JP2008044064A - Polishing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、半導体ウェハ等の研磨対象物の表面を平坦化する研磨装置に関する。 The present invention relates to a polishing apparatus for flattening the surface of an object to be polished such as a semiconductor wafer.
従来、半導体ウェハ等の研磨対象物の表面を平坦化する研磨装置として、ウェハをその被研磨面が露出する状態で保持するウェハ保持装置と、このウェハ保持装置に保持されたウェハの被研磨面と対向する研磨パッドが貼り付けられた研磨部材を保持する研磨ヘッドとを備え、これら双方を回転させた状態で研磨パッドをウェハの被研磨面に押し付け、且つ研磨体を両者の接触面内方向に揺動させてウェハを研磨する構成のものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、このような機械的研磨に加え、研磨パッドとウェハとの接触面に研磨剤(スラリー)を供給して研磨剤の化学的作用により上記研磨を促進させる化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing;CMP)を行うCMP装置も知られている。 Conventionally, as a polishing apparatus for flattening the surface of an object to be polished such as a semiconductor wafer, a wafer holding apparatus for holding the wafer in a state where the polished surface is exposed, and a polished surface of the wafer held by the wafer holding apparatus And a polishing head for holding a polishing member to which a polishing pad opposite to the substrate is attached. While both of them are rotated, the polishing pad is pressed against the surface to be polished of the wafer, and the polishing body is in the in-contact direction of both There is known a configuration in which a wafer is polished by swinging it (see, for example, Patent Document 1). Further, in addition to such mechanical polishing, chemical mechanical polishing (Chemical Mechanical Polishing) that supplies the polishing agent (slurry) to the contact surface between the polishing pad and the wafer and promotes the polishing by the chemical action of the polishing agent. CMP apparatus for performing CMP) is also known.
研磨パッドとウェハとの接触面にスラリーを供給する手段として、スラリー供給装置と、スラリー供給装置と繋がる固定側管路と、研磨ヘッドの内部に設けられた回転側管路とを有し、スラリー供給装置から圧送されたスラリーが固定側管路および回転側管路を通過して、研磨部材に設けられたスラリー供給穴から研磨パッドとウェハとの接触面に供給されるようになっている。なお、固定側管路と回転側管路とは、いわゆるロータリージョイントを利用して接続され、このロータリージョイントには、ロータリージョイント内に設けられたメカニカルシールのシール面の冷却および潤滑、並びにロータリージョイントを通過するスラリーのシールを行う純水(クウェンチ水とも称される)が供給されるようになっている。
上述のようなロータリージョイントが壊れると、例えば、スラリーが通る通路側にメカニカルシールの破片が入り込み、スラリーにメカニカルシールの破片が混入することになって、研磨後のウェハにいわゆるマイクロスクラッチが生じる可能性があった。しかしながら、従来においては、ロータリージョイントを定期的に(例えば半年ごとに)交換しているに過ぎず、ロータリージョイントの交換時期を具体的に判定していなかった。 When the rotary joint as described above breaks, for example, mechanical seal fragments enter the side of the passage through which the slurry passes, and mechanical seal fragments enter the slurry, so-called micro-scratch may occur in the polished wafer. There was sex. However, in the past, the rotary joint was only periodically replaced (for example, every six months), and the replacement time of the rotary joint was not specifically determined.
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、ロータリージョイントの交換時期を判定可能な研磨装置を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a problem, and it aims at providing the grinding | polishing apparatus which can determine the replacement time of a rotary joint.
