JP2008046747A - 評価システム、評価装置、および、コンピュータプログラム - Google Patents

評価システム、評価装置、および、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】効果阻害要因を特定する評価システム、評価方法、及び、コンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】
本願発明の評価システム10は、支援システム11等の所定のシステムの導入効果が得られない場合に、効果阻害要因を特定する。さらに、評価システム10は、特定した効果阻害要因に応じた対応策を利用者に通知する。具体的には、評価システム10は、支援システム11の運用状況を把握する。また、評価システム10は、支援システム11の運用方法に対する利用者の理解度を把握する。これらに基づき、評価システム10は、導入効果を阻害する要因(効果阻害要因)を特定する。また、評価システム10は、特定した効果阻害要因に応じた対応策を特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、評価システムに関し、特に、ビジネスプロセスの改善・改革を支援する支援システムを評価する評価技術に関する。
ビジネスプロセスの改善・改革を支援する支援システムとして、ERP(Enterprise Resourses Planning)システム、PDM(Product Data Management)システム、PM(Project Management)システム、KM(Knowledge Management)システム等が知られている。例えば、「SPA革命」(ERP研究会著1997年1月初版ISBN4-8207-1248-9)第12ページには、そのような支援システムの一つであるERPシステムに関して、以下のような記載がある。
「ERPでは、企業活動全般にわたる業務の機能が『ベスト・ビジネス・プラクティス』として提供される。ベスト・ビジネス・プラクティスとは、世界の優れた企業が採用しているプロセスから共通化されたプロセスであり、世界に通用するグローバルなビジネス・プロセスの標準である。…ERPを導入する企業は、これらの『ベスト・ビジネス・プラクティス』によって提供される『ビジネス・プロセス・モデル』を利用して自社の業務を行うことができる。このような自社の業務プロセスのベスト・ビジネス・プラクティスへの切り替えは、ビジネスプロセスリエンジニアリング(BPR)を実現する。この意味でERPは、リエンジニアリングをサポートするシステムである。」。
なお、ここで言う「ビジネスプロセスリエンジニアリング」は、ビジネスプロセスの改善・改革を意味し、「ベスト・ビジネス・プラクティス」は、ERPによるビジネスプロセス改善・改革の目標とされるビジネスプロセスを意味する。
しかしながら、上記支援システムを既存のシステムに導入しただけでは、既存のシステムが改善・改革されたか否かを、利用者は知ることができなかった。そこで、上記支援システムの導入効果を定量的に測定するためのシステムが要求されるようになった。
例えば、特許文献1には、既存のシステムに導入したIT(Information Technology)システムの導入効果を測定する方法が開示されている。具体的には、IT投資効果測定システムは、導入したITシステムから、企業の収益状況を示すデータと、業務プロセスの推進状況を示すデータと、ITシステムの稼働状況を示すデータを取得する。さらに、IT投資効果測定システムは、取得したデータに基づいて所定の分析を行うことで、ITシステムの投資効果を測定する。
特開2005−148856号公報
しかしながら、支援システム等のシステムの導入効果を定量的に測定するだけでは、導入効果が得られない場合に、その原因(以下、効果阻害要因と表記する)を特定することはできない。また、導入効果が得られない場合における適切な対応策を知ることができれば有益である。
本発明の第一の目的は、所定のシステムの導入効果が得られない場合に、効果阻害要因を特定するための技術を提供することにある。さらに、本発明の第二の目的は、特定した効果阻害要因に応じた対応策を利用者に通知する技術を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明では、評価システムに、以下の処理を実行させる。評価システムは、既に導入されている支援システムの運用状況を把握する。また、評価システムは、支援システムの運用方法に対する利用者の理解度を把握する。これらに基づき、評価システムは、導入効果を阻害する要因(効果阻害要因)を特定する。また、評価システムは、特定した効果阻害要因に応じた対応策を特定する。
具体的には、上記評価システムは、1または複数の利用者からの指示を受け付け、指示に応じた処理を行うことで利用者の作業を支援する支援システムに関する評価を行う評価システムであって、利用者からの指示に基づく運用評価指標を算出するための規則を運用評価項目ごとに記録した分析テーブルと、利用者の前記支援システムに関する理解度に基づく理解度評価指標を算出するための問題群を理解度評価項目ごとに記録した問題テーブルと、前記運用評価指標及び前記理解度評価指標を、前記支援システムに関する評価とを支援システム評価項目ごとに対応付けて記録した評価テーブルと、前記支援システムが受け付けた利用者からの指示を取得して記録する指示履歴記録手段と、前記指示履歴記録手段に記録された指示と前記分析テーブルとから運用評価項目ごとに運用評価指標を算出する運用評価指標算出手段と、前記問題テーブルに記録された問題群を提示する提示手段と、前記提示手段が提示した問題群に対する回答を利用者から受け付けて理解度評価項目ごとに理解度評価指標を算出する理解度評価指標算出手段と、前記運用評価指標算出手段が算出した運用評価指標と、前記理解度評価指標算出手段が算出した理解度評価指標と、前記評価テーブルとから前記支援システムに関する評価を支援システム項目ごとに行い、評価結果を出力する評価手段と、を備えることを特徴とする。
なお、以下に、本発明の具体的な実施の形態について説明するが、そこで挙げた構成は、可能な限りの組み合わせの自由度を有し、その組み合わせのいずれもが発明を構成するものとする。すなわち、以下に説明する実施形態から一部の構成を適宜に削除した形態も、本発明の他の実施形態となり得る。また、以下において具体的に示される構成は、いずれも、機能において同一とされる上位概念のなかの一下位概念に過ぎないものである。
本発明の評価システムによれば、所定のシステムの導入効果が得られない場合に、効果阻害要因を特定することができる。また、本発明の評価システムによれば、適切な対応策を利用者に通知することができる。
以下、本発明の最良の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明の実施形態に適用される評価システム10は、支援システム11と共に、図1に示すような構成からなる情報処理システム100に適用されることで機能する。
情報処理システム100は、情報処理装置101と、複数台の端末装置102と、を含む。なお、情報処理装置101は、複数台の情報処理装置101から構成されてもよい。また、端末装置102は、単一の端末装置102で構成されてもよい。
情報処理装置101、複数台の端末装置102は、それぞれ、ネットワーク103(例えば、LAN:Local Area Network、WAN:Wide Area Network等)を介して接続される。また、各装置間の通信に用いられるプロトコルは、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)でよい。
このような構成からなる情報処理システム100は、プロジェクト(作業)の遅延を防止するための支援システム11として動作する。
以下に、情報処理システム100が支援システム11として動作する場合の概要について説明する。
