JP2008067106A - 動画記録装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チャプターに含まれるシーンについてより詳細な情報を提供可能なタイトル画面を生成可能な動画記録装置を提供する。
【解決手段】 チャプター毎に代表静止画を表示する表示領域を有するタイトル画面のデータを生成する。この際、代表静止画をチャプター毎に複数とし、タイトル画面データを、各チャプターについて複数の静止画が繰り返し表示されるように構成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、動画記録装置及びその制御方法に関し、特に記録媒体に記録された動画データのタイトル画面データを生成可能な動画記録装置及びその制御方法に関する。
近年、映像データや音声データを記録可能な記録媒体として、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)を代表とする光ディスクが注目されている。光ディスクの一規格であるDVD−Video規格は、DVDプレイヤーが標準的にサポートする規格であるため、雑誌の付録や映像コンテンツの販売といった、商用目的で製作されるDVDにおいて広く採用されている。また、近年ではDVDドライブを搭載したPCが標準的になってきており、これらPCにおいても再生が可能である。
また、データ記録を主目的として定められた、DVD−RやDVD−RWといった規格に準拠した光ディスクも存在する。これらディスクにおいては、容量に余裕がある限りデータを記録することができる。またDVD−RWにおいてはデータの書き換えも可能である。しかし、このようにデータ記録可能なままの状態では、DVD−Video規格に準拠した再生装置で再生することができない。そこで、これらの記録可能な光ディスクをDVD−Video規格に準拠した再生装置によって再生可能な状態にするための処理を行う必要がある。この処理のことを一般にファイナライズ(処理)と言う。
近年、DVDを代表とした光ディスクへ動画及び静止画データ、音声データを記録するデジタルビデオカメラが開発されている。近年の記録媒体の大容量化及び圧縮技術の進歩により、1つの記録媒体に対して、長時間分の動画データを記録することが可能となっている。このような長時間の動画データが記録されている記録媒体を再生する際において、所望のシーンを可能な限り容易に、また短時間に検索できることが望まれている。
従来、動画データの検索を容易にするため、動画データをチャプターという単位で管理する手法が採られている。チャプターは先頭に頭出し可能なチャプターマーカが付与されたひとかたまりの動画データであり、1つのムービークリップ全体が1つのチャプターを構成することも、1つのムービークリップが複数のチャプターに区切られることもある。
チャプターマーカは、記録装置が撮影開始時や所定時間毎に自動的に付加したり、任意の場所にユーザが付加したりすることが可能である。
現在、光ディスクを記録媒体としたデジタルビデオカメラにおいて、撮影終了後に行うファイナライズ処理の過程で、各チャプターの代表画像を一覧表示するタイトル画面を作成するという手法が広く採用されている。このようなタイトル画面により、ユーザが所望のシーンを含んだ動画像を視覚的に検索することを可能とし、検索操作の容易化及び検索時間の短縮を実現している。
この一覧表示画面を作成する際の各チャプターの代表画像として、各チャプターの最初の完結画像データ(Iピクチャ)を選択する方法が広く用いられている(特許文献1参照)。また、各チャプターの動画像を表示させて、動画像の中の任意のシーンを代表画像としてユーザに選択させる手法も考えられている(特許文献2参照)。
特開2005−79823号公報 特開2005−302207号公報
しかし、特許文献1に記載されるような、各チャプターの最初のIピクチャを無作為に代表画像とする構成では、最初の画像が必ずしも代表画像としてふさわしくない場合があり得る。その場合、代表画像を見ても、そのチャプターにどういったシーンが記録されているのか判断することが困難となる。また、ユーザーが選択した任意のシーンを代表画像とする場合においても、1枚の代表画像だけではそのチャプターの一部しか表せず、他の内容とは関連がない場合が考えられる。つまり、チャプター毎に1つの代表画像を表示した場合、代表画像を一覧表示するタイトル画面を生成しても、ユーザが所望のシーンを含んだチャプターを特定することが困難な場合があると考えられる。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みなされたものである。本発明は、複数の管理単位から構成される動画データと、タイトル画面表示用データを記録する動画像記録装置及びその制御方法において、各管理単位の内容がより詳細に把握できるタイトル画面用データを生成可能とすることを目的とする。