このような目的達成のため、本発明では、研磨対象物を研磨可能な研磨部材と、研磨部材を保持して回転自在な回転部材と、回転部材を回転自在に保持する回転保持部材と、回転保持部材に設けられた管路と回転部材に設けられた管路とを繋ぐロータリージョイントとを備え、研磨部材を研磨対象物に当接させながら相対移動させて研磨対象物を研磨するように構成された研磨装置において、ロータリージョイントに、少なくともロータリージョイントの冷却に用いられる液体が外部から供給されるように構成されており、ロータリージョイントに供給された液体の少なくとも一部を取り出して液体の物性を測定する物性測定装置を有して構成されている。 In order to achieve such an object, in the present invention, a polishing member capable of polishing an object to be polished, a rotating member that holds and rotates the polishing member, a rotation holding member that rotatably holds the rotating member, and a rotation A rotary joint that connects the conduit provided in the holding member and the conduit provided in the rotating member, and configured to polish the polishing object by moving the polishing member relative to the polishing object while abutting the polishing member. The polishing apparatus is configured such that at least a liquid used for cooling the rotary joint is supplied from the outside to the rotary joint, and at least a part of the liquid supplied to the rotary joint is taken out to improve the physical properties of the liquid. It has a physical property measuring device for measuring.
また、上述の発明において、物性測定装置が、液体の比重を測定する比重計であることが好ましい。 Moreover, in the above-mentioned invention, it is preferable that the physical property measuring device is a hydrometer that measures the specific gravity of the liquid.
さらに、物性測定装置が、液体に含まれたロータリージョイントを構成するシール部材の破片の数を測定する微粒子カウンタであってもよい。 Furthermore, the physical property measuring device may be a fine particle counter that measures the number of pieces of the seal member constituting the rotary joint contained in the liquid.
本発明によれば、ロータリージョイントの交換時期を判定することが可能になる。 According to the present invention, it is possible to determine the replacement time of the rotary joint.
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明に係る研磨装置の代表例であるCMP装置(化学的機械的研磨装置)を図1に示している。このCMP装置1は、研磨対象物たるウェハ10をその上面側に着脱自在に吸着保持可能なウェハ保持テーブル15と、このウェハ保持テーブル15の上方位置に設けられ、ウェハ保持テーブル15上に保持されたウェハ10の被研磨面10sと対向する研磨パッド64が取り付けられた研磨部材60を保持してなる研磨ヘッド30とを備えて構成されている。このCMP装置1では、研磨パッド64の寸法(直径)は研磨対象たるウェハ10の寸法(直径)よりも小さく(すなわち研磨パッド64はウェハ10よりも小径であり)、研磨パッド64をウェハ10に接触させた状態で双方を相対移動させることにより、ウェハ10の被研磨面(上面)10s全体を研磨できるようになっている。
