JP2008047444A - Fuel cell system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、反応ガスを電気化学反応させて発電する燃料電池を備えた燃料電池システムに関する。 The present invention relates to a fuel cell system including a fuel cell that generates electric power by electrochemical reaction of a reaction gas.
近年、燃料ガスと酸化ガス(以下、これらを反応ガスという。)の電気化学反応によって発電する燃料電池をエネルギ源とした燃料電池システムが注目されている。このような燃料電池システムには、燃料電池への反応ガスを加湿する加湿器を備えたものがあり、さらには、反応ガスの湿度をコントロールするために加湿器に対してこれをバイパス可能なバイパス通路を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
上記のように燃料電池への反応ガスを加湿する加湿器を備えた燃料電池システムにおいては、加湿器が高温の条件下にさらされると、その性能が劣化してしまう可能性があった。例えば、中空糸の内外の一方に被加湿ガスとしての反応ガス、他方に加湿ガスとしての反応オフガスを流通させることで水蒸気交換を行うタイプの加湿器では、高温下で中空糸が劣化してしまう。 In the fuel cell system including the humidifier that humidifies the reaction gas to the fuel cell as described above, the performance may be deteriorated when the humidifier is exposed to a high temperature condition. For example, in a humidifier that exchanges water vapor by circulating a reaction gas as a humidified gas on one of the inside and outside of the hollow fiber and a reaction off gas as a humidified gas on the other, the hollow fiber deteriorates at high temperatures. .
そこで、本発明は、加湿器の性能劣化を抑制することができる燃料電池システムを提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the fuel cell system which can suppress the performance degradation of a humidifier.
上記目的を達成するため、本発明は、反応ガスを電気化学反応させて発電する燃料電池と、該燃料電池への反応ガスを加湿する加湿器とを備えた燃料電池システムであって、前記加湿器の温度上昇を抑制する温度上昇抑制手段を有している。 In order to achieve the above object, the present invention provides a fuel cell system comprising a fuel cell for generating electricity by electrochemical reaction of a reaction gas, and a humidifier for humidifying the reaction gas to the fuel cell, wherein the humidification Temperature rise suppression means for suppressing the temperature rise of the vessel.
かかる構成とすることによって、温度上昇抑制手段が加湿器の温度上昇を抑制することになるため、加湿器が高温の条件下にさらされることを抑制することができる。 By setting it as this structure, since a temperature rise suppression means will suppress the temperature rise of a humidifier, it can suppress that a humidifier is exposed to high temperature conditions.
この場合、前記温度上昇抑制手段が、循環する冷媒により前記加湿器の温度上昇を抑制する冷媒循環装置であっても良い。 In this case, the temperature rise suppression means may be a refrigerant circulation device that suppresses the temperature rise of the humidifier by circulating refrigerant.
また、前記温度上昇抑制手段が、前記加湿器の外側に設けられて外気と熱交換する放熱フィンであっても良い。 Further, the temperature rise suppression means may be a radiating fin provided outside the humidifier to exchange heat with the outside air.
加えて、前記燃料電池を冷媒にて温度制御する冷却系を備える場合には、前記冷媒循環装置が、前記燃料電池と共通の冷媒を用いても良い。 In addition, when a cooling system that controls the temperature of the fuel cell with a refrigerant is provided, the refrigerant circulation device may use a common refrigerant with the fuel cell.
さらに、前記温度上昇抑制手段が、前記加湿器の温度に応じて該加湿器の温度上昇を制御するものであっても良い。 Furthermore, the temperature rise suppression means may control the temperature rise of the humidifier according to the temperature of the humidifier.
この場合、前記温度上昇抑制手段が、前記加湿器に向かうガスを該加湿器に対してバイパスさせることで該加湿器の温度上昇を抑制するものであっても良い。 In this case, the temperature rise suppression means may suppress the temperature rise of the humidifier by bypassing the gas toward the humidifier to the humidifier.
