JP2008043564A - 領域確定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体の画像から所定の構成部位に属する領域を精度良く抽出することができる領域確定装置を提供する。
【解決手段】造影剤が投じられた状態で被写体が写った造影画像を取得する造影画像取得部と、造影剤が投じられていない状態で上記被写体が写った非造影画像を取得する非造影画像取得部と、少なくとも非造影画像に基いて、造影画像上の領域のうち、被写体を構成する所定の構成部位に属する領域を確定する領域確定部とを備えた。造影画像では、被写体の骨に属する骨領域に加えて、臓器や血管や病巣などに属する一部の非骨領域も高い画像濃度を有しているが、非造影画像では、骨領域が非骨領域よりもかなり高い画像濃度を有している。このような特性を利用することによって、造影画像上の、骨などに属する領域を容易に精度良く確定することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、被写体の画像から、その被写体を構成する所定の構成部位に属する領域を確定する領域確定装置に関する。
医療の分野においては、放射線等を使って被験者の体内を撮影した医用画像を、被験者の病状の診断等に利用することが広く行われている。医用画像を診断に利用することにより、被験者に外的なダメージを与えることなく、被験者の病状の進行状態などを把握することができ、治療方針の決定などに必要な情報を手軽に得ることができる。
また、近年では、放射線を使ってデジタルの医用画像を得るCR(Computed Radiography)装置や、放射線を使って被験者の断層像を得るCT装置(Computerized Tomography)、および強磁場を使って被験者の断層像を得るMRI装置(Magnetic Resonance Imaging)などが広く用いられてきており、従来のX線フィルム等を使った医用画像に替えて、デジタルの医用画像が一般的に利用されてきている。医用画像がデジタル化されたことにより、医用画像に画像処理を施すことが容易となり、同一の被験者について異なる時期に撮影された複数の医用画像をモニタ上に並べて表示したり、医用画像上の、病巣と推測される画像部分を拡大表示することなどが広く行われてきている。
ここで、CT装置などから得られた元の医用画像では、骨に属する骨領域は骨領域以外の非骨領域と比べてかなり高い画像濃度を有していることが一般的であり、医用画像中に病巣が存在していても、その病巣が骨に紛れてしまって発見しにくいという問題がある。このため、医用画像から骨を抽出し、その抽出した骨を除去した骨除去画像を使って診断を行うことが行われている。医用画像中の骨を抽出する骨抽出方法としては、骨領域の画像濃度が非骨領域の画像濃度よりも高いことを利用して、医用画像から基準濃度以上の画像濃度を有する領域を骨領域として抽出する方法が広く知られている。しかし、被写体に造影剤を投じた状態で撮影された造影画像では、血管に属する血管領域も骨領域と同様に高い画像濃度を有しており、造影画像から基準濃度以上の画像濃度を有する領域を抽出すると、骨領域といっしょに一部の非骨領域も抽出されてしまうという問題がある。
この点に関し、特許文献1には、骨領域における画像濃度の最大値に近い高基準濃度と、血管領域における画像濃度の最大値に近い低基準濃度とを使って、医用画像中の、高基準濃度よりも高い画像濃度を有する高濃度領域を除去するとともに、低基準濃度よりも高い画像濃度を有し、高濃度領域と重なっている重なり領域も除去する技術について記載されている。特許文献1に記載された技術によると、確実に骨であると推定される高濃度領域と、骨であるか血管であるかが不明確で、高濃度領域と重なった重なり領域とが除去され、骨領域に加えて血管領域が除去されてしまう不具合を軽減することができる。
特開平11−318883号公報
しかし、被写体の胸部や腹部を撮影した造影画像では、一部の血管領域が骨領域よりも高い画像濃度を有することがあり、特許文献1に記載された技術では、血管領域よりも画像濃度が低い骨領域を抽出することができないという問題がある。一方、画像濃度が低い骨領域も確実に抽出できるように基準濃度を低く設定してしまうと、検出される領域が増加して骨領域が周囲の領域と1つに繋がってしまい、骨領域だけを抽出することができなくなってしまう。
本発明は、上記事情に鑑み、被写体の画像から所定の構成部位に属する領域を精度良く抽出することができる領域確定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の領域確定装置は、造影剤が投じられた状態で被写体が写った造影画像を取得する造影画像取得部と、
造影剤が投じられていない状態で上記被写体が写った非造影画像を取得する非造影画像取得部と、