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a CMP apparatus (chemical mechanical polishing apparatus) which is a representative example of the polishing apparatus according to the present invention. The CMP apparatus 1 is provided at a position above the wafer holding table 15, and is held on the wafer holding table 15. And a polishing
これらウェハ保持テーブル15と研磨ヘッド30とを支持する支持フレーム20は、水平な基台21と、この基台21上にY方向(紙面に垂直な方向でこれを前後方向とする)に延びて設けられたレール(図示せず)上をY方向に移動自在に設けられた第1ステージ22と、この第1ステージ22から垂直(Z方向)に延びるように設けられた垂直フレーム23と、この垂直フレーム23上をZ方向(上下方向)に移動自在に設けられた第2ステージ24と、この第2ステージ24上から水平(X方向)に延びるように設けられた水平フレーム25と、この水平フレーム25上をX方向(左右方向)に移動自在に設けられた第3ステージ26とを有して構成されている。
A
第1ステージ22内には第1電動モータM1が設けられており、これを回転駆動することにより第1ステージ22を上記レールに沿ってY方向に移動させることができる。第2ステージ24内には第2電動モータM2が設けられており、これを回転駆動することにより第2ステージ24を垂直フレーム23に沿ってZ方向に移動させることができる。また、第3ステージ26内には第3電動モータM3が設けられており、これを回転駆動することにより第3ステージ26を水平フレーム25に沿ってX方向に移動させることができる。このため、上記電動モータM1〜M3の回転動作を組み合わせることにより、第3ステージ26をウェハ保持テーブル15上方の任意の位置に移動させることが可能である。
A first electric motor M1 is provided in the
ウェハ保持テーブル15は基台21上に設けられたテーブル支持部27から上方に垂直に延びて設けられた回転軸28の上端部に水平に取り付けられている。この回転軸28はテーブル支持部27内に設けられた第4電動モータM4を回転駆動することにより回転されるようになっており、これによりウェハ保持テーブル15をXY面(水平面)内で回転させることができる。
The wafer holding table 15 is horizontally attached to an upper end portion of a
研磨ヘッド30は第3ステージ26から下方に垂直に延びて設けられたスピンドル29の下端部に取り付けられている。このスピンドル29は第3ステージ26内に設けられた第5電動モータM5を回転駆動することにより回転されるようになっており、これにより研磨ヘッド30全体を回転させて研磨パッド64をXY面(水平面)内で回転させることができる。すなわち、研磨ヘッド30およびスピンドル29は、第3ステージ26に回転自在に保持されることになる。
The polishing
研磨ヘッド30は、図2に示すように、スピンドル29の下端部に連結部材31を介して連結された下面側に開口を有する有底円筒状のヘッドハウジング32と、図示しないリング部材によりヘッドハウジング32との間で外周部が挟持された円盤状のドライブプレート33と、ドライブプレート33の下側に連結された保持プレート40と、保持プレート40の下面側に吸着保持された研磨部材60を備えて構成される。
As shown in FIG. 2, the
ドライブプレート33は、オーステナイト系ステンレス板等の金属板を用いて中央に円形孔を有する円盤状に形成され、その外周部がリング部材35とヘッドハウジング32の内側部分とに挟持されて固定されるようになっている。ドライブプレート33には、同心円状に並んだ多数の開孔(図示せず)が形成されており、各開孔をヘッドハウジング32内の空気が通過できるようになっている。ドライブプレート33の内周部は、ボルト等の締結部材を用いて、円盤状に形成された中心部材34と保持プレート40との間に挟持される。このように、保持プレート40はドライブプレート33および中心部材34を介してヘッドハウジング32に固定されており、スピンドル29の回転駆動力がドライブプレート33および中心部材34を介して保持プレート40に伝達される。
The
中心部材34の中心部に形成された貫通穴には第1ジョイントJ1が取り付けられ、この第1ジョイントJ1には、スピンドル29および研磨ヘッド30の内部に配設されたスラリー用回転側管路65の下端部が接続される。また、中心部材34の外周側に形成された貫通穴には第2ジョイントJ2が取り付けられ、この第2ジョイントJ2には、スピンドル29および研磨ヘッド30の内部に配設された吸着用回転側管路66の下端部が接続される。
A first joint J1 is attached to a through hole formed in the central portion of the