本発明によれば、加湿器が高温の条件下にさらされることを抑制することが可能になり、加湿器の性能劣化を抑制することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes possible to suppress that a humidifier is exposed to high temperature conditions, and can suppress the performance deterioration of a humidifier.
次に、本発明に係る燃料電池システムの第1実施形態を図1〜図10を参照しつつ説明する。 Next, a first embodiment of a fuel cell system according to the present invention will be described with reference to FIGS.
図1は、燃料電池システム1のシステム構成図である。この燃料電池システム1は、燃料電池自動車の車載発電システムや船舶、航空機、電車あるいは歩行ロボット等のあらゆる移動体用の発電システム、さらには、建物(住宅、ビル等)用の発電設備として用いられる定置用発電システム等に適用可能であるが、具体的には自動車用となっている。
FIG. 1 is a system configuration diagram of the
燃料電池システム1は、反応ガス(酸化ガス及び燃料ガス)の供給を受けて電力を発生する燃料電池10を備えるとともに、この燃料電池10への酸化ガス(空気)のガス供給を調整するカソード系の酸化ガス配管系2と、燃料ガス(水素ガス)のガス供給を調整するアノード系の燃料ガス配管系3と、燃料電池10の温度を制御するために冷媒としての冷却水を循環させる冷却系4と、を備えている。
The
酸化ガス配管系2は、加湿器20により加湿された酸化ガス(空気)を燃料電池10に供給する酸化ガス供給配管21と、燃料電池10から排出された酸化オフガスを加湿器20に導く導出配管22と、加湿器20から外部に酸化オフガスを導くための排出配管23とを備えている。酸化ガス供給配管21には、大気中の酸化ガス(空気)を取り込んで加湿器20に圧送するコンプレッサ24が設けられている。
The oxidizing
燃料ガス配管系3は、図示略の燃料供給源から供給される燃料ガスを燃料電池10に供給するとともに燃料電池10から排出された燃料ガスのオフガスを再び燃料電池10に戻し、あるいは希釈して外気に排気する。
The fuel
そして、燃料ガス配管系3から燃料電池10に供給された燃料ガスと、コンプレッサ24による圧送で酸化ガス供給配管21を介し加湿器20で加湿されて燃料電池10に導入された酸化ガスとが、燃料電池10において電気化学反応を起こし発電する。
The fuel gas supplied from the fuel
冷却系4は、燃料電池10に接続されて冷却水を循環させる冷却配管41を備えている。また、この冷却配管41には、冷却水の熱を外部に放熱する燃料電池冷却用ラジエータ42、及び冷却水を加圧して循環させるポンプ43が設けられており、燃料電池冷却用ラジエータ42には、モータによって回転駆動される冷却ファン42aが設けられている。
The
そして、第1実施形態において、冷却配管41におけるポンプ43の下流側かつ燃料電池10の上流側から分岐して、燃料電池10の下流側かつ燃料電池冷却用ラジエータ42の上流側に合流する分岐配管51が設けられており、この分岐配管51には、上流側から順に、分岐配管51を開閉するバルブ52、分岐配管51を流れる冷却水の熱を外部に放熱する加湿器冷却用ラジエータ53、及び加湿器20が配置されている。加湿器冷却用ラジエータ53には、モータによって回転駆動される冷却ファン53aが設けられている。
In the first embodiment, the branch pipe that branches from the downstream side of the
加湿器20は、図2に示すように、ケース60と、このケース60内に収納された中空糸束61とを有している。ここで、ケース60は、例えばアルミニウムを主体として形成されており、間に冷媒流路62を形成するように外殻が全体として二重構造をなしている。ケース60の一端部には分岐配管51の加湿器冷却用ラジエータ53側に接続されて冷却水を冷媒流路62に導く冷媒導入口63が設けられ、ケース60の他端部には分岐配管51の加湿器冷却用ラジエータ53とは反対側に接続されて冷媒流路62を流れた後の冷却水を排出する冷媒排出口64が設けられている。