上述の目的は、1つ以上の管理単位から構成される動画データを記録媒体に記録する動画記録装置であって、管理単位の各々から抽出された、少なくとも1枚の静止画を取得する取得手段と、管理単位の各々に対応する画像表示領域を有し、当画像表示領域において、対応する管理単位から抽出された静止画を表示するタイトル画面データを生成するタイトル画面生成手段と、動画データ及びタイトル画面データとを記録媒体に記録する記録手段とを有し、タイトル画面生成手段が、複数の静止画を抽出した管理単位については、対応する表示領域に、複数の静止画を繰り返し表示するようにタイトル画面データを生成することを特徴とする動画記録装置によって達成される。
また、上述の目的は、1つ以上の管理単位から構成される動画データを記録媒体に記録する動画記録装置の制御方法であって、管理単位の各々から抽出された、少なくとも1枚の静止画を取得する取得工程と、管理単位の各々に対応する画像表示領域を有し、当画像表示領域において、対応する管理単位から抽出された静止画を表示するタイトル画面データを生成するタイトル画面生成工程と、動画データ及びタイトル画面データとを記録媒体に記録する記録工程とを有し、タイトル画面生成工程が、複数の静止画を抽出した管理単位については、対応する表示領域に、複数の静止画を繰り返し表示するようにタイトル画面データを生成することを特徴とする動画記録装置によっても達成される。
このような構成により、本発明によれば、各管理単位の内容がより詳細に把握できるタイトル画面用データが生成可能となり、ユーザがタイトル画面から所望のシーンを含んだ管理単位を容易に特定することが可能になる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る動画記録装置の一例としてのデジタルビデオカメラの内部構成例を示す図である。
音声入出力部101はマイクなどの音声入力装置、及びスピーカなどの音声出力装置を含む。また、音声入出力部101は、アナログ音声信号をデジタル音声データに変換するA/D変換器及び、デジタル音声データをアナログ音声信号に変換するD/A変換器を含む。
撮像部103は、レンズユニット(光学系)、撮像素子(CCDセンサ、CMOSセンサ等)及びA/D変換器などを有し、被写体像をデジタル画像データとして出力する。
表示部105は、一般にはLCDであり、記録した動画の表示に使用したり、電子ビューファインダーとして使用したり、メニュー画面等の各種GUIの表示に使用したりする。
符号化/復号化処理部102は、動画、静止画及び音声データの符号化処理並びに復号化処理を行う。本実施形態では、動画及び音声データをMPEG(Moving Picture Experts Group )−2方式により符号化し、さらに時系列順に多重化して多重化ビデオデータを作成するものとする。また、静止画は、JPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)方式により符号化し、符号化静止画データを出力するものとする。なお、動画、静止画とも他の符号化方式を用いることができる。復号化時には符号化時と逆の動作を行い、各種データを復元する。
CPU107は、図示しないROMに記憶された制御プログラムを実行して各部を制御することにより、デジタルビデオカメラ全体の動作制御を行う。
操作入力部108は、スイッチやボタンなどの各種入力デバイスを含み、ユーザから入力された指示をCPU107へ伝える。
表示制御部106は、CPU107の制御に従って各種設定メニューやタイトルなどの情報を作成し、符号化/復号化処理部102より出力された画像データや、撮像部103からの画像データとともに表示部105へ出力する。
記録再生処理部110は記録媒体である光ディスク111の書き込み、読み出しを行なうヘッドやモータなどの機構や、それら機構を制御するための制御回路を備える。
