JP2008069522A - Intermediate stopper device of sliding door - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はスライドドア中間ストッパ装置に関する。 The present invention relates to a sliding door intermediate stopper device.
スライドドア中間ストッパ装置とは、リアドアとしてスライドドアを備えた車両において、スライドドア側に位置するストッパ取付部に取り付けられたストッパと、前記スライドドアの後方のフューエルフィラードア側に位置するセンサ取付部に取り付けられたセンサと、前記ストッパと前記センサとを繋ぐケーブルとを有しており、前記フューエルフィラードアが開けられていることを前記センサによって検知したときに前記スライドドアの車両後方側への移動量を前記ストッパよって制限することにより、前記スライドドアが前記フューエルフィラードアや給油ガンと干渉するのを防止するための装置である。 The sliding door intermediate stopper device is a vehicle having a sliding door as a rear door, a stopper attached to a stopper attaching portion located on the slide door side, and a sensor attaching portion located on the fuel filler door side behind the sliding door. And a cable connecting the stopper and the sensor, and when the sensor detects that the fuel filler door is opened, the slide door moves toward the vehicle rear side. It is a device for preventing the sliding door from interfering with the fuel filler door and the fuel gun by limiting the movement amount with the stopper.
図8は従来のスライドドア中間ストッパ装置の概要を示す図である。同図に示すように、車両1はリアドアとして電動又は手動でスライド(移動)するスライドドア2を備えており、しかも、このスライドドア2と同じ側の車両側面において、スライドドア2の後方にフューエルフィラードア3が配設されている。スライドドア2は下端部に備えたスライドドアロアアーム9が、車両前後方向に延びたスライドロアレール10に沿って移動することにより、矢印A1,A2の如く車両前後方向に移動することができるようになっている。
FIG. 8 is a view showing an outline of a conventional sliding door intermediate stopper device. As shown in the figure, the
かかる車両1においては、フューエルフィラードア3を開けて給油口(図示せず)から給油ガン(図示せず)によって給油中にスライドドア2が、車両後方側に大きく移動すると、当該スライドドア3とフューエルフィラードア3や給油ガンとが干渉してこれらを破損するおそれがある。このため、車両1にはスライドドア中間ストッパ装置4が設けられている。
In such a
スライドドア中間ストッパ装置4は、スライドドア2側に位置するストッパ取付部に取り付けられたストッパ5と、フューエルフィラードア3側に位置するセンサ取付部に取り付けられたセンサ6と、これらのストッパ5とセンサ6とを繋ぐケーブル11とを有しており、フューエルフィラードア3の開閉に伴うセンサ6のスライダ7の矢印C1,C2方向のストロークを、ケーブル11を介してストッパ5に伝達することにより、ストッパ5のストッパレバー8を、矢印B1又はB2の如く車両後方側又は車両前方側に回動させて、上げ下げすることができるようになっている。
The sliding door intermediate stopper device 4 includes a stopper 5 attached to a stopper attaching portion located on the
そして、フューエルフィラードア3が開けられているときには、ストッパレバー8が矢印B1の如く車両後方側に回動して、上向きの状態となるため、スライドドア2を車両後方側に移動させようとしても、この移動途中でスライドドアロアアーム9がストッパレバー8に当接する。このため、スライドドア2の車両後方側への移動量がストッパ5(ストッパレバー8)によって制限され、スライドドア2がフューエルフィラードア3や給油ガンと干渉するのを防止することができる。一方、フューエルフィラードア3が閉じられたときには、スライドドア2は通常の使用状態となる。即ち、ストッパレバー8が矢印B2の如く車両前方側に回動して、水平状態となり、スライドドアロアアーム9がストッパレバー8に当接しなくなるため、ストッパレバー8によるスライドドア2の車両後方側への移動量の制限が解除される。
When the
しかしながら、上述したスライドドア中間ストッパ装置では、スライドドア2(スライドドアロアアーム9)がストッパレバー8に当接し、しかも、特に坂道などにおいてスライドドア2の荷重がストッパレバー8に作用しているようなときにフューエルフィラードア3を閉じた場合、ストッパレバー8を車両前方側に回動させて下げることができない。このため、ケーブル11が圧縮されてケーブル11などの破損を招くおそれがあった。
このケーブル11などの破損を防止するものとしてスライドドア中間ストッパ装置が開示された先行技術文献としては、次の特許文献1がある。
As a prior art document in which a sliding door intermediate stopper device is disclosed as a means for preventing the
しかしながら、上記スライドドア中間ストッパ装置では、フューエルフィラードア側にフューエルフィラードアの開閉機構とケーブル破損防止の機構とがまとめて配設されており、それに伴い全体的に構造が複雑となりかつ大きさも比較的大型化してしまいレイアウトが困難であるという問題がある。また、ストッパを車両前方側に回動させて下げることができないとき、フューエルフィラードアのオープン用のスプリングとリンクの変位を吸収するスプリングとの付勢力に抗してフューエルフィラードアを閉めなければならないものであり操作性が悪いものである。 However, in the above-mentioned sliding door intermediate stopper device, the fuel filler door opening and closing mechanism and the cable breakage prevention mechanism are arranged together on the fuel filler door side, and accordingly the structure becomes complicated overall and the size is also compared. There is a problem that the layout becomes difficult due to the increase in size. In addition, when the stopper cannot be lowered by rotating to the front side of the vehicle, the fuel filler door must be closed against the biasing force of the spring for opening the fuel filler door and the spring that absorbs the displacement of the link. It is a thing and bad operability.
従って本発明は上記の事情に鑑み、簡単な構成でスライドドアがストッパレバーに当接した状態でフューエルフィラードアを閉じられたとき、ケーブルに作用する圧縮力を逃がすことができるスライドドア中間ストッパ装置を提供することを課題とする。 Therefore, in view of the above circumstances, the present invention provides a sliding door intermediate stopper device that can release the compressive force acting on the cable when the fuel filler door is closed with a simple configuration in which the sliding door is in contact with the stopper lever. It is an issue to provide.