まず、支援システム11は、一般的なログイン認証における動作をすることで、自システム11の利用者を識別する。ここで、利用者は、例えば、プロジェクトを管理する人(管理者)と、プロジェクトを処理する人(作業担当者)とに分類される。
管理者は、プロジェクトの名称や、プロジェクトの内容、等のプロジェクトデータを新規登録・修正・削除する。また、管理者は、プロジェクトに作業項目を追加し、作業名称、作業担当者、作業開始予定日、作業完了予定日、等の作業データを新規登録・修正・削除する。
一方、作業担当者は、作業項目の一覧を表示させたり、作業の進捗状況データ(作業開始日、作業完了日、等)を登録する。
支援システム11は、管理者が登録した作業データと、作業担当者が登録した作業の進捗状況データとを比較することで、遅延している作業項目を特定する。さらに、支援システム11は、遅延している作業項目を利用者に通知する。
以上のように、情報処理システム100が支援システム11として動作することによって、利用者は、プロジェクトの作業進捗状況を容易に把握でき、対応策を講じることができる。
しかしながら、情報処理システム100を上記のように支援システム11として動作させたとしても、プロジェクトの遅延を防止できないことがある。すなわち、支援システム11の導入効果が得られないことがある。情報処理システム100に適用される評価システム10は、このような場合に、プロジェクトの遅延を防止できない原因(効果阻害要因)を特定するシステムである。
以下に、図2を参照して、評価システム10が効果阻害要因を特定する方法の概要について説明する。
支援システム11がプロジェクトの遅延を防止できない原因として、支援システム11を導入したこと自体が不適切であった場合と、支援システム11を導入したことは適切であったが、運用状況が不適切であった場合とが考えられる。
運用状況が適切であるにもかかわらず、プロジェクトの遅延を防止することができなければ、支援システム11を導入したこと自体が不適切であったことになる(A.システム導入不適切)。また、運用状況が適切でない場合は、支援システム11の利用者が運用方法を誤っていることになる(B.運用不十分)。
そこで、評価システム10は、支援システム11の運用状況の度合いを示す運用状況度を把握する。そして、評価システム10は、運用状況度が基準値以上か否かを判別することで、A.システム導入不適切か、B.運用不十分かを判別できる。運用状況度を把握するための処理((1)運用状況把握処理)については、後述する。
次に、B.運用不十分である原因としては、利用者が運用方法を理解していないことが挙げられる。利用者が運用方法を理解していなければ(C.利用者理解不足)、運用方法を利用者に教育すればよい。利用者が運用方法を理解しているにもかかわらず、運用状況が適切でないならば(B.運用不十分(他の理由))、他の対応策を検討しなければならない。
そこで、評価システム10は、運用方法に対する利用者の理解度を把握する。そして、評価システム10は、理解度が基準値以上か否かを判別することで、C.利用者理解不足か、B.運用不十分(他の理由)かを判別できる。利用者の理解度を把握するための処理((2)利用者理解度把握処理)については、後述する。
評価システム10は、以上の(1)運用状況把握処理で把握した運用状況度、及び、(2)利用者理解度把握処理で把握した利用者の理解度に基づいて、プロジェクトの遅延を防止できない原因(効果阻害要因)を特定する。効果阻害要因を特定する処理((3)効果阻害要因特定処理)については、後述する。
図1に戻って、情報処理装置101は、処理部110、出力部111及び入力部112を含む。情報処理装置101は、プロジェクトを管理する管理者が情報処理装置101への指示入力等を行う装置である。また、情報処理装置101は、ネットワーク103を介して接続される端末装置102からの要求に基づき、上述した各処理((1)運用状況把握処理、(2)利用者把握処理、(3)効果阻害要因特定処理)を実行する装置である。さらに、情報処理装置101は、(3)効果阻害要因特定処理で得た効果阻害要因を利用者に通知する装置である。
処理部110は、通信部113、制御部114、短期記憶部115、長期記憶部116及びデータベース格納部117を含む。処理部110に含まれる各部については、後述する。
出力部111は、LCD(Liquid Crystal Display)等の出力装置から構成される。利用者は、LCDに表示される画像や文字列等を見ることによって、処理部110から供給されたデータの内容を知ることができる。ここで、LCDは、ドットマトリクスタイプの表示素子であり、任意の文字、記号、数字、図形を表示する。
入力部112は、キーボード、マウス等の入力装置から構成される。入力部112は、これら入力装置を用いて、利用者によって入力されるデータを受け付け、入力されたデータを処理部110に供給する。例えば、入力部112は、上記(1)運用状況把握処理、(2)利用者理解度把握処理、(3)効果阻害要因特定処理の開始を要求するためのデータを受け付け、これを処理部110に供給する。
次に、処理部110に含まれる各部について説明する。
制御部114は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置から構成され、情報処理装置101の全体の制御を行う。また、制御部114は、長期記憶部116に格納されるプログラムを読み出して、プログラムに基づいて所定の処理を実行する。例えばデータベース格納部117に格納されたデータを参照する処理を行う。また、制御部114は、入力部112から供給されたデータに基づいて、上記(1)運用状況把握処理、(2)利用者理解度把握処理、(3)効果阻害要因特定処理等を開始する。制御部114が実行する処理の詳細については後述する。
短期記憶部115は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリから構成される。短期記憶部115は、制御部114が所定の処理(例えば、効果阻害要因を特定する処理、等)を実行するために読み出したプログラムを一時的に記憶する。また、短期記憶部115は、制御部114が読み出したプログラムを実行するために必要なデータを一時的に記憶する。
長期記憶部116は、ROM(Read Only Memory)や、ハードディスク等の不揮発性メモリから構成される。長期記憶部116は、制御部114が所定の処理を実行するためのプログラム等を予め記憶する。例えば、長期記憶116には、図3に示すように、情報処理システム100を、プロジェクト(作業)の遅延防止を目的とする支援システム11として動作させるための主機能プログラム201が格納される。また、長期記憶部116には、組み込まれた支援システム11の運用状況を把握するための運用状況把握プログラム202が格納される。さらに、長期記憶部116には、支援システム11の運用方法に対する利用者の理解度を把握すための利用者理解度把握プログラム203が格納される。また、長期記憶部116には、支援システム11の導入効果を阻害する要因を特定し、それに応じた対応策を特定するための効果阻害要因・対応策特定プログラム204が格納される。
制御部114は、長期記憶部116から必要に応じて上記各プログラムを読み出し、短期記憶部115に展開し、当該プログラムに基づいて所定の処理を実行する。
さらに、運用状況把握プログラム202は、図4(A)に示すように、支援システム11に対して利用者が操作したログ(以下、操作ログという)を記憶するための操作ログ記憶モジュール301を含む。さらに、運用状況把握プログラム202は、操作ログから支援システム11の運用状況を把握するための操作ログ分析モジュール302を含む。
また、利用者理解度把握プログラム203は、図4(B)に示すように、支援システム11の運用方法に対する利用者の理解度を把握するための問題を生成するための利用者理解度把握問題生成モジュール303を含む。さらに、利用者理解度把握プログラム203は、生成した問題に対する利用者の回答を記憶・分析するための利用者理解度分析モジュール304を含む。