少なくとも非造影画像に基いて、造影画像上の領域のうち、被写体を構成する所定の構成部位に属する領域を確定する領域確定部とを備えたことを特徴とする。
被写体の医用画像が撮影される際には、まずは、造影剤が投じられていない状態で被写体が撮影され、続いて、造影剤が投じられた状態で被写体が撮影されることにより、造影画像と非造影画像とがセットで取得されることが一般的である。造影画像では、被写体の骨に属する骨領域に加えて、臓器や血管や病巣などに属する一部の非骨領域も高い画像濃度を有しているが、非造影画像では、骨領域が非骨領域よりもかなり高い画像濃度を有している。このような造影画像や非造影画像の特性を利用することによって、造影画像上の、骨などといった構成部位に属する領域を容易に精度良く確定することができる。
また、本発明の領域確定装置において、上記領域確定部が、造影画像上の領域のうち、被写体の骨に属する領域を確定するものであることが好ましい。
例えば、造影画像から骨に属する骨領域が抽出され、さらに、造影画像から骨領域が除去されることによって、造影画像中の病巣などが見やすくなる。
また、本発明の領域確定装置において、
「上記非造影画像から、所定の抽出基準を用いて、構成部位に属する基準領域を抽出する基準領域抽出部を備え、
上記領域確定部は、造影画像上の領域のうち、基準領域抽出部で抽出された基準領域に位置的に対応する領域を、構成部位に属する領域として確定するものである」
という形態は好適である。
造影画像と非造影画像とは、1度にセットで撮影されることが一般的であり、それら各画像中のほぼ同じ位置に構成部位が存在していると考えられる。非造影画像から構成部位に属する基準領域を抽出し、造影画像から基準領域に位置的に対応する領域を抽出することによって、造影画像上の領域を容易に精度良く確定することができる。
また、本発明の領域確定装置において、
「非造影画像から、所定の抽出基準を用いて、構成部位に属する基準領域を抽出する基準領域抽出部と、
造影画像から、上記抽出基準と同種の抽出基準を用いて候補領域を抽出する候補領域抽出部とを備え、
上記領域確定部は、候補領域抽出部で抽出された候補領域のうち、基準領域抽出部で抽出された基準領域に位置的に対応する領域を、構成部位に属する領域として確定するものである」
という形態は好ましい。
一旦、造影画像から候補領域を抽出しておき、さらに、候補領域のうち、非造影画像から抽出された基準領域と位置的に対応する領域を抽出することによって、領域の抽出精度を向上させることができる。
また、本発明の領域確定装置において、上記領域確定部は、基準領域に位置的に対応する領域を、造影画像と非造影画像との位置ずれを考慮して確定するものであることが好適である。
造影画像と非造影画像との位置ずれが考慮されることによって、造影画像上の、非造影画像の基準領域に位置的に対応する領域を精度良く確定することができる。
また、本発明の領域確定装置において、
「造影画像から、所定の抽出基準を用いて候補領域を抽出する候補領域抽出部を備え、
上記領域確定部は、造影画像と非造影画像との差分画像を生成し、上記候補領域抽出部で抽出された領域のうち、構成部位に属する領域を、差分画像に基いて確定するものである」
という形態も好ましい。
造影画像では、骨領域と、非骨領域の一部が高い画像濃度を有しており、非造影画像では、骨領域が高い画像濃度を有している。これら造影画像と非造影画像との差分画像を用いることによって、骨等に属する領域を容易に確定することができる。
また、本発明の領域確定装置において、上記領域確定部は、造影画像と非造影画像との位置ずれを補正して前記差分画像を生成するものであることが好ましい。
造影画像と非造影画像との位置ずれが補正されてから差分画像が生成されることによって、造影画像上の領域を正確に確定することができる。
また、本発明の領域確定装置において、
「構成部位に属する領域として確定済の候補領域が満たしている抽出基準よりも緩い抽出基準を満たす新たな候補領域を抽出する新候補領域抽出部を備え、
上記領域確定部は、新領域抽出部によって抽出された新たな候補領域と、構成部位に属することが確定済の領域との隣接関係に基づいて、その新たな候補領域のうち構成部位に属する領域を確定するものである」
という形態は好ましい。
抽出条件を少しずつ緩めながら、新たな領域が抽出されることによって、造影画像中の所定の構成部位に属する領域を精度良く抽出することができる。
本発明によれば、被写体の画像から所定の構成部位に属する領域を精度良く抽出することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された医療診断システムの概略構成図である。