上記課題を解決する本発明の請求項1のスライドドア中間ストッパ装置は、スライドドア側に位置する車体に設けられるストッパと、前記スライドドアの後方のフューエルフィラードア側に位置する車体に設けられるフューエルフィラードア開閉機構とを備えたスライドドア中間ストッパ装置であって、前記フューエルフィラードア開閉機構は、前記フューエルフィラードアの開閉に連動して回動する第1ケーブルレバーを有し、前記ストッパは、前記第1ケーブルレバーに連動して回動する第2ケーブルレバーと、前記第2ケーブルレバーと当接し、前記スライドドアの移動を制限する制限状態と制限を解除可能な制限解除状態とに切り替わるストッパレバーとを有し、前記フューエルフィラードアの開に伴い前記第2ケーブルレバーが前記ストッパレバーを押圧する方向に回動し、前記ストッパレバーを制限状態とするとともに、前記フューエルフィラードアの閉に伴い前記第2ケーブルレバーが前記ストッパレバーとの当接を解除する方向に回動し、前記ストッパレバーを制限解除状態とすることを特徴とする。
また、上記課題を解決する本発明の請求項2のスライドドア中間ストッパ装置は 請求項1に記載のスライドドア中間ストッパ装置において、前記フューエルフィラードア開閉機構は、基端側が車体に回動可能に支持され、且つ、先端側がケーブルの一端に連結された前記第1ケーブルレバーと、基端側が前記第1ケーブルレバーに連結されるとともに先端が前記フューエルフィラードアに当接するスライダと、前記車体と前記第1ケーブルレバーとの間に介設されて、前記第1ケーブルレバーに前記スライダを前記フューエルフィラードア側に突出させ前記フューエルフィラードアが開となる方向への回動力を付与する第1弾性部材とを有し、前記ストッパは、前記車体側に回動可能に支持された前記ストッパレバーと、前記車体側と前記ストッパレバーとの間に介設されて、前記ストッパレバーに前記第1弾性部材の回動力よりも弱い制限解除状態への回動力を付与する第2弾性部材と、基端側が前記車体側に回動可能に支持され、且つ、先端側が前記ケーブルの他端に連結され、制限状態へは前記ストッパレバーと係合して前記ストッパレバーとともに回動する一方、制限解除状態へは前記ストッパレバーから独立して回動可能な第2ケーブルレバーとを有し、前記フューエルフィラードアが開けられたときには、前記ケーブルを介して伝達される前記第1弾性部材の回動力により前記ストッパレバーが、前記第2ケーブルレバーとともに制限状態に回動し、前記スライドドアに当接して前記スライドドアの移動を制限し、前記フューエルフィラードアが閉じられたときには、前記第2ケーブルレバーが前記ケーブルに押されて前記ストッパレバーとの当接を解除する方向へ回動し、且つ、前記ストッパレバーが前記第1弾性部材の回動力により前記第2ケーブルレバーに追従するように制限解除状態へ回動して、前記スライドドアの移動制限を解除し、前記スライドドアが前記ストッパレバーに当接した状態で前記フューエルフィラードアが閉じられたときには、前記ストッパレバーが制限状態のままである一方、前記第2ケーブルレバーが前記ケーブルに押されて前記ストッパレバーとの当接を解除する方向へ回動する構成としたことを特徴とする。
The sliding door intermediate stopper device according to
Further, the slide door intermediate stopper device according to
本発明の請求項1のスライドドア中間ストッパ装置によれば、スライドドアの移動を制限するストッパレバーを、フューエルフィラードア開閉機構と連動させることで制限状態とし、ストッパレバーを制限解除状態とするとき、第2ケーブルレバーがストッパレバーとの当接を解除する方向に回動して、フューエルフィラードア開閉機構側との連動をキャンセルするため、ストッパレバーが制限状態から制限解除状態に切り替えられなくなったとしても、圧縮力によってケーブルなどが破損するのを防止することができる。また、フューエルフィラードア開閉機構側との連動をキャンセルする機構がストッパ側に設けられているためフューエルフィラードア開閉機構の複雑化や大型化を抑制でき、レイアウトしやすくなるものである。
また、本発明の請求項2ではスライドドアがストッパレバーに当接した状態でフューエルフィラードアが閉じられても、ストッパレバーは制限状態(車両後方側等)に回動した状態(即ちスライドドアがストッパレバーに当接した状態)のままである一方、第2ケーブルレバーはケーブルに押されてストッパレバーとの当接を解除する方向(車両前方側等)へ回動するため(即ち、空振り機構により、ストッパレバーとは独立して第2ケーブルレバーのみが、ストッパレバーとの当接を解除する方向(車両前方側等)に回動するため)、フューエルフィラードアを閉じることによってケーブルに作用する圧縮力を、第2ケーブルレバーのストッパレバーとの当接を解除する方向(車両前方側等)への回動によって逃がすことができる。このため、前記圧縮力によってケーブルなどが破損するのを防止することができる。また、ストッパレバーは車体との間で第2弾性部材で付勢されているためケーブル押し引き抵抗にかかわらず第2弾性部材の付勢力を設定することができる。
According to the slide door intermediate stopper device of the first aspect of the present invention, when the stopper lever that restricts the movement of the slide door is brought into the restricted state by interlocking with the fuel filler door opening / closing mechanism, and the stopper lever is brought into the restriction release state. Because the second cable lever turns in the direction to release the contact with the stopper lever and cancels the interlock with the fuel filler door opening / closing mechanism side, the stopper lever can no longer be switched from the restricted state to the restricted state. However, it is possible to prevent the cable from being damaged by the compressive force. Further, since a mechanism for canceling the interlock with the fuel filler door opening / closing mechanism side is provided on the stopper side, the fuel filler door opening / closing mechanism can be prevented from becoming complicated and large, and layout can be facilitated.
Further, in
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づき詳細に説明する。 Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
<実施の形態例1>
図1は本発明の実施の形態例1に係るスライドドア中間ストッパ装置を備えた車両の側面図、図2(a)は前記スライドドア中間ストッパ装置のセンサ(フューエルフィラードア開閉機構)を抽出して示す斜視図、図2(b)は図2(a)のD方向矢視図、図2(c)は図2(a)のE方向矢視図、図3(a)は前記スライドドア中間ストッパ装置のストッパを抽出して示す斜視図、図3(b)は図3(a)のF方向矢視図、図3(c)は図3(a)のG−G線矢視断面拡大図である。
<
FIG. 1 is a side view of a vehicle provided with a sliding door intermediate stopper device according to
また、図4は前記スライドドア中間ストッパ装置の動作説明図であり、図4(a)及び図4(b)にはフューエルフィラードアを閉じたときの通常のセンサ及びストッパの動作を示し、図4(c)及び図4(d)にはフューエルフィラードアを開けたときのセンサ及びストッパの動作を示し、図4(e)及び図4(f)にはストッパにスライドドアが当接している状態でフューエルフィラードアを閉じたときのセンサ及びストッパの動作を示す。なお、図2(b)、図3(b)、図4(a)、図4(c)及び図4(e)は説明の便宜上、ベースなどを一点鎖線で表した透視図となっている。 FIG. 4 is an explanatory view of the operation of the sliding door intermediate stopper device. FIGS. 4 (a) and 4 (b) show the operation of the normal sensor and stopper when the fuel filler door is closed. 4 (c) and 4 (d) show the operation of the sensor and the stopper when the fuel filler door is opened, and FIGS. 4 (e) and 4 (f) show the sliding door in contact with the stopper. The operation of the sensor and the stopper when the fuel filler door is closed in the state is shown. 2 (b), FIG. 3 (b), FIG. 4 (a), FIG. 4 (c), and FIG. 4 (e) are perspective views showing the base and the like with a one-dot chain line for convenience of explanation. .