保持プレート40は、外径がヘッドハウジング32の開口部内径より僅かに小さい円盤状に形成され、保持プレート40がヘッドハウジング32の開口を塞いでヘッドハウジング32内を密封状態にすることで、保持プレート40とヘッドハウジング32の内側部分とに囲まれて内部空間Hが形成されるようになっている。この内部空間Hは、スピンドル29の内部中央に貫通形成された電空用回転側管路67と連通しており、電空用回転側管路67を通過した空気がヘッドハウジング32の内部空間Hに供給されるようになっている。なお、電空用回転側管路67は電空レギュレータ84と繋がっており、電空レギュレータ84から供給される空気によりヘッドハウジング32内の空気圧を所望の圧力に加圧調整できるようになっている。
The
保持プレート40の内部には吸着穴45が形成されており、吸着穴45の上端部が第2ジョイントJ2と繋がるとともに、下端部が保持プレート40の下面側で複数開口するようになっている。なお、吸着穴45は保持プレート40の内部で放射状に延びるようになっている。
A
研磨部材60は、保持プレート40に着脱自在に吸着保持されるキャリア部材61と、キャリア部材61の下側に取り付けられたパッドプレート62とから構成される。キャリア部材61は金属材料を用いて円盤状に形成され、キャリア部材61の下側にパッドプレート62が着脱自在に取り付けられる。
The
パッドプレート62は、樹脂製のプレート部材63と、プレート部材63の下面側に貼り付けられた研磨パッド64とを有して構成される。プレート部材63は、PET(ポリエチレン−テレフタラート)等の樹脂材料を用いて円盤形に形成され、ウェハ10の表面(被研磨面10s)を平坦に研磨可能な研磨パッド64が両面接着テープ等を用いてプレート部材63の下面側に貼り付けられている。そして、研磨パッド64の下面には、ウェハ10の表面(被研磨面10s)に当接して研磨を行う研磨面64sが形成される。なお、保持プレート40および研磨部材60の中心部に繋がってスラリー供給穴46が上下に延びるように形成されており、スラリー供給穴46の上端部が第1ジョイントJ1と繋がるとともに、下端部が下方に開口するようになっている。
The
ところで、スピンドル29および研磨ヘッド30が回転自在に保持される第3ステージ26には、スラリー用固定側管路71が配設されており、スラリー用固定側管路71の先端部が第1ロータリージョイント90を介してスラリー用回転側管路65の上端部と接続されるようになっている。スラリー用固定側管路71の基端部はスラリー供給装置80と繋がっており、スラリー供給装置80から供給されたスラリーがスラリー用固定側管路71およびスラリー用回転側管路65を通過してスラリー供給穴46から外部に流出するように構成されている。
By the way, the
また、第3ステージ26には、吸着用固定側管路72および電空用固定側管路73が配設されており、吸着用固定側管路72および電空用固定側管路73の先端部がそれぞれ、第2ロータリージョイント100を介して吸着用回転側管路66および電空用回転側管路67の上端部と接続されるようになっている。吸着用固定側管路72の基端部は切替バルブ81を介して真空ポンプ82と繋がっており、真空ポンプ82と吸着用固定側管路72とが繋がるように切替バルブ81を切替作動させて、真空ポンプ82を利用して吸着用固定側管路72および吸着用回転側管路66と繋がる吸着穴45に負圧を作用させることにより、研磨部材60が保持プレート40に吸着保持されるように構成されている。
The
さらに、吸着用固定側管路72の基端部は切替バルブ81を介して第1純水供給部83と繋がっており、第1純水供給部83と吸着用固定側管路72とが繋がるように切替バルブ81を切替作動させて、第1純水供給部83から吸着用固定側管路72および吸着用回転側管路66を介して吸着穴45に純水を供給することにより、研磨部材60を保持プレート40から取り外せるように構成されている。
Further, the proximal end portion of the adsorption fixed
また、電空用固定側管路73の基端部は電空レギュレータ84を介して空気圧源であるコンプレッサ85と繋がっている。そして、コンプレッサ85および電空レギュレータ84から、電空用固定側管路73および電空用回転側管路67を介して、ヘッドハウジング32の内部空間Hに所望の圧力を有した空気が供給され、内部空間Hに供給された空気の圧力を利用して保持プレート40に吸着保持された研磨部材60(研磨パッド64)がウェハ10を押圧可能に構成されている。
Further, the base end portion of the electropneumatic
さて、第2ロータリージョイント100は、スピンドル29の上端部に連結されており、第3ステージ26側に固定された筒状の第2ボディ101と、第2ボディ101の内部に回転可能に挿通された第2ロータ110とから構成される。第2ボディ101の側部に形成された穴部には、吸着用固定側管路72の先端部が接続される第7ジョイントJ7と、電空用固定側管路73の先端部が接続される第8ジョイントJ8と、純水中継管路75の下端部が接続される第9ジョイントJ9と、純水排水管路76が接続される第10ジョイントJ10とが取り付けられている。
The second rotary joint 100 is connected to the upper end of the
