JP2008040607A

JP2008040607A - 人物紹介サーバ、人物紹介システム、その方法およびプログラム

Info

Publication number: JP2008040607A
Application number: JP2006211152A
Authority: JP
Inventors: Daisuke Kurane; 大介倉根
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2006-08-02
Filing date: 2006-08-02
Publication date: 2008-02-21

Abstract

【課題】募集側ユーザに対してイメージのズレが少ない人物だけを選別して紹介すること、また、これにより、応募側ユーザに不要な募集側ユーザの紹介を回避すること。
【解決手段】予め定められた複数の顔画像をタイプ名と共に保存している人物紹介サーバ１０は、募集側ユーザ端末３０から募集者の希望する顔画像のタイプ名を取得し、応募側ユーザ端末２０から送信された応募者の顔画像と予め定められた複数の顔画像とを比較し、類似度が高い場合に応募者の顔画像を募集側ユーザ端末３０に送信する。
【選択図】図１

Description

本発明は、応募側ユーザから送付された画像を、予め決められた基準に基づき分類を行い、ニーズのある募集側ユーザに確認し、双方にフィードバックを行うための技術に関する。

既存の人物紹介サービス（例えば、結婚相手の紹介サービス）では、募集側ユーザは年齢や職業、年収といった募集条件を指定し、応募側のユーザは募集条件に対応する自身の情報を、サービスの運用システムに送信して、システムで応募側の情報と、募集側の募集条件のマッチングを行っている。

ここで、通信ネットワーク上の端末を通じて男女会員双方からマッチングの希望があったとき、管理サーバが、男女会員の個人データを記録したデータベースを参照して、予め用意された相性診断プログラムに従って、男女会員双方のデータのマッチングを行いこのデータマッチングの結果、男女会員双方の希望条件が一定の基準を満たしている場合に、電子メールにより男女会員双方の匿名プロフィールによる同時紹介を行うことで、遠隔地にいる男女会員どうしのマッチングを、通信ネットワーク上で管理サーバの管理下で自宅や外出先の端末を利用して実施することができる技術が提案されている（例えば、特許文献１参照）。
特開２００２−０１５０５２号公報

しかしながら、このような既存のサービスにおいては、相手の経歴や人物像については、あくまでも文字情報でしか確認できない。このため、容姿については、例えば、「自分は＊＊に似ている、＊＊のようなタイプ」といった文字情報か、もしくは予めシステムで準備されたイラスト等を選択する程度しか相手に伝えることができず、相手から見て客観性に欠けるという問題がある。

本発明は、以上説明した問題点を解決するためになされたものである。その目的は、募集側ユーザに対してイメージのズレが少ない人物だけを選別して紹介すること、また、これにより、応募側ユーザに不要な募集側ユーザの紹介を回避することである。

上記課題を解決するために、本発明は、予め定められた複数の顔画像をタイプ名と共に保存している人物紹介サーバであって、
募集側ユーザ端末から募集者の希望する顔画像のタイプ名を取得し、
応募側ユーザ端末から送信された応募者の顔画像と前記予め定められた複数の顔画像とを比較し、類似度が高い場合に応募者の顔画像を前記募集側ユーザ端末に送信する人物紹介サーバを提供する。

また、本発明は、応募者の顔画像を送信する応募側ユーザ端末と、予め定められた複数の顔画像をタイプ名と共に保存している人物紹介サーバと、募集者の希望する顔画像のタイプ名を前記人物紹介サーバに送信する募集側ユーザ端末とを備える人物紹介システムであって、
前記人物紹介サーバは、前記応募側ユーザ端末から送信された応募者の顔画像と予め定められた複数の顔画像とを比較し、類似度が高い場合に応募者の顔画像を前記募集側ユーザ端末に送信する人物紹介システムを提供する。

また、本発明は、応募者の顔画像を送信する応募側ユーザ端末と、予め定められた複数の顔画像をタイプ名と共に保存している人物紹介サーバと、募集者の希望する顔画像のタイプ名を前記人物紹介サーバに送信する募集側ユーザ端末とを利用した人物紹介方法であって、
前記人物紹介サーバは、前記応募側ユーザ端末から送信された応募者の顔画像と予め定められた複数の顔画像とを比較し、類似度が高い場合に応募者の顔画像を前記募集側ユーザ端末に送信する人物紹介方法を提供する。

本発明によれば、募集側ユーザに対してイメージのズレが少ない人物だけを選別して紹介すること、また、これにより、応募側ユーザに不要な募集側ユーザの紹介を回避することができる。