図1に示すように、車両21はリアドアとして電動又は手動でスライド(移動)するスライドドア22を備えており、しかも、このスライドドア22と同じ側の車両側面において、スライドドア22の後方にフューエルフィラードア23が配設されている。スライドドア22は下端部に備えたスライドドアロアアーム24が、車両前後方向に延びたスライドロアレール25に沿って移動することにより、矢印H1,H2の如く車両前後方向に移動することができるようになっている。
As shown in FIG. 1, the
かかる車両21においては、フューエルフィラードア23を開けて給油口(図示せず)から給油ガン(図示せず)によって給油中にスライドドア22が車両後方側に大きく移動すると、当該スライドドア23とフューエルフィラードア23や給油ガンとが干渉してこれらの破損するおそれがある。このため、車両21には本実施の形態例1のスライドドア中間ストッパ装置26が設けられている。
In the
スライドドア中間ストッパ装置26はスライドドア22側に位置するストッパ取付部に取り付けられたストッパ27と、フューエルフィラードア23側に位置するセンサ取付部に取り付けられたセンサ28と、ストッパ27とセンサ28とを繋ぐケーブル29とを有しており、フューエルフィラードア23が開けられていることをセンサ28によって検知したときにスライドドア22の車両後方側への移動量をストッパ27によって制限することにより、スライドドア22がフューエルフィラードア23や給油ガン(図示せず)に干渉するのを防止するための装置である。
The slide door
詳述すると、図2(a)、図2(b)及び図2(c)に示すように、センサ28はセンサ取付部としてのベース31、第1ケーブルレバー33、スライダ34、第1弾性部材としてのトーションコイルバネ35などを備えている。
More specifically, as shown in FIGS. 2A, 2B, and 2C, the
ベース31はフューエルフィラードア23の近傍において車両21の車体側に固定されている。なお、センサ取付部としてはベース31に限らず、例えば車体に直接形成されたものであってもよい。フューエルフィラードア23は基端側が回動軸40回りに回動可能に車体側に取り付けられており、開けられるときには矢印I1の如く車両前方側に回動され、閉じられるときには矢印I2の如く車両後方側に回動される。
The
第1ケーブルレバー33は基端側が、ベース31に突設されたピン32を介してベース31に回動可能に支持される一方、先端側が、車両前方側に位置する短い第1レバー部33Aと、車両後方側に位置する長い第2レバー部33Bとに分岐されている。そして、第1レバー部33Aの先端側にはスライダ34の基端側(前端側)が、長孔などを介して回動可能に連結され、第2レバー部33Bの先端側にはケーブル29の後端側が、長孔などを介して回動可能に連結されている。
The
スライダ34は直線的な棒状の部材であり、ベース31の固定部31aに固定されたスライダ保持部材36に挿通されており、矢印J1,J2の如く車両前後方向に摺動(移動)自在となっている。
The
トーションコイルバネ35はピン32の外周に装着され、一端35aがベース31の係止部31bに係止され、他端35bが第1ケーブルレバー33(第1レバー部33A)の前面側に係止されており、第1ケーブルレバー33に対して、矢印K1のような車両後方側への回動力を付与している。
The
ケーブル29はケーブルチューブ37に挿通され、両端がケーブルチューブ37から突出している。ケーブルチューブ37は、後端側がベース31に形成された固定部31cに固定され、先端側が、図3(a)に示すストッパ27のベース41に形成された固定部41aに固定されている。
The
なお、図示例のセンサ28はベース31に固定されたリミットスイッチ38も備えている。リミットスイッチ38はレバー38aを有しており、フューエルフィラードア23が閉じられて第1ケーブルレバー33(第2レバー部33B)が車両後方側に回動したときには、第1ケーブルレバー33(第2レバー部33B)の先端に設けられた突起33aがレバー38aに当接してON状態となる一方、フューエルフィラードア23が開けられて第1ケーブルレバー33(第2レバー部33B)が車両前方側に回動したときには、突起33aがレバー38aから離れてOFF状態となる。リミットスイッチ38のON/OFF信号はハーネス39を介して図示しない電子制御システムに伝送される。
The illustrated
図3(a)、図3(b)及び図3(c)に示すように、ストッパ27はストッパ取付部としてのベース41及びブラケット44、第2ケーブルレバー42、ストッパレバー43、第2弾性部材としてのトーションコイルバネ46などを備えている。
As shown in FIGS. 3A, 3B, and 3C, the
ベース41はスライドドア22の近傍において車両21の車体側に固定されている。ブラケット44はベース41に溶接などによって固定されている。なお、ストッパ取付部としてはベース41及びブラケット44に限らず、例えば車体に直接形成されたものであってもよい。
The
ストッパレバー43はL字状を成す基端側部分43Aと先端側部分43Bとを有する棒状の部材であり、基端側部分43Aがブラケット44の穴44bに挿通され、ブラケット44に対して回動可能となっている。また、ストッパレバー43は基端側部分43Aの頭部に円板状の係合部材45が設けられている。係合部材45はストッパレバー43に溶接などで固定されてストッパレバー43と一体となっており、外周には係合部45aが突設されている。なお、係合部45aは、ストッパレバー43に直接形成されていてもよい。
The
ストッパレバー43のスライドドア22の移動を制限する制限状態、即ち車両後方側(矢印M1方向)への回動は、ベース41に形成された当接部41bにストッパレバー43の先端側部分43Bが当接することによって規制されるようになっている。即ち、スライドドア22が矢印H1の如く車両後方側へ移動して、スライドドアロアアーム24がストッパレバー43(先端側部分43B)に当接したとき、このストッパレバー43(先端側部分43B)にかかる荷重を、ベース41の当接部41bによって支持するようになっている。なお、スライドドアロアアーム以外のスライドドアの部分(例えばスライドアッパアームやスライドドアのインナパネルに形成した突起など)が、ストッパレバーに当接するように構成してもよい。
When the
そして、第2ケーブルレバー42は、その基端側の穴42bにストッパレバー43の基端側部分43Aが挿通されており、ストッパレバー43に対して回動可能となっている。即ち、第2ケーブルレバー42の基端側は、ストッパレバー43を介してブラケット44及びベース41に回動可能に支持されている。第2ケーブルレバー42の先端側にはケーブル29の前端側が回動可能に連結されている。また、第2ケーブルレバー42の基端側には、ストッパレバー43の係合部45aと係合する係合部42aが突設されている。
The
第2ケーブルレバー42の係合部42aは、ストッパレバー43の係合部45aよりも車両後方側に位置しており、係合部42aの前面42a−1が係合部45aの後面45a−1に係合(当接)するようになっている。従って、第2ケーブルレバー42が矢印L1の如く車両後方側へ回動する場合には、第2ケーブルレバー42の係合部42aがストッパレバー43の係合部45aに係合するため、第2ケーブルレバー42とストッパレバー43がともに矢印L1,M1のように車両後方側へ回動することになる。これに対し、第2ケーブルレバー42が矢印L2のように車両前方側へ回動する場合には、第2ケーブルレバー42とストッパレバー43の係合がなく、第2ケーブルレバー42はストッパレバー43から独立して矢印L2のように車両前方側へ回動することが可能となっている。即ち、ストッパ27には、ストッパレバー43とは独立して、第2ケーブルレバー42のみを車両前方側へ回動することが可能な空振り機構が構成されている。