As shown in FIG. 2, the
また、ケース60は、冷媒導入口63と同じケース60の一端部に設けられてケース60内に燃料電池10からの湿度の高い高温の酸化オフガスが導入されるオフガス導入口65と、ケース60内の中央にあり中空糸束61が配置されることで導入された酸化オフガスから円柱状の中空糸束61で吸湿する円筒状の室66と、冷媒排出口64と同じケース60の他端部に設けられて中空糸束61で吸湿後の酸化オフガスを外気に排気するオフガス排出口67とを有している。
In addition, the
さらに、ケース60は、コンプレッサ24で圧送された酸化ガスが導入され、導入された酸化ガスを加湿のため中空糸束61に導く酸化ガス導入口68と、酸化ガス導入口68とは反対側に設けられて中空糸束61で加湿後の酸化ガスを燃料電池10に向けて排出する酸化ガス排出口69とを有している。
Furthermore, the
なお、この加湿器20において、オフガス導入口65から導入された酸化オフガスは、中空糸束61を構成している各中空糸の中空部(内側)を流通し、酸化ガス導入口68から導入されて酸化オフガスにより加湿される酸化ガスは、各中空糸の外周側(外側)を流通するが、これら酸化オフガスと酸化オフガスとは、図示略のシール(コンタミ防止)機構によって互いに混ざり合うことはない。
In this
そして、例えば、燃料電池10を冷却するため燃料電池冷却用ラジエータ42の冷却ファン42a及びポンプ43が駆動状態にあるとき、加湿器冷却用ラジエータ53の冷却ファン53aを停止状態のまま、バルブ52を開くと、冷却配管41を流れ燃料電池冷却用ラジエータ42で外気と熱交換されポンプ43で燃料電池10に向け圧送された冷却水の一部が、分岐して支流となって分岐配管51に流れることになる。
Then, for example, when the
すると、この冷却水の支流が加湿器20を通過することで加湿器20の冷媒流路62内を通り、加湿器20と熱交換を行ってその温度上昇を抑制し、燃料電池10を冷却後の本流の冷却水に合流することになる。
Then, the tributary of the cooling water passes through the
また、例えば、燃料電池10を冷却するため燃料電池冷却用ラジエータ42の冷却ファン42a及びポンプ43が駆動状態にあるとき、加湿器冷却用ラジエータ53の冷却ファン53aを駆動して、バルブ52を開くと、冷却配管41を流れ燃料電池冷却用ラジエータ42で外気と熱交換されポンプ43で燃料電池10に向け圧送された冷却水の一部が支流となって分岐配管51を流れ、加湿器冷却用ラジエータ53で外気と熱交換された後に加湿器20を通過することになって、加湿器20の冷媒流路62内を通り加湿器20と熱交換を行って温度上昇をさらに抑制する。
Further, for example, when the
よって、冷却配管41、燃料電池冷却用ラジエータ42、ポンプ43、分岐配管51、バルブ52、及び加湿器冷却用ラジエータ53と、これらを制御する制御装置70とが、循環する冷却水であって燃料電池10と共通の冷却水を用いて、この冷却水により加湿器20の温度上昇を抑制する冷媒循環装置(温度上昇抑制手段)71を構成する。
Therefore, the
制御装置70は、例えば、加湿器20の温度を直接検出するセンサからの信号に基づいて、バルブ52の開閉及び加湿器冷却用ラジエータ53の冷却ファン53aの駆動、つまり、加湿器20の温度上昇の抑制制御を行う。なお、加湿器20の温度上昇の発熱源は主として燃料電池10であり、燃料電池10の温度上昇に応じて加湿器20の温度も上昇することから、加湿器20の温度を直接検出するのではなく、加湿器20の温度の代用として燃料電池10側の温度を検出し、この燃料電池10側の温度に基づいて制御を行うこともできる。
For example, based on a signal from a sensor that directly detects the temperature of the
つまり、加湿器20の温度上昇の一発熱源である燃料電池10の温度が高ければ、燃料電池10から排出される酸化オフガスの温度がこれに応じて高くなり、この酸化オフガスが導入される加湿器20の温度もこれに応じて高くなるため、燃料電池10の温度で制御を行うこともできるのである。
That is, if the temperature of the
ここでは、燃料電池10を通過直後の冷却水の出口温度や、燃料電池10を通過直後の酸化オフガスの出口温度から、燃料電池10の温度を検出し、この燃料電池10の温度に基づいて冷媒循環装置71のバルブ52の開閉及び加湿器冷却用ラジエータ53の冷却ファン53aの駆動、つまり、加湿器20の温度上昇の抑制制御を行う。