カメラ制御部104はCPU107の指示により、ズーム駆動信号やフォーカス制御信号を撮像部103へ与えたり、撮像部103からのフォーカス検出信号などをCPU107へ出力する。
付加情報検知部112は、撮影時の付加情報、例えば音声データの大きさや、手ぶれの情報などを検知して、バス113を介してCPU107へ伝える。
バス113は、CPU107の制御により、接続された各部の間でデータの受け渡しを行う伝送路である。
図2は、DVD−Video規格に準拠したディスクのデータ構造を示す図である。
図2に示すように、ディスクは階層的なデータ構造を有する。まず、ディスクの内側から順に、リードイン領域201a、ファイルシステム領域201b、管理情報領域201c、データ記録領域201d、リードアウト領域201eを備える。ファイルシステム領域201bは、ファイルシステムの管理領域であり、UDF(Universal Disk Format)及びISO9660を採用する。管理情報領域201cは、ディスクに記録されているデータ全体の管理情報を保持する管理ファイルを備える。また、データ記録領域201dは、各VTS(Video Title Set)の内容と制御情報を保持する。
管理情報領域201cはVMG(Video Manager)202aを備える。また、データ記録領域201dは1つ以上のVTS202bが保持される。
VMG202aは、さらに、VMGI(VMG Information)203a、VMGM_VOBS(Video Object Set for VMG Menu)203b及び、VMGI_BUP(VMGI for Back UP)203cを備える。
VMGI203aはディスク上に記録されているデータのタイトル毎の管理情報やトップメニューの制御情報を保持する。VMGM_VOBS203bはトップメニューのデータを保持する。つまり、タイトル画面用データはVMGM_VOBS203bに格納される。VMGI_BUP203cはVMGI203aのコピーデータをバックアップ用に保持する。
また、VTS202bは、さらに、VTSI(VTS Information)204aと、VTSM_VOBS(Video Object Set for VTS Menu)204bと、VTSTT_VOBS(Video Object Set for Titles in a VTS)204cと、VTSI_BUP(VTSI for Back UP)204dとを備える。
VTSI204aは、そのVTSに含まれるタイトルのチャプター毎の管理情報及び制御情報及びメニューの制御情報を保持する。VTSM_VOBS204bは、チャプター毎のメニューのデータを保持する。VTSTT_VOBS204cは、そのVTSに含まれるタイトルのデータを保持する。VTSI_BUP204dは、VTSI204aのコピーデータをバックアップ用に保持する。
次に、VOBS(Video Object Set)の構成について説明する。VMGM_VOBS203bと、VTSM_VOBS204b及びVTSTT_VOBS204cは、それぞれのデータをVOBSの形式で保持する。
図2においては、例として、VTSM_VOBS204bについて示しているが、VMGM_VOBS203b、VTSTT_VOBS204cにおいても同様の構成を有する。VMGM_VOBS204bは、1つ以上のVOB(Video Object)205を備える。またVOB205は1つ以上のCell206から構成される。また、Cell206は1つ以上のVOBU(VOB Unit)207から構成される。
さらに、VOBU207は、NV_PCK(ナビゲーションパック)208aを先頭とするパック列で構成される。パックには他に、V_PCK(映像パック)208b、A_PCK(音声パック)208c、SP_PCK(サブピクチャパック)208d、ARI_PCK(追加記録情報パック)208eなどがある。
ナビゲーションパック208aは再生表示の制御情報や、データ検索情報などを保持する。映像パック208bは、映像データを保持し、音声パック208cは音声データを保持する。また、サブピクチャパック208dはサブピクチャのデータを保持する。追加記録情報パック208eは、例えば製品の製造元を示すコードや、撮影時間の情報や、撮影時のデジタルビデオカメラの設定などを記録することが出来る。また、追加記録情報パック208eは、開発者が自由に使用することができる領域として、例えば開発者用データ等の記録に利用することもできる。