The engaging
トーションコイルバネ46はストッパレバー43(基端側部分43A)の外周に装着されて係合部材45と第2ケーブルレバー42の間に位置しており、一端46aがブラケット44の係止部44aに係止され、他端46bがストッパレバー43(係合部材45)の係合部45aに係止されており、ストッパレバー43に対して、矢印M2の如くスライドドア22の移動の制限を解除する制限解除状態、即ち車両前方側への回動力を付与している。但し、このストッパ27側のトーションコイルバネ46の回動力は、センサ28側のトーションコイルバネ35の回動力よりも弱い。
The
かかる構成のスライドドア中間ストッパ装置26の動作を、図4に基づいて説明する。
The operation of the slide door
まず、図4(a)及び図4(b)に基づき、図4(c)のようにフューエルフィラードア23を開けた状態から、フューエルフィラードア23を閉じたときの通常のセンサ28及びストッパ27の動作について説明する。
First, based on FIG. 4A and FIG. 4B, a
図4(a)に示すようにセンサ28では、フューエルフィラードア23を矢印I2の如く車両後方側に回動させて閉じると、フューエルフィラードア23の基端部23aがスライダ34の先端(後端)に当接して、スライダ34が車両前方側へ押圧される。その結果、トーションコイルバネ35の回動力に抗して、フューエルフィラードア23の押圧力により、スライダ34が矢印J2の如く車両前方側へ移動され、第1ケーブルレバー33が矢印K2の如く車両前方側に回動され、ケーブル29が矢印N1の如く車両前方側へ押される。
As shown in FIG. 4 (a), in the
このとき、図4(b)に示すようにストッパ27では、第2ケーブルレバー42がケーブル29によって車両前方側へ押されることにより矢印L2の如く車両前方側に回動し、同時にストッパレバー43がトーションコイルバネ46の回動力により矢印M2の如く車両前方側に回動して先端側部分43Bが略水平の状態となる。その結果、ストッパレバー43によるスライドドア22の車両後方側への移動制限が解除されて、スライドドア22は通常の状態となる。即ち、スライドドア22を矢印H1の如く車両後方側に移動させても、ストッパレバー43(先端側部分43B)にスライドドアロアアーム24が当接しないため、ストッパレバー43によってスライドドア22の車両後方側への移動量が制限されることはない。
At this time, as shown in FIG. 4B, in the
次に、図4(c)及び図4(d)に基づき、図4(a)のようにフューエルフィラードア23が閉じた状態から、フューエルフィラードア23を開けたときのセンサ28及びストッパ27の動作について説明する。
Next, based on FIG. 4C and FIG. 4D, the
図4(c)に示すようにセンサ28では、フューエルフィラードア23を矢印I1の如く車両前方側に回動させて開けると、フューエルフィラードア23の基端部23aがスライダ34の先端から離れる。その結果、トーションコイルバネ35の回動力により、第1ケーブルレバー33が矢印K1の如く車両後方側に回動され、スライダ34が矢印J1の如く車両後方側へ移動され、ケーブル29が矢印N2の如く車両後方側へ引かれる。
As shown in FIG. 4C, in the
このとき、図4(d)に示すようにストッパ27では、第2ケーブルレバー42がケーブル29によって車両後方側に引かれることにより、即ち、ケーブル29を介して伝達されるトーションコイルバネ35の回動力により、矢印L1の如く車両後方側に回動する。更に第2ケーブルレバー42の係合部42aがストッパレバー43の係合部45aに係合するため、ストッパレバー43も矢印M1の如く車両後方側に回動して先端側部分43Bが下向きの状態となる。このため、スライドドア22を矢印H1の如く車両後方側に移動させようとしても、この移動途中でスライドドアロアアーム24がストッパレバー43(先端側部分43B)に当接するため、スライドドア22の車両後方側への移動量がストッパ27(ストッパレバー43)によって制限される。従って、スライドドア22がフューエルフィラードア23や給油ガンと干渉するのを防止することができる。
At this time, as shown in FIG. 4D, in the
そして、図4(e)及び図4(f)に基づき、図4(c)のようにフューエルフィラードア23を開けた状態から(スライドドア22がストッパレバー43に当接している状態で)、フューエルフィラードア23を閉じたとき(特に坂道などでストッパレバー43にスライドドア22の荷重がかかっている状態でフューエルフィラードア23を閉じたとき)のセンサ28及びストッパ27の動作について説明する。
And based on FIG.4 (e) and FIG.4 (f), from the state which opened the
図4(e)に示すようにセンサ28では、図4(a)の場合と同様の動作をする。即ち、フューエルフィラードア23を矢印I2の如く車両後方側に回動させて閉じると、フューエルフィラードア23の基端部23aがスライダ34の先端に当接して、スライダ34が車両前方側へ押圧される。その結果、トーションコイルバネ35の回動力に抗して、フューエルフィラードア23の押圧力により、スライダ34が矢印J2の如く車両前方側へ移動され、第1ケーブルレバー33が矢印K2の如く車両前方側に回動され、ケーブル29が矢印N1の如く車両前方側へ押される。
As shown in FIG. 4E, the
このとき、図4(f)に示すようにストッパ27では、第2ケーブルレバー42がケーブル29によって車両前方側へ押されることにより矢印L2の如く車両前方側に回動する。しかし、ストッパレバー43(先端側部分43B)にはスライドドアロアアーム24が当接して矢印の如くトーションコイルバネ46の回動力よりも大きなスライドドア22の荷重が車両後方へかかっているため、ストッパレバー43はトーションコイルバネ46の回動力によって矢印M2の如く車両前方側に回動することができず、先端側部分43Bが下向きの状態とままとなる。即ち、空振り機構により、ストッパレバー43とは独立して第2ケーブルレバー42のみが、車両前方側(ストッパレバー43との当接を解除する方向)に回動する。
At this time, as shown in FIG. 4 (f), in the
なお、その後にスライドドア22を矢印H2の如く車両前方側に移動させてスライドドアロアアーム24がストッパレバー43(先端側部分43B)から離れると、図4(b)と同様にストッパレバー43はトーションコイルバネ46の回動力により矢印M2の如く車両前方側に回動して先端側部分43Bが略水平の状態となる。このため、ストッパレバー43によるスライドドア22の車両前方側への移動制限が解除されて、スライドドア22は通常の状態となる。
After that, when the
