されている。このメインDCリレー35は、図3に示すように、メイントランジスタ61のオフ状態でオフされるものであり、メイントランジスタ61のオン状態で電源回路31から駆動電源Vccが与えられることに基づいてオン状態になる。
The
サブDCリレー36は開閉器および熱源開閉器のそれぞれに相当するものであり、図2に示すように、中ヒータ8に単独で商用交流電源を供給する給電路66に介在されている。このサブDCリレー36は、図3に示すように、サブトランジスタ62のオフ状態でオフされるものであり、サブトランジスタ62のオン状態で電源回路31から駆動電源Vccが与えられることに基づいてオン状態になる。このサブDCリレー36がメインDCリレー35と共にオンされた状態では中ヒータ8に商用交流電源がメインDCリレー35およびサブDCリレー36の双方を介して与えられ、中ヒータ8が商用交流電源を駆動電源として発熱する。即ち、中ヒータ8は電源スイッチ21を経由しない給電路66を通して商用交流電源が与えられるものであり、給電路66は別の給電路に相当する。
The
サブDCリレー37は開閉器および熱源開閉器のそれぞれに相当するものであり、図2に示すように、上ヒータ13に単独で商用交流電源を供給する給電路67に介在されている。このサブDCリレー37は、図3に示すように、サブトランジスタ63のオフ状態でオフされるものであり、サブトランジスタ63のオン状態で電源回路31から駆動電源Vccが与えられることに基づいてオン状態になる。このサブDCリレー37がメインDCリレー35と共にオンされた状態では上ヒータ13に商用交流電源がメインDCリレー35およびサブDCリレー37の双方を介して与えられ、上ヒータ13が商用交流電源を駆動電源として発熱する。即ち、上ヒータ13は電源スイッチ21を経由しない給電路67を通して商用交流電源が与えられるものであり、給電路67は別の給電路に相当する。
The
サブDCリレー38は開閉器および熱源開閉器のそれぞれに相当するものであり、図2に示すように、下ヒータ14に単独で商用交流電源を供給する給電路68に介在されている。このサブDCリレー38は、図3に示すように、サブトランジスタ64のオフ状態でオフされるものであり、サブトランジスタ64のオン状態で電源回路31から駆動電源Vccが与えられることに基づいてオン状態になる。このサブDCリレー38がメインDCリレー35と共にオンされた状態では下ヒータ14に商用交流電源がメインDCリレー35およびサブDCリレー38の双方を介して与えられ、下ヒータ14が商用交流電源を駆動電源として発熱する。即ち、下ヒータ14は電源スイッチ21を経由しない給電路68を通して商用交流電源が与えられるものであり、給電路68は別の給電路に相当する。
The
状態検出回路41は電源スイッチ21が入り状態および切り状態のいずれにあるかを検出するものであり、図3に示すように、抵抗71と双方向入力型のフォトカプラ72とコンデンサ73と抵抗74と抵抗75を有している。フォトカプラ72は電源回路31に左スイッチ23を通して商用交流電源を供給する給電路76に介在されたものであり、抵抗71はフォトカプラ72に対する入力電流を抑制するものである。このフォトカプラ72は電源スイッチ21の入り状態でオンされ、電源スイッチ21の切り状態でオフされるものであり、コンデンサ73と抵抗74と抵抗75の3者はフォトカプラ72がオフされた電源スイッチ21の切り状態で駆動電源Vccに基づいてハイレベルの検出信号を生成し、フォトカプラ72がオンされた電源スイッチ21の入り状態でロウレベルの検出信号を生成する。この状態検出回路41はサブ制御回路20に接続されており、サブ制御回路20は状態検出回路41からの検出信号に基づいて電源スイッチ21が入り状態および切り状態のいずれにあるかを判断する。