データベース格納部117は、図5に示すように、操作ログデータベース401、操作ログ分析ルールデータベース402、運用状況把握結果データベース403、利用者理解度把握問題データベース404、利用者回答結果データベース405、利用者理解度把握結果データベース406、効果阻害要因・対応策データベース407を格納する。
操作ログデータベース401は、図6に示すような操作ログテーブル501を格納する。操作ログテーブル501には、情報処理装置101にアクセスした利用者を識別する識別情報501A、操作日時を示す日時情報501B、操作内容501C、操作の対象となるパラメータ501D、等が格納される。
ここで、識別情報501Aは、利用者(管理者、作業担当者)毎に異なる情報であり、例えば、コンピュータやネットワーク上の資源を利用できる権利として付与される一般的なアカウントでよい。識別情報501Aは、情報処理装置101或いは端末装置102から、利用者の操作毎に送信され、操作ログデータベース501に格納される。また、識別情報501Aが操作ログテーブル501に格納される際に、利用者の操作日時を示す日時情報501B、操作内容501C、パラメータ501Dも、対応付けて格納される。
日時情報501Bは、情報処理システム100に対して利用者が操作した日時を示す情報である。例えば、日時情報501Bは、図6に示すように、「年/月/日 時/分/秒」という形式で記載される。
操作内容501Cは、情報処理システム100に対して利用者が操作した内容を示す情報である。例えば、操作内容501Cは、利用者が情報処理装置101にログインする「ログイン」、利用者が編集対象となるプロジェクトを選択する「プロジェクト選択」、作業担当者者が担当している作業の開始、完了を登録する「作業進捗登録」、管理者が作業の開始予定、完了予定を登録する「作業登録」といった情報を含む。
パラメータ501Dは、操作内容501Cに対応する情報である。例えば、操作内容501Cが「プロジェクト選択」であれば、パラメータ501Dは、選択されたプロジェクト名「プロジェクトA」や、「作業登録」で登録された作業に割り当てられた担当者の識別情報等の情報を含む。なお、「作業登録」で登録された作業に担当者を割り当てていない場合、「担当者未決定」等の情報が格納される。
操作ログ分析ルールデータベース402は、図7に示すような操作ログ分析ルールテーブル601等を格納する。操作ログ分析ルールテーブル601には、操作ログを分析するための各種ルールの名前を示す運用状況分析ルール名601A、情報処理システム100が操作ログを分析するための処理手順を示す分析ルール601B、等が格納される。
運用状況分析ルール名601A、分析ルール601Bは、それぞれ、操作ログ分析ルールテーブル601に予め格納されている。
運用状況把握結果データベース403は、図8に示すように、運用状況把握結果テーブル701等を格納する。運用状況把握結果テーブル701には、操作ログを分析するための各種ルールの名前を示す運用状況分析ルール名701A、情報処理システム100が分析ルール601Aに従って処理した結果を示す運用状況データ701B、等が格納される。
運用状況分析ルール名701A、運用状況データ701Bは、それぞれ、情報処理システム100が分析ルール601Aに従って処理する毎に、運用状況把握結果テーブル701に格納される。
利用者理解度把握問題データベース404は、図9に示すように、利用者理解度把握問題テーブル801等を格納する。利用者理解度把握問題テーブル801には、支援システム11の運用方法に対する利用者の理解度を把握するための問題名を示す利用者理解度把握問題名801Aが格納される。ここで、利用者理解度把握問題名801Aは、プロジェクトの管理者用の問題と、作業担当者用の問題とを区別するための情報を含む。また、利用者理解度把握問題テーブル801には、支援システム11の運用方法に対する利用者の理解度を把握するための問題内容を示す問題801Bが格納される。さらに、利用者理解度把握問題テーブル801には、問題801Bに対する回答を利用者に選択させるための選択肢を示す回答選択肢801C、問題801Bに対する正解を示す正解801D、問題801Bに対する解説を示す解説801E、等が格納される。
それぞれのデータ801A〜801Eは、利用者理解度把握問題テーブル801に予め格納される。
利用者回答結果データベース405は、図10(A)に示すように、利用者回答結果テーブル901等を格納する。利用者回答結果テーブル901には、支援システム11の運用方法に対する利用者の理解度を把握するための問題名を示す利用者理解度把握問題名901Aが格納される。また、利用者回答結果テーブル901には、回答者を識別する識別情報901Bが格納される。さらに、利用者回答結果テーブル901には、問題801Bに対する利用者の回答が正解か不正解を示す正誤901C、等が格納される。
利用者理解度把握問題名901A、識別情報901B、正誤901Cは、それぞれ、利用者が問題801Bに対して回答する毎に、利用者回答結果テーブル901に格納される。
利用者理解度把握結果データベース406は、図10(B)に示すように、利用者理解度把握結果テーブル911等を格納する。利用者理解度把握結果テーブル911には、支援システム11の運用方法に対する利用者の理解度を把握するための問題の名前を示す利用者理解度把握問題名911Aが格納される。また、利用者理解度把握結果テーブル911には、問題801B毎の全回答者の正答率を示す正答率911B、等が格納される。
利用者理解度把握問題名911A、正答率911Bは、それぞれ、回答者からの問題801Bに対する回答が得られる毎に、利用者理解度把握結果テーブル911に格納される。
効果阻害要因・対応策データベース407は、図11に示すように、効果阻害要因・対応策テーブル1001等を格納する。効果阻害要因・対応策テーブル1001には、上述した運用状況分析ルール名601A、701Aに対応するルール名が運用状況分析ルール名1001Aとして格納される。また、効果阻害要因・対応策テーブル1001には、支援システム11の導入が適切であったか否かを判断するための条件となる情報を示す運用状況度判別条件1001Bが格納される。さらに、効果阻害要因・対応策テーブル1001には、上述した利用者理解度把握問題名801A、901A、911Aに対応する問題名が利用者理解度把握問題名1001Cとして格納される。また、効果阻害要因・対応策テーブル1001には、支援システム11の運用方法を利用者が十分に理解しているか否かを判断するための条件となる情報を示す利用者理解度判別条件1001Dが格納される。さらに、効果阻害要因・対応策テーブル1001には、支援システム11の導入効果が阻害されている要因を示す効果阻害要因1001E、その阻害要因に対する対応策を示す対応策1001F、等が格納される。
それぞれのデータ1001A〜1001Fは、効果阻害要因・対応策テーブル1001に予め格納される。
情報処理システム100は、この効果阻害要因・対応策特定テーブル1001を参照し、支援システム11の導入効果を阻害する要因(効果阻害要因)を特定する。
図1に戻って、通信部113は、NIC(Network Interface Card)等から構成され、ネットワーク103に接続するためのインタフェースを備え、ネットワーク103との間で、TCP/IPプロトコルに基づく通信を行う。通信部113は、例えば、モデム装置や赤外線通信装置等を含んでいてもよい。