以上のように、本実施の形態例1のスライドドア中間ストッパ装置26は、スライドドア22側に位置するストッパ取付部(ベース41,ブラケット44)に取り付けられたストッパ27と、スライドドア22の後方のフューエルフィラードア23側に位置するセンサ取付部(ベース31)に取り付けられたセンサ28と、ストッパ27とセンサ28とを繋ぐケーブル29とを有してなるスライドドア中間ストッパ装置であって、センサ28は、基端側がセンサ取付部に回動可能に支持され、且つ、先端側がケーブル29の後端側に回動可能に連結された第1ケーブルレバー33と、基端側が第1ケーブルレバー33の先端側に回動可能に連結されたスライダ34と、センサ取付部と第1ケーブルレバー33との間に介設されて、第1ケーブルレバー33に車両後方側への回動力を付与する第1弾性部材(トーションコイルバネ35)とを有し、フューエルフィラードア23が開けられたときには、第1弾性部材の回動力で第1ケーブルレバー33が車両後方側へ回動して、スライダ34が車両後方側に移動し且つケーブル29が車両後方側に引かれ、フューエルフィラードア23が閉じられたときには、フューエルフィラードア23がスライダ34の先端に当接してスライダ34を押圧することにより、第1弾性部材の回動力に抗して、スライダ34が車両前方側に移動し、第1ケーブルレバー33が車両前方側に回動することにより、ケーブルが車両前方側へ押される構成である一方、ストッパ27は、ストッパ取付部に回動可能に支持されたストッパレバー43と、ストッパ取付部とストッパレバー43との間に介設されて、ストッパレバー43に第1弾性部材の回動力よりも弱い車両前方側への回動力を付与する第2弾性部材(トーションコイルバネ46)と、基端側がストッパ取付部に回動可能に支持され、且つ、先端側がケーブル29の前端側に回動可能に連結され、車両後方側へはストッパレバー43と係合してストッパレバー43とともに回動する一方、車両前方側へはストッパレバー43から独立して回動可能な第2ケーブルレバー42とを有し、フューエルフィラードア23が開けられたときには、ケーブル29を介して伝達される第1弾性部材の回動力によりストッパレバー43が、第2ケーブルレバー42とともに車両後方側に回動し、車両後方側へ移動するスライドドア22に当接してスライドドア22の車両後方側への移動を制限し、フューエルフィラードア23が閉じられたときには、第2ケーブルレバー42がケーブル29に押されて車両前方側へ回動し、且つ、ストッパレバー43が第1弾性部材の回動力により車両前方側へ回動して、スライドドア22の車両後方側への移動制限を解除し、スライドドア22がストッパレバー43に当接した状態でフューエルフィラードア23が閉じられたときには、ストッパレバー43が車両後方側に回動した状態のままである一方、第2ケーブルレバー42がケーブル29に押されて車両前方側へ回動する構成としたことを特徴とするものである。
As described above, the slide door
従って、本実施の形態例1のスライドドア中間ストッパ装置26によれば、スライドドア22がストッパレバー43に当接した状態でフューエルフィラードア23が閉じられても、ストッパレバー43は車両後方側(制限状態)に回動した状態(即ちスライドドア22がストッパレバー43に当接した状態)のままである一方、第2ケーブルレバー42はケーブル29に押されて車両前方側(ストッパレバー43との当接を解除する方向)へ回動するため(即ち、空振り機構により、ストッパレバー43とは独立して第2ケーブルレバー42のみが、車両前方側に回動するため)、フューエルフィラードア23を閉じることによってケーブル29に作用する圧縮力を、第2ケーブルレバー42の車両前方側への回動によって逃がすことができる。このため、前記圧縮力によってケーブル29などが破損するのを防止することができる。また、空振り機構がストッパ側に設けられているので、センサ側の構造の複雑化や大型化を抑制でき、レイアウトにしやすくなる。特に小型車等に用いる場合に有利となる。
なお、トーションコイルバネ46はスライドドア22の車両前方側への移動制限が解除される方向に付勢されるようにストッパ取付部とストッパレバー43との間に介装されているため、ケーブルの長さ、重さ、材質等による押し引き抵抗の違いにより付勢力を調整する必要がなく、異なる車種と部品の共通化が図れる。
Therefore, according to the slide door
The
<実施の形態例2>
図5は本発明の実施の形態例2に係るスライドドア中間ストッパ装置を備えた車両の側面図、図6(a)は前記スライドドア中間ストッパ装置のストッパを抽出して示す斜視図、図6(b)は図6(a)のO方向矢視図、図6(c)は図6(a)のP−P線矢視断面拡大図である。また、図7は前記スライドドア中間ストッパ装置の動作説明図であり、図7(a)及び図7(b)にはフューエルフィラードアを閉じたときの通常のセンサ及びストッパの動作を示し、図7(c)及び図7(d)にはフューエルフィラードアを開けたときのセンサ及びストッパの動作を示し、図7(e)及び図7(f)にはストッパにスライドドアの荷重がかかっている状態でフューエルフィラードアを閉じたときのセンサ及びストッパの状態を示す。なお、図7(a)、図7(c)及び図7(e)は説明の便宜上、ベースなどを一点鎖線で表した透視図となっている。
<
FIG. 5 is a side view of a vehicle provided with a sliding door intermediate stopper device according to
図5に示すように、車両51はリアドアとして電動又は手動でスライド(移動)するスライドドア52を備えており、しかも、このスライドドア52と同じ側の車両側面においてスライドドア52の後方にフューエルフィラードア53が配設されている。スライドドア52は下端部に備えたスライドドアロアアーム54が、車両前後方向に延びたスライドロアレール55に沿って移動することにより、矢印Q1,Q2の如く車両前後方向に移動することができるようになっている。
As shown in FIG. 5, the
かかる車両51においては、フューエルフィラードア53を開けて給油口(図示せず)から給油ガン(図示せず)によって給油中にスライドドア52が車両後方側に大きく移動すると、当該スライドドア53とフューエルフィラードア53や給油ガンとが干渉してこれらの破損するおそれがある。このため、車両51には本実施の形態例2のスライドドア中間ストッパ装置56が設けられている。
In such a
スライドドア中間ストッパ装置56はスライドドア52近傍のストッパ取付部に取り付けられたストッパ57と、フューエルフィラードア53近傍のセンサ取付部に取り付けられたセンサ28と、ストッパ57とセンサ28とを繋ぐケーブル29とを有し、フューエルフィラードア53が開けられていることをセンサ28によって検知したときにスライドドア52の車両後方側への移動量をストッパ57によって制限することにより、スライドドア52がフューエルフィラードア53や給油ガン(図示せず)に干渉するのを防止するための装置である。
The sliding door
なお、センサ28やケーブル29については、上記実施の形態例1のセンサ28と同様の構成である(図2(a)、図2(b)、図2(c)、図4(a)、図4(c)及び図4(e)参照)。一方、ストッパ57については、上記実施の形態例1のストッパ27と同様の機能を有するものであるが、各部の形状などが相違している。従って、ここではセンサ28やケーブル29についての詳細な説明は省略し、ストッパ57について詳細に説明する。
The
図6(a)、図6(b)及び図6(c)に示すように、ストッパ57はストッパ取付部としてのベース61、第2ケーブルレバー62、ストッパレバー63、第2弾性部材としてのトーションコイルバネ64などを備えている。