第2ロータ110は、上端部が第1ロータリージョイント90の第1ロータ92と連結されるとともに、下端部がスピンドル29の上端部と連結される。第2ロータ110の内部には、上部回転側流体通路111と、下部回転側流体通路112とが形成される。
The
第2ボディ101と第2ロータ110との間で密閉されたシール空間Sにおいて、上部メカニカルシール120と、下部メカニカルシール125とが第2ロータ110に沿って配設される。上部メカニカルシール120は、第2ボディ101に固定される上部固定用密封環121と、上部固定用密封環121の上下を挟むように設けられて第2ロータ110とともに回転自在な上部回転用密封環123とから構成される。
In the seal space S sealed between the
上部固定用密封環121の内部には、上部固定側流体通路122が形成され、一端が第8ジョイントJ8と繋がるとともに、他端が上部固定用密封環121および上部回転用密封環123に囲まれたシール室(図示せず)を介して上部回転側流体通路111の一端と繋がるようになっている。なお、上部回転側流体通路111の他端は第2ロータ110の下端部で開口し、スピンドル29内の電空用回転側管路67の上端部と繋がるようになっている。
An upper fixed
下部メカニカルシール125は、第2ボディ101に固定される下部固定用密封環126と、下部固定用密封環126の上下を挟むように設けられて第2ロータ110とともに回転自在な下部回転用密封環128とから構成される。下部固定用密封環126の内部には、下部固定側流体通路127が形成され、一端が第7ジョイントJ7と繋がるとともに、他端が下部固定用密封環126および下部回転用密封環128に囲まれたシール室(図示せず)を介して下部回転側流体通路112の一端と繋がるようになっている。なお、下部回転側流体通路112の他端は第2ロータ110の下端部に設けられた第11ジョイントJ11を介して、吸着用回転側管路66の上端部と繋がるようになっている。
The lower
シール空間Sの下側外周部で第9ジョイントJ9が繋がっており、純水中継管路75を通じてシール空間S内に純水が供給されるようになっている。この純水はクウェンチ水と称されるものであり、シール空間S内がこの純水で満たされることにより、各メカニカルシールにおけるシール面の冷却および潤滑、並びに第2ロータリージョイント100を通る流体(空気や純水)のシールを行う役目を果たしている。また、シール空間Sの上側外周部で第10ジョイントJ10が繋がっており、シール空間S内の純水が第10ジョイントJ10および純水排水管路76を通じてドレンポート87に排出されるようになっている。
The ninth joint J9 is connected to the lower outer periphery of the seal space S so that pure water is supplied into the seal space S through the pure
第1ロータリージョイント90は、第2ロータリージョイント100と同様の構造であり、第3ステージ26側に固定された筒状の第1ボディ91と、第1ボディ91の内部に回転可能に挿通された第1ロータ92とから構成される。なお、第1ロータリージョイント90は第2ロータリージョイント100の上方に位置している。第1ボディ91の側部に形成された穴部には、スラリー用固定側管路71の先端部が接続される第3ジョイントJ3と、純水供給管路74の先端部が接続される第4ジョイントJ4と、純水中継管路75の上端部が接続される第5ジョイントJ5とが取り付けられている。
The first rotary joint 90 has the same structure as the second rotary joint 100, and is inserted into the
純水供給管路74の基端部は第2純水供給部86と繋がっており、第2純水供給部86から純水供給管路74を介して第1ロータリージョイント90に純水が供給されるようになっている。なお、第1ロータリージョイント90に供給される純水の役割は、第2ロータリージョイント100の場合と同様である。また、第1および第2純水供給部83,86は、研磨装置1外部の純水供給装置(図示せず)に繋がって設けられたマニホールドを有し、純水供給装置から供給される純水の一部を研磨装置1の各部に取り込む構成になっている。
The base end of the pure
第1ロータ92は、下端部が第2ロータリージョイント100の第2ロータ110と連結される。また、第1ロータ92の下端部に第6ジョイントJ6が取り付けられ、この第6ジョイントJ6を介して第1ロータ92の内部通路がスラリー用回転側管路65の上端部と繋がるようになっている。なお、第1ボディ91と第1ロータ92との間で密閉されたシール空間(図示せず)が形成され、このシール空間に一組のメカニカルシール(図示せず)が第1ロータ92に沿って配設されるが、第2ロータリージョイント100と同様の構成であるため、詳細な図示および説明を省略する。
The lower end of the