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には、同一の符号が付されている。

図１において、本実施の形態における人物紹介システムは、人物のマッチングを行う人物紹介サーバ１０と、応募者側のユーザが利用する応募側ユーザ端末２０と、募集者側のユーザが利用する募集側ユーザ端末３０とから構成される。

応募側ユーザ端末２０及び募集側ユーザ端末３０は、ともに、インターネットに接続可能なパーソナルコンピュータや携帯電話機などの情報処理装置でよい。なお、ネットワークはインターネットに限定されなく任意のネットワークでよい。

人物紹介サーバ１０は、インターネットへの接続処理を行う通信部１１と、各種情報処理を行う情報処理部１２と、募集側ユーザ端末３０から受信した募集条件及び募集者情報を格納する募集条件記憶部１３と、応募側ユーザ端末２０から送信された応募者の画像から人物タイプを判定する人物タイプ画像判定部１４と、人物タイプの判定に用いる画像（タイプデータ）を格納するタイプデータ記憶部１５とを有する。

図２に、タイプデータ記憶部１５に格納されるタイプデータの一例を示す。ここでは、人物の容姿を示すタイプデータとして、顔画像を用いる。このため、タイプデータ１００は、複数の顔画像データと、それぞれの顔画像の識別情報であるタイプ名とから構成される。顔画像データは、認識精度を考慮して、正面を向いた画像であるとよい。なお、図では顔画像データはイラストになっているが、実際は人物の写真を用いる。なお、タイプデータは、顔画像以外に、例えば、上半身の画像や、全身画像を用いても良い。

図３に、募集条件記憶部１３に格納される募集条件１０１及び募集者情報１０２の一例を示す。募集条件と募集者情報は、一意のＩＤで関連付けられている。募集条件とは募集者ユーザが希望する人物を示す情報であり、希望タイプ（希望するタイプデータのタイプ名）の他、年齢や職業、年収や居住地といった種々の条件で構成されている。また、募集者情報とは募集者ユーザ自身の情報を示し、氏名、生年月日、職業等の情報で構成される。募集者ユーザの顔画像を含むようにしてもよい。

次に、図４及び図５を用いて、本実施の形態の動作を説明する。以下、説明の前提として、人物紹介サーバ１０の情報処理部１２はＷｅｂサーバ機能を有しており、応募側ユーザ端末２０及び募集側ユーザ端末３０と、通信部１１を経由してＨＴＴＰにより通信を行い、各種情報の送受信を行い、また、人物紹介サーバ１０は予め応募側ユーザ及び募集側ユーザに通常のＷｅｂサービスと同様に利用登録を要求し、応募側ユーザ及び募集側ユーザをＩＤで管理しているものとする。この利用登録時には、後述するユーザへのフィードバック処理（ステップＳ２６及びＳ３０）の送信に用いる情報（応募側ユーザまたは募集側ユーザの住所や、ユーザ端末のメールアドレス等）も登録する。

図４は、募集側ユーザが、人物紹介サーバ１０に募集条件と募集者情報を登録するまでの処理を示すフローチャートである。

まず、募集側ユーザ端末３０で人物紹介サーバ１０にアクセスし、利用認証を行う（ステップＳ１０、Ｓ１１）。

続いて、人物紹介サーバ１０は募集条件と募集者情報の登録フォームを募集側ユーザ端末３０に送信する（ステップＳ１２）。

募集側ユーザ端末３０は、登録フォームに従って募集条件と募集者情報を入力し、人物紹介サーバ１０に送信する（ステップＳ１３、Ｓ１４）。

人物紹介サーバ１０は、受信した募集条件と募集者情報を、募集条件記憶部１３に、ユーザＩＤとともに保存する（ステップＳ１５）。

続いて、人物紹介サーバ１０は、タイプデータ記憶部１５からタイプデータ１００を読み出し、募集側ユーザ端末３０に送信する（ステップＳ１６）。

募集側ユーザ端末３０はタイプデータ１００を受信し、募集側ユーザがタイプデータを参照して、希望のタイプを選択する（ステップＳ１７、Ｓ１８）。

人物紹介サーバ１０は、選択されたタイプ名を募集条件１０１に登録する（ステップＳ１９）。以上で、募集側ユーザの募集条件と募集者情報の登録が完了する。

図５は、応募側ユーザが人物紹介サーバ１０に応募者情報を送信し、人物紹介サーバ１０が人物のマッチング処理を行う処理を示すフローチャートである。

フローでは省略したが、始めに、募集側ユーザは自身の顔写真を応募側ユーザ端末１０に保存する。例えば、応募側ユーザ端末１０がカメラ付き携帯電話の場合は、自分を撮影して保存する。また、応募側ユーザ端末１０がパーソナルコンピュータの場合は、別途デジタルカメラ等で撮影した画像をコンピュータに転送して保存しておく。このとき、顔写真は正面を向いており、なるべく首から上で途切れが無い様にする。また、後述する人物紹介サーバ１０での人物タイプ画像判定処理に適した所定の画素サイズであるとよい。