As shown in FIGS. 6A, 6B, and 6C, the
ベース61はスライドドア52の近傍において車両61の車体側に固定されている。ケーブルチューブ37の先端側は、ベース61に形成された固定部61aに固定されている。なお、ストッパ取付部としてはベース61に限らず、例えば車体に直接形成されたものであってもよい。
The
ストッパレバー63は縦長の板状部材であり、ベース61に固定されたピン65が基端側の穴63dに挿通され、ピン65に対して回動可能となっている。即ち、ストッパレバー63はピン65を介してベース61に回動可能に支持されている。また、ストッパレバー63の基端には係止部63aが形成されている。
The
ストッパレバー63のスライドドア52の移動を制限する制限状態、即ち車両後方側(矢印R1方向)への回動は、ベース61に形成された当接部61bにストッパレバー63の後面63bが当接することによって規制されるようになっている。即ち、スライドドア52が矢印Q1の如く車両後方側へ移動して、スライドドアロアアーム54がストッパレバー63(前面63c)に当接したとき、このストッパレバー63にかかる荷重を、ベース61の当接部61bによって支持するようになっている。なお、スライドドアロアアーム以外のスライドドアの部分(例えばスライドアッパアームやスライドドアのインナパネルに形成した突起など)が、ストッパレバーに当接するように構成してもよい。
When the
そして、第2ケーブルレバー62は、ピン65が基端側の穴62aに挿通されてピン65の頭部65aとストッパレバー63との間に位置しており、ピン65に対して回動可能となっている。即ち、第2ケーブルレバー62はピン65を介してベース61に回動可能に支持されている。また、第2ケーブルレバー62は先端側が、第1レバー部62Aと第2レバー部62Bに分岐されており、第1レバー部62Aにはケーブル29の前端部が回動可能に連結され、第2レバー部62Bにはストッパレバー63と係合する係合部62bが突設されている。
The
第2ケーブルレバー62の係合部62bはストッパレバー63の前面63cに係合(当接)するようになっている。従って、第2ケーブルレバー62が矢印S1の如く車両後方側へ回動する場合には、第2ケーブルレバー62の係合部62bがストッパレバー63の前面65cに係合するため、第2ケーブルレバー62とストッパレバー63がともに矢印R1,S1のように車両後方側へ回動することになる。これに対し、第2ケーブルレバー62が矢印S2のように車両前方側へ回動する場合には、第2ケーブルレバー62とストッパレバー63の係合がなく、第2ケーブルレバー62はストッパレバー63から独立して矢印S2のように車両前方側へ回動することが可能となっている。即ち、ストッパ57には、ストッパレバー63とは独立して、第2ケーブルレバー62のみを車両前方側へ回動することが可能な空振り機構が構成されている。
The engaging
ベース61とストッパレバー63の間には、ピン65の外周を囲むようにしてカラー66が介設されている。
A
トーションコイルバネ64はカラー66の外周に装着されてベース61とストッパレバー63との間に位置しており、一端64aがベース61の係止部61cに係止され、他端64bがストッパレバー63の係止部63aに係止されており、ストッパレバー63に対して、矢印R2の如くスライドドア52の移動の制限を解除する制限解除状態、即ち車両前方側への回動力を付与している。但し、このストッパ57側のトーションコイルバネ64の回動力は、センサ28側のトーションコイルバネ35の回動力よりも弱い。
The
かかる構成のスライドドア中間ストッパ装置56の動作を、図7に基づいて説明する。
The operation of the slide door
まず、図7(a)及び図7(b)に基づき、図7(c)のようにフューエルフィラードア53を開けた状態から、フューエルフィラードア53を閉じたときの通常のセンサ28及びストッパ57の動作について説明する。
First, based on FIG. 7A and FIG. 7B, the
図7(a)に示すようにセンサ28では、フューエルフィラードア23を矢印I2の如く車両後方側に回動(車体側に取り付けられた回動軸67回りに回動)させて閉じると、フューエルフィラードア53の基端部53aがスライダ34の先端(後端)に当接して、スライダ34が車両前方側へ押圧される。その結果、トーションコイルバネ35の回動力に抗して、フューエルフィラードア53の押圧力により、スライダ34が矢印J2の如く車両前方側へ移動され、第1ケーブルレバー33が矢印K2の如く車両前方側に回動され、ケーブル29が矢印N1の如く車両前方側へ押される。
As shown in FIG. 7A, in the
このとき、図7(b)に示すようにストッパ57では、第2ケーブルレバー62がケーブル29によって車両前方側へ押されることにより矢印S2の如く車両前方側に回動し、同時にストッパレバー63がトーションコイルバネ64の回動力により矢印R2の如く車両前方側に回動して水平の状態となる。その結果、ストッパレバー63によるスライドドア52の車両後方側への移動制限が解除されて、スライドドア52は通常の状態となる。即ち、スライドドア52を矢印Q1の如く車両後方側に移動させても、ストッパレバー63にスライドドアロアアーム54が当接しないため、ストッパレバー63によってスライドドア52の車両後方側への移動量が制限されることはない。
At this time, as shown in FIG. 7B, in the
次に、図7(c)及び図7(d)に基づき、図7(a)のようにフューエルフィラードア53が閉じた状態から、フューエルフィラードア53を開けたときのセンサ28及びストッパ57の動作について説明する。
Next, based on FIG. 7C and FIG. 7D, the
図7(c)に示すようにセンサ28では、フューエルフィラードア53を矢印I1の如く車両前方側に回動させて開けると、フューエルフィラードア53の基端部53aがスライダ34の先端から離れる。その結果、トーションコイルバネ35の回動力により、第1ケーブルレバー33が矢印K1の如く車両前方側に回動され、スライダ34が矢印J1の如く車両後方側へ移動され、ケーブル29が矢印N2の如く車両後方側へ引かれる。
As shown in FIG. 7C, in the
このとき、図7(d)に示すようにストッパ57では、第2ケーブルレバー62がケーブル29によって車両後方側に引かれることにより、即ち、ケーブル29を介して伝達されるトーションコイルバネ35の回動力により、矢印S1の如く車両後方側に回動する。更に第2ケーブルレバー62の係合部62bがストッパレバー63(前面63c)に係合するため、ストッパレバー63も矢印R1の如く車両後方側に回動して上向きの状態となる。このため、スライドドア52を矢印Q1の如く車両後方側に移動させようとしても、この移動途中でスライドドアロアアーム54がストッパレバー63に当接するため、スライドドア52の車両後方側への移動量がストッパ57(ストッパレバー63)によって制限される。従って、スライドドア52がフューエルフィラードア53や給油ガンと干渉するのを防止することができる。
At this time, as shown in FIG. 7D, in the
そして、図7(e)及び図7(f)に基づき、図7(c)のようにフューエルフィラードア53を開けた状態から(スライドドア52がストッパレバー63に当接している状態で)、フューエルフィラードア53を閉じたとき(特に坂道などでストッパレバー63にスライドドア52の荷重がかかっている状態でフューエルフィラードア53を閉じたとき)のセンサ28及びストッパ57の動作について説明する。