図1に示す医療診断システムは、被験者の体内を撮影して医用画像を生成する画像生成装置群10と、医用画像やカルテなどを保存する管理サーバ20と、医用画像を表示する診断装置30とで構成されており、画像生成装置群10と管理サーバ20、および管理サーバ20と診断装置30は、ネットワーク回線を介して接続されている。
この医療診断システムでは、初診の被験者に対して、各被験者を識別するための識別番号が割り当てられ、その識別番号と、被験者の氏名や年齢や病歴などが示されたカルテとが対応付けられて管理サーバ20に登録される。
画像生成装置群10には、被写体に放射線を照射し、被写体を透過してきた放射線を読み取ってデジタルの医用画像を生成するCR装置11や、放射線を使って被写体の断層画像を生成するCT装置12や、強磁場と電波とを使って被写体の断層画像を生成するMRI装置(図示しない)や、超音波のエコーを読み取って医用画像を生成する超音波装置(図示しない)などが含まれる。本実施形態では、画像生成装置群10において、造影剤を投与せずに被写体が撮影されて非造影画像が生成され、続いて、造影剤が投与された状態で被写体が撮影されて造影画像が生成される。画像生成装置群10で生成された造影画像と非造影画像のセットは、被写体である被験者を識別する識別番号とともに管理サーバ20に送られる。
管理サーバ20は、画像生成装置群10から造影画像と非造影画像と識別番号とが送られてくると、それら造影画像と非造影画像とのセットを識別番号と対応付けて記憶する。すなわち、管理サーバ20には、識別番号と、その識別番号が割り当てられた被験者のカルテと、被験者の造影画像および非造影画像とが対応付けられて登録される。
診断装置30は、外観構成上、本体装置31、その本体装置31からの指示に応じてモニタ32a上に画像を表示する画像表示装置32、本体装置31に、キー操作に応じた各種の情報を入力するキーボード33、および、モニタ32a上の任意の位置を指定することにより、その位置に表示された、例えばアイコン等に応じた指示を入力するマウス34を備えている。
ユーザが診断装置30のマウス34等を使って被験者の氏名や識別番号などを入力すると、その入力内容が管理サーバ20に伝えられる。管理サーバ20は、診断装置30から被験者の氏名および識別番号を取得し、それらと対応付けられた造影画像、非造影画像、およびカルテを診断装置30に向けて送る。診断装置30では、造影画像および非造影画像に画像処理が施されることによって、造影画像中の骨が除去された骨除去画像が生成され、造影画像や骨除去画像がモニタ32a上に表示される。診断装置30のモニタ32a上に表示された各種医用画像を確認することにより、ユーザは、被験者に外的なダメージを与えることなく、被験者の病状を診断することができる。
ユーザは、診断装置30のモニタ32aに表示された医用画像を見て被験者の病状を診断し、マウス34やキーボード33を使ってカルテを編集する。編集後のカルテは、管理サーバ20に送られ、管理サーバ20に記憶されているカルテが診断装置30から送られてきた新たなカルテに更新される。
図1に示す医療診断システムは、基本的には以上のように構成されている。
ここで、医療診断システムにおける本発明の一実施形態としての特徴は、診断装置30で実行される処理内容にある。以下、診断装置30について詳しく説明する。
図2は、診断装置30のハードウェア構成図である。
診断装置30の本体装置31の内部には、図2に示すように、各種プログラムを実行するCPU101、ハードディスク装置103に格納されたプログラムが読み出されCPU101での実行のために展開される主メモリ102、各種プログラムやデータ等が保存されたハードディスク装置103、FD(フレキシブルディスク)41が装填され、そのFD41をアクセスするFDドライブ104、CD−ROM42をアクセスするCD−ROMドライブ105、管理サーバ20から画像データ等を受け取り、管理サーバ20に各種指示データを送るI/Oインタフェース106が内蔵されており、これらの各種要素と、さらに図1にも示す画像表示装置32、キーボード33、マウス34は、バス107を介して相互に接続されている。
ここで、CD−ROM42には、診断装置30内に本発明の領域確定装置の一実施形態を構築するための画像表示プログラム200(図3参照)が記憶されている。
図3は、CD−ROM42を示す概念図である。
図3に示すように、CD−ROM42に記憶された画像表示プログラム200は、画像取得部210、第1抽出部220、第1分類部230、第2抽出部240、第2分類部250、除去画像生成部260、および画像表示部270で構成されている。
CD−ROM42は、診断装置30のCD−ROMドライブ105に装填され、CD−ROM42に記憶された画像表示プログラム200が診断装置30にアップロードされてハードディスク装置103に記憶される。そして、この画像表示プログラム200が起動されて実行されることにより、診断装置30内に本発明の領域確定装置の一実施形態としての機能を備えた医用画像表示装置300(図4参照)が構築される。