The
加熱許可回路40は、図3に示すように、抵抗81〜抵抗83とダイオード84〜86と抵抗付きトランジスタ87を有するものであり、トランジスタ87は状態検出回路41に接続されている。このトランジスタ87は電源スイッチ21の切り状態で状態検出回路41からハイレベルの検出信号が与えられ、電源スイッチ21の入り状態で状態検出回路41からロウレベルの検出信号が与えられるものであり、状態検出回路41はトランジスタ87を電源スイッチ21の切り状態でオンし、電源スイッチ21の入り状態でオフする。
As shown in FIG. 3, the
抵抗81はサブ制御回路20およびサブトランジスタ62相互間に介在されたものであり、抵抗81にはダイオード84が接続されている。抵抗82はサブ制御回路20およびサブトランジスタ63相互間に介在されたものであり、抵抗82にはダイオード85が接続されている。抵抗83はサブ制御回路20およびサブトランジスタ64相互間に介在されたものであり、抵抗83にはダイオード86が接続されている。これらダイオード84〜86のそれぞれはトランジスタ87に接続されており、サブ制御回路20がトランジスタ87のオフ状態でC−HEATER信号を出力したときにはC−HEATER信号が抵抗81を通してサブトランジスタ62に与えられることに基づいてサブトランジスタ62がオンされ、サブ制御回路20がトランジスタ87のオン状態でC−HEATER信号を出力したときにはC−HEATER信号がサブトランジスタ62に与えられずにサブトランジスタ62がオフされる。
The
サブ制御回路20がトランジスタ87のオフ状態でU−ROASTER信号を出力したときにはU−ROASTER信号が抵抗82を通してサブトランジスタ63に与えられることに基づいてサブトランジスタ63がオンされ、トランジスタ87のオン状態でU−ROASTER信号を出力したときにはU−ROASTER信号がサブトランジスタ63に与えられずにサブトランジスタ63がオフされる。このサブ制御回路20がトランジスタ87のオフ状態でD−ROASTER信号を出力したときにはD−ROASTER信号が抵抗83を通してサブトランジスタ64に与えられることに基づいてサブトランジスタ64がオンされ、トランジスタ87のオン状態でD−ROASTER信号を出力したときにはD−ROASTER信号がサブトランジスタ64に与えられずにサブトランジスタ64がオフされる。即ち、加熱許可回路40は電源スイッチ21が入り状態に操作されていることを条件にサブ制御回路20がサブDCリレー36〜サブDCリレー38のそれぞれをオンすることを許容し、電源スイッチ21が切り状態に操作されていることを条件にサブ制御回路20がサブDCリレー36〜サブDCリレー38のそれぞれをオンすることを禁止するものである。
When the
次に上記構成の作用について説明する。
使用者が電源スイッチ21の操作子22を切り状態から入り状態に操作すると、ACリレー32に商用交流電源が与えられることに基づいてACリレー32がオンされる。すると、商用交流電源が電源スイッチ21およびACリレー32を通して電源回路31に与えられ、電源回路31からサブ制御回路20に駆動電源Vccが与えられることに基づいてサブ制御回路20が起動し、サブ制御回路20が起動直後にDCリレー33をオンすることに基づいて自己保持状態になる。この電源スイッチ21の入り状態では状態検出回路40から加熱許可回路41のトランジスタ87にロウレベルの検出信号が出力され、加熱許可回路40が許可状態になることに基づいてサブ制御回路20が中ヒータ8と上ヒータ13と下ヒータ14のそれぞれを駆動することを許容している。
Next, the operation of the above configuration will be described.