Then, based on FIG. 7 (e) and FIG. 7 (f), from a state where the
図7(e)に示すようにセンサ28では、図7(a)の場合と同様の動作をする。即ち、フューエルフィラードア23を矢印I2の如く車両後方側に回動(車体側に取り付けられた回動軸67回りに回動)させて閉じると、フューエルフィラードア53の基端部53aがスライダ34の先端に当接して、スライダ34が車両前方側へ押圧される。その結果、トーションコイルバネ35の回動力に抗して、フューエルフィラードア53の押圧力により、スライダ34が矢印J2の如く車両前方側へ移動され、第1ケーブルレバー33が矢印K2の如く車両前方側に回動され、ケーブル29が矢印N1の如く車両前方側へ押される。
As shown in FIG. 7E, the
このとき、図7(f)に示すようにストッパ57では、第2ケーブルレバー62がケーブル29によって車両前方側へ押されることにより矢印S2の如く車両前方側に回動する。しかし、ストッパレバー63にはスライドドアロアアーム54が当接して矢印の如くトーションコイルバネ64の回動力よりも大きなスライドドア52の荷重が車両後方へかかっているため、ストッパレバー63はトーションコイルバネ64の回動力によって矢印R2の如く車両前方側に回動することができず、上向きの状態とままとなる。即ち、空振り機構により、ストッパレバー63とは独立して第2ケーブルレバー62のみが、車両前方側に回動する。
At this time, as shown in FIG. 7 (f), in the
なお、その後にスライドドア22を矢印Q2の如く車両前方側に移動させてスライドドアロアアーム54がストッパレバー63から離れると、図7(b)と同様にストッパレバー63はトーションコイルバネ64の回動力により矢印R2の如く車両前方側に回動して水平状態となる。このため、ストッパレバー63によるスライドドア52の車両後方側への移動制限が解除されて、スライドドア52は通常の状態となる。
After that, when the
以上のように、本実施の形態例2のスライドドア中間ストッパ装置56は、スライドドア52側に位置するストッパ取付部(ベース61)に取り付けられたストッパ57と、スライドドア52の後方のフューエルフィラードア53側に位置するセンサ取付部(ベース31)に取り付けられたセンサ28と、ストッパ57とセンサ28とを繋ぐケーブル29とを有してなるスライドドア中間ストッパ装置であって、センサ28は、基端側がセンサ取付部に回動可能に支持され、且つ、先端側がケーブル29の後端側に回動可能に連結された第1ケーブルレバー33と、基端側が第1ケーブルレバー33の先端側に回動可能に連結されたスライダ34と、センサ取付部と第1ケーブルレバー33との間に介設されて、第1ケーブルレバー33に車両後方側への回動力を付与する第1弾性部材(トーションコイルバネ35)とを有し、フューエルフィラードア53が開けられたときには、第1弾性部材の回動力で第1ケーブルレバー33が車両後方側へ回動して、スライダ34が車両後方側に移動し且つケーブル29が車両後方側に引かれ、フューエルフィラードア53が閉じられたときには、フューエルフィラードア53がスライダ34の先端に当接してスライダ34を押圧することにより、第1弾性部材の回動力に抗して、スライダ34が車両前方側に移動し、第1ケーブルレバー33が車両前方側に回動することより、ケーブルが車両前方側へ押される構成である一方、ストッパ57は、ストッパ取付部に回動可能に支持されたストッパレバー63と、ストッパ取付部とストッパレバー63との間に介設されて、ストッパレバー63に第1弾性部材の回動力よりも弱い車両前方側への回動力を付与する第2弾性部材(トーションコイルバネ64)と、基端側がストッパ取付部に回動可能に支持され、且つ、先端側がケーブル29の前端側に回動可能に連結され、車両後方側へはストッパレバー63と係合してストッパレバー63とともに回動する一方、車両前方側へはストッパレバー63から独立して回動可能な第2ケーブルレバー62とを有し、フューエルフィラードア53が開けられたときには、ケーブル29を介して伝達される第1弾性部材の回動力によりストッパレバー63が、第2ケーブルレバー62とともに車両後方側に回動し、車両後方側へ移動するスライドドア52に当接してスライドドア52の車両後方側への移動を制限し、フューエルフィラードア53が閉じられたときには、第2ケーブルレバー62がケーブル29に押されて車両前方側へ回動し、且つ、ストッパレバー63が第1弾性部材の回動力により車両前方側へ回動して、スライドドア52の車両後方側への移動制限を解除し、スライドドア52がストッパレバー63に当接した状態でフューエルフィラードア53が閉じられたときには、ストッパレバー63が車両後方側に回動した状態のままである一方、第2ケーブルレバー62がケーブル29に押されて車両前方側へ回動する構成としたことを特徴とするものである。
As described above, the slide door
従って、本実施の形態例2のスライドドア中間ストッパ装置56によれば、スライドドア52がストッパレバー63に当接した状態でフューエルフィラードア53が閉じられても、ストッパレバー63は車両後方側(制限状態)に回動した状態(即ちスライドドア52がストッパレバー63に当接した状態)のままである一方、第2ケーブルレバー62はケーブル29に押されて車両前方側(ストッパレバー63との当接を解除する方向)へ回動するため(即ち、空振り機構により、ストッパレバー63とは独立して第2ケーブルレバー62のみが、車両前方側に回動するため)、フューエルフィラードア53を閉じることによってケーブル29に作用する圧縮力を、第2ケーブルレバー62の車両前方側への回動によって逃がすことができる。このため、前記圧縮力によってケーブル29などが破損するのを防止することができる。また、空振り機構がストッパ側に設けられているので、センサ側の構造の複雑化や大型化を抑制でき、レイアウトにしやすくなる。特に小型車等に用いる場合に有利となる。
なお、トーションコイルバネ64はスライドドア52の車両前方側への移動制限が解除される方向に付勢されるようにストッパ取付部とストッパレバー63との間に介装されているため、ケーブルの長さ、重さ、材質等による押し引き抵抗の違いにより付勢力を調整する必要がなく、異なる車種と部品の共通化が図れる。
Therefore, according to the slide door
The
本発明はスライドドア中間ストッパ装置に関するものであり、スライドドアがストッパレバーに当接した状態でフューエルフィラードアを閉じられても、ケーブルに作用する圧縮力によってケーブルなどの破損するのを防止する場合に適用して有用なものである。 The present invention relates to an intermediate stopper device for a sliding door, and even when a fuel filler door is closed in a state where the sliding door is in contact with a stopper lever, the cable or the like is prevented from being damaged by a compressive force acting on the cable. It is useful to apply to.