尚、上記では、画像表示プログラム200を記憶する記憶媒体としてCD−ROM42が例示されているが、画像表示プログラム200を記憶する記憶媒体はCD−ROMに限られるものではなく、それ以外の光ディスク、MO、FD、磁気テープなどの記憶媒体であってもよい。また、画像表示プログラム200は、記憶媒体を介さずに、I/Oインタフェース106を介して直接に診断装置30に供給されるものであってもよい。
画像表示プログラム200の各部の詳細については、医用画像表示装置300の各部の作用と一緒に説明する。
図4は、医用画像表示装置300の機能ブロック図である。
医用画像表示装置300は、画像取得部310と、第1抽出部320と、第1分類部330と、第2分類部350と、第2分類部350と、除去画像生成部360と、画像表示部370とを有しており、第1抽出部320には、非造影抽出部321、造影抽出部322、および位置ずれ補正部323が備えられている。
医用画像表示装置300を構成する、画像取得部310と、第1抽出部320と、第1分類部330と、第2抽出部340と、第2分類部350と、除去画像生成部360と、画像表示部370は、図3の画像表示プログラム200を構成する、画像取得部210、第1抽出部220、第1分類部230、第2抽出部240、第2分類部250、除去画像生成部260、および画像表示部270にそれぞれ対応する。
図4の各要素は、コンピュータのハードウェアとそのコンピュータで実行されるOSやアプリケーションプログラムとの組合せで構成されているのに対し、図3に示す画像表示プログラム200の各要素はそれらのうちのアプリケーションプログラムのみにより構成されている点が異なる。
図5は、図4に示す医用画像表示装置300において、管理サーバ20から造影画像および非造影画像を取得し、非造影画像を使って造影画像中の骨を抽出するまでの一連の処理の流れを示すフローチャート図である。
以下、図5のフローチャートに従って、図4に示す医用画像表示装置300の各要素の動作について説明することによって、図3に示す画像表示プログラム200の各要素も併せて説明する。
ユーザが図1に示すマウス34やキーボード33を使って、診断を行う被験者の氏名や識別番号を入力すると、その入力内容が図2のI/Oインタフェース106を介して管理サーバ20に伝えられる。管理サーバ20では、被験者の氏名や識別番号が取得されると、その被験者の造影画像、非造影画像、およびカルテが診断装置30に向けて送られる。
管理サーバ20から送られてきた造影画像と非造影画像は、図4に示す画像取得部310で取得される(図5のステップS1)。
図6は、管理サーバ20から送られてくる造影画像および非造影画像の一例を示す図である。
図1に示すCT装置12では、被写体Pを胸から足の付け根まで複数の切断位置X0〜Xnで切断したときの各断面が撮影される。本実施形態では、被写体に造影剤を投与していない状態、および被写体に造影剤を投与した状態それぞれで、CT装置12を使って同じ被写体Pが連続して2回撮影され、それら各撮影において、複数の切断位置それぞれにおける複数の断面画像が生成される。図6のパート(A)には、複数の切断位置のうちの1つの切断位置Xmにおける、造影剤を投じた状態の断面画像410(以下では、この断面画像410を造影画像410と称する)が示されており、図6のパート(B)には、切断位置Xmにおける、造影剤を投じていない状態の断面画像410´(以下では、この断面画像410´を非造影画像410´と称する)が示されている。実際には、画像取得部310において、複数の切断位置それぞれにおける複数の断面画像が取得されるが、以下では、それらを代表して、1つの切断位置Xmにおける造影画像410および非造影画像410´を使って説明する。
図6のパート(A)に示す造影画像410では、診断の対象である臓器や血管に加えて、骨も高画像濃度で表現されており、造影画像410中に病巣が存在していても、骨に隠れてしまって見えにくいという問題がある。
画像取得部310で取得された造影画像410および非造影画像410´は、第1抽出部320に伝えられ、造影画像410は、第2抽出部340および除去画像生成部360にも伝えられる。画像取得部310は、本発明にいう造影画像取得部の一例にあたるとともに、本発明にいう非造影画像取得部の一例にも相当する。
第1抽出部320に伝えられた造影画像410は、造影抽出部322で取得され、非造影画像410´は、非造影抽出部321で取得される。
造影抽出部322では、まず、画像取得部310から伝えられた造影画像410の画像濃度の分布に基いて、骨の抽出に利用される第1閾値および第2閾値が決定される。
図7は、造影画像410の画像濃度の分布を示すグラフである。