When the user operates the
使用者が電源スイッチ21の入り状態で複数のスイッチ18のいずれかを操作すると、メイン制御回路19が複数のスイッチ18のそれぞれの操作内容に応じて運転指令を設定し、サブ制御回路20に運転指令の設定結果を送信する。すると、サブ制御回路20が運転指令の受信結果に基づいて駆動信号を設定し、中ヒータ8と上ヒータ13と下ヒータ14のいずれかを駆動信号の設定結果に応じた内容で駆動制御することに基づいて調理物を運転指令の受信結果に応じた内容で加熱調理する。
When the user operates one of the plurality of
例えばメイン制御回路19が運転指令として「両面焼きのロースター調理」を設定したときにはサブ制御回路20はMAIN信号とU−ROASTER信号とD−ROASTER信号のそれぞれを出力する。すると、サブ制御回路20からリレー駆動回路39のメイントランジスタ61にMAIN信号が与えられることに基づいてメインDCリレー35がオンされ、サブ制御回路20から加熱許可回路40を通してリレー駆動回路39のサブトランジスタ63にU−ROASTER信号が与えられることに基づいてサブDCリレー37がオンされ、サブ制御回路20から加熱許可回路40を通してリレー駆動回路39のサブトランジスタ64にD−ROASTER信号が与えられることに基づいてサブDCリレー38がオンされ、上ヒータ13および下ヒータ14の双方が同時に発熱することに基づいてロースター室内の調理物が両面焼きされる。
For example, when the
メイン制御回路19が「両面焼きのロースター調理」中に運転指令として「調理停止」を設定したときにはサブ制御回路20はMAIN信号の出力とU−ROASTER信号の出力とD−ROASTER信号の出力のそれぞれを停止し、上ヒータ13および下ヒータ14のそれぞれをオフする。このサブ制御回路20は上ヒータ13および下ヒータ14のそれぞれをオフしたときには状態検出回路41からの検出信号に基づいて電源スイッチ21が入り状態から切り状態に操作されたか否かを判断し、電源スイッチ21が入り状態から切り状態に操作されたことを判断したときにはDCリレー33をオフする。
When the
メイン制御回路19が運転指令として「調理停止」を設定したにも拘らずサブ制御回路20がMAIN信号の出力とU−ROASTER信号の出力とD−ROASTER信号の出力のそれぞれを停止しなかったときには「両面焼きのロースター調理」が使用者の意図に反して進行する。この場合には使用者が調理物の仕上り状態を視覚的に確認し、電源スイッチ21を入り状態から切り状態に切換える。すると、状態検出回路41から加熱許可回路40のトランジスタ87に出力されていた検出信号がロウレベルからハイレベルに切換わり、加熱許可回路40のトランジスタ87がオフ状態からオン状態に切換わる。このトランジスタ87のオン状態ではサブ制御回路20から出力されたMAIN信号がメイントランジスタ61に与えられなくなり、サブ制御回路20から出力されたU−ROASTER信号がサブトランジスタ63に与えられなくなり、サブ制御回路20から出力されたD−ROASTER信号がサブトランジスタ64に与えられなくなる。このため、上ヒータ13および下ヒータ14のそれぞれがオフされるので、両面焼きのロースター調理が停止する。
When the
メイン制御回路19が「両面焼きのロースター調理」の実行中に運転指令として「左IH調理」を設定したときにはサブ制御回路20は左IHインバータ回路25にIGBT駆動信号を出力する。すると、商用交流電源が左スイッチ23を通して左IHインバータ回路25に与えられ、左IHインバータ回路25から左IHコイル6に高周波電源が与えられることに基づいて左IHコイル6が発振し、左マーク3上の調理器具が誘導加熱される。
When the
メイン制御回路19が「両面焼きのロースター調理」および「左IH調理」の同時進行中に運転指令として「調理停止」を設定したときにはサブ制御回路20はMAIN信号の出力とU−ROASTER信号の出力とD−ROASTER信号の出力とIGBT駆動信号の出力のそれぞれを停止し、左IHコイル6と上ヒータ13と下ヒータ14のそれぞれをオフする。このサブ制御回路20は左IHコイル6と上ヒータ13と下ヒータ14のそれぞれをオフしたときには状態検出回路41からの検出信号に基づいて電源スイッチ21が入り状態から切り状態に操作されたか否かを判断し、電源スイッチ21が入り状態から切り状態に操作されたことを判断したときにはサーミスタからの温度信号が基準値を下回ることに基づいてDCリレー33をオフする。即ち、サブ制御回路20はトッププレート2の表面温度が安全な値に下降することを待ってDCリレー33をオフする。尚、図2の矢印に付記した値は電流の大きさを示すものである。
When the
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
左IHインバータ回路25に電源スイッチ21を経由する給電路28で商用交流電源を供給し、中ヒータ8に電源スイッチ21を経由しない別の給電路66で商用交流電源を供給し、上ヒータ13に電源スイッチ21を経由しない別の給電路67で商用交流電源を供給し、下ヒータ14に電源スイッチ21を経由しない別の給電路68で商用交流電源を供給した。このため、上ヒータ13および下ヒータ14の双方を同時通電している両面焼きの最中に左IHコイル6の出力を落すことなく左IHコイル6を駆動することが可能になるので、電源スイッチ21の容量不足を高容量の電源スイッチを使用することなく解消することができる。しかも、電源スイッチ21が入り状態から切り状態に操作されたときには状態検出回路41が加熱許可回路40を禁止状態とする検出信号を生成するように構成したので、サブ制御回路20が暴走することに基づいて加熱調理が停止しなかったときには使用者が電源スイッチ21を入り状態から切り状態に操作することで加熱調理を停止することができる。
According to the said Example 1, there exists the following effect.