Here, the temperature of the
制御装置70は、例えば、燃料電池10の所定の暖機運転中を除いて、ポンプ43を駆動しており、冷却水を燃料電池10に循環させている。そして、燃料電池10の温度に応じて、燃料電池冷却用ラジエータ42の冷却ファン42aの駆動を制御する。検出した燃料電池10の温度が、例えば所定値より高ければ冷却ファン42aを駆動状態として、冷却配管41の冷却水を燃料電池冷却用ラジエータ42で外気と熱交換(冷却)させる一方、所定値より低ければ冷却ファン42aを停止状態とする。
For example, the
また、制御装置70は、例えば、検出した燃料電池10の温度が第1の所定値未満である場合には、加湿器冷却用ラジエータ53の冷却ファン53aを停止状態としバルブ52も閉状態とする。つまり、冷媒循環装置71による加湿器20の温度上昇の抑制制御は行わない。この状態では燃料電池10の温度制御のみが行われる。
For example, when the detected temperature of the
他方、燃料電池10の温度が第1の所定値以上である場合に、制御装置70は、冷媒循環装置71で加湿器20の温度上昇の第1の抑制制御を行う。つまり、加湿器冷却用ラジエータ53の冷却ファン53aは停止状態としバルブ52を開状態とする。
On the other hand, when the temperature of the
すると、燃料電池10を冷却するために冷却配管41を流れ適宜燃料電池冷却用ラジエータ42で外気と熱交換されポンプ43で燃料電池10に向け圧送された冷却水の一部が、分岐して支流となって分岐配管51に流れ、加湿器20のケース60内の冷媒流路62を通過して加湿器20と熱交換(冷却)を行う。
Then, in order to cool the
さらに、燃料電池10の温度が第1の所定値よりも高い第2の所定値以上である場合に、制御装置70は、冷媒循環装置71で加湿器20の温度上昇の第2の抑制制御を行う。つまり、加湿器冷却用ラジエータ53の冷却ファン53aを駆動状態としてバルブ52を開状態とする。
Furthermore, when the temperature of the
すると、燃料電池10を冷却するために冷却配管41を流れ冷却ファン42aが駆動状態にある燃料電池冷却用ラジエータ42で外気と熱交換されポンプ43で燃料電池10に向け圧送された冷却水の一部が、分岐して支流となって分岐配管51に流れ、加湿器冷却用ラジエータ53でさらに熱交換(冷却)された後に、加湿器20内の冷媒流路62を通過して加湿器20と熱交換(冷却)を行う。
Then, in order to cool the
なお、燃料電池10の温度が第2の所定値以上になる場合としては、例えば、燃料電池10の高負荷運転(発電要求が比較的高い場合の運転)の状態が続く場合や、燃料電池10が劣化し抵抗が増加してきて発熱量が大きくなる場合等であり、燃料電池冷却用ラジエータ42では十分な温度低下が見込めない場合である。
In addition, as a case where the temperature of the
なお、上記のように温度を基準値と比較するだけではなく、温度が基準値を超えた時点での温度上昇速度から、今後所定時間の間に、加湿器20の温度が上記した第1の所定値以上になると推測される場合に、上記した第1の抑制制御を行い、今後所定時間の間に、加湿器20の温度が上記した第2の所定値以上になると推測される場合に、上記した第2の抑制制御を行うようにしても良い。
Note that not only the temperature is compared with the reference value as described above, but also the temperature of the
以上に述べた第1実施形態によれば、必要により冷媒循環装置71が加湿器20の温度上昇を抑制することになるため、加湿器20が長時間高温の条件下にさらされることを抑制することができる。したがって、加湿器20の特に熱によるダメージが大きい中空糸束61の性能劣化を抑制でき、加湿性能の耐久性を確保することができる。
According to 1st Embodiment described above, since the refrigerant |
また、循環する冷媒により加湿器20の温度上昇を抑制する冷媒循環装置71を用いて加湿器20の温度上昇を抑制するため、安定的に加湿器20の温度上昇を抑制することができる。加えて、加湿器20の温度上昇を抑制する冷媒循環装置71が、燃料電池10と共通の冷却水を用いるため、ポンプ43等のシステム構成が共用でき、低コスト化を図ることができる。