図7では、横軸に画像濃度値、縦軸に頻度が対応付けられている。図7のグラフにおいて、画像濃度値の最大値側から最小値側へとピークを探索して最初に現れる頻度ピークの終了位置における画像濃度値T1が第1閾値として決定され、2番目に現れる頻度ピークの開始位置における画像濃度値T2が第2閾値として決定される。最初に現れる頻度ピークの開始位置から終了位置までの間の範囲D1には、主に骨の領域が含まれており、最初のピークの終了位置から2番目に現れる頻度ピークの開始位置までの間の範囲D2には、主に血管の領域が含まれている。
続いて、造影抽出部322では、図6のパート(A)に示す造影画像410から第1閾値T1以上の画像濃度を有する各領域が検出されることにより、造影画像410中の、骨領域の候補と推定される各候補領域が抽出される。(図5のステップS2_1)。
図8は、造影抽出部322で抽出された各候補領域を示す図である。
図8に示す第1造影抽出画像421は、図6のパート(A)に示す造影画像410から抽出された複数の候補領域51,52,53,54,55,56,57,61,62で構成されている。造影剤が投与された状態で被写体が撮影された造影画像410では、骨に属する骨領域に加えて、血管や臓器などに属する一部の非骨領域の画像濃度も高いため、第1閾値T1以上の画像濃度を有する候補領域51,52,53,54,55,56,57,61,62には、骨領域と非骨領域とが混在していると推定される。造影抽出部322は、第1造影抽出画像421を位置ずれ補正部323に伝え、第1閾値T1を非造影抽出部321に伝え、第1閾値T1および第2閾値T2を第2抽出部340に伝える。造影抽出部322は、本発明にいう候補領域抽出部の一例に相当する。
非造影抽出部321では、図6のパート(B)に示す非造影画像410´から第1閾値T1以上の画像濃度を有する各領域が検出されることにより、非造影画像410´中の、骨抽出処理の基準となる基準領域が抽出される。
図9は、非造影抽出部321で抽出された各基準領域を示す図である。
図9に示す非造影抽出画像421´は、図6のパート(B)に示す非造影画像410´から抽出された複数の基準領域51´,52´,53´,54´,55´,56´,57´で構成されている。造影剤を投与しない状態で被写体が撮影された非造影画像410´では、被写体の骨に属する骨領域を除く非骨領域の画像濃度がかなり低く、第1閾値T1以上の画像濃度を有する基準領域51´,52´,53´,54´,55´,56´,57´は全て骨領域であると推定される。非造影抽出部321は、非造影抽出画像421´を位置ずれ補正部323に伝える。非造影抽出部321は、本発明にいう基準領域抽出部の一例に相当する。
位置ずれ補正部323は、造影抽出部322から伝えられた第1造影抽出画像421と、非造影抽出部321から伝えられた非造影抽出画像421´との位置ずれを補正する。本実施形態においては、まず、第1造影抽出画像421および非造影抽出画像421´それぞれから、最右点P1,Q1、最左点P2,Q2、および最下点P3,Q3が検出される。続いて、第1造影抽出画像421および非造影抽出画像421´から検出された各点の相対位置に基いて、第1造影抽出画像421と非造影抽出画像421´との距離、回転量、拡縮率などが算出され、それら各パラメータを使って、第1造影抽出画像421と非造影抽出画像421´との位置ずれが補正される。尚、画像間の位置ずれを補正する技術については、複数の画像間の位置ずれを補正する画像マッチング処理や、ICP(Iterative Closest Point)といった技術が従来から広く知られているため、本明細書では、詳細な説明を省略する。位置ずれが補正された第1造影抽出画像421および非造影抽出画像421´は、第1分類部330に伝えられる。
第1分類部330は、非造影抽出画像421´に基いて、第1造影抽出画像421中の各候補領域51,52,53,54,55,56,57,61,62を、骨に属する骨領域と、骨以外の非骨領域とに分類する(図5のステップS3)。本実施形態では、まず、第1造影抽出画像421上に非造影抽出画像422がマッピングされ、第1造影抽出画像421中の各候補領域51,52,53,54,55,56,57,61,62のうち、非造影抽出画像421´中の各基準領域51´,52´,53´,54´,55´,56´,57´と80%以上重なる領域が骨領域に分類され、それ以外の領域が非骨領域に分類される。
図10は、非造影抽出画像421´がマッピングされた第1造影抽出画像421の一例を示す図である。
図10に示す例では、第1造影抽出画像421中の各候補領域51,52,53,54,55,56,57,61,62のうち、図8において白抜きで表現されていた領域51,52,53,54,55,56,57は、非造影抽出画像421´中の各基準領域51´,52´,53´,54´,55´,56´,57´と80%以上重なっており、骨領域に分類される。また、第1造影抽出画像421中の各候補領域51,52,53,54,55,56,57,61,62のうち、図8において点線で表現されていた領域61,62は、非造影抽出画像421´と重なっておらず、非骨領域に分類される。