Commercial AC power is supplied to the left
上記実施例1においては、第1の加熱源として左IHコイル6に換えて調理物を輻射加熱または伝導加熱するヒータを用いても良い。
上記実施例1においては、第2の加熱源として中ヒータ8と上ヒータ13と下ヒータ14のいずれかに換えて調理器具を誘導加熱するIHコイルを用いても良い。
In the first embodiment, instead of the left
In the first embodiment, an IH coil that induction-heats cooking utensils may be used as the second heating source instead of any of the
6は左IHコイル(第1の加熱源,コイル)、8は中ヒータ(ヒータ、第2の加熱源,熱源)、13は上ヒータ(ヒータ、第2の加熱源,熱源)、14は下ヒータ(ヒータ、第2の加熱源,熱源)、20はサブ制御回路(制御回路)、21は電源スイッチ、25は左IHインバータ回路(インバータ回路)、28は給電路、31は電源回路、32はACリレー(メイン開閉器)、33はDCリレー(サブ開閉器)、35はメインDCリレー(開閉器)、36はサブDCリレー(熱源開閉器,開閉器)、37はサブDCリレー(熱源開閉器,開閉器)、38はサブDCリレー(熱源開閉器,開閉器)、40は加熱許可回路、41は状態検出回路、53はメイン給電路、54はサブ給電路、66は別の給電路、67は別の給電路、68は別の給電路、72はフォトカプラを示している。 6 is a left IH coil (first heating source, coil), 8 is a middle heater (heater, second heating source, heat source), 13 is an upper heater (heater, second heating source, heat source), and 14 is lower Heater (heater, second heating source, heat source), 20 sub-control circuit (control circuit), 21 power switch, 25 left IH inverter circuit (inverter circuit), 28 power supply path, 31 power supply circuit, 32 Is an AC relay (main switch), 33 is a DC relay (sub switch), 35 is a main DC relay (switch), 36 is a sub DC relay (heat source switch, switch), and 37 is a sub DC relay (heat source). 38, a sub DC relay (heat source switch, switch), 40 a heating permission circuit, 41 a state detection circuit, 53 a main power feeding path, 54 a sub power feeding path, and 66 another power feeding. Road, 67 is another power supply path, 68 is another power supply , 72 denotes a photocoupler.
Claims (5)
前記第1の加熱源に電源を供給するための給電路に介在されたものであって、当該給電路を閉成する入り状態および当該給電路を開放する切り状態に使用者が相互に切換えることが可能な電源スイッチと、
調理物を加熱調理するためのものであって、前記電源が前記電源スイッチを経由しない別の給電路を通して供給される第2の加熱源と、
前記第1の加熱源および前記第2の加熱源のそれぞれを駆動制御する制御回路と、
前記電源スイッチが入り状態および切り状態のいずれにあるかを検出する状態検出回路と、
前記状態検出回路が前記電源スイッチの入り状態を検出しているときには前記制御回路が前記第2の加熱源を駆動することを許容し、前記状態検出回路が前記電源スイッチの切り状態を検出しているときには前記制御回路が前記第2の加熱源を駆動することを禁止する加熱許可回路を備えたことを特徴とする加熱調理器。 A first heating source for cooking the food;
It is interposed in a power supply path for supplying power to the first heating source, and the user switches between an on state that closes the power supply path and a cut state that opens the power supply path. A power switch that can
A second heating source for cooking cooked food, wherein the power source is supplied through another power supply path not via the power switch;
A control circuit that drives and controls each of the first heating source and the second heating source;
A state detection circuit for detecting whether the power switch is in the on state or the off state;
When the state detection circuit detects the on state of the power switch, the control circuit allows the second heating source to be driven, and the state detection circuit detects the power switch off state. A heating cooker comprising a heating permission circuit for prohibiting the control circuit from driving the second heating source when the control circuit is in operation.