以上のような構成により、情報処理装置101は、図12に示す機能構成部10〜14を実現する。具体的には、支援システム11は、情報処理システム100を、プロジェクト(作業)の遅延防止を目的として動作させる。評価システム10は、情報処理システム100を、効果阻害要因・対応策を特定することを目的として動作させる。評価システム10は、運用状況把握機能部12、利用者理解度把握機能部13、効果阻害要因・対応策特定機能部14、効果阻害要因対応策データベース407を含む。運用状況把握機能部12は、支援システム11に対して利用者が操作したログを取得する。運用状況把握機能部12は、取得したログを分析し、分析結果を効果阻害要因・対応策特定機能部14に供給する。また、利用者理解度把握機能部13は、支援システム11の運用方法に対する利用者の理解度を把握する。利用者理解度把握機能部13は、利用者の理解度を測るための問題を生成し、問題に対する回答を取得する。利用者理解度把握機能部13は、取得した回答に対して統計処理を施し、その結果を効果阻害要因・対応策特定機能部14に供給する。効果阻害要因・対応策特定機能部14は、運用状況把握機能部12から供給されたデータと、利用者理解度把握機能部13から供給されたデータに基づいて、上述した効果阻害要因対応策データベース407を参照し、効果阻害要因、及び、対応策を特定する。
このように、情報処理装置101は、一般的に普及しているコンピュータ等を用いて構成することができる。
次に、図1に示すネットワーク103に接続される端末装置102について説明する。端末装置102は、情報処理装置101と同様に、処理部120、出力部121及び入力部122を含む。端末装置102は、情報処理システム100を利用する利用者が情報処理装置101への指示入力等を行う端末である。
入力部122は、キーボード、マウス等の入力装置から構成される。入力部122は、これら入力装置を用いて、利用者によって入力されるデータを受け付け、入力されたデータを処理部120に供給する。例えば、入力部122は、上記(1)運用状況把握処理、(2)利用者理解度把握処理、(3)効果阻害要因特定処理等の処理の開始を要求するためのデータを受け付け、これを処理部120に供給する。
処理部120は、端末装置102全体を制御する制御部、各種プログラムやデータを記憶する記憶部、情報処理装置101と通信を行う通信部等を含む。例えば、処理部120は、入力部122から供給されたデータに基づいて、上記(1)運用状況把握処理、(2)利用者理解度把握処理、(3)効果阻害要因特定処理の開始を情報処理装置101に要求する制御信号を生成する。そして、処理部120は、この制御信号を、通信部を介して、情報処理装置101に供給する。
出力部121は、LCD等の出力装置から構成される。利用者は、LCDに表示される画像や文字列等を見ることによって、情報処理装置101から供給されたデータの内容を知ることができる。ここで、LCDは、ドットマトリクスタイプの表示素子であり、任意の文字、記号、数字、図形を表示する。
このように、端末装置102は、一般的に普及しているコンピュータ等を用いて構成することができる。
次に、本実施形態に係る情報処理システム100において実行される支援システム11の効果阻害要因を特定するための処理について説明する。効果阻害要因を特定するための処理を、上述した(1)運用状況把握処理、(2)利用者理解度把握処理、(3)効果阻害要因特定処理に分けて説明する。
<(1)運用状況把握処理>
運用状況を把握するためには、利用者が支援システム11に対して必要な操作を行っているかどうかを調べなければならない。特に、管理者がプロジェクトの進捗状況を把握する頻度や、作業担当者が担当している作業の進捗状況を登録する頻度、等を調べなければならない。そこで、本発明では、操作ログを用いて、利用者の支援システム11の運用状況を把握する。
このような、ログを用いて運用状況を把握するための(1)運用状況把握処理について、図13のフローチャートを参照して説明する。
制御部114は、入力部112から、処理の開始を要求する制御信号の供給による割り込み入力があったときに、(1)運用状況把握処理を開始する。また、制御部114は、いづれかの端末装置102から、ネットワーク103、通信部113を介して、処理の開始を要求する制御信号が供給されたときにも、(1)運用状況把握処理を開始する。
制御部114は、長期記憶部116に格納されている運用状況把握プログラム202を、短期記憶部115にロードする。制御部114は、運用状況把握プログラム202に従って、以下の処理を実行する。
制御部114は、まず、図5に示す操作ログ分析ルールデータベース402にアクセスし、操作ログ分析ルールテーブル601に格納される分析ルール601Bを取り出す(S101)。具体的には、制御部114は、操作ログ分析ルールテーブル601に格納される運用状況分析ルール名601A、分析ルール601Bの1行分のデータを、短期記憶部115にロードする。
続いて、制御部114は、短期記憶部115にロードした分析ルール601Bの記述に従って、処理を実行する(S102)。この分析ルール601Bには、例えば、「プロジェクト管理者がプロジェクトの進捗状況を把握する頻度」を求めるための処理(これを処理Aと名付ける)が記述されているものとする。また、分析ルール601Bには、例えば、「プロジェクトの作業担当者が作業の進捗情報を登録する頻度」を求めるための処理(これを処理Bと名付ける)が記述されているものとする。さらに、分析ルール601Bには、例えば、「担当者が割当てられていないプロジェクト作業の割合」を求めるための処理(これを処理Cと名付ける)が記述されているものとする。
分析ルール601Bに処理Aが記述されている場合、制御部114は、まず、操作ログデータベース401にアクセスし、操作ログデータベース401に格納される操作ログテーブル501を参照する(操作ログテーブル501の一例は図6に示される)。次に、制御部114は、日時情報501Bが所定の期間(例えば、2007/10/1の00:00:00〜2007/10/31:24:00:00の一ヶ月間)に属するデータを短期記憶部115にロードする。ここで、制御部114は、短期記憶部115にロードしたデータのうち、利用者の識別情報501Aが「管理者」で、かつ、操作内容501Cのデータ値が「プロジェクト進捗表示」であるデータを検索する。このとき、制御部114は、検索条件に該当するデータのデータ数x1をカウントする。制御部114は、カウントしたデータ数x1を、短期記憶部115の所定の記憶領域に記憶する。これにより、制御部114は、プロジェクト管理者がプロジェクトの進捗状況を把握する頻度(データ数x1(回/月))を求める。
また、分析ルール601Bに処理Bが記述されている場合、制御部114は、まず、操作ログデータベース401にアクセスし、操作ログデータベース401に格納される操作ログテーブル501を参照する。次に、制御部114は、日時情報501Bが所定の期間(例えば、2007/10/1の00:00:00〜2007/10/31:24:00:00の一ヶ月間)に属するデータを短期記憶部115にロードする。ここで、制御部114は、短期記憶部115にロードしたデータのうち、利用者の識別情報501Aが「利用者B」で、かつ、操作内容501Cのデータ値が「作業進捗登録」で、かつ、パラメータ501Dのデータ値が「プロジェクトA」であるデータを検索する。このとき、制御部114は、検索条件に該当するデータのデータ数x2をカウントする。制御部114は、カウントしたデータ数x2を、短期記憶部115の所定の記憶領域に記憶する。これにより、制御部114は、プロジェクトの作業担当者が作業の進捗情報を登録する頻度(データ数x2(回/月))を求める。
さらに、分析ルール601Bに処理Cが記述されている場合、制御部114は、まず、操作ログデータベース401にアクセスし、操作ログデータベース401に格納される操作ログテーブル501を参照する。次に、制御部114は、日時情報501Bが所定の期間(例えば、2007/10/1の00:00:00〜2007/10/31:24:00:00の一ヶ月間)に属するデータを短期記憶部115にロードする。制御部114は、短期記憶部115にロードしたデータのうち、操作内容501Cのデータ値が「作業登録」であるデータを検索する。このとき、制御部114は、検索条件に該当するデータのデータ数x3をカウントする。制御部114は、カウントしたデータ数x3を、短期記憶部115の所定の記憶領域に記憶する。さらに、制御部114は、上記データのうち、パラメータ501Dのデータ値が「担当者未決定」であるデータを検索する。制御部114は、検索条件に該当するデータのデータ数y3をカウントする。制御部114は、カウントしたデータ数y3を短期記憶部115の所定の記憶領域に記憶する。ここで、制御部114は、短期記憶部115に記憶されている値に基づいて、担当者が割当てられていないプロジェクト作業の割合((y3/x3)×100(%))を求める。