次に、図3を用いて、DVD−Video規格に準拠したディスクのファイル構成についてさらに説明する。
各VTSファイル202b−1〜202b−nのリードイン(in)とリードアウト(out)の位置の情報は、ファイルシステム領域201bのファイルシステム及び管理情報領域201cの管理ファイルが管理している。しかし、VTS#1 202b−1のリードアウトから、VTS#2 202b−2のリードインまでの領域306(以下、中間領域と呼ぶ)については、管理情報領域201cの管理ファイルで管理されない。また、ファイルシステム領域201bのファイルシステムも、中間領域306のデータについては管理しないように設定することが可能である。中間領域307、308についても同様である。
この場合、中間領域306〜308は、記録媒体中の管理情報では管理されていないため、この記録媒体を他の動画記録装置で再生した場合には、中間領域306〜308がアクセスされることはない。しかし、この記録媒体にデータを記録した装置は、例えば内部メモリ等に、中間領域306〜308の位置情報を記録しておくことで、中間領域306〜308へアクセスすることが可能である。この仕組みを利用することで、データを記録した装置では、中間領域306〜308を、追加記録情報パック208eと同様、開発者が自由に使用可能な領域とすることが可能となる。
次に、本実施形態に係るデジタルビデオカメラにおける、タイトル画面データ作成処理について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ここでは、記録媒体へ記録する動画データが既にチャプターに分割されているものとする。上述したように、チャプターを規定するチャプターマーカは、動画記録装置が撮影時に自動的に付与したり、撮影後にユーザが追加、削除したりする等により設定することが可能である。
タイトル画面データの作成処理は、記録媒体111のファイナライズ処理の一部として行なわれる。ファイナライズ処理が開始されると、CPU107は、チャプター毎に、代表画像として予め定めた複数のシーンを静止画として抽出する(S101)。具体的には、記録媒体111に記録された各シーンのうち、抽出すべき静止画を含む部分を再生し、符号化復号化部102で復号する。そして、復号された部分の動画データから静止画として選択されたフレームを抽出し、一旦メモリ109に格納する。
ここでは、チャプター毎に5枚の静止画を抽出するものとする。静止画の抽出方法は特に制限されないが、例えば、各チャプター毎にフレーム間の相関の低下に基づいてシーンの切り替わりを5つ検出し、各シーンの先頭のIピクチャを抽出するように構成することができる。
図4は、動画データが6つのチャプターから構成される場合において、チャプター毎に5枚の静止画を抽出した状態を模式的に示す図である。図4においては、1チャプターが1つのVTSに対応するものとして記載しているが、例えば1つのVTSが複数のチャプターに論理的に分割されていても良い。
図4(a)〜(f)に示すように、6つのチャプターの各々について、5枚の静止画(1A〜1E、2A〜2E、3A〜3E、4A〜4E、5A〜5E)が抽出されている。次に、CPU107は、抽出した静止画の各々について、予め定められたタイトル画面での表示サイズに合わせて縮小処理を行い、サムネイル画像を作成する(S103)。CPU107は、生成したサムネイルをメモリ109に保存する。
次に、CPU107は、例えばメモリ109に予め保存された、タイトル画面のテンプレートデータと、S103で生成し、メモリ109に保存したサムネイル画像とを用い、タイトル画面データ用の静止画データの生成を行なう(S105)。
図5(a)〜(e)は、タイトル画面用の静止画データを模式的に示す図である。
ここで、タイトル画面のテンプレートデータは、6つのチャプターに対応した6つの表示領域を有する。なお、チャプターの数に合わせた複数のテンプレートを用意しておくことができる。
本例では、各チャプターについて5枚のサムネイル画像を生成した。従って、図5(a)〜(e)に示すように、タイトル画面用の静止画も5種類生成する。そして、図5(a)においては、各チャプターから検出された5つのシーンのうち、最初のシーンから作成された各サムネイル画像1A〜1Eを、対応する表示領域に配置する。同様に、図5(b)〜(e)においては、各チャプターから検出された5つのシーンのうち、2〜5番目のシーンから作成された各サムネイル画像2A〜2E,3A〜3E,4A〜4E、5A〜5Eを配置する。