応募側ユーザ端末２０と人物紹介サーバ１０との間では、上述した募集側ユーザ端末３０の場合と同様にして利用認証を行い、人物紹介サーバ１０から応募側ユーザ端末２０に応募者情報及び応募者顔画像の登録フォームを送信する。なお、応募者情報の項目は、募集者情報１０２と同様の項目で構成される。応募側ユーザ端末２０では応募者情報を入力し、また端末内に保存してある顔画像のファイル名を指定して、人物紹介サーバ１０に送信（アップロード）する（ステップＳ２０）。

人物紹介サーバ１０は、応募側ユーザ端末２０から応募者情報と顔画像を受信すると（ステップＳ２１）、人物タイプ画像判定部１４によって、受信した顔画像が、タイプデータ記憶部１５に格納されたタイプデータ１００のうちどのタイプに属するかのタイプ判定を行う（ステップＳ２２）。このタイプ判定には、既知の顔認識技術と類似画像検索技術を用いる。即ち、顔認識技術により、顔の特徴点（目や鼻、口の位置、顔の幅等）を検出し、タイプデータ１００の各タイプと比較を行う。この場合比較結果が「完全一致」となることは（タイプデータに登録されている本人以外は）ないが、特徴点の判別差分にマージンを持たせ、所定のマージン内に収まったものを類似画像判別にかけて、類似度を判定する。

応募者ユーザの顔画像がタイプデータ１００のいずれかのタイプに該当すると判定された場合は、募集条件記憶部１３に保存されている複数の応募者ユーザの募集条件から希望タイプが一致する募集条件を検索する（ステップＳ２４）。このとき、従来と同様に、適宜募集条件と、応募者情報との該当性も判定しても良い。そして、希望タイプ及び／または募集条件の条件が該当する募集側ユーザに対して、応募者情報及び応募者顔画像を送信する（ステップＳ２６）。

次に、募集側ユーザ端末３０は応募者情報及び応募者顔画像を受信すると、自身の募集者情報の送信可否を指定する（ステップＳ２７、Ｓ２８）。これは、人物紹介サーバ１０が、ユーザが登録した募集者情報の（氏名や生年月日等の）項目毎に、送信の可否を指定できるＷｅｂページを、募集側ユーザ端末３０に送信することにより行う。

人物紹介サーバ１０は、募集側ユーザ端末３０から可と指定された募集者情報を、応募側ユーザ端末２０に送信し（ステップＳ３０）、応募側ユーザ端末２０は、人物紹介サーバ１０から募集者情報を受信する（ステップＳ３１）。

なお、ステップＳ２３、Ｓ２５、Ｓ２９の条件分岐においてＮｏの場合、人物紹介サーバ１０は、応募側ユーザ端末２０に「該当する募集者なし」の通知を行う。

以上説明した本実施の形態によれば、募集側ユーザは自己の希望する応募側ユーザの情報をフィードバックしてもらうことができ、応募側ユーザは自己を希望している募集側ユーザの情報をフィードバックしてもらうことができる。この際、人物紹介サーバ１０において応募側ユーザの顔画像と、募集側ユーザが希望するタイプの顔画像とを比較判定するため、募集側ユーザに対してイメージのズレが少ない人物だけを選別して紹介することができる。また、これにより、応募側ユーザにおいても、不要な募集側ユーザの紹介を防止することができる。

なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、音声認識装置１、キーワード抽出装置２、知識ベース検索装置３およびキーワード管理装置４の機能を実現するためのプログラムを各装置に読込ませて実行することにより各装置の機能を実現する処理を行ってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるＣＤ−ＲＯＭまたは光磁気ディスクなどを介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線などを介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。

上述する各実施の形態は、音声認識装置１、キーワード抽出装置２、知識ベース検索装置３およびキーワード管理装置４が１つのコンピュータシステムとして実現されている構成について説明したが、各装置が別個に接続されている構成や機能毎に複数の装置などが追加された構成にも適用可能であることはもちろんである。