このように、非造影画像を利用することによって、造影画像中の骨領域を容易に抽出することができる。本実施形態では、造影画像410中の骨領域をさらに精密に抽出するために、造影画像410中の、すでに分類済みの骨領域51,52,53,54,55,56,57、および非骨領域61,62を除く領域からも骨領域の抽出が行われる。第1分類部330における分類結果は、第2分類部350に伝えられる。
第2抽出部340では、図6のパート(A)に示す造影画像410から、第1抽出部320で利用された第1閾値よりも低い第2閾値を用いて、その第2閾値以上の画像濃度を有する各領域が抽出される(図5のステップS2_2)。第2抽出部340は、本発明にいう新候補領域抽出部の一例に相当する。
図11は、第2抽出部340で抽出された各領域を示す図である。
図11に示す第2造影抽出画像422には、図8に示す第1造影抽出画像421にも含まれる骨領域51,52,53,54,55,56,57、および非骨領域61,62に加えて、それら各領域それぞれを取り囲む候補領域71,72,75,76,77が含まれている。この時点では、新たに抽出された候補領域71,72,75,76,77のうちの中央の候補領域72は、すでに分類済みの骨領域52,53,54、および非骨領域61,62を包括して取り囲んでいる。第2抽出部340は、第2造影抽出画像422を第2分類部350に伝える。
第2分類部350は、新たに抽出された候補領域71,72,75,76を骨領域と非骨領域とに分類する。
まず、第2造影抽出画像422中の、分類済みの骨領域51,52,53,54,55,56,57、および非骨領域61,62を所定サイズだけ拡張する(図5のステップS4_2)。拡張サイズは、例えば、造影画像410の大きさが512ピクセル×512ピクセルの場合、2〜4ピクセル程度が好ましい。
図12は、分類済みの領域が拡張された第2造影抽出画像422を示す図である。
図12に示す第2造影抽出画像422では、図11に示す非骨領域61,62それぞれが拡張することによって1つの非骨領域60として合体され、新たに抽出された候補領域71,72,75,76,77のうち、骨領域55,56を取り囲んでいた候補領域75,76は、拡張した骨領域55,56に吸収され、骨領域52,53,54、および非骨領域61,62を包括して取り囲んでいた候補領域72は、拡張した骨領域52,53,54、および合体した非骨領域60によって一部が吸収されている。
第2分類部350は、図12に示す第2造影抽出画像422において、吸収されずに残っている候補領域71,72,77それぞれについて、すでに分類済みの骨領域51,52,53,54,55,56,57、および非骨領域60のうち、最も多く接している最接領域を判定し(図5のステップS5_2)、それら各候補領域71,72,77の分類を、判定された最接領域が属する分類と同じ分類に決定する。この例では、左上の候補領域71は、左上の骨領域51と最も多く接しているため、骨領域であると決定され、左下の候補領域72は、中央の非骨領域60と最も多く接しているため、非骨領域であると決定され、右上の候補領域75は、右上の骨領域55と最も多く接しているため、骨領域であると決定される。
尚、図2に示すハードディスク装置103には、人体の体表から骨までの平均的な距離が記憶されており、第2分類部350は、骨領域および非骨領域とほぼ同じ面積で接している候補領域がある場合には、その候補領域の体表からの距離が、ハードディスク装置103に記憶された距離と所定程度近い場合には、その候補領域を骨領域と決定する。
図13は、候補領域が分類された第2造影抽出画像422を示す図である。
図11に示す新たに抽出された候補領域71,72,75,76,77が分類されることによって、図13に示すように、第2造影抽出画像422は、新たな骨領域51,52,53,54,55,56,57と非骨領域60とに分類されている。本実施形態では、造影画像410から厳しい抽出条件(第1閾値T1)を満たす各領域が抽出されて、それら各領域が非造影画像410´に基いて骨領域と非骨領域とに分類され、さらに、緩い抽出条件(第2閾値T2)を満たす各領域が抽出されて、新たに抽出された領域がすでに分類されている領域との接触関係に基いて分類される。したがって、第1閾値T1よりも画像濃度が低い骨領域があっても、その骨領域を精度良く分類することができる。