ところで、純水中継管路75を通る純水の一部は、純水中継管路75に設けられた分岐部75aから比重計88に送ることができ、この比重計88で第1ロータリージョイント90に供給された純水の比重を測定できるようになっている。また、純水排水管路76を通る純水の一部は、純水排水管路76に設けられた分岐部76aから比重計88に送ることができ、比重計88で第2ロータリージョイント100に供給された純水の比重を測定できるようになっている。
By the way, a part of the pure water passing through the pure water
このような構成のCMP装置1を用いてウェハ10の研磨を行うには、先ずウェハ保持テーブル15の上面に研磨対象となるウェハ10を吸着取り付けし(このときウェハ10の中心はウェハ保持テーブル15の回転中心に一致させる)、電動モータM4を駆動してウェハ保持テーブル15を回転させる。次に電動モータM1〜M3を駆動して第3ステージ26をウェハ10の上方に位置させ、電動モータM5によりスピンドル29を駆動して研磨ヘッド30を回転させる。続いて電動モータM2を駆動して第3ステージ26を降下させ、研磨パッド64の下面(研磨面64s)をウェハ10の上面(被研磨面10s)に押し当てるようにする。
In order to polish the
次に、コンプレッサ85および電空レギュレータ84から、電空用固定側管路73、第2ロータリージョイント100、および電空用回転側管路67を介して、ヘッドハウジング32の内部空間Hに所望圧力の空気を供給し、ウェハ10と研磨パッド64との接触圧を所定の値に設定する。なおこのとき、電空用固定側管路73から第2ロータリージョイント100に達した空気は、第8ジョイントJ8から上部メカニカルシール120の上部固定側流体通路122および第2ロータ110の上部回転側流体通路111を通り、電空用回転側管路67に達するようになっている。
Next, a desired pressure is applied to the internal space H of the
そして、電動モータM1,M3を駆動して研磨ヘッド30をXY方向(ウェハ10と研磨パッド64との接触面の面内方向)に揺動させる。このとき同時に、スラリー供給装置80からスラリー用固定側管路71および(第1ロータリージョイント90を介して)スラリー用回転側管路65へスラリー(研磨剤)を圧送し、スラリー供給穴46より研磨パッド64の下面側にスラリーを供給する。これにより、ウェハ10の被研磨面10sは、研磨剤の供給を受けつつウェハ10自身の回転運動と研磨ヘッド30の(すなわち研磨パッド64の)回転及び揺動運動とにより研磨される。
Then, the electric motors M1 and M3 are driven to swing the polishing
このような研磨を行うとき、第2純水供給部86から純水供給管路74を通って第1ロータリージョイント90に純水が供給される。ここで、第1ロータリージョイント90内に設けられたシール空間(図示せず)が純水で満たされ、第1ロータリージョイント90のメカニカルシールにおけるシール面の冷却および潤滑、並びに第1ロータリージョイント90を通る流体(スラリー)のシールが行われる。
When performing such polishing, pure water is supplied from the second pure
第1ロータリージョイント90に供給された純水は、純水中継管路75を通って第2ロータリージョイント100に供給される。ここで、第2ロータリージョイント100内に設けられたシール空間Sが純水で満たされ、第2ロータリージョイント100の各メカニカルシールにおけるシール面の冷却および潤滑、並びに第2ロータリージョイント100を通る流体(空気や純水)のシールが行われる。そして、第2ロータリージョイント100に供給された純水は、純水排水管路76を通ってドレンポート87に排出される。
The pure water supplied to the first rotary joint 90 is supplied to the second rotary joint 100 through the pure water
また、2日に1回、または研磨パッド64(パッドプレート62)を交換するごとに、純水中継管路75を通る純水の一部が、純水中継管路75に設けられた分岐部75aから比重計88に送られ、比重計88で第1ロータリージョイント90に供給された純水の比重が測定される。同様に、純水排水管路76を通る純水の一部が、純水排水管路76に設けられた分岐部76aから比重計88に送られ、比重計88で第2ロータリージョイント100に供給された純水の比重が測定される。
Further, once every two days or whenever the polishing pad 64 (pad plate 62) is replaced, a part of pure water passing through the pure
各ロータリージョイント90,100のメカニカルシールが異常に摩耗してメカニカルシールの破片がシール空間内の純水に混入すること等により、比重計88で測定された純水の比重が基準範囲(例えば、本来の純水の比重±3%の範囲)より外れる場合、作業者はロータリージョイントの交換が必要であると判定する。そして、第1ロータリージョイント90に供給された純水の比重が基準範囲より外れる場合、第1ロータリージョイント90の交換が行われ、第2ロータリージョイント100に供給された純水の比重が基準範囲より外れる場合、第2ロータリージョイント100の交換が行われる。