Moreover, since the temperature rise of the
さらに、冷媒循環装置71が、加湿器20の温度に応じて変化する燃料電池10の温度に応じて、加湿器20の温度上昇の抑制制御を行うため、無駄なく適正に加湿器20の温度上昇を抑制することができる。
Furthermore, since the
なお、第1実施形態に係る燃料電池システム1において、加湿器冷却用ラジエータ53を設けずに、燃料電池冷却用ラジエータ42のみで加湿器20の温度上昇抑制制御(第1の抑制制御)を行っても良い。
In the
また、第1実施形態に係る燃料電池システム1において、加湿器20を図3〜図9に示すように変更しても良い。
Moreover, in the
図3の加湿器20では、燃料電池10から湿度の高い高温の酸化オフガスが導入されるオフガス導入口65の近傍に対して集中的に熱交換を行うようにケース60をオフガス導入口65の周囲及びその近傍のみ二重構造として、この部分に、冷媒導入口63及び冷媒排出口64に接続される冷媒流路80を形成している。このように構成すると、ケース60の全体を二重構造とする場合と比べて、ケース60の低コスト化及び小型化を図ることができる。
In the
図4の加湿器20では、ケース60と中空糸束61との間に、分岐した複数の配管81で、冷媒導入口63及び冷媒排出口64に接続される冷媒流路82を形成し、中空糸束61の周囲を冷却水が流れるようにして、より近い位置で中空糸束61と熱交換を行う。このように構成すると、ケース60の全体を二重構造とする場合と比べて、ケース60の低コスト化及び小型化を図ることができる。
In the
図5の加湿器20では、中空円筒状をなす中空糸束61の中心軸上を貫通するようにケース60内に配管83を通して、冷媒導入口63及び冷媒排出口64に接続される冷媒流路84を形成し、中空糸束61の中央の中空部を冷却水が流れるようにして、中空糸束61と熱交換を行う。このように構成すると、ケース60の全体を二重構造とする場合と比べて、ケース60の低コスト化及び小型化を図ることができる。また、図4の加湿器20と比べて中空糸束61の中央の熱のこもりを抑制でき、冷却性能を向上させることができる。
In the
図6の加湿器20では、図2の加湿器20のケース60の外側に、外気との熱交換を促進することが可能な放熱フィン(温度上昇抑制手段)85をさらに設けて、走行風を放熱フィン85に当てて温度上昇の抑制性能を向上させている。
In the
図7の加湿器20では、図3の加湿器20のケース60のオフガス導入口65の周囲及びその近傍にのみ外気と熱交換する放熱フィン86をさらに設けて、走行風を放熱フィン86に当てて温度上昇の抑制性能を向上させている。
In the
なお、以上の構成を適宜組み合わせても良い。例えば、図8の加湿器20では、ケース60の全体を二重構造として冷媒流路62を形成するとともに、この冷媒流路62から分岐して中空糸束61の中心軸上を貫通するように配管83を通して冷媒流路84を形成し、ケース60の全体と中空糸束61の中央とを冷却水が流れるようにして、ケース60及び中空糸束61と熱交換を行う。
In addition, you may combine the above structure suitably. For example, in the
つまり、図2の加湿器20の構成と図5の加湿器20の構成とを組み合わせる。このように構成すると、さらに熱交換性能を向上させることができるとともに、中空糸束61をより均一に冷却することができる。よって、熱による劣化を中空糸束61の全体で均等に抑制することができる。
That is, the configuration of the
また、図9の加湿器20では、ケース60と中空糸束61との間に、冷媒導入口63Aと冷媒排出口64Aとを有する配管81で冷媒流路82を形成するとともに、中空糸束61の中心軸上を貫通するように、冷媒導入口63Bと冷媒排出口64Bとを有する配管83を通して冷媒流路84を形成して、中空糸束61の周囲と中央とで熱交換を行う。
Further, in the
つまり、図4の加湿器20の構成と図5の加湿器20の構成とを組み合わせる。このように構成すると、さらに熱交換性能を向上させることができるとともに、中空糸束61をより均一に冷却することができる。よって、熱による劣化を中空糸束61の全体で均等に抑制することができる。
That is, the configuration of the