さらに、第2抽出部340は、図6のパート(A)に示す造影画像410から、第2閾値T2よりもさらに低い第3閾値を用いて、その第3閾値以上の画像濃度を有する新たな候補領域を抽出し(図5のステップS2_2)、第2分類部350は、第2抽出部340で新たに抽出された各候補領域を骨領域と非骨領域とに分類する(図5のステップS4_3,S5_3)。
さらにその後、抽出条件である閾値を下げて新たな候補領域を抽出して(図5のステップS2_n)新たな候補領域を骨領域と非骨領域とに分類する(図5のステップS4_n,S5_n)一連の処理が所定回数(例えば、5回)繰り返される。候補領域の抽出と、抽出された候補領域の分類とがこのように複数回繰り返されることによって、候補領域を少しずつ抽出し、本来骨に所属すべき領域のみを骨領域に分類していくことができるので、骨の抽出精度が向上する。第1分類部330と第2分類部350とを合わせたものは、本発明にいう領域確定部の一例に相当する。
以上のようにして、造影画像410中の骨が抽出される。骨の抽出結果は、除去画像生成部360に伝えられる。
除去画像生成部360は、図6のパート(A)に示す造影画像410から、第2分類部350から伝えられた骨領域を除去して骨除去画像を生成する。生成された骨除去画像は、画像表示部370に伝えられ、モニタ32a上に表示される。
図14は、抽出された骨の画像部分423を示す図であり、図15は、モニタ32a上に表示された断面画像表示画面500を示す図である。
図15に示す断面画像表示画面500には、骨除去画像510に加えて、被験者の氏名、切断位置「Xm」、撮影日なども表示されている。この骨除去画像510は、図6のパート(A)に示す造影画像410から図14に示す骨の画像部分423が除去された画像であり、ユーザは、骨除去画像510を確認することによって、病巣の大きさや位置などを正確に認識することができる。
以上で、本発明の第1実施形態の説明を終了し、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態は、第1実施形態とほぼ同じ構成を有しているため、同じ要素には同じ符合を付して説明を省略し、それらの相違点についてのみ説明する。
図16は、本発明の第2実施形態である医用画像表示装置301の機能ブロック図である。
本実施形態の医用画像表示装置301は、図4に示す第1実施形態の医用画像表示装置300とほぼ同様の構成を有しているが、本実施形態の医用画像表示装置301では、第1抽出部320が位置ずれ補正部323と差分画像生成部324とで構成されている。
画像取得部310において、図6に示す造影画像410および非造影画像410´が取得されると、第1抽出部320の位置ずれ補正部323では、それら造影画像410および非造影画像410´の位置ずれが補正される。位置ずれ補正後の造影画像410および非造影画像410´は、差分画像生成部324に伝えられる。
差分画像生成部324では、造影画像410と非造影画像410´との差分画像が生成される。生成された差分画像は、第1分類部330に伝えられる。
第1分類部330では、差分画像生成部324から伝えられた差分画像を使って、造影画像410から骨領域を抽出する。図6のパート(A)に示す造影画像410では、骨に属する骨領域と、臓器や血管などに属する一部の非骨領域の画像濃度が高く、図6のパート(B)に示す非造影画像410´では、骨領域の画像濃度が高い。第1分類部330は、差分画像生成部324で生成される差分画像のうち、差分値が小さい領域を骨領域として分類し、差分値が大きい領域を非骨領域として分類する。第1分類部330における分類結果は、第2分類部350に伝えられる。
第2抽出部340では、第1実施形態と同様にして、画像取得部310から伝えられた医用画像中の、予め決められている所定の閾値よりも画像濃度が高い各候補領域が抽出され、第2分類部350において、新たに抽出された各候補領域と、すでに分類済みの骨領域および非骨領域との接触度合いに基づいて、それら各候補領域が分類される。
このように、造影画像と非造影画像との差分画像を利用することによって、造影画像中の骨領域を容易に確定することができる。
尚、上記では、本発明にいう抽出基準の一例に相当する第1閾値および第2閾値を画像濃度分布に基いて決定したが、本発明にいう基準領域抽出部、候補領域抽出部、および新候補領域抽出部は、予め設定された抽出条件を利用して領域を抽出するものであってもよい。また、造影画像では、骨と造影血液との双方が高い画像濃度を有しているが、骨と造影血液との間には画像濃度が低い血管壁が存在している。上記第1閾値T1として、画像中の骨および造影血液は抽出され、造影血液以外の血管壁や臓器や病巣は抽出されない値(CT値で280〜320程度)を適用し、まずは、骨と造影血液とを抽出して、それらを核として血管壁に達するまで骨領域および非骨領域を広げていくことが好ましい。