商用交流電源を前記コイルの駆動電源に変換するインバータ回路と、
前記インバータ回路に商用交流電源を供給する給電路に介在されたものであって、前記インバータ回路の給電路を閉成する入り状態および開放する切り状態相互間で使用者が操作することが可能な電源スイッチと、
調理物を前記コイルとは異なる態様で加熱するものであって、商用交流電源が前記電源スイッチを経由しない別の給電路を通して供給される熱源と、
前記熱源に商用交流電源を供給する別の給電路に介在されたものであって、前記熱源の別の給電路を閉成するオン状態および開放するオフ状態相互間で切換えられる熱源開閉器と、
商用交流電源を直流電源に変換するものであって、商用交流電源が相互に異なるメイン給電路およびサブ給電路を通して供給される電源回路と、
前記メイン給電路に介在されたものであって、前記電源スイッチの入り状態では前記電源スイッチを通して商用交流電源が与えられることに基づいて前記メイン給電路を閉成するオン状態になると共に前記電源スイッチの切り状態では商用交流電源が遮断されることに基づいて前記メイン給電路を開放するオフ状態になるメイン開閉器と、
前記サブ給電路に介在されたものであって、前記サブ給電路を閉成するオン状態および開放するオフ状態に相互に切換えられるサブ開閉器と、
前記電源スイッチが入り状態に操作されたときには前記メイン開閉器がオン状態になることに基づいて前記電源回路から直流の駆動電源が与えられると共に前記サブ開閉器をオン状態にするサブ駆動信号を前記サブ開閉器に出力するものであって、運転指令を受信したときには前記インバータ回路を駆動制御するインバータ駆動信号および前記熱源開閉器を駆動制御する熱源駆動信号のそれぞれを運転指令の受信結果に応じて出力する制御回路と、
前記制御回路から出力された熱源駆動信号を前記熱源開閉器に与える許可状態および前記制御回路から出力された熱源駆動信号を前記熱源開閉器に与えない禁止状態に相互に切換えられる加熱許可回路と、
前記電源回路が変換する直流電源に基づいて検出信号を生成するものであって、前記電源スイッチの入り状態では前記電源スイッチを通して商用交流電源が与えられることに基づいて前記加熱許可回路を許可状態とする検出信号を生成すると共に前記電源スイッチの切り状態では商用交流電源が遮断されることに基づいて前記加熱許可回路を禁止状態とする検出信号を生成する状態検出回路を備えたことを特徴とする加熱調理器。 A coil for heating the cooking utensil;
An inverter circuit for converting a commercial AC power source into a driving power source for the coil;
It is interposed in a power supply path for supplying commercial AC power to the inverter circuit, and can be operated by a user between an on state where the power supply path of the inverter circuit is closed and an open state where the inverter circuit is opened. A power switch;
A heat source that heats a cooked food in a mode different from the coil, and a commercial AC power source is supplied through another power supply path that does not go through the power switch,
A heat source switch that is interposed between another power supply path that supplies commercial AC power to the heat source, and that is switched between an on state and an off state that opens another power supply path of the heat source; and
A power supply circuit for converting a commercial AC power source into a DC power source, wherein the commercial AC power source is supplied through a different main power feeding path and sub power feeding path, and
The main power supply path is interposed, and when the power switch is turned on, the main power supply path is turned on based on the fact that commercial AC power is supplied through the power switch, and the power switch A main switch that is turned off to open the main power supply path based on the fact that the commercial AC power supply is shut off in the off state,
A sub-switch that is interposed in the sub-feeding path, and is switched between an on-state that closes the sub-feeding path and an off-state that opens the sub-feeding path;
When the power switch is operated to be turned on, a DC driving power is supplied from the power circuit based on the main switch being turned on, and a sub drive signal for turning the sub switch on is supplied to the sub switch When the operation command is received, the inverter drive signal for driving and controlling the inverter circuit and the heat source drive signal for driving and controlling the heat source switch are output according to the reception result of the operation command. A control circuit to output,
A heating permission circuit that can be switched between a permission state in which the heat source drive signal output from the control circuit is applied to the heat source switch and a prohibition state in which the heat source drive signal output from the control circuit is not applied to the heat source switch;
The detection signal is generated based on a DC power source converted by the power circuit, and the heating permission circuit is set in a permission state based on the fact that commercial AC power is supplied through the power switch when the power switch is turned on. And a state detection circuit that generates a detection signal that disables the heating permission circuit based on the fact that a commercial AC power supply is cut off when the power switch is turned off. Cooking cooker.
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