21 車両
22 スライドドア
23 フューエルフィラードア
24 スライドドアロアアーム
25 スライドロアレール
26 スライドドア中間ストッパ装置
27 ストッパ
28 センサ
29 ケーブル
31 ベース
31a 固定部
31b 係止部
31c 固定部
32 ピン
33 第1ケーブルレバー
33A 第1レバー部
33B 第2レバー部
33a 突起
34 スライダ
35 トーションコイルバネ
35a 一端
35b 他端
36 スライダ保持部材
37 ケーブルチューブ
38 リミットスイッチ
38a レバー
39 ハーネス
40 回動軸
41 ベース
41a 固定部
41b 当接部
42 第2ケーブルレバー
42a 係止部
42a−1 前面
42b 穴
43 ストッパレバー
43A 基端側部分
43B 先端側部分
44 ブラケット
44a 係止部
44b 穴
45 係合部材
45a 係合部
45a−1 後面
46 トーションコイルバネ
46a 一端
46b 他端
51 車両
52 スライドドア
53 フューエルフィラードア
54 スライドドアロアアーム
55 スライドロアレール
56 スライドドア中間ストッパ装置
57 ストッパ
61 ベース
61a 固定部
61b 当接部
61c 係止部
62 第2ケーブルレバー
62A 第1レバー部
62B 第1レバー部
62a 穴
62b 係止部
63 ストッパレバー
63a 係止部
63b 後面
63c 前面
63d 穴
64 トーションコイルバネ
64a 一端
64b 他端
65 ピン
65a 頭部
66 カラー
67 回動軸
21
Claims (2)
前記フューエルフィラードア開閉機構は、
前記フューエルフィラードアの開閉に連動して回動する第1ケーブルレバーを有し、
前記ストッパは、
前記第1ケーブルレバーに連動して回動する第2ケーブルレバーと、
前記第2ケーブルレバーと当接し、前記スライドドアの移動を制限する制限状態と制限を解除可能な制限解除状態とに切り替わるストッパレバーとを有し、
前記フューエルフィラードアの開に伴い前記第2ケーブルレバーが前記ストッパレバーを押圧する方向に回動し、前記ストッパレバーを制限状態とするとともに、
前記フューエルフィラードアの閉に伴い前記第2ケーブルレバーが前記ストッパレバーとの当接を解除する方向に回動し、前記ストッパレバーを制限解除状態とすることを特徴とするスライドドア中間ストッパ装置。 A slide door intermediate stopper device comprising a stopper provided on the vehicle body located on the slide door side, and a fuel filler door opening / closing mechanism provided on the vehicle body located on the fuel filler door side behind the slide door,
The fuel filler door opening and closing mechanism is
A first cable lever that rotates in conjunction with opening and closing of the fuel filler door;
The stopper is
A second cable lever that rotates in conjunction with the first cable lever;
A stopper lever that contacts the second cable lever and switches between a restriction state that restricts movement of the slide door and a restriction release state that can release the restriction;
With the opening of the fuel filler door, the second cable lever rotates in a direction to press the stopper lever, and the stopper lever is in a restricted state.
The sliding door intermediate stopper device is characterized in that the second cable lever is rotated in a direction to release the contact with the stopper lever as the fuel filler door is closed, and the stopper lever is in a restriction releasing state.
前記フューエルフィラードア開閉機構は、
基端側が車体に回動可能に支持され、且つ、先端側がケーブルの一端に連結された前記第1ケーブルレバーと、
基端側が前記第1ケーブルレバーに連結されるとともに先端が前記フューエルフィラードアに当接するスライダと、
前記車体と前記第1ケーブルレバーとの間に介設されて、前記第1ケーブルレバーに前記スライダを前記フューエルフィラードア側に突出させ前記フューエルフィラードアが開となる方向への回動力を付与する第1弾性部材とを有し、
前記ストッパは、
前記車体側に回動可能に支持された前記ストッパレバーと、
前記車体側と前記ストッパレバーとの間に介設されて、前記ストッパレバーに前記第1弾性部材の回動力よりも弱い制限解除状態への回動力を付与する第2弾性部材と、
基端側が前記車体側に回動可能に支持され、且つ、先端側が前記ケーブルの他端に連結され、制限状態へは前記ストッパレバーと係合して前記ストッパレバーとともに回動する一方、制限解除状態へは前記ストッパレバーから独立して回動可能な第2ケーブルレバーとを有し、
前記フューエルフィラードアが開けられたときには、前記ケーブルを介して伝達される前記第1弾性部材の回動力により前記ストッパレバーが、前記第2ケーブルレバーとともに制限状態に回動し、前記スライドドアに当接して前記スライドドアの移動を制限し、
前記フューエルフィラードアが閉じられたときには、前記第2ケーブルレバーが前記ケーブルに押されて前記ストッパレバーとの当接を解除する方向へ回動し、且つ、前記ストッパレバーが前記第1弾性部材の回動力により前記第2ケーブルレバーに追従するように制限解除状態へ回動して、前記スライドドアの移動制限を解除し、
前記スライドドアが前記ストッパレバーに当接した状態で前記フューエルフィラードアが閉じられたときには、前記ストッパレバーが制限状態のままである一方、前記第2ケーブルレバーが前記ケーブルに押されて前記ストッパレバーとの当接を解除する方向へ回動する構成としたことを特徴とするスライドドア中間ストッパ装置。 In the sliding door intermediate stopper device according to claim 1,
The fuel filler door opening and closing mechanism is
The first cable lever having a proximal end rotatably supported by the vehicle body and a distal end connected to one end of the cable;
A slider whose proximal end is connected to the first cable lever and whose distal end contacts the fuel filler door;
It is interposed between the vehicle body and the first cable lever, and the slider is projected to the fuel filler door side to the first cable lever to apply a turning force in the direction in which the fuel filler door is opened. A first elastic member;
The stopper is
The stopper lever supported rotatably on the vehicle body side;
A second elastic member that is interposed between the vehicle body side and the stopper lever, and applies a turning force to the stopper lever that is weaker than a turning force of the first elastic member.
The base end side is pivotally supported on the vehicle body side, and the distal end side is connected to the other end of the cable. To the restricted state, it engages with the stopper lever and rotates together with the stopper lever, while releasing the restriction. A second cable lever that can be rotated independently of the stopper lever,
When the fuel filler door is opened, the stopper lever is rotated together with the second cable lever to the restricted state by the turning force of the first elastic member transmitted through the cable, so that the door contacts the slide door. To limit the movement of the sliding door,
When the fuel filler door is closed, the second cable lever is pushed by the cable and rotates in a direction to release the contact with the stopper lever, and the stopper lever is moved to the first elastic member. Rotate to the restriction release state so as to follow the second cable lever by the rotational force, release the movement restriction of the sliding door,
When the fuel filler door is closed while the sliding door is in contact with the stopper lever, the stopper lever remains in a restricted state, while the second cable lever is pushed by the cable and the stopper lever A sliding door intermediate stopper device characterized in that it is configured to rotate in a direction to release contact with the sliding door.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006247370A JP2008069522A (en) | 2006-09-12 | 2006-09-12 | Intermediate stopper device of sliding door |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006247370A JP2008069522A (en) | 2006-09-12 | 2006-09-12 | Intermediate stopper device of sliding door |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104060900A (en) * | 2013-03-20 | 2014-09-24 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | Motor Vehicle Cover Locking Arrangment |
CN105822161A (en) * | 2016-04-29 | 2016-08-03 | 芜湖莫森泰克汽车科技股份有限公司 | Collision preventing mechanism of sliding door oil tank cover |
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2006
- 2006-09-12 JP JP2006247370A patent/JP2008069522A/en active Pending
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