次に、CPU107は、符号化/復号化処理部102を用い、タイトル画面用静止画から、タイトル画面用データを生成する(S107)。具体的には、タイトル画面用データは、タイトル画面を示す、数十秒〜数分の動画データであり、VMGI203aに格納された管理情報により、タイトルメニュー表示の際に、繰り返し再生される。
CPU107は、タイトル画面用静止画を、予め定めた周期でサムネイル画像の表示が切り替わるような順序で、動画フレームとして符号化/復号化処理部102に与え、MPEG2方式で符号化させることで、タイトル画面用データを生成する。例えば、フレームレートが30フレーム/秒で、5秒ごとにサムネイル画像の表示が切り替わるようにする場合には、各タイトル画面用静止画を150回ずつ繰り返しながら、符号化/復号化処理部102へ供給する。符号化/復号化処理部102は、MPEG2方式により符号化を行ない、得られたタイトル画面用データをメモリ109へ保存する。
このタイトル画面データは、DVD−Video規格に準拠した記録媒体を再生可能な機器(DVDプレイヤー、PC等)で再生可能である。
そして、CPU107は、タイトル画面用データをメモリ109から読み出し、記録再生処理部110を用いて、記録媒体111へ書き込む(S109)。上述の通り、タイトル画面用データは、VMGM−VOBS203bへ格納する。
最後に、CPU107は、リードアウトデータを書き込むなど、周知のファイナライズ処理を行なう(S111)。
ここでは、シーンの切り替わりに基づいて各チャプターから複数の静止画を抽出した。しかし、他の方法によっても複数の静止画を抽出することができる。
例えば、各チャプターの先頭から、一定時間毎のシーンを静止画として抽出することができる。図6(a)〜(f)は、図4と同様のチャプターについて、T1[sec]毎のシーンを静止画として抽出した場合を模式的に示す図である。
この場合、チャプターの長さに応じて、各チャプターから抽出する静止画の枚数が変動するが、タイトル画面用静止画の生成時やタイトル画面データの生成時に調整すればよい。例えば、最も多い5枚の静止画が抽出されたチャプター1(図6(a))及びチャプター6(図6(f))について、1秒周期でサムネイル画像の表示が切り替わるようなタイトル画面データを生成するとする。この場合、抽出された静止画の枚数が少ないチャプター2〜5についても、1秒周期でサムネイル画像の表示が切り替わるようにしてもよいし、サムネイル画像の表示周期を延ばしてもよい。例えば、チャプター2については約2.5で表示が切り替わるようにすれば、チャプター1、6が全種類のサムネイル画像を一通り表示し終わるのと同じタイミングで、チャプター2も全種類のサムネイル画像を一通り表示するようにできる。他のチャプターについても同様である。
また、チャプターから抽出する静止画を決定する他の方法として、全チャプター共通の所定フレーム数毎に抽出することもできる。さらに、撮影時にある条件を満たしたシーンについての時間情報、またはフレーム位置などの情報を記録媒体に記録しておき、この情報を用いてチャプターから静止画を抽出しても良い。
<変形例1>
また、チャプター毎に、先頭のIピクチャと、撮影時の付加情報の一例である音声データのレベルがある閾値を超えたシーンのIピクチャを静止画として抽出しても良い。
図7は、この方法に従い、各チャプターの先頭のIピクチャと、音声レベルがある閾値を超えたシーンを3シーンとの、計4シーンを検出し、静止画を抽出する場合の手順について示すフローチャートである。
S701で、CPU107は、記録再生処理部110を用いて、記録媒体111からあるチャプターの動画データ及び音声データを読み出し、符号化/復号化処理部102へ与える。符号化/復号化処理部102は、復号化処理を行ない、動画データ及び音声データを順次出力する。CPU107は、動画データから、先頭のIピクチャを検出し、メモリ109へ記録する。
S702で、CPU107は、検出したシーンが4つ未満かどうかを判定する。4つ未満の場合、CPU107は、符号化/復号化処理部102の出力する音声データのレベルを監視し、予め定めた閾値以上となったかどうかを判定する(S703)。