また、上記では、医用画像から骨を抽出する例について説明したが、本発明の領域確定装置は、医用画像から骨以外の構成部位に属する領域を確定するものであってもよく、医用画像以外の被写体の画像に対して適用されたものであってもよい。
本発明の一実施形態が適用された医療診断システムの概略構成図である。 診断装置のハードウェア構成図である。 CD−ROMを示す概念図である。 本発明の第1実施形態である医用画像表示装置の機能ブロック図である。 管理サーバから医用画像を取得し、その取得した医用画像中の骨を抽出するまでの一連の処理の流れを示すフローチャート図である。 管理サーバから送られてくる造影画像および非造影画像の一例を示す図である。 造影画像の画像濃度の分布を示すグラフである。 造影抽出部で抽出された各候補領域を示す図である。 非造影抽出部で抽出された各基準領域を示す図である。 非造影抽出画像がマッピングされた第1造影抽出画像の一例を示す図である。 第2抽出部で抽出された各領域を示す図である。 分類済みの領域が拡張された第2造影抽出画像を示す図である。 候補領域が分類された第2造影抽出画像を示す図である。 抽出された骨の画像部分を示す図である。 モニタ上に表示された断面画像表示画面を示す図である。 本発明の第2実施形態である医用画像表示装置の機能ブロック図である。
符号の説明
10 画像生成装置群
11 CR装置
12 CT装置
20 管理サーバ
30 診断装置
31 本体装置
32 画像表示装置
33 キーボード
34 マウス
101 CPU
102 主メモリ
103 ハードディスク装置
104 FDドライブ
105 CD−ROMドライブ
106 I/Oインタフェース
200 画像表示プログラム
210 画像取得部
220 第1抽出部
230 第1分類部
240 第2抽出部
250 第2分類部
260 除去画像生成部
270 画像表示部
300,301 医用画像表示装置
310 画像取得部
320 第1抽出部
330 第1分類部
340 第2抽出部
350 第2分類部
360 除去画像生成部
370 画像表示部

Claims (8)

  1. 造影剤が投じられた状態で被写体が写った造影画像を取得する造影画像取得部と、
    造影剤が投じられていない状態で前記被写体が写った非造影画像を取得する非造影画像取得部と、
    少なくとも前記非造影画像に基いて、前記造影画像上の領域のうち、前記被写体を構成する所定の構成部位に属する領域を確定する領域確定部とを備えたことを特徴とする領域確定装置。
  2. 前記領域確定部が、前記造影画像上の領域のうち、前記被写体の骨に属する領域を確定するものであることを特徴とする請求項1記載の領域確定装置。
  3. 前記非造影画像から、所定の抽出基準を用いて、前記構成部位に属する基準領域を抽出する基準領域抽出部を備え、
    前記領域確定部は、前記造影画像上の領域のうち、前記基準領域抽出部で抽出された基準領域に位置的に対応する領域を、前記構成部位に属する領域として確定するものであることを特徴とする請求項1記載の領域確定装置。
  4. 前記非造影画像から、所定の抽出基準を用いて、前記構成部位に属する基準領域を抽出する基準領域抽出部と、
    前記造影画像から、前記抽出基準と同種の抽出基準を用いて候補領域を抽出する候補領域抽出部とを備え、
    前記領域確定部は、前記候補領域抽出部で抽出された候補領域のうち、前記基準領域抽出部で抽出された基準領域に位置的に対応する領域を、前記構成部位に属する領域として確定するものであることを特徴とする請求項1記載の領域確定装置。
  5. 前記領域確定部は、前記基準領域に位置的に対応する領域を、前記造影画像と前記非造影画像との位置ずれを考慮して確定するものであることを特徴とする請求項1記載の領域確定装置。
  6. 前記造影画像から、所定の抽出基準を用いて候補領域を抽出する候補領域抽出部を備え、
    前記領域確定部は、前記造影画像と前記非造影画像との差分画像を生成し、前記候補領域抽出部で抽出された領域のうち、前記構成部位に属する領域を、該差分画像に基いて確定するものであることを特徴とする請求項1記載の領域確定装置。
  7. 前記領域確定部は、前記造影画像と前記非造影画像との位置ずれを補正して前記差分画像を生成するものであることを特徴とする請求項6記載の領域確定装置。
  8. 前記構成部位に属する領域として確定済の候補領域が満たしている抽出基準よりも緩い抽出基準を満たす新たな候補領域を抽出する新候補領域抽出部を備え、
    前記領域確定部は、前記新領域抽出部によって抽出された新たな候補領域と、前記構成部位に属することが確定済の領域との隣接関係に基づいて、その新たな候補領域のうち前記構成部位に属する領域を確定するものであることを特徴とする請求項4記載の領域確定装置。
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