また、上述する各実施の形態は、主に結婚相手の紹介のためのシステムであるが、募集者情報を変更することにより、その他の目的にも使用することができる。例えば、募集者情報を劇団や企業の情報として、タレントの写真選考や、コンパニオンの人材募集等にも適用可能である。

本発明の実施の形態における人物紹介システムの構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態におけるタイプデータ記憶部に格納されるタイプデータの一例を示す図である。本発明の実施の形態における募集条件記憶部に格納される募集条件及び募集者情報の一例を示す図である。本発明の実施の形態における募集側ユーザが、人物紹介サーバに募集条件と募集者情報を登録するまでの処理を示すフローチャートである。本発明の実施の形態における応募側ユーザが人物紹介サーバに応募者情報を送信し、人物紹介サーバが人物のマッチング処理を行う動作を示すフローチャートである。

符号の説明

１０人物紹介サーバ
１１通信部
１２情報処理部
１３募集条件記憶部
１４人物タイプ画像判定部
１５タイプデータ記憶部
２０応募側ユーザ端末
３０募集側ユーザ端末

Claims

予め定められた複数の顔画像をタイプ名と共に保存している人物紹介サーバであって、
募集側ユーザ端末から募集者の希望する顔画像のタイプ名を取得し、
応募側ユーザ端末から送信された応募者の顔画像と前記予め定められた複数の顔画像とを比較し、類似度が高い場合に応募者の顔画像を前記募集側ユーザ端末に送信することを特徴とする人物紹介サーバ。
前記募集側ユーザ端末から募集者の希望する人物の前記タイプ名以外の募集条件を取得し、
前記応募側ユーザ端末から前記募集条件に対応する応募者情報を前記顔画像と共に取得し、
顔画像の比較において類似度が高い場合に募集条件と応募者情報との該当度を判定し、該当度が所定以上の場合に前記募集側ユーザ端末に応募者情報を送信することを特徴とする請求項１記載の人物紹介サーバ。
前記募集条件は少なくとも顔画像のタイプ名を含み、その他年齢、職業、年収、居住地のいずれかのうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項２記載の人物紹介サーバ。
応募者の顔画像を送信する応募側ユーザ端末と、予め定められた複数の顔画像をタイプ名と共に保存している人物紹介サーバと、募集者の希望する顔画像のタイプ名を前記人物紹介サーバに送信する募集側ユーザ端末とを備える人物紹介システムであって、
前記人物紹介サーバは、前記応募側ユーザ端末から送信された応募者の顔画像と予め定められた複数の顔画像とを比較し、類似度が高い場合に応募者の顔画像を前記募集側ユーザ端末に送信することを特徴とする人物紹介システム。
前記募集側ユーザ端末は募集者の希望する人物の前記タイプ名以外の募集条件を前記人物紹介サーバに登録し、
前記応募側ユーザ端末は前記募集条件に対応する応募者情報を前記顔画像と共に送信し、
前記人物紹介サーバは顔画像の比較において類似度が高い場合に募集条件と応募者情報との該当度を判定し、該当度が所定以上の場合に前記募集側ユーザ端末に応募者情報を送信することを特徴とする請求項４記載の人物紹介システム。
前記募集条件は少なくとも顔画像のタイプ名を含み、その他年齢、職業、年収、居住地のいずれかのうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項５記載の人物紹介システム。
応募者の顔画像を送信する応募側ユーザ端末と、予め定められた複数の顔画像をタイプ名と共に保存している人物紹介サーバと、募集者の希望する顔画像のタイプ名を前記人物紹介サーバに送信する募集側ユーザ端末とを利用した人物紹介方法であって、
前記人物紹介サーバは、前記応募側ユーザ端末から送信された応募者の顔画像と予め定められた複数の顔画像とを比較し、類似度が高い場合に応募者の顔画像を前記募集側ユーザ端末に送信することを特徴とする人物紹介方法。
前記募集側ユーザ端末は募集者の希望する人物の前記タイプ名以外の募集条件を前記人物紹介サーバに登録し、
前記応募側ユーザ端末は前記募集条件に対応する応募者情報を前記顔画像と共に送信し、
前記人物紹介サーバは顔画像の比較において類似度が高い場合に募集条件と応募者情報との該当度を判定し、該当度が所定以上の場合に前記募集側ユーザ端末に応募者情報を送信することを特徴とする請求項７記載の人物紹介方法。
前記募集条件は少なくとも顔画像のタイプ名を含み、その他年齢、職業、年収、居住地のいずれかのうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項８記載の人物紹介方法。
コンピュータに請求項１から３のいずれか１項に記載の機能を実現させることを特徴とするプログラム。