閾値未満の場合、CPU107は、S702及びS703の処理を繰り返し、音声データのレベル監視を継続する。閾値以上のレベルになったことが検出された場合、CPU107は、その時点に対応する動画データから静止画を抽出し、メモリ109に記録する。CPU107は、メモリ109に記録した静止画が4枚に達するまで、S702〜S704の処理を繰り返し実行する。なお、音声データのレベルが継続して閾値以上のレベルにある場合、連続した静止画の抽出は行なわない。閾値以下のレベルが所定時間継続するようになってから、再度閾値以上の音声データレベルとなった際に次の静止画の抽出を行なう。
4枚の静止画を抽出したら、CPU107は、それら静止画のサムネイル画像を生成し、次のチャプターの処理を行なう。全てのチャプターについて処理が終わると、CPU107は、図8のS105以降の処理を行ない、タイトル画面データを生成する。
ここでは音声のレベルが閾値を超えたものを先頭から順に規定数に達するまで検出を行ったが、規定枚数に達した後も、チャプターの終わりまで処理を継続し、チャプター全体で上位規定数の音声データレベルに対応する画像データから静止画を抽出しても良い。
また、音声データのレベル以外にも、例えば、ズーム倍率がある閾値を超えた時点を検出したり、動画撮影中に静止画が記録されたタイミングなど、撮影時の付加情報がある条件を満たした時点を検出して、静止画を抽出するようにしてもよい。
このように、本実施形態によれば、各チャプターについて複数の静止画を抽出し、各チャプターに対応した表示領域に、抽出した複数の静止画を順次表示するようなタイトル画面用データを生成する。そのため、各チャプターに含まれるシーンについて、より詳細な情報をユーザに与えること可能となり、ユーザが所望のシーンを含むチャプターをタイトル画面から一層容易に特定することが可能となる。
また、本実施形態の動画記録装置でファイナライズした記録媒体は、タイトル画面データを含め、例えばDVD−Video準拠の動画再生装置などの、他の動画再生装置においても再生可能である。
(他の実施形態)
上述の実施形態においては、ファイナライズ時にサムネイル画像とタイトル画面データの作成を行うものとして説明を行った。しかし、撮影時にある条件を満たしたシーンの時間情報等を記録媒体に記録して、単位データ(例えば、撮影を開始してから、撮影終了(一時停止除く)までに得られた撮影データ)の撮影終了時にサムネイル画像を作成してもよい。そして、このサムネイル画像を記録媒体に記録しておき、ファイナライズ時にはシーン検出等を行なわずに記録媒体に記録されたサムネイル画像を用いてタイトル画面を作成すれば、タイトル画面データの作成時間を短縮できる。結果としてファイナライズ処理に要する時間が短縮される。
また、タイトル画面データを作成する過程で一時的に保持しておく必要のあるデータ、例えばサムネイル画像、検出したシーンの情報及び撮影時の付加情報は、中間領域306(図3)に記録することもできる。この場合、メモリ109に中間領域306のどの位置に書き込んだかを記憶しておくことで、タイトル画面データ生成時に読み出して使用することができる。なお、上述の通り、中間領域306は他の装置でアクセスできない領域であるため、記録媒体111を他の装置で再生する際に影響を与えない。
また、従来から行なわれているように、タイトル画面におけるサムネイル画像の表示領域を例えば再生装置のリモコン操作によって選択可能とし、選択された表示領域に対応するチャプターの再生を開始するよう、タイトル画面データを生成することも可能である。
また、前述の実施形態では、管理単位の一例としてチャプターを採用し、チャプター毎にサムネイル画像を生成する構成を例に取って説明した。しかしながら、他の管理単位毎にサムネイル画像を生成するように構成することももちろん可能である。他の管理単位の一例には、タイトルがある。即ち、チャプターやタイトルなどの管理単位毎に、各管理単位を代表する複数のサムネイル画像を抽出することで、前述の如く、ファイナライズ時にタイトル画像データを生成することが可能となる。