次に、制御部114は、以上のステップS102で求めた結果の値を、長期記憶部116に記憶する(S103)。具体的には、制御部114は、まず、運用状況把握結果データベース403にアクセスする。次に、制御部114は、ステップS101で短期記憶部115にロードした運用状況分析ルール名601Aと、ステップS102で求めた結果の値と、を対応付けて、図8に示すような運用状況把握結果テーブル701に格納する。
次に、制御部114は、操作ログ分析ルールテーブル601に格納されている全ての分析ルール601Bの処理を完了したか否か判別する(S104)。具体的には、制御部114は、操作ログ分析ルールテーブル601の終端を示す記号の有無に基づいて判別する。
ここで、制御部114は、全ての分析ルール601Bの処理を完了していないと判別した場合(S104;No)、処理をステップS101に移行させ、次の分析ルール601Bを取り出す。
一方、ステップS104で、制御部114は、全ての分析ルール601Bの処理を完了したと判別した場合(S104;Yes)、(1)運用状況把握処理を終了させる。
以上の(1)運用状況把握処理を実行する情報処理システム100は、操作ログデータテーブル501に記録した操作ログに対して、複数の分析ルール601Bに基づく処理を施す。これにより、利用者は、情報処理システム100に組み込まれている既存の支援システム11の運用状況を、多角的に把握することができる。
<(2)利用者理解度把握処理>
支援システム11の運用方法に対する利用者の理解度を把握するためには、支援システム11を適切に運用するために必要な知識を、利用者が有しているかを調べればよい。特に、管理者がプロジェクトの進捗状況を把握する頻度や、作業担当者が担当している作業を完了したときに作業者が登録する事項、等の知識を、利用者が有しているかを調べればよい。そこで、本発明では、支援システム11を適切に運用するために必要な知識を問う問題を利用して、運用方法に対する利用者の理解度を把握する。
このような、問題を利用して、運用方法に対する利用者の理解度を把握するための(2)利用者理解度把握処理について、図14のフローチャートを参照して説明する。
制御部114は、入力部112から、処理の開始を要求する制御信号の供給による割り込み入力があったときに、(2)利用者理解度把握処理を開始する。また、制御部114は、いづれかの端末装置102から、ネットワーク103、通信部113を介して、処理の開始を要求する制御信号が供給されたときにも、(2)利用者理解度把握処理を開始する。
制御部114は、長期記憶部116に格納されている利用者理解度把握プログラム203を、短期記憶部115にロードする。制御部114は、利用者理解度把握プログラム203に従って、以下の処理を実行する。
制御部114は、まず、図5に示す利用者理解度把握問題データベース404にアクセスする。そして、制御部114は、図9に示す利用者理解度把握問題テーブル801に格納される利用者理解度把握問題名801Aの中から、いずれかの問題名を選択する(S201)。ただし、制御部114は、(2)利用者理解度把握処理の開始を要求した利用者が、プロジェクトの管理者の場合、管理者用の問題名の中から選択する。また、作業担当者の場合は、作業担当者用の問題名の中から選択する。
具体的には、制御部114は、まず、利用者理解度把握問題テーブル801に格納される利用者理解度把握問題名801Aを短期記憶部115にロードする。このとき、制御部114は、(2)利用者理解度把握処理の開始を要求してきた利用者の識別番号501Aに対応する情報を含む全ての利用者理解度把握問題名801Aをロードする。制御部114は、短期記憶部115にロードした全ての利用者理解度把握問題名801Aから、1つの利用者理解度把握問題名801Aをランダムに抽出する。制御部114は、抽出した1つの利用者理解度把握問題名801Aのデータ値を短期記憶部115に一時的に格納する。
次に、制御部114は、ステップS201で選択した利用者理解度把握問題名801Aに対応する、問題801B及び選択肢801Cを、利用者に提示する(S202)。
具体的には、制御部114は、まず、図5に示す利用者理解度把握問題データベース404にアクセスする。そして、制御部114は、図9に示す利用者理解度把握問題テーブル801に格納される利用者理解度把握問題名801Aのデータのうち、ステップS201で選択した利用者理解度把握問題名801Aと一致するデータを検索する。制御部114は、検索条件に該当するデータに対応した問題801B及び選択肢801Cのデータを短期記憶部115にロードする。
制御部114は、短期記憶部115にロードした問題801B及び選択肢801Cのデータを、(2)利用者理解度把握処理の開始を要求する制御信号を供給してきた端末装置102に供給する。
このとき、その端末装置102の処理部120は、問題801B及び選択肢801Cのデータを受け付け、出力部121に、問題801B及び選択肢801Cを表示する。これにより、利用者は、出力部121に表示された問題801Bを読み、表示された選択肢801Cの中から所望の回答を選択することができる。
処理部120は、入力部122から、利用者によって選択された回答を含むデータが供給されるまで待機する。処理部120は、入力部122から供給されたデータを受け付けたとき、そのデータを情報処理装置101の制御部114に供給する。
制御部114は、処理部120から供給されたデータを受け付け、このデータを短期記憶部115に一時的に格納する。
なお、自装置(情報処理装置)101の入力部112からの指示により、(2)利用者理解度把握処理が開始された場合は、ステップS202での情報処理システム100の処理動作は、上記と異なる。
具体的には、制御部114は、短期記憶部115にロードした問題801B及び選択肢801Cのデータを、出力部111に供給し、表示させる。これにより、自装置(情報処理装置)101の利用者は、出力部111に表示された問題801Bを読み、表示された選択肢801Cの中から所望の回答を選択することができる。
このとき、制御部114は、入力部112から、利用者によって選択された回答を含むデータが供給されるまで待機する。
制御部114は、入力部112から供給されたデータを受け付け、このデータを短期記憶部115に一時的に格納する。
次に、制御部114は、ステップS202で短期記憶部115に一時的に格納した利用者の回答を含むデータを、再利用できるように利用者回答結果データベース405に格納する(S203)。
具体的には、制御部114は、まず、図5に示す利用者理解度把握問題データベース404にアクセスする。そして、制御部114は、利用者把握問題テーブル801に格納されるデータのうち、ステップS202で利用者に提示した問題801Bに対応する正解801Dのデータを、短期記憶部115にロードする。
続いて、制御部114は、短期記憶部115にロードした正解801Dのデータの値と、ステップS202で短期記憶部115に格納した利用者の回答を含むデータの値とが一致するか否か判別する。
ここで、制御部114は、両データの値が一致していると判別した場合、まず、図5に示す利用者回答結果データベース405にアクセスする。そして、制御部114は、ステップS201で利用者によって選択された利用者理解度把握問題名801Aと、利用者の識別情報と、「正解」を示すデータ値とを対応付けて、図10(A)に示すような利用者回答結果テーブル901に格納する。
一方、制御部114は、両データの値が一致していないと判別した場合、まず、図5に示す利用者回答結果データベース405にアクセスする。そして、制御部114は、ステップS201で利用者によって選択された利用者理解度把握問題名801Aと、利用者の識別情報と、「不正解」を示すデータ値とを対応付けて、図10(A)に示すような利用者回答結果テーブル901に格納する。