この場合、図10に示すように、分岐配管51を中空糸束61の周囲の配管81に接続させるとともに、分岐配管51の加湿器20の直前位置からさらに分岐する分岐配管88を中空糸束61の中心軸上の配管83に接続させる。
In this case, as shown in FIG. 10, the
そして、分岐配管51における分岐配管88の分岐位置よりも下流に別途のバルブ89を設けて、例えば、燃料電池10の温度が所定値未満の場合、バルブ89を閉じて中空糸束61の中心軸上の配管83にのみ冷却水を流し、燃料電池10の温度が所定値以上の場合、バルブ89を開いて中空糸束61の中心軸上の配管83に加えて、中空糸束61の周囲の配管81にも冷却水を流すようにして冷却能力を調整する。
Then, a
次に、本発明に係る燃料電池システムの第2実施形態を図11を参照しつつ第1実施形態との相違部分を中心に説明する。この第2実施形態においては、加湿器20の温度上昇を抑制する冷却ラインが、燃料電池10の温度上昇を抑制する冷却ラインとは独立して設けられている。
Next, a second embodiment of the fuel cell system according to the present invention will be described with reference to FIG. 11, focusing on the differences from the first embodiment. In the second embodiment, the cooling line that suppresses the temperature increase of the
つまり、燃料電池10に閉回路で冷却水を循環させるように冷却配管41、燃料電池冷却用ラジエータ42及びポンプ43を設け、これらとは別に、加湿器20の冷媒導入口63と冷媒排出口64とを外部の冷媒配管91で結び、この冷媒配管91に、第1実施形態と同様のバルブ52及び加湿器冷却用ラジエータ53と、別途のポンプ92とを設けて、加湿器20用の閉回路の冷媒循環装置(温度上昇抑制手段)93を構成する。
That is, the cooling
この第2実施形態においても、制御装置70は、例えば、燃料電池10を通過直後の冷却水の出口温度や、燃料電池10を通過直後の酸化オフガス温度から、加湿器20の温度に応じて変化する燃料電池10の温度を検出し、この燃料電池10の温度に基づいて冷媒循環装置71のバルブ52の開閉、加湿器冷却用ラジエータ53の冷却ファン53aの駆動及びポンプ92の駆動、つまり加湿器20の温度上昇の抑制を制御する。
Also in the second embodiment, the
制御装置70は、例えば、検出した燃料電池10の温度が第1の所定値未満である場合には、加湿器冷却用ラジエータ53の冷却ファン53aを停止状態としバルブ52も閉状態とする。つまり、冷媒循環装置93による加湿器20の温度上昇の抑制制御は行わない。
For example, when the detected temperature of the
他方、燃料電池10の温度が第1の所定値以上である場合に、制御装置70は、冷媒循環装置93で加湿器20の温度上昇の第1の抑制制御を行う。つまり、加湿器冷却用ラジエータ53の冷却ファン53aは停止状態としバルブ52を開状態としてポンプ92を駆動する。すると、ポンプ92で圧送された冷媒配管91内の冷却水が加湿器20のケース60内の冷媒流路62を通過して加湿器20と熱交換(冷却)を行う。
On the other hand, when the temperature of the
さらに、燃料電池10の温度が第1の所定値よりも高い第2の所定値以上である場合に、制御装置70は、冷媒循環装置71で加湿器20の温度上昇の第2の抑制制御を行う。つまり、加湿器冷却用ラジエータ53の冷却ファン53aを駆動状態としてバルブ52を開状態とし、ポンプ92を駆動状態とする。
Furthermore, when the temperature of the
すると、ポンプ92で圧送された冷媒配管91内の冷却水が加湿器冷却用ラジエータ53で熱交換(冷却)された後に、加湿器20内の冷媒流路62を通過して加湿器20と熱交換(冷却)を行う。
Then, after the cooling water in the