さらに、前述の実施形態では、動画記録装置の一例としてビデオカメラを例として説明した。しかし、所謂DVDレコーダのような、撮影機能を持たない動画記録装置であっても良いことは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る動画記録装置の一例としてのデジタルビデオカメラの内部構成例を示す図である。 DVD−Video規格に準拠したディスクのデータ構造を示す図である。 DVD−Video規格に準拠したディスクのファイル構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係るデジタルビデオカメラにおける静止画抽出方法の一例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るデジタルビデオカメラが生成するタイトル画面用の静止画データを模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係るデジタルビデオカメラにおける静止画抽出方法の別の例を説明する図である。 本発明の実施形態の変形例に係るデジタルビデオカメラにおける静止画抽出方法の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係るデジタルビデオカメラにおける、タイトル画面データ作成処理について説明するフローチャートである。

Claims (10)

  1. 1つ以上の管理単位から構成される動画データを記録媒体に記録する動画記録装置であって、
    前記管理単位の各々から抽出された、少なくとも1枚の静止画を取得する取得手段と、
    前記管理単位の各々に対応する画像表示領域を有し、当該画像表示領域において、対応する管理単位から抽出された前記静止画を表示するタイトル画面データを生成するタイトル画面生成手段と、
    前記動画データ及び前記タイトル画面データとを前記記録媒体に記録する記録手段とを有し、
    前記タイトル画面生成手段が、複数の静止画を抽出した管理単位については、対応する前記表示領域に、前記複数の静止画を繰り返し表示するように前記タイトル画面データを生成することを特徴とする動画記録装置。
  2. 前記管理単位の各々から、少なくとも1枚の静止画を抽出する抽出手段をさらに有し、
    前記取得手段が、前記抽出手段の抽出した静止画を取得することを特徴とする請求項1記載の動画記録装置。
  3. 前記記録媒体に対してファイナライズ処理を実行するファイナライズ手段を備え、前記記録媒体がファイナライズ処理を必要とする記録媒体であり、前記抽出手段が前記ファイナライズ処理の一部として前記静止画の抽出を行なうことを特徴とする請求項2記載の動画記録装置。
  4. 前記抽出手段が、前記管理単位のシーンの切り替わり時点の静止画を抽出することを特徴とする請求項2又は3記載の動画記録装置。
  5. 前記抽出手段が、一定周期で前記管理単位から静止画を抽出することを特徴とする請求項2又は3記載の動画記録装置。
  6. 前記抽出手段が、撮影時の付加情報が予め定めた条件を満たした時点の静止画を抽出することを特徴とする請求項2又は3記載の動画記録装置。
  7. 前記取得手段が、前記記録媒体に予め記録された静止画を取得することを特徴とする請求項1記載の動画記録装置。
  8. 前記取得手段が、前記記録媒体に記録された管理情報において管理されていない記録領域から前記静止画を取得することを特徴とする請求項7記載の動画記録装置。
  9. 前記管理単位がチャプター又はタイトルであることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の動画記録装置。
  10. 1つ以上の管理単位から構成される動画データを記録媒体に記録する動画記録装置の制御方法であって、
    前記管理単位の各々から抽出された、少なくとも1枚の静止画を取得する取得工程と、
    前記管理単位の各々に対応する画像表示領域を有し、当該画像表示領域において、対応する管理単位から抽出された前記静止画を表示するタイトル画面データを生成するタイトル画面生成工程と、
    前記動画データ及び前記タイトル画面データとを前記記録媒体に記録する記録工程とを有し、
    前記タイトル画面生成工程が、複数の静止画を抽出した管理単位については、対応する前記表示領域に、前記複数の静止画を繰り返し表示するように前記タイトル画面データを生成することを特徴とする動画記録装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010266940A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Kaisen Baitai Kenkyusho:Kk 情報検閲システム、情報公開サーバ、情報検閲装置、情報検閲方法、及び情報検閲プログラム

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