さらに、制御部114は、問題801Bに対する正解と解説を利用者に提示する処理を実行する。
具体的には、制御部114は、利用者把握問題テーブル801に格納されるデータのうち、ステップS202で利用者に提示した問題801Bに対応する正解801D、解説801Eのデータを短期記憶部114にロードする。続いて、制御部114は、短期記憶部115にロードした正解801D及び解説801Eのデータを、(2)利用者理解度把握処理の開始を要求する制御信号を供給してきた端末装置102に供給する。
このとき、その端末装置102の処理部120は、正解801D及び解説801Eのデータを受け付け、出力部121に、正解801D及び解説801Eを表示する。これにより、利用者は、出力部121に表示された正解801D、解説801Eを読み、運用方法に対する理解度を向上させることができる。
なお、自装置(情報処理装置)101の入力部112からの指示により、(2)利用者理解度把握処理が開始された場合は、ここでの正解801D及び解説801Eを利用者に提示する処理動作は、上記と異なる。
具体的には、制御部114は、短期記憶部115にロードした正解801D及び解説801Eのデータを、出力部111に供給し、表示させる。これにより、自装置(情報処理装置)101の利用者は、出力部111に表示された正解801D及び解説801Eを読み、運用方法に対する理解度を向上させることができる。
次に、制御部114は、所定の問題数(例えば、100題)の回答を取得完了したか否かを判別する(S204)。
具体的には、制御部114は、利用者回答結果テーブル901に格納されている正誤901Cのデータ数をカウントする。制御部114は、カウントした正誤901Cのデータ数が、所定の問題数と一致する場合は、取得完了と判別し、所定の問題数未満である場合は、取得未完了と判別する。
ここで、制御部114は、所定の問題数の回答を取得完了していないと判別した場合(S204;No)、処理をステップS201に移行させ、次の問題を選択する。
一方、ステップS204で、制御部114は、所定の問題数の回答を取得完了したと判別した場合(S204;Yes)、ステップS203で取得した回答結果に統計処理を施す(S205)。
具体的には、制御部114は、まず、図5に示す利用者回答結果データベース405にアクセスする。そして、制御部114は、利用者回答結果テーブル901に格納されるデータのうち、共通の利用者理解度把握問題名901A(例えば、プロジェクト進捗把握頻度)をもつデータに対応する正誤901Cの全データを短期記憶部115にロードする。
制御部114は、ロードしたデータ数x4をカウントし、短期記憶部115の所定の記憶領域に、カウントしたデータ数x4を記憶する。さらに、制御部114は、短期記憶部115にロードしたデータのうち、正誤901Cのデータ値が「正解」であるデータを検索する。このとき、制御部114は、検索条件に該当するデータのデータ数y4をカウントする。制御部114は、カウントしたデータ数y4を、短期記憶部115の所定の記憶領域に記憶する。ここで、制御部114は、短期記憶部115に記憶されている値に基づいて、利用者理解度把握問題名901A毎の正答率(データ数y4/データ数x4)を求める。制御部114は、求めた正答率の値を短期記憶部115に一時的に格納する。
次に、制御部114は、図5に示す利用者理解度把握結果データベース406にアクセスする。そして、制御部114は、ステップS201で選択した利用者理解度把握問題名801Aと、短期記憶部115に一時的に格納した正答率の値と、を対応付けて、図10(B)に示すような利用者理解度把握結果テーブル911に格納する。
その後、制御部114は、(2)利用者理解度把握処理を終了させる。
以上の(2)利用者理解度把握処理を実行する評価システム10は、情報処理システム100に組み込まれている既存の支援システム11の運用方法に関する問題を提示する。そして、評価システム10は、提示した問題に対する利用者の回答結果に統計処理を施す。これにより、情報処理システム100に組み込まれている既存の支援システム11の運用方法について、利用者がどの程度理解しているのかを把握することができる。
<(3)効果阻害要因特定処理>
支援システム11の導入効果が得られない場合に、その効果阻害要因を特定するために、支援システム11の運用状況と、支援システム11の運用方法に対する利用者の理解度とを把握すればよいことは既に述べた。そこで、本発明では、(1)運用状況把握処理で生成した運用状況データ701Bと、(2)利用者理解度把握処理で生成した正答率911Bに基づいて、効果阻害要因を特定する。
次に、評価システム10が実行する(3)効果阻害要因特定処理の具体的な処理について、図15のフローチャートを参照して説明する。
制御部114は、入力部112から、処理の開始を要求する制御信号の供給による割り込み入力があったときに、(3)効果阻害要因・対応策特定処理を開始する。また、制御部114は、いづれかの端末装置102から、ネットワーク103、通信部113を介して、処理の開始を要求する制御信号が供給されたときにも、(3)効果阻害要因・対応策特定処理を開始する。
制御部114は、長期記憶部116に格納されている効果阻害要因・対応策特定プログラム204を、短期記憶部115にロードする。制御部114は、効果阻害要因・対応策特定プログラム204に従って、以下の処理を実行する。
制御部114は、まず、図5に示す運用状況把握結果データベース403にアクセスし、運用状況把握結果テーブル701に格納される運用状況データ701Bを取り出す(S301)。具体的には、制御部114は、運用状況テーブル701に格納される運用状況分析ルール名701A、運用状況データ701Bの1行分のデータを、短期記憶部115にロードする。
次に、制御部114は、図5に示す利用者理解度把握結果データベース406にアクセスし、利用者理解度把握結果テーブル911に格納される正答率911Bのデータ値を取り出す(S302)。具体的には、制御部114は、利用者理解度把握結果テーブル911に格納される利用者理解度把握問題名911A、正答率911Bの1行分のデータを、短期記憶部115にロードする。
さらに、制御部114は、ステップS301でロードしたデータと、ステップS302でロードしたデータに基づいて、情報処理システム100に支援システム11を導入した効果が得られない場合の効果阻害要因を特定する(S303)。これと併せて、制御部114は、ステップS303で特定した効果阻害要因に対応する対応策を特定する(S304)。
具体的には、制御部114は、まず、図5に示す効果阻害要因・対応策データベース407にアクセスする。次に、制御部114は、効果阻害要因・対応策テーブル1001に格納されているデータのうち、上記ステップで短期記憶部115にロードした運用状況分析ルール名701A、運用状況データ701B、利用者理解度把握問題名911A、正答率911Bの全てのデータ値が該当するデータを検索する。制御部114は、その検索条件に該当するデータに対応付けて格納される効果阻害要因1001E、対応策1001Fのデータを、短期記憶部115にロードする。
制御部114は、短期記憶部115にロードした効果阻害要因1001Eのデータと、対応策1001Fのデータとを、(3)効果阻害要因・対応策特定処理の開始を要求する制御信号を供給してきた端末装置102に供給する。
このとき、その端末装置102の処理部120は、効果阻害要因1001E及び対応策1001Fのデータを受け付け、出力部121に、例えば、図16に示すように、効果阻害要因1001E及び対応策1001Fを表示する。これにより、利用者は、情報処理システム100に組み込まれた支援システム11の導入効果が得られない場合に、その効果阻害要因、及び、対応策を知ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形、応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、(1)運用状況把握処理は、入力部112からの入力割り込みを契機に開始させていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、(1)運用状況把握処理を開始させるタイミングは任意でよい。例えば、(1)運用状況把握処理を定期的に開始させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、(2)利用者理解度把握処理は、入力部112からの入力割り込みを契機に開始させていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、(2)利用者理解度把握処理を開始させるタイミングは任意でよい。例えば、(2)利用者理解度把握処理を定期的に開始させるようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、(3)効果阻害要因・対応策特定処理は、入力部112からの入力割り込みを契機に開始させていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、(3)効果阻害要因・対応策特定処理を開始させるタイミングは任意でよい。例えば、(3)効果阻害要因・対応策特定処理を定期的に開始させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、情報処理装置101に備わる制御部114が長期記憶部116に格納される各種プログラムを実行することで、支援システム11の導入効果を阻害する要因を特定していた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、情報処理システム100が全体として、効果阻害要因を特定することができれば、各種プログラムが格納される装置や、各種プログラムを実行する装置は、任意の装置でよい。
さらに、上記実施形態では、各データベース401〜407は、情報処理装置101内に格納されていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、任意の装置に、各データベースを格納するようにしてもよい。例えば、各データベース401〜407は、ネットワーク103に接続されるデータベースサーバに格納され、そのデータベースサーバにデータベース処理をリクエストするようにしてもよい。また、各データベース401〜407は、それぞれ、異なる装置に分散して格納されてもよい。
また、上記実施形態で、制御部114が分析ルール601Bの処理Aを実行する場合において(図13のステップS102)、プロジェクト毎に統計処理してもよい。これにより、プロジェクト毎の「プロジェクト管理者がプロジェクトの進捗状況を把握する頻度」を求めることができる。
さらに、上記各実施形態では、ステップS201で、制御部114は、利用者理解度問題名801Aを、ランダムに選択するようにしていた。しかしながら、本発明はこれに限定されず、他の所定のルールに従って選択するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、利用者理解度問題名801Aの選択(S201)は、制御部114が行っていた。しかしながら、本発明はこれに限定されず、利用者理解度問題名801Aを利用者に選択させてもよい。
具体的には、短期記憶部115にロードした全利用者理解度問題名801Aを、(2)利用者理解度把握処理の開始を要求する制御信号を供給してきた端末装置102に供給する。
このとき、その端末装置102の処理部120は、利用者理解度問題名801Aを受け付け、出力部121に、全ての利用者理解度把握問題名801Aを表示する。これにより、利用者は、出力部121に表示された利用者理解度把握問題名801Aの中から、所望の問題名を選択することができる。
処理部120は、入力部122から、利用者によって選択された利用者理解度把握問題名801Aを含むデータが供給されるまで待機する。処理部120は、入力部122から供給されたデータを受け付けたとき、そのデータを情報処理装置101の制御部114に供給する。
制御部114は、処理部120から供給されたデータを受け付け、このデータを短期記憶部115に一時的に格納する。
なお、自装置(情報処理装置)101の入力部112からの指示により、(2)利用者理解度把握処理が開始された場合は、ステップS201での情報処理システム100の処理動作は、上記と異なる。
具体的には、制御部114は、短期記憶部115にロードした利用者理解度把握問題名801Aを、出力部111に供給し、表示させる。これにより、自装置(情報処理装置)101の利用者は、出力部111に表示された利用者理解度把握問題名801Aの中から、所望の問題名を選択することができる。
このとき、制御部114は、入力部112から、利用者によって選択された利用者理解度把握問題名801Aを含むデータが供給されるまで待機する。
制御部114は、入力部112から供給されたデータを受け付け、このデータを短期記憶部115に一時的に記憶させる。
また、ステップS205では、制御部114は、利用者理解度把握問題名901A毎に正答率を求めるようにしていた。しかしながら、本発明はこれに限定されず、利用者の属性(管理者、作業担当者)毎、利用者の識別情報901A毎に正答率を求めるようにしてもよい。利用者の属性毎に正答率を求める場合、制御部113は、利用者回答結果テーブル901に格納されるデータのうち、共通の属性(管理者、作業担当者)を有する利用者理解度把握問題名901Aであるデータに対応する正誤901Cの全データを短期記憶部115にロードする。制御部114は、ロードしたデータ数x5をカウントし、短期記憶部115の所定の記憶領域に、カウントしたデータ数x5を記憶する。さらに、制御部114は、短期記憶部115にロードしたデータのうち、正誤901Cのデータ値が「正解」であるデータを検索する。このとき、制御部114は、検索条件に該当するデータのデータ数y5をカウントする。制御部114は、カウントしたデータ数y5を、短期記憶部115の所定の記憶領域に記憶する。ここで、制御部114は、短期記憶部115に記憶されている値に基づいて、利用者の属性毎の正答率(データ数y5/データ数x5)を求める。制御部114は、求めた正答率の値を短期記憶部115に一時的に格納する。
さらに、ステップS205の統計処理は、正答率を求める処理に限らず、例えば、正答数の平均値、正答数の標準偏差、等を求める統計処理でもよく、任意である。
また、上記実施形態では、支援システム11は、プロジェクト(作業)の遅延を防止するためのシステムであり、評価システム10は、この支援システム11の評価を行うシステムであった。しかしながら、本発明は、これに限定されず、支援システム10は、例えば、ドキュメントの管理を支援するシステム等でもよく、任意である。
また、上記実施形態において、制御部114が実行するプログラムは、予め長期記憶部116に記憶されていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、上述の処理を実行させるためのプログラムの提供方法は任意であり、例えば、インターネットなどの通信媒体を介して提供可能である他、メモリカードなどの記録媒体に格納して配布してもよい。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 効果阻害要因の特定方法を概念的に示した図である。 効果阻害要因を特定するための種々のプログラム等が格納される長期記憶部の内容を示す図である。 (A)は、運用状況把握プログラムの内容を示す図である。(B)は、利用者理解度把握プログラムの内容を示す図である。 種々のデータベースを格納するデータベース格納部の内容を示す図である。 操作ログテーブルのデータ構造を概念的に示した図である。 操作ログ分析ルールテーブルのデータ構造を概念的に示した図である。 運用状況把握結果テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。 利用者理解度把握問題テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。 (A)は、利用者回答結果テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。(B)は、利用者理解度把握結果テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。 効果阻害要因・対応策テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。 本発明の実施形態に係る情報処理システムの機能構成図である。 本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行される運用状況把握処理のフローチャートを示した図である。 本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行される利用者理解度把握処理のフローチャートを示した図である。 本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行される効果阻害要因・対応策特定処理のフローチャートを示した図である。 表示部に表示される効果阻害要因特定結果画面のレイアウト例を示した図である。
符号の説明
100 情報処理システム
101 情報処理装置
102 端末装置
103 ネットワーク
110 処理部
111 出力部(情報処理装置)
112 入力部(情報処理装置)
113 通信部
114 制御部
115 短期記憶部
116 長期記憶部
117 データベース格納部
201 主機能プログラム
202 運用状況把握プログラム
203 利用者理解度把握プログラム
204 効果阻害要因・対応策特定プログラム
301 操作ログ記録モジュール
401 操作ログデータベース
402 操作ログ分析ルールデータベース
403 運用状況把握結果データベース
406 利用者理解度把握結果データベース
407 効果阻害要因・対応策データベース
501 操作ログテーブル
601 操作ログ分析ルールテーブル
701 運用状況把握結果テーブル
801 利用者理解度把握問題テーブル
901 利用者回答結果テーブル
911 利用者理解度把握結果テーブル
1001 効果阻害要因・対応策テーブル

Claims (8)

  1. 1または複数の利用者からの指示を受け付け、指示に応じた処理を行うことで利用者の作業を支援する支援システムに関する評価を行う評価システムであって、
    利用者からの指示に基づく運用評価指標を算出するための規則を運用評価項目ごとに記録した分析テーブルと、
    利用者の前記支援システムに関する理解度に基づく理解度評価指標を算出するための問題群を理解度評価項目ごとに記録した問題テーブルと、
    前記運用評価指標及び前記理解度評価指標を、前記支援システムに関する評価とを支援システム評価項目ごとに対応付けて記録した評価テーブルと、
    前記支援システムが受け付けた利用者からの指示を取得して記録する指示履歴記録手段と、
    前記指示履歴記録手段に記録された指示と前記分析テーブルとから運用評価項目ごとに運用評価指標を算出する運用評価指標算出手段と、
    前記問題テーブルに記録された問題群を提示する提示手段と、
    前記提示手段が提示した問題群に対する回答を利用者から受け付けて理解度評価項目ごとに理解度評価指標を算出する理解度評価指標算出手段と、
    前記運用評価指標算出手段が算出した運用評価指標と、前記理解度評価指標算出手段が算出した理解度評価指標と、前記評価テーブルとから前記支援システムに関する評価を支援システム項目ごとに行い、評価結果を出力する評価手段と、
    を備えることを特徴とする評価システム。
  2. 前記評価テーブルに記録された前記支援システムに関する評価には、支援システムの導入が不適切である旨の第1の評価と、支援システムの運用方法に対する利用者の理解が不足している旨の第2の評価と、支援システムの運用が不十分である旨の第3の評価と、が含まれている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価システム。
  3. 前記評価テーブルにおいて、
    前記第1の評価は、前記運用評価指標が所定の基準を満たしている場合に対応付けられ、
    前記第2の評価は、前記運用評価指標が所定の基準を満たさず、前記理解度評価指標が所定の基準を満たしている場合に対応付けられ、
    前記第3の評価は、前記運用評価指標、前記理解度評価指標とも所定の基準を満たしていない場合に対応付けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の評価システム。
  4. 前記評価テーブルは、さらに、前記支援システムに関する評価に応じた対応策を記録し、
    前記評価手段は、前記評価テーブルに記録された前記対応策を、前記評価結果に追加して出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の評価システム。
  5. 前記問題群は、利用者の属性によって分類され、
    前記提示手段は、前記問題群のうち、前記属性に対応した問題群を提示し、
    前記理解度評価指標算出手段は、前記提示手段が提示した問題群に対する回答を利用者から受け付けて理解度評価項目ごとに理解度評価指標を算出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の評価システム。
  6. 前記支援システムは、作業の進捗状況を利用者に通知するシステムであり、
    前記運用評価指標は、前記作業の進捗状況を前記支援システムに通知させるための指示に基づく、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の評価システム。
  7. 1または複数の利用者からの指示を受け付け、指示に応じた処理を行うことで利用者の作業を支援する支援システムに関する評価を行う評価システムにおける評価方法であって、
    前記支援システムが受け付けた利用者からの指示を取得して記録する指示履歴記録ステップと、
    前記指示履歴記録ステップで記録した前記指示に基づく運用評価指標から運用評価項目ごとに運用評価指標を算出する運用評価指標算出ステップと、
    利用者の前記支援システムに関する理解度に基づく理解度評価指標を算出する理解度評価指標算出ステップと、
    前記運用評価指標算出ステップで算出した運用評価指標と、前記理解度評価指標算出ステップで算出した理解度評価指標と、から前記支援システムに関する評価を支援システム項目ごとに行い、評価結果を出力する評価ステップと、
    を有することを特徴とする評価方法。
  8. 1または複数の利用者からの指示を受け付け、指示に応じた処理を行うことで利用者の作業を支援する支援システムに関する評価を行う評価システムのコンピュータに、
    前記支援システムが受け付けた利用者からの指示を取得して記録する指示履歴記録手順と、
    前記指示履歴記録手順で記録した前記指示に基づく運用評価指標から運用評価項目ごとに運用評価指標を算出する運用評価指標算出手順と、
    利用者の前記支援システムに関する理解度に基づく理解度評価指標を算出する理解度評価指標算出手順と、
    前記運用評価指標算出手順で算出した運用評価指標と、前記理解度評価指標算出手順で算出した理解度評価指標と、から前記支援システムに関する評価を支援システム項目ごとに行い、評価結果を出力する評価手順と、
    を実行させるプログラム。
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