このような第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、循環する冷媒により加湿器20の温度上昇を抑制する冷媒循環装置93を用いて加湿器20の温度上昇を、加湿器20の温度に応じて変化する燃料電池10の温度に応じて抑制するため、加湿器20の特に熱によるダメージが大きい中空糸束61の性能劣化を安定的に、しかも無駄なく適正に抑制することができることになるが、さらに、加湿器20の温度上昇を抑制する冷媒循環装置93が、燃料電池10の冷却ラインとは独立して設けられているため、より精細に加湿器20の温度上昇の抑制制御を行うことができる。
According to such 2nd Embodiment, similarly to 1st Embodiment, the temperature rise of the
第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、図2〜図9に示す加湿器20を用いることが可能である。
Also in 2nd Embodiment, it is possible to use the
なお、第1実施形態及び第2実施形態のいずれにおいても、加湿器20に向かう高温の酸化オフガスを加湿器20に対してバイパスすることで加湿器20の温度上昇を抑制しても良い。つまり、加湿器20をバイパスするバイパス配管を設けて、加湿器20の温度が所定値より高い場合に弁の切り替えで高温の酸化オフガスをバイパス配管に流して加湿器20に流さず、他方、加湿器20の温度が所定値未満の場合に弁の切り替えで酸化オフガスを加湿器20に流してバイパス配管には流さないといった制御が可能となる。
Note that, in both the first embodiment and the second embodiment, the temperature rise of the
なお、一層の低コスト化を図るため、加湿器20に冷却水を流す構成はなくし、図12に示すように、ケース60の胴部に放熱フィン85のみを設けたり、図13に示すように、ケース60のオフガス導入口65の周囲及び近傍に放熱フィン86のみを設けても良い。
In order to further reduce the cost, there is no configuration for flowing the cooling water to the
1…燃料電池システム、10…燃料電池、20…加湿器、71,93…冷媒循環装置(温度上昇抑制手段)、85,86…放熱フィン(温度上昇抑制手段)。
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記加湿器の温度上昇を抑制する温度上昇抑制手段を有する燃料電池システム。 A fuel cell system comprising a fuel cell for generating electricity by electrochemical reaction of a reaction gas, and a humidifier for humidifying the reaction gas to the fuel cell,
The fuel cell system which has a temperature rise suppression means which suppresses the temperature rise of the said humidifier.
前記冷媒循環装置は、前記燃料電池と共通の冷媒を用いる請求項2に記載の燃料電池システム。 A cooling system for controlling the temperature of the fuel cell with a refrigerant;
The fuel cell system according to claim 2, wherein the refrigerant circulation device uses a common refrigerant with the fuel cell.
Priority Applications (1)
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JP2011049131A (en) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Hyundai Motor Co Ltd | Fuel cell system |
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-
2006
- 2006-08-17 JP JP2006222735A patent/JP2008047444A/en active Pending
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