The specific gravity of the pure water measured by the
この結果、本実施形態のCMP装置1によれば、第1および第2ロータリージョイント90,100に供給された純水の一部を取り出してその純水の比重(物性)を測定する比重計88が設けられるため、比重計88で測定された純水の比重に応じて、各ロータリージョイント90,100の交換時期を判定することが可能になる。また、比重計88を用いることにより、純水の物性を比較的容易に知ることができることから、簡便な構成で各ロータリージョイント90,100の交換時期を判定することが可能になる。
As a result, according to the CMP apparatus 1 of the present embodiment, a
なお、上述の実施形態において、比重計88を用いて、第1および第2ロータリージョイント90,100に供給された純水の比重を測定しているが、これに限られるものではない。例えば、図2の二点鎖線で示すように、比重計88に代えて、微粒子カウンタ89を用いるようにしてもよい。この微粒子カウンタ89は、例えば、特開平5−149865号公報に開示された装置であり、純水に含まれたSiC(炭化珪素)を材質とする微粒子の数を測定可能に構成されている。これにより、純水に含まれたSiCを材質とするメカニカルシールの破片の数を測定することができる。
In the above-described embodiment, the specific gravity of the pure water supplied to the first and second rotary joints 90 and 100 is measured using the
そして、2日に1回、または研磨パッド64(パッドプレート62)を交換するごとに、純水中継管路75を通る純水の一部が、純水中継管路75に設けられた分岐部75aから微粒子カウンタ89に送られ、微粒子カウンタ89で第1ロータリージョイント90に供給された純水に含まれるSiCを材質とする微粒子の数(メカニカルシールの破片の数)が測定される。同様に、純水排水管路76を通る純水の一部が、純水排水管路76に設けられた分岐部76aから微粒子カウンタ89に送られ、微粒子カウンタ89で第2ロータリージョイント100に供給された純水に含まれるSiCを材質とする微粒子の数が測定される。
Further, once every two days or whenever the polishing pad 64 (pad plate 62) is replaced, a part of pure water passing through the pure
微粒子カウンタ89で測定された微粒子の数(メカニカルシールの破片の数)が所定基準値を超える場合、作業者はロータリージョイントの交換が必要であると判定する。そして、第1ロータリージョイント90に供給された純水に含まれる微粒子の数(メカニカルシールの破片の数)が基準値を超える場合、第1ロータリージョイント90の交換が行われ、第2ロータリージョイント100に供給された純水に含まれる微粒子の数が基準値を超える場合、第2ロータリージョイント100の交換が行われる。このように微粒子カウンタ89を用いることで、メカニカルシールの破片の数を測定することができるため、各ロータリージョイント90,100の交換時期をより正確に判定することが可能になる。
If the number of fine particles (number of mechanical seal fragments) measured by the
また、上述の実施形態において、第1および第2ロータリージョイント90,100に供給された純水の物性(比重やメカニカルシールの破片の数等)を測定しているが、これに限られるものではなく、シール面の冷却や潤滑、シール等に用いるための液体がロータリージョイントに供給される構成であれば、本発明を適用することが可能である。 In the above-described embodiment, the physical properties (specific gravity, the number of pieces of mechanical seals, etc.) of pure water supplied to the first and second rotary joints 90 and 100 are measured. However, the present invention is not limited to this. However, the present invention can be applied to any configuration that supplies liquid to the rotary joint for cooling and lubrication of the seal surface, sealing, and the like.
1 CMP装置(研磨装置)
10 ウェハ(研磨対象物) 10s 被研磨面
26 第3ステージ(回転保持部材) 29 スピンドル
30 研磨ヘッド(回転部材) 32 ヘッドハウジング
60 研磨部材 61 キャリア部材
62 パッドプレート 63 プレート部材
64 研磨パッド 64s 研磨面
65 スラリー用回転側管路 66 吸着用回転側管路
67 電空用回転側管路
71 スラリー用固定側管路 72 吸着用固定側管路
73 電空用固定側管路
88 比重計(物性測定装置) 89 微粒子カウンタ(物性測定装置)
90 第1ロータリージョイント 100 第2ロータリージョイント
1 CMP equipment (polishing equipment)
DESCRIPTION OF
90 1st rotary joint 100 2nd rotary joint
Claims (3)
前記研磨部材を保持して回転自在な回転部材と、
前記回転部材を回転自在に保持する回転保持部材と、
前記回転保持部材に設けられた管路と前記回転部材に設けられた管路とを繋ぐロータリージョイントとを備え、
前記研磨部材を前記研磨対象物に当接させながら相対移動させて前記研磨対象物を研磨するように構成された研磨装置において、
前記ロータリージョイントに、少なくとも前記ロータリージョイントの冷却に用いられる液体が外部から供給されるように構成されており、
前記ロータリージョイントに供給された液体の少なくとも一部を取り出して前記液体の物性を測定する物性測定装置を有して構成されていることを特徴とする研磨装置。 A polishing member capable of polishing an object to be polished;
A rotatable member that holds the polishing member and is rotatable;
A rotation holding member for rotatably holding the rotation member;
A rotary joint that connects the pipe provided in the rotation holding member and the pipe provided in the rotary member;
In a polishing apparatus configured to polish the polishing object by relatively moving the polishing member in contact with the polishing object,
The rotary joint is configured so that at least a liquid used for cooling the rotary joint is supplied from the outside.
A polishing apparatus comprising a physical property measuring device for taking out at least part of the liquid supplied to the rotary joint and measuring the physical property of the liquid.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006220950A JP2008044064A (en) | 2006-08-14 | 2006-08-14 | Polishing device |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP (1) | JP2008044064A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019019941A1 (en) * | 2017-07-24 | 2019-01-31 | 清华大学 | Polishing head capable of preventing water accumulation |
TWI725152B (en) * | 2016-03-30 | 2021-04-21 | 日商荏原製作所股份有限公司 | Substrate processing apparatus |
-
2006
- 2006-08-14 JP JP2006220950A patent/JP2008044064A/en active Pending
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TWI725152B (en) * | 2016-03-30 | 2021-04-21 | 日商荏原製作所股份有限公司 | Substrate processing apparatus |
WO2019019941A1 (en) * | 2017-07-24 | 2019-01-31 | 清华大学 | Polishing head capable of preventing water